ネクスト・トランジション
ネ ク ス ト・トラ ン ジ シ ョ ン は 、BKGDとKEY 1ボタンで、オンエア/オフエアするエレメントを選択できる機能
です。
4K
モデルの
ATEM
スイッチャーでは、さらに多くのアップストリームキーヤーが使用できるため、他
のアップストリームキーヤーはグレ ーアウトしています。トランジションを 実 行 する際 、キ ーを共にフェー
ド・オン/オフするよう設定できます。あるいは、キーだけを独立してトランジションするよう設 定すると、
トランジションをキーのフェード・オン/オフに使用できます。
ネクスト・トランジションのエレメントを選 択 する際 、プレビュー出 力を 確 認してください 。トランジショ
ンが完了した後のプログラム出力の状態をプレビュー出力で正確に確認できます。BKGDボタンだけを
選択している場合、プログラムバスで現在選択されているソースからプレビューバスで選択されている
次のソースへのトランジションはキーヤーなしで実 行されます。キーヤーだけトランジションするように
選 択して、現 在 のバックグラウンドはトランジションさせ ずにそのまま残すこともで きます。
ON
AIR
「
ON
AIR
」インジケーターボタンは、現在キーがオンエアされているかどうかを表示します。また、キー
を即座にカットしてオンエア、オフエアする際にも使用できます。
ダウンストリームキーヤー
TIE
「TIE」ボタンは、プレビュー出力で、ダウンストリームキーヤー(DSK)と ネ ク ス ト・ト ラ ン ジ シ ョ ン エ フ ェ
クトをオンにし、DSKをトランジションコントロールに連結(tie)す る の で 、DSKは ネ ク ス ト・トラ ン ジ
ションとともにオンエアされます。
DSKは、トランジションコントロール・ブロックにある「Rate」ウ ィ ン ド ウ に 設 定 さ れ た レ ー ト で ト ラ ン ジ
ションを実 行します。DSKが連 結されていても、クリーンフィード 1に送信される信号は影響を受けません。
ON
AIR
「
ON
AIR
」ボ タ ン は 、
DSK
のオンエア/オフエア切り替えに使用します。同ボタンは
DSK
の現在の状態を
表示し、オンエア中に点灯します。
AUTO
「
AUTO
」ボ タ ン は 、
DSK
のオンエア/オフエアを、
DSK
の「
Rate
」ウ ィ ン ド ウ で 指 定 さ れ た レ ー ト で ミ ッ
クスします。この機 能は 、トランジションコントロール・ブロックにあるメインのAUTOのレートボタン
と似ていますが、ダウンストリームキーヤーでの使 用に制限されています。プロダクション中に、メイン
プログラムのトランジションを妨げることなく、「ライブ」「リプレイ」などのウォーターマークやロゴを
フェ ード アップ/ ダ ウ ン する の に 使 用 で きま す。
フ ェ ー ド・ト ゥ・ブ ラ ッ ク
ダウンストリームキーヤーとフェード・トゥ・ブラック
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ATEMSoftwareControlの使用