SUSE Linux Enterprise Server 12 で fdisk コマンドが 2
つのリンクを作成する
SUSE Linux Enterprise Server 12 では、fdisk コマンドが各デバイスをパーティション化して下位互換性を維持するために 2 つのリンクを作成します。
/dev/mapper; one with the /dev/mapper/mpath<x>-part<y> /dev/mapper/mpath<x>_part<y>
ただし、リンクはどちらもマルチパスデバイスの同じパーティションに属します。
set diskPool 構文における問題
コマンドラインインタフェース(CLI)は、reservedPhysicalDiskCount の代わりに reservedDriveCount パラメータを実行します。
このコマンドの正しい構文は、次のとおりです。
set diskPool [diskPoolName]
(addDrives=[trayID1,drawerID1,slotID1 ...
trayIDn,drawerIDn,slotIDn] |
addCapacity=(diskPoolCapacity))
[owner=(0| 1)]
Red Hat Enterprise Linux 7 での RDVD の使用
Red Hat Enterprise Linux 7 向けのリソース DVD(RDVD)をインストールする前に、互換ライブラリアドオンを追加する必要があります。
データ保証機能
データ保証(DA)機能は、ストレージシステム全体のデータ整合性を高めることができます。DA により、ストレージアレイでは、ホストと物理ディスクとの間
でのデータの移動中に発生する可能性のあるエラーをチェックできるようになります。データ保証機能を有効にすると、ストレージアレイによりエラーチェック
コード(巡回冗長性検査(CRC)とも呼ばれます)が仮想ディスク内のデータの各ブロックに付加されます。データブロックの移動後、ストレージアレイで
この
CRC コードが使用され、送信中にエラーが発生したかどうかが判断されます。破損している可能性があるデータは、ディスクに書き込まれることもホス
トに返されることもありません。
MD34/38 シリーズアレイのデータ保証機能には、データ保証に対応するハードドライブも、Data Assurance Premier Feature Key(データ保証プレミア
機能キー
)の購入およびアレイへのインストールも必要です。
ディスクが対応しているかどうかは、Modular Disk Storage Manager(MDSM)で確認できます。物理ディスクの情報を MDSM でチェックした際、
Physical Disk capabilities(物理ディスク機能)の下に「Data Assurance(DA)」(データ保証(DA))と表示されていれば、このディスクには T10 保
護情報(PI または T10 PI)機能があります。これによりコントローラからチェックサムが送信され、データの整合性が保護されます。
ハードドライブがこの機能に対応していることに加え、この機能を使用するには、アレイで Data Assurance Premier Feature(データ保証プレミア機能)
を有効にする必要があります。
Data Assurance Premier Feature Key(データ保証プレミア機能キー)はオプションであり、このストレージアレイのブランドなしの OEM バージョンでのみ
利用できます。
データ保証に対応するドライブを、データ保証機能を有効にせずに使用しても問題ありません。また、データ保証機能が有効でない場合に、データ保証
に対応するドライブを、データ保証機能がないドライブと交換することもできます。
Dell MD ストレージアレイ — 情報アップデート
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