注意 通常は、BIOS によって自動的に選択された変換モードは変更しないでください。
選択された変換モードが、ディスクをパーティション分割およびフォーマットしたときに
アクティブであった変換モードと互換性がないと、ディスク上のデータにアクセスできな
くなります
[変換パラメータ(Translation Parameter)](ATA ディスクのみ)
注記 この機能は変換モード(Translation Mode)にユーザ(User)が選択されていると
きにのみ表示されます
パラメータ(論理シリンダ(Logical Cylinders)、ヘッド(Heads)、およびトラック当たりのセク
タ数(Sectors Per Track))を指定できます。BIOS はこれを使用して(オペレーティング システ
ムやアプリケーションからの)ディスク I/O 要求を、ハードディスク ドライブで受け入れ可能な
様式に変換します。論理シリンダは 1024 を超えることはできません。ヘッド数は 256 を超えるこ
とはできません。トラック当たりのセクタ数は 63 を超えることはできません。これらのフィール
ドは、ドライブの変換モードが「ユーザ」に設定されているときにのみ、表示および変更できま
す
[IDE/シリアル ATA(Default Values IDE/SATA)]
マルチセクタ転送(Multisector Transfers)、転送モード(Transfer Mode)、および ATA デバイス
用変換モードのデフォルト値を指定します
ストレージ オプション
(Storage Options)
[リムーバブル メディアの起動(Removable Media Boot)]
リムーバブル メディアからシステムを起動する機能の有効(Enable)/無効(Disable)を設定し
ます
[低速ディスケットの書き込み(Legacy Diskette Write)]
レガシー ディスケットにデータを書き込む機能の有効/無効を設定します
[BIOS ATA DMA 転送(BIOS DMA Data Transfers)]
BIOS のディスク I/O 要求の処理方法を調整できます。[有効](Enable)が選択されているとき
は、BIOS は ATA ディスクの読み込み/書き込み要求を DMA データ転送で処理します。[無効]
(Disable)が選択されているときは、BIOS は ATA ディスクの読み込み/書き込み要求を PIO デー
タ転送で処理します
[SATA 構成(SATA Emulation)]
SATA コントローラおよびデバイスをオペレーティング システムからアクセスする方法を選択で
きます サポートされている 2 つのオプションは、 IDE と AHCI です
デフォルトのオプションは IDE です。通常の(非 AHCI)構成にするには、このオプションを使用
します
DOS および AHCI インタフェースを使用した SATA
デバイスへのブート アクセスを有効にするに
は、[AHCI]オプションを選択します。ターゲット オペレーティング システムが AHCI(Windows
Vista など)経由での SATA デバイスへのアクセスをサポートしている場合に、AHCI アクセスが
適切なときは、このモードを選択します
注記 Windows 2000 および Windows XP で、AHCI インタフェースを使用して SATA デ
バイスにアクセスするには、他社製のデバイス ドライバが必要です。必要な RAID デバ
イス ドライバをインストールしないで、AHCI モードでこれらのオペレーティング シス
テムのブートを試みると、システムがクラッシュします(ブルー スクリーンが表示され
ます)
[SATA 0 および 2]
DOS および最初の SATA コントローラのプライマリ チャネルへのブート アクセスを有効または
無効にできます。この機能は、[SATA 構成]が[IDE]のときにのみ適用されます
表 3 コンピュータ セットアップ(F10)ユーティリティ:ストレージ(Storage) (続き)
JAWW
コンピュータ セットアップ(F10)ユーティリティ
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