警告事項
回転部分には手を触れないでください。 本体の電源は
必ず作業場で入れてください。 回転部分、 特に回転し
ている先端工具は負傷の原因となります。
注意
先端工具は使用することで高温になります。 先端工具
の交換時には保護手袋を着用してください。
警告事項
切断作業の際には切断面からディスクを傾けないように
してください。 また本体に過度の負荷をかけないでく
ださい。 ディスクが傾いたり本体に負荷がかかりすぎ
ると、 本体が動作を停止して反動が起こったり、 ディ
スクが破損する可能性があります。
注意
休憩を取って緊張をほぐし、 指を動かして血の巡りを
良くするように心がけてください。
警告事項
作業場から可燃性の母材を取り除いてください。
7.1 粗削り研磨
注意
カットオフディスクを粗削りに使用しないでください。
粗削りの場合はアプローチ角度を 5°...30° にすると、 最
良の成果が得られます。 適度な圧力をかけながら本体
を前後に動かします。 これにより作業材料が熱くなり
すぎず、 変色や溝が生じません。
7.2 切断研磨
切断研磨の場合は、 適度に送りながら作業し、 本体ま
たは切断研磨ディスクを傾けないようにします (切断面
に対して約 90°)。 成形材および小型の角パイプは、 接
触する断面をできるだけ小さくすることによって最も効
率よく切断することができます。
7.3 スイッチのオン/オフ
接触圧が高すぎてモーターが過負荷になると、 本体の出
力が著しく低下するか、 本体が動作を停止することがあ
ります (動作停止は回避するべきです)。 本体の許容過
負荷値は決まった値ではなく、 作業時のモーター温度
に左右されます。 過負荷が発生した場合は、 本体に負
荷をかけずに約 30 秒間空回転させてください。
7.3.1 スイッチオン
1. 電源コードをコンセントに差し込みます。
2. ON/OFF スイッチの後部を押します。
3. ON/OFF スイッチを前方にスライドさせます。
4. ON/OFF スイッチをロックします。
7.3.2 スイッチオフ
ON/OFF スイッチの後部を押します。 ON/OFF スイッ
チが飛び出てオフ位置になります。
8 手入れと保守
注意
不意に始動しないように電源コードをコンセントから
抜きます。
8.1 本体の手入れ
危険
使用条件によっては、 金属の加工時に導電性の粉じん
が本体内部に引き込まれることがあります。 この場
合、 本体の絶縁性が損なわれる恐れがあります。 この
ようなケースでは、固定吸引装置の使用、 通気溝の頻繁
な清掃、 漏電遮断機 (RCD) の接続をお勧めします。
本体の外側ボディは、 耐衝撃性プラスチックで作られて
います。 グリップ部分は合成ゴムを使用しています。
通気溝が覆われた状態で本体を使用しないでくださ
い。 通気溝を定期的に乾いたブラシを使用して注意深
く掃除してください。 本体内部に異物が入らないよう
にしてください。 モーターブロワーが埃をハウジング
内に引き込んで粉じん (金属、 炭素繊維など) が大
量に堆積すると、 電気的な危険が発生する恐れがあり
ます。 定期的に、 少し湿した布で本体表面を拭いて
ください。 スプレーやスチームあるいは流水などによ
る清掃は避けてください。 電気上の安全面に悪影響が
出る可能性があります。 常に、 本体グリップ部分がオ
イルやグリスで汚れないようにしてください。 洗剤、
磨き粉等のシリコンを含んだ清掃用具は使用しないでく
ださい。
注意事項
導電性のある母材 (金属、 炭素繊維など) で頻繁に作
業する場合には、 保守間隔を短くする必要が生じること
があります。 作業場に関するお客様ご自身による危険
分析に注意してください。
8.2 保守
警告事項
パーツが損傷していたり、 装置が正しく作動しない場
合は、 本体を使用しないでください。 修理が必要な際
は、 弊社営業担当またはヒルティ代理店・販売店にご連
絡ください。
警告事項
本体の電気系統部分の修理は訓練された修理スペシャリ
ストのみができます。
本体の全ての表面パーツに損傷がないか、 また全ての装
置が支障なく作動するか確認してください。
8.3 手入れと保守を行った後の点検
手入れ、 保守の作業を済ませた後は、 全ての安全機構
が装着され、 正常に作動していることを確認しなければ
なりません。
ja
13
Printed: 15.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5161759 / 000 / 00