Seiko Cal. 9F61 取扱説明書

  • グランドセイコー腕時計の取扱説明書について、ご質問にお答えします。この説明書には、9F83、9F82、9F62、9F61、4J51、4J52、8J55といった様々なモデルの操作方法、機能、メンテナンス方法が詳しく説明されています。日付・曜日の調整方法や防水機能に関する注意事項、ダイバーズモデル特有の機能なども網羅していますので、お気軽にご質問ください。
  • 電池交換は有料ですか?
    金属バンドの調整はどこでできますか?
    防水性能について、注意点はありますか?
    日付の修正方法を教えてください。
    ダイバーズモデルの回転ベゼルはどのように使いますか?
9
F
6
1
-
0
A
A
0
2
3
■製品取扱上のご注意(全モデル共通)
次のような場合、ご使用を中止してください
○ 時計本体やバンドが腐食などにより鋭利になった場合
○ バンドのピンが飛び出してきた場合
※ すぐに、お買い上げ店・弊社お客様相談窓口にご連絡ください。
乳幼児の手の届くところに、時計本体や部品・電池を置か
ないでください
部品や電池を乳幼児が飲み込んでしまうおそれがあります。
万が一飲み込んだ場合は、身体に害があるため、ただちに医師にご相談ください。
時計から電池を取り出さないでください
電池の交換には専門知技能が必要ですので、お買い上げ店にご依頼ください。
電池は充電しないでください。
破裂・発熱・液漏れ・破損などのおそれがあります。
取り扱いを誤った場合に、重症を負うなどの重大な結果になる危険性が想
定されることを示します。
警告
キャリバーについて
ムーブメント(時計の機械体)の型式を表す4桁の番号です。グランドセ
イコーには専用のキャリバーが搭載されており、メカニカルキャリバーは
9S、スプリングドライブキャリバーは9R、クオーツキャリバーは9F
ら始まる4桁で表されます。
※ クオーツキャリバーは他にも8J、4Jから始まる型式もございます。
確認方法
裏ぶたに記載の型式番号4桁がキャリバー番号となります。
キャリバー No.及び防水性能ご確認のお願い
防水性能について
お買い上げいただいた時計の防水性能を
下記の表でご確認の上ご使用ください。
裏ぶた表示 防水性能 お取扱方法
防水性能表示なし 非防水です。
水滴、汗
場合、使用い。
WATER RESISTANT 日常生水です。
日常活での水がかる」
あ れ 使 で きま す
警告
水泳には使用しないで下さい。
WATER RESISTANT
5 BAR
常生活用強化防水
5気圧防水です。
水泳などのスポーツに使用で
きます。
WATER RESISTANT
10(20)BAR
常生活用強化防水
1 0( 2 0 )気
空 気 ボ を 使 用キン
ダイビン使 用できます
AIR DIVER'S 200m
空気潜水用防水で200
メート
空気使用
に使用です。
 ※ 上記の図は例であり、お買上げいただいた時計とは異なる場合があります。
以下の場所での携帯・保管は避けてください
の薬品が 散しているところ(などシンナーなど
○ 5℃~ 35℃を外れる温度に長期間なるところ ○ 高湿度なところ
○ 磁気や静電気の影響があるところ ○ ホコリの多いところ
○ 強い振動のあるところ
電池が切れた状態で長時間放置しないで下さい。電池が漏液するおそれがあります。
アレルギーやかぶれを起こした場合
ただちに時計の使用をやめ、皮膚科など専門医にご相談ください。
その他のご注意
金属バンドの調整は専門知識・技能が必要ですので、お買い上げ店にご
依頼ください。
 
手やなどにけがをする可があるほか、部品を紛する可あります。
○ 商品の分解・改造はしないでください。
○ 乳幼児に時計が触れないようにご注意ください。
  けがやアレルギーをひき起こすおそれがあります。
使用済み電池の処理は自治体の指示に従ってださい。
提げ時計やペンダント時計の場合、ひもやチンの取り扱いにご注意ください。
 や手・首などを傷つけたり、首を締めたりするおそれがあります。
計を外してそのまま置くと、裏ぶたとバンドや中留れて、裏ぶた
に傷付く可能ありますのでご意ください。時計を外した場合は、柔
らかい等をんで置くことをお勧めします。
注意
取り扱いを誤った場合に、軽症を負う危険性や物質的損害をこうむること
が想定されることを示します。
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5
○潜水前
次の項目を点検してください。
⇒ 各部の名称 P.8
① 時刻が正確にセットされているか。
② 回転ベゼルの回り具合は良好か。
(ゆるすたり、きつすたりしない
。)
⇒ 回転ベゼルについて P.18
うずねじをしっかりしめてある
か。
⇒ ねじロック式りゅうずについて P.9
バンドとガラスにひび、カケなど
の異常がないか。
バンドの固定は確実か。(ばね棒
とめ金、その他)
潜水に際しての注意事項
ヘリウムガスを使用する「飽和潜水」には絶対に使用しないで
ください。
潜水中は、本取扱説明書で指示された操作以外は絶対にしない
でください。
警告
ダイビングでのご使用にあたっては、各種のダイビングに関する
安全教育やトレーニングを受け、ルールを守ってご使用ください。
注意
万が一、異常が認められた場合はお買い上げ店、またはお客様相
談室にご相談ください。
注意
水や汗、汚れが付着したままにしておくのは
避けてください
防水時計でもガラスの接着面・パッキンの劣化やステンレスが
さびることにより、防水不良になるおそれがあります。
注意
水分のついたまま、りゅうずやボタンを
操作しないでください
時計内部に水分が入ることがあります。
万が一、ガラス内面にくもりや水滴が発生し、長時間消えない場合
は防水不良です。
 お早めに、お買い上げ店・弊社お客様相談窓口にご相談ください。
入浴やサウナの際はご使用を避けてください
蒸気や石けん、温泉の成分などが防水性能の劣化を早める
ことがあります。
■防水性能に関するご注意
警告
この時計はスキューバダイビングや飽和潜水に
は絶対に使用しないでください
スキューバダイビングや飽和潜水用の時計に必要とされる
過酷な環境を想定した様々な厳しい検査を行っていません。
専用のダイバーズウオッチをご使用ください。
注意
直接蛇口から水をかけることは避けてください
水道水は非常に水圧が高く、日常生活用強化防水の時計でも防
水不良になるおそれがあります。
性能表示が「WATERRESISTANT」の場合
性能表示が「AIRDIVER’S」の場合
防水性能に関するご注意
6
7
■各部の名称
9F83
9F82、9F62、4J52
⇒ 時刻・日付・曜日の合わせかた P.10
⇒ 9F82、9F62の時刻・日付の合わせかた P.12
⇒ 4J52の時刻・日付の合わせかた P.15
潜水中
空気潜水において、文字板などに表
示された深度までの範囲でご使用く
ださい。
水中でのりゅうずやボタンの操作は
しないでください。
岩などにぶつけないように注意して
ください。
回転ベゼルは水の中ではやや回転が
きつくなることがありますが、異常
ではありません。
次の項目をご確認の上、ご使用ください。
潜水後
のお手入れは、次のに行っださい。
必ず真水でよく洗ってから、ふき取ってください。
直接蛇口から水をかけることは避け、容器に水をためるなどしてから洗ってく
ださい。
防水性能に関するご注意
8
9
9F61・8J55・4J51
9F61(ダイバーズタイプ)
■ご使用方法
うずには、通常のものとロクできる構造のものの、2つのタがあ
お使いの時計のりゅうずをご確認ください。
ねじロック式りゅうずについて
誤動作の防止と防水性の向上のために、使わないときはりゅうずをねじでロック
できる構造です。
○ りゅうずを操作するときはロックをはずしてください
○ 操作が終わったらロックしてください
ねじロック式りゅうずは、ロック
することで、誤作の止と防
性の向上をはかることができます。
ねじロック式りゅうずは、ねじを
理にしめるとねじ部をこわす
れがありますので注意ください。
ロックするときは、ねじのかみあい具合に注意してゆっくりと押しながら回してくだ
さい。無理に押し込むと、ねじ部(ケース)を壊す恐れがありますのでご注意ください。
⇒ 9F61、4J51の時刻の合わせかた P.14
⇒ 8J55の時刻の合わせかた P.17
⇒ 時刻・日付の合わせかた P.14
⇒ ダイバーズモデルの機能 P.18
⇒ 潜水に際しての注意事項 P.5
りゅうずについて
回せる
回せない
(回せな
くな
りゅうずを
押しつけな
がら、矢印
方向に回し
ます
りゅうず
ロッ式りゅうず
そのまま引き出して
操作することができます
操作するときは
ロックをはずします
操作が終わったら
ロックします
しめる
押しつけて
ゆるめる
【ロックのはずしかた】
りゅうずを左(下方向)に回してく
ださい。ねじがゆるんで、りゅうず
が操作できるようになります。
【ロックのしかた】
りゅうずを時計本体に軽く押しつけ
ながら、右(上方向)に止まるとこ
ろまで回してください。
操作が終わったら
ロックします
しめる
押しつけて
操作するとき
ロックをはずしま
ゆるめる
ロックされた
状態
ロックを
はずした状態
各部の名称
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時刻・日付・曜日の合わせ方
最初に、日付/曜日を合わせます。りゅうずを1段引き出します。
  (秒針は動いています)
りゅうずをまわして合わせたい日
の前日の日付/曜日にセットして
ください。りゅうずを左まわしす
るごとに1日ずつ、また、右まわ
しするごとに曜日が1曜ずつ和/
英をくり返しながら進みます。
次に、秒針が12時の位置にきたら、
りゅうずを2段目まで引き出しま
(秒針は止まります)今日の
日付/曜日になるまで、りゅうず
をまわして針を進めてください。
日付は24時間で1日変わるように設計されていますので、午前/午後を
間違えないようにりゅうずをまわして時刻を合わせてください。
  クオーツ時計の機構上、分針を正しい時刻より一旦4 5分進めてから
逆にもどすように合わせてください。
時報と同時にりゅうず0段目ま
で押し込むと再び動き出します。
ご注意
時計の機構上、午前0時午前1時の間、日付/曜日の修正ができない場合が
あります、故はありません
この時間帯での操作はできるだけお避けください。
月末の日付修正について
2月(1カ月が28日、うるう年は29日)と小の月(1カ月が30日)では日付
の修正が必要になります。
【例】 小の月の翌月1日の朝、日付を
修正する場合
1日」ではなく31日」が表示され
ています。りゅうずを1段目に引き出
して、日付が「1日」になるようにりゅ
うずをまわしてください。
日付/曜日の瞬間送りについて
9F83は通中、午000午前0時05分の間の瞬間時に日付
が 変よう 設 計されてす。
オーツ 9 午前3時の間に徐々に表示が変わ
。)
ご使用方法(9F83の場合)
ご使用方法(9F83 の場合)
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時刻・日付の合わせ方
最初に、日付を合わせます。りゅうずを1段引き出します。
  (秒針は動いています)
りゅうずをまわして合わせたい日
の前日の日付にセットしてくださ
い。
次に、秒針が12時の位置にきたら、
りゅうずを2段目まで引き出しま
(秒針は止まります)今日の
日付になるまで、りゅうずをまわ
して針を進めてください。
日付は24時間で1日変わるように設計されていますので、午前/午後を
間違えないようにりゅうずをまわして時刻を合わせてください。
  クオーツ時計の機構上、分針を正しい時刻より一旦4 5分進めてから
逆にもどすように合わせてください。
時報と同時にりゅうず0段目ま
で押し込むと再び動き出します。
ご注意
時計の機構上、午前0時前1時間、日できなありま
すが、故障ではありません。
この時間帯での操作はできるだけお避けください。
月末の日付修正について
2月(1カ月が28日、うるう年は29日)と小の月(1カ月が30日)では日付
の修正が必要になります。
【例】 小の月の翌月1日の朝、日付を修
正する場合
1日」ではなく31日」が表示され
ています。りゅうずを1段目に引き出
して、日付が「1日」になるようにりゅ
うずをまわしてください。
日付の瞬間送りについて
機種9F62通常運針中午前0時00分0 05に日
が 変よう 設 計されてす。
オーツ 9 午前3時の間に徐々に表示が変わ
。)
ご使用方法(9F82、9F62の場合)
ご使用方法(9F82、9F62 の場合)
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時刻の合わせ方
りゅうずを引き出すと秒針が止ま
ります。図のように12時位置に秒
針を止めてください。
りゅうずをまわして針を合わせて
ください。クオーツ時計の機構上、
分針を正しい時刻より一旦4 ~ 5
分進めてから、逆にもどすように
合わせてください。
時報と同時にりゅうず0段目ま
で押し込むと再び動き出します。
時刻・日付の合わせ方
最初に、日付を合わせます。りゅうずを1段引き出します。
  (秒針は動いています)
りゅうずをまわして合わせたい日
の前日の日付にセットしてくださ
い。
次に、秒針が12時の位置にきたら、
りゅうずを2段目まで引き出しま
(秒針は止まります)今日の
日付になるまで、りゅうずをまわ
して針を進めてください。
日付は24時間で1日変わるように設計されていますので、午前/午後を
間違えないようにりゅうずをまわして時刻を合わせてください。
  クオーツ時計の機構上、分針を正しい時刻より一旦4 5分進めてから
逆にもどすように合わせてください。
時報と同時にりゅうず0段目ま
で押し込むと再び動き出します。
ご注意
時計の機構上、午後9時午前3時の間に日付を合わせると、翌日になっても
変わらないことがあります
この時間帯での操作はできるだけお避けください。
ご使用方法(9F61、4J51の場合) ご使用方法(4J52の場合)
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月末の日付修正について
2月(1カ月が28日、うるう年は29日)と小の月(1カ月が30日)では日付
の修正が必要になります。
【例】 小の月の翌月1日の朝、日付を修
正する場合
1日」ではなく31日」が表示され
ています。りゅうずを1段目に引き出
して、日付が「1日」になるようにりゅ
うずをまわしてください。
時針単独時差修正のしかた
りゅうずを1段引き出します。
  (秒針は動いています)
時差修正はりゅうずを右回し
にすると時針が正転、左回し
にすると逆転し1時間単位
で修正(時針)できます。
時刻の合わせ方
時針の位置を修正後、秒針が12時の位置にきたらりゅうずを2段目まで
引き出します。(秒針は止まります)
りゅうずをまわして時刻を合
わせてください。
  クオーツ時計の機構上、分針
を正しい時刻より一旦4 5
分進めてから逆にもどすよう
に合わせてください。
時報と同時にりゅうずを0段目まで押し込んで完了です。
この時計は時修正を行える機能を備えています計の分針秒針を止めずに
けを位で正することができま
海外行の際などにたいへん便利です
ご使用方法(8J55の場合)
ご使用方法(4J52 の場合)
ぶた
ロッボタン
5
目印
(上面部)
ラ イダ
3
5
バックル
4
4-1
4-2
時 側ンド
12 時
全ぶた
1
2
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潜水時には、エア残量の確認をしっかりと行い、回転ベゼルによ
る経過時間はひとつのめやすとお考えください。
注意
この時計の回転ベゼルは、逆回転防止ベゼルです。ダイバーズウオッチでは、
潜水時間がエア残量に影響するため、ベゼル上での経過時間が実際の潜水
時間よりも短くならないように、反時計回りにしか回転しない構造になっ
ています。
■ダイバーズモデルの機能
回転ベゼルの使いかた
潜水開始時などの時間の測定を開始するタイミングで、回転ベゼルを回
して、
マークを分針に合わせます。
経過時間は、分針が示すベゼル上の目盛です。
回転ベゼルについて
回転ベゼルを使って、潜水などの経過時間を測定することがで
きます。
ダイバーアジャスターについて
メタルバンドで、ダイバーアジャスター機構がついている場合、
バンドの長さを簡単に調節できます。ウエットスーツや防寒着
などの上に時計を着用する際などにお役立てください。
ダイバーアジャスターの使いかた
① 安全ぶたを90度起こし、さらに20度倒し、そのまま軽く押さえる。
多少抵抗がありますが、軽い力で倒れますので力を入れすぎないように
ご注意ください。
6時側のバンドをバンドのカーブに沿う方向に(曲線を描くように)引く
この操作も軽い力で出来ますので、力の入れ過ぎないようにしてください。
スライダーは約30mm伸びます。無理に引き出さないようにご注意くだ
さい。
プッシュボタンを押しながら上ぶたを持ち上げて、中留を開き、手首に
つける。
上ぶた(4-1)、安全ぶた(4-2)の順にふたを閉じる。
時計をつけていない方の手で、バンドを適当なところまで縮める。
ダイバーズモデルの機能
20
21
保証と修理について
修理や点検調整のための分解掃除(オーバーホール)の際は、お買い上
げ店、または弊社お客様相談窓口にご依頼ください。
保証期間内に不具合が生じた場合は、必ず保証書を添えてお買い上げ店
へお持ちください。
保証内容は保証書に記載したとおりです。
保証書をよくお読みいただき、大切に保管してください。
保証期間終了後については、修理によって機能が維持できる場合には、
ご要望により有料修理させていただきます。
保証期間終了後の有料の内装修理・オーバーホールは、コンプリートサ
ービスとなります。コンプリートサービスとは内装修理・オーバーホー
ル時にケースやメタルバンドに簡単なポリッシュ(表面を整え、つやを
出すサービス)を施すものです。
補修用性能部品について
この時計の補修用性能部品の保有期間は通常10年を基準としています
補修用性能部品とは、時計の機能を維持するために必要な修理用部品で
す。
修理の際、外観の異なる代替部品を使用させていただくことがあります
ので、あらかじめご了承ください。
点検調整のための分解掃除(オーバーホール)について
長くご愛用いただくために、3年~4年に1度程度の点検調整のための分
解掃除(オーバーホール)をおすすめします。
  ご使用状況によっては、機械の保油状態が損なわれたり、油の汚れなど
によって部品が磨耗し、止まりにいたることがあります。
  またパッキンなどの部品の劣化が進み、汗や水分の浸入などで防水性能
が損なわれる場合があります。
  点検調整のための分解掃除(オーバーホール)は、「純正部品」とご指
定の上、お買い上げ店にご依頼ください。その際、パッキンやばね棒の
交換もあわせてご依頼ください。
点検調整のための分解掃除(オーバーホール)の際には、ムーブメント
交換となる場合もあります。
■ご注意いただきたいこと
アフターサービスについて
電池交換時期のめやすとして、時計の裏ぶたに下図のように目
盛が刻印されております。ご購入時には第1回目のめやすが丸点
マークで刻印されておりますので、その位置をご参考にしてく
ださい。
電池交換時期目盛の読みかた
【例】電池交換時期が2017年の7月~ 9月の場合
目盛上のアラビア数字は西暦の下2桁を表しています。
第2回目以降の電池交換時期のめやすは、電池交換で製品をお預かりする
際に上図と同じようにマークを刻印してお知らせしますので、ご参考に
してください。
電池交換時期のめやすについて
ダイバーズモデルの機能
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取扱説明書にそった正常なご使用により、保証期間内に不具合が生じた場合は、
下記の保証規定によって無料で修理・調整いたします。
保証の対象部分
時計本体(ムーブメント・ケース)および金属バンドです。
保証の適用外
(保証期間あるいは保証対象部分であっても、次のような場合には有料になります)
○ 皮革・ウレタン・布などのバンドの交換
○ ご使用中に生じるケース、ガラス、バンドなどへのキズ・汚れなど
○ 事故または不適切な取扱いによって生じた故障および損傷
○ 火災・水害・地震等の天災地変による故障および損傷
○ 保証書の字句を書き換えられた場合
○ 保証書のご提示がない場合
保証を受ける手続き
○ 不具合が生じた場合は、時計に必ず保証書を添えてご持参の上、
  お買い上げ店にご依頼ください。
○ ご贈答、転居などによりお買い上げ店での保証が受けられない場合は、
  弊社お客様相談窓口に保証書を添えてご依頼ください。
その他
修理の際、ケース・文字板・針・ガラス・バンドなどは一部代替品を使
用する場合があります。
  修理用部品の保有期間はP.21「補修用性能部品について」をご参照くだ
さい。
金属バンドなどの調整は、お買い上げ店または弊社お客様相談窓口にご
依頼ください。
  そのの販店では有料もしはお取り扱いいただけない場があります。
保証は、保証書に明示した期間・条件のもとにおいて、無料修理をお約
束するものです。
  これによりお客様の法律上の権利を制限するものではありません。
保証について
日ごろからこまめにお手入れしてください
○ りゅうずを引き出して洗わないでください。
分や汗、汚れはこまめに柔らかい布でふき取るように心がけてください。
海水につけた後は、必ず真水でよく洗ってからふき取ってください。
その際、直接蛇口から水をかけることは避け、容器に水をためるなどして
から洗ってください。
「非防水」「日常生活用防水」の場合は、おやめください。
  ⇒ キャリバー No.及び防水性能ご確認のお願い P.3
りゅうずは時々回してください
○ りゅうずのさびつきを防止するために、時々りゅうずを回してください。
○ ねじロック式りゅうずの場合も同様です。
 
⇒ りゅうずについて P.9
お手入れについて
ご注意いただきたいこと ご注意いただきたいこと
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バンドは直接肌に触れ、汗やほこりで汚れます。そのため、お手入れが悪いと
バンドが早く傷んだり、肌のかぶれ・そで口の汚れなどの原因になります。
長くお使いになるためには、こまめなお手入れが必要です。
金属バンド
ンレスバンドも水や汗そのまにと、さびやすなり
手入れがいと、かぶれやワツのそで口が色や色に汚れる原因になます
○ 水や汗・汚れは、早めに柔らかな布でふき取ってください。
バンすき 柔らかなラシなどで取り除いてさい
 
体はれなように用ラップなどで護しおきましょう。
  残った水分は柔らかな布でふき取ってください。
チタンバンドでも、ピン類には強度に優れたステンレスが使用されてい
るものがあり、ステンレスからさびが発生することがあります。
さびが進行すると、ピンの飛び出しや抜けが発生し、時計を脱落させて
しまうことがあります。また、逆に中留が外れなくなることがあります。
万が一、ピンが飛び出している場合は、怪我をするおそれがありますの
で、ただちに使用をやめて修理をご依頼ください。
皮革バンド
水や汗、直射日光に弱く、色落ちや劣化の原因になります。
水がかかったときや汗をかいた後は、すぐに乾いた布などで、吸い取る
ように軽くふいてください。
直接日光にあたる場所には放置しないでください。
、汚 、ご 使
時計本体常生活用強化防水10(20)圧防水にいるも、
ー バ ンド 以 の 皮 バ ンド は 、 水 泳 ・ な ど の ご 使 用 は お さ い 。
ポリウレタンバンド
光で あせり、 気中湿などによりする があります。
特に半透明や白色・淡い色のバンドは、他の色を吸着しやすく、また変
色をおこします。
汚れたら水で洗い、乾いた布でよくふき取ってください。
 
れなように用ラップどで護しておきましょう。
弾力性がなくなったら取り換えてください。そのまま使い続けるとひび
割れが生じバンドが切れやすくなります。
かぶれやアレルギーについて
バンドによるかぶれは、金属や皮革が原因となるアレルギー反応や、汚れ、
もしくはバンドとのすれなどの不快感が原因となる場合など、いろいろな
発生原因があります。
バンドサイズのめやすについて
バンドは多少余裕をもたせ、通気性をよくしてご使用ください。
時計をつけた状態で、指一本入る程度が適当です。
バンドについて
このけ、 ったり止まったりします
裏ぶた表示 お取扱方法 保証水準
磁気製品より5cm以上遠ざける必
要があります。
(JIS1種)
4,800A/m
磁気製品より1cm以上遠ざける必
要があります。
(JIS2種)
16,000A/m
MAGNETIC RESISTANT
40000A/m
日常生活のみならず、特殊作業環
境下において磁気製品に1cmまで
近づけたとしても、ほとんどの場
合性能を維持できます。
40,000A/m
MAGNETIC RESISTANT
80000A/m
80,000A/m
※ A/m(アンペータ)とは、磁界の強さを表す国際単位(SI単位)です
磁気を帯びたことが原因で、携帯使用時の精度めやす範囲を超えている場
合、磁気の除去および精度の再調整作業は、保証期間にかかわらず有料と
させていただきます。
この時計が磁気の影響を受ける理由
内蔵されているモーターは磁石を使用しており、外からの強い磁気の影響
を受けます。
時計に影響を及ぼす身の周りの磁気製品例
耐磁性能について(磁気の影響)
ご注意いただきたいこと ご注意いただきたいこと
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お買い上げの時計がルミブライトつきの場合
ルミブライトは、太陽光や照明のあかりを短時間(約10分間:500ルクス
以上)で吸収して蓄え、暗い中で長時間(約3時間 5時間)発光します。
光が当たらなくなってから輝度(明るさ)は、時間の経過とともに弱まり
ます。なお、光を蓄える際の光の強さや光の吸収度合いとルミブライトの
面積によって、発光する時間や見え方に差が生じます。
一般的には明るい所から暗い所へ入った場合、人の目はすぐには順応しません。初
めはものが見にくいですが、時間の経過と共に見やすくなってきます。(目の暗順応)
ルミブライトは、放射能などの有害物質をまったく含んでいない環境・人に安全
な蓄光(蓄えた光を放出する)塗料です。
照度のめやすについて
環 境 明るさ(照度)のめやす
太陽光
晴れ 100,000ルクス
くもり 10,000ルクス
屋内(昼間窓際)
晴れ 3,000ルクス以上
くもり 1,000 3,000ルクス
1,000ルクス以下
照明
(白色蛍光灯40Wの下で)
1m 1,000ルクス
3m 500ルクス(通常室内レベル)
4m 250ルクス
現象 考えられる原因 このようにしてください
時計が止まった。 電池寿命切れとなった。
直ち交換を、買い上げ
にご頼ください
時計が一時的に
進む/遅れる。
暑いところまたは寒い
ところに長く置いた。
精度は常温に戻れば元に戻ります。
時刻を合わせ直してください。
磁気を発生するものの
そばに置いた。
精度は磁気の発生するものから離
せば元に戻りますので、時刻を合
わせ直してください。
元に戻らない場合は、お買い上げ
店にご相談ください。
落としたり強くぶつけたり、
をし
。強
時刻を合わせ直してください。元
に戻らない場合は、お買い上げ店
にご相談ください。
秒針が2秒運針
している。
寿 づいた
直ち交換を、買い上げ
にご頼ください
日付日中に変わる。
時刻合わせが12時間ず
れてい
12時間、針を進めて時刻および日
付を合わせ直してください。
ガラスのくもり
が消えない。
パッキン
内 部 入っ
お買い上げ店にご相談ください。
※ その他の現象は、お買い上げ店にご相談ください。
ルミブライトについて
こんな時には
キャリバー
使用電池
(SB-)
電池寿命
9F83
AN
約3年
9F82
9F62
9F61
4J52 AG
4J51 AC
8J55 AN 約5年
表の電池寿命は新しく電池を入れたと
きのものです。お買い上げ時の電池は
検査用のモニター電池ですので、表に
記載される期間より早く切れることが
あります。
秒針が2秒おきに動くようになります
と、電池寿命が間近であることの合図
です。ただし、この状態でも時刻は正
常です。
水晶振動数
32,768Hz(Hz=1秒間の振動数)
携帯精度
年差±10秒
作動温度範囲
−10℃~+60℃
駆動方式
ステップモーター式
電子回路
発振・演算・分周・温度補正・駆動回路(C-MOS-IC)1個
精度は常温(5℃ 35℃)において、1日8時間程度腕につけた状態を基準と
しております。但し、携帯の条件によっては、月間2秒程度までは遅れる(進む)
場合があります。
仕様は改良のため予告無く変更することがあります。
■製品仕様・使用電池(ムーブメント関係)
■うるう秒について
普通1は標準時間で86,400秒ですが、86,401秒になるこがあります。これは、
地球の自転の誤差による時刻のくるいを補正するもので、これを
「うるう秒」と呼びます。「うるう秒」が実施されますと、時計が標準時間に比
して1秒みになりますので、時刻を正してください。
「うう秒」は、世界各国の天文台の観測情報にもとづき、英国のグリニッ
ジ天文台を中心として全界いっせいに実施されます
グリニッジ標準時では、「12月31日」または「6月30日」の午後11:59
午前0:00が61秒間となります。
日本の場合、時差換算すると、うるう秒がおこなわれる日は「1月1日」ま
たは「7月1日」で、日本時間の午前8:59 午前900の60秒間が61秒間
となりますが、おこなわれないこともありますので新聞等でご認くださ
い。
ご注意いただきたいこと
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