HQ430d

Hach HQ430d, HQ411d, HQ440d Basic User Manual

目次
仕様 86 ページ
総合情報 86 ページ
設置 90 ページ
ユーザー インターフェースとナビゲーション 92 ページ
スタートアップ 94 ページ
標準操作 95 ページ
データ管理 96 ページ
メンテナンス 99 ページ
トラブルシューティング 100 ページ
仕様
この仕様は予告なく変更されることがあります。
項目 仕様
寸法 17.48 x 8.59 x 23.5 cm (6.88 x 3.38 x 9.25 インチ.)
質量 電池なしで 750g (1.65 ポンド)
保護構造 電池カバーが取り付けられている状態で IP54 保護等級 (埃の浸入および水の飛沫に対
する耐性)
電源 3 アルカリ電池または充電式ニッケル水素充電池 (NiMH) 4 本、バッテリー駆動時
: 最大 200 時間
電源要件 (外部) Class II、外部電源アダプタ: 入力 100 240 VAC50/60 Hz、出力 4.5 7.5 VDC
(7 VA)
測定器の保護クラス
Class I
保管温度 -20 +60
動作周囲温度 5 45
動作周囲湿度 90 % (結露なきこと)
5 ピン入力コネクタ IntelliCAL
プローブ用 M12 コネクタ
データ・メモリ (内部) 500 件の測定結果
データの保存 自動: Press to Read (手動読み取り) モードおよび Interval (一定間隔) モード手動:
Continuous Read Mode (連続読み取り) モード
データの出力 PC または USB ストレージデバイスへの USB 接続 (ストレージデバイスの容量に
よって制限される)。すべてのデータ・ログまたはデータを測定の都度、出力します。
接続 内蔵 USB タイプ A (USB 2.0 フラッシュ・メモリ・デバイス、プリンタ、キーボード
) および内蔵 USB タイプ B (PC )
温度補正 オフ、自動、手動 (パラメータに依存)
測定ディスプレイのロッ
Continuous measurement (連続測定)Interval (一定間隔)Press to Read (手動読み取
) モード。LDO プローブ用の平均化機能。
キーボード USB 端子に外部 PC キーボード接続可能
より詳しい情報
より詳しい情報は、当社 Web サイトにて入手できます。
総合情報
いかなる場合も、製造元は、例えそのような損害が生じる可能性について報告を受けていたとして
も、本マニュアルに含まれるいかなる瑕疵または脱落から生じる直接的、間接的、特定、付随的また
は結果的に生じる損害に関して責を負いません。製造元は、通知または義務なしに、随時本マニュア
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日本語
ルおよび製品において、その記載を変更する権利を留保します。改訂版は、製造元の Web サイト上
にあります。
安全情報
メーカーは、本製品の目的外使用または誤用に起因する直接損害、偶発的損害、結果的損害を含むあらゆる損害
に対して、適用法で認められている範囲で一切責任を負わないものとします。ユーザーは、適用に伴う危険性を
特定したり、装置が誤作動した場合にプロセスを保護するための適切な機構を設けることに関して、全責任を負
うものとします。
この機器の開梱、設定または操作を行う前に、このマニュアルをすべてよく読んでください。危険お
よび注意の注意事項に注意を払ってください。これを怠ると、使用者が重傷を負う可能性、あるいは
機器が損傷を受ける可能性があります。
本装置に備わっている保護機能が故障していないことを確認します。本マニュアルで指定されてい
る以外の方法で本装置を使用または設置しないでください。
危険情報の使用
回避しないと死亡または重傷につながる潜在的または切迫した危険な状況を示します。
回避しなければ、死亡または重傷につながるおそれのある潜在的または切迫した危険な状況を示します。
軽傷または中程度のけがをする事故の原因となる可能性のある危険な状況を示します。
回避しなければ、本製品を損傷する可能性のある状況や、特に強調したい情報を示します。特に注意を要する情
報。
使用上の注意ラベル
測定器上に貼付されたラベルや注意書きを全てお読みください。これを怠ると、人身傷害や装置の損
傷につながるおそれがあります。測定器に記載されたシンボルは、使用上の注意と共にマニュアルを
参照してください。
このシンボルが測定器に記載されている場合、操作上の指示マニュアル、または安全情報を参照して
ください。
この記号は、しるしの付いた部分の温度が非常に高くなっている可能性があるため、十分注意する必
要があることを示します。
このシンボルが付いている電気機器は、 ヨーロッパ域内または公共の廃棄処理システムで処分できま
せん。古くなったり耐用年数を経た機器は、廃棄するためにメーカーに無償返却してください。
製品概要
HQd シリーズラボ測定器は、デジタル式 IntelliCAL
プローブとともに使用して、水のさまざまな
パラメータを測定するのに使用します。測定器は、測定器に接続されているプローブの種類を自動的
に認識します。測定データは、プリンタに転送したり、PC USB ストレージデバイスに保存する
ことができます ( 1 を参照)
日本語
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HQd シリーズ測定器には、次の 3 つのモデルがあります。
HQ411d - pH/mV/ORP (Redox)
HQ430d - マルチパラメータ、シングル・プローブ入力
HQ440d - マルチパラメータ、デュアル・プローブ入力
すべてのモデルに共通の機能:
プローブおよびパラメータの自動認識
装置によるガイド付き較正手順
プローブ内への較正データの保存
規制準拠および優良試験所規範 (GLP) に則したプローブ固有のメソッド設定
セキュリティ・オプション
USB 接続によるリアルタイム・データ・ロギング
PC/プリンタ/USB ストレージ・デバイス/キーボード用の USB 接続
仮想シリアル・ポート接続による PC ベースのシステムとの双方向通信
データのトレーサビリティ用のサンプル ID とオペレータ ID
調整可能な自動シャットオフ
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1 製品概要
1 オン/オフ: 測程器のオン/オフを切り替えます 4 DC 電源コネクタ
2 プローブ接続ポート (HQ440d モデル) 5 USB タイプ A コネクタ (USB ストレージ・デバイ
ス、プリンタ、キーボード用)
3 USB タイプ B コネクタ (PC 接続用) 6 プローブ接続ポート
製品構成
2 を参照して、すべての構成品があることを確認します。構成品が不足していたり損傷している場
合は、直ちにメーカーまたは販売代理店にお問合せください。
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2 製品の構成
1 HQ440dHQ430dHQ411d 測定器 3 AC アダプタ
2 3 電池 (4 ) 4 USB ケーブル (HQ440dHQ430d モデルのみ)
設置
複合的な危険。本書のこのセクションに記載されている作業は、必ず資格のある要員が行う必要があり
ます。
AC 電源への接続
感電の危険性。湿ったまたは湿る可能性がある場所の AC 電源コンセントは必ず地絡遮断回路
(GFCI/GFI)回路ブレーカを備えなければなりません。この製品の AC-DC 電源アダプタはシールされて
なく、湿ったベンチ上または湿った場所では GFIC 保護なしには使用してはなりません。
測定器は、AC アダプタを使用して給電することができます。
1. 測定器をオフにします。
2. AC/DC 電源を測定器に接続します。 3 を参照してください。
3. AC/DC 電源を AC コンセントに接続します。
4. 測定器をオンにします。
3 AC 電源の接続
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バッテリーの取り付け
爆発の危険。バッテリーを正しく入れないと、爆発性ガスが発生する可能性があります。バッテリーが指定の化
学型であり 3 本とも同じ型であることと、正しい方向に入れられていることを確認してください。新しいバッテ
リーと古いバッテリーを混ぜて使用しないでください。
バッテリー収納部は防水ではありません。バッテリー収納部が濡れた場合、バッテリーを取り外して乾かし、収
納部内部を完全に乾燥させてください。バッテリーの接触に腐食がないかチェックし、必要に応じて洗浄してく
ださい。
ニッケル水素(NiMH)バッテリーを使用する場合、フル充電されたバッテリーが挿入された場合であっても、バッ
テリーのアイコンはフル充電を示しません(NiMH 1.2V でアルカリ・バッテリーは 1.5V)。アイコンは完全充電
を示しませんが、2300mAH NiMH バッテリーは再充電が必要になるまで、新しいアルカリ・バッテリーに対し
90%程度の使用可能時間があります。
バッテリーのリークから測定器の損傷が起こることを避けるために、長期に渡って使用を停止する場合はバッテ
リーを外してください。
測定器は AA アルカリまたは充電可能 NiMH バッテリーから給電することができます。バッテリー
の消耗を抑えることができるように、5 分間操作を行わないと、測定器の電源が自動的にオフになり
ます。この時間は [Display Options] メニューで変更できます。
バッテリーの取り付けは 4 を参照してください。
1. バッテリー・カバーを止めている 3 本のねじを緩めて、バッテリー・カバーを取り外します。
:
バッテリー・カバーからねじを取り外さないでください。
2. 単三アルカリ・バッテリーまたは充電式ニッケル水素充バッテリー (NiMH) 4 本を取り付けます。
バッテリーが正しい向きに入っていることを確認してください。
3. バッテリー・カバーを交換します。
:
ねじを強く締め付けすぎないでください。
日本語
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4 バッテリーの取り付け
ユーザー インターフェースとナビゲーション
ユーザー・インターフェース
5 キーパッドの説明
1 左キー: 較正、キャンセル、現在のメニューの終了 6 バッックライト: ディスプレイの照明をオフにしま
す。
2 右キー: 読み取り、選択、確定、データの保存 7 オペレータ ID: データと担当者を関連付けます
3 下キー: メニューのスクロール、数値および文字の入
力、読み取り値画面の変更
8 サンプル ID: データとサンプル収集場所を関連付け
ます
4 データ・ログ: 保存データの呼び出しまたは転送 9 上キー: メニューのスクロール、数値および文字の入
力、読み取り値画面の変更
5 測定器オプション: 設定の変更、検査標準測定の実
行、測定器情報の表示
ディスプレイの説明
測定画面
測定器のディスプレイには、濃度、単位、温度、較正ステータス、オペレータ ID、サンプル ID、日
付と時刻が表示されます ( 6)
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6 シングル画面表示
1 較正ステータス・インジケータ 9 Time (時間)
2 メインの測定値と単位 10 日付
3 IntelliCAL プローブの種類とポート・インジケータ 11 Read (OKSelect)
4 バッテリーの状態 12 ディスプレイ・サイズ・アイコン
5 電源 13 Calibrate (CancelExit)
6 サンプル温度 ( または °F) 14 サンプル ID およびオペレータ ID
7 2 次測定単位 15 安定性または表示ロック インジケータ
8 3 次単位 (一部のプローブ用)
デュアル画面モード (HQ440d モデルのみ)
HQ440d 測定器に 2 つのプローブを接続した場合、ディスプレイに両方のプローブからの読み取り値
を同時に表示することも、1 つのプローブの読み取り値のみを表示することもできます ( 7)
:
プローブを較正する場合は、画面モードをシングル画面モードに変更します。
画面モードをシングル画面またはデュアル画面に変更するには、 / キーを使用します。デュア
ル画面モードの場合、 キーを押すと左側のプローブが選択され、 を押すと右側のプローブが
選択されます。
7 デュアル画面表示
1 左側のポートに接続されているプローブ 3 左側のプローブの測定情報
2 右側のポートに接続されているプローブ 4 右側のプローブの測定情報
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ナビゲーション
測定器には、各種オプションを変更するためのメニューがあります。 / キーを使用してさまざ
まなオプションをハイライト表示します。右 キーを押して、オプションを選択します。オプションを
変更するには 2 つの方法があります。
1. リストからオプションを選択します:
(上方)および (下方)キーを使用してオプションを選
択します。チェック ボックスが現れたら、複数のオプションの選択が可能です。[Select] の下に
ある キーを押します。
:
チェック・ボックスをオフにするには、
[Deselect]
の下にある
キーを押します。
2. 矢印キーを使用してオプション値を入力します:
(上方)および (下方)キーを押して、値を入力または変更します。
3. キーを押して、次のスペースに進みます。
4. [OK] の下にある キーを押して、値を確定します。
スタートアップ
測定器のオンとオフ
キーを押して、測定器をオンまたはオフにしてください。測定器がオンにならない場合は、AC
源アダプタがコンセントに正しく接続されていること、またはバッテリーが正しく入っていることを
確認してください。
言語の変更
言語の表示は測定器を始めて電源オンした時に選択されます。言語は、[Meter Options] メニューから
変更することもできます。
[Security Options] で、言語メニューへのアクセスを制限することができます。
より詳しい情報は、当社 Web サイトにて入手できます。
1. キーを押して [Language] を選択します。
2. リストから言語を選択します。
:
測定器の電源をオンにする際に、電源キーを押し続けることで、言語を変更することもできます。
日付と時刻の変更
日付と時間は日付/時刻メニューで変更可能です。
1. キーを押して、[Date & Time] を選択します。
2. 時間と日付情報を更新します。
オプション 説明
[Format (形式)] 次のいずれかの日付と時刻の形式を選択します。 / キーを使用して、形式オプション
から選択します。
dd-mm-yyyy 24 時間
dd-mm-yyyy 12 時間
mm/dd/yyyy 24 時間
mm/dd/yyyy 12 時間
dd-mmm-yyyy 24h
dd-mmm-yyyy 12h
yyyy-mm-dd 24 時間
yyyy-mm-dd 12 時間
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オプション 説明
日付 / キーを使用して現在の日付を入力します。
時間 / キーを使用して現在の時刻を入力します。
現在の日付と時刻はディスプレイに表示されます。
日付と時刻の設定が完了したらプローブを接続して、測定器で測定を行えるようにします。
プローブの接続
1. ディスプレイに現在の日時が表示されていることを確認します。
:
プローブのタイムスタンプは、プローブを初めて測定器に接続したときに設定されます。タイムスタンプに
より、プローブの履歴を記録したり、測定実施時間を記録することができます。
2. プローブを測定器に差し込みます ( 8)
3. ロック・ナットを押しながら回して固定します。
8 プローブの接続
標準操作
較正について
各プローブは、異なる種類の較正溶液を使用します。プローブを頻繁に較正して、最高の精度を維持
してください。
:
詳細な手順については、各プローブに付属のドキュメントを参照してください。
較正アイコン は、次のことを示します。
較正タイマーが満了
LDO センサ・キャップの交換要
較正が範囲外
較正結果が許容基準設定値外
サンプル測定について
各プローブでは、サンプル測定を行う際の特定の準備手順が定められています。詳細な手順について
は、プローブに付属の取扱説明書を参照してください。
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検査標準測定について
検査標準測定を実行することで、既知の値の溶液を測定して装置の精度を確認できます。測定器は、
検査標準測定に合格したかどうかを示します。検査標準測定に合格しなかった場合、プローブが較正
されるまで較正アイコン が表示され続けます。
指定した許容基準とともに、検査標準測定の実施を求める通知が指定した間隔で自動的に表示される
ように測定器を設定できます。通知、検査標準測定値、許容基準は変更することができます。詳細な
手順については、プローブに付属のドキュメントを参照してください。
試料 ID の使用
サンプル ID タグは、測定値と特定のサンプリング場所を関連付けるのに使用します。サンプル ID
グを割り当てた場合、保存データにはサンプル ID が含まれます。
1.
キーを押します。
2. サンプル ID を選択、作成または削除します。
オプション 説明
現在の ID リストから ID を選択します。異なる ID が選択されるまで、現在の ID がサンプル
ータに関連付けられます。
新しい試料 ID の作成 新規試料 ID に名前を入力します。
試料 ID の削除 既存のサンプル ID を削除します。
オペレーター ID の使用
オペレータ ID タグは、測定値と個々のオペレータを関連付けるのに使用します。すべての保存デー
タには、オペレータ ID が含まれます。
1. キーを押します。
2. 以下のように、オペレータ ID を選択、作成、または削除します。
オプション 説明
現在の ID リストから ID を選択します。異なる ID が選択されるまで、現在の ID
サンプル・データに関連付けられます。
新しいオペレータ ID を作成 新しいオペレータ ID に名前を入力してください(最大 10 個の名前を入力
可能です)
Delete Operator ID (オペレータ
ID の削除)
既存のオペレータ ID を削除してください。
データ管理
保存データについて
次の種類のデータがデータ・ログに保存されます。
サンプル測定値: Press to Read (手動読み取り) モードおよび Interval (一定間隔) モードでは、サン
プルを測定するたびに自動的に保存されます。Continuous measurement (連続測定) モードの場
合、データは [Store] を選択した場合のみ保存されます。
較正: 較正終了時に [Store] を選択した場合のみ保存されます。較正データは、IntelliCAL (R) プロ
ーブ内にも保存されます。
検査標準測定: 検査標準物質を測定するたびに自動的に保存されます (Press to Read (手動読み取
) モードまたは Interval (一定間隔) モードの場合)
データログがいっぱい (500 データ・ポイント) になった場合は、新しいデータ・ポイントが追加さ
れたときに最も古いデータポイントが削除されます。データログ全体を削除して、すでにプリン
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日本語
タまたは PC に送信したデータを削除することができます ( キー > [Delete Data Log])。ユーザ
ーによってデータ・ログが削除されないようにするには、[Security Options] メニューを使用します。
保存データの表示
データ・ログには、サンプル・データ、較正データ、検査標準測定データが含まれています。デー
タ・ログの最新のデータ・ポイントには、Data Point 001 というタグが付けられています。
1.
キーを押します。
2. [View Data Log] を選択して、保存データを表示します。最新のデータ・ポイントが表示されま
す。画面上部に、データがサンプルの読み取り値、較正値、または検査標準測定値であるかが示
されます。 キーを押して、次に新しいデータ・ポイントを表示します。
オプション 説明
Reading Log Reading Log - サンプルの測定値と時刻、日付、オペレーター、サンプル ID が表示され
ます。関連付けられている較正データを表示するには、[Details] を選択します。
Calibration Log Calibration Log - 較正データが表示されます。較正に関する詳細情報を表示するには、
[Details] を選択します。
Check Standard
Log
Check Standard Log - 検査標準測定データが表示されます。測定に関連付けた較正デー
タを表示するには、[Details] を選択します。
保存されているプローブ・データの表示
プローブが測定器に接続されていることを確認します。2 つのプローブが接続されている場合は、
択するように求められたときに適切なプローブを選択します。
1. プローブに保存されている較正データを表示するには、 キーを押して、[View Probe Data]
選択します。プローブの最新の較正データと較正履歴が表示されます。
オプション 説明
View Current
Calibration
最新の較正情報には、最新の較正の詳細な較正データが表示されます。プローブがユ
ーザーによって較正されていない場合は、出荷時の較正データが表示されます。
View Calibration
History
較正履歴には、プローブが較正された日時が表示されます。較正データの概要を表示
するには、日時を選択します。
保存データの印刷
USB 接続を行うには、測定器を AC 電源に接続する必要があります。測定器の電源をオンにする前
に、AC 電源に接続したことを確認してください。
データはすべてプリンタに送信できます。互換性のあるプリンタとは、72 列以上のデータ列をサポ
ートしていて、最大 500 の連続データストリームイベント (1 3 行のテキスト行) を印刷可能で、
コード・ページ 437 とコード・ページ 850 を完全にサポートしているプリンタです。
1. 測定器をオフにします。測定が AC 電源に接続されていることを確認します。AC 電源への接続
90 ページを参照してください。
2. USB タイプ A ケーブルを使用して、プリンタを測定器に接続します。 9 を参照してください。
3. 測定器をオンにします。
4.
キーを押します。
5. [Send Data Log] を選択します。ディスプレイに [Transfer Complete] と表示されるまで待ち、プ
リンタが印刷を完了するまで待ちます。プリンタの接続を外します。
日本語
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9 プリンタへの接続
1 USB ケーブル 3 プリンタ用 AC-DC 電源アダプタ (オプション)
2 プリンタ、FCC Part 15B, Class B 準拠
レポート・オプションの変更
サンプル・データの印刷レポートには、1 3 行の情報が含まれます。
より詳しい情報は、当社 Web サイトにて入手できます。
1. キーを押します。[Report Options] を選択します。
2. [Report Type] を選択して、いずれかのオプションを選択します。
オプション 説明
Basic report 1 行のデータ。
Advanced report 2 行のデータ。最初の行には、[Basic report] と同じ情報が表示されます。
Total report 3 行のデータ。最初の 2 行には、[Advanced report] と同じ情報が表示されます。
USB ストレージ・デバイスへのデータの送信
大量のデータ・ポイントの転送には、時間がかかることがあります。転送が完了するまで USB ストレージ・デバ
イスとの接続を解除しないでください。
データは、USB ストレージ・デバイスに転送して保存したり、コンピューターに転送することがで
きます。
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日本語
1. 測定器をオフにします。測定が AC 電源に接続されていることを確認します。
2. 測定器の電源をオンにする前に、測定器に USB ストレージ・デバイスを差し込みます。
3. 測定器をオンにします。
4. キーを押します。
5. [Send Data Log] を選択します。ディスプレイに [Transfer Complete] と表示され、USB ストレー
ジ・デバイスのライトが点滅しなくなるまで待ちます。USB デバイスを取り外します。
:
データ転送が遅い場合は、次回使用するときのために
USB
ストレージ・デバイスを
FAT (
ファイル・アロ
ケーション・テーブル
)
形式で再フォーマットしてください。
コンピューターへのデータの送信
HQ40d PC Application がインストールされている場合、HQd シリーズ測定器からコンピューターに
データを直接転送することができます。データ収集中にリアル・タイムでデータを送信することも、
データ・ログ全体を転送することもできます。
ソフトウェアの最新バージョンのダウンロードについては、当社 Web サイトの該当製品のページを
参照してください。
1. HQ40d PC Application をコンピューターにインストールします。
2. 測定器をオフにします。測定が AC 電源に接続されていることを確認します。
3. USB タイプ B ケーブルを使用して、PC を測定器に接続します。
4. 測定器をオンにします。
5. コンピューターで HQ40d PC Application を開きます。メニューバーにある緑色の三角形をクリ
ックして、接続を開始します。
6. リアル・タイムでデータを収集するか、データ・ログからデータを転送します。
リアル・タイム - データ・ポイントが測定器に保存されると、同時に結果が PC Application
送信されます。
より詳しい情報は、当社 Web サイトにて入手できます。
データ・ログ - キーを押して、[Send Data Log] を選択します。ディスプレイに [Transfer
Complete] と表示されるまで待ちます。データは、カンマ区切り値 (.csv) のファイルとして送
信されます。
データが HQ40d PC Application ウィンドウに表示されます。
メンテナンス
複合的な危険。本書のこのセクションに記載されている作業は、必ず資格のある要員が行う必要があり
ます。
測定器の洗浄
測定器はメンテナンス不要に設計され、通常の動作のためには定期的な洗浄は不要です。測定器の外
表面は必要に応じて洗浄することができます。
1. 湿らせた布で測定器の表面を拭きます。
2. コネクタの清掃または水分を取り除くには、綿棒を使用します。
バッテリーの交換
爆発の危険。バッテリーを正しく入れないと、爆発性ガスが発生する可能性があります。バッテリーが指定の化
学型であり 3 本とも同じ型であることと、正しい方向に入れられていることを確認してください。新しいバッテ
リーと古いバッテリーを混ぜて使用しないでください。
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バッテリーの交換は 10 を参照してください。
1. バッテリー・カバーを止めている 3 本のねじを緩めて、バッテリー・カバーを取り外します (
10)
:
バッテリー・カバーからねじを取り外さないでください。
2. バッテリーを外します。
3. 単三アルカリバッテリーまたは充電式ニッケル水素充バッテリー (NiMH) 4 本を取り付けます。
バッテリーが正しい向きに入っていることを確認してください。
4. バッテリーカバーを交換します。
:
ねじを強く締め付けすぎないでください。
10 バッテリーの交換
トラブルシューティング
一般的な問題のメッセージまたは現象、起こり得る原因および修復アクションは次の表を参照してく
ださい。
エラー/警告 説明 対処方法
Connect a Probe
プローブが接続されていない
か、正しく接続されていませ
プローブ・コネクタのロックナットを締めてくださ
い。
プローブを取り外してから、再度差し込んでくださ
い。
ソフトウェアが最新バージョ
ンではありません。
ソフトウェアの最新バージョンのダウンロードにつ
いては、当社 Web サイトの該当製品のページを参照
してください。
プローブに問題があります 別の IntelliCAL プローブを接続して、プローブまたは
測定器のどちらに問題があるか確認してください。
100
日本語
エラー/警告 説明 対処方法
Probe Not Supported
プローブが接続されていない
か、正しく接続されていませ
プローブ・コネクタのロックナットを締めてくださ
い。
プローブを取り外してから、再度差し込んでくださ
い。
ソフトウェアが最新バージョ
ンではありません。
ソフトウェアの最新バージョンのダウンロードにつ
いては、当社 Web サイトの該当製品のページを参照
してください。
プローブに問題があります 別の IntelliCAL プローブを測定器に接続して、プロー
ブまたは測定器のどちらに問題があるか確認してく
ださい。
HQd 測定器が IntelliCAL プロ
ーブをサポートしていませ
ん。
技術サポートにお問い合わせください。
Bootloader X.X.XX.XX
error
ソフトウェアが最新バージョ
ンではありません。
ソフトウェアの最新バージョンのダウンロードにつ
いては、当社 Web サイトの該当製品のページを参照
してください。
残り 0 日に関するメッセ
ージ (LDO LBOD
)
LDO または LBOD センサ
ャップを 365 日間使用しま
した
LDO または LBOD センサ・キャップと iButton
®
を交
換してください。
LDO センサキャップの残り
寿命が 0 日です。
LDO センサキャップを交換してください。較正を行
うことはできます。ただし、較正に合格した場合で
も、測定画面に較正アイコンと疑問符が表示されま
す。
測定器の日付と時刻が正しく
ありません。
1. 測定器からプローブを取り外します。
2. 測定器のバッテリーを外します。
3. 測定器のバッテリーを正しい向きに入れます。バ
ッテリーの向きを示すマークに従ってください。
4. 測定器を正しい日付と時刻に設定します。
5. プローブを接続して、メッセージが表示されない
ことを確認します。
ソフトウェアが最新バージョ
ンではありません。
ソフトウェアの最新バージョンのダウンロードにつ
いては、当社 Web サイトの該当製品のページを参照
してください。
Meter not configured
ソフトウェア・エラー 測定器が正しく起動した場合は、データ・ログとメソ
ッド・ファイルをバックアップします。
ソフトウェアの最新バージョンのダウンロードにつ
いては、当社 Web サイトの該当製品のページを参照
してください。
測定器の電源がオンにな
らないか、断続的に電源
がオンになる
バッテリーが正しく入ってい
ない
バッテリーの向きを示すマークどおりにバッテリー
が入っていることを確認して、もう一度テストしてく
ださい。
バッテリーの端子を清掃して、新品のバッテリーを入
れてください。
AC 電源アダプタを接続して、もう一度テストしてく
ださい。
ソフトウェアが最新バージョ
ンではありません。
ソフトウェアの最新バージョンのダウンロードにつ
いては、当社 Web サイトの該当製品のページを参照
してください。
測定器が損傷している 技術サポートにお問い合わせください。
日本語
101
エラー/警告 説明 対処方法
Full Access Options
面にアクセスできない
正しいパスワードを入力しま
せんでした
技術サポートにお問い合わせください。
Full Access Options
面または Operator
Access Options 画面に
アクセスできない
ソフトウェアが最新バージョ
ンではありません。
ソフトウェアの最新バージョンのダウンロードにつ
いては、当社 Web サイトの該当製品のページを参照
してください。
102
日本語
/