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日本語
各スピーカーの背面には、バイ・ワイヤリングが可能な2
組の端子があります(トップ図参照)。従来のシングル・ワ
イヤ接続を行う場合は、付属のリンク・ワイヤで同じ極性
の端子をつないでください。
スピーカーのプラス端子(赤い端子)をアンプのプラス出
力端子に、スピーカーのマイナスの端子(黒い端子)をア
ンプのマイナス出力端子に必ず接続してください。接続を
誤っても破損することはありませんが、音像が損なわれ、
低音が失われます。端子のキャップは必ず完全に下まで
回して締め、ガタつかないようにしてください。
注: バイ・ワイヤリングはスピーカーの各部分への信号
経路を分離し、音像が良くなり細部の解像度が上がり
ます。また、各周波数帯域で異なるタイプのケーブルを
用いることもできます。
803と804 ダイアモンドは、ゴム脚かスパイクのいずれ
かを装着できます。これらは、アクセサリー・パック に同封
されています。スパイクは可能であれば常時ご使用いただ
くことをお奨めします。このスパイクは、カーペットを貫通
し床に直接設置するように設計されていて、カーペットが
くぼんでしまうことを防ぎながらスピーカーに強固な床
面構造を与えます。
注: スパイク脚は、スパイクをコインの上にのせるとカ
ーペットを敷いていないデリケートな床でもご利用い
ただけます。
スパイクもゴム脚も、スピーカーの底面にある4つのねじ
穴にねじ込んで取り付けます。いずれの場合でも、まず固
定用のナットをスパイク及びゴム脚の先端に向かって締
めこんでから、スピーカーに取り付けます。スパイク及びゴ
ム脚を手で締めて固定します。上図は、スパイク及びゴム
脚の固定方法を表しています。
スパイク及びゴム脚を取り付けて、スピーカーを立てま
す。回転させる際に、スピーカーの全重量が1つまたは2
つの脚にかからないように注意してください。また、スパイ
クを取り付けた状態でスピーカーを不注意に取り扱って
怪我をしないようにしてください。
もし、スピーカーが最終的な設置場所に置いた際にぐら
ぐらしたり、カーペットの厚みによってスパイクの先端が
床面に届かない場合は、問題となっている箇所のスパイ
ク或いはゴム脚を調整して、スピーカーがぐらつかないよ
うしっかり設置します。10mmスパナーを使用して、調整
が完了した際にスピーカーの底面の固定用ナットを再び
締めこみます。
すべての接続はオーディオ機器のスイッチを切った状態
で行ってください。
803ダイヤモンドおよび804ダイヤモンドスピーカーの
端子は様々なケーブル端子に対応しています。 4mm バ
ナナプラグ、 6mm および 8mm (1/4 インチおよび
5/16 インチ)スペードプラグ、または直径最大 4mm
(5/32インチ)までの裸線などです。
重要な安全上の注意
I特にヨーロッパ諸国などの一部の国では、
4mmバナナプラグは、シャッターのない電
源ソケットの穴に挿入される可能性があるため、潜在
的に安全上の危険があると考えられています。欧州の
CENELEC 安全規則に準拠するため、端子の先端の
4mmの穴はプラスチック・ピンで塞がれています。これら
の条件が適用される国でこの製品を使用する場合は、子
供や知識のない人物が危険な方法でバナナプラグを使
用できないようにしてください。
スピーカー・ケーブルを選ぶ際には販売店に問い合わせ
てください。総インピーダンスはスピーカーの仕様で推奨
される最大値より低くし、低インダクタンス・ケーブルを用
いて高音域が減衰しないようにしてください。
4. 接続