Hilti AG 125-A22 取扱説明書

カテゴリー
パワーツール
タイプ
取扱説明書
*438684*
438684
AG 125-A22
Operating instructions en
Brugsanvisning da
Bruksanvisning sv
Bruksanvisning no
Käyttöohje
Инструкцияпозксплуатации ru
Ръководствозаобслужване bg
Instrucţiunideutilizare ro
KulllanmaTalimatı tr
ar
Lietošanaspamācība lv
Instrukcija lt
Kasutusjuhend et
Пайдаланубойыншабасшылы
қ kk
ja
ko
zh
cn
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PP
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11
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オリジナル取扱説明書
AG 125-A22 アングルグラインダー
ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みくださ
い。
この取扱説明書は必ず工具と一緒に保管してくだ
さい。
他の人が使用する場合には、本体と取扱説明書
を一緒にお渡しください。
目次
1 一般的な注意 194
2 安全上の注意 195
3 製品の説明 199
4消 200
5 製品仕様 201
6 ご使用前に 202
7 ご使用方法 203
8 手入れと保守 204
9 故障かな? と思った時 204
10 廃棄 205
11 本体に関するメーカー保証 205
12 EU 規格の準拠証明 (原本) 206
1 この数字は該当図を示しています。 図は取扱説明書
の冒頭にあります。
この取扱説明書で 本体」 と呼ばれる工具は、 常に
AG 125‑A22 アングルグラインダーを指しています。
各部名称 1
@
カバーリリースボタン
;
スピンドルロックボタン
=
通気溝
%
追加機能 (充電状態インジケーター作動) 付きリ
リースボタン
&
バッテリー
(
スイッチオンロック
)
ON/OFF イッチ
+
サイドハンドル振動ダンパー
§
スピンドル
/
保護カバー
:
O リング付きテンションフランジ
·
切断研磨ディスク/粗削り研磨ディスク
$
クランピングナット
£
「Kwik lock」 クイッククランピングナット (オプ
ション)
|
テンションレンチ
1 一般的な注意
1.1 安全に関する表示とその意味
危険
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる危険性が
ある場合に注意を促すために使われます。
警告事項
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる可能性が
ある場合に注意を促すために使われます。
注意
この表記は、 軽傷あるいは所持物の損傷が発生する可能
性がある場合に使われます。
注意事項
この表記は、 本製品を効率良く取り扱うための注意事項
や役に立つ情報を示す場合に使われます。
1.2 記号の説明と注意事項
警告表示
一般警告
事項
義務表示
保護メガネ
を着用して
ください
ご使用
前に取扱説
明書をお
読みくだ
さい
略号
回転数 毎分回転数 毎分回転数 直径
機種名製造番号の表示箇所
機種名および製造番号は本体の銘板に表示されていま
す。 当データを御自身の取扱説明書にメモ書きしてお
き、 お問い合わせなどの必要な場合に引用してくださ
い。
機種名
ja
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製品世代01 製造番号
2 安全上の注意
注意事項
2.1 の章で言及されている安全上の注意事項は、 準拠す
る規格が取扱説明書に記載するように定めている電動
工具に関するすべての一般安全注意事項を含んでいま
す。 したがって、 この取扱説明書で説明する機器に
は関係のない注意事項が含まれていることもあります。
2.1 電動工具の一般安全注意事項
a)
警告事項
安全上の注意および指示事項をすべてお読みくだ
さい。 安全上の注意および指示事項に従わない場
合、 感電、 火災、 重度のけがをまねく恐れがあり
ます。 安全上の注意および指示事項が書かれた説明
書はすべて大切に保管してください。 安全上の注意
で使用する用語 「電動工具」 とは、 お手持ちの電
動ツール (電源コード使用) およびバッテリーツー
(コードレス) を指します。
2.1.1 作業環境に関する安全
a) 作業場はきれいに保ち、 十分に明るくしてくださ
い。 ちらかった暗い場所での作業は事故を起こす
恐れがあります。
b) 爆発の危険性のある環境(可燃性液体、 ガスおよび
粉じんのある場所) では電動工具を使用しないでく
ださい。 電動工具から火花が飛散し、 粉じんや揮
発性ガスに引火する恐れがあります。
c) 電動工具の使用中、 子供や無関係者を作業場へ近づ
けないでください。 作業中に気がそらされると、
体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
2.1.2 電気に関する安全注意事項
a) 電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちん
と適合しなければなりません。 プラグは絶対に変
更しないでください。 アースした電動工具と一緒に
アダプタープラグを使用しないでください。 オリジ
ナルのプラグと適切なコンセントを使用することに
より、 感電の危険を小さくすることができます。
b) パイプ ラジエーター、 電子レンジ、 冷蔵庫など
のアースされた面に体の一部が触れないようにして
ください。 体が触れると感電の危険が大きくなりま
す。
c) 電動工具を雨や湿気から保護してください。 電動工
具に水が浸入すると、 感電の危険が大きくなりま
す。
d) 電動工具を持ち運んだり、 吊り下げたり、 コンセ
ントからプラグを抜いたりするときは、 必ず本体を
持ち、 電源コードを持ったり引っ張ったりしないで
ください。 電源コードを火気、 オイル、 鋭利な刃
物、 本体の可動部等に触れる場所に置かないでく
ださい。 コードが損傷したり絡まったりしている
と、 感電の危険が大きくなります。
e) 屋外工事の場合には、 屋外専用の延長コードのみ
を使用してください。 屋外専用の延長コードを使
用すると、 感電の危険が小さくなります。
f) 湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合
は、 漏電遮断機を使用してください。 漏電遮断機
を使用すると、 感電の危険が小さくなります。
2.1.3 作業者に関する安全
a) 電動工具を使用の際には、 油断せずに十分注意し、
常識をもった作業をおこなってください。 疲れてい
る場合、 薬物、 医薬品服用およびアルコール飲用に
よる影響下にある場合には電動工具を使用しないで
ください。 電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷
の原因となることがあります。
b) 作業保護具および保護メガネを常に着用してくださ
い。 けがに備え、 電動工具使用状況に応じた粉じ
んマスク、 耐滑性の安全靴、 ヘルメット、 耳栓な
どの作業保護具を使用してください。
c) 電動工具の不意な始動は避けてください。 動工具
を電源および/またはバッテリーに接続する前や本
体を持ち上げたり運んだりする前に、 本体がオフに
なっていることを必ず確認してください。 オン/オ
フスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチ
に指を掛けたまま運んだり、 電源に接続したりする
と、 故の原因となる恐れがあります。
d) 電動工具のスイッチを入れる前に、 必ず調節キーや
レンチを取り外してください。
調節キーやレンチ
が本体の回転部に装着されたままでは、 けがの原
因となる恐れがあります。
e) 作業中は不安定な姿勢をとらないでください。 足元
を安定させ、 常にバランスを保つようにしてくださ
い。 これにより、 万一電動工具が異常状況に陥っ
た場合にも、 適切な対応が可能となります。
f) 作業に適した作業着を着用してください。 だぶだ
ぶの衣服や装身具を着用しないでください。 髪、
衣服、 手袋を本体の可動部に近づけないでくださ
い。 だぶだぶの衣服、 装身具、 長い髪が可動部に
巻き込まれる恐れがあります。
g) 吸じんシステムの接続が可能な場合には、 これらの
システムが適切に接続、 使用されていることを確
認してください。 吸じんシステムを利用することに
より、 粉じん公害を防げます。
2.1.4 電動工具の使用および取扱い
a) 無理のある使用を避けてください。 作業用途に適し
た電動工具を使用してください。 適切な電動工具
の使用により、 能率よく、 スムーズかつ安全な作業
が行えます。
b) スイッチに支障がある場合には、 電動工具を使用し
ないでください。 スイッチで始動および停止操作の
できない電動工具は危険ですので、 修理が必要で
す。
c) 本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体
を保管する前には電源プラグをコンセントから抜く
か、 バッテリーを取り外してください。 この安全
処置により、 電動工具の不意の始動を防止すること
ができます。
ja
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d) 電動工具をご使用にならない場合には、 子供の手の
届かない場所に保管してください。 電動工具に関す
る知識のない方、 本説明書をお読みでない方によ
る本体のご使用はお避けください。 未経験者によ
る電動工具の使用は危険です。
e) 電動工具は慎重に手入れしてください。 可動部分が
引っ掛かりなく正常に作動しているか、 電動工具
の運転に影響を及ぼす各部分が破損損傷してい
ないかを確認してください。 電動工具を再度ご使
用になる前に、 損傷部分の修理を依頼してくださ
い。 発生事故の多くは保守管理の不十分な電動工
具の使用が原因となっています。
f) 先端工具をきれいに保ってください。 お手入れのゆ
きとどいた先端工具を使用すると、 作業が簡単か
つ、 スムーズになります。
g) 電動工具、 アクセサリー、 先端工具などは本説明書
内の指示に従って使用してください。 この際、作業
環境および用途に関してもよくご注意ください
定された用途以外に電動工具を使用すると危険な状
況をまねく恐れがあります。
2.1.5 バッテリーの使用および取扱い
a) バッテリーを充電する場合は、 必ずメーカー推奨
の充電器を使用してください。 特定タイプのバッテ
リー専用の充電器を他のバッテリーに使用すると、
火災の恐れがあります。
b) 指定されたバッテリーのみを電動工具に使用してく
ださい。 指定以外のバッテリーを使用すると、
傷や火災の恐れがあります。
c) 使用しないバッテリーの近くに、 事務用クリップ、
硬貨、 キー、 釘、 ネジ、 その他の小さな金属片を
置かないでください。 電気接点の短絡が起こること
があります。 バッテリーの電気接点間が短絡する
と、 火傷や火災が発生する危険があります。
d) バッテリーが正常でないと、 液漏れが発生すること
があります。 その場合、 漏れた液には触れないで
ください。 もしも触れてしまった場合は、 水で洗
い流してください。 液体が眼に入った場合は、
で洗い流してから医師の診察を受けてください
出したバッテリー液により、 皮膚が刺激を受けた
り火傷を負う恐れがあります。
2.1.6 サービス
a) 電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申
し付けください。 また、必ず純正部品を使用してく
ださい。 これにより電動工具の安全性が確実に維
持されます。
2.2 研磨、 紙やすり研磨、 ワイアブラシを使用した作
業、 よび切断研磨に共通する安全上の注意
a) この電動工具はグラインダーおよびフリクション
ソーとして使用することができます。 本体に関す
るすべての安全上の注意、 注意事項、 図、 データ
に注意してください。 以下の注意事項を守らない
と、 感電、 火災、 重大な怪我の恐れがあります。
b) この電動工具は紙やすり研磨、 ワイアブラシを使
用しての作業やつや出しには適しません。 電動工
具の用途以外の使用は危険な状況をまねき、 けが
の原因となることがあります。
c) この電動工具用としてメーカーから指定および推
奨されていないアクセサリーは使用しないでくださ
い。 そのようなアクセサリーはお使いの電動工具
に単に固定できるだけで、 安全な使用は保証されま
せん。
d) 先端工具の許容回転数は、 電動工具上に記載され
た最高回転数よりも高くなければなりません。
容回転数よりも速く回転するアクセサリーは、
損あるいは外れて飛び回る恐れがあります。
e) 先端工具の外径と厚さは電動工具の仕様に対応する
ものでなければなりません。 間違ったサイズの先
端工具は十分に絶縁または制御できません。
f) ネジ式インサート付きの先端工具は、 研磨スピンド
ルのネジに厳密に適合したものでなければなりませ
ん。 フランジにより取り付ける先端工具の場合は、
先端工具の穴の直径がフランジの取付け部直径に適
合している必要があります。 電動工具に確実に固
定されていない先端工具は、 回転が不安定になり、
非常に激しい振動を起こして制御不能に陥る恐れが
あります。
g) 損傷した先端工具は使用しないでください。 先端工
具を使用する前には毎回、 研磨ディスクに剥がれ
や亀裂がないか、研磨ホイールに亀裂、摩耗、激し
い損耗がないか、 ワイアブラシに緩みや折れたワイ
アがないかをチェックしてください。 電動工具また
は先端工具を落とした場合は、 損傷がないかを点
検し、 損傷のない先端工具を使用してください。
先端工具の点検および取り付け後は、 作業者やその
他の人間が先端工具の回転エリアに入らないように
して、 本体を最高回転数で 1 分間作動させてくだ
さい。 先端工具に損傷がある場合は、 たいていこ
のテスト時間内に先端工具が折れます。
h) 個人保護用具を着用してください。 使用状況に応じ
て、 ヘルメット、 保護メガネを着用してくださ
い。 有効な場合は、 防じんマスク、 耳栓、 保護手
袋、 作業材料の細かな剥離片や破片から身体を保
護する特殊エプロンを着用してください。 さまざ
まな使用状況において異物の飛散が生じます。
散する異物から目を保護してください。 防じんマス
クは、 作業時に発生する粉じんを捕集するものでな
くてはなりません。 長時間大きな騒音にさらされて
いると、 聴覚に悪影響が出る恐れがあります。
i) 作業者以外の人は作業場から安全な距離だけ遠ざけ
てください。 関係者は全員、 作業場で個人保護用
具を着用しなければなりません。 作業材料や折れ
た先端工具の破片が飛散して 業場外の人たちに
もけがを負わせる恐れがあります。
j) 作業の実施に伴い先端工具が隠れている電線に接
触する可能性がある場合は、 電動工具を必ず絶
縁されたグリップ面で保持するようにしてくださ
い。 電しているケーブルと接触すると、 本体
の金属部分にも電圧がかかり 電の危険がありま
す。
k) 回転する先端工具から電源コードを遠ざけてくださ
い。 万一本体が制御不能になった場合、 電源コー
ドが切断されたり巻き込まれたりして、 回転する先
端工具で手や腕を負傷する危険があります。
l) 必ず電動工具が完全に停止してから電動工具を置い
てください。 動工具を置いたときに先端工具
が回転していると、 電動工具が制御不能に陥る恐れ
があります。
m) 電動工具を身体の脇に保持している間は本体を作
動させないでください。 回転する先端工具に衣服
ja
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が接触すると、 衣服が巻き込まれて先端工具が身体
に食い込む危険があります。
n) 電動工具の通気溝は定期的に清掃してくださ
い。 モーターブロワーが埃をハウジング内に引き
込んで金属粉じんが大量に堆積すると、 電気的な危
険が発生する恐れがあります。
o) 可燃性の母材の近くで電動工具を使用しないでくだ
さい。 可燃性液体に火花が飛んで燃える可能性が
あります。
p) 冷却液が必要な先端工具は使用しないでくださ
い。 水やその他の冷却液を使用すると、 感電が発
生する可能性があります。
2.3 反力とそれに対する安全上の注意
反力は、 回転している研磨ディスク、 ワイアブラシな
どの先端工具が噛んだりブロックされたりしたことに
因する突発的な反応です。 先端剛具が噛んだりブロッ
クされたりすると、 回転している先端剛具が突然停止し
ます。 これにより、 ブロックが生じた位置において電
動工具が制御されることなく先端工具の回転方向と反対
の方向に加速されます。
例えば、 研磨ディスクが作業材料の中で噛んだりブロッ
クされたりすると、 作業材料に入り込んだ研磨ディスク
の縁部が引っかかって破損したり、 反動が起きたりす
ることがあります。 その際は、 ブロックされた箇所で
のディスクの回転方向により、 研磨ディスクが作業者
の方向やその逆方向に動きます。 この場合研磨ディス
クが折損することもあります。
電動工具の取り扱いが正しくないと 反力が生じま
す。 反力は、 以下に示すような適切な予防措置を取る
ことで防止することができます。
a) 電動工具はしっかりと支え、 反力を受け止めるこ
とができるように身体と腕を構えます。 高速作動
時の反力や反発モーメントを最大限制御できるよう
に、常に補助グリップ(装備されている場合)を使
用してください。 作業者は適切な安全処置を施す
ことにより反力を防止することができます
b) 手を回転する先端工具から遠ざけてください。
力で先端工具が手に向かって動く可能性がありま
す。
c) 反力が生じた際に電動工具が動く領域から身体を
遠ざけてください。 ブロックされた箇所では反
力により、 電動工具は研磨ディスクの動きと反対方
向に動きます。
d) 特に角部や鋭い縁部などの領域では慎重に作業して
ください。 先端工具が作業材料から跳ね返ったり、
噛んだりしないようにしてください。 回転中の先
端工具は、 角部や鋭い縁部で、 あるいはバウンドし
たときに噛みやすくなります。 その場合、 電動工
具が制御不能に陥ったり反力が生じたりします。
e) チェーンソーまたは歯付きソーブレードを使用しな
いでください。 この種の先端工具を使用すると、
頻繁に反力が生じたり電動工具が制御不能になった
りします。
2.4 研磨および切断研磨に特定の安全上の注意
a) お使いの電動工具に許可された研磨ツールとその研
磨ツール専用の保護カバーのみを使用してくださ
い。 お使いの電動工具専用でない研磨ツールは、
絶縁が十分でないことがあり安全ではありません。
b) フック状の研磨ディスクは、 研磨面が保護カバー端
部の高さより突出しないように取り付ける必要が
あります。 誤まって保護カバー端部の高さより突
出して取り付けられた研磨ディスクは十分に保護で
きません。
c) 保護カバーは確実に電動工具に取り付けられてい
て、 最大限の安全性を確保するために、 グライン
ダー本体の最も小さい部品を作業者が確認できる
ように調整されていなければなりません。 保護カ
バーは、 作業者を破片、 誤ってグラインダー本体
と接触すること、 あるいは衣服に着火する可能性の
ある火花から保護します。
d) 研磨ツールは必ず推奨された用途でのみ使用してく
ださい。 例えば、 カットオフディスクのサイド面
で研磨しないでください カットオフディスクは
ディスクの縁部で材料を切断するように規定されて
います。 この研磨ツールへ横方向の力を加えると
ツールが折れる可能性があります。
e) 必ず選択した研磨ディスクに合ったサイズと形で、
破損のないテンションフランジを使用してくださ
い。 適切なフランジは研磨ディスクをしっかり支
え、 ディスク破損の危険を抑えます。 カットオフ
ディスク用のフランジは他の研磨ディスク用のフラ
ンジと異なることがあります。
f) 大型電動工具の摩耗した研磨ディスクは使用しない
でください。 大型電動工具の研磨ディスクは小型
電動工具の高回転数には適合しません。 破損の恐れ
があります。
2.5 切断研磨に特定のその他の安全上の注意
a) カットオフディスクがブロックされたり し付け
が強くなりすぎないようにしてください。 過度に深
い切断は行わないでください。 カットオフディス
クに過度な負荷がかかると、 応力が強くなってディ
スクが曲がったりブロックされやすくなるため、
力やディスク破損が生じる可能性が高くなります。
b) 回転中のカットオフディスクの前後領域から身体
を離してください。 カットオフディスクを作業材
料から離す場合、 回転するディスクにより反力を
受けた電動工具が直接作業者に向かって跳ね返る危
険があります。
c) カットオフディスクが噛んだ場合や作業を中断す
る場合は、 本体の電源をオフにして、 ディスクが完
全に停止するまで本体を保持してください。 まだ回
転しているカットオフディスクを切断箇所から取り
出そうとしないでください。 反力が生じる原因とな
ります。 ディスクが噛む場合は、 その原因を突き
止めて適切な処置を施してください。
d) 電動工具が作業材料内にある間は電動工具のスイッ
チを再びオンにしないでください。 カットオフディ
スクが最高回転数に達してから、 切断を慎重に再
開してください。 この手順を守らないと、 ディス
クが引っかかって作業材料から飛び出たり、 反力が
生じることがあります。
e) 噛んだカットオフディスクによる反力の危険を最小
限に抑えるために、 プレートや大型の作業材料には
サポートを施してください。 大型の作業材料はそ
れ自身の重みでたわむことがあります。 作業材料
は切断箇所付近と縁部を両側で支える必要がありま
す。
f) 既存の壁やその他の見通しのきかない領域で 「プ
ランジカット」 を行う場合は特に注意してくださ
ja
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い。 押し込んだカットオフディスクはガス管、
水道管、 電気配線、 その他の対象物に食い込んで反
動を引き起こすことがあります。
2.6 その他の安全上の注意
2.6.1 作業者に関する安全
a) 本体の加工や改造は許されません。
b) 耳栓を着用してください。 騒音により、 聴覚に悪
影響が出る恐れがあります。
c) 本体を支えるときは、 必ず両手でグリップを持って
ください。 グリップは乾いた清潔な状態に保ち
オイルやグリスを付着しないでください。
d) 本体に集じん装置を取り付けないで作業をする場
合、 作業される方は防じんマスクを着用しなければ
なりません。
e) 休憩を取って緊張をほぐし、 指を動かして血の巡り
を良くするように心がけてください。
f) 回転部分には手を触れないでください。 本体の電
源は必ず作業場で入れてください。 回転部分、
に回転している先端工具は負傷の原因となります。
g) 本体は、 体の弱い人が指示を受けずに使用するには
向いていません。 本体は子供の手が届かないところ
に保管してください。
h) 含鉛塗料、 特定の種類の木材、 コンクリート/石
材、 石英を含む岩石、 鉱物および金属などの母材か
ら生じた粉じんは、健康を害する恐れがあります。
作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込ん
だりすると、 アレルギー反応や呼吸器疾患を起こ
す可能性があります。 カシやブナ材などの特定の
粉じんは、特に木材処理用の添加剤(クロム塩酸、
木材保護剤) が使用されている場合、 発ガン性があ
るとされています。 アスベストが含まれる母材は、
必ず専門家が取り扱うようにしてください。 できる
だけ集じん装置を使用してください 集じん効率
を高めるには、 適切な可動集じん装置を使用して
ください。 必要に応じてそれぞれの粉じんに適し
た防塵マスクを着用してください。 作業場の換気
に十分配慮してください。 処理する母材につい
て、 各国で効力を持つ規定を遵守してください。
i) 本体使用中、 作業者および現場で直近に居合わせる
人々は保護メガネ、 保護ヘルメット、 耳栓、 保護
手袋および防じんマスクを着用しなければなりませ
ん。
j) 本体が作動限界の超過あるいはバッテリーが空であ
ることを検知すると、 先端工具がモーターにより制
動されなくなることがあります。
2.6.2 電動工具の慎重な取扱いおよび使用
a) 研磨ディスクの保管および取り扱いはメーカーの指
示に従い、 細心の注意を払って行ってください。
b) 電動工具は必ず保護カバーを付けて使用してくださ
い。
c) 作業材料を固定します。 作業材料を締め付ける時
は、クランプあるいは万力を使用してください。
の方が手で押さえるよりも確実であり、 本体を両手
で自由に操作することができます。
d) カットオフ研磨ディスクを粗削り研磨に使用しない
でください。
e) 先端工具とフランジをしっかりと締め付けてくだ
さい。 先端工具またはフランジがしっかりと締め
付けられていないと、 スイッチオフの後、 制動の
際に先端工具が本体モーターによりスピンドルから
外れる危険があります。
2.6.3 電気に関する安全注意事項
a) 作業を開始する前に、 作業場に埋設された電線、
ス管や水道管がないかを金属探知機などで調査して
ください。 例えば、 作業中に誤って先端工具が電
線に触れると、 本体の金属部分とケーブルが通電す
る可能性があります。 この場合、 感電による重大
な事故が発生する危険があります。
b) 導電性のある母材に対して作業を頻繁に行う場合
は、 定期的にヒルティサービスセンターに本体の点
検を依頼してください。 本体表面に導電性のある
粉じんや水分が付着すると、 本体を損傷する恐れが
あります。
2.6.4 バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
a) Li‑Ion バッテリーの搬送、 保管、 作動には特別規
定を守ってください。
b) バッテリーは高温と火気を避けて保管してくださ
い。
爆発の恐れがあります。
c) バッテリを分解したり、 挟んだり、 80 °C 以上に加
熱したり、 燃やしたりしないでください。 これを
守らないと、 火災、 爆発、 腐食の危険があります。
d) 損傷したバッテリー 例えば亀裂や破損箇所があっ
たり、 電気接点が曲がっていたり、 押し戻されてい
たり、引き抜かれているバッテリー)は、充電する
ことも、 そのまま使用を続けることもできません。
e) バッテリーがつかむことのできないほどに熱くなっ
ている場合は、故障している可能性があります。
体を監視可能な火気のない場所に可燃性の資材か
ら十分に距離をとって置き、 冷ましてください。
バッテリーを冷ました後、 ヒルティサービスセン
ターにご連絡ください。
2.6.5 作業場の安全確保
a) 剥がし作業の場合には、 作業側と反対の領域を保
護してください 剥がれた部分が脱落、落下して他
人を傷つける危険があります。
b) 支持壁やその他の構造物への穴明け、 特に鉄筋また
は鉄骨梁の除去は静力学に影響を及ぼします。 作業
を開始する前に、 担当の静力学専門家や建築家、
あるいは現場管理責任者に問い合わせてください。
ja
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Printed: 26.03.2015 | Doc-Nr: PUB / 5129821 / 000 / 04
3 製品の説明
3.1 正しい使用
本体は、 金属および鉱物母材の切断研磨および粗削り研磨用アングルグラインダーです。
バッテリーを他の電気器具の電源用に使用しないでください。
金属の加工 必ず繊維強化合成樹脂の粗削り研磨ディスクまたは切断研磨ディスクとともに使用してください。
鉱物母材の表面に注意 切断研磨および分割には専用のカバー (DC‑EX 125/5"-C) 粗削り研磨には専用のカバー
(DG‑EX 125/5") を使用してください。
本体は乾式の研磨 / 断のみに使用してください。
一般にコンクリートあるいは石材などの鉱物母材に対する作業には、 適切なシステムにおいて集じんカバーを適切な
ヒルティ集じん機とともに使用されることをお勧めします。 これによりユーザーを保護し、 本体およびディスク
の寿命を延ばすことができます。
健康を損なう恐れのある母材 (アスベストなど) への加工は許されません。
各国の労働安全衛生法に従ってください。
けがの可能性を防ぐため、 必ずヒルティ純正の、 アクセサリーや先端工具のみを使用してください。
本体はプロ仕様で製作されており、 本体の使用、 保守、 修理を行うのは、 認定、 訓練された人のみに限ります。
これらの人は、 遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。 本体および付属品の、 使用法を
知らない者による誤使用、 あるいは規定外使用は危険です。
3.2 本体標準セット構成品
1本
1 サイドハンドル
1 保護カバー
1 フロントカバー
1 テンションフランジ
1 クランピングナット
1 テンションレンチ
1 取扱説明書
注意事項
アクセサリーは最寄りのヒルティセンター、 またはwww.hilti.com でご確認ください。
3.3 本体の作動に必要な追加品目
適切な推奨バッテリー 「製品仕様」 の表をご覧ください) よびモデルシリーズ C 4⁄36 の適切な充電器。
3.4 温度感応本体保護
温度感応モーター保護は消費電流およびモーターの加熱をモニターして、 本体を加熱から保護します。
接触圧が高すぎてモーターが過負荷になると、 本体の出力が著しく低下するか、 本体が動作を停止することがあり
ます 動作停止は回避するべきです)
過負荷が発生した場合は本体を負荷から解放し 30 秒間無負荷回転数で作動させてください。
3.5 DC‑EX 125/5"‑C コンパクトカバー切断作業用集じんカバー 2
鉱物母材の切断研磨用。
注意
このカバーによる金属の加工は禁止されています。
3.6 フロントカバー付き保護カバー 3
注意
金属母材を加工する際にストレート粗削り研磨ディスクを使用した粗削り研磨および切断研磨ディスクを使用した
断研磨を行う場合は、 フロントカバー付き保護カバーを使用してください
3.7 DG‑EX 125/5" 研磨作業用集じんカバ 4
本体は、 ダイヤモンド研磨ディスクを使用しての鉱物母材のあまり頻繁ではない研磨にのみ適しています。
ja
199
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注意
このカバーによる金属の加工は禁止されています。
3.8 Li-Ion バッテリーの充電状態
Li-Ion バッテリーを使用する際には、 リリースボタンを軽く押すと (抵抗が感じられる程度まで - ロック解除はし
ない) 充電状態を表示させることができます。 バッテリー背面のインジケーターは次の情報を提供します
LED 点灯 LED 点滅
充電状態 C
LED1、2、3、4
-
C≧75%
LED1、2、3
-
50 % C < 75 %
LED 1、 2
-
25 % C < 50 %
LED 1
-
10 % C < 25 %
-
LED 1
C<10%
注意事項
作業中および作業直後は、 充電状態の読み取りは行えません。 バッテリーの充電状態インジケーターの LED が点
滅している場合は、「故障かな? と思った時」 の章の注意事項を確認してください。
4消
最大直径 125 mm、 回転数 11000 min-1、 カット速度 80 m/sec、 大粗削り研磨ディスク厚さ 6.4 mm、 最大切
断研磨ディスク厚さ 2.5 mm 用のディスク。
ディスク 用途 略号 母材
アブレーシブ切断研磨ディスク
切断研磨、 切込み
AC‑D
金属
ダイヤモンド切断研磨ディスク
切断研磨、 切込み
DC‑D
鉱物
アブレーシブ粗削り研磨ディスク
粗削り研磨
AG‑D、 AF‑D、 AN‑D
金属
ダイヤモンド粗削り研磨ディスク
粗削り研磨
DG‑CW
鉱物
ディスクと装備の組合せ
項目
装備
AC‑D AG-D
AF-D AN-D
DG‑CW DC‑D
A
保護カバー
XXXXXX
B
フロントカバー (A
の組合せ)
X
----
X
C
表面カバー DGEX
125/5"
----
X
-
D
ンパクトカバー
DC‑EX 125/5"-C(A
の組合せ)
-----
X
E
サイドハンドル
XXXXXX
F
弓型ハンドル DC BG
125(E に対するオプ
ション)
XXXXXX
G
クランピングナット
XXXXXX
H
テンションフランジ
XXXXXX
I
Kwick ロック (G
対するオプション)
XXXX
-
X
ja
200
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5 製品仕様
技術データは予告なく変更されることがあります。
本体
AG 125‑A22
定格電圧
21.6 V
回転数
9,500/min
最大ディスク直径
Ø125mm
重量 EPTA プロシージャ 01/2003 に準拠)
2.7 kg
バッテリー
B 22/2.6 Li‑Ion(01) B 22/3.3 Li‑Ion(01)
定格電圧
21.6 V 21.6 V
容量
2.6 Ah 3.3 Ah
エネルギー含量
56.16 Wh 71.28 Wh
重量
0.78 kg 0.78 kg
技術情報
駆動スピンドルネジ
M14
スピンドルの長さ
22 mm
注意事項
本説明書に記載されているサウンドプレッシャー値および振動値は、 規格に準拠した測定方法に基づいて測定したも
のです。 電動工具を比較するのにご使用いただけます。 曝露値の暫定的な予測にも適しています。 記載されている
データは、 電動工具の主要な使用方法に対する値です。 電動工具を他の用途で使用したり、 異なる先端工具を取り
付けて使用したり、 手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、 データが異なることがあります。 このよう
な相違により、 作業時間全体で曝露値が著しく高くなる可能性があります。 曝露値を正確に予測するためには、
体のスイッチをオフにしている時間や、 本体が作動していても実際には使用していない時間も考慮しなければなりま
せん。 このような相違により、 作業時間全体で曝露値が著しく低くなる可能性があります。 作業者を騒音および
/または振動による作用から保護するために、 他にも安全対策を立ててください (例 電動工具およびの先端工具
の手入れや保守、 手を冷やさないようにする、 作業手順の編成)
騒音について (EN 60745‑2‑3 準拠)
サウンドパワーレベル、 L
WA
94 dB (A)
サウンドプレッシャーレベル、 L
pA
83 dB (A)
定格騒音レベルに対する不確実性、 K
3dB(A)
振動について (EN 60745 準拠)
AG 125‑A22 3 軸の振動値 (振動ベクトル合計)
EN 60745‑2‑3 に準拠
振動低減グリップを使用しての表面研磨、 a
h,AG
3.8 m/s²
不確実性 (K)
1.5 m/s²
追加情報
切断などの他の用途に使用した場合には、 振動値がこ
こに記載した値から変化する可能性があります。
ja
201
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6 ご使用前に
6.1 バッテリーを装着する 5
注意
バッテリーを装着する前に、 本体のスイッチがオフに
なっていること、 スイッチオンロックが作動しているこ
とを確認してください。
注意
バッテリーを本体に装着する前に、 バッテリーの電気接
点と本体の電気接点に異物が入っていないか確認してく
ださい。
1. 注意バッテリーが正しく装着されていないと、
作業中に落下することがあります。
注意バッテリーが落下してご自身あるいは他の
が怪我をする恐れがあります。
作業を開始する前にバッテリーが本体にしっかり
と固定されていることを確認してください。
6.2 本体からバッテリーを取り出す 6
6.3 バッテリーの搬送および保管
注意
火災の危険。 バッテリーは決して梱包していない状態
で保管あるいは搬送しないでください。 短絡による危
険があります。
バッテリーを引いて、 ロック位置 (作業位置) から最
初のロック位置 (トランスポートロック位置) へ動か
します。
バッテリーを輸送 (トラック、 鉄道、 船舶あるいは航
空機による輸送)する際は、輸送に関する各国および国
際的な規定に注意してください。
6.4 サイドハンドルを取り付ける
サイドハンドルをいずれかのねじ込みブッシュにねじ
込みます。
6.5 保護カバー
注意
取付け、分解、調整作業および不具合の除去の際には保
護手袋を着用してください。
当該のカバーの取付け説明書をお読みください
6.5.1 保護カバーの取り付け 7
注意事項
保護カバーは、 本体に対応した保護カバーのみを取り
付けることができるようにするコーディングカムを備え
ています。 保護カバーは、 コーディングカムととも
に本体のカバーホルダー内を動きます。
1. 保護カバーと本体の三角形のマークが互いに向
い合うように、 保護カバーをスピンドルネックに
乗せます。
2. 保護カバーをスピンドルネックに押し付けます、
バーリリースボタンを押します。
3. 保護カバーをロックされてカバーリリースボタンが
元の位置に戻るまで、 保護カバーを回します。
6.5.1.1 保護カバーの調整
カバーリリースボタンを押して、 保護カバーを希望の方
向にロックされるまで回します。
6.5.2 保護カバーの取り外し
カバーリリースボタンを押して保護カバーを抜き取りま
す。
6.5.3 フロントカバーの取り付けと取り外し 8
注意事項
フロントカバーを取り付けて作業する場合は、 フロント
カバーは保護カバーに差し込んでください。
1. 図に示したようにフロントカバーの閉じた側を標準
保護カバーにロックするまで取り付けてください。
2. フロントカバーを取り外すには、 フロントカバー
のロックを開いて標準保護カバーからフロントカ
バーを引き抜きます。
6.5.4 DC‑EX 125⁄5" 切断カバーを位置決めする 9
注意事項
いつでも ON/OFF スイッチを操作できることを確認し
てください。
6.6 先端工具を装着する/取り外す
注意事項
切断性能または研磨性能の低下が認められるようになっ
たなら、 ダイヤモンドディスクは直ちに交換する必要が
あります。 一般的に、 ダイヤモンドセグメントの高さ
2 mm 未満になったらダイヤモンドディスクを交換す
る必要があります。 その他のタイプのディスクは、
切断性能が明らかに低下した場合、 あるいは作業中に
アングルグラインダーの部品 (ディスクを除く) が作
業対象と接触した場合には直ちに交換する必要がありま
す。 アブレーシブディスクは有効期限が切れたなら交
換する必要があります。
6.6.1 先端工具の装着  
警告事項
先端工具とフランジをしっかりと締め付けてくださ
い。 先端工具またはフランジがしっかりと締め付けら
れていないと、 スイッチオフの後、 制動の際に先端工
具が本体モーターによりスピンドルから外れる危険があ
ります。
1. 本体からバッテリーを抜き取ります。
2. 注意ンションフランジには O リングが 1 個装
填されています。 この O リングが欠落している場
合または損傷している場合、 テンションフランジ
を交換する必要があります。
テンションフランジを、 緩みなく、 回転しないよ
うに研磨スピンドルに取り付けます。
3. 先端工具を取り付けます。
ja
202
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4. クランピングナットを装着した先端工具に合わせて
しっかり締め付けます。 
5. 注意スピンドルロックヘッドは必ず研磨スピンドル
を停止した状態で操作してください。 そうしない
と、 ギア部の損傷あるいは先端工具が緩む恐れが
あります。
スピンドルロックボタンを押して、 その状態を
保ちます。
6. ンションレンチでクランピングナットを締め付
け、 続いてスピンドルロックボタンを放してテン
ションレンチを取り外します。
6.6.2 先端工具の取り外し
1. 本体からバッテリーを抜き取ります。
2. スピンドルロックボタンを押して、 その状態を
保ちます。
3. テンションレンチを取り付けて反時計方向に回して
クランピングナットを緩めます。
4. スピンドルロックボタンから指を離して先端工具を
取り外します。
6.7 Kwik lock 付き先端工具を装着する/取り外す
注意事項
クランピングナットの代わり Kwik lock を使用するこ
とができます。 これにより、 工具を使わないで先端工
具を交換できます。
注意
作業の際には Kwik lock クイッククランピングナット
が母材と接触しないように注意してください。 損傷し
Kwik lock クイッククランピングナットは使用しな
いでください。
6.7.1 Kwik lock クイッククランピングナット付き先端
工具の装着 
注意事項
上面の矢印をインデックスマークの内側に合わせます。
矢印をインデックスマークの内側に合わせないでクイッ
ククランピングナットを締め付けると、 手で開くことが
できなくなります。 この場合は、 Kwik lock クイックク
ランピングナットをテンションレンチで緩めてください
(パイプレンチは使用しないでください)
1. 本体からバッテリーを抜き取ります。
2. テンションフランジとクイッククランピングナット
を清掃してください。
3. 注意ンションフランジには O リングが 1 個装
填されています。 この O リングが欠落している場
合または損傷している場合、 テンションフランジ
を交換する必要があります。
テンションフランジを研磨スピンドルに取り付けま
す。
4. 先端工具を取り付けます。
5. 先端工具に接触するまで Kwik lock クイッククラ
ンピングナットをねじ込みます (ねじ込んだ状態
で文字が見えます)
6. 注意スピンドルロックヘッドは必ず研磨スピンドル
を停止した状態で操作してください。 そうしない
と、 ギア部の損傷あるいは先端工具が緩む恐れが
あります。
スピンドルロックボタンを押して、 その状態を
保ちます。
7. テンションレンチを使用してクランピングナットを
締め付けるか、 あるいは Kwik lock クイッククラ
ンピングナットがしっかりと締め付けられるまで先
端工具を手で力を入れて時計方向へ回し、 続いて
スピンドルロックボタンから手を放し、 テンショ
ンレンチを使用した場合はこれを取り外します。
6.7.2 Kwik lock クイッククランピングナット付き先
工具の取り外し
1. 本体からバッテリーを抜き取ります。
2. ノッチ付きリングを反時計方向回してクイッククラ
ンピングナットを緩めます (固いクイッククラン
ピングナットはフェイスレンチを使用して緩めま
す。 パイプレンチは使用しないでください)
7 ご使用方法
警告事項
本体は常にサイドハンドル (あるいはオプションの弓
型ハンドル) を付けた状態でご使用ください。
注意
先端工具は使用することで高温になります。 先端工具
の交換時には保護手袋を着用してください。
7.1 粗削り研磨
注意
切断研磨ディスクは決して粗削り研磨に使用しないでく
ださい。
粗削りの場合はアプローチ角度を 5°...30° にすると、
良の成果が得られます。 適度な圧力をかけながら本体
を前後に動かします。 これにより作業材料が熱くなり
すぎず、 変色や溝が生じません。
7.2 切断研磨
切断研磨の場合は、 適度に送りながら作業し、 本体ま
たは切断研磨ディスクを傾けないようにします (切断面
に対して約 90° 成形材および小型の角パイプは、
触する断面をできるだけ小さくすることによって最も効
率よく切断することができます。
7.3 スイッチオンロック付き ON/OFF スイッチ 
スイッチオンロック付きの ON/OFF スイッチによりス
イッチ機能をチェックし、 本体が意図せず始動するのを
防ぐことができます。
1. ON/OFF スイッチをロック解除するにはスイッチ
オンロックを前方へ押し、 続いて ON/OFF スイッ
チを完全に押します。
2. ON/OFF スイッチから手を放すと、 イッチオン
ロックは自動的にロック位置へ戻ります。
ja
203
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Hilti AG 125-A22 取扱説明書

カテゴリー
パワーツール
タイプ
取扱説明書