Dell Online Diagnostics ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
Dell Online Diagnostics
Version 2.30
ユーザーズガイド
メモおよび注意
メモ:
コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意:
手順に従わないと、ハードウェアの損傷やデータの損失につながる可能性が
あることを示しています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
©2013すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書に使用されている商標:
DellDELL ロゴ、PowerEdgePowerVault および
Dell OpenManage
Dell Inc. の商標です。Windows
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、および Windows Server
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は米国および /
またはその他の国における Microsoft Corporation の商標または登録商標です。Intel
®
は、
Intel Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。Red Hat
®
および Red Hat
®
Enterprise Linux
®
は、米国およびその他の国における Red Hat, Inc. の登録商標です。SUSE
®
Novell, Inc.
の登録商標、Emulex
®
Emulex Corporation の登録商標です。QLogic
®
QLogic
Corporation
の登録商標です。VMware
®
は米国その他の法域における VMware, Inc. の登録商標です。
Broadcom
®
Broadcom の登録商標です。商標または製品の権利を主張する事業体を表すためにその
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2013 - 04
目次 3
目次
1 目次 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
2
はじめに. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
本リリースの新機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
対応 OS . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
Online Diagnostics
(診断)でサポートされている
デバイス
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
診断の機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
Dell
サポートサイトからのマニュアルへのアクセス . . . . . . 8
3Dell オンライン Diagnostics(診断)の
セットアップ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
作業を開始する前に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
注意事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
セットアップと診断の必要条件 . . . . . . . . . . . . . . . . 10
システムの最小要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
診断の必要条件. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
診断のセットアップ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
Windows
オペレーティングシステムへの Online
Diagnostics
(診断)のインストール . . . . . . . . . 15
Linux
および ESX オペレーティイングシステムへの
Online Diagnostics
(診断)のインストール . . . . . 15
Windows
オペレーティングシステムでの
Online Diagnostics(診断)の実行 . . . . . . . . . . 16
Linux
および ESX オペレーティングシステムでの
Online Diagnostics
(診断)の実行 . . . . . . . . . . 17
RedHat Enterprise Linux
システム . . . . . . . . . . . 17
Windows
オペレーティングシステムからの Online
Diagnostics
(診断)のアンインストール . . . . . . . 18
Linux
および ESX オペレーティングシステムからの
Online Diagnostics
(診断)のアンインストール . . . 18
4 目次
4 Dell Online Diagnostics(診断)の
使用
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
GUI の使用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
メニューオプション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
診断インタフェース . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
診断テストの実行 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
テスト実行設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
コマンドラインインタフェースの使用 . . . . . . . . . . . . 28
プライマリ CLI コマンド . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
<Ctrl><C>
を使って CLI モードの Online Diagnostics
(診断)を中止する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
CLI
によるスクリプト編集 . . . . . . . . . . . . . . . . 30
5 サポートされているデバイス . . . . . . . . . . 31
テープドライブ、オートローダ、ライブラリの診断 . . . . . 31
RAID
コントローラ、SAS コントローラ、SCSI コントローラ、
および接続しているハードディスクドライブの診断
. . . . 31
サポートされる RAID コントローラの診断依存性. . . . . . . 32
ファイバチャネルコントローラの診断 . . . . . . . . . . . . 32
A ストレージ診断用デバイス情報. . . . . . . . . 33
はじめに 5
はじめに
Dell Online Diagnostics
(診断)はスタンドアロンの診断プログラムで、プロ
ダクション環境における
Dell
システムの各種ハードウェアコンポーネントでの診
断テストの実行を可能にし、お使いの
Dell
システムの最大アップタイムを確実に
するために役立ちます。
グラフィカルインタフェース(
GUI
)またはコマンドラインインタフェース
CLI
)を使用して、
Online Diagnostics
(診断)がシステム上で検出するハード
ウェアの診断テストを実行できます。
本リリースの新機能
テストの実行中における、重要エラーに関するエラーコード、検証コード、
およびサービスタグの情報の追加。
Windows 2012
を実行するシステムのサポート。
対応 OS
対応
OS
については、
dell.com/serviceabilitytools
で利用可能な
Dell Online Diagnostics Version 2.30
』の「
Readme
」を参照してください。
Online Diagnostics(診断)でサポートされて
いるデバイス
Online Diagnostics
(診断)では次のハードウェアデバイスがサポートされて
います。
•CD
ドライブ
•DVD
ドライブ
CD/DVD RW
コンビネーションドライブ
ディスケットドライブ
ハードドライブ
ネットワークインタフェースカード(
NIC
内部モデム
•SCSI
コントローラ
•RAID
コントローラ
ファイバチャネルコントローラ
6 はじめに
Dell Remote Access Controller
DRAC 4
DRAC 5
•USB
コントローラ
•SAS
コントローラ
メモ
: 詳細については、
RAID
コントローラ、
SAS
コントローラ、
SCSI
コントローラ、および接続しているハードドライブの診断
を参照してく
ださい。
シリアルポート
テープドライブ
テープオートローダとライブラリ
メモ
: 詳細については、
テープドライブ、オートローダ、ライブラリの
診断
を参照してください。
メモ
: テープオートローダとライブラリの診断テストは、Windows 2008
ペレーティングシステムでは使用できません。
•DIMM
外部ストレージエンクロージャ
診断の機能
Online Diagnostics
(診断)には以下の機能があります。
デバイスの検出
Online Diagnostics
(診断)は、
Dell
システム上のテスト可能なデバイス
すべての列挙と検出ができます。列挙は、アプリケーションの起動時に実行
されます。システムハードウェアを変更した場合は、アプリケーションを再
起動してシステム上のデバイスを再列挙してください。
デバイスとテストの選択
選択したデバイスで実行する、デバイスおよび診断テストを選択できます。
診断テストの実行を参照してください。
診断テストのレビュー
選択した診断テストをレビューできます。
診断テストの実行を参照してください。
診断テスト状態
実行中の診断テストの状態を表示できます。診断テストの実行を参照してく
ださい。
診断テストの結果
実行された診断テストの結果を表示できます。診断テストの実行を参照して
ください。
はじめに 7
ヘルプ
各種のデバイスおよび診断テストに関するヘルプ情報を表示できます。
デバイスまたは診断テストの説明を表示するには、デバイスまたはテストを
選択し、
GUI
Help
(ヘルプ)を選択するか、
pediags --help
コマン
ドを実行します。
•Quick Test
(クイックテスト)
クイックテストを実行します。この機能は選択されたテストおよび、それら
のテスト用に
GUI
で表示されるオプションのみに適用されます。テスト実
行設定を参照してください。
システム設定と結果の保存
システム設定とテスト結果を保存できます。
Dell Online Diagnostics
(診
断)の使用を参照してください。
Number of Passes
(パスの数)
選択したテストを指定された回数だけ反復できます。
GUI
および
CLI
モードの両方で、パスの最低数は
1
です。パスの最大数は、
GUI
モードでは
20
CLI
モードでは
999
です。
実行時間
診断テストを実行する期間を分単位で指定できます。
メモ
:
この機能は、
Online Diagnostics
CLI
バージョンでのみ使用できます。
メモ
: テストは、72 時間または 999 パスのどちらか先に実行したところで
停止します。
自動ログ
Online Diagnostics
(診断)では、診断テスト結果が
XML
形式で自動生
成ファイル
result.xml
に保存されます
このファイルは、
Windows
オペレーティングシステムでは
x:\
<
インストールディレクトリ
>
\dell\
diagnostics\log
ディレクトリ(
x:
はアプリケーションがインストール
されたドライブ)に、
Linux
オペレーティングシステムでは
/var/log/
dell/diagnostics/log
にあります。ログファイルの最大サイズは、
512 KB
です。
Online Diagnostics
(診断)は、ログファイルのサイズが
上限に達すると先入れ先出し(
FIFO
方式でログエントリを削除します。
また、ハードウェア設定を自動生成ファイルに保存します
config.xml
。これは
result.xml
と同じ場所に保存されます。
8 はじめに
Dell サポートサイトからのマニュアルへの
アクセス
このガイド以外にも、デルサポートサイト
dell.com/support/manuals
から
以下のガイドにアクセスできます。マニュアルへにアクセスするには:
1
dell.com/support/manuals
にアクセスします。
2
サービスタグまたはエクスプレスサービスコードをお持ちですか
?
セクショ
ンの
いいえ
すべてのデル製品のリストから選択する
を選択し、
続行
クリックします。
3
お使いの製品タイプを選択してください
セクションで、
ソフトウェア
ニタ
周辺機器およびアクセサリ
をクリックします。
4
お使いのデル製システムを選択してください
-
ソフトウェア
モニタ
周辺
機器およびアクセサリ
セクションで、
Software
(ソフトウェア)をク
リックします。
5
お使いのデル製システムを選択してください
-
ソフトウェア
モニタ
周辺
機器およびアクセサリ
セクションで、要件に応じて次のいずれかをクリッ
クします。
Client System Management
(クライアントシステム管理)
Enterprise System Management
(エンタープライズシステム
管理)
Remote Enterprise System Management
(リモートエンター
プライズシステム管理)
Serviceability Tools
6
手順
5
のオプションを選択した後、画面にその結果のリストが表示され
ます。
dell.com/openmanagemanuals
— OpenManage
マニュアル
dell.com/esmmanuals
ファームウェアマニュアル
dell.com/serviceabilitytools
保守ツールマニュアル
Dell オンライン Diagnostics (診断)のセットアップ 9
Dell
オンライン
Diagnostics
(診断)のセットアップ
本項では、
Dell Online Diagnostics
(診断)のセットアップ過程を説明します。
作業を開始する前に
セットアップ要件を読み、ご使用のシステムが最低またはそれ以上のシステ
ム要件を満たしていることを確認してください。システムの最小要件を参照
してください。
このアプリケーションに付属の
Online Diagnostics
(診断)
readme
ファイルをお読みください。
readme
には
Online Diagnostics
(診断)の
最新情報と既知の問題について情報が記載されています。
注意事項
Online Diagnostics
(診断)は、個々のシステムのハードウェアに関する
問題を診断する目的で設計されています。
ハードディスクドライブの診断テストは、他のハードディスクドライブの
I/
O
アクティビティへの影響を少なくするため、優先順位の低いバックグラウ
ンドタスクとして実行されます。
Online Diagnostics
(診断)はシステム内のすべてのテスト可能なコン
ポーネントに実施される総合的な診断ツールです。それらのテストが実行さ
れている間、システムのパフォーマンスが劣化する場合があり、製品環境の
性能に影響が及ぶことがあります。
メモ
: 負荷のピーク時 / 高需要時に診断を実行することは避け、すべての非重
要アプリケーションを閉じてシステムのパフォーマンスに悪い影響が及ばない
ようにすることをお勧めします。
Online Diagnostics
(診断)は、診断を実行しているシステムの
NIC
問題がある場合を除いては、ネットワークレベルで発生した問題は診断し
ません。
他のハードディスクドライブの
I/O
処理が同時に発生している場合、ハー
ドディスクドライブの診断テストの実行が遅くなるか停止する可能性があ
ります。
10 Dell オンライン Diagnostics (診断)のセットアップ
メモ
: ハードディスクドライブの診断テストを実行している間は、ドライブ
での処理を制限してください。
グラフィカルユーザーインタフェース
GUI
モードとコマンドラインイン
タフェース(
CLI
)モードで同時に実行することはできません。
セットアップと診断の必要条件
診断がローカルで実施されるように
Online Diagnostics
(診断)を設定します。
システムの最小要件
256 MB
以上の
RAM
システムドライブに
110 MB
以上の空き容量
Windows
オペレーティン
グシステムの場合は
C:
Linux
オペレーティングシステムの場合は
/opt
•Dell
システムに対応オペレーティングシステムがインストールされている。
対応
OS
を参照してください。
•RAID
コントローラ、
RAID
接続ハードディスクドライブ、テープドライブ、
テープオートローダ、テープライブラリの診断を実行するための、最新のデ
バイスドライバとファームウェアがインストールされている。
メモ
: 詳細については、デバイスに付属のマニュアルを参照してください。
また、最新のドライバとファームウェアについては、
support.dell.com
アクセスしてください。
メモ
: RAID コントローラの最新のドライバとファームウェアのバージョンの
リストについては、
RAID
コントローラ、
SAS
コントローラ、
SCSI
コン
トローラ、および接続しているハードドライブの診断
を参照してくださ
い。
診断の必要条件
Online Diagnostics
(診断)を実行するには、以下が必要です。
システム管理者特権
各オペレーティングシステムで
Online Diagnostics
(診断)を実行するた
めに必要なデバイス
Dell オンライン Diagnostics (診断)のセットアップ 11
2-1
は、
Online Diagnostics
(診断)を実行する各オペレーティングシステム
に必要なデバイスと依存関係のリストです。これらの依存関係が満たされていな
いと、
Online Diagnostics
(診断)はこの表のデフォルト動作になります。
2-1. デバイスの依存関係
デバイス オペレーティン
グシステム
依存関係 デフォルトの動作
(依存関係が満たさ
れていないとき)
Intel NIC Windows
Intel PROSet
管理エージェントま
たは
Microsoft デバイスマネー
ジャ用の
Intel PROSet ユーティ
リティ。これらは、
Intel ドライバ
のインストール時に、オプション
としてインストールされます。
Intel ドライバは
support.dell.com
からダウン
ロードできます。ドライバおよび
ダウンロード
は、選択した製品の
ネットワーク カテゴリの下に表示
されます。
Intel ベンダーネッ
トワークテストは使
用できません。
メモ
: PCIe Intel ネットワークインタフェースカード(NIC を使用しているシステムで
は、
Windows オペレーティングシステムの Intel ネットワークアダプタ診断に、
Microsoft デバイスマネージャ用の Intel PROSet ユーティリティが必要です。
PCI-X Intel NIC を使用している場合は、Microsoft デバイスマネージャ用の
Intel PROSet
ユーティリティまたは Intel PROSet 管理エージェントのいずれかをインス
トールして、
Intel ネットワークアダプタ診断を有効にします。デルがサポートするその
他の
Intel NIC を使用している場合、Intel PROSet 管理エージェントをインストールする
必要があります。これらの必要条件が満たされない場合、
Intel ベンダーテストは使用で
きません
(デフォルトのネットワーク診断のみ使用可能)
DRAC 4
Windows
SUSE Linux
Enterprise
Server
Red
Hat Enterprise
Linux
Windows
オペレーティングシス
テム上の
Dell Remote Access
Controller
DRAC)コンポーネ
ント、および
SUSE Linux
Enterprise Server
Red Hat
Enterprise Linux
上の Remote
Access Core
コンポーネント。
DRAC のコンポーネントは、
Dell Systems Management
Tools and Documentation
Dell Systems Management
ツールおよびマニュアル)DVD
使用して、または
support.dell.com
からダウン
ロードできます。
ドライバとサービス
がインストールされ
ていないという内部
警告が発生し、すべ
てのテストに失敗し
ます。
12 Dell オンライン Diagnostics (診断)のセットアップ
USB コント
ローラ
Red Hat
Enterprise
Linux
SUSE
Linux
Enterprise
usbutils パッケージ
(バージョン
0.11 以降)
診断テストは
USB
デバイスには利用で
きません。
すべての対
応デバイス
Red Hat
Enterprise
Linux
SUSE
Linux
Enterprise
Server
pciutils パッケージ
(バージョン
2.1.11 以降)
Online
Diagnostics
(診断)のインス
トールに失敗し
ます。
Broadcom
NIC
Windows Broadcom Advanced
Controller Suite
BACS
BACS は、Broadcom ドライバの
インストール時に、オプションと
してインストールされます。
Broadcom ドライバは
support.dell.com
からダウン
ロードできます。ドライバおよび
ダウンロード
は、選択した製品の
ネットワーク カテゴリの下に表示
されます。
列挙された
Broadcom
のテス
トが失敗します。
Broadcom
NIC
Red Hat
Enterprise
Linux
SUSE
Linux
Enterprise
bnx2
ドライババージョン 1.4.51
以降。
tg3 ドライババージョン 3.71
以降。
メモ
: Broadcom NIC テスト、
NIC 通信テスト、および NIC
チームテストは、Red Hat
Enterprise Linux 6
サーバー
64 ビット)ではサポートされて
いません。
Online
Diagnostics
(診断)の GUI が正
しく機能しない可能
性があります。
2-1. デバイスの依存関係 (続き)
デバイス オペレーティン
グシステム
依存関係 デフォルトの動作
(依存関係が満たさ
れていないとき)
Dell オンライン Diagnostics (診断)のセットアップ 13
Emulex
ファイバ
チャネルコ
ントローラ
Red Hat
Enterprise
Linux
SUSE
Linux
Enterprise
Emulex
から
HBAnywhere
ユー
ティリティをインストールします。
ユーティリティをダウンロードする
には、次の手順を実行します。
1 Emulex ウェブサイト
emulex.com
にアクセス
します。
2 Downloads
(ダウンロード)
Dell とク
リックします。
3 アダプタモデルナンバーをク
リックします。
4 現在のドライバセクションで、
Linux をクリックし、
Applications Kit(アプリ
ケーションキット)をダウン
ロードします。
5
オペレーティングシステム
DVD
から利用できる
libhbaapi rpm
をインストールします。
ファイバチャネルコ
ントローラは列挙さ
れず、診断テストは
利用できません。
QLogic ファ
イバチャネ
ルコント
ローラ
Red Hat
Enterprise
Linux
SUSE
Linux
Enterprise
Linux
ドライバ用の SNIA API
インストールします。これには、
次の操作を行います。
1 QLogic ウェブサイト
qlogic.com
にアクセス
します。
2 Downloads
(ダウンロード)
Fibre
Channel Adapters
(ファイバチャネルアダプタ)
とクリックします。
3 モデルとオペレーティングシス
テムを選択して、
Go
(実行)をクリックします。
4
オペレーティングシステム
DVD
から利用できる
libhbaapi rpm
をインストールします。
ファイバチャネルコ
ントローラは列挙さ
れず、診断テストは
利用できません。
2-1. デバイスの依存関係 (続き)
デバイス オペレーティン
グシステム
依存関係 デフォルトの動作
(依存関係が満たさ
れていないとき)
14 Dell オンライン Diagnostics (診断)のセットアップ
メモ
: ファイバチャネルコントローラの列挙とテストは、64 ビット Linux オペ
レーティングシステムではサポートされていません。
メモ
: Dell システム SC420SC430SC440SC1420SC1430T105 IPMI
をサポートしていないため、メモリ診断はサポートされていません。
メモ
: 対応のオペレーティングシステムについては、dell.com/
serviceabilitytools
で利用可能な『Dell Online Diagnostics Version 2.30』の
Readme」を参照してください。
診断のセットアップ
Windows
および
Linux
オペレーティングシステム用
Online Diagnostics
(診断)のインストールファイルは、
support.dell.com
でご利用いただけます。
メモ
:
Windows Server 2008
Core
オペレーティングシステムでは、
Dell Online
Diagnostics
(診断)は
Microsoft Visual C++ 2005
再配布可能パッケージ
32
ビット)がインストールされている場合にのみ機能します。
Visual C++
再配布
可能パッケージは、
Microsoft
のウェブサイト
microsoft.com
から入手できます。
メモ
: Online Diagnostics(診断)のインストール時に、エンドユーザー使用許諾
契約(
EULA)に同意する必要があります。
Brocade
Fibre
Channel/
Fibre
Channel
over
Ethernet
FCoE
カード
Windows
ドライバおよび HCM ユーティリ
ティをインストールします。ユー
ティリティをダウンロードするに
は、次の手順を実行します。
1
Brocade
のウェブサイト
www.brocade.com
にアク
セスします。
2 Services & Support
(サービスとサポート)
Drivers & Downloads
(ドライバとダウンロード)
をクリックします。
3
Download Now
(今すぐダウ
ンロード)ハイパーリンクをク
リックします。
4
OEM Models
OEM
モデル)
で、
Dell
をクリックします。
5
必要な
Windows
アダプタソフ
トウェアインストーラをダウン
ロードします。
Brocade カードは
列挙されず、診断テ
ストには利用できま
せん。
2-1. デバイスの依存関係 (続き)
デバイス オペレーティン
グシステム
依存関係 デフォルトの動作
(依存関係が満たさ
れていないとき)
Dell オンライン Diagnostics (診断)のセットアップ 15
Windows オペレーティングシステムへの Online Diagnostics(診断)
のインストール
対応する
Windows
オペレーティングシステムを実行しているシステムに
Online Diagnostics
(診断)をインストールするには、以下の手順を実行してく
ださい。
1
.exe
ファイルを実行して、インストーラを開始します。
Welcome to the Dell Online Diagnostics 2.x.y Setup Wizard
Dell Online Diagnostics
(診断)
2.x.y
セットアップウィザードへよう
こそ)画面が表示されます。
2
Next
(次へ)をクリックします。
Dell Software
License Agreement
Dell
ソフトウェア製品ライセン
ス契約)が表示されます。
3
I Agree
(同意する)をクリックして、契約条件を受け入れます。
4
Install
(インストール)をクリックしてデフォルトのディレクトリパスを
受け入れるか、
Browse
(参照)をクリックして
Online Diagnostics
(診断)のインストール先ディレクトリに動し、
Install
(インストール)
をクリックします。
5
Finish
完了)をクリックします。
Linux および ESX オペレーティイングシステムへの Online Diagnostics
(診断)のインストール
対応する
Linux
または
ESX
オペレーティングシステムが動するシステムに
Online Diagnostics
(診断)をインストールするには、以下の手順を実行してく
ださい。
1
tar.gz
ファイルを目的の場解凍します。解凍されたファイルには、イ
ンストールスクリプト
install.sh
)と必要なインストールパッケージが
まれています。
2
install.sh
を実行して、これらのパッケージをインストールします。
Dell
Software License Agreement
Dell
ソフトウェア製品ライセン
ス契約)が表示されます。
3
Y
を入して契約条件に同意します。
アプリケーションの実行に必要なファイルがデフォルトのインストール先
ディレクトリ
/opt/dell/onlinediags
出されます。
16 Dell オンライン Diagnostics (診断)のセットアップ
Windows オペレーティングシステムでの Online Diagnostics(診断)
の実行
Windows
オペレーティングシステムで
Online Diagnostics
(診断)を実行す
るには、次の手順を実行します。
Start
(スタート)
Programs
(プログラム)
Online
Diagnostics 2.x.y
Online Diagnostics
(診断)
2.x.y
)の順にクリッ
クし、
Online Diagnostics GUI
Online Diagnostics
(診断)
GUI
を選択して
GUI
モードで実行するか、
Online Diagnostics
LI
Online Diagnostics
(診断)
CLI
)を選択して
CLI
モードで実行します。
Windows 2012
では、
Start
(スタート)
Apps
(アプリケーショ
ン)
Online Diagnostics 2.30
Online Diagnostics
(診断)
2.30
Online Diagnostics GUI
Online Diagnostics
(診断)
GUI
とクリックして
GUI
モードで実行するか、
Online Diagnostics
CLI
Online Diagnostics
(診断)
CLI
)を選択して
CLI
モードで実行し
ます。
GUI
モードではユーザーインタフェースを使用します。
CLI
モードでは、
x:\
<
インストールディレクトリ
>
\ o
nline
diagnostics\oldiags\bin
x
アプリケーションがインストールされ
たドライブを示します。
から、
pediags
プログラム
を実行します。
メモ
: Start(スタート)メニューから Online Diagnostics(診断)を実行す
るオプションは、このアプリケーションをインストールした管理者しか使用
できません。他のすべてのシステム管理者は、インストールフォルダ内にあ
StartDiags ショートカットを使用してアプリケーションを実行する必要
があります。
メモ
: Windows Server 2008(コア)オペレーティングシステムで Online
Diagnostics
(診断)を実行するには、StartDiags.exe プログラムを実行し
GUI を実行するか、x:\< インストールディレクトリ > \online
diagnostics\oldiags\bin
x はアプリケーションがインストールされたド
ライブ)から
pediags.exe を実行して CLI を実行します。
メモ
:
Windows Server 2008 R2 edition
またはそれ以降では、システム管理
者権限を保有するユーザーが
Dell Online Diagnostics
(診断)アプリケーショ
ンを直接実行することはできません。
Windows Small Business Server
システ
ムでは、ネットワーク管理者は
Dell Online Diagnostics
(診断)アプリケー
ションを実行するために十分な権限を持っていません。
Online Diagnostics
(診断)アプリケーションを実行するには、
Start
(スタート)
Programs
(プログラム)
Online Diagnostics 2.x.y
Online Diagnostics
(診断)
2.x.y
)の順にクリックし、
Online Diagnostics GUI
Online Diagnostics
(診断)
GUI
)または
Online Diagnostics CLI
Online Diagnostics
(診断)
CLI
)を右クリックして、
Run as administrator
(管理者として実行)を選択
します。
Dell オンライン Diagnostics (診断)のセットアップ 17
Linux および ESX オペレーティングシステムでの Online Diagnostics
(診断)の実行
Linux
および
ESX
オペレーティイングシステムで
Online Diagnostics
(診断)
を起動するには、
/opt/dell/onlinediagsstartDiags.sh
ディレクトリで
startDiags.sh
を実行します。
メモ
: startDiags.sh を他のディレクトリに解凍またはコピーしてアプリケーショ
ンを実行しないでください。
メモ
: Online Diagnostics(診断)を読み取り専用ファイルシステムで実行するこ
とはできません。
RedHat Enterprise Linux システム
Online Diagnostics
(診断)の
GUI
32
ビットアプリケーションで、
Compatibility Arch Support
パッケージがない場合、
Red Hat Enterprise
Linux
64
ビット)システムでは機能しません。
サポートされる
Red Hat Enterprise Linux
64
ビット)で、
Compatibility
Arch Support
パッケージがインストールされていない場合、
Online
Diagnostics
(診断)を起動すると、次のエラーッセージが表示されます。
このシステムには、
Compatibility Arch Support
パッケージ
[gtk
pango
redhat-artwork]
がインストールされていません。パッ
ケージのインストールについては、
README
ファイルを参照してください。
この問題を解決するには、以下の手順を実行します。
1
Red Hat Package Management Utility
redhat-config-
packages
Red Hat
パッケージ管理ユーティリティ(
redhat-config-
packages
)を実行します。
2
Package Management
(パッケージの管理)ウィンドウで
Compatibility Arch Support
チェックックスをオンにし、
Details
詳細)をクリックします。
Compatibility Arch Support Details
Compatibility
Arch Support
詳細)ウィンドウが表示されます。
3
gtk
pango
redhat-artwork
パッケージのインストールを選択し、
Close
じる)をクリックします。
4
Package Management
(パッケージの管理)ウィンドウで
Update
(アップデート)をクリックします。
メモ
: Online Diagnostics(診断)の複数のインスタンスを実行することはで
きません。
18 Dell オンライン Diagnostics (診断)のセットアップ
CLI
モードでは、
x:\
<
インストールディレクトリ
>
\ online
diagnostics\oldiags\bin
x
はアプリケーションがインストールされたドラ
イブを示します。)から、
pediags
プログラムを実行します。
メモ
: ネットワークマッピングされたドライブから pediags プログラムをインス
トールまたは実行しないでください。一部のネットワーク診断テストでは、ネット
ワーク接続が切断されます。
Windows オペレーティングシステムからの Online Diagnostics(診断)
のアンインストール
Online Diagnostics
(診断)をアンストールするには、
Start
(スタート)
Programs
(プログラム)
Online Diagnostics 2.x.y
Online
Diagnostics
(診断)
2.x.y
Uninstall
(アンインストール)をクリックし
ます。
Windows 2012
では、
Start
(スタート)
Apps
(アプリケーション)
Online Diagnostics 2.x.y
Online Diagnostics
(診断)
2.x.y
Uninstall
(アンインストール)をクリックします。
または
x:
\<install_directory>
\online diagnostics
から、
uninst.exe
ファイルを
実行します。ここで、
x
はアプリケーションがインストールされているドライブ
を指します。
Online Diagnostics
(診断)をアンインストールすると、
40 KB
のファイルが
ります。インストールフォルダを検してそれらを削除してください。
Linux および ESX オペレーティングシステムからの Online Diagnostics
(診断)のアンインストール
Online Diagnostics
(診断)をアンインストールするには、
uninstall.sh
を実
行します。このファイルは、インストール先ディレクトリにあります。
Dell Online Diagnostics(診断)の使用 19
Dell Online Diagnostics
(診断)
の使用
Dell Online Diagnostics
(診断)には、グラフィカルユーザーインタフェース
GUI
、およびコマンドラインインタフェース(
CLI
たつの方でアクセス
できます。本項では、これら両方のインタフェースについて説明します。
GUI の使用
GUI
モードで
Online Diagnostics
(診断)を起動すると、列挙が完了するまで
スプラッシュ画面が表示されてデバイス検出の行状が示されます。スプラッ
シュ画面には、
Online Diagnostics
(診断)の実行に関する重要な情報も表示さ
れます。デバイスの検出列挙は、アプリケーションの起動時にのみ実行されま
す。システムハードウェアを変更した場合は、システム上のデバイスを再列挙す
るためにアプリケーションを再起動してください。
注意
: 列挙の進行中に、Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise
Server
USB または CD/DVD デバイスを接続したり、取り外したりすると、
システムが停止する原因となる可能性があります。
メモ
: システムが USB コントローラの検出に失敗した場合は、BIOS USB コント
ローラが有効になっているか、
BIOS 設定メニューで USB コントローラのサポート
ON with BIOS supportBIOS サポートありのオン)に設定されているかを確
認してください。
メモ
: VMware ESX では、GUI モードはサポートされていません。CLI モードのみ
がサポートされています。
メニューオプション
File
(ファイル)ニューには、以下のオプションがあります。
Exit
(終了)
アプリケーションを終了するには、このオプションを使用し
ます。
Save Configuration
(設定の保存)
このオプションは、
Online
Diagnostics
(診断)によて検出されたデバイスの設定の詳細を保存する
ために使用します。設定の詳細は、アーカイブファイル内の
config.html
に保存されます。このアーカイブファイルには、
config.zip
意の
名前を指定できます。このオプションは、
Online Diagnostics
(診断)が
テストを実行していないときにのみ使用可能です。システムまたはデバイス
に問題がある場合は、設定の詳細
config.zip
ファイルに保存し、テクニ
カルサポートに連絡するときにそのファイルを送信できます。
20 Dell Online Diagnostics(診断)の使用
Save Results
(結果の保存)
テストの結果詳細を保存するには、このオ
プションを使用します。テスト結果の詳細は、アーカイブファイル内の
HTML
ファイル(
results.html
)に保存されます。このアーカイブファイ
ルには、
results.zip
意の名前を指定できます。このオプション
は、実行中のすべてのテストが完了してから使用できます。システムまたは
デバイスの問題に関してテクニカルサポートに連絡するとき、診断結果の
を保存して、そのファイルをテクニカルサポートに送信できます。
Help
(ヘルプ)ニューには、次のオプションがあります。
About
(バージョン情報)
このオプションは、システムで実行している
Dell Online Diagnostics
(診断)のバージョン情報を表示します。
診断インタフェース
Online Diagnostics
(診断)の
GUI
は次の
2
つのセクションに分かれています。
診断の選択
診断情報
診断の選択
デバイスとテストの表示方法を選択して整理するには、このセクションを使用
します。
選択オプション
テストおよび検知されたデバイスの表示方法を整理するには、このリストボッ
クスを使用します。このリストボックスから、
3
つのオプションのいずれかを
選択できます。
接続別グループ Select Test(s) to Run(実行するテストの選択)ペインを整理し
てツリー表示するには、このオプションを使用します。接続がノード
として表示され、その下に該当するデバイスとテストがリスト表示さ
れます。
デバイス別グ
ループ
Select Test(s) to Run
(実行するテストの選択)ペインを整理し
てツリー表示するには、このオプションを使用します。デバイスが
ノードとして表示され、その下に該当するデバイスとテストがリスト
表示されます。デバイスがグレーで表示されている場合は、そのデバ
イスに使用できるテストがありません。ただし、そのデバイスの設定
の詳細は表示できます。
テスト別
グループ
Select Test(s) to Run
(実行するテストの選択)ペインを整理して
ツリー表示するには、このオプョンを使用します。テストがノードと
して表示され、その下に該当する
デバイス
がリスト表示されます。
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