2. Dell
  3. Storage SCv2000
Storage SCv2000

Dell Storage SCv2000, Compellent SC4020, Storage SC5020, Storage SC5020F, Storage SC7020, Storage SC7020F, Storage SC8000, Storage SCv3020 取扱説明書

  • こんにちは！Dell Storage Center 7.2 リリースノートの内容を理解しました。このドキュメントに記載されているSC9000、SC8000、SC7020FなどのDellストレージシステムに関するご質問にお答えします。データ削減、Live Volume、レプリケーション、スケーラビリティなど、様々な機能についてお気軽にご質問ください。
  • Dell Storage Managerのどのバージョンが必要ですか？
    Live Volumeの自動フェイルオーバーはどのプラットフォームでサポートされていますか？
    ドライブスペアライトサイジングとは何ですか？
    SC4020の最大ストレージ容量は？
Dell Storage Center 7.2 Release Notes
本書では、Storage Center7.2 の新しい機能、拡張機能、修正された問題、および未解決の問題について説明します。
現在のバージョン： 7.2.51
リリース日： 2018 - 07
以前のバージョン： 7.2.50
トピック：
• 文書のリビジョン履歴
• 対応ストレージシステム
• 本リリースの新機能
• Storage Center7.2 の機能の可用性とライセンス
• Storage Center 7.2 のスケーラビリティ
• 修正された問題
• 未解決の問題
• Storage Center のアップデート情報
• サポートリソース
文書のリビジョン履歴
表
1. リビジョン履歴
リビジョン 日付 説明
A 2017 年 2 月 Storage Center 7.2 のイニシャル リリース
B 2017 年 5 月 Storage Center 7.2.10 のアップデート
C 2017 年 6 月 自動フェイルオーバー機能を備えた Live Volume のサポート対象プラットフ
ォームを追加
D 2017 年 7 月 Storage Center 7.2.11 のアップデート
E 2017 年 8 月 SC8000、SC4020、および SCv2000 シリーズ ストレージ システムのサポ
ートを追加
F 2017 年 9 月 SC9000 ストレージ システムの未処理容量を更新
G 2017 年 10 月 SCv3000 シリーズ ストレージ システムと、SCv300、SCv320、SCv360、
および SC460 拡張エンクロージャのサポートを追加
H 2017 年 11 月 Storage Center 7.2.30 のアップデート
I 2018 年 1 月 Storage Center 7.2.31 のアップデート
J 2018 年 4 月 Storage Center 7.2.40 のアップデート
K 2018 年 7 月 Storage Center 7.2.50 のアップデート
L 2018 年 7 月 Storage Center 7.2.51 のアップデート
M 2018 年 9 月 Storage Center 7.2.40 で修正された問題のリストに SCOS-49144 を追加
N 2018 年 10 月 Storage Center 7.2.10 で修正されたベンダーに関連する問題のリストに
SQAI-7 を追加
O 2019 年 2 月 SC4020 でサポートされる最大ストレージ容量を更新
文書番号： 680-021-020
Rev. O
Dell Storage Center 7.2 Release Notes 1
対応ストレージシステム
Storage Center 7.2.11 以降は、次のストレージシステムでサポートされています。
• SC9000
• SC8000
• SC7020F
• SC7020
• SC5020F
• SC5020
• SC4020
• SCv3000 シリーズ
• SCv2000 シリーズ
本リリースの新機能
Storage Center 7.2 には次の機能が追加されました。
Dell Storage Manager 2016
Storage Center 7.2.11 以降を実行するストレージシステムを管理するには、Dell Storage Manager 2016 R3.11 以降が必要です。
ドライブスペアライトサイジング
Storage Center でスペアドライブが使用されている場合、ドライブスペアライトサイジングを行うと、Storage Center で容量が大
きいスペアドライブのサイズを変更して、階層内の交換先ドライブの容量と一致させることができます。Storage Center でドライ
ブのサイズが変更されると、その後は テクニカルサポートのサポートを受けずにドライブを元のサイズに戻すことはできなくなり
ます。Storage Center バージョン 7.2.11 以降を実行しているすべてのコントローラで、ドライブスペアライトサイジングはデフォ
ルトで有効になっています。
この機能により、テクニカルサポートでは、同じサイズのドライブが使用できない場合に同じディスククラスの大容量ドライブの
ディスパッチが可能になりました。その結果、納品にかかる時間が短縮されています。
自動フェイルオーバーを伴う Live Volume のサポート
Storage Center 7.2.10 では、Windows Server 2016 Hyper-V で Live Volume の自動フェイルオーバー機能がサポートされます。
Live Volume の自動フェイルオーバー機能は、次のプラットフォームでもサポートされます。
• Windows Server 2012 Hyper-V
• Windows Server 2012 R 2 Hyper-V
• VMware vSphere 5.5
• VMware vSphere 6.0
• VMware vSphere 6.5
SC7020F オールフラッシュストレージシステム
Storage Center 7.2 は、SC7020F オールフラッシュストレージシステムに対応しています。
SC7020F は、デュアルストレージコントローラ、冗長電源装置、および最大 30 台の内蔵 2.5 インチホットスワップ対応 SSD を搭
載した 3U シャーシで構成されています。SC420F オールフラッシュ拡張エンクロージャを使用すると、SC7020F の搭載ドライブ
を最大 500 台に拡張できます。
メモ: SC7020F は、設置時に Storage Center 7.2.11 以降にアップデートする必要があります。
SC7020 ストレージシステムアップデート
Storage Center 7.2 は、SC7020 システムリソースファイルの再割り当てを実行し、割り当てをファイルとブロックからブロックの
みに変更します。再割り当てされるシステムリソースには、CPU、メモリ、およびフロントエンド iSCSI ポートが含まれます。
2
Dell Storage Center 7.2 Release Notes
Storage Center 7.2 を実行する SC7020 では、SC7020 メザニンカードのすべての iSCSI ポートからブロックストレージにアクセス
できます。
メモ: Storage Center 7.1 では、ブロックストレージへのアクセスは SC7020 メザニンカードの右の 2 つの iSCSI ポートに制限
されています。
SC5020F オールフラッシュストレージシステム
Storage Center 7.2 は、SC5020F オールフラッシュストレージシステムに対応しています。
SC5020F は、デュアルストレージコントローラ、冗長電源装置、および最大 30 台の内蔵 2.5 インチホットスワップ対応 SSD を搭
載した 3U シャーシで構成されています。SC420F オールフラッシュ拡張エンクロージャを使用すると、SC5020F の搭載ドライブ
を最大 222 台に拡張できます。
メモ: SC5020F は、設置時に Storage Center 7.2.11 以降にアップデートする必要があります。
SC5020 ストレージシステム
Storage Center 7.2 は、SC5020 ストレージシステムに対応しています。
SC5020 は、デュアルストレージコントローラ、冗長電源装置、および最大 30 台の内蔵 2.5 インチホットスワップ対応 SAS ハード
ドライブを搭載した 3U シャーシで構成されています。SC400、SC420 および SC460 拡張エンクロージャを使用すると、SC5020
の搭載ドライブを最大 222 台に拡張できます。
メモ: SC5020 は、設置時に Storage Center 7.2.11 以降にアップデートする必要があります。
SC460 拡張エンクロージャ
Storage Center 7.2.11 は、SC460 拡張エンクロージャに対応しています。
SC460 は、冗長 EMM、冗長電源装置、および最大 60 台の 3.5 インチホットスワップ対応 SAS ハードドライブを搭載した 4U シ
ャーシで構成されます。
SC460 拡張エンクロージャは、SC5020、SC7020、および SC9000 ストレージシステムでサポートされています。
SCv3000 シリーズ ストレージシステム
Storage Center 7.2.11 には、SCv3000 シリーズ ストレージシステムが導入されています。
SCv3000 シリーズは、デュアルストレージコントローラと冗長電源装置を搭載した 3U シャーシで構成されます。SCv3000 ストレ
ージシステムには最大 16 台の 3.5 インチホットスワップ対応 SAS ハードドライブが搭載され、SCv3020 ストレージシステムには
最大 30 台の 2.5 インチホットスワップ対応 SAS ハードドライブが搭載されています。
SCv300、SCv320、および SCv360 拡張エンクロージャを使用して、SCv3000 シリーズ ストレージシステムを最大 222 台のドライ
ブに拡張することができます。
SCv300、SCv3020、および SCv360 拡張エンクロージャ
Storage Center 7.2.11 には、SCv300、SCv320、および SCv360 拡張エンクロージャが導入されています。
SCv3000 シリーズ ストレージシステムでは、SCv300、SCv320、および SCv360 拡張エンクロージャがサポートされています。
• SCv300 は、冗長 EMM、冗長電源装置、および最大 12 台の 3.5 インチホットスワップ対応 SAS ハードドライブを搭載した 2U
シャーシで構成されます。
• SCv320 は、冗長 EMM、冗長電源装置、および最大 24 台の 2.5 インチホットスワップ対応 SAS ハードドライブを搭載した 2U
シャーシで構成されます。
• SCv360 は、冗長 EMM、冗長電源装置、および最大 60 台の 3.5 インチホットスワップ対応 SAS ハードドライブを搭載した 4U
シャーシで構成されます。
Dell Storage Center 7.2 Release Notes
3
Storage Center7.2 の機能の可用性とライセンス
コア ライセンス、およびライセンスが必要なオプション機能のサポートは、ストレージ システムによって異なります。
SC9000 の機能とライセンス
SC9000 ストレージシステムは、次のライセンス機能とオプションの付加価値バンドルを提供します。
コアソフトウェアバンドル
• データ削減（圧縮と重複排除）
• Dell Storage Manager
• Dynamic Capacity
• ダイナミックコントローラ
• ライブ移行
• ローカルデータプロテクション
• Data Instant Replay（スナップショット）
• 手動リプレイ（スナップショット）
• Multi-VLAN タグ付け
• 仮想ポート
• ボリュームの QoS
• VVol
オプションライセンス
• Live Volume および自動フェイルオーバーを伴う Live Volume
• クロスプラットフォームレプリケーションを含む、Remote Instant Replay（レプリケーション）
• リプレイマネージャー
• SED FIPS Secure Data
• Storage Manager Chargeback
ストレージ最適化バンドル
• Data Progression
• 高速トラック
ストレージプロテクションバンドル
• Live Volume および自動フェイルオーバーを伴う Live Volume
• クロスプラットフォームレプリケーションを含む、Remote Instant Replay（レプリケーション）
• リプレイマネージャー
総機能バンドル
• SED FIPS Secure Data
• Storage Manager Chargeback
• ストレージ最適化バンドル
• ストレージプロテクションバンドル
SC8000 の機能とライセンス
SC8000 ストレージシステムは、次のライセンス機能を提供します。
コアライセンス
• データ削減（圧縮と重複排除）
• Dell Storage Manager
4
Dell Storage Center 7.2 Release Notes
• Dynamic Capacity
• ダイナミックコントローラ
• ライブ移行
• ローカルデータプロテクション
• Data Instant Replay（スナップショット）
• 手動リプレイ（スナップショット）
• Multi-VLAN タグ付け
• 仮想ポート
• ボリュームの QoS
• VVol
オプションライセンス
• Live Volume および自動フェイルオーバーを伴う Live Volume
• クロスプラットフォームレプリケーションを含む、Remote Instant Replay（レプリケーション）
• リプレイマネージャー
• SED FIPS Secure Data
• Storage Manager Chargeback
SC7020F および SC5020F の機能とライセンス
SC7020F および SC5020F のすべてのフラッシュストレージシステムでは、次のライセンス機能を提供します。
総機能バンドル
• Data Progression
• データ削減（圧縮と重複排除）
• Dell Storage Manager
• Dynamic Capacity
• ダイナミックコントローラ
• ライブ移行
• Live Volume および自動フェイルオーバーを伴う Live Volume
• ローカルデータプロテクション
• Data Instant Replay（スナップショット）
• 手動リプレイ（スナップショット）
• Multi-VLAN タグ付け
• クロスプラットフォームレプリケーションを含む、Remote Instant Replay（レプリケーション）
• リプレイマネージャー
• SED FIPS Secure Data
• Storage Manager Chargeback
• 仮想ポート
• ボリュームの QoS
• VVol
SC7020 および SC5020 の機能とライセンス
SC7020 および SC5020 ストレージシステムでは、次のライセンス機能とオプションの付加価値バンドルを提供しています。
コアソフトウェアバンドル
• データ削減（圧縮と重複排除）
• Dell Storage Manager
• Dynamic Capacity
• ダイナミックコントローラ
• ライブ移行
• ローカルデータプロテクション
Dell Storage Center 7.2 Release Notes
5
• Data Instant Replay（スナップショット）
• 手動リプレイ（スナップショット）
• Multi-VLAN タグ付け
• 仮想ポート
• ボリュームの QoS
• VVol
オプションライセンス
• Live Volume および自動フェイルオーバーを伴う Live Volume
• クロスプラットフォームレプリケーションを含む、Remote Instant Replay（レプリケーション）
• リプレイマネージャー
• SED FIPS Secure Data
• Storage Manager Chargeback
ストレージプロテクションバンドル
• Live Volume および自動フェイルオーバーを伴う Live Volume
• クロスプラットフォームレプリケーションを含む、Remote Instant Replay（レプリケーション）
• リプレイマネージャー
ストレージ最適化バンドル
• Data Progression
• 高速トラック
総機能バンドル
• SED FIPS Secure Data
• Storage Manager Chargeback
• ストレージ最適化バンドル
• ストレージプロテクションバンドル
SC4020 の機能とライセンス
SC4020 ストレージシステムは、次のライセンス機能を提供します。
コアライセンス
• データ削減（圧縮と重複排除）
• Dell Storage Manager
• Dynamic Capacity
• ダイナミックコントローラ
• ライブ移行
• ローカルデータプロテクション
• Data Instant Replay（スナップショット）
• 手動リプレイ（スナップショット）
• Multi-VLAN タグ付け
• 仮想ポート
• ボリュームの QoS
• VVol
オプションライセンス
• Live Volume および自動フェイルオーバーを伴う Live Volume
• クロスプラットフォームレプリケーションを含む、Remote Instant Replay（レプリケーション）
• リプレイマネージャー
• SED FIPS Secure Data
6
Dell Storage Center 7.2 Release Notes
• Storage Manager Chargeback
パフォーマンス / 最適化バンドル
• Data Progression
• 高速トラック
リモートデータプロテクションバンドル
• クロスプラットフォームレプリケーションを含む、Remote Instant Replay（レプリケーション）
Live Volume でのリモートデータプロテクションバンドル
• クロスプラットフォームレプリケーションを含む、Remote Instant Replay（レプリケーション）
• Live Volume および自動フェイルオーバーを伴う Live Volume
SCv3000 シリーズの機能とライセンス
SCv3000 シリーズストレージシステムは、次のライセンス機能とオプションの付加価値バンドルを提供します。
コアソフトウェアバンドル
• データ圧縮
• Dell Storage Manager
• Dynamic Capacity
• ダイナミックコントローラ
• ライブ移行
• ローカルデータプロテクション
• Data Instant Replay（スナップショット）
• 手動リプレイ（スナップショット）
• 仮想ポート
• ボリュームの QoS
• VVol
オプションライセンス
• Live Volume および自動フェイルオーバーを伴う Live Volume
• リプレイマネージャー
• SED FIPS Secure Data
• Storage Manager Chargeback
ストレージプロテクションバンドル
• Live Volume および自動フェイルオーバーを伴う Live Volume
• クロスプラットフォームレプリケーションを含む、Remote Instant Replay（レプリケーション）
• リプレイマネージャー
ストレージ最適化バンドル
• Data Progression
• 高速トラック
総機能バンドル
• SED FIPS Secure Data
• Storage Manager Chargeback
• ストレージ最適化バンドル
• ストレージプロテクションバンドル
Dell Storage Center 7.2 Release Notes
7
SCv2000 シリーズの機能とライセンス
SCv2000 シリーズ ストレージ システムは、次のライセンス済み機能を提供します。
コア ライセンス
• Dell Storage Manager
• Dynamic Capacity
• Dynamic Controller
オプション ライセンス
• Flex Port
• ローカル データ保護
• Data Instant Replay（スナップショット）
• 手動リプレイ（スナップショット）
• リモート データ保護（非同期レプリケーションのみ）
Storage Center 7.2 のスケーラビリティ
以下のスケーラビリティガイドラインは、Storage Center7.2 に適用されます。
ストレージ システムの拡張性に関するガイドライン
次の拡張性に関するガイドラインは、SC9000、SC8000、SC7020F、SC7020、SC5020F、SC5020、SC4020、SCv3000 シリー
ズ、および SCv2000 シリーズのストレージ システムに適用されます。
メモ
: 未処理のストレージ容量は、10 進単位で表されます（たとえば、1 TB = 10
12
バイト）。アドレス可能なストレージ容量
は、2 進単位で表されます（たとえば、1 TB = 2
40
バイト）。したがって、10 進単位で測定された 1 Tb ドライブは 0.909 TB
（2 進単位）に等しくなります。
ストレージシステム サポートされる最大容量
コントローラー 1 台につき 128 GB または 256
GB のメモリーを搭載した SC9000（デュアル
コントローラー）
• 標準の 2 MB ページ サイズを使用した 3.2 PB（未処理）および 2.0 PB（ア
ドレス可能）ストレージ容量
• 512 KB のページ サイズを使用した 750 TB（未処理）および 500 TB（アドレ
ス可能）ストレージ容量
コントローラー 1 台につき 64 GB のメモリーを
搭載した SC8000（デュアル コントローラー）
• 標準の 2 MB ページ サイズを使用した 3.1 PB（未処理）および 2.0 PB（アド
レス可能）ストレージ容量
• 512 KB のページ サイズを使用した 750 TB（未処理）および 500 TB（アドレ
ス可能）ストレージ容量
コントローラ 1 台につき 16 GB のメモリーを搭
載した SC8000（デュアル コントローラー）
• 標準の 2 MB ページ サイズを使用した 750 TB（未処理）および 500 TB（ア
ドレス可能）ストレージ容量
• 512 KB のページ サイズを使用した 400 TB（未処理）および 300 TB（アドレ
ス可能）ストレージ容量
コントローラ 1 台につき 128 GB のメモリーを搭
載した SC7020F または SC7020
• 標準の 2 MB ページ サイズを使用した 3.1 PB（未処理）および 2.0 PB（アド
レス可能）ストレージ容量
• 512 KB のページ サイズを使用した 750 TB（未処理）および 500 TB（アドレ
ス可能）ストレージ容量
コントローラ 1 台につき 64 GB のメモリーを搭
載した SC5020F または SC5020
• 標準の 2 MB のページ サイズを使用した 2 PB（未処理）および 1,350 TB
（アドレス可能）ストレージ容量
• 512 KB のページ サイズを使用した 0.5 PB（未処理）および 338 TB（アドレ
ス可能）ストレージ容量
8 Dell Storage Center 7.2 Release Notes
ストレージシステム サポートされる最大容量
コントローラ 1 台ごとに 16 GB のメモリーを搭
載した SC4020
• 標準の 2 MB ページ サイズを使用した 1054 TB（未処理）および 700 TB（ア
ドレス可能）ストレージ容量
• 512 KB のページ サイズを使用した 263 TB（未処理）および 175 TB（アドレ
ス可能）ストレージ容量
メモ: 以前のバージョンの『Storage Center 7.2 リリース ノート』では、512
KB のページ サイズを使用する SC4020 でサポートされている最大ストレー
ジ容量が、500 Tb（未処理）と 400 TB（アドレス可能）として誤って計算
されていました。512 KB のページ サイズを使用する SC4020 でサポートさ
れる正しい最大ストレージ容量は、263 Tb（未処理）、175 TB（アドレス
可能）です。
コントローラ 1 台につき 16 GB のメモリーを搭
載した SCv3000 シリーズ
• 4 MB のページ サイズを使用した 2 PB（未処理）および 1350 TB（アドレス
可能）ストレージ容量
• 標準の 2 MB のページ サイズを使用した 1 PB（未処理）および 675 TB（ア
ドレス可能）ストレージ容量
コントローラ 1 台につき 8 GB のメモリーを搭
載した SCv2000 シリーズ
• 標準の 2 MB ページ サイズを使用した 672 TB（未処理）および 450 TB（ア
ドレス可能）ストレージ容量
Storage Center 拡張性ガイドライン
次の拡張性ガイドラインは、Storage Center 7.2 を実行しているストレージシステム用として最も推奨される設計ガイドラインで
す。
SC9000、SC8000、SC7020F、SC7020、SC5020F、SC5020、および
SC4020 ストレージシステム
次の拡張性ガイドラインは、Storage Center 7.2 を実行しているストレージシステム用として最も推奨される設計ガイドラインで
す。
Storage Center
オブジェクト 最大サポート
ディスクフォルダ 10 ディスクフォルダ
サーバ
• 500 サーバ（サーバの合計数には物理サーバ、仮想サーバ、サーバクラスタが含まれる）
• 500 サーバフォルダ
• 1000 サーバの HBA イニシエータポート（HBA イニシエータポートの合計数には SAN に表示
できるすべての物理 / 仮想ポートが含まれる）
ボリューム
• 最大ボリュームサイズ 500 TB（またはアドレッシング可能な最大ストレージ容量、いずれか
小さい方）
• 2000 ボリューム
• 500 ボリュームフォルダ
重複排除 1 PB データ採集の制限（SC4020 - 500 TB データ採集の制限）
Live Volume 100 Live Volume
シンインポート 10 ボリューム（最大同時インポート）
QoS プロファイル
• 100 ボリュームの QoS プロファイル
• 100 グループの QoS プロファイル
• グループの QoS プロファイルごとに 100 ボリューム
Data Instant Replay（スナップ
ショット）
• スナップショット：
• SC9000 - 32,000 のスナップショット
• SC8000 - 16,000 のスナップショット
• SC7020F または SC7020 - 16,000 のスナップショット
Dell Storage Center 7.2 Release Notes 9
Storage Center オブジェクト 最大サポート
• SC5020F または SC5020 - 8000 のスナップショット
• SC4020 - 8000 のスナップショット
• 1000 のスナップショットプロファイル
• 100 のスナップショット履歴プロファイル
• 200 整合性グループ
• 整合性グループごとに 100 ボリューム（SC4020 - 整合性グループごとに 40 ボリューム）
レプリケーション
• ソースレプリケーション：
• SC9000 - 1000 のソースレプリケーション
• SC8000 - 500 のソースレプリケーション
• SC7020F または SC7020 - 1000 のソースレプリケーション
• SC5020F または SC5020 - 500 のソースレプリケーション
• SC4020 - 500 のソースレプリケーション
• 2000 ターゲットレプリケーション（SC4020 - FC の場合：1000 レプリケーション、iSCSI の
場合：230 レプリケーション）
SCv3000 シリーズ ストレージシステム
次の拡張性ガイドラインは、Storage Center 7.2 を実行している SCv3000 シリーズ ストレージシステム用として最も推奨される設
計ガイドラインです。
Storage Center オブジェクト 最大サポート
ディスクフォルダ 10 ディスクフォルダ
サーバ
• 250 サーバ（サーバの合計数には物理サーバ、仮想サーバ、サーバクラスタが含まれる）
• 250 サーバフォルダ
• 500 サーバの HBA イニシエータポート（HBA イニシエータポートの合計数には SAN に表示で
きるすべての物理 / 仮想ポートが含まれる）
ボリューム
• 最大ボリュームサイズ 500 TB（またはアドレッシング可能な最大ストレージ容量、いずれか
小さい方）
• 1000 ボリューム
• 500 ボリュームフォルダ
Live Volume 100 Live Volume
シンインポート 10 ボリューム（最大同時インポート）
QoS プロファイル
• 100 ボリュームの QoS プロファイル
• 100 グループの QoS プロファイル
• グループの QoS プロファイルごとに 100 ボリューム
Data Instant Replay（スナップ
ショット）
• 4000 のスナップショット
• 1000 のスナップショットプロファイル
• 100 のスナップショット履歴プロファイル
• 200 整合性グループ
• 整合性グループごとに 25 ボリューム
レプリケーション
• 250 ソースレプリケーション
• 250 ターゲットレプリケーション
SCv2000 シリーズ ストレージシステム
次の拡張性ガイドラインは、Storage Center 7.2 を実行している SCv2000 シリーズ ストレージシステム用として最も推奨される設
計ガイドラインです。
Storage Center
オブジェクト 最大サポート
ディスクフォルダ 4 ディスクフォルダ
10 Dell Storage Center 7.2 Release Notes
Storage Center オブジェクト 最大サポート
サーバ
• 100 サーバ（サーバの合計数には物理サーバ、仮想サーバ、サーバクラスタが含まれる）
• 100 サーバフォルダ
• 200 サーバの HBA イニシエータポート（HBA イニシエータポートの合計数には SAN に表示で
きるすべての物理 / 仮想ポートが含まれる）
ボリューム
• 最大ボリュームサイズ 500 TB（またはアドレッシング可能な最大ストレージ容量、いずれか
小さい方）
• 1000 ボリューム
• 500 ボリュームフォルダ
シンインポート 10 ボリューム（最大同時インポート）
QoS プロファイル
• 100 ボリュームの QoS プロファイル
• 100 グループの QoS プロファイル
• グループの QoS プロファイルごとに 100 ボリューム
Data Instant Replay（スナップ
ショット）
メモ: Data Instant Replay
はライセンスが必要な機能
です。
• 2000 のスナップショット
• 1000 のスナップショットプロファイル
• 100 のスナップショット履歴プロファイル
• 100 整合性グループ
• 整合性グループごとに 25 ボリューム
レプリケーション
• 124 ソースレプリケーション
• 500 ターゲットレプリケーション
修正された問題
次の項では、Storage Center 7.2 で解決された問題について要約しています。
メモ
: Storage Center 7.2.11 には、Storage Center 7.1.12 およびそれ以前で解決されたすべての問題が含まれます。詳細につい
ては、『
Storage Center 7.1 リリ
ー
スノ
ー
ト
』を参照してください。
アラートとレポートに関する修正済みの問題
Storage Center 7.2 では、アラートとレポートに関する次の問題が修正されています。
表
2. Storage Center 7.2.40 で修正されたアラートとレポートに関する問題
問題 説明
SCOS-44972 ストレージ システムまたはストレージ コントローラーのリセットが Storage Manager から開始さ
れた場合、リセットが Storage Center のログに記録されないことがあります。
SCOS-44159 ［SupportAssist 情報を今すぐ送信する］オプションが Storage Manager から開始されたとき
に、ピア ストレージ コントローラーのログが送信されない場合があります。
表 3. Storage Center 7.2.30 で修正されたアラートとレポートに関する問題
問題 説明
SCOS-45091 SNMP サービスが予期せず停止し、再起動が必要になる場合があります。
表 4. Storage Center 7.2.10 で修正されたアラートとレポートに関する問題
問題 説明
SCOS-29664 RAID の再ストライプ中に、ストレージ システムが「破損ページ アドレスのログ」エラー メッセー
ジを数百回も報告する場合があります。
HPEM-493 温度、電源、またはファンに関する誤ったアラートが多数発生したために、Syslog デーモンが再
起動し、SC7020 または SC5020 ストレージ システムが予期せずリセットされる可能性がありま
す。
Dell Storage Center 7.2 Release Notes 11
表 5. Storage Center 7.2.1 で修正されたアラートとレポートに関する問題
問題 説明
SCOS-21331 Storage Center の E メール プロセスが停止し、再起動できない場合があります。この問題によ
り、Storage Center のアラート E メール キューがいっぱいになり、コントローラーがリセットさ
れる可能性があります。
データ縮小に関する修正済みの問題
Storage Center7.2 では、データ縮小に関する次の問題が修正されています。
表 6. Storage Center 7.2.50 で修正されたデータ縮小に関する問題
問題 説明
SCOS-49069 まれに、ページプール統合プロセスがアクティブな場合、ストレージ システムで遅延が増加する
ことがあります。
SCOS-47507 複数の Storage Center プロセスが同時に同じボリュームで動作している場合、重複除外の取り込
み速度が遅くなることがあります。
SCOS-46684 複数の小さなメモリー割り当て要求があるために、コントローラーがリセットされる場合があり
ます。
SCOS-46391 重複除外または圧縮が有効になっているボリュームを含むバランスされていない状態のストレー
ジ システムでは、重複除外または圧縮が有効になっている新しいボリュームへコピー/ミラー/移
行の作成後にローカル ポートの再バランスに失敗する場合があります。
SCOS-44165 ストレージ システムが重複除外を使用しており、メタデータ容量の解放に遅延があるために圧
縮のみに切り替えた場合、Data Progression のランタイムが増加することがあります。
SCOS-42286 ローカル ポートの再バランス操作が実行された後に、バランスがとれていないストレージ シス
テムで重複除外の取り込みが試行されると失敗する場合があります。
表 7. Storage Center 7.2.40 で修正されたデータ縮小に関する問題
問題 説明
SCOS-49144 テーブル エントリーがメモリーから誤って読み取られるため、ペイロード チェックサム エラー
が発生すると、Data Progression が実行停止するか、Storage Center がリセットされる場合があ
ります。
SCOS-44137 Storage Center のデータ最適化は、72,000 秒（20 時間）後に停止しない場合があります。
SCOS-42026 重複除外と圧縮は、20 時間のランタイム制限に達したために、一部のボリュームを継続的にス
キップすることがあります。
表 8. Storage Center 7.2.31 で修正されたデータ縮小に関する問題
問題 説明
SCOS-45843 ストレージ プロファイルが変更され、元のストレージ プロファイルの RAID レベル/ティアが含
まれなくなった場合、Storage Center のシステム ログに大量のイベントが生成されることがあ
ります。
表 9. Storage Center 7.2.30 で修正されたデータ縮小に関する問題
問題 説明
SCOS-43864 ストレージ システムでは、重複除外の実行中に読み取り遅延のスパイクが発生する可能性があ
ります。
SCOS-42569 ストレージ システムでは、重複除外が有効なボリューム上のデータの取り込み中に読み取り遅延
が発生する場合があります。
SCOS-42446 RAID 再ストライプ操作中にストレージ システムから複数のドライブが取り外されると、データ
の取り込みに失敗する場合があります。
SCOS-42281 ストレージ システム内のコントローラーは、古いメタデータ ポインターのアクセスが原因で再起
動する場合があります。
12 Dell Storage Center 7.2 Release Notes
問題 説明
SCOS-42024 まれに、重複除外が有効なボリュームがあるストレージ システムで Data Progression を実行する
際に、CPU 使用率が高いことが原因で遅延が増加することがあります。
SCOS-38263 圧縮データのリハイドレーション後、ストレージ システムが実際に使用されたドライブ容量より
も多い使用済みドライブ容量を報告する場合があります。
SCOS-21857 ストレージ システムでは、データの取り込み中に CPU 使用率が高くなる場合があります。
表 10. Storage Center 7.2.11 で修正されたデータ縮小に関する問題
問題 説明
SCOS-42157 Storage Center 7.2.10 でサービスに影響しないデュアル コントローラー ストレージ システムのア
ップデートを実行すると、コントローラーが Storage Center ソフトウェアの異なるバージョンを
実行しているときに、一部のボリュームで I/O タイムアウトが発生する可能性があります。
表 11. Storage Center 7.2.10 で修正されたデータ縮小に関する問題
問題 説明
SCOS-40135 重複除外が有効なストレージ システムでは、Storage Center コンソールにメタデータ検証の誤検
出による失敗メッセージが表示され、重複除外マップ テーブルに検証失敗アラートが生成される
場合があります。
SCOS-39128 重複除外が有効なストレージ システムでは、重複除外されたデータの有効期限が切れるときや
Data Progression 中に遅延が増加する場合があります
SCOS-34642 重複除外されたページの重複除外およびスナップショット期限切れ中に消費されるストレージ
システム リソースが多すぎると、コントローラーがリセットされる場合があります。
SCOS-27942 重複除外が有効になっているストレージ システムは、パフォーマンスの問題のために RAID 再バ
ランス中にページプール デバイスを削除できない場合があります。
SCOS-24830 コントローラーは、重複除外ページ マネージャーでの損失容量リカバリ中にリセットされる場合
があります。
SCOS-24167 重複除外が有効なボリュームを持つストレージ システムでは、重複除外ページ マネージャーのク
リーンアップ プロセス中にパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。
SCOS-22379 圧縮および重複除外ページ マネージャーのデフラグ プロセスにより、CPU 使用率が高くなり、
システムのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
SCOS-21671 重複除外されたデータまたは圧縮されたデータのリハイドレーションで、ボリューム ストレージ
プロファイルで指定されたティアにデータが配置されません。
表 12. Storage Center 7.2.1 で修正されたデータ縮小に関する問題
問題 説明
SCOS-31054 レプリケーションの一部であるボリュームで重複除外を有効にすると、数百もの「Ingestion
failure due to SecondaryStorage infrastructure is not ready」ログ メッセー
ジが表示される場合があります。
SCOS-22590 重複除外が有効な Storage Center 7.1.3 を実行しているストレージ システムでは、Data
Progression のデフラグ部分でパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。
SCOS-21275 Storage Center 7.1.1 からアップデートした後、ストレージ システムが一部のボリュームで重複除
外を有効にできない場合があります。
SCOS-21160 圧縮が有効になっているストレージ システムでは、セカンダリ ストレージの非アクティブ化プ
ロセスでプリフェッチ ページのフラッシュに失敗する場合があります。
SCOS-21129 システムのメモリーが不足していると、ストレージ システムがスナップショット不良ページを誤
って報告する可能性があります。
SCOS-20960 ストレージ システムの IOPS は低下する可能性があり、Data Progression のデフラグ プロセス中
に CPU 使用率が高いため、I/O 遅延が大幅に増加する可能性があります。
SCOS-20449 Data Progression のデフラグ プロセス中に、範囲外のメモリー アクセスが原因でコントローラー
のリセットが発生する可能性があります。
Dell Storage Center 7.2 Release Notes 13
問題 説明
SCOS-20240 Data Progression で、32TB を超えるボリュームのティア 3 へのページの移動に失敗する場合があ
ります。特定の履歴に複数のビュー ボリュームが含まれている場合、Data Progression で 32TB
未満のボリュームのページを移動できないことがあります。
SCOS-20075 フラッシュ最適化ストレージ タイプと重複除外が有効になっているストレージ システムは、テ
ィア 1 RAID 10 の空き容量が少ない場合、オンデマンドの Data Progression 中に停止する可能性
があります。
SCOS-19570 圧縮が有効な Storage Center 7.1 を実行し、重複除外プロセスに取り込まれた 25TB を超えるデ
ータを実行するストレージ システムでは、Data Progression の終了時に CPU 使用率が高いため、
I/O 遅延が発生する可能性があります。
SCOS-19002 1 台のコントローラーが故障状態にあるときにストレージ システムで重複除外を有効にすると、
実際に重複除外されていないボリュームが重複除外されているように見える場合があります。
SCOS-14931 ボリュームで重複除外が有効になっていると、オンデマンドの Data Progression が正常に完了し
ない場合があります。
SCOS-13649 重複除外の削減率が異なる場合、別々のコントローラー上のボリュームに同じ重複除外削減率が
表示されることがあります。
SCOS-13159 ストレージ タイプのステータスへの応答が正しくない場合、重複除外と圧縮でボリュームがオフ
ラインになることがあります。
ハードウェアに関する修正済みの問題
Storage Center7.2 では、ハードウェアに関する次の問題が解決されています。
表
13. Storage Center 7.2.40 で修正されたハードウェアに関する問題
問題 説明
SCOS-45629 テクニカル サポートが CLI コマンドを使用してストレージ システムにサポートされていないド
ライブを追加した場合、Storage Center ソフトウェアがストレージ システムでアップデートされ
ると、ドライブがオフラインになることがあります。
SCOS-45155 SC400 および SC420 拡張エンクロージャからエンクロージャ ログの収集を試みている間、拡張
エンクロージャが予期せずリセットされる場合があります。
SCOS-43848 内蔵 iSCSI ポートを使用したレプリケーションの宛先である SCv2000 シリーズ、SCv3000 シリー
ズ、SC4020、SC5020、および SC7020 ストレージ システムでは、ソース システムで 10 GbE
iSCSI ホスト バス アダプターが使用されている場合、ソース システムの 10 GbE iSCSI HBA が再
起動されるまで、レプリケーション パフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。
SCOS-43703 SCv2000 シリーズおよび SC4020 ストレージ システムでは、冗長電源装置のいずれかに障害が
発生すると、書き込みキャッシュがダウンする場合があります。
SCOS-43176 SCv3000 シリーズ、SC5020、および SC7020 ストレージ システムでは、10 GbE iSCSI ホスト バ
ス アダプターで PCIe リンク リセット コマンドに失敗し、HBA がダウンする場合があります。
SCOS-42250 イニシエータが 10 GbE iSCSI ホスト バス アダプターへの iSCSI ログインを実行すると、HBA が
リセットされ、休止状態モードの終了に失敗することがあります。
表 14. Storage Center 7.2.30 で修正されたハードウェアに関する問題
問題 説明
SCOS-41806 ストレージ システムの iSCSI ポートは、インバウンド パケットで失敗した TCP チェックサムが
受信されると休止状態になることがあります。
SCOS-41452 通常の ping ペイロードよりも大きいと、ストレージ システムの iSCSI I/O カードが休止状態にな
ることがあります。
SCOS-16813 I/O に障害が発生しているディスクが 1 台だけでも、ストレージ システム全体のパフォーマンス
が低下する可能性があります。
14 Dell Storage Center 7.2 Release Notes
表 15. Storage Center 7.2.11 で修正されたハードウェアに関する問題
問題 説明
SCOS-42111 ストレージ システムが SEP ファームウェアのシャーシ署名を読み取ることができない場合、
SC7020 または SC5020 ストレージ システムがストレージ エンクロージャ プロセッサー（SEP）
に接続されたドライブへのアクセスをロックする可能性があります。
表 16. Storage Center 7.2.10 で修正されたハードウェアに関する問題
問題 説明
SCOS-41017 iSCSI I/O カードは、リセット後に休止状態モードを終了できない場合があります。
SCOS-40207 Storage Center 7.1.3 または 7.1.4 を実行しているストレージ システムでは、IORP 要求タイムアウ
トより 10 秒大きい IORP タイムアウトのため、iSCSI I/O カードがリセットされる場合がありま
す。
SCOS-36797 Fibre Channel ホスト バス アダプターを備えたストレージ システムのターゲット ポートは、受信
ログイン試行に応答しない場合があります。
SCOS-20800 劣化した状況では、ESXi 5.5 または 6.0 ホストにおいてインテル X520 アダプターでソフトウェ
ア FCoE を実行すると、データの比較が誤って行われることがあります。
SCOS-18759 QLe246x Fibre Channel I/O カードは、Storage Center の以前のバージョンより Storage Center 7.1
での再バランスに時間がかかります。
HPEM-507 SC7020 または SC5020 ストレージ システムは、温度、電源装置、またはファンに関する誤った
アラートにより、予期せずリセットされる場合があります。
表 17. Storage Center 7.2.1 で修正されたハードウェアに関する問題
問題 説明
SCOS-18490 Storage Manager Client を使用して Storage Center に直接接続すると、Storage Center 6.7 を実行
している SC040 から Storage Center 7.1 を実行している SC8000 へのハードウェアの移行を実行
しているときに、ハードウェア変更ウィザードでエラーが発生します。
SCOS-18174 SC7020 ストレージ システムでは、UPS に電源が復旧しても、新しい Liebert UPS のステータス
は Storage Manager Client で DC から AC に変化しません。
SCOS-10427 まれに、SCv2000 シリーズまたは SC4020 ストレージ システムは、リセットまたは電源入れ直
し後に初期化されないことがあります。
ライセンス、 SupportAssist、およびアップデートに関する修
正済みの問題
Storage Center 7.2 では、ライセンス、 SupportAssist、およびアップデートに関する次の問題が修正されています。
表
18. Storage Center 7.2.51 で修正されたライセンス、 SupportAssist、およびアップデートに関する問題
問題 説明
SCOS-49445 SCv2000 シリーズまたは SC4020 ストレージ システムを Storage Center 7.2 にアップデートした
後、キャッシュ デバイスがスロット 32 に移動したため、スロット 0 にダウン キャッシュ デバ
イスが表示される場合があります。この問題は、将来の Storage Center のアップデートを実行す
るために、テクニカルサポートによる介入が必要です。
表 19. Storage Center 7.2.50 で修正されたライセンス、 SupportAssist、およびアップデートに関する問題
問題 説明
SCOS-46480 デュアル コントローラー ストレージ システムでは、コントローラー 2 で Storage Center の ISO
アップデートが実行され、アップデート前にストレージ システムがコントローラー 1 にフェイル
オーバーすると、コントローラー 2 の Storage Center ソフトウェア バージョンがコントローラー 1
のバージョンにダウングレードされ、Storage Center の設定に影響を及ぼす可能性があります。
Dell Storage Center 7.2 Release Notes 15
表 20. Storage Center 7.2.40 で修正されたライセンス、 SupportAssist、およびアップデートに関する問題
問題 説明
SCOS-44945 デュアル コントローラー ストレージ システムをアップデートする際に、iDRAC ファームウェアの
アップデート中にコントローラーのリセットが発生する可能性があります。
表 21. Storage Center 7.2.30 で修正されたライセンス、 SupportAssist、およびアップデートに関する問題
問題 説明
SCOS-40558 SupportAssist が有効でも、SupportAssist 情報の送信を正常に完了できないストレージ システム
は、新しいドライブを管理できないか、ドライブを安全に手動で削除できない可能性がありま
す。
表 22. Storage Center 7.2.11 で修正されたライセンス、 SupportAssist、およびアップデートに関する問題
問題 説明
SCOS-42056 ストレージ システムを Storage Center 7.2.10 にアップデートした後、ストレージ システムが
SupportAssist 情報を定期的にテクニカルサポートに送信することを停止する場合があります。
SCOS–18488 Storage Center System Manager のユーザー インターフェイスは、デュアル コントローラー スト
レージ システムを Storage Center 6.6.5 から Storage Center 7.1.1 にアップデートした後も無効に
なりません。
表 23. Storage Center 7.2.10 で修正されたライセンス、 SupportAssist、およびアップデートに関する問題
問題 説明
SCOS-40141 ストレージ システムを Storage Center 7.1.4 にアップデートした後、コントローラーがリンク設定
の初期化手順の処理中にリセットされる場合があります。
SCOS-35674 ストレージ システムがスナップショットの最大数を超えた場合、SC4020 ストレージ システム
は、Storage Center 6.7 から 7.1 へのアップデート後に停止する可能性があります。
SCOS-35458 ストレージ システムが Storage Center ソフトウェアに存在しない機能セットを検証しようとす
ると、コア ライセンスの適用に失敗する場合があります。
レプリケーションと Live Volume に関する修正済みの問題
Storage Center7.2 では、レプリケーションと Live Volume に関する次の問題が修正されています。
表
24. Storage Center 7.2.50 で修正されたレプリケーションと Live Volume に関する問題
問題 説明
SCOS-46819 Live Volume の自動フェイルオーバーを備えたストレージ システムでは、IORP コードが IPC 経由
で元のコントローラーに転送されないため、Live Volume のフェイルオーバーによりエラーが発生
する可能性があります。
SCOS-46572 Storage Center の拡張性の制限によりソース ボリュームが拡張できない場合、レプリケーション
に関連付けられているソース ボリュームと宛先ボリュームのサイズが異なる場合があります。
表 25. Storage Center 7.2.40 で修正されたレプリケーションと Live Volume に関する問題
問題 説明
SCOS-45553 Storage Center は、レプリケーション ボリュームを物理ドライブとして管理できる場合がありま
す。
SCOS-18102 スナップショットの数が 1,025 を超えると、クロスプラットフォーム レプリケーション パートナ
ーのステータスがダウンに変わります。
16 Dell Storage Center 7.2 Release Notes
表 26. Storage Center 7.2.10 で修正されたレプリケーションと Live Volume に関する問題
問題 説明
SCOS-40210 セカンダリ Live Volume を備えたストレージ システムで Storage Center 6.7.5 から 7.1.4 へのアッ
プデートを実行すると、ソース システムのボリュームで I/O ができなくなくなる場合がありま
す。
SCOS-36665 Live Volume の高整合性を使用している場合に、非統合 ESXi ホストにマッピングされた RDM ボ
リューム上の Windows クラスターをフェイルオーバーしようとすると、コントローラーのリセッ
トが発生することがあります。
SCOS-35656 Live Volume プロキシのディスク容量は、使用可能なシステム ディスク容量の合計にカウントさ
れる場合があります。
SCOS-32134 レプリケーションが休止状態に入る前にメモリー不足エラーが発生すると、ボリュームへのアク
セスが失われる可能性があります。
SCOS-7793 QoS ノードがブロックされ、未処理の I/O がある場合、ストレージ システムがレプリケーション
の削除に失敗することがあります。
表 27. Storage Center 7.2.1 で修正されたレプリケーションと Live Volume に関する問題
問題 説明
SCOS-22156 ESXi 6.0 アップデート 2 の VVol 機能が、Storage Center 7.1.2 で正常に動作しません。
セキュリティに関する修正済みの問題
Storage Center 7.2 では、セキュリティに関する次の問題が修正されています。
表
28. Storage Center 7.2.40 で修正されたセキュリティに関する問題
問題 説明
SCOS-24991 セキュリティの脆弱性に対処するため、Storage Center から SSL 3.0 および TLS 1.0 のサポート
を削除しました。
表 29. Storage Center 7.2.10 で修正されたセキュリティに関する問題
問題 説明
SCOS-40490 セキュリティの脆弱性に対処するために、Storage Center の OpenSSL バージョンを OpenSSL
1.0.1u にアップデートしました。
SCOS-40083 Storage Center の Web サーバー ポートにクリック ジャッキングの脆弱性が見つかりました。
ストレージ管理に関する修正済みの問題
Storage Center7.2 では、ストレージ管理に関する次の問題が修正されています。
表
30. Storage Center 7.2.51 で修正されたストレージ管理に関する問題
問題 説明
SCOS-49683 iSCSI TCP 接続が内蔵 iSCSI ポートで不安定になると、最大バースト時間が減少し、読み取りパ
フォーマンスが低下する可能性があります。
表 31. Storage Center 7.2.50 で修正されたストレージ管理に関する問題
問題 説明
SCOS-49969 Storage Center 7.2.31 にアップデートした後、LDAP ユーザーは Data Collector 2016 R2.30 を使用
して Storage Center にログインできません。
SCOS-47784 VVol コンテナから通常の Storage Center データ ストアへの VM の vMotion 後に、デュアル コン
トローラー リセットが発生する場合があります。
SCOS-45304 Storage Center は、HBA のない Linux サーバーにマッピングされたボリュームのマッピング プロ
ファイルを作成できません。
Dell Storage Center 7.2 Release Notes 17
問題 説明
SCOS-44898 ページプールでデバイスを作成中に、プログレッション プルーニング評価ロジックが同時に同じ
デバイス上で動作する場合、Data Progression ではデバイスが小さすぎることを識別し、プルー
ニングのためにデバイスをマークすることがあります。
表 32. Storage Center 7.2.40 で修正されたストレージ管理に関する問題
問題 説明
SCOS-46365 RAID の再構築中にメモリーが過剰に消費されたために、コントローラーがリセットされる場合
があります。また、RAID 再構築は、再構築の読み取りエラーによって生じた過剰なメモリー消
費によって開始されない場合があります。
SCOS-45755 Storage Manager を使用して、ボリューム容量消費の上限を 2TB を超えて設定することはできま
せん。
SCOS-45181 SCv2000 シリーズ、SCv3000 シリーズ、SC4020、SC5020、および SC7020 ストレージ システ
ムでは、ブート パーソナリティーが分離され、IPv6 アドレスが内蔵 iSCSI ポートから削除される
と、コントローラーがリセットされる場合があります。
SCOS-45042 アラート オブジェクトの二重削除のために、コントローラーがリセットされる場合があります。
SCOS-43176 SCv3000 シリーズ、SC5020、および SC7020 ストレージ システムでは、10 GbE iSCSI ホスト バ
ス アダプターで PCIe リンク リセット コマンドに失敗し、HBA がダウンする場合があります。
SCOS-43076 SSD 初期化割り当てによってディスク キューイングが発生し、サーバー タイムアウトが起こる
可能性があります。
SCOS-42985 ディレクトリ グループに基づく権限を持つ Storage Center ユーザーが、一部のユーザー プリファ
ランスを設定できない場合があります。
SCOS-41309 容量が不足しているため、コントローラーがリセットされる場合があります。セカンダリ スト
レージの取得ページが中断されます。
表 33. Storage Center 7.2.30 で修正されたストレージ管理に関する問題
問題 説明
SCOS-41405 2106 年 2 月を超える耐久性寿命を備えた SSD に、耐久性寿命の早期終了が表示されます。
SCOS-41036 1 台の大容量 RAID デバイスは、少量のドライブを追加する場合にすべての SSD ドライブ容量を
消費します。
SCOS-41018 ボリューム、サーバー、またはボリューム マッピングなどの非常に多数のオブジェクトを削除す
ると、コントローラーが再起動する場合があります。
SCOS-40063 システムのアーカイブ プロセスを完了できなかった故障ドライブと同じエンクロージャ スロッ
トで、交換用ドライブを管理することができません。
SCOS-2658 まれに、ボリューム レベル操作（ボリューム作成の表示、サーバーへのマッピング/マッピング
解除など）と同時にローカル ポートを再バランスするタイミングの時間が稀にしかなく、再バ
ランスが完了しません。
SCOS-1392 ハードウェア変更ウィザードを使用して 3G SAS I/O カードから 6G SAS I/O カードにアップグレ
ードする場合、新しい I/O カードがスロット 100x（x はスロット番号）に表示されます。
表 34. Storage Center 7.2.10 で修正されたストレージ管理に関する問題
問題 説明
SCOS-40999 整合性のない RAID ミラー/ストライプ上のメタデータは、Data Progression エラーの原因とな
り、システム容量の非効率的な使用とパフォーマンスの低下につながる可能性があります。
SCOS-40856 iSCSI イニシエータが 0.0.0.0 の IPv4 アドレスにリダイレクトされると、コントローラーがリセッ
トされる場合があります。
SCOS-40725 ソース ページが削除マーク済みデバイス上にある場合、クラス間のページ移動の統計を更新する
と、コントローラーがリセットされることがあります。
SCOS-40677 Storage Manager を使用して SC7020 ストレージ システムをセットアップする場合、初期セット
アップ ウィザードで［完了］をクリックすると、「初期設定の開始」リンクが再表示されること
があります。
18 Dell Storage Center 7.2 Release Notes
問題 説明
SCOS-40529 ボリュームに対して同時に多数のメタデータ容量割り当て要求がある場合、コントローラーのリ
セットが発生する可能性があります。
SCOS-40491 Storage Center 7.1 を実行しているストレージ システムで SNMP 管理クエリが正常に機能しない
場合があります。
SCOS-37561 コントローラーは、特定の稀なタイミング条件で予期せずリセットされることがあります。
SCOS-40094 他に優先度の高いバックグラウンド プロセスがある場合、Storage Center は Data Progression/
再ストライプ アクティビティを許容できないレベルに遅延させる可能性があります。
SCOS-37719 Storage Center 7.1.3、7.1.4、または 7.1.5 にアップデートした後、メモリー断片化の問題があるた
め、コントローラーがリセットされる場合があります。
SCOS-36475 Data Progression のページ検証段階で、ストレージ システムの CPU 使用率が高くなる場合があり
ます。この問題は、ストレージ タイプから消費されたページに限定されます。
SCOS-36534 SC220 および SC280 が初期システム設定中にストレージ システムに接続されていた場合、
Storage Center は SC280 エンクロージャに複数のスペア ドライブを作成できません。
SCOS-36336 特定のメッセージ タイプに関連付けられたロックが見つからない場合、コントローラーがリセッ
トされることがあります。プラットフォーム内ではさまざまなタイミング条件があるため、メ
ッセージが順番通りに表示されない場合があります。
SCOS-36319 回転式ドライブしかなく、大量の新しいページ書き込みがある大容量のストレージ システムで
は、既存のスナップショットの有効期限が非常に長くなります。
SCOS-35648 コントローラーがダウンしているときにフォールト ドメインからポートを削除すると、ストレー
ジ システム設定の問題が発生する可能性があります。
SCOS-32925 まれに、ストレージ システムでは、仮想化しきい値の不一致によりパフォーマンスの低下が生
じることがあります。
SCOS-31707 シン インポートを使用して外部デバイスから複数のボリュームをインポートすると、ボリューム
が外部デバイスとして表示され、次のエラーが発生します。
illegal character found for Attribute: Name [Illegal Chracters: [<, >,
&] ]]
SCOS-18247 アーカイブ済みディスク フォルダー内のドライブは、ストレージ システム内の管理対象ドライ
ブの合計数にカウントされる場合があります。
SCOS-4797 QoS 制限が有効になっていない場合、RAID 5 または RAID 6 を使用してボリュームに書き込む際
にシステムの遅延が増加する可能性があります。
表 35. Storage Center 7.2.1 で修正されたストレージ管理に関する問題
問題 説明
SCOS-21562 Storage Center 7.1 では、手動およびスケジュールされた再ストライプは、1 日につき 12 時間に
制限されています。
SCOS-21399 PS Series アレイを使用したクロスプラットフォーム レプリケーションの初期化中に、コントロ
ーラーがリセットされる場合があります。
SCOS-20142 新しいフォールト ドメインの設定が変更されると、コントローラーがリセットされる場合があり
ます。
SCOS-18899 システムのメモリーが不足していると、ストレージ システムがスナップショット不良ページを誤
って報告する可能性があります。
SCOS-18540 ストレージ システムに容量管理スナップショットがある場合、大容量ボリューム（数 TB）履歴
の非アクティブ化中にコントローラーの復帰が完了するまで数分かかることがあります。
SCOS-14111 セカンダリ ストレージの非アクティブ化プロセスで、プリフェッチ ページがフラッシュされま
せん。
Dell Storage Center 7.2 Release Notes 19
ベンダーに関連する修正済みの問題
Storage Center7.2 では、次の問題が修正されています。
表 36. Storage Center 7.2.10 で修正されたベンダーに関連する問題
問題 説明
SQAI-7 Emulex 8Gb Fibre Channel ホスト バス アダプター（LPe1200x、LPe1205、および OEM 同等品な
ど）が、Emulex ブート コード 7.x を使用しているときに SAN から起動できません。
未解決の問題
次の項では、Storage Center 7.2 の未解決の問題を要約しています。
データ縮小に関する未解決の問題
次の未解決の問題は、データ縮小に関連しています。
表 37. データ縮小に関する未解決の問題
問題 説明
SCOS-13237 データ縮小の対象となるデータ量が 256 ページ未満の場合、ストレージ タイプのデータ縮小統計
が正しくない可能性があります。
対策：なし
ハードウェアに関する未解決の問題
次の未解決の問題は、ハードウェアに関連しています。
表
38. 未解決のハードウェアに関する問題
問題 説明
SCOS-6516 まれに、予期しない電源イベントが発生した後に SC9000 コントローラーの内部起動デバイスが
使用不能になり、コントローラーが起動しなくなることがあります。
対策：テクニカルサポートにお問い合わせください。
レプリケーションと Live Volume に関する未解決の問題
次の未解決の問題は、レプリケーションと Live Volume に関連しています。
表
39. 未解決のレプリケーションと Live Volume に関する問題
問題 説明
SCOS-41280 Windows 2016 クラスター ソリューション内の Storage Center でクラスター共有ボリューム
（CSV）を使用すると、いずれかの Windows ホストがピアとクォーラム監視の両方から分離さ
れているインフラストラクチャ障害状態で I/O 障害が発生する可能性があります。
対策：冗長物理スイッチを使用して、I/O 障害の可能性を低減します。
SCOS-41191 Dell Storage Manager クライアントが Storage Center に直接接続されている場合、Live Volume ま
たは Live Migration に関連付けられたボリュームを削除するオプションが表示されますが、これ
はサポートされていません。
対策：Storage Manager Data Collector を介して Storage Center に接続し、ボリュームを削除する
前に Live Volume または Live Migration を削除します。
SCOS-17981 サーバーが OS クラスターから削除される前に、Dell Storage Manager を使用してサーバーを OS
クラスターから削除すると、サーバー マッピングが完全に削除されない場合があります。
20 Dell Storage Center 7.2 Release Notes
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