Poly V500, V700 クイックスタートガイド

  • Polycom V500システムの入門ガイドについて、ご質問にお答えします。このガイドでは、ビデオ通話の発信・応答、資料の共有、システム設定のカスタマイズ方法など、V500システムの基本的な操作方法を丁寧に解説しています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください。
  • ビデオ通話への応答方法は?
    資料の表示方法は?
    音量調整はどうすれば?
    マイクのミュートは?
    多地点通話への参加方法は?
V500 システム
入門ガイド
2005 7 月版
3725-22080-003/A
V500 システム入門ガイド
WWW.POLYCOM.COM/VIDEODOCUMENTATION
ii
商標情報
Polycom® および Polycom のロゴデザインは、Polycom, Inc. の登録商標です。また、People+Content™
V500™、および VSX™ は、アメリカおよびその他の諸国における Polycom, Inc. の商標です。 その他すべて
の商標は、それぞれの会社が所有しています。
特許情報
付随製品は、アメリカおよび諸外国の 1 以上の特許権によって保護されているか、Polycom, Inc による特許
申請中として保護されています。
© 2005 Polycom, Inc. All rights reserved.
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4750 Willow Road
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USA
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的または機械的などのいかなる手段でも、複製または転送することを禁じます。法律の下に
おいては、他の言語への翻訳および他のフォーマットへの変換も複製と見なされます。
当事者間で、Polycom, Inc. は、この製品に含まれるソフトウェアに関するすべてのタイト
ル、所有権、占有権を保有します。 このソフトウェアは、アメリカの著作権および国際条
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(: 本または録音物) 同様に取り扱う必要があります。
このマニュアルに含まれる情報の正確性を期すために、あらゆる努力を傾注しました。
Polycom, Inc. は印刷エラーまたは事務的エラーには責任を一切負いません。 この文書中の
情報は、予告なしに変更することがあります。
© Polycom, Inc.
iii
目次
システムの基本操作..........................................................................................1
リモコンの使い方.................................................................................................................................. 1
詳細情報の入手 .................................................................................................................................... 3
通話と応答 .....................................................................................................3
ビデオ通話への応答............................................................................................................................... 3
ビデオ通話の発信.................................................................................................................................. 3
ビデオ通話の終了.................................................................................................................................. 5
発信できるビデオ通話のタイプ ................................................................................................................. 6
通話の発信と終了.................................................................................................................................. 7
表示方法の制御 ...............................................................................................7
カメラの調整 ....................................................................................................................................... 7
フルスクリーンビデオ画面とホーム画面の切り替え ........................................................................................ 8
PIP の表示、移動、非表示 ...................................................................................................................... 9
音声の制御 .....................................................................................................9
音量の調整 .......................................................................................................................................... 9
マイクのミュート.................................................................................................................................. 9
資料の表示と受信...........................................................................................10
ラップトップまたはデスクトップコンピュータからの資料の表示 ..................................................................... 10
資料の受信 ........................................................................................................................................ 11
ディレクトリのエントリに関する操作..................................................................11
ディレクトリの検索............................................................................................................................. 11
ディレクトリエントリの追加、編集、削 ................................................................................................. 11
ディレクトリのエントリのグループ化....................................................................................................... 13
多地点通話への参加........................................................................................14
外部 MCU 通話用のパスワードの入力....................................................................................................... 14
多地点通話での議長機能の使用方法 ......................................................................................................... 14
応答方法の変更 .............................................................................................15
一時的な着信拒否................................................................................................................................15
通話への自動応答................................................................................................................................16
自動応答時の通話のミュート.................................................................................................................. 16
V500 システム入門ガイド
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iv
通話のスケジュール設定 ..................................................................................16
ワークスペースのカスタマイ ..........................................................................17
PIP 表示タイミングの指定 .................................................................................................................... 17
通話接続時の相手側サイト名の表示 ......................................................................................................... 18
ダイヤル時の入力確認音の設定 ............................................................................................................... 18
照明の調整 ........................................................................................................................................ 18
カメラの輝度設定................................................................................................................................19
システムのカラースキームの変更 ............................................................................................................ 19
デュアル モニター エミュレーションを有効にする....................................................................................... 19
ビデオ会議のヒント........................................................................................20
画像の品質を上げるためのヒント ............................................................................................................ 20
音声の品質を上げるためのヒント ............................................................................................................ 20
© Polycom, Inc. 1
V500 システム
入門ガイド
Polycom® V500™ システムをテレビモニターに接続して会議を行うと、実際に現地に赴く
ことなく世界中の人々と面と向かって会話することができます。
V500 システムではビデオ通話も簡単に発信できます。 電話番号を登録するディレクトリの作
成や応答方法の変更、画面表示のカスタマイズも柔軟に行えます。
V500 システムを初めてご使用になる場合は、通話を発信する前に、このガイドで基本的な操
作方法を把握しておくことをお勧めします。 のガイドには概要的な情報が含まれているため、
ビデオ会議の初心者だけでなく、すでに使い慣れているユーザーにとっても、操作方法を手早
く確認しなければならない場合に役立ちます。
V500 システムは、カスタマイズにより特定のオプションだけを表示するようにできます。
のため、お使いのシステムで、このガイドで説明されているいくつかのオプションにアクセス
できない場合があります。 これらのオプションについては、社内のシステム管理者に問い合わ
せるか、『管理者用ガイド (V500 システム)をご参照ください。
システムの基本操作
リモコンの使い方
通話の発信、音量の調節、画面のナビゲーション、およびオプションの選択は、リモコンを
使って行います。
テキストを入力する必要のある場合は、携帯電話と同じ要領で、リモコンの数字ボタンを使用
します。 たとえば、「b を入力するには 2 のボタンを 2 回押します。 また、
[キー
ボード] ボタンを押してオンスクリーンキーボードを表示し、文字を入力することもできます
このガイドの説明には次のページに示されている V500 ステムのリモコンを使用します。
VSX™ リーズのリモコンも使用できます。 VSX シリーズのリモコンでは、相手側カメラ
制御などの高度な機能が実行できます。 VSX シリーズのリモコンの購入については、
Polycom 製品の販売元にお問い合わせください。
V500 システム入門ガイド
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V500 システムのリモコン
通話を発信する、または応答する 通話を終了する
メニューを切り替える
[通話の発信] (ホーム) 画面に戻る
現在の選択内容を確認する、ハイラ
イトされた項目の操作を実行する
相手側から聞こえる音量を増減する
前の画面に戻る
相手側に送る音声をミュートする
PIP (子画面) を表示、移動、または
消去する
画像をフルスクリーン画面表示する、
PIP とメイン画面の画像を切り替える
アドレスのドットを入力する
テキスト入力のためのオンスクリーン
キーボードを表示する
文字または数字を削除する
文字または数字を入力する
オンラインヘルプにアクセスする、通話
中に現在のシステム状況を表示する
通話と応答
© Polycom, Inc.
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詳細情報の入手
V500 システムの使い方に関する詳しい情報が必要な場合は、次の方法で入手してください。
システムの使用中にヘルプを表示するには、リモコンの
[ヘルプ] ボタンを押します
ネットワークに関する質問は、ネットワーク サービス プロバイダに問い合わせてくだ
さい。
システムに関する質問は、www.polycom.com/support Polycom テクニカルサポー
トに問い合わせてください。
通話と応答
ビデオ通話への応答
V500 システムでは、次のいずれかの方法で受信通話に応答できます。
通話に手動で応答するように指示するメッセージが、システムから表示される
着信した通話にシステムが自動的に応答する。
通話が着信すると着信音が鳴り、呼び出し元の番号を含むメッセージが表示されます。 発信者
がディレクトリに登録されている場合は、発信者の名前も表示されます。
通話に手動で応答する場合
>> [応答] を選択するか、リモコンの
[通話開始・終了] ボタンを押します。
通話に自動応答するように設定されているシステムでは、自動的に接続されます。
画面に
[こちら側] が表示されているときは、こちら側のマイクがミュートされています。
マイクのミュートを解除するには、リモコンの [ミュート] ボタンを押します。
ビデオ通話の発信
このシステムでは、次のような方法でビデオ通話を発信できます。
名前または番号を入力する
以下からサイトを選択する
[最近の通話] リスト
[主要通話先] リストまた [短縮ダイヤル] リスト
ディレクトリ
V500 システム入門ガイド
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名前または番号を入力して発信する
名前または番号を入力して通話を発信するには、次の操作を行います。
1. ダイヤル入力フィールドに、ダイヤル情報を入力します こちら側のシステムと通話先のシ
ステムの機能によって、ダイヤル情報は次のいずれかの例のように表示されます。
10.11.12.13 (IP アドレス)
2555 (内線番号)
stereo.polycom.com (DNS )
Ascot Conference Room (システム名)
19784444321 (ISDN 番号)
入力した情報に基づいて、発信する通話のタイプが自動的に判断されます。
2. 通話に必要なその他の情報を入力します。 利用できる設定は、次に示すように、通話のタ
イプとシステムの設定に依存します。 すべての通話でこれらの設定が必要になるわけでは
ありません。
通話品質 - この通話の帯域または通話タイプを指定する。 とんどの通話では [
] を選択します。これにより、通話に最適な品質がシステムによって判断されます
2 番目の ISDN 番号 - 相手側から指示があった場合に限り、番号を 2 つ使用する。
ゲートウェイ内線番号 - 内線番号をダイヤルする必要がある場合、2 番目の入力
フィールドに内線番号を入力する。 2 番目の入力フィールドが利用できないように設
定されているシステムの場合は、ゲートウェイからメッセージが表示されたときに、
内線番号を入力できます。
3.
[通話開始・終了] ボタンを押して、通話を発信します。
通話が進行中であることを示す通話進行インジケータが、画面に表示されます 通話が接
続されると、インジケータが緑になります。
[最近の通話] リストから発信する
最近の通話先の一覧から、通話する番号を選択することもできます。 [最近の通話] 画面には、
通話時間を含め、すべての受信通話と発信通話に関する詳細が表示されます。
[最近の通話] 画面から通話を発信するには、次の手順に従います。
1. [通話の発信] 画面から [最近の通話] を選択します。
2. 通話先のエントリまでスクロールします。
3.
[通話開始・終了] ボタンを押して、通話を発信します。
[最近の通話] 画面に一覧表示されている通話の詳細を表示するには、通話をハイライトしてリ
モコンの [ヘルプ] ボタンを押します。
通話と応答
© Polycom, Inc.
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[主要通話先] または [短縮ダイヤル] リストから発信する
特定のサイトのダイヤル情報へは、[通話の発信] 画面の [短縮ダイヤル] リストまたは [主要通
話先] リストからすばやくアクセスすることができます。
[短縮ダイヤル] または [主要通話先] リストを使用して通話を発信するには、次の手順に従い
ます。
1. [通話の発信] 画面から [短縮ダイヤル] または [主要通話先] を選択します。
2. 通話先のエントリまでスクロールします
3.
[通話開始・終了] ボタンを押して、通話を発信します。
ディレクトリからの通話の発信
ディレクトリは、V500 システムにローカルに保存されている名前と番号の一覧です。
システムがグローバルディレクトリに登録されている場合は、グローバルディレクトリからの
エントリもディレクトリに含まれます。 グローバルエントリには
のマークが付きます。
どちらの種類のエントリについても、名前とそれに対応する番号か IP アドレス、またはその両
方が表示されます。
ディレクトリから通話を発信するには、次の手順に従います。
1. [通話の発信] 画面から [ディレクトリ] を選択します。
2. 通話先のエントリを選択します。
3.
[通話開始・終了] ボタンを押して、通話を発信します。
ディレクトリの使用方法の詳細については、11 ページの「ディレクトリのエントリに関する操
作」をご参照ください。
システムの設定によっては、ISDN IP の両方のダイヤル情報が入ったエントリを使用して
話を発信するときに、どちらを使って通話するかを確認するメッセージが表示される場合があ
ります。
ビデオ通話の終了
通話を終了するには、次の操作を行います。
>> リモコン
[通話開始・終了] ボタンを押します。
V500 システム入門ガイド
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発信できるビデオ通話のタイプ
購入した V500 システムのモデルに応じて、ISDN 通話や IP 通話、SIP 通話を発信できます。
次の表に、可能な通話の組み合わせを示します。
こちら側の
ネットワーク
相手側の
ネットワーク
ダイヤルする番号
ISDN
電話番号。
ISDN
IP
相手側ゲートウェイの電話番号と、相手側の内線番
(E. 164 アドレス)
ゲートウェイ番号の後に内線番号を追加するか、
ゲートウェイからメッセージが表示されたときに内
線番号を入力します。
同一 LAN エイリアス、E. 164 アドレス、IP アドレスのい
ずれか。
異なる LAN こちら側のゲートウェイのアクセス番号、選択した
スピードコード、相手側のゲートウェイの ISDN
号、相手側の内線番号 (E. 164 アドレス)
ゲートウェイ番号の後に内線番号を追加するか、
ゲートウェイからメッセージが表示されたときに内
線番号を入力します。
LAN
ISDN
こちら側のゲートウェイのアクセス番号、選択した
スピードコード、相手側の ISDN 番号
内線番号 (E. 164 アドレス) を必要とするゲートウェイを介して IP ステムを呼び出すと
は、できるだけダイヤル時に内線番号を入力します。 ダイヤル時に入力する内線番号の区切り
文字については、ネットワーク サービス プロバイダに問い合わせてください。 たとえば、
ネットワークの中には IP アドレスと内線番号の区切りに ## を使用しているものがあります。
内線番号を入力することで、通話の終了時に電話番号と内線番号の両方をディレクトリに保存
できるようになります ゲートウェイの接続後に内線番号を入力した場合は、通話の終了時に
ゲートウェイ番号しか保存できません。
表示方法の制御
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通話の発信と終了
V500 ISDN 回線に接続している場合は、ビデオ通話だけでなく、音声のみの通話も発
信することができます。
音声のみの通話を発信する
システムから音声のみの通話を発信するには、次の操作を行います。
1. [通話の発信] 画面で、通話先の番号を入力します。
PBX システム内で通話を発信するには、番号の末尾 4 桁を入力します。
数字を削除するには、リモコンの
[削除] ボタンを押します。
2.
[通話開始・終了] ボタンを押して、通話を発信します。
音声のみの通話を終了する
音声のみの通話を終了するには、次の手順に従います。
>> リモコン
[通話開始・終了] ボタンを押します。
音声通話の相手が先に通話を終了した場合も、一般の電話で受話器を置くのと同じように、
V500 システムでも通話を切断する必要があります。
表示方法の制御
カメラの向きやピントの調節、表示の切り替え、PIP の調整を行って、通話中の表示を制
御することができます。
カメラの調整
V500 のカメラは手動でパンとチルトさせることができます。また、フォーカスダイヤルを使
用してカメラのピントを合わせることもできます。
V500 システム入門ガイド
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カメラを調整するには、次の手順に従います。
1. カメラを上下左右に動かして向きを調整します。
2. フォーカスダイヤルを回してカメラのピントを合わせます。
フルスクリーンビデオ画面とホーム画面の切り替え
通話が接続される前は、こちら側の画像 [通話の発信] (ホーム) 画面の小さいウィンドウに
示されます。 通話が接続されると、自動的に画像がフルスクリーンで表示されます。 通話
中、たとえばシステム設定で許可されたユーザー設定の調整をする必要があるときなどは、[
話の発信] 画面に切り替えることができます。
ユーザー設定の調整の詳細については、17 ページの「ワークスペースのカスタマイズ」をご参
照ください。
画像をフルスクリーンで表示する場合
>> リモコン
[こちら側] ボタンを押します。
[通話の発信] 画面を表示する場合
>> リモコン
[ホーム] ボタンを押します。
音声の制御
© Polycom, Inc.
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PIP の表示、移動、非表
通話中は、こちら側のカメラから相手側に送信される画像が PIP (子画面) に表示されます (
れにより、必要に応じてカメラを調整することが可能になります)。通話に参加している相手側
のサイトの 1 つが何らかの資料を提示すると、その資料が画面のメイン部分に表示され、PIP
は相手側の参加者の画像に切り替わります。
通話中に PIP を表示または移動したり、非表示にしたりするには、次の手順に従います。
リモコンの
[PIP] ボタンを押すと、画面に PIP が表示されます。
PIP に黄色い枠が表示されている状態
[PIP] ボタンを繰り返し押すと、PIP が画
面内の別の角に移動します。
少し時間を置き、PIP の枠が青になった後
[PIP] ボタンを押すと、PIP は非表示
になります。
PIP とメイン画面に表示されるビューを入れ替えるには、次の操作を行います。
1. PIP が表示されていない場合は、リモコンの
[PIP] を押して PIP を画面に表示し
ます。
2.
[こちら側] ボタンを 2 回押し、 [PIP の入れ替え] アイコンを選択します。
デュアル モニター エミュレーション機能 (画面分割表示) を使用する通話では[PIP] ボタン
を使って次の画面レイアウトをスクロールできます (コンテンツが表示されない場合)
1. こちら側と相手側を同じサイズで並べて表示
2. 相手側を大きく、こちら側を小さく表示
3. こちら側を大きく、相手側を小さく表示
4. こちら側をフルスクリーン表示
5. 相手側をフルスクリーン表示
音声の制御
音量の調整
スピーカーから聞こえる音量を調整するには、リモコンを使用します 音量の調整は、こちら
側で聞こえる音量にのみ有効です。
音量を調整するには、次の操作を行います。
>> リモコン
[音量] ボタンを押します。
マイクのミュート
相手側にこちら側の音声を聞かれたくない場合は、マイクをミュートすることができます。
とえば、個人的な話をするときなどにマイクをミュートします。
マイクをミュートしたり、ミュートを解除するには、次の操作を行います
>> リモコン
[ミュート] ボタンを押します。
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10
資料の表示と受信
Polycom People+Content™ IP ソフトウェアアプリケーションをデスクトップやラップトッ
プにインストールすれば、V500 ビデオ会議システムを使用して、デスクトップやラップトッ
プに保存されている次のような資料を表示することができます。
PowerPoint® のスライド
ビデオクリップ
表計算ソフトのデータ
Polycom People+Content IP をお持ちでない場合も、他のビデオ会議システムから資料を受
信することはできます。
ラップトップまたはデスクトップコンピュータからの資料の表示
V500 システムで Polycom People+Content IP オプションを有効にして、デスクトップまた
はラップトップにこのソフトウェアアプリケーションをインストールすると、ネットワークに
接続した Windows XP PC または Windows 2000 PC から資料を表示できます。 ケーブル
特別なハードウェアは必要ありません。 必要なものは、V500 システムの IP アドレスだけ
です。 V500 システムで People+Content IP を有効にする方法については、『管理者用ガイ
(V500 システム)』をご参照ください。
People + Content IP は画像のみの資料に対応しています。 音声は共有できません。
コンピュータが LAN に接続されている場合は、ネットワーク上の場所から資料を共有するこ
もできます。 ラップトップやデスクトップコンピュータから資料を共有すると、こちら側の
PC の画面と同じ内容が相手側に表示されます。
ラップトップまたはデスクトップに People+Content IP アプリケーションをインストー
ルするには、次の手順に従います。
1. Windows XP または Windows 2000 を搭載したラップトップまたはデスクトップで
Web ブラウザを開き、www.polycom.com にアクセスします。
2. People+Content IP アプリケーションを Polycom Resource Center からダウンロード
してインストールします。
資料の表示を開始するには、次の手順に従います
1. PC で、Polycom People+Content IP アプリケーションを起動します。
2. V500 ビデオ会議システムの IP アドレスを入力し、[接続] をクリックします。
3. 表示する資料を開きます。
4. People+Content IP
をクリックします。
資料の表示を停止するには、次の手順に従います
1. People+Content IP のツールバーが最小化されている場合は、タスクバーのアイコンを
クリックして最大化します。
2. People+Content IP
をクリックします。
3. 会議の別の参加者が People+Content IP を使用して資料を送信する場合は、[切断] を押
して V500 システムから切断し、別の参加者が接続できるようにします。 一度に接続で
きる PC の数は 1 台だけです。
ディレクトリのエントリに関する操作
© Polycom, Inc.
11
資料の受信
V500 システムを使用したビデオ通話では、相手側から資料が送信されると、その資料が自動
的に画面に表示されます。 資料は相手側が送信を停止するまで画面に表示されます。
PIP 表示中に資料を受信すると、資料が画面のメイン部分に表示され、相手側の参加者が
PIP に表示されます。
デュアル モニター エミュレーションをサポートしているシステムでは、相手側の参加者と資料
を両方同時に表示できます。 これが可能なのは、システムが 2 つのビデオソースから同時に送
受信できるからです。
ディレクトリのエントリに関する操作
V500 システムのディレクトリには、通話をすばやく開始するためのダイヤル情報が保存され
ています。 ディレクトリに登録されているサイトがこちら側のシステムにダイヤルすると、着
信時にそのサイトの名前が表示されます。ダイヤルしてきたサイトがディレクトリに登録され
ていない場合は、通話の終了時に、連絡先情報をディレクトリに登録するかどうかを確認する
メッセージが表示されます。
グローバル ディレクトリ サーバーに登録されているシステムの場合、ディレクトリには次の 2
種類のエントリが含まれます。
ローカルエント: 追加したサイト、通話の発信先サイト、こちら側への通話の発信元サ
イトに関する情報。 ローカルエントリは、ローカルの V500 システムに保存され、シス
テムの設定によっては編集することもできます。 ローカルエントリをカテゴリごとに分類
し、番号を検索しやすくすることもできます。 ローカルエントリは、このシステムを使
用するすべてのユーザーが利用できます
グローバルエントリ: 同じグローバル ディレクトリ サーバーに登録されている、アクティ
ブな他サイトに関する情報。 グローバルエントリはグローバル ディレクトリ ーバーに
保存され、編集することはできません。 変更したい場合は、ローカルコピーを作成します。
グローバルエントリには
のマークが付きます。
システムの設定によっては、ローカルディレクトリに登録された名前やダイヤル情報を削除
したり、編集したりすることもできます
ディレクトリの検索
ディレクトリのエントリは次のような方法で検索できます。
リモコンの数字ボタンを使用して名前を入力する
[キーボード] ボタンを押してオンスクリーンキーボードを表示し、名前を入力する
リモコンの矢印ボタンを使用して一覧に表示されている名前をスクロールする
アルファベットのタブを使用してディレクトリ内を移動し、名前をスクロールする
ディレクトリエントリの追加、編集、削除
通話用のエントリを作成し、V500 システムのディレクトリに保存することができます。 自分
が作成したエントリは、同じシステムを使用する他のユーザーも使用できます。同様に、他の
ユーザーが作成したエントリを自分が使用することもできます。 ローカルエントリの情報
は、いずれも編集可能です。 こちら側のシステムのローカルエントリに、他のサイトのユー
ザーがアクセスすることはできません。
ディレクトリにエントリを追加するには、次の手順に従います。
1. [通話の発信] 画面から [ディレクトリ] を選択します。
2. [新規] を選択します。
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12
3. 次の情報を指定します。
フィールド 入力する情報
システム名 ディレクトリ一覧と受信通話メッセージに表示される名前
番号 このサイトとの通話に使用する ISDN 番号
通話品質 このサイトとの ISDN 通話に使用する通話速度
IP アドレス このサイトとの通話に使用する IP アドレス
内線番号 システムのゲートウェイ内線番号
通話品質 このサイトとの IP 通話に使用する通話速度
音声電話番号
携帯電話番号
電子メール
会議室内の他のリソースに対する連絡先情報 (オプション)
カテゴリ ディレクトリで番号を簡単に検索できるようにするため
分類
4. [保存] を選択してエントリを保存します。
エントリを編集するには、次の操作を行います。
1. [通話の発信] 画面から [ディレクトリ] を選択します。
2. 編集するエントリまでスクロールして、[編集] を選択します。
3. 必要に応じて情報を編集します。
4. [保存] を選択して変更を保存し、ディレクトリに戻ります。
エントリを削除するには、次の操作を行います。
1. [通話の発信] 画面から [ディレクトリ] を選択します。
2. 削除するエントリまでスクロールして、[削除] を選択します。
ローカルディレクトリのエントリは削除できますが、グローバルディレクトリのエントリは削
除できません。
ディレクトリのエントリに関する操作
© Polycom, Inc.
13
ディレクトリのエントリのグループ化
ローカルエントリをグループに分類すると、ディレクトリ全体ではなく、グループ内のエント
リだけを検索できるため、通話情報を見つけやすくなります。
新しいグループを作成するには、次の手順に従います。
1. [通話の発信] 画面から [ディレクトリ] を選択します。
2. [グループ] を選択します。
3. [グループの編集] を選択します。
4. グループ名を入力します。
5. リモコンの
[戻る] ボタンを押して、新しいグループを保存します。
グループを削除するには、次の手順に従います。
1. [通話の発信] 画面から [ディレクトリ] を選択します。
2. [グループ] を選択します。
3. [グループの編集] を選択します。
4. 削除するグループ名までスクロールして、[削除] を選択します
グループを削除すると、そのグループに含まれるエントリもすべて削除されます。 グループ内
のエントリを残したい場合は、グループを削除する前に、エントリに新しいグループを割り当
ててください。
エントリをグループに割り当てるには、次の手順に従います。
1.
[通話の発信] 画面から [ディレクトリ] を選択します。
2.
グループに割り当てるエントリまでスクロールして、[編集] を選択します
3.
[次へ] をクリックして、[グループ] を選択します。
4.
[保存] を選択して変更を保存し、ディレクトリに戻ります。
V500 システム入門ガイド
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14
多地点通話への参加
V500 システムを使用すると、多地点会議に参加できます。 多地点会議では、多地点会議ユ
ニット (MCU) によって表示するサイトを切り替えられるため、会議参加者は常に発言者を画
に表示しながら話を聞くことができます。 また、1 地点通話の場合と同様に、多地点通話でも
資料を共有できます。
V500 システムでは、外部 MCU を使用した多地点通話に参加できます。 外部 MCU を使用
した通話では、次のことが可能です。
こちら側のサイトも含め、最大 4 つの画像サイトの参加 (MCU によって異なります)
IPISDNSIP、または SIP ISDN の両方をサポート
外部 MCU 通話用のパスワードの入力
外部 MCU では、会議に参加するためにパスワードの入力が求められる場合があります。 この
ようなタイプの通話に対して自動的にミーティングパスワードが入力されるように、システム
を設定できます。
ミーティングパスワードを設定するには、次の操作を行います。
1. [通話の発信] 画面から [システム] を選択します。
2. [システム] 画面 [ユーザ設定] を選択します。
3. 次のいずれかの方法で [ミーティングパスワー] フィールドにパスワードを入力します
携帯電話と同じテキスト入力の要領でリモコンの数字ボタンを押す
[キーボード] ボタンを押してオンスクリーンキーボードを表示し、文字を入
力する
4.
[ホーム] ボタンを押して変更を保存し、[通話の発信] 画面に戻ります。
多地点通話での議長機能の使用方法
多地点通話で議長機能を使用し、人物画像の切り替えを制御できる場合もあります。 このタイ
プの通話では、議長機能を保持しているサイトが、会議に参加しているどのサイトの画像を他
のサイトに送信するかを決められます。 また、議長機能を保持しているサイトは、他のサイト
を切り離したり、会議を終了させることもできます。 どの参加サイトも、特定のサイトを表示
したり、議長機能を要求することができます。
議長機能を保持できるのは、一度に 1 つのサイトのみです。 議長機能を現在保持しているサイ
トが返却してからでなければ、別のサイトが取得することはできません。
通話で議長機能を利用できるのは、外部 MCU でその使用が許可されている場合のみです。
多地点通話中に議長機能オプションを使用するには、次の操作を行います
1. PC Web ブラウザを開きます。
2. ブラウザのアドレス行にシステムの IP アドレス (: http://10.11.12.13) を入力
し、V500 Web インターフェースにアクセスします。
3. [通話の発信] をクリックします。
4. [チェア コントロール] をクリックして [チェア コントロール] 画面に移動します。
[チェア コントロール] オプションは、多地点通話中のみ利用できます
応答方法の変更
© Polycom, Inc.
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5. リストからサイトを選択し、Web インターフェースのコントロールを使って次のいずれ
の操作を行います。
サイトの立場 可能な操作 選択するオプション
チェアコントロールを指定したサイトに
渡す。
議長権の返却
指定したサイトの画像を表示する。 この画
像は、[サイト表示の停止] を選択する
か、議長権を返却するまで有効です。
サイトの表示
議長または MCU によって選択された画像
表示に戻す。
サイト表示の停止
こちら側の画像を他のサイトに送信する こちらからブロード
キャスト
指定したサイトの画像を他のサイトに送
信する。
ブロードキャスター
の指名
指定したサイトを会議から切り離す。 指定サイトの切離し
議長
すべてのサイトを切断し、通話を終
了する。
会議の終了
議長機能を要求する。 議長権の獲得
指定したサイトの画像を表示する。 この操
作では、他のサイトの表示は変わりま
せん。
サイトの表示
参加者
議長または MCU によって選択された画像
表示に戻す。
サイト表示の停止
応答方法の変更
システムの設定によっては、システムによる受信通話の処理方法を選択できます。
一時的な着信拒否
通話を受けたくない場合は、着信拒否機能で受信通話を拒否することができます。 呼び出し側
には話し中の信号音が聞こえます。受信通話に関する通知は、こちら側に送られません。 ただ
し、通話の発信は可能です。
受信通話を一時的に拒否するには、次の操作を行います。
1. [通話の発信] 画面で、画面の右下角にあ
を選択します。
2. [オン] を選択して、[着信拒否] に設定します。
システムが呼び出しを拒否している間は、画面の右下角に
が表示されます。 この設
定は変更するまで有効です。
V500 システム入門ガイド
WWW.POLYCOM.COM/VIDEODOCUMENTATION
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通話への自動応答
通話への応答方法には、自動応答と、通話が着信したことをユーザーに通知して手動で応答が
行われるまでシステムを待機させる方法があります。
自動応答の設定は便利ですが、セキュリティ上の問題を引き起こすことがあります。 たとえば、
急な通話で会議が中断されたり、無人の会議室に残された機器やメモが相手側から覗かれる恐
れがあります。
相手側に会話がたまたま聞こえてしまうことを防ぐため、自動応答による通話をすべてミュー
トしておくことができます。
通話への自動応答を設定するには、次の操作を行います。
1. [通話の発信] 画面から [システム] を選択します。
2. [システム] 画面 [ユーザ設定] を選択します。
3. [自動応答 1 地点)] までスクロールしてリモコンの
ボタンを押し、[はい]
選択します。
4.
[ホーム] ボタンを押して変更を保存し、[通話の発信] 画面に戻ります。
自動応答時の通話のミュート
通話に自動応答するようにシステムが設定されている場合は、通話接続時に音声をミュー
トするかどうかの選択も可能です。 ミュートを選択すれば、相手側に会話や会議の内容が聞こ
えるのを防止できます。 接続が完了してミュートを解除してもいい状態になったら、
[ミュート] ボタンを押します。
通話中にミュートを有効にしても、その通話の音声には影響しません。
自動応答通話をミュートするには、次の操作を行います。
1. [通話の発信] 画面から [システム] を選択します。
2. [システム] 画面 [ユーザ設定] を選択します。
3. [動応答時ミュート] までスクロールしてリモコンの
ボタンを押し、オプション
を有効にします。
4.
[ホーム] ボタンを押して変更を保存し、[通話の発信] 画面に戻ります。
通話のスケジュール設定
V500 のカレンダー機能と通話スケジュール機能を使用して、ビデオ会議をスケジュール設
定することができます この機能を使って通話のスケジュールを設定すると、指定した日時に
システムから自動的に通話が発信されます。 定期的な通話には、自動通話発信を 「毎日」、
「毎週」、「毎月」 のいずれかに設定できます。
通話のスケジュールを設定するには、次の手順に従います。
1. [通話の発信] 画面から [システム] を選択します。
2. [システム] 画面 [ユーティリティ] を選択します。
3. [ユーティリティ] 画面で [通話スケジューラ] を選択します。
4. [通話スケジューラ] 画面で [規エントリ] を選択します。
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