本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」と「使用上のご注意」（『安全上のご注意』チラシと取扱説明書 P.32）をよく
お読みください。お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。
© 2020 Roland Corporation
電子楽譜のダウンロードや、曲の練習ができます。 好みのピアノの音を作るアプリです。
アプリをダウンロード
スマートフォン／タブレット用のアプリをダウンロードして、ピアノと一緒に使いましょう。
Piano Every Day Piano Designer
こんなことができます
ピアノを弾く
˙
いろいろな音で弾く
本機にはたくさんの音色が内蔵されています。
いろいろな音色を選んでみましょう。
˙
2 つの音色を重ねて弾く（デュアル）
1 つの鍵盤で 2 つの音色を重ねて鳴らすことができます。
˙
右手と左手を違う音色で弾く（スプリット）
鍵盤を左右に分けて、それぞれ別の音色を選んで鳴らすことができます。
ライブで弾く
˙
音質を調整する（イコライザー）
演奏する場所に応じて調整することができます。
˙
演奏の設定を呼び出す（レジストレーション）
レジストレーションに設定を保存しておくことで、曲に合わせた設定を瞬時に呼び出すことができます。
˙
マイクを使って演奏する
マイク（別売）をつないで、弾き語りをすることができます。
また、マイクの声にエフェクトをかけることもできます。
便利な機能
˙
演奏を録音する
自分で弾いた演奏を録音し、再生して確認することができます。
˙
Bluetooth 機能
Bluetooth に対応したアプリ「Piano Every Day」を使ったり、スマートフォンのオーディオを再生したりできます。
˙
自分だけのピアノを作る（ピアノデザイナー）
グランドピアノの音の要素を調節して、好みのピアノの音を作ることができます。
8
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9
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18
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2
°
スタンドに 設 置 す る
FP-90X の場合
スタンドを設置するときは、指などをはさまないよう、十分にご注意ください。
FP-90X をスタンドに設置するときは、当社製のスタンド KSC-90、KS-G8B、KS-10Z、KS-12、KS-20X をご使用ください。
ご使用になるときは以下のように設置します。
KS-20X
KS-12
KS-10Z
ピアノのゴム足でスタンドをはさ
むように、スタンドの横幅を調節
する
上面図
スタンドの幅を調節する
KS-G8B
ピアノの手前にあるカ
バーの折り返しとスタ
ンドのゴム台の角を合
わせる
ピアノの前面をスタン
ドの前面と合わせる
ピアノのゴム足が、スタ
ンドの内 側に入るように
する
ピアノとスタンドの中心を合わせる
KSC-90
KSC-90 の取扱説明書をご覧ください。
ピアノの前側のゴム足が、ゴム足
受けに入るようにスタンドの横幅
を調節する
上面図
スタンドの幅を調節する
スタンドの横幅が 700mm 以下に
ならないように調節してください。
上面図
ピアノとスタンドの中心を合わせる
安全のため、スタンドの高さ
調節の一番高い位置では使
わないでください。
安全のため、スタンドの高さ
調節の一番高い位置では使
わないでください。
安全のため、スタンドの高さ
調節の一番高い位置では使
わないでください。
注意
注意
注意
注意
ピアノの前面をスタン
ドの前面と合わせる
3
スタンドに 設 置 する
FP-60X の場合
スタンドを設置するときは、指などをはさまないよう、十分にご注意ください。
FP-60X をスタンドに設置するときは、当社製のスタンド KSC-72、KS-G8B、KS-10Z、KS-12、KS-20X をご使用ください。
ご使用になるときは以下のように設置します。
KS-20X
KS-12
ピアノのゴム足が、スタンドのく
ぼみ（4 箇所）に入るように、横
幅を調節する
上面図
スタンドの幅を調節する
KS-10Z
ピアノのゴム足がスタンドがスタ
ンドの内 側になるように、スタン
ドの横幅を調節する
上面図
スタンドの幅を調節する
KS-G8B
上面図
ピアノのゴム足が、スタ
ンドの内 側に入るように
する
ピアノとスタンドの中心を合わせる
KSC-72
KSC-72 の取扱説明書をご覧ください。
スタンドの横幅が 700mm 以下に
ならないように調節してください。
スタンド奥側のパッド部分
がピアノ底面のネジ列の
すぐ前にくるようにする
パ ッド
ネジ列
ピアノの前面をスタン
ドの前面と合わせる
ピアノとスタンドの中心を合わせる
安全のため、スタンドの高
さ調節の一番高い位置では
使わないでください。
安全のため、スタンドの高
さ調節の一番高い位置では
使わないでください。
安全のため、スタンドの高
さ調節の一番高い位置では
使わないでください。
注意
注意
注意
注意
ピアノの前面をスタン
ドの前面と合わせる
4
スタンドに 設 置 す る 2
主な仕様4
各部の名称とはたらき 5
リア・パネル6
基本操作7
操 作 ガイド 8
ピアノとモバイル機器を Bluetooth でつなぐ 1 2
こんなことができます 1 2
ピアノのスピーカーで音楽を聴く1 3
初期設定をする（ペアリング）1 3
初期設定済みのモバイル機器を接続する 1 3
オーディオを再生する 1 3
ピアノをアプリと一緒に使う 1 4
このピアノと一緒に使えるアプリ1 4
設定をする（ペアリング）1 4
「ピアノをアプリと一緒に使う」のペアリングがうまくいか
な い とき は？1 5
応用編1 6
いろいろな音で演奏する1 6
好みの演奏環境を選ぶ（マイステージ）1 6
音の響きの種類と深さを選ぶ（Ambience）1 6
メトロノームを使って練習する1 6
メトロノームの設定を変更する1 7
曲のテンポに合わせてクリック音を鳴らす
（オート・テンポ）1 7
自分の演奏のテンポを知る（テンポ・コーチ）1 7
鍵盤を 2 つに分けて演奏する（ツインピアノ）1 7
演奏を録音する1 8
SMF 録音する 1 8
新しく曲を録音する1 8
オーディオ録音する1 8
曲の再生に便利な機能1 9
曲の名前を変更する（曲の名前変更）1 9
保存した曲をコピーする（曲のコピー）2 0
保存した曲を削除する（曲の削除）2 0
自分だけのピアノ音色を作る（ピアノデザイナー）2 1
マイクを使う2 2
マイクを接続する 2 2
マ イク に エ フェクト を か け る （ マ イ ク・ エ フェクト ）2 2
マ イク ・ エ フェクト を 調 節 す る 2 2
演奏の設定を保存する（レジストレーション）2 3
レジ ストレー ションとは 2 3
レジ ストレー ション を 呼 び 出 す 2 3
レジ ストレー ションに 保 存 す る 2 3
便利な機能2 5
メモリーを初期化する（メディアのフォーマット）2 5
工場出荷時の設定に戻す（ファクトリー・リセット）2 5
電源を切っても設定が変わらないようにする
（メモリー・バックアップ ）2 5
USB を使う2 5
い ろい ろな 設 定 をする（ ファンクション・ モ ード）2 6
鍵盤を弾いたときのタッチ感を変える（キー・タッチ）2 6
他の楽器と音の高さを合わせる（マスターチューニング） 2 6
調律法を変える（調律法）2 6
調律の主音を設定する（調律法主音）2 6
イコライザーの設定を変える 2 6
再生する曲を移調する（ソング・トランスポーズ）2 6
曲の音量を調節する（ソング・ボリューム）2 7
オーディオ再生機器や Bluetooth オーディオの音量を調
節する（インプット／ Bluetooth ボリューム）2 7
パソコンからの音量を調節する
（USB Audio インプット・ボリューム）2 7
曲（SMF）再生時のモードを設定する（SMF 再生モード）2 7
録音するときの形式を選ぶ（録音モード）2 7
ペダルの効果のかけかたを変える
（ダンパー・ペダル・パート）2 7
ペダルのはたらきを変える（中央ペダル機能）2 7
ペダルの効果のかけかたを変える（中央ペダル・パート） 2 8
音色の切り替え情報を送る（MIDI 送信の情報）2 8
シーケンサーとつないだときの 2 度鳴りを防ぐ
（ローカルコントロール）2 8
MIDI 送信チャンネルを変える（MIDI 送信チャンネル） 2 8
ディスプレイの明るさを調節する
（ ディス プ レ イ コ ント ラ スト）2 8
ボタンの明るさを変更する（パネル・ブライトネス）2 8
ヘッドホンと内蔵スピーカーの両方から音を出す
（ スピ ーカー ・オ ート・ミュート）2 8
一定時間が経つと自動で電源が切れるようにする
（オートオフ）2 8
故 障 か な？と 思 っ た ら 2 9
こんな表示が出たら（エラー・メッセージ）3 0
本機に保存される設定 3 0
音色一覧3 1
内蔵曲一覧3 1
安全上のご注意3 2
使用上のご注意3 2
°
目次
主な仕様
ローランド FP-90X、FP-60X：デジタル・ピアノ
FP-90X FP-60X
音源
ピ ア ノ 音：ピ ュ ア ア コ ー ス ティック ・
ピアノ音源
ピアノ音：スーパーナチュラル・ピア
ノ音源
鍵盤
PHA-50 鍵盤：ハイブリッド構造
（木材×樹脂センターフレーム）、エ
スケープメント付、象牙調・黒檀調
（88 鍵）
PHA-4 スタンダード鍵盤：エスケー
プメント付、象牙調（88 鍵）
Bluetooth 機能
オーディオ：Bluetooth 標準規格 Ver 3.0（SCMS-T 方式によるコンテン
ツ保護に対応）
MIDI：Bluetooth 標準規格 Ver 4.0
電源 AC アダプター
消費電力
40W（付属 AC アダプター使用時） 25W（付属 AC アダプター使用時）
※ ボリュームを中央にしてピアノ演奏したときの消費電力の目安：
14W（FP-90X）、5W（FP-60X）
※ 電源投入後、音を鳴らしていない状態の消費電力：
12W（FP-90X）、4W（FP-60X）
FP-90X FP-60X
外形寸法
譜面立てをはずしたとき：
1,340（幅）×390（奥行）× 136
（高さ）mm
専用キーボード・スタンド KSC-90、
譜面立てを含む：
1,340（幅）×418（奥行）× 932
（高さ）mm
譜面立てをはずしたとき：
1,291（幅）× 344（奥行）× 126
（高さ）mm
専用キーボード・スタンド KSC-72、
譜面立てを含む：
1,291（幅）×382（奥行）× 939
（高さ）mm
質量
23.6kg（譜面立てを含む）
37.8kg（専用スタンド KSC-90、
KPD-90、譜面立てを含む）
19.3kg（譜面立てを含む）
33.0kg（専用スタンド KSC-72、
KPD-90、譜面立てを含む）
付属品
取扱説明書、「安全上のご注意」チラシ、保証書、AC アダプター、電源コー
ド、ダンパー・ペダル（DP-10、連続検出対応）
別売品
専用キーボード・スタンド：KSC-90 専用キーボード・スタンド：KSC-72
専用ペダル・ボード：KPD-90
キーボード・スタンド：KS-G8B、KS-10Z、KS-12、KS-20X
ペダル・ユニット：RPU-3、ダンパー・ペダル：DP シリーズ
ペダル・スイッチ：DP-2（Damper/R には使用できません。）
エクスプレッション・ペダル：EV-5 キャリング・ケース：CB-88RL
ヘ ッド ホ ン
本書は、発行時点での製品仕様を説明しています。最新情報についてはローランド・ホームページをご覧ください。
5
°
各部の名称とはたらき
ダンパー・ペダル
音に余韻を与えたいときに使います。このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても音が切れずに長い余韻が
続きます。
アコースティック・ピアノでは、ダンパー・ペダルを踏んだときに、弦が開放された音や弾いた鍵盤の音が他の弦
に共鳴して豊かな響きと広がりが加わります。また、ハーフ・ペダル奏法では、音の芯（しん）がすぐに消えて
豊かな広がりや響きだけが残り、独特な音の余韻になります。本機ではこの開放音（ダンパー・ノイズ）や共鳴音
（ダンパーレゾナンス）を再現するのはもちろんのこと、ハーフ・ペダル奏法時の独特な余韻も再現しています。
アコースティック・ピアノのダンパー・ペダルには、踏み込み始めは軽く、途中から重くなる感触の変化があります。
KPD-90 ではこの感触の変化を再現しています。
ソステヌート・ペ ダ ル
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけに余韻を与えます。
ソフト・ ペ ダ ル
音に柔らかさを与えたいときに使います。このペダルを踏んだまま鍵盤を弾くと、通常同じ強さで弾いたときの音よ
りも柔らかい音が出ます。グランドピアノの左側のペダルと同じはたらきです。ペダルを踏む深さによって、音の柔
らかさが微妙に変わります。
ペダル（KPD-90 ／ RPU-3：別売）
※ ペダルを操作するときは、可動部と本体の間に指をはさまないようにしてください。お子様のいる場所で使用する場合はご注意ください。
RPU-3（別売）
KPD-90（別売）
オートオフ機能について
本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電源が切れます（オート・オフ機能）。自動的に電源が切れないようにするには、オート・オフ機能を
解除してください（P.28）。
5
電源が切れると保存していないデータは失われます。残しておきたい設定はあらかじめ保存しておいてください。
5
電源をオンにするときは、電源を入れ直してください。
※ 図は FP-90X です。
フロント・パネル
本機を操作します。
8
ページ
譜面立てを取り付ける
2
1
1
2
3
3
1.
取り付けネジをゆるめます。
2.
譜面立ての切り欠きを取り付けネジに差し込みます。
3.
取り付けネジを最後まで締めます。
1
1
1.
ピアノ本体上面のスリットに、譜面立てを差し込みます。
FP-90X FP-60X
［
L
］ボタン
電源を入れる
※ 電源を入れる／切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても
電源を入れる／切るときに音がすることがありますが、故障ではありま
せん。
1.
［Volume］スライダーを下いっぱいまで動かして、音量を最小
にします。
2
1
最小に
2.
ディスプレイに「RolandDigitalPiano」と表示されるまで、［
L
］
スイッチを押し続けます。
電源が入り、音色ボタンなどのボタンが点灯します。
3.
［Volume］スライダーで音量を調節します。
電源を切る
1.
［Volume］スライダーを下いっぱいまで動かして、音量を最小
にします。
2.
ディスプレイに「Don'tdisconnectthepower」と表示され
る ま で 、［
L
］スイッチを長 押しします。
電源が切れます。
ヘッド ホ ン 端 子
ヘッドホン（別売）を接続します。
6
各部の名称とはたらき
˙
˙
リア・パネル
ペダルや USB メモリーなどを接続します。
※ 他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。
*1 ペダルを操作するときは、可動部と本体の間に指をはさまないようにしてください。お子様のいる場所で使用する場合はご注意ください。
AC アダプターは、インジケーター
（図参照）のある面が上になるよう
に設置してください。
AC アダプターをコンセントに接続
すると、インジケーターが点灯し
ます。
1 2
3
4 5 6 7 8 9
パソコン USB メモリー
コード・フック
コンセントへ
電 源コ ード
AC アダプター
インジケーター
AC アダプターは、インジケーター
（図参照）のある面が上になるよう
に設置してください。
AC アダプターをコンセントに接続
すると、インジケーターが点灯し
ます。
1 2
3
4
5
6 7 8 9
10
ペダル
DP-10（*1）
別売：KPD-90、RPU-3、EV-5
ダイナミック・マイク オー ディオ・
プレーヤー
アンプ内蔵スピーカー
パソコン USB メモリー
コンセントへ
電 源コ ード
インジケーター
コード・フック
AC アダプター
AC アダプターのコー
ドは、図のようにコード・
フックを使って 固 定して
ください。
7
各部の名称とはたらき
1
USBComputer 端子
USB ケーブル（市販）を使ってパソコンと接続します。パソコンのシー
ケンサー・ソフトウェア（別売）と演奏情報やオーディオ信号をやりと
りして、音楽制作や、録音、編集などをすることができます。
2
USBMemory 端子
USB メモリー（市販）を使うと、以下のことができます。
5
パソコンにある WAVE ファイル、MP3 ファイル、MIDI ファイル
（SMF）を本機で再生できます。
5
ピアノの演奏をオーディオ録音できます。
5
レジストレーション・セットの保存や読み込みができます。
※ 画面に「Executing・・・」と表示されている間は、絶対に電源を切ったり、
USB メモリーや電源コードを抜いたりしないでください。
3
DCIn 端子
付属の AC アダプターを接続します。
4
PedalDamper/Sostenuto/Soft 端子
ペダルを接続します。
※ Pedal Damper 端子には指定のペダル以外は接続しないでください。
※ EV-5 は Pedal Sostenuto/Soft 端子にのみ対応しています。
5
Speaker［O/On］スイッチ
本体スピーカーを鳴らす（On）／鳴らさない（O）を設定します。
6
MicInput 端子
ダイナミック・マイク（別売）を接続します。
標準（アンバランス）タイプの端子です。
7
Mic［Gain］つまみ
マイクの音量を調節します。
8
InputStereo 端子
オーディオ・プレーヤーなどを接続します。
※ 抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、Input Stereo 端子に接続した機
器の音量が小さくなることがあります。抵抗の入っていない接続ケーブ
ルを使用してください。
9
OutputR、L/Mono 端子
ピアノの音を、アンプ内蔵スピーカーなどに出力することができます。
10
MIDIOut/In 端子
MIDI 機器を接続します。MIDI 機器にピアノの演奏を MIDI データと
して録音したり、MIDI 機器からの MIDI データでピアノを鳴らしたり
することができます。
FP-90X
˙
˙
基本操作
このピアノは、操作パネルのボタンを使って各機能の設定ができます。
画面に表示される［
K
］［
J
］［－］［＋］［Enter（Func）］［Exit］は、各機能を設定するときに操作するボタンを表しています。
画面表示
上段：設定するカテゴリーを表示
（［
K
］［
J
］ボタンで変えられます）
下段：カテゴリー内の値を表示
（［－］［＋］ボタンで変えられます）
設定するカテゴリーを選ぶ
［
K
］［
J
］ボタンで設定したいカテゴリーを選ぶ。
カテゴリー内の値を選ぶ
［－］［＋］ボタンでカテゴリー内の 値を変える。
「Enter」と「Exit」
選んだカテゴリーや値を［Function］（Enter）ボタンで決定する。
［Exit］ボタンで 1 つ前の操作に戻る。
8
°
操 作 ガイド
音色を選ぶ（Single：シングル）
本機では、ピアノやピアノ以外のさまざまな音色で演奏を楽しむことができます。
音色は 5 つのグループに分けられ、それぞれ音色ボタンに割り当てられています。
音色のグループ
［Piano］ボタン
グランドピアノやハープシコードなど、ピアノの歴
史を彩る楽器の音色が選べます。
［E. Piano］ボタン
ポップスやロックで 多 用 されるエレクトリックピ アノ
の音色が選べます。
［Organ］ボタン
オルガンの音色が選べます。
ロータリー効果のかかる音色を選んでいるときに
［Organ］ボタンを押すと、ロータリー効果のう
ねりの速さが変えられます。
［Strings/Pad］ボタン
バイオリンなどの弦楽器の音を中心に、オーケス
トラで用いられる楽器の音色や、シンセ・パッドの
音色が選べます。
［Synth/Other］ボタン
シンセサイザー特有の音や、ボーカル、GM2 音
色などの音色が選べます。
メモ
トレモロなど、揺らぎの効果がかかる音色を選んでいるときに、選ん
でいる Tone ボタンを押しながら Tempo［Slow］［Fast］ボタンを
押すと、揺らぎの速さを調節できます。
音色を選ぶ
1.
［Piano］ボタンなどの音色ボタンを押してから、［−］［＋］ボタ
ンを押す。
ディスプレイの見かた
テンポ
拍子
小節
音色名
鍵盤のトランスポーズ
曲 のトランスポ ー ズ
音色を試聴する（音色デモ）
1.
［Split/Dual］ボタンを押しながら［Transpose］ボタンを押す。
2.
音色ボタンのいずれかを押す。
各ボタンの音色デモを再生します。
移調して演奏する（Transpose）
鍵盤を半音単位で移調することができます。
たとえば、ホ長調（E）の曲をハ長調（C）の
鍵盤の位置で弾く場合は、鍵盤のトランスポー
ズを「4」に設定します。
1.
［Transpose］ボタンを押しながら［−］［＋］ボタンを押す。
画面に移調量が表示されます。
2.
移調を解除するときは、もう一度［Transpose］ボタンを押し
ます。
［Transpose］ボタンが消灯します。
鍵盤の移調
（Kbd Transpose）
-6 〜 0 〜 +5（初期値：0）
メモ
［Transpose］ボタンを押しながら、移調したい調の
主音にあたる鍵盤を押して、鍵盤のトランスポーズの
値を変えることもできます。
ドミソと弾くと→ミソ
シと鳴る
全体の音量を調節する（Volume）
本体スピーカー使用時はスピーカーの音量、ヘッド
ホン接続時はヘッドホンの音量を調節することができ
ます。
音質を調節する（Equalizer）
Low（低音域）、Mid（中音域）、High
（高音域）のそれぞれで、サウンドを強調し
たり抑えたりすることができます。
26
ページ
音の響きを調節する（Ambience）
1.
［Ambience］ボタンを押す。
FP-60X
1-2.［Function］（Enter）ボタンを押す。
2.
［
K
］［
J
］ボタンで「アンビエンスの種類」を選ぶ。
音の響きの種類を変えることができます。
3.
［−］［＋］ボタンで「アンビエンスの 深さ」を設定 する。
音の響きの深さを調節することができます。
メモ
ヘッドホンから聞こえる音の響き（Headphones 3D Ambience）
を調節することができます（P.16）。
16
ページ
FP-60X
鍵盤の音量バランスを変える（Part Volume）
スプリット（Split）演奏、デュアル（Dual）演奏をしているときの、鍵盤の音量
バランスを調節することができます。
［Lower］スライダー ［Upper］スライダー
通常（シングル）演奏
のとき
使用しません。 鍵盤の音量を調節します。
スプリット演奏のとき
ス プ リット・ ポ イ ント 以 下
の音域の音量を調節し
ます。
ス プ リット・ ポ イ ント よ り
高い音域の音量を調節し
ます。
デュアル演奏のとき
音色 2 の音量を調節し
ます。
音色 1 の音量を調節し
ます。
設定項目を選ぶ ［
K
］［
J
］ボタンを押す。
値を変える ［－］［＋］ボタンを押す。
値を初期値に戻す ［－］［＋］ボタンを同時に押す。
操作をキャンセルする ［Exit］ボタンを押す。
基本操作
Single Split
Dual
［Dual/Split］ボタン
を押すと、「シングル」、
「 ス プ リ ッ ト 」、「 デ ュ ア
ル」を順番に切り替え
ることができます。
9
操 作 ガイド
音名（C4 など）の読みかた
スプリット・ポイントなどの設定値のアルファベットは、音名を表して
います。A＝ラ、B＝シ、C＝ド・・・G＝ソになります。
たとえば、「C4」の場合は、鍵盤の左端から「4 番目のド」を表します。
C4 C5 C6 C7 C8C3C2C1
左手と右手で違う音色にする（Split：スプリット）
たとえば、左手はベースの音、右手はピアノの音で演奏するなど、ある鍵を境
に鍵盤右側と左側のそれぞれで違う音色で演奏することができます。
このような演奏を「スプリット演奏」といい、鍵盤が分かれる位置を「スプリット・
ポ イ ント 」と い い ま す 。
スプリットをオンにする
［Split/Dual］ボタンを何度か押して、Split 画面
を表示させます。
以下の設定は、Split 画面を表示した状態で操作します。
右手音色／左手音色を
選ぶ
（Right Tone ／ Left
Tone）
1［
K
］［
J
］ボタンで、「Right Tone」または「Left
Tone」を選ぶ。
2音色ボタンを押す。
3［－］［＋］ボタンを押す。
スプリット・ポイントを変
える
（Split Point）
1［
K
］［
J
］ボタンで、「Split Point」を選ぶ。
2［－］［＋］ボタンで値を設定する。
メモ
［Split/Dual］ボタンを押しながら分割する位置
の鍵盤を押して、スプリット・ポイントを設定す
ることもできます。
B1 〜 B6（初期値：F#3）
右手音色／左手音色のオ
クターブを変える
（Right Shift ／ Left Shift）
1［
K
］［
J
］ボタンで、「Right Shift」または「Left
Shift」を選ぶ。
2［－］［＋］ボタンで値を設定する。
-3 〜 0 〜 +3（初期値：0）
左手音色 右手音色
F#3
※ 音色の組み合わせによっては、左手音色にエフェクトがかからないため、音色
の聞こえかたが変わることがあります。
※ 左手音色に［Piano］ボタンの音色を選ぶと、聞こえかたが変わることがあり
ます。
2 つの音色を重ねる（Dual：デュアル）
1 つの鍵盤で、2 つの音色を同時に重ねて鳴らすことができます。このような演
奏を「デュアル演奏」といいます。
デュアルをオンにする
［Split/Dual］ボタンを何度か押して、Dual 画面
を表示させます。
メモ
2 つの音色ボタンを同時に押して、デュアル演奏
することもできます。
以下の設定は、Dual 画面を表示した状態で操作します。
音色 1 ／音色 2 を選ぶ
（Tone 1 ／ Tone 2）
1［
K
］［
J
］ボタンで、「Tone 1」または「Tone
2」を選ぶ。
2音色ボタンを押す。
3［－］［＋］ボタンを押す。
音色 1 ／音色 2 のオクター
ブを変える
（Tone 1 Shift ／ Tone 2
Shift）
1［
K
］［
J
］ボタンで、「Tone 1 Shift」または「Tone
2 Shift」を選ぶ。
2［－］［＋］ボタンで値を設定する。
-3 〜 0 〜 +3（初期値：0）
※ 音色の組み合わせによっては、音色 2 にエフェクトがかからないため、音色の
聞こえかたが変わることがあります。
※ 音色 2 に［Piano］ボタンの音色を選ぶと、聞こえかたが変わることがあります。
演奏の設定を呼び出す（Registration）
音色や演奏に関する設定を「レジストレーション」に保存してお
くことができます 。
レジストレーションを切り替えることで、保存した設定をすぐに
呼び出すことができます。
23
ページ
レジストレーションを呼び出す
1.
［Registration］ボタンを押す。
2.
［1］〜［5］ボタンを押して、レジストレーションを選ぶ。
3.
［−］［＋］ボタンを押して、 レジストレーションのバリエーションを
選ぶ。
レジストレーションに設定を保 存する
1.
音色をお好みの設定にする。
2.
［Registration］ボタンを押し続けたまま、［1］〜［5］ボタンを押し、
続けて［−］［＋］ボタンを押して 、 保 存 先 のレジストレーションを
選ぶ。
3.
［−］［＋］ボタンと［
K
］［
J
］ボ タンを 押して 、 レジ ストレーショ
ンに名前をつける。
4.
［Function］ボタンを押して保存する。
メモ
保存される設定については、「本機に保存される設定」（P.30）をご覧ください。
好みの演奏環境を選ぶ（My Stage）
マイステージを選ぶことで、家にいながら好みのピアノと演奏環境で弾くことが
できます。コンサート・ホール、教会、練習スタジオなどさまざまな場所で、そ
れぞれの環境に最適なグランドピアノを弾いたときの音と響きを再現します。
マイステージを選ぶ
1.
［MyStage］ボタンを押す。
2.
［−］［＋］ボタンを押して、 好み の 演奏環境を選ぶ。
メモ
好みのマイステージの設定をレジストレーションに保存しておくことができます
（P.23）。
16
ページ
10
操 作 ガイド
メトロ ノ ー ム を 使う
メトロノームを鳴らしながら演奏することができます。メトロノームのテンポや拍
子を変えることもできます。
曲の再生中は、メトロノームはその曲のテンポや拍子に合わせて鳴ります。
メトロ ノ ー ム を 鳴ら す
1.
［Metronome］ボタンを押して点灯させる。
メトロノームが鳴ります。
2.
メトロノームを止めるときは、もう一度［Metronome］ボタン
を押して消灯させる。
メトロノームのテンポを変える
1.
Tempo［Slow］［Fast］ボタンを押して、テンポを変える。
設定できるテンポ 10 〜 500
メモ
メトロノームの詳しい設定については、こちらをご覧ください。
16
ページ
いろいろな設定をする（ファンクション・モード）
本機の詳細設定をします。
1.
［Function］ボタンを押す。
2.
［
K
］［
J
］ボタンで設定したい項目を選ぶ。
3.
［−］［＋］ボタンで設定 値を変える。
※ ［Function］ボタンを長押しすると、Bluetooth のペアリングを開
始することができます。
曲のテンポに合わせてクリック音を鳴らす（オート・テンポ）
外部から入力されるオーディオ（Bluetooth オーディオ、Input Stereo 端子、
USB オーディオ）の曲のテンポに合わせてクリック音を鳴らすことができます。
ここでは、Input Stereo 端子に接続したオーディオ・プレーヤーで鳴らした曲の
テンポに合わせて、クリック音を鳴らしてみます。
1.
InputStereo 端子にオーディオ・プレーヤーを接続する。
2.
オーディオ・プレーヤーで曲を再生する。
ピアノのスピーカーから曲が流れます。
3.
曲を流したまま［Metronome］ボタンを長押しする。
オート・テンポがオンになり、曲のテンポに合わせてクリック音が鳴ります。
メモ
曲の途中でも、再度［Metronome］ボタンを長押しして、何度でもテンポ
を更新することができます。
4.
オート・テンポをオフにするときは、［Metronome］ボタンを押
して消灯させる。
メモ
オート・テンポの詳しい設定については、こちらをご覧ください。
17
ページ
25
ページ
ディスプレイ
音色名、曲名、テンポ、拍子などを表示します。
左手音色
右手音色
ス プ リット
音色 2
音色 1
デュアル
テンポ
拍子
小節
Bluetooth の接続状態
シングル
鍵盤のトランスポーズ
音色名
曲 のトランスポ ー ズ
設定項目を選ぶ ［
K
］［
J
］ボタンを押す。
値を変える ［－］［＋］ボタンを押す。
値を初期値に戻す ［－］［＋］ボタンを同時に押す。
操作をキャンセルする ［Exit］ボタンを押す。
基本操作
11
操 作 ガイド
再生する／録音する
曲を再生／録音します。
再生／停止する
1.
［
s
］ボタンを押す。
曲の先頭に戻す
1.
［
u
］ボタンを押す。
曲のテンポを変える
1.
Tempo［Slow］［Fast］ボタンを押して、テンポを変える。
録音する
1.
演奏する音色を選ぶ。
2.
必要に応じて、メトロノームを鳴らす。
メトロノームのテンポや拍子を設定します。メトロノームの設定は曲に記憶
され、再生時も同じ設定で鳴らすことができます。
3.
［
t
］ボタンを押す。
［
t
］ボタンが点灯、［
s
］ボタンが点滅し、録音待機状態になります。
録音を中止するときは、もう一度［
t
］ボタンを押します。
4.
［
s
］ボタンを押して録音を始める。
5.
［
s
］ボタンを押して停止する。
19
ページ
18
ページ
曲の音量を調節する
1.
［SongVol］スライダーでソングの音量を調節する。
曲の音量（SMF ／オーディオ）を調節します。
曲の音量を調節する
曲の音量（SMF ／オーディオ）を調節します。
1.
［Function］ボタンを押す。
2.
［
K
］［
J
］ボタンで SongVol を選ぶ。
3.
［−］［＋］ボタンで音量を調 節する。
FP-90X
FP-60X
※ 音色デモで使われる一部の音色は、Part［Upper］［Lower］
スライダーで調節するように設定されています。すべての
パートを［Song Vol.］スライダー（FP-60X の場合は、ファ
ンクション・モードの「Song Vol.」）で調節する場合は、
SMF Play Mode（P.27）の設定を「External」に変更
してください。
マイクを使う（Mic）
本機にマイクを接続すると、本機の演奏とマイクの音声をミックスすることがで
きます。
22
ページ
曲を選ぶ
ソング画面で曲を選びます。
1.
［Song］ボタンを押してソング画面を表示する。
カテゴリー
テンポ 拍子 小節
曲名
2.
［
K
］［
J
］ボタンでカテゴリーを選ぶ。
3.
［−］［＋］ボタンで曲を選ぶ。
4.
［
s
］ボタンを押して、曲を再生する。
メモ
USB メモリーのフォルダーの中にある曲を選ぶときは、以下の操作をします。
フォルダーを開く
［－］［＋］ボタンでそ のフォル ダーを選んでから、
［
s
］ボタンを押す。
フォルダーを閉じる
［－］ボタンで「（Up）」を選んでから、［
s
］ボ
タンを押す。
カテゴリー一覧
カテゴリー 説明
Preset Songs 本体に内蔵されている曲
USB Memory USB メモリーに保存した曲
Internal Memory 内部メモリーに保存した曲
注意
※ SMF Play Mode（P.27）を「Auto-Select」または「Internal」に設定し
ているときは、［Song Vol.］スライダー（FP-60X の場合は、ファンクション・モー
ドの「Song Vol.」）で音量が変わらないパートがあります。SMF Play Mode
「External」に設定すると、すべてのパートの音量が変化します。
FP-90X
FP-60X
本機で再生できる曲の形式
本機は以下の形式のデータを再生できます。
曲の形式 説明
MIDI ファイル SMF フォーマット 0/1
オーディオ・ファイル
WAV 形式、44.1kHz、16 ビット・リニア
MP3 形式、44.1kHz、64kbps 〜 320kbps
12
°
ピアノとモバイル機器を Bluetooth でつなぐ
こんなことができます
Bluetooth 機能を使うと、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器（以下、「モバイル機器」と呼びます）とピアノが無線でつながり、次のこ
とができます。
モバイル機器で再生した音楽を、ピアノのスピーカーで鳴らすことができます。
iPhone などのモバイル機器に保存している音楽データを再生すると、無線でピアノのスピーカーから鳴らすことができます。
→ピアノのスピーカーで音楽を聴く
アプリと連携して、ピアノの楽しみかたを広げることができます。
アプリ（ローランド製「Piano Every Day」や「Piano Designer」など）をモバイル機器にインストールして、ピアノと連携して使うことができます。
→ピアノをアプリと一 緒に使う
スピーカー
13
ページ
14
ページ
アプリ「PianoDesigner」アプリ「PianoEveryDay」
ペアリング
Bluetooth 機能を使うには、初めにピアノとモバイル機器を 1 対
1 でつなぐ「ペアリング」が必要です。
「ペアリング」は、使いたいモバイル機器にピアノを登録する
（お互いに認証する）ための手続きです。
各機能の手順に従ってペアリングをしてください。
ペアリング
ペアリングの流れ
「ピアノのスピーカーで音楽を鳴らす」場合と「ピアノをアプリと
一緒に使う」場合は、それぞれにペアリング操作が必要です。ペ
アリングの流れが異なりますので、ご注意ください。
ピアノのスピーカーで
音楽を鳴らす場合
ピアノをアプリと一
緒に使う場合
ピアノの設定
モバイル機器の設定 アプリの設定
App
モバイル機器の設定
※ うまく接続できない場合は、「ピアノをアプリと一緒に使う」のペアリングがうまくいかないときは？（P.15）をご覧ください。
13
ピアノとモバイル機器をBluetoothでつなぐ
ピアノのスピーカーで音楽を聴く
モバイル機器に保存している音楽データを、ワイヤレスでピアノのスピー
カーから再生するための設定をします。
※ ピアノとのペアリングが済んだモバイル機器は、再度ペアリングす
る必要はありません。「初期設定済みのモバイル機器を接続する」
（P.13）の手順をご覧ください。
初期設定をする（ペアリング）
例として、iPad を使った設定方法を紹介します。Android 機器をお使
いの場合、設定方法についてはお使いのモバイル機器の取扱説明書を
ご覧ください。
1
接続したいモバイル機器をピアノ周辺に置きます。
メモ
手順 2 〜 4 の代わりに、［Function］ボタンの長押しでも、
ペアリングを開始することができます。
2.［Function］ボタンを長押しします。
「Now Pairing...」と表示されたら、手順 5 に進みます。
2
ピアノの［Function］ボタンを押して、［
K
］［
J
］ボタンで
「Bluetooth」を選びます。
3
［Function］（Enter）ボタンを押します。
Bluetooth 画面が表示されます。
4
［
K
］［
J
］ボ タ ン で「 Bluetooth Pairing」を選び、［Function］
（Enter）ボタンを押します。
「Now Pairing...」と表示され、ピアノはモバイル機器からの応答
を待ちます。（ペアリング開始）
※ ペアリングをやめる場合は、［Exit］ボタンを押します。
5
モバイル機器の Bluetooth 機能をオンにします。
6
モバイル機器の Bluetooth デバイス画面に表示されてい
る「FP-90X Audio」または「FP-60X Audio」をタップ
します。
ピアノとモバイル機器がペアリングされます。ペアリングが成功す
ると、以下のように表示されます。
モバイル
機器
「自分のデバイス」欄に「FP-90X Audio」または「FP-60X
Audio」が追加される
ピアノ
画面の Bluetooth マーク横に「AUDIO」と表示される
7
ピアノの［Exit］ボタンを何度か押して、ファンクション・モー
ドを終了します。
初期設定は完了です。
初期設定済みのモバイル機器を接続する
1
モバイル機器の Bluetooth 機能をオンにします。
ピアノとモバイル機器が無線でつながります。
メモ
上記の操作で接続ができなかった場合は、モバイル機器の
Bluetooth デバイス画面に表示されている「FP-90X Audio」ま
たは「FP-60X Audio」をタップしてください。
オーディオを再 生する
モバイル機器で音楽データを再生すると、ピアノのスピーカーから音が
鳴ります。
Bluetooth オーディオのボリュームを調節する
通常は、お使いのモバイル機器側でボリュームを調整します。
それでも思ったようなボリュームにならないときは、以下の操作でボ
リュームを調節します。
1
「初期設定をする（ペアリング）」（P.13）の手順 2 〜 3
の操作をします。
2
［
K
］［
J
］ボタンで「Input/Bluetooth Vol.」を選び、［−］
［＋］ボタンでボリュームを調節します。
複数台のピアノとペアリングをするとき
たとえば、音楽教室にある複数台のピアノとモバイル機器のペア
リングをするときは、各ピアノに Bluetooth ID（識別番号）を
設定することで、目的のピアノとペアリングすることができます。
※ この設定をすると、モバイル機器にデバイス名が表示され
るときに、末尾に識別番号付で表示されます（「FP-90X
Audio1」など）。
1.
「初期設定をする（ペアリング）」（P13）の手順 2 〜 3
の操作をします。
2.
［
K
］［
J
］ボタンで「BluetoothID」を選びます。
3.
［−］［＋］ボタンで、 ID の値を変えます。
FP-90X
設定値 説明
0〜99
「0」に設定：「FP-90X Audio」「FP-90X MIDI」（初期値）
「1」に設定：「FP-90X Audio1」「FP-90X MIDI1」
FP-60X
設定値 説明
0〜99
「0」に設定：「FP-60X Audio」「FP-60X MIDI」（初期値）
「1」に設定：「FP-60X Audio1」「FP-60X MIDI1」
※ ピアノが複数台ある環境でペアリングするときは、ペアリ
ングするピアノとモバイル機器のみ電源を入れることをお
勧めします（他の機器の電源は切ってください）。
14
ピアノとモバイル機器をBluetoothでつなぐ
ピアノをアプリと一 緒に使う
ピアノと連携して、モバイル機器にインストールしたアプリを使えるよう
にする設定をします。
このピアノと一緒に使えるアプリ
アプリ名 対応 OS 説明
Piano Every Day
iOS
Android
電子楽譜をダウンロードしたり、ゲーム感覚
で曲の練習をしたり、練習の記録をつけた
りすることができます。
Piano Designer
iOS
Android
好みのピアノの音を作るアプリです。「ピア
ノデザイナー」（P.21）のさまざまな音
の要素をアプリからタッチ操作で調節でき
ます。
※ アプリは App Store、Google Play よりダウンロードできます（無
料 ）。
※ 上記以外にも、Bluetooth MIDI 対応の音楽アプリ（Garage Band など）
を使うことが できます。
※ 本書は、発行時点での当社製アプリの情報を掲載しています。最新
情報については、ローランド・ホームページをご覧ください。
設定をする（ペアリング）
モバイル機器にインストールしたアプリとピアノを一緒に使う設定をしま
す。ここでは、例として iPad を使ってアプリ「Piano Every Day」を
使うときの手順を紹介します。
※ 「ピアノをアプリと一緒に使う」場合は、ピアノ側の設定は不要です。
アプリからの操作でピアノとペアリングをします。
1
モバイル機器の設定で、Bluetooth 機能をオンにします。
注意
「デバイス」欄に、お使いの製品名（「FP-90X」など）が表示され
てもタップしな い でくださ い 。
2
モバイル機器にインストールしたアプリを起動します。
3
アプリ画面右下のメニューをタップし、メニュー画面の
「Bluetooth」をタップします。
メニュー
Bluetooth
モバイル機器の画面に「FP-90X MIDI」または「FP-60X MIDI」
が表示されます。
4
お使いの製品名「FP-90X MIDI」または「FP-60X MIDI」
をタップします。
ピアノとモバイル機器がペアリングされます。ペアリングが成功す
ると、以下のように表示されます。
モバイル
機器
「自分のデバイス」欄に「FP-90X MIDI」または「FP-60X
MIDI」が追加される
ピアノ
画面の Bluetooth マーク横に「MIDI」と表示される
以上で設定は完了です。
15
ピアノとモバイル機器をBluetoothでつなぐ
1
ピ ア ノ の Bluetooth 機能が「オン」になっているか
確認する。
1
ピアノの［Function］ボタンを押します。
2
［
C
］［
A
］ボタンで「Bluetooth」を選びます。
3
［Function］（Enter）ボタンを押します。
Bluetooth 設定画面が表示されます。
4
［
C
］［
A
］ボ タ ン で「 BluetoothOn/O」を選び、［−］［＋］
ボタンで、「On」にします。
ピアノの Bluetooth 機能がオンになりました。
5
［Function］ボタンを押します。
ファンクション・モ ード が 終 了しま す 。
2
モバイル機器のすべてのアプリを終了する。
アプリの終了方法
1
ホームボタンをダブルクリックして、アプリ画面を上に
スワイプします。
3
ペアリングされている場合は一度解除し、Bluetooth
機能をオフにする。
ペアリングの解除方法
1
モバイル機器画面の「接続済み」横にある「i」をタップして、
「このデバイスの登録を解除」をタップします。
2
Bluetooth スイッチをオフにします。
4
P.14 のペアリング手順 1 からやり直す。
メモ
内容を確認しても解決しないときは、ローランドのサポート・ページを
ご覧ください。
https://wwwrolandcom/jp/support/
「ピアノをアプリと一緒に使う」のペアリングがうまくいかないときは？
「ピアノをアプリと一緒に使う」（P.14）のペアリングがうまくいかないときは、以下の手順 1 〜 4 をお試しください。
16
°
応用編
˙
˙
いろいろな音で演奏する
好みの演奏環境を選ぶ（マイステージ）
「マイステージ」は、家にいながら好みのピアノと演奏環境を選ぶことが
できる機能です。コンサート・ホール、教会、練習スタジオなどさまざ
まな場所で、それぞれの環境に最適なグランドピアノを弾いたときの音
と響きを再現します。
※ マイステージの設定は、「グランドピアノ音色」、「アンビエンス（音
の響き）の種類」、「アンビエンス（音の響き）の深さ」の組み合わ
せで構成されています。
No. FP-90X FP-60X
1 Piano Recital Piano Recital
2 At Hall Stage At Hall Stage
3 Lakeside Studio Lakeside Studio
4 Impressionists Heritage Hall
5 Heritage Hall Lounge Concert
6 Lounge Concert Church Concert
7 Church Concert Jazz Club
8 Jazz Club Recording Studio
9 Medieval Salon
10 Recording Studio
11 Trad Opera House
12 East Coast Hall
1
［My Stage］ボタンを押して点灯させます。
2
［−］［＋］ボタンで、 好みの 演奏環 境を選びます。
鍵盤を弾くと、選んだ「マイステージ」の設定で演奏することが
できます。
メモ
［
J
］ボタンを押すと、「マイステージ」のデモ演奏を聴くことがで
きます。
3
マイステージを終了するときは、［My Stage］ボタンを押
して消灯させます。
音の響きの種類と深さを選ぶ（Ambience）
音にコンサート・ホールや大聖堂などで演奏しているような響きをつけ
ます。「アンビエンスの種類」を変えることで、ピアノをさまざまな場所
で弾いたときの音の響きを再現できます。
ヘッドホン使用時には、FP-60X ではヘッドホン・3D アンビエンスの効果
をかけることができます。FP-90X ではヘッドホン・アコースティック・プ
ロジェクションの技術で、より立体感のある音場を体感できます。
FP-90X
1
［Ambience］ボタンを押して点灯させます。
アンビエンス画面が表示されます。
アンビエンスの種類
アンビエンスの深さ
2
［
K
］［
J
］ボタンで「アンビエンスの種類」を選びます。
3
［−］［＋］ボタンで、「アンビエンスの深さ」を設定します。
4
設定を終了するときは、もう一度［Ambience］ボタンを
押して消灯させます。
FP-60X
1
［Ambience］ボタンを押して点灯させます。
アンビエンス・エディット画面が表示されます。
2
［Function］（Enter）ボタンを押します。
アンビエンス画面が表示されます。
アンビエンスの種類
アンビエンスの深さ
3
［
K
］［
J
］ボタンで「アンビエンスの種類」を選びます。
4
［−］［＋］ボタンで、「アンビエンスの深さ」を設定します。
ヘッドホン 3D アンビエンスを変更するときは、次のように操作し
ます。
5
［Exit］ボタンを押してアンビエンス・エディット画面に戻
ります。
6
［
J
］ボタンで「Headphones 3D Ambience」を選び、［−］
［＋］ボタンで「On ／ O」を設定します。
7
設定を終了するときは、もう一度［Ambience］ボタンを
押して消灯させます。
アンビエンスの種類
（Ambience Type）
さまざまな場所でグランドピアノを弾いたときの音の響きの
種類を選びます。
※ FP-90X をお使いの場合は、ピュアアコースティック・ピ
アノ音源の音色を選んだときに、アンビエンスの種類が
選べます（P.31）。
FP-90X
Studio, Lounge, Concert Hall,
Wooden Hall, Stone Hall, Cathedral
FP-60X
Studio, Lounge, Concert Hall,
Cathedral
アンビエンスの深さ
（Ambience Depth）
音の響きの深さを調節します。値が大きいほど音の響きが
深くなり、値が小さいほど音の響きは浅くなります。
※ オーディオ・ファイルに音の響き効果はかかりません。
0〜10
ヘッド ホ ン 3 D ア ン
ビエンス
（Headphones 3D
Ambience）
ヘッドホン使用時でも、ピアノ本体から音が聞こえるような
効果をかけることができます。
※ アンビエンスの種類に「Concert Hall」を選び、かつ「スー
パーナチュラル・ピアノ音源」の音色を選んでいるとき
に効果がかかります（P.31）。
※ オーディオ・ファイルに効果はかかりません。
O、On（初期値：On）
メモ
好みのマイステージの設定を「レジストレーション」に登録しておくと、
いつでも呼び出すことができます（P.23）。
メトロノ ー ム を 使 って 練 習 す る
メトロノームを鳴らしながら、練習することができます。
1
［Metronome］ボタンを押して点灯させます。
メトロノームが鳴ります。
メモ
曲の再生中は、メトロノームはその曲のテンポや拍子に合わせて
鳴ります。
2
テンポを変えるには、Tempo［Slow］［Fast］ボタンを
押します。
設定できるテンポ 10 〜 500
3
メトロノームを止めるときは、もう一度［Metronome］
ボタンを押して消灯させます。
FP-60X
17
応用編
メトロノームの設定を変更する
以下の設定は、［Metronome］ボタンがオンの状態で操作します。
1
［
K
］［
J
］ボタンで、変更したいパラメーターを表示させ
ます。
2
［−］［＋］ボタンで値を設定します。
テンポ・コーチ
（Tempo Coach）
テンポ・コーチ機能を使います（P.17）。
メトロ ノ ー ム の 音 量
（Metronome Volume）
メトロノームの音量を変えます。
O、1 〜 10（初期値：5）
音色
（Metronome Tone）
メトロノームの音色を変えます。
Click、Electronic、Voice（Japanese）、
Voice（English）（初期値：Click）
拍子
（Beat）
メトロノームの拍子を変えます。
2/2、3/2、2/4、3/4、4/4、5/4、6/4、
7/4、3/8、6/8、8/8、9/8、12/8
（初期値：4/4）
強拍
（Metronome Down
Beat）
強拍を鳴らします。
O、On（初期値：On）
パターン
（Metronome Pattern）
メトロノームのパターンを変えます。
O、8 分音符、3 連符、シャッフル、16 分
音符、2 拍 3 連、4 分音符、付点 8 分音符
（初期値：O）
曲のテンポに合わせてクリック音を鳴らす
（オート・テンポ）
オート・テンポ機能を使うと、外部から入力される曲のテンポに合わせ
てクリック音（メトロノームの音色）を鳴らすことができます。 曲に合わ
せて、クリック音を一緒に鳴らして練習をしたいときに大変便利です。
5
元の曲のテンポがわからなくても、自動でテンポを検出してクリック
を同期させることができます。
5
元の曲にドラムなどのリズム演奏が入っていなくても、テンポを検出
してクリックをリズム演奏の代わりに使うことができます。
以下の 3 つのシチュエーションで鳴らしている曲に、オート・テンポ機能
を使うことが できます。
5
Bluetooth で接続したモバイル機器で鳴らしている曲（P.13）
5
Input Stereo 端子に接続したオーディオ・プレーヤーで鳴らしてい
る曲（P.6）
5
USB Computer 端子に接続したパソコンのプレーヤー・ソフトで鳴
らしている曲（P.6）
シチュエーションごとの接続方法（Bluetooth で接続、オーディオ・ケー
ブルで接続、USB ケーブルで接続）に従って、あらかじめモバイル機
器やパソコンなどの外部機器をピアノと接続しておきます。
1
外部機器から曲を再生します。
ピアノのスピーカーから曲が流れます。
2
曲を流したまま［Metronome］ボタンを長押しします。
オート・テンポがオンになり、曲のテンポに合わせてクリック音が
鳴ります。
曲とクリック音に合わせて演奏してみましょう。
メモ
曲の途中でも、再度［Metronome］ボタンを長押しして、何度
でもテンポを更新することができます。
3
オート・テンポをやめるには、［Metronome］ボタンを押
して消灯させます。
自分の演奏のテンポを知る（テンポ・コーチ）
テンポ・コーチ機能を使えば、現在の鍵盤演奏のテンポを知ることがで
きます。
テンポ・コーチの設定は、［Metronome］ボタンがオンの状態で操作
します。
1
［
K
］［
J
］ボタンで、「Tempo Coach」を表示させます。
2
［Function］（Enter）ボタンを押します。
テンポ・コーチ画面が表示され、メトロノームが止まります。
3
ピアノで曲を弾きます。
弾いた曲のテンポを読み取って、演奏のテンポを表示します。
メモ
曲を弾くときは、片手で弾くよりも両手で弾いたほうが、より正確
にテンポを読み取れます。
4
［Exit］ボタンを押します。
テンポ・コーチ画面を抜けます。
メモ
［Metronome］ボタンを押すと、読み取ったテンポでメトロノームを
鳴らすことができます。
鍵盤を 2 つに分けて演奏する（ツインピアノ）
鍵盤を左右に分けて、2 人が同時に同じ音域を演奏することができます。
一人がお手本を弾き、もう一人がお手本を見ながら練習するといった使
い方ができます。また、ツインピアノで演奏するときの鳴りかた（モード）
を変えることもできます。
※ 一部の音色では、聞こえかたが変わります。
1
［Function］ボタンを押して、［
K
］［
J
］ボタンで「Twin
Piano」を選びます。
2
［−］［＋］ボタンで、 ツインピアノを「On」にします。
3
［Exit］ボタンを押します。
ツインピアノ画面が表示されます。
4
［
K
］［
J
］ボタンで、変更したいパラメーターを表示させ
ます。
5
［−］［＋］ボタンで、 値を設定します。
Tone ツインピアノで演奏するときの音色を選びます。
Mode
ツインピアノで演奏するときの鳴りかたを選びます。
Pair
右側の鍵盤になるほど右、左側の鍵盤になるほ
ど左側から音が聴こえます。
Individual
右側領域の鍵盤の音は右から、左側領域の鍵盤
の音は左から鳴ります。
6
ツインピアノの演奏をやめるときは、［Function］ボタン
を押して「Twin Piano（On ／ O 画面）」に戻り、「O」
に戻します。
7
［Exit］ボタンを何度か押して、ファンクション・モードを
終了します。
18
応用編
本機は、録音した演奏を再生して自分の演奏を確認したり、録音した演
奏に合わせて演奏したりすることができます。
録音の種類
SMF 録音
5
演奏を MIDI データとして録音します。
SMF フォーマット 0
オーディオ録音
5
音声データとして録音します。
WAV フォーマット、44.1kHz、16 ビット・リニア
※ オーディオ録音するには、USB メモリー（別売）を
USB Memory 端子につないでおく必要があります。
SMF 録音する
新しく曲を録音する
録音の準備
32
1
演奏する音色を選びます（P.8）。
2
必要に応じて、メトロノームを鳴らします（P.16）。
メトロノームのテンポや拍子を設定できます。
メモ
メトロノームのテンポや拍子が曲に記憶され、再生時にもメトロ
ノームを正しく鳴らすことができます。
3
［
t
］ボタンを押します。
［
t
］ボタンが点灯、［
s
］ボタンが点滅し、録音待機状態になり
ます。
録音を中止するときは、もう一度［
t
］ボタンを押します。
録音を始める／保存する
31 2
1
［
s
］ボタンを押します。
1 小節のカウント音が鳴ってから、録音が始まります。
録音が始まると、［
t
］ボタンと［
s
］ボタンが点灯します。
メモ
鍵盤を弾いて録音を始めることもできます。このときは、カウント
音は鳴りません。
2
［
s
］ボタンを押します。
録音が止まり、演奏が自動で保存されます。
メモ
5
曲の名前を変更することができます（P.19）。
5
曲を削除することができます（P.20）。
注意
画面に「Saving...」と表示されている間は、絶対に電源を切らな
いでください。
録音した演奏を聴く
録音後は、録音した曲が選ばれています。
1
［
s
］ボタンを押します。
録音した演奏の先頭から、再生が始まります。
オーディオ録音する
本機での演奏を音声（オーディオ）として録音します。オーディオ録音
すると、ピアノで演奏した曲をパソコンやオーディオ・プレーヤーで聴い
たり、音楽 CD を作成したり、インターネットで公開したりできます。
録音の準備
5 4
3
1
USB メモリーを USB Memory 端子に接続します
（P.6）。
※ オーディオ・データは内部メモリーに保存できません。
2
演奏する音色を選びます（P.8）。
3
［
t
］ボタンを押しながら［＋］ボタンを押して、「Audio」
を選びます。
メモ
ファンクション・モードの「Recording Mode」から設定すること
もできます（P.27）。
4
［
t
］ボタンを押します。
［
t
］ボタンが点灯、［
s
］ボタンが点滅し、録音待機状態になり
ます。
録音を中止するときは、もう一度［
t
］ボタンを押します。
注意
録音中は、絶対に電源を切ったり USB メモリーを抜いたりしない
でください。
5
必要に応じて、メトロノームを鳴らします（P.16）。
˙
˙
演奏を録音する
19
応用編
録音を始める／保存する
1 2
1
［
s
］ボタンを押します。
録音が始まります。
録音が始まると、［
t
］ボタンと［
s
］ボタンが点灯します。
2
［
s
］ボタンを押します。
録音が止まり、演奏が自動で保存されます。
メモ
5
曲の名前を変更することができます（P.19）。
5
曲を削除することができます（P.20）。
録音した演奏を聴く
録音後は、録音した曲が選ばれています。
1
［
s
］ボタンを押します。
録音した演奏の先頭から、再生が始まります。
SMF 録音した曲をオーディオに変換する
SMF 録音した曲をオーディオで録音し直すことで、パソコンでも再生できる
ようになります。
1.
オーディオに変換する曲を選ぶ（P11）。
2.
オーディオ録音の準備をする（「録音の準備」（P18））。
1USB メモリーを接続する。
2［
t
］ボタンを押しながら［＋］ボタンを押して、「Audio」を選ぶ。
3［
t
］ボタンを押す。
3.
カーソル［
J
］ボタンを押して、手順 1 の曲を選ぶ。
4.
［
s
］ボタンを押して、オーディオ録音を始める
（「録音を始める／保存する」（P19））。
※ 録音中に鍵盤を弾いたり、マイク端子、USB 端子、Input Stereo 端子、
Bluetooth オーディオなどから、本機に音声が入力されたりすると、そ
の音を含むすべての音が変換されます。
※ SMF によっては、録音したときの状態をそのまま変換できないことがあり
ます。
曲の再生に便利な機能
曲の再生するときは、以下の機能が使えます。
カテゴリー内の曲を全曲再
生する
（オール・ソング・プレイ）
［Song］ボタンを押しながら［
s
］ボタンを押す。
曲のテンポを変える Tempo［Slow］［Fast］ボタンを押す。
曲のテンポを一定にして再
生 す る（ テンポ ・ミュート）
［
s
］ボタンを押しながら Tempo［Slow］または
［Fast］ボタンを押す。
テンポ・ミュートを解除するときは、もう一度［
s
］
ボタンを押しながら Tempo［Slow］または［Fast］
ボタンを押す。
カウント・イン（*1）を鳴
らす
［Metronome］ボタンを押しながら［
s
］ボタンを
押す。
*1 カウントを鳴らしてから曲を再生することを「カウント・イン」といいます。曲に
合わせて演奏するときにカウントを鳴らすことで、曲と自分の演奏のタイミング
を合わせやすくなります。
カウント・インの小節数は変更することができます（P.27）。
曲の名前を変更する（曲の名前変更）
保存した曲の名前を変更することができます。
1
［Function］ボタンを押して、［
K
］［
J
］ボタンで「Rename
Song」を選びます。
2
［Function］（Enter）ボタンを押します。
Rename Song 画面が表示されます。
3
［−］［＋］ボタンで、 変更する曲 のメディアを選びます。
4
［Function］（Enter）ボタンを押します。
5
［−］［＋］ボタンで変更する曲を選び、［Function］（Enter）
ボタンを押します。
6
名前を変更します。
ボタン 操作内容
［
K
］［
J
］ボタン 変更する文字を選びます。
［−］［＋］ボタン 文字を変更します。
1 文字挿入する ［
s
］ボタンを押します。
1 文字削除する ［
t
］ボタンを押します。
中止するときは［Exit］（Exit）ボタンを押します。
7
［Function］（Enter）ボタンを押します。
確認メッセージが表示されます。
中止するときは［Exit］（Exit）ボタンを押します。
8
［
J
］ボタンで「Yes」を選び、［Function］（Enter）ボ
タンを押します。
名前の変更が実行されます。
注意
画面に「Executing...」と表示されている間は、絶対に電源を切っ
たり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
9
［Exit］ボタンを何度か押して、ファンクション・モードを
終了します。
20
応用編
保存した曲をコピーする（曲のコピー）
内部メモリーに保存されている曲を USB メモリーにコピーします。また
は USB メモリーに保存されている曲を内部メモリーにコピーします。
※ オーディオ・ファイルはコピーできません。
※ USB メモリーを USB Memory 端子につないでいない場合は、この
操作はできません。
1
［Function］ボタンを押して、［
K
］［
J
］ボタンで「Copy
Song」を選びます。
2
［Function］（Enter）ボタンを押します。
Copy Song 画面が表示されます。
3
［−］［＋］ボタンを押して、 コピー 元とコピー先のメディア
を選びます。
4
［Function］（Enter）ボタンを押します。
5
［−］［＋］ボタンを押して、 コピーする曲を選びます。
中止するときは［Exit］（Exit）ボタンを押します。
6
［Function］（Enter）ボタンを押します。
コピーが実行されます。
注意
画面に「Executing...」と表示されている間は、絶対に電源を切っ
たり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
メモ
すでに同じファイル名の曲が保存されているときは、
「Overwrite?」と確認のメッセージが表示されます。曲を上書き
するときは［
J
］ボタンで「Yes」を選び、［Function］（Enter）
ボタンを押します。
7
［Exit］ボタンを何度か押して、ファンクション・モードを
終了します。
保存した曲を削除する（曲の削除）
内部メモリーまたは USB メモリーに保存した曲を削除することができ
ます。
メモ
5
内部メモリーまたは USB メモリーに保存されているすべての曲を
削除するときは、メモリーを初期化してください（P.25）。
5
USB メモリーの曲を削除する場合は、あらかじめ USB メモリーを
USB Memory 端子につないでください。
1
［Function］ボタンを押して、［
K
］［
J
］ボタンで「Delete
Song」を選びます。
2
［Function］（Enter）ボタンを押します。
Delete Song 画面が表示されます。
3
［−］［＋］ボタンを押して、 削除する曲が 保存されている
メディアを選びます。
4
［Function］（Enter）ボタンを押します。
5
［−］［＋］ボタンを押して、 削除する曲を選びます。
6
［Function］（Enter）ボタンを押します。
確認メッセージが表示されます。
中止するときは［Exit］（Exit）ボタンを押します。
7
［
J
］ボタンで「Yes」を選び、［Function］（Enter）ボ
タンを押します。
削除が実行されます。
注意
画面に「Executing...」と表示されている間は、絶対に電源を切っ
たり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
8
［Exit］ボタンを何度か押して、ファンクション・モードを
終了します。
メモ
曲の削除は［
t
］ボタンを押しながら［Exit］ボタンを押す操作でもで
きます。
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