www.vaisala.co.jp Ref. M210746JA-C
GMW115 変換器の取り付け
ネジを使ってバックプレートを壁に取り付けます。バックプレート
は図 2 に示す向きになるようにします。
GMW115 カバーの開閉
0601-006
図 3 GMW115 カバーを開く
0601-007
図 4 GMW115 のカバーを閉める
シリアル通信インターフェース
モジュールは RS232 または RS485 通信をサポートしています。RS232
は出荷デフォルトとして設定されています。RS485 インターフェースはシ
リアルコマンドで選択します。通信設定は両インターフェース共に 9600、
N、8、1 です。
RS485 インターフェース
このインターフェースは非絶縁 2 線インターフェースでバス終端はあり
ません。終端が必要な場合は、RC 終端(1 nF キャパシター付きの
100 Ω 抵抗器)をバスの両端に使います。RS485 インターフェースを起
動するには下記のコマンドリストをご覧ください。
RS232 インターフェース
作動パラメーターを設定するには RS-232 インターフェースを使います。
PC とモジュール間の接続ケーブル(メンテナンス用の COM アダプタ
ー)はヴァイサラからお求めいただけます(注文コード:19040GM)
シリアルコマンド
シリアルコマンドは RS232 および RS485 インターフェースで共通です。
<cr> は ENTER を押すことを示します。
CO
2
測定(ppm)用ポーリングコマンド:
SEND <cr>
RUN(連続出力)モード用のインターバル設定:
INTV X Y<cr>
X = 0 (default) ... 255
Y = S/MIN/H
連続モード印刷の開始:
R<cr>
連続モード印刷の停止:
S<cr>
パラメーターをメモリーに保存:
SAVE<cr>
RS485 インターフェースのオン/オフ:
RS485 X<cr>
X = ON/OFF
作動モードの変更:
SMODE X<cr>
X = STOP (default) / RUN / POLL
機器アドレスの入力:
ADDR X<cr>
X = 0 (default) ... 99
ポーリングラインを開く:
OPEN addr<cr>
addr = 0 (default) ... 99
ポーリングラインを閉じる:
CLOSE<cr>
サービス、校正、調整
各製品は製品寿命の最後までメンテナンスなしで作動するように設計さ
れています。変換器は出荷前に工場で校正されます。修理および校正
はヴァイサラサービスセンターでお受けします:
技術情報
特性 内容/値
性能
測定範囲
0 ... 2000 ppm CO
2
精度(再現性、非直線性、校
正不確かさを含む)
±(2.5 % 測定範囲 + 3 % 指示
値)
長期安定性 < ±100 ppm CO
2
/ 2 年
応答時間 1 分
温度依存性(公称値) -0.35 % 指示値 / °C
気圧依存性(公称値) + 0.15 % 指示値 / hPa
ウォームアップタイム 1 分
10 分(フルスペック)
使用環境
使用温度環境
-5 … +45°C
使用湿度環境
0 ... 85 %RH
使用気圧環境
700 hPa ... 1200 hPa
入出力
供給電力
24 V (±20 %) DC
消費電力
< 2 W
出力
アナログ
0 ... 10 V, 4 ... 20 mA
シリアル RS-485, 2 線, 無絶縁
推奨外部負荷
電流出力
< 500 Ω
電圧出力
> 1 kΩ
EMS EN61326-1:1997 +
Am1:1998、工業用途に適合
材質
質量
GMM112: 34 g
GMW115: 105 g
保証
ヴァイサラは本製品の材質および仕上がりについて、出荷
日から 1 年間の通常使用条件下での保証を提供します。
異常な使用条件、不注意操作および誤用に起因する故障
は保証の対象外です。
1.ネジ回しの先端等を使って押しながら、カバ
ーを持ち上げて開きます。
2. スタッドを穴に合わせます。
3. カバーを押し下げて閉じます。
4. カバーのスナップを閉めます。