本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意』（『安全上のご注意』チラシと取扱説明書（P.22））をよくお読みください。
お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。
© 2018 Roland Corporation
AX-Edge の取扱説明書の構成
取扱説明書 （本書）、 （最新版 PDF を web で公開しています）
最初に読んでください。使いかたの基本操作を説明しています。
パラメーター・ガイド
本機のすべてのパラメーターについて解説しています。
サウンド・リスト
本機に収録されている音色のリストです。
MIDI インプリメンテーション
MIDIメッセージの詳細資料です。
PDF マニュアルの入手方法
1 https://www.roland.com/jp/support/ にアクセス
2 Support メニューの 「取扱説明書」を選択
3「AX-Edge」を選択
はじめに
3
:
AX-Edge の概要
3
各部の名称とはたらき
4
:
トップ・パネル
4
:
ボトム・パネル
（本体裏面）
5
電池を入れる
5
:
リア・パネル
6
外部機器と接続する
7
:
電源を入れる
8
電源を切る
8
:
全体の音量を調節する
（ マ ス ター ・ボリュー ム ）
8
:
一定時間がたつと自動で電源が切れるようにする
（AutoO）
8
:
エッジ・ブレードを付け替える
8
演奏する
9
:
音色
（プログラム）
を選ぶ
9
:
よく使う音色をボタンに登録する
（FAVORITE）
9
フェ イ バ リット を 登 録 す る
9
フェ イ バ リット を 呼 び 出 す
9
フェイバリット・バンクを切り替える
9
フェ イ バ リット を 削 除 す る
9
演奏機能を使う
10
:
ボタンやコントローラーを使う
10
鍵域をオクターブ高く／低くする
（オクターブ・シフト）
10
音をなめらかに変化させる
（ ポ ル タメント ）
10
音を持続させる
（ホー ルド）
10
同じトーンを重ねて鳴らして音を厚くする
（ユニゾン）
11
演奏中に音が変わらないようにする
（ロック機能）
11
:
演奏中にサウンドを変化させる
11
モジュレーション・バーを使う
11
リボン・コントローラーを使う
11
コントロール・ボタン／つまみを使う
（［S1］～［S7］ボタン／［ASSIGNABLECONTROL］つまみ）
12
ペダルを使う
12
押さえた鍵盤をさらに押して音を変化させる
（アフタータッチ）
12
:
操作子ごとに機能を設定する
12
その他の演奏機能を使う
13
:
USB メモリーのオーディオ・ファイルに合わせて演
奏する
（SongPlayer）
13
:
アルペジオ演奏をする
（Arpeggio）
13
:
ボコーダーを使う
（Vocoder）
14
ボコーダーの設定を変更する
14
マイクの感度を調整する
14
:
AX-Edge をマスター・キーボードにする
15
音 色 を エ デ ィット す る
16
:
システム・エフェクトをエディットする
16
:
プ ロ グ ラ ム を エ デ ィット す る
16
プログラムを保存する
（ プ ロ グ ラ ム・ラ イト）
16
外部機器を接続する
17
:
MIDI 機器と接続する
（MIDIIN/OUT 端子）
17
:
パソコンと接続する
（USBCOMPUTER 端子）
17
フェラ イト・コ ア の 取り付 け
17
:
Bluetooth
®
機器と接続する
17
その他の機能
18
:
電池残量を確認する
18
:
便利な機能
（UTILITY）
18
:
データを USB メモリーにバックアップする
（BACKUP）
18
:
バックアップしたデータを復元する
（RESTORE）
19
:
音色を追加する
（IMPORTTONE）
19
:
工場出荷時の設定に戻す
（FACTORYRESET）
19
:
ユーザー・データを初期化する
（RESETUSRDATA）
19
:
ユーザー・ライセンスを初期化する
（REMOVELICENSE）
20
:
USB メモリーをフォーマットする
（USBMEMFORMAT）
20
:
システム設定をする
（SYSTEM）
20
システム設定を保存する
（ シ ス テ ム・ ライト）
20
プログラムのバージョンを表示する
（VERSIONINFO）
20
主な仕様
21
安全上のご注意
22
使用上のご注意
22
目次
2
はじめに
AX-Edge の概要
AX-Edge
音源部
プログラム
システム・エフェクト
コントロ ーラ ー 部
鍵盤 ボタン／つまみ モジュレーション・バ ー リボ ン・コントロ ー ラ ー
MasterComp/EQ
Reverb
Chorus/Delay
OUTPUT
パ ート 4
パ ート 3
パ ート 2
パ ート 1
トーン
パーシャル1～4 MFX EQ
LEVEL
ボコーダー・パート
キャリア （トーン）
パーシャル1～4 EQ
LEVEL
Vocoder
Eect
アルペジオ
MIC INPUT
システム
IFX
コントロ ー ラー 部
コントローラー部は、演奏する部分です。
鍵盤を押す／離す、モジュレーション・バーを押すなどの演奏情報を、音源部に送ります。
本機のコントローラー部には、鍵盤、モジュレーション・バー、リボン・コントローラー、パネル上のボタンやつまみが含まれます。
音源部
音源部は、音を発生させる部分です。
コントローラー部から送られてきた演奏情報を受けて、音を鳴らします。
プログラム
本機では、音を「プログラム」という単位で切り替えます。
プログラムは 4 つのパートとボコーダー用のパートで構成され、アルペジオやエフェクトの設定などもプログラム単位で記憶してい
ます。
トーン
パートごとに 1 つのトーン（音色）を選ぶことができます。
トーンは 4 つの音素片（パーシャル）で構成されており、トーンごとにマルチエフェクト（MFX）を設定できます。
スマートフォン用のエディター（AX-Edge Editor）でトーンのエディットができます。
エ フェクト
本機にはトーン用のマルチエフェクト（MFX）、プログラム単位で設定するマルチエフェクト（IFX）、最終出力にかかるエフェクト（シ
ステム・エフェクト）としてリバーブ、コーラス／ディレイ、コンプレッサー、EQ が搭載されています。
リバーブ、コーラス／ディレイはプログラムごとに設定して切り替えることもできます。
システム
AX-Edge の動作環境を決めるシステム・パラメーターの設定を記憶しています。
&
「システム設定をする（SYSTEM）」（P.20）
3
各部の名称とはたらき
トップ・パネル
1 2 3 4 5 6
1 ディスプレイ
バンク／ナンバー・ディスプレイ
3 桁のディスプレイで、選んだ音色のバンクと番号を表示し
ます。
LCD ディスプレイ
操作に応じて、いろいろな情報を表示します。
2 基本操作ボタン
カーソル［
K
］［
J
］ボタン
カーソル位置を左右に移動します。
または、画面を切り替えます。
［－］［＋］ボタン
値を変更します。
片方のボタンを押しながら、もう一方のボタンを押すと、値が
速く変わります。
［EXIT］ボタン
元の画面に戻ります。
画面によっては、実行中の機能を中断します。
［ENTER］ボタン
値の確定や操作を実行します。
［SHIFT］ボタン
他のボタンと組み合わせて、いろいろな機能を実行します。
［MENU/WRITE］ボタン
MENU 画面が表示されます。
［SHIFT］ボタンと組み合わせると、音色やシステムなどの設
定を保存します（P.12、P.20）。
3 FAVORITE
FAVORITE［ON］ボタン
FAVORITE 機能をオン／オフします。
FAVORITE［BANK］ボタン
お気に入りの音色（プログラム）を登録できる FAVORITE メ
モリー（P.9）のバンクを選びます。
4 PROGRAM ボタン
［EDGELEAD］～［VOCODER/VOICE］ボタン
［0］～［9］ボタン
音色（プログラム）のカテゴリーを選びます。
［FAVORITE］ボタンまたは［BANK］ボタンが点灯してい
るときは、［0］～［9］ボタンとして 機 能しま す 。
5 SONG PLAYER
SONGPLAYER［LIST］ボタン
SONG LIST を表示します。
SONGPLAYER［
s
］ボタン
選んだ SONG を再生／停止します。
6 ARPEGGIO/LOCK
［ARPEGGIO］ボタン
アルペジオのオン／オフを切り替えます。
［LOCK］ボタン
ボタンの長押しでパネル・ロック（パネル操作を無効にする機
能）のオン／オフを切り替えます。
7 ネック・コントロール部（トップ・パネル）
［MASTERVOLUME］つまみ
全体の音量を調節します。
［ASSIGNABLECONTROL］つまみ
つまみに割り当てられたパラメーターをコントロールできます。
PROGRAM［－］［＋］ボタン（［S6］、［S7］ボタン）
ボタンを押すたびに、音色（プログラム）が順番に切り替わり
ます。
FAVORITE 機能が ON のときは、FAVORITE に登録された
音色が順番に切り替わります。
MODULATIONBAR（モ ジュレーション・バー ）
モ ジュレー ション・バ ー を 押 すと、 演 奏 音 にモ ジュレ ー ションが
かかります。
RIBBONCONTROLLER（リボン・コントローラー）
コントローラー上で指を左右にスライドさせると、ピッチが変
化します。
また、コントローラーを指で押し込むと音が変化します。
OCTAVE［－］［＋］ボタン（［S4］、［S5］ボタン）
鍵盤のキーを 1 オクターブ単位でトランスポーズさせます。
9
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13
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4
ボトム・パネル（本体裏面）
8 8
9
8
8
8 ストラップ・ピ ン
付属のストラップを取り付けます。
演奏スタイルに合わせて、2 つのピン位置を選んでください。
9 電池ケース
単 3 ニッケル水素電池（8 個）を挿入します。
&
「電池を入れる」（P.5）
10 ネック・コントロール部（ボトム・パネル）
［PORTAMENTO］ボタン（［S1］ボタン）
ポルタメントのオン／オフを切り替えます。
別のピッチに変わるときに、なめらかに変化します。
［HOLD］ボタン（［S2］ボタン）
ホールドのオン／オフを切り替えます。
演奏音を持続させます。
［UNISON］ボタン（［S3］ボタン）
ユニゾンのオン／オフを切り替えます。
同じトーンを重ねて鳴らして音を厚くします。
※ ［S1］～［S7］ボタン、モジュレーション・バ ー 、リボ ン・コ ントロ ー ラ ー 、
コントロールつまみ、ペダルは、コントロールするパラメーターを変更す
ることができます。
設定を変更する方法については、「操作子ごとに機能を設定する」（P.12）
をご覧ください。
電池を入れる
本機を電池で駆動するには単 3 ニッケル水素電池が 8 個必要です。
充電できる単 3 ニッケル水素電池の使用をお勧めします。電池が消耗
するまでの時間は使用状態によって異なりますが、連続使用での目安
は約4時間です。
※ 本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタンやつまみなどを保護してくださ
い。また、落下や転倒を引き起こさないよう取り扱いに注意してください。
※ 電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりする恐れがありま
す。『安全上のご注意』チラシと取扱説明書（P.22）に記載の電池に関す
る注意事項を守って正しくお使いください。
1.
本機の電源をオフにします（P.8）。
2.
本機裏面にある電池カバーのツメを押しながら、カバー
をはずします。
（a）ツメを押しながら
（b）持ち上げる
3.
「＋」、「－」 の向きに注意して、電池をバッテリー・ケー
スに入れます。
電池の「＋」と「－」を間違えないように、指示どおり入れて
ください。
4.
電池ケースのカバーを閉めます。
10
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5
各部の名称とはたらき
リア・パネル
※ 他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。
D E F
G
OUTPUT
PHONES
MICINPUT/Volume
PEDAL USB メモリー パソコン
エクスプレッション・ペダル
（EV-5）
または
ペ ダ ル・スイッチ
（DP シリーズ）
A
B C I J K
MIDI
H
音源、シンセサイザー（受
信機器）
シーケンサー、ステージ・
ピアノ（送信機器）
AC アダプター
インジケーター
電 源コード
コンセントへ
A OUTPUT（L/MONO、R）端子
オーディオ信号の出力端子です。アンプやワイヤレス・トラン
スミッターなどを接続します。
モノで出力するときは、L/MONO 端子に接続してください。
B PHONES 端子
ヘッドホンを接続します。
C MIC INPUT
MICINPUT 端子
ダイナミック・マイクを接続します。
［MICINPUTVolume］つまみ
マイク入力の音量を調節します。
D コード・フック
付属の AC アダプターを DC IN 端子に接続しているときは、
コードが誤ってはずれてしまわないよう、このフックにコードを
固定してください。
※ A C アダ プター のコ ードは 、 図 のようにコード・フックを使って固 定してくだ
さい。
E DC IN 端子
付属の AC アダプターを接続します。
※ AC アダプターは、インジケーター（図参照）のある面が上になるように
設置してください。
AC アダプターをコンセントに接続すると、インジケーターが点灯します。
※ ACアダプターは必ず付属のものをお使いください。それ以外のアダプター
をお使いになると誤動作や感電の原因となります。
※ AC アダプターを使用する場合でも、電池を入れておけば、万一本機から
AC アダプターのコードが抜けても演奏が続けられます。
※ 本機を長時間ご使用にならないときは、AC アダプターをコンセントからは
ずしておいてください。
F［POWER］スイッチ
電源をオン／オフします。
※ 電源を入れる／切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源
を入れる／切るときに音がすることがありますが、故障ではありません。
G 機能接地端子
設置条件によっては、本機や本機に接続した機器（マイクやギ
ターなど）の金属部に触れると、ピリピリとした感じがする場
合があります。これは人体にまったく害のない極めて微量の帯
電によるものですが、気になるかたは接地端子（図参照）を使っ
て外部のアースか大地に接地してお使いください。このとき、
わずかにハム（うなり）が混じる場合があります。なお、接続
方法がわからないときはローランドお客様相談センターにご相
談ください。
接続してはいけないところ
5
水道管（感電の原因になります）
5
ガス管（爆発や引火の原因になります）
5
電話線のアースや避雷針（落雷のとき危険です）
H MIDI（IN/OUT）端子
外部 MIDI 機器と接続して、MIDI メッセージを送受信します。
I PEDAL 端子
別売のローランド DP シリーズ／ EV-5 を接続します。
※ エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のものをお使いください。他社
製品を接続すると、本体の故障の原因になる場合があります。
J USB MEMORY 端子
USB メモリーを接続します。
本体の電源を切った状態で USB メモリーの抜き挿しをしてく
ださい。
※ 市販の USB メモリーまたはローランドが販売している USB メモリーをお使
いください。ただし、市販されている USB メモリーすべての動作を保証す
るものではありません。
K USB COMPUTER 端子
USB ケーブルを使用して、パソコンの USB 端子へ接続します。
USB MIDI 機器として動作します。
ドライバーのインストールは不要です。
6
外部機器と接続する
アンプ、ミキサーなどを接続する
本機はアンプやスピーカーを内蔵していません。音を出すにはキー
ボ ード・ア ン プ や モ ニ タ ー・ス ピ ー カ ー 、 ス テ レ オ・セ ット な ど の オ ー デ ィ
オ機器に接続するか、ヘッドホンをご使用ください。
1.
リア・パネルの OUTPUT 端子を外部機器の入力端子に
接続します。
アンプやミキサー
接続には、標準タイプのアンバランス（モノ）ケーブルを使用
してください。接続先の機器へ差し込むプラグは、その入力
端子に合ったものをお使いください。
※ モノで使用されるときは、OUTPUT端子の L/MONOに接続してください。
ヘッドホンをお使いのときは PHONES 端子に接続します。こ
のときは他のオーディオ機器に接続する必要はありません。
ワイヤレス・システムでアンプなどに接続する
市販のワイヤレス・システムを使い、さらに本体を電池駆動で使用す
れば、ステージ上でケーブル・フリーのアグレッシブなプレイができ
ます。
※ 地域の無線規格に準拠したワイヤレス・トランスミッターを必ずご使用くだ
さい。
1.
リア・パネルの OUTPUT 端子にワイヤレス・トランスミッ
ターを接続します。
ワイヤレス・トランスミッター
※ お使いのワイヤレス・トランスミッターによって端子の形状が異なります。
※ お使いのアンプがモノ・チャンネルのとき、1 台のトランスミッターのみを
本機の L/MONO 端子に接続します。
2.
ワイヤレス・レシーバーのオーディオ出力をミキサーやア
ンプなどに接続します。
MIDI 対応音源をコントロールする
1.
本機の MIDIOUT 端子をコントロ ー ルしたい音源モ
ジュールやシンセサイザーの MIDIIN 端子に接続します。
MIDIOUT
MIDIIN
AX-Edge（MIDI 情報を送信します）
音源、シンセサイザーなど
（MIDI 情報を受信します）
※ 必要に応じて、接続する音源やシンセサイザーをアンプやスピーカーなど
に接続してください。詳細はお使いの音源、シンセサイザーの取扱説明書
をご覧ください。
外部 MIDI 機器からコントロールする
MIDI 信号を受信し、本機の音源で選ばれている音色を使って演奏で
きます。
1.
本機の MIDIIN 端子をコントロール側の機器の MIDI
OUT 端子に接続します。
MIDIIN
MIDIOUT
AX-Edge（MIDI 情報を受信します）
シンセサイザー、ステージ・ピアノなど
（MIDI 情報を送信します）
メモ
MIDI の 送信／ 受 信チャンネルは、 システム・パラメーターの Basic
Channel、Program Control Channelで設定します。また、マスター・キー
ボード機能を使うときは、プログラム・パラメーターで各パートの MIDI 送
信チャンネルを設定します。
詳 し く は 、『パラメーター・ガイド』（PDF）をご覧ください。
パソコンやシーケンサーと接続する
シーケンス・ソフトウェアやソフトウェア音源を搭載したパソコンと接続
し、本機をマスター・キーボードとして録音／演奏するときは、以下
のように接続します。
USB 端子
AX-Edge（MIDI 情報を送受信します）
USB 端子
パソコン、シーケンサー
（MIDI 情報を送受信します）
7
電源を入れる
1.
AX-Edge
0
接続した機器の順番で、電源を入れます。
※ AX-Edge は回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは動作しま
せん。
2.
接続している機器の電源を入れて、音量を適当な位置ま
で上げます。
※ 本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電源が切れ
ます（Auto O 機能）。
自動的に電源が切れないようにするには、Auto O 機能を解除してくだ
さい。
&
「一定時間がたつと自動で電源が切れるようにする（AutoO）」
（P.8）
5
電源が切れると保存していないデータは失われます。残しておきたい
データはあらかじめ保存しておいてください。
5
電源を再びオンにするときは、電源を入れ直してください。
電源を切る
1.
接続した機器
0
AX-Edge の順番で、電源を切ります。
全体の音量を調節する
（マスター・ボリューム）
全体の音量を調節します。
1.
ネック・コントロール部の［MASTERVOLUME］つま
みで調節します。
一定時間がたつと自動で電源が切れ
るようにする（AutoO）
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「SYSTEM」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「AutoO」を選び、［－］［＋］
ボタンで値を変更します。
自動で電源を切る必要がないときは、「OFF」に設定します。
パラメーター
カーソル［
K
］［
J
］
設定値
［－］［＋］
Auto O
OFF、30min、240min
4.
変更を保存するときは、［SHIFT］ボタンを押しながら
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
Write System ?
[Exit]:N [Ent]:Y
※ システム設定は、システム設定画面の表示中に保存します。システム設定
画面以外ではシステム・ライトできません。
5.
実行するときは、［ENTER］ボタンを押します。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
エッジ・ブレードを付け替える
本機には予備のエッジ・ブレードが 1 枚付属しています。
エッジ・ブレード
1.
付属の六角レンチでネジをはずします。
2.
エッジ・ブレードを取り替えます。
3.
ネジを取り付けます。
ご注意 !
ネジを強く締めすぎるとパネルや本体を破損してしまう恐れがあります。締
めすぎにご注意ください。
各部の名称とはたらき
8
演奏する
音色（プログラム）を選ぶ
AX-Edge の音色（プログラム）は 10 のカテゴリーに分類され、それ
ぞれのカテゴリーに 32 個のプログラムが入っています。
1.
［EDGELEAD］～［VOCODER/VOICE］ボタンを押
して、カテゴリーを選びます。
2.
［－］［＋］ボタンを押して、プログラムを切り替えます。
カテゴリー番号 カテゴリー内のプログラム番号
メモ
5
片方のボタンを押しながらもう一方のボタンを押すと、値が速く変わります。
5
［SHIFT］ボタンを押しながら［－］［＋］ボタンを押しても、カテゴリーが
切り替わります。
5
ネック・コントロール部にある PROGRAM［－］［＋］ボタンで、プログラ
ムの切り替えができます。
よく使う音色をボタンに登録する
（FAVORITE）
「 フェ イ バ リット 」 は、よく使う音色（プログラム）を登録して、ボタ
ン 1 つで呼び出すことのできる機能です。
フェイバリットには、プログラムの番号が登録されます。
フェ イ バ リット ・ バ ン ク 9
フェ イ バ リット ・ バ ン ク 0
フェイバリット0～9
メモ
5
フェ イ バ リット 0 ～ 9 を 1 つ の セット と し て 、 計 1 0 セット を フ ェイ バ リット ・
バンクに登録することができます。
5
音色の呼び出しや登録には、［0］～［9］の 10 個のボタンを使います。
ご注意 !
エ デ ィット 中 の プ ロ グ ラ ム は 、 先 に プ ロ グ ラ ム を 保 存 し て か ら フ ェ イ バ リット
に登録してください。
フェイバリットを登録する
1.
登録するプログラムを選びます。
2.
FAVORITE［BANK］ボタンを押して、点灯させます。
3.
［0］～［9］ボタンを押して、登録先のバンクを選びます。
4.
FAVORITE［ON］ボタンを押しながら、登録先にしたい
［0］～［9］のボタンを 1 つ押します。
現在選んでいるプログラムが登録されます。
フェ イ バ リット を 呼 び 出 す
1.
FAVORITE［ON］ボタンを押して点灯させます。
［0］～［9］ボタンが フ ェ イ バ リット 選 択 ボ タ ン に な り ま す 。
FAVORITE 機能が ON のときは、バンク／ナンバー・ディス
プレイの表示が以下のようになります。
1 - 3
バンク番号 フェ イ バ リット 番 号
2.
［0］～［9］ボタンを押して、フェイバリットを選びます。
フェイバリットが登録されていないボタンを押すと、画面に
「NotRegistered!」と表示されます。
フェ イ バ リット ・ バ ン ク を 切 り 替 え る
1.
FAVORITE［BANK］ボタンを押して、点灯させます。
現在選ばれているバンクに対応するボタン（［0］～［9］）が
点滅します。
2.
［0］～［9］ボタンを押して、バンクを選びます。
メモ
ディスプレイにバンク番号しか表示されていないときは、［0］～［9］ボタ
ンを押して、フェイバリットを選んでください。
フェイバリットを削除する
1.
フェイバリットが登録されているバンクに切り替えます。
2.
FAVORITE［ON］ボタンを押して点灯させます。
3.
［SHIFT］ボタンを押しながら、フェイバリットが登録され
ている［0］～［9］ボタンを 1 つ押します。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
フェイバリットが登録されていないボタンを押すと、画面に
「NotRegistered!」と表示されます。
4.
［ENTER］ボタンを押します。
再度確認画面が表示されます。
5.
実行するときは、もう一度［ENTER］ボタンを押します。
9
演奏機能を使う
本機には、演奏の表現力を深めたり、ピッチなどを変更したりできる
多彩な機能が搭載されています。
ボタンやコントローラーを使う
鍵域をオクターブ高く／低くする
（オクターブ・シフト）
鍵盤の音域を、1 オクターブ単位で移動することができます。
1.
OCTAVE［－］ボタンまたは［＋］ボタンを押します。
メモ
5
最大±3 オクターブまで設定できます。オクターブが変更されていると
きは、OCTAVE［－］ボタンまたは［＋］ボタンが点灯します。
5
元に戻すには、OCTAVE［－］ボタンと［＋］ボタンを同時に押します。
ボタンを押している間だけ音域を移動する
OCTAVE［－］［＋］ボタンを押している間だけ、鍵盤を 1 オクター
ブ上下に移動させる設定に変更します。ボタンを離すと通常の鍵域に
戻ります。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「SYSTEM」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンで「S4（M）」を選び、［－］［＋］
ボタンで値を「MOMENTARY」に変更します。
4.
次にカーソル［
K
］［
J
］ボタンで「S5（M）」を選び、［－］
［＋］ボタンで値を「MOMENTARY」に変更します。
メニュー
パラメーター
カーソル［
K
］［
J
］
設定値
［－］［＋］
CTRL
BUTTON
S4（M）
MOMENTARY：ボタンを押して
いる間だけオクターブが上下に移
動します。
LATCH：ボタンを押すたびにオク
ターブが上下に移動していきます
（± 3 オクターブまで）。
S5（M）
5.
設定を保存するときは、システム・ライトの操作をします。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.20）
※ このボタンに、OCTAVE［－］［＋］以外の機能を割り当てることができ
ます。ボタンに機能を割り当てる方法は、「操作子ごとに機能を設定する」
（P.12）をご覧ください。
音をなめらかに変化させる（ ポ ル タメント）
ポルタメントとは、最初に弾いた鍵盤と次に弾いた鍵盤とのピッチの
差をなめらかに変化させる機能です。
［PORTAMENTO］ボタンを押すたびに、ポルタメントのオン／オフ
が切り替わります。
メモ
ポルタメントのかかり具合は、選ばれているトーンの設定によって異なり
ます。
ボタンを押している間だけポルタメントをかける
［PORTAMENTO］ボタンを押している間だけ、ポルタメントをオン
にします。ボタンから離すとポルタメントがオフになります。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「SYSTEM」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンで「S1（M）」を選び、［－］［＋］
ボタンで値を「MOMENTARY」に変更します。
メニュー
パラメーター
カーソル［
K
］［
J
］
設定値
［－］［＋］
CTRL
BUTTON
S1（M）
MOMENTARY：ボタンを押して
い る 間 だ け ポ ル タメントを オ ン にし
ます。
LATCH：ボタンを
押すたびにポ
ルタメントのオン、オフが切り
替わります。
4.
設定を保存するときは、システム・ライトの操作をします。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.20）
※ このボタンに、［PORTAMENTO］以外の機能を割り当てることができま
す。ボタンに機能を割り当てる方法は、「操作子ごとに機能を設定する」
（P.12）をご覧ください。
音を持続させる（ホールド）
アコースティック・ピアノのダンパー・ペダルと同じように、鍵盤上で
弾いた音を持続させます。
［HOLD］ボタンを押している間、ホールドがオンになります。鍵盤を
弾いて［HOLD］ボタンを押すと、音が持続します。
ボタンでホールドのオン／オフを切り替える
［HOLD］ボタンを押すたびに、ホールドのオン／オフを切り替えます。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「SYSTEM」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンで「S2（M）」を選び、［－］［＋］
ボタンで値を「LATCH」に変更します。
メニュー
パラメーター
カーソル［
K
］［
J
］
設定値
［－］［＋］
CTRL
BUTTON
S2（M）
MOMENTARY： ボタンを押し
ている間だけホールドをオンにし
ます。
LATCH：ボタンを押すたびにホー
ル ド の オ ン 、オ フ が 切 り 替 わ り ま す 。
10
4.
設定を保存するときは、システム・ライトの操作をします。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.20）
※ このボタンに、［HOLD］以外の機能を割り当てることができます。ボタン
に機能を割り当てる方法は、「操作子ごとに機能を設定する」（P.12）を
ご覧ください。
同じトーンを重ねて鳴らして音を厚くする
（ユニゾン）
「ユニゾン」をオンにすると、 パ ート 1 のトー ンにピッチ を 微 妙 にずら
した同じトーンを重ねて音を厚くすることができます。
［UNISON］ボタンを押すたびにユニゾンのオン、オフが切り替わり
ます。
メモ
5
効果のかかり具合は、選ばれているトーンの設定によって異なります。
ボタンを押している間だけユニゾンをオンにする
［UNISON］ボタンを押している間だけユニゾンがオンになるように
設定することができます。ボタンを離すとユニゾンがオフになります。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「SYSTEM」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンで「S3（M）」を選び、［－］［＋］
ボタンで値を「MOMENTARY」に変更します。
4.
設定を保存するときは、システム・ライトの操作をします。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.20）
※ このボタンに、［UNISON］以外の機能を割り当てることができます。ボ
タンに機能を割り当てる方法は、「操作子ごとに機能を設定する」（P.12）
をご覧ください。
演奏中に音が変わらないようにする
（ロック機能）
AX-Edge では演奏中に誤ってボタンを押して音が変わってしまうこと
がないように、一 部のボタンを効かないようにすることができます。
1.
［LOCK］ボタンが点灯するまでボタンを押し続けます。
ロック機能がオンになり、ネック・コントロール部以外のボタン
が効かなくなります。
通常状態に戻すには、再度［LOCK］ボタンが消灯するまで
押し続けます。
メモ
5
ネック・コントロール部のボタンはロックはかかりません。
5
ロック機能はトップ画面（プログラム切替画面）でのみ有効です。
演奏中にサウンドを変化させる
AX-Edge は、さまざまな操作子を使って、演奏中にサウンドを変化さ
せることができます。
モジュレーション・バーを使う
モ ジュレ ー ション・バ ー を 押 すと、 モ ジュレー ションが か かりま す 。
※ モジュレーション・バーによる効果は設定によって異なります。通常は、モ
ジュレーション・バーを押すとビブラート効果がかかります。設定を変更す
るには、「操作子ごとに機能を設定する」（P.12）をご覧ください。
リボン・コントローラーを使う
リボン・コントローラーに指を触れたまま左右に動かしてサウンドを変
化させることができます。また、このコントローラーは指を押し込む
圧力によってもサウンドを変化させることができます。
※ リボン・コントローラーによる効果は設定によって異なります。通常
は、左右方向はピッチを変化させるピッチ・ベンドとして機能します。
圧力方向はビブラート系の効果がかかります。設定を変更するには、
「操作子ごとに機能を設定する」（P.12）をご覧ください。
リボン・コントローラーを無効にする
本機のリボン・コントローラーは、操作を無効にすることができます。
左右方向だけ、もしくは圧力だけで音の効果をかけたいときに便利
です。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「SYSTEM」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タン でパラメーターを選び、［－］［＋］
ボタンで値を変更します。
メニュー
［SHIFT］+ カーソル［
K
］［
J
］
パラメーター
カーソル［
K
］［
J
］
設定値
［－］［＋］
CTRL RIBBON
Posi（Position）
OFF：左右方向の操作を
無 効 にします。
Pres（Pressure）
OFF：圧力の操作を無効
にします 。
その他、さまざまな値に変更することができます。
詳 し く は 、『パラメーター・ガイド』（PDF）をご覧ください。
メモ
5
設定を保存するときは、システム・ライトの操作をします。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.20）
5
プログラムの設定によっては、システム設定を変更しても操作が無効にな
らないときがあります。詳しくはパラメーター・ガイドをご覧ください。
11
コントロール・ボタン／つまみを使う
（［S1］～［S7］ボタン／［ASSIGNABLECONTROL］つまみ）
ネック・コントロール部のコントロール・ボタン（［S1］～［S7］ボタ
ン）や［ASSIGNABLECONTROL］つまみにはさまざまなパラメー
ターを割り当てて、ボタンやつまみの操作でサウンドを変化させるこ
とができます。
S1 S2 S3
S4
S6
［ASSIGNABLE CONTROL］つまみ
S5
S7
コントロール・ボタン／つまみを操作したときの効果を操作子ごとに
設 定 することができます。 詳しくは、「操作子ごとに機能を設定する」
（P.12）をご覧ください。
メモ
つまみの値は自動的には元に戻りませんので、効果をかけたくないときは
「0」に戻してください。
ペダルを使う
PEDAL 端子に接続したペダル・スイッチやエクスプレッション・ペダ
ルにさまざまなパラメーターを割り当てて、サウンドを変化させたり
機能をコントロールしたりすることができます。
ペダルによる効果は設定によって異なります。
ペダル・スイッチやエクスプレッション・ペダルを操作したときの効果
を設 定できます。 詳しくは、「操作子ごとに機能を設定する」（P.12）
をご覧ください。
押さえた鍵盤をさらに押して音を変化さ
せる（アフタータッチ）
AX-Edge の鍵盤には、アフタータッチ・センサーが搭載されています。
鍵盤を押し込むことでサウンドを変化させることができます。
アフタータッチによる効果は、トーンのパラメーター設定によって異な
ります。
トーンの設定は、「AX-EdgeEditor」を使って変更することができ
ます。
詳しくは 、「AX-EdgeEditor のマニュアル」をご覧ください。
操作子ごとに機能を設定する
［S1］～［S7］ボタン／モジュレーション・バー ／リボ ン・コントロ ー
ラー／コントロールつまみ／ペダルは、コントロールするパラメーター
を変更することができます。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「SYSTEM」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンでパラメーターを選び、［－］［＋］
ボタンで値を変更します。
メニュー
パラメーター
カーソル［
K
］［
J
］
設定値
［－］［＋］
CTRL
BUTTON
S1（F）～ S7（F）
［S1］～［S7］ボタンに割り当て
るパラメーターを設定します。
S1（M） ～ S7
（M）
［S1］～［S7］ボタンの動作モー
ドを設定します。
MOMENTARY：ボタンを押して
いる間 だけオンにします。
LATCH：ボタンを押すたびにオン、
オフが 切り替わります。
CTRL KNOB
Func
［ASSIGNABLECONTROL］ つ
まみに割り当てるパラメーターを
設定します。
CTRL PEDAL
Func
ペダルに割り当てるパラメーター
を設定します。
Pole ペダルの極性を設定します。
CTRL RIBBON
Posi
RIBBONCONTROLLER（ リ ボ ン・
コントローラー）に割り当てるパラ
メーターを設定します（左右方向）。
Pres
RIBBONCONTROLLER（ リ ボ ン・
コントローラー）に割り当てるパラ
メーターを設定します（圧力）。
CTRL MOD
BAR
Func
MODULATIONBAR（ モ ジュレー
ション・バ ー ）に割り当 て る パ ラメ ー
ターを設定します。
詳しくは 、『パラメーター・ガイド』（PDF）をご覧ください。
4.
設定を保存するときは、システム・ライトの操作をします。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.20）
メモ
これらの操作子の設定は、プログラムごとに設定して記憶させることもでき
ます。音色（プログラム）ごとに、操作子の設定を切り替えたいときに便
利です。プログラム・コントロールパラメーターの中の各操作子の Source
（Src）を、System（SYS）から Program（PRG）に設定します。
詳 し く は 、『パラメーター・ガイド』（PDF）をご覧ください。
演奏機能を使う
12
その他の演奏機能を使う
USB メモリーのオーディオ・ファイル
に合わせて演奏する（SongPlayer）
AX-Edge では、パソコンで USB メモリーにコピーしたオーディオ・ファ
イル（MP3、WAV）を再生し、それに合わせて演奏することができ
ます。
1.
AX-Edge で USB メモリーをフォーマットします。
&
「USB メ モ リ ー を フ ォ ー マ ット す る（USBMEM
FORMAT）」（P.20）
メモ
5
市販の USB メモリーまたはローランドが販売している USB メモリーをお使
いください。ただし、市販されている USB メモリーすべての動作を保証す
るものではありません。
5
ファイル名は 1 バイト文字（半角英数字）にすることをお勧めします。2 バ
イト文字（全角文字）を使用すると、LCD ディスプレイにファイル名が正
しく表示されません。
2.
「SONGLIST」フォルダーの中に、 オーディオ・ファイル
をコピーします。
再生可能なオーディオ・ファイル
MP3
フォ ー マ ット
MPEG-1 audio layer 3
サンプリング周波数
48kHz
ビ ット ・ レ ート
32／40／48／56／64／80／96
／ 112 ／ 128 ／ 160 ／ 192 ／ 224 ／
256 ／ 320kbps、VBR（Variable Bit
Rate）
WAV
サンプリング周波数
48kHz
ビ ット 数
16 ／ 24 ビット
※ サンプリング周波数は MP3、WAV ともに 48kHz のみです。
48kHz 以外のサンプリング周波数のファイルは、パソコン側のソフトを使っ
て、48kHz に変換してから使います。
3.
USB メモリーを AX-Edge の USBMEMORY 端子に接続
します。
4.
SONGPLAYER［LIST］ボタンを押します。
LCD ディスプレイにオーディオ・ファイルが表示されます。
5.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンで、曲を選びます。
ご注意 !
オーディオ・ファイル名に全角文字を使用したときは、LCD ディスプレイに
正しく表示されません。
6.
SONGPLAYER［
s
］ボタンを押して、 再生します。
もう一度 SONGPLAYER［
s
］ボ タ ン を 押 す と 、停 止 し ま す 。
メモ
5
［－］［＋］ボタンで、曲の音量を調整します。
5
音量の設定を保存するときは、システム・ライトの操作をします。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.20）
アルペジオ演奏をする（Arpeggio）
［ARPEGGIO］ボタンを押して点灯させると、アルペジオ機能がオン
になります。
「アルペジオ」とは、和音を分散して鳴らす演奏方法です。
1.
［ARPEGGIO］ボタンを押して点灯させます。
2.
鍵盤を押さえます。
アルペジオが演奏されます。
ア ル ペ ジ オ を エ デ ィット す る
アルペジオの設定はプログラムごとに保存します。
1.
［SHIFT］ボタンを押しながら、［ARPEGGIO］ボタンを
押します。
メモ
［MENU/WRITE］ボタンを押して「ARPEGGIO」を選んでも、同じ画面
が表示されます。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンで、設定する項目を選びます。
3.
［－］［＋］ボタンで、値を設定します。
パラメーターについて詳しくは、『パラメーター・ガイド』（PDF）
をご覧ください。
4.
設定を保存するときは、プログラム・ライトの操作をし
ます。
&
「プログラムを保存する（プログラム・ライト）」（P.16）
5.
設定が終わったら、［EXIT］ボタンを何回か押してトップ
画面に戻ります。
メモ
アルペジオのテンポを変更するときは、プログラムのテンポを変更します。
また、プログラムを変えてもテンポを変えない設定にもできます。詳しくは、
『パラメーター・ガイド』（PDF）をご覧ください。
13
その他の演奏機能を使う
ボコーダーを使う（Vocoder）
「ボコーダー」は、人の声にかけるエフェクトのことです。人の声をボ
コーダーに通すと、抑揚のないロボットのような音声に変化させるこ
とができます。ピッチは鍵盤を弾いてコントロールします。
※ マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音（キーンという音）が
出ることがあります。そのときは、以下のように対処してください。
5
マイクの向きを変える
5
マイクをスピーカーから遠ざける
5
音量を下げる
1.
リア・パネルの MICINPUT 端子にマイクを接続します。
ご注意 !
AX-Edge はダイナミック・マイクのみに対応しています。コンデンサー・
マイクには対応していません。
2.
リア・パネルの［MICINPUTVolume］つまみで音量
を調整します。
MIC INPUT の音量は、音色（プログラム）を選んだあとに
細かく調整します。
まずは、中央付近につまみを合わせてください。
3.
［VOCODER/VOICE］ボタンを押します。
4.
［－］［＋］ボタンで、音色（プログラム）を選びます。
プログラム名称が、「Voc.」から始まるプログラムは、あらか
じめボコーダー用にパラメーターが設定されているプログラ
ムです。
5.
鍵盤を弾きながら、マイクに向かって声を出します。
MIC INPUT ボリュームで音量を微調整します。
ボコーダーの設定を変更する
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンで、「VOCODER」を選び、
［ENTER］ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で、パラメーターを選び、［－］［＋］
ボタンで、値を変更します。
パラメーターについて、詳しくは『パラメーター・ガイド』（PDF）
をご覧ください。
4.
設定を保存するときは、プログラム・ライトの操作をし
ます。
ボコーダー設定は、プログラムごとに保存します。
&
「プログラムを保存する（プログラム・ライト）」（P.16）
5.
設定が終わったら、［EXIT］ボタンを何回か押してトップ
画面に戻ります。
マイクの感度を調整する
演奏環境によっては周囲のノイズをマイクが拾って、ボコーダーが意
図どおりに使えないことがあります。
そのときはマイクの感度を調整して、ノイズを拾いにくくします。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「SYSTEM」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンでパラメーターを選び、［－］［＋］
ボタンで値を変更します。
メニュー
［SHIFT］+ カーソル［
K
］［
J
］
パラメーター
カーソル［
K
］［
J
］
設定値
［－］［＋］
MIC
NS Sw
OFF、ON：ノイ ズ・サ プレッ
サーのオン／オフ（無音時の
ノイズを抑える）
NS Thrs
0 ～ 127：ノイズを抑え始め
る音量
NS Rls
0 ～ 127：ノイズを抑え始め
てから、音量が 0 になるまで
の時間
4.
設定を保存するときは、システム・ライトの操作をします。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.20）
14
AX-Edge をマスター・キーボードに
する
プログラム内のパートごとに、外部 MIDI 音源をコントロールするた
めの設定をします。
AX-Edge 1 台で、本体と外部音源を別々にコントロールすることがで
きます。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「PROGRAMCTRL」を選び、
［ENTER］ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「TxMode」を選び、［－］［＋］
ボタンで値を変更します。
メニュー
［SHIFT］＋カーソル［
K
］［
J
］
パラメーター
カーソル［
K
］［
J
］
設定値
［－］［＋］
MIDI OUT
TxMode
ON：通常は、この値に設定
されています。AX-Edge の内
部音源と外部 MIDI 機器に、
同じ MIDI メッセージを送信し
ます。
トーンの選択、切り替え情報
（ バ ン ク セ レ クト 、 プ ロ グ ラ ム・
チェンジ）は、そのパートで選
ばれているトーンの設定になり
ます。
OFF： 特定のパートの MIDI
メッセージを外部 MIDI 機器
に送信したくないときに設定
します。
MKB：マスター・キーボード
として、外部 MIDI 機器をコ
ントロールするときに設定し
ます。
この設定は、パートごとにできます。
4.
パ ートを切り替えるときは、［1］～［4］ボタンを押します。
パート1 が選ばれているときは、LCD ディスプレイの右上に
「P1」と表示されます。パート2 を選ぶと「P2」と表示されます。
外部 MIDI 機器をコントロールするパラメーターを設
定する
PROGRAM CTRL 内の以下のパラメーターで、外部 MIDI 機器をコ
ントロールする設定をします。
パラメーター
カーソル［
K
］［
J
］
設定値
［－］［＋］
説明
MkbCH
（MKB MIDI Channel）
OFF、1 ～ 16 送信するMIDI Chを決めます。
MSB
（Bank Select MSB）
OFF、0 ～ 127
プログラム・ナンバ ーやバン
ク・セレクト MSB ／ LSB を数
値で入力して、外部 MIDI 機
器の音色を切り替えます。
LSB
（Bank Select LSB）
OFF、0 ～ 127
PC
（Program Change）
OFF、1 ～ 128
MkbVOL
（Volume）
OFF、0 ～ 127
外部 MIDI 機器の音量を調節
します。
5.
設定を保存するときは、プログラム・ライトをします。
マスター・キーボードの設定は、プログラムごとに保存します。
&
「プログラムを保存する（プログラム・ライト）」（P.16）
15
音 色 を エ デ ィット す る
AX-Edge には、音に関するエディットが 3 種類あります。
プ ロ グ ラ ム ・ エ デ ィット
プログラムに関するパラメーターを変更します。各パートのオ
ン／オフやレベル調整、プログラムごとのエフェクトの設定、
ボコーダーの設定などがあります。
システム・エフェクト・エディット
出音全体にかかるエフェクト（システム・エフェクト）の設定を
変更します。
システム・エフェクトには、コーラス／ディレイ、リバーブ、
EQ、コンプレッサーがあります。
ト ー ン ・ エ デ ィット
トーンに関するパラメーターを変更します。
トーン・エディットは AX-Edge 本体ではできません。専用のス
マ ートフォン・ア プリ『AX-EdgeEditor』を使ってエディット
します。
詳しくは 、『AX-EdgeEditor』をご覧ください。
ご注意 !
エディットした設定は、保存（ライト）しないと消えてしまいます。設定を
残しておきたいときは、以下の手順に従って保存してください。
エディットしたトーンは、AX-Edge Editor で保存します。
システム・エフェクトをエディットする
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で、「SYSTEMEFFECT」を選び、
［ENTER］ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で、パラメーターを選び、［－］［＋］
ボタンで、値を変更します。
詳しくは 、『パラメーター・ガイド』（PDF）をご覧ください。
4.
変更を保存するときは、［SHIFT］ボタンを押しながら
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
SYSTEM WRITE の確認画面が表示されます。
Write System ?
[Exit]:N [Ent]:Y
5.
実行するときは、［ENTER］ボタンを押します。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
メモ
システム・エフェクトを保存するときは、システム・エフェクト設定画面で、
ライト操作をしてください。他の画面では、システム・エフェクトの保存が
できません。
プログラムをエディットする
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンで「PROGRAMSOUND」も
しくは「PROGRAMCTRL」を選び、［ENTER］ボタン
を押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンでパラメーターを選び、［－］［＋］
ボタンで値を変更します。
詳しくは 、『パラメーター・ガイド』（PDF）をご覧ください。
プログラムを保存する（プログラム・ライト）
4.
変更を保存するときは、［SHIFT］ボタンを押しながら
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
プログラム名入力画面が表示されます。
PROG NAME [Ent]
InitProg
5.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンでカーソルを移動し、［－］［＋］
ボタンで文字を変更します。
6.
名前の設定が終わったら、［ENTER］ボタンを押します。
保存先のプログラムを選ぶ画面が表示されます。
7.
［－］［＋］ボタンで、保存先のプログラムを選びます。
画面の下段に保存先のプログラム名が表示されます。
保存するとプログラムは上書きされ、以前のデータは消去さ
れます。
8.
［ENTER］ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
9.
実行するときは、［ENTER］ボタンを押します。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
ご注意 !
エディット中のプログラムは電源を切ったり、他のプログラムを選んだりす
ると設定変更は取り消されます。設定を残しておきたいときは、プログラ
ムを保存してください。
16
外部機器を接続する
MIDI 機器と接続する（MIDIIN/OUT 端子）
本機を外部 MIDI 機器に接続して演奏データ（MIDI 情報）を送受信
することで、両機器を互いにコントロールすることができます。
MIDI OUT MIDI IN
MIDI 機器
&
演奏データを送受信するための設定については、『パラ
メーター・ガイド』（PDF）をご覧ください。
&
送受信する MIDI 情報については、『MIDI インプリメン
テーション 』（PDF）をご覧ください。
&
外部機器を MIDI でコントロールするときは、「AX-Edge
をマスター・キーボードにする」（P.15）をご覧ください。
パソコンと接続する（USBCOMPUTER 端子）
本機の USB 端子を経由して、パソコンと MIDI 情報をやりとりします。
本機をパソコンに接続する際、ドライバーをインストールする必要はあ
りません。
メモ
5
AX-Edge は USB オーディオには対応していません。
5
動作条件や対応 OS については、ローランドのホームページをご覧くだ
さい。
USB COMPUTER USB port
&
送受信する MIDI 情報については、『MIDI インプリメン
テーション 』（PDF）をご覧ください。
&
外部機器を MIDI でコントロールするときは、「AX-Edge
をマスター・キーボードにする」（P.15）をご覧ください。
フェラ イト・コ ア の 取り付 け
USB ケーブルを使用して AX-Edge をパソコンに接続するときは、付
属のフェライト・コアを取り付ける必要があります。これは、電磁干渉
を防ぐためのものです。取りはずさないでください。
1.
フェライト・コアを USB ケーブルに接続します。
フェラ イト・ コ ア
USB ケーブル
固 定 する た め の バ ンド
10
cm
2.
カチッと閉まるまで押さえてください。
※ フェライトコアを取り付けるときは指をはさまないように注意してください。
※ ケーブルをフェライト・コアで過度にはさんで破損させないでください。
Bluetooth
®
機器と接続する
Bluetooth 機能を使うと、スマートフォンやタブレットなどのモバイル
機器（以下、「モバイル機器」と呼びます）と本機が無線でつながり、
MIDI データをやりとりすることができます。
スマートフォン専用の AX-Edge Editor（Android 版／ iOS 版）を使
い、AX-Edge の音色設定を変更することができます。
AX-Edge Editor は、Google Play ／ App Store からダウンロード
できます。
また、AX-Edge Editor 以外にも、Bluetooth MIDI 対応のアプリを
接続することができます。
メモ
本機は Bluetooth オーディオには対応していません。
Bluetooth 機能をオンにする
本機とモバイル機器を接続するために、本機の Bluetooth 機能をオ
ンにします。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「SYSTEM」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「Bluetooth」を選び、［－］［＋］
ボタンで値を「ON」に変更します。
4.
設定を保存するときは、システム・ライトの操作をします。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.20）
5.
設定が終わったら、［EXIT］ボタンを何回か押してトップ
画面に戻ります。
トップ画面の右上に Bluetooth マーク（ ）が表示されます。
モバイル機器と接続する
ペアリング
1.
接続したいモバイル機器を本機周辺に置きます。
メモ
本機を複数台お持ちのとき、ペアリングする機器のみ電源を入れてください
（他の機器の電源は切ってください）。
2.
モバイル機器の Bluetooth 機能をオンにします。
3.
モバイル機器のアプリ（AX-EdgeEditor 等）の設定で、
本機と接続をします（ペアリング）。
ペアリングが完了すると、本機トップ画面の右上の Bluetooth
マークが反転表示（
0
）になります。
Buzz Saw Lead 1
ご注意 !
モバイル機器の Bluetooth 設定に表示されている「AX-Edge」をタップし
ないでください。使用するアプリ内で接続します。詳しくは、使用するア
プリの取扱説明書をご覧ください。
17
その他の機能
電池残量を確認する
電池残量の表示
以下の方法で、電池の残量を確認することができます。
1.
［SHIFT］ボタンを押しながら、FAVORITE［BANK］ボ
タンを押します。
バンク／ナンバー・ディスプレイに電池残量が 0 ～ 100（%）
で表示され、LCD ディスプレイには BATTERY INFO の画面
が表示されます。
2.
もう一度、［SHIFT］ボタンを押しながら、FAVORITE
［BANK］ボタンを押します。
元の画面に戻ります。
メモ
BATTERY INFO 画面は、MENU からも表示することもできます。
※ 電池残量の表示はあくまでおおよその目安です。
※ AC アダプターが接続されているときは、表示は常に「100」になります。
電池消耗時の表示
電池駆動中に電池残量が少なくなると、バンク／ナンバー・ディスプ
レイ右下のドットが点灯します。なるべく早い時点で電池交換してくだ
さい。
さらに使い続けるとドットが点滅に変わり、LCD ディスプレイに
「ChargeBattery」と表示されるようになります。使用を中断し、電
池交換してください。
ご注意 !
ドットが点滅してからさらに使用を続けると、「BatteryLow!」（バンク／
ナンバー・ディスプレイには「Lo」）と表示され、操作ができなくなり、電
源が自動的に切れます。
※ 本機を使いながら電池を充電することはできません。
※ 電池残量の表示は、おおよその目安です。
便利な機能（UTILITY）
AX-Edge のデータを USB メモリーにバックアップしたり、USB メモ
リーのデータを AX-Edge に復元したりすることができます。また、
AX-Edge を工場出荷時の設定に戻したり、USB メモリーをフォーマッ
トしたりす るときも 、「UTILITY」（ ユ ーティリティー）を 使 います。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「UTILITY」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンで実行したい項目を選び、
［ENTER］ボタンを押します。
メニュー
カーソル［
K
］［
J
］
説明
BACKUP
ユーザー・データを USB メモリーにバックアッ
プします。
システム／ユーザー設定（.SVD）が作成されま
す。
RESTORE
USB メモリーにバックアップしたデータを本体に
戻します。
IMPORT TONE
トーン・データをインポートします。
FACTORY RESET
本体の設定を、工場出荷時の状態に戻します。
メニュー
カーソル［
K
］［
J
］
説明
RESET USR DATA
ユーザ・ライセンスと WAVE EXPANSION を
除いた設定・データを初期化します。
REMOVE LICENSE
ユーザ・ライセンスと WAVE EXPANSION を
初期化します。
USB MEM
FORMAT
USB メモリーを初期化します。
※ RESET USR DATA と REMOVE LICENSE は、WAVE EXPANSION を
インストールしている場合のみ表示されます。WAVE EXPANSION のイ
ン スト ー ル は「SOUNDPACK ／ WAVEEXPANSION インストール・
マニュアル」をご覧ください。
4.
実行したい項目を選び、［ENTER］ボタンを押します。
データを USB メモリーにバックアップ
する（BACKUP）
ユーザー・データを USB メモリーにバックアップします。
バックアップされるデ ータ
5
プログラムの全データ（ボコーダーやアルペジオの設定含む）
5
ユーザー・トーン・データ
5
フ ェ イ バ リット
5
システム設定（システム・エフェクト含む）
ご注意 !
画面に「Executing...」と表示されている間は、絶対に電源を切ったり、
USB メモリーを抜いたりしないでください。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「UTILITY」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「BACKUP」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
BACKUP NAME 画面が表示されます。
4.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンでカーソルを移動し、［－］［＋］
ボタンで文字を変更します。
5.
ファイル名が決まったら、［ENTER］ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
6.
実行するときは、［ENTER］ボタンを押します。
バックアップが完了すると、「Completed!」と表示されます。
同じ名前のファイルがあるときは、上書きするか（Overwrite?）
確認画面が表示されます。
18
バックアップしたデータを復元する
（RESTORE）
USB メモリーにバックアップしたユーザー・データ、本体に戻します。
これを「リストア 」と呼びます。
ご注意 !
5
リストアを実行すると、すべてのユーザー・データは書き替えられます。
本体に大切なデータが保存されているときは、リストアをする前に、別の
名前を付けて USB メモリーにバックアップしてください。
5
画面に「Executing...」と表示されている間は、絶対に電源を切ったり、
USB メモリーを抜いたりしないでください。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「UTILITY」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「RESTORE」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
4.
［－］［＋］ボタンで、リストアするファイルを選びます。
5.
［ENTER］ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
6.
実行するときは、［ENTER］ボタンを押します。
リストアが完了すると、「Completed.Turnopower.」と
表示されます。
7.
AX-Edge の電源を入れ直します。
音色を追加する（IMPORTTONE）
ダウンロードしたトーンや他機種でエクスポートしたトーンを、追加音
色として AX-Edge にインポートすることができます。
ここでは、他機種のエクスポート機能などを使って用意した SVZ ファ
イルのインポート方法について説明します。
1.
インポートしたいトーンの SVZ ファイルを USB メモリー
の ROLAND/SOUND フォルダーに保存して、AX-Edge
に接続します。
2.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「UTILITY」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
4.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンで「IMPORTTONE」を選び、
［ENTER］ボタンを押します。
5.
［－］［＋］ボタンでインポ ートした いトーンが 入って いるファ
イルを選び、［ENTER］ボタンを押します。
6.
［－］［＋］ボタンでインポ ートしたいトーンを 選 び、
［ENTER］ボタンで * マークを付けます。
7.
［
J
］ボタンを押します。
8.
［－］［＋］ボタンでインポート先のトーンを選び、［ENTER］
ボタンを押して * マークを付けます。
※ インポート先に選んだトーンは、上書き保存されます。ご注意ください。
※ 「INITTONE」という名前のトーンがある場合は、インポート先のトーンと
して自動的に選ばれます（自動的に「+」マークが付きます）。トーンを残
しておきたいときは、チェック・マークをはずしてください。
※ すべてのトーンを選択／選択解除したい場合は、［SHIFT］ボタンを押しな
がら［ENTER］ボタンを押してください。
9.
［
J
］ボタンを押します。
10.
実行するときは［ENTER］ボタンを押します。
インポートが完了すると、「ImportCompleted!」と表示され
ます。
※ 「Executing…」などと表示されていて処理が継続しているときは、絶対に
電源を切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
工場出荷時の設定に戻す
（FACTORYRESET）
AX-Edge で変更し保存した設定、工場出荷時の設定に戻すことができ
ます。
※ この操作を実行すると、音色パラメーターを含め、お買い上げあとに、変
更した設定内容はすべて失われます。
※ 現在の設定があとで必要なときは、工場出荷時の状態に戻す前に、必ずバッ
クアップ機能（P.18）を使用して現在の設定を保存しておいてください。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「UTILITY」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「FACTORYRESET」を選び、
［ENTER］ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
4.
［ENTER］ボタンを押します。
再度確認画面が表示されます。
5.
実行するときは、もう一度［ENTER］ボタンを押します。
6.
LCD ディスプレイに「Completed.」と表 示されたら、
AX-Edge の電源を入れ直します。
ユーザー・データを初期化する
（RESETUSRDATA）
WAVE EXPANSION をインストールしている場合、ユーザ・ライセ
ンスとWAVE EXPANSION を除いた設定・データを初期化できます。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「UTILITY」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「RESETUSRDATA］を選び、
［ENTER］ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
4.
［ENTER］ボタンを押します。
再度確認画面が表示されます。
5.
実行するときは、もう一度［ENTER］ボタンを押します。
6.
LCD ディスプレイに「Completed.」と表示されたら、
AX-Edge の電源を入れ直します。
19
ユーザー・ライセンスを初期化する
（REMOVELICENSE）
WAVE EXPANSION をインストールしている場合、ユーザ・ライセ
ンスと WAVE EXPANSION を初期化できます。
ユーザー・ライセンスを初期化すると、新たなユーザー・ライセンス
でダウンロードした SOUND PACK や WAVE EXPANSION をイン
ポート／インストールすることができます。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［◀］［▶］ボタンで「UTILITY」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［◀］［▶］ボタンで「REMOVELICENSE］を
選び、［ENTER］ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
4.
［ENTER］ボタンを押します。
再度確認画面が表示されます。
5.
実行するときは、もう一度［ENTER］ボタンを押します。
6.
6.LCD ディスプレイに「Completed.」と表示されたら、
AX-Edge の電源を入れ直します。
USB メモリーをフォーマットする
（USBMEMFORMAT）
ご注意 !
5
大切なデータがUSBメモリーに保存されているとき、この操作をするとデー
タがすべて失われてしまいますのでご注意ください。
5
画面に「Executing...」と表示されている間は、絶対に電源を切ったり、
USB メモリーを抜いたりしないでください。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「UTILITY」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「USBMEMFORMAT」を選び、
［ENTER］ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
4.
実行するときは、［ENTER］ボタンを押します。
再度確認画面が表示されます。
5.
もう一度［ENTER］ボタンを押します。
フォーマットが完了すると、「Completed!」と表示されます。
USB メモリーのフォルダー構成
ROLAND
AX-Edge
BACKUP
SOUND
SONG LIST
インポ ートした いトー ンは 、
SOUND フォルダーに置きます。
USB メモリーで再生するソングは、
SONG LISTフォルダーに置きます。
バックアップしたデータは BACKUP
フォルダーに保存されます。
システム設定をする（SYSTEM）
システム・パラメーターの設定をします。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボ タ ン で「SYSTEM」を選び、［ENTER］
ボタンを押します。
3.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンで変更したいパラメーターを選
び、［－］［＋］ボタンで値を変更します。
詳しくは 、『パラメーター・ガイド』（PDF）をご覧ください。
システム設定を保存する（システム・ライト）
1.
SYSTEM 画面で、［SHIFT］ボタンを押しながら［MENU/
WRITE］ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
2.
保存するときは、［ENTER］ボタンを押します。
プログラムのバージョンを表示する
（VERSIONINFO）
AX-Edge のシステム・プログラムのバージョンを表示します。
1.
［MENU/WRITE］ボタンを押します。
2.
カーソル［
K
］［
J
］ボタンで「VERSIONINFO」を選び、
［ENTER］ボタンを押します。
その他の機能
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