Roland Lucina AX-09 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
クイック・ガイド
「マアル2010」
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ローランドの Lucina(ルシーナ)AX-09 は、シンセサイザーの新しい形です。
「いつでも、どこでも、気軽にシンセサイザーを楽しみたい」
「楽器を演奏して、素敵なライフスタイルをおくりたい」
そんな気持ちに応えるために、新しい発想で作りました。
この「クイック・ガイド」は、シンセサイザーに初めて触れた人でもわかるように、基本の操作方法を説明しています。
さぁ、Lucina AX-09 で「楽器のある生活」、はじめましょう。
©2010 ローランド株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
Lucina AX-09 を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』(取扱説明書)と『使用のご注意』(取扱説明書)をよくお読みください。
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
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Lucina AX-09 をアンプ内蔵スピーカーにつないで電源
スイッチを入れてみましょう。
Lucina AX-09 にはさまざまな音が入っています。この章
では、音の選び方を説明します。
Lucina AX-09 には音を変化させるコントローラーや D
ビームがあります。この章ではそれらの使い方を説明し
ます。
あなたの携帯音楽プレーヤーを Lucina AX-09 につない
で、お気に入りの曲と一緒に Lucina AX-09 を弾いてみ
ましょう。また、オーディオ・ファイル(MP3、WAV、
AIFF)を USB メモリーにコピーして Lucina AX-09
鳴らすこともできます。
はじめにストラップをつけよう !
詳しくは「取扱説明書」の7ページをご覧ください。
弾く
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音を鳴らすためには、まず、アンプ内蔵スピーカー(別売、以下「スピーカー」と記述)にオー
ディオ・ケーブルでつなぎます。
うまくつなげたら、電源スイッチを入れてみましょう。
AC アダプターをつなぎます。
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AC アダプターのコードは図のようにコード・
フックに固定してください。
乾電池も使えます。
ヘッドホン(別売)もつなげます。
詳しくは「取扱説明書」の7ページをご覧ください。
詳しくは「取扱説明書」の6ページをご覧ください。
ステレオ・ミニ・プラグのヘッド
ホンがつなげます。
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スピーカー(別売)をつなぎます。 [POWER]スイッチをオンにします。
[VOLUME]つまみで音量を上げます。
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詳しくは「取扱説明書」の8ページをご覧ください。
詳しくは「取扱説明書」の8ページをご覧ください。
最初に Lucina AX-09 とスピーカーの音量を最小にします。
次に、Lucina AX-09、スピーカーの順番で電源を入れます。
つまみを少しずつ右に回します。
鍵盤を弾きながら Lucina AX-09
とスピーカーの音量を調節してく
ださい。
オーディオ・ケーブル(別売:PCS シリーズ)
でつなぎます。
スピーカーのケーブルは、図のように
ストラップに引っかけておくと良いで
しょう。
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音を選ぶ
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[1]〜[6]ボタンを押してグループを選びます。
[INC /+][DEC /ー]ボタンを押してバリエーション
を選びます。
鍵盤を弾いてみましょう。選んだトーンの音が鳴ります。
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各トーンについては、「取扱説明書」巻末の『トーン・リスト』をご覧くだ
さい。
[PREVIEW]ボタンを押すと、選んだトーンに最適なフレーズ
Lucina AX-09 がデモ演奏します。
それぞれのグループに 1 24 のバリエーションがあります。ディ
スプレイにバリエーションの番号が表示されます。
[INC /+]ボタンを押すと番号が 1 つ増え、[DEC /ー]ボタン
を押すと 1 つ減ります。
この章では、音の選び方を説明します。
Lucina AX-09 では「音」のことを「トーン」と呼びます。
トーンには「レギュラー・トーン」と「スペシャル・トーン」があります。
レギュラー・トーンとは?
レギュラー・トーンには 6 つのグループがあり、それぞれのグループに 24 個のバ
リエーションがあります。つまり、Lucina AX-09 には 144 種類の「レギュラー
トーン」があるのです。
スペシャル・トーンとは?
Lucina AX-09 用に特別に作り込まれた高品位で表現力豊かな 6 種類のトーンが
「スペシャル・トーン」です。
便利なプレビュー(試聴)
グループ名 説明
1☞SYNTH PAD シンセサイザー/パッド(持続音系シンセ)の音
2☞PIANO KEYBOARD ピアノ/キーボードなどの音
3☞ORGAN ACCORDION オルガン/アコーディオンなどの音
4☞STRINGS CHOIR 弦楽器/コーラス(合唱)などの音
5☞BRASS W☞WINDS 金管楽器/木管楽器などの音
6☞GUITAR BASS ギター/ベースなどの音
トーンとは?
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[SPECIAL☞TONE]ボタンを押してから、
番号[1]〜[6]ボタンを押します。
[WRITE]ボタンを押します。
バンク[A]または[B]ボタンを押してから、
番号[1]〜[6]ボタンを押します。
バンク[A]または[B]ボタンを押してから、
番号[1]〜[6]ボタンを押します。
鍵盤を弾いてみましょう。選んだスペシャル・トーンの音が鳴ります。
選んだバンクと番号にトーンが登録されました。
選んだバンクと番号のトーンが呼び出されます。
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詳しくは「取扱説明書」の9ページをご覧ください。
詳しくは「取扱説明書」の10ページをご覧ください。
お気に入りのトーンを 12 個(A、B バンクに各 6 個)登録できます(スペシャル・トーン
は登録できません)
あらかじめ登録したいトーンを選んでおきます。
お気に入りのトーンを呼び出す
スペシャル・トーン名 説明
1☞SYNTH☞1 ソロ演奏向きのリード・シンセサイザーの音
2☞SYNTH☞2 和音演奏向きのポリ・シンセサイザーの音
3☞SYNTH☞BASS シンセ・ベースの音
4☞VIOLIN バイオリンの音
5☞TROMBONE トロンボーンの音
6☞JAZZ☞SCAT ジャズ・スキャットの音
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[+]ボタンを押すと、鍵域が 1 オクターブ高くなります。
[ー]ボタンを押すと、鍵域が 1 オクターブ低くなります。
[TRANSPOSE]ボタンを押しながら、[+]/[ー]ボタン
を押すと、鍵域が半音単位ずつ高く/低くなります。
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詳しくは「取扱説明書」の11ページをご覧ください。
最大 ±3 オクターブまで設定でき
ます。
元に戻すには[+]ボタンと[ー]
ボタンを同時に押します。
-5 +6 半音まで設定できます。
元に戻すには[TRANSPOSE]ボ
タン、[+]ボタン、[ー]ボタン
を同時に押します。
Lucina AX-09 には音を変化させるコントローラーや D ビームがあります。この章ではそれらの
使い方を説明します。
どんなときに使うの?
鍵域をオクターブ高く/低くする
鍵盤の音域をオクターブ単位で最大 3 オクターブまで上下に移動できます。
半音単位で高く/低くする
半音低く設定するとド(C)の鍵盤を弾くとシ(B)の音が鳴ります。たとえ
ば、演奏する曲のキーが B メジャー(ロ長調)の場合、黒鍵が多くて難しい
ですよね? そんなときは半音低く設定すると、C メジャー(ハ長調)の鍵盤、
つまり白鍵だけで演奏できるようになります。
タッチ・コントローラー
タッチ・コントローラーは指の動きでピッチ(音の高さ)を変化させること
ができます。たとえば、ギターのチョーキング奏法(弦を引っ張った“キュイー
ン”という音)を再現できます。
D ビーム
D ビームのセンサーに手を近付けることで音を変化させることができます。
たとえば、PITCH(ピッチ)を選んだ場合は、鍵盤を弾きながら D ビームに
かざした手を動かすと、音の高さが変化します。
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タッチ・コントローラーに指を触れたまま左右に動かすと、
ピッチ(音の高さ)が変化します。
モジュレーション・バーを押すとビブラート(音を揺らす
効果)がかかります。
ボタンを押して D ビームの効果を選びます。
演奏しながら、D ビームのセンサーに手をかざして、ゆっ
くりと上下させます。
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詳しくは「取扱説明書」の11ページをご覧ください。
詳しくは「取扱説明書」の12ページをご覧ください。
スペシャル・トーンの「VIOLIN」と「TROMBONE」はモジュレーション・バーを押すと
ダイナミクス(抑揚)が変化します。
D ビーム 説明
PITCH 弾いた音のピッチ(音の高さ)が変化します。
FILTER 弾いた音の音質が変化します。
ASSIGNABLE
好きな効果を割り当てることができます。工場出荷時は各トーンで
最適な効果がかかるようになっています。
使
D 使
ボタンを押して点灯させ
ると、下表の効果がかか
ります。
点灯しているボタンをも
う一度押すと、D ビーム
がオフになります。
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と一緒に弾く
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携帯音楽プレーヤーをつなぎます。
携帯音楽プレーヤーを再生して、Lucina☞AX-09 を演奏します。
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あなたの携帯音楽プレーヤーを Lucina AX-09 につないで、お気に入りの曲と一緒に Lucina
AX-09 を弾いてみましょう。
また、オーオ・イル(MP3、WAV、AIFF) USB メモコピ
Lucina AX-09 で鳴らすこともできます。
USB メモリーで再生できるファイルは?
MP3、WAV、AIFF を再生することができます。
再生できるファイルのフォーマットは以下になります。
MP3
フォーマット MPEG-1 audio layer 3
サンプリング周波数 44.1kHz
ビット・レート 32 40 48 56 64 80 96 112
128 160 192 224 256 320kbps、
VBR(Variable Bit Rate)
WAV、AIFF
サンプリング周波数 44.1kHz
ビット数 8 16 24 ビット
EXT IN 端子に、ステレオ・ミニ・ケーブル
(別売)でつなぎます。
音量は携帯音楽プレーヤーで調節してください。
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ボタンが点灯すると
USB メモリーの曲
を再生できるように
なります。
ボタンが点灯すると
再生開始です。
もう一度ボタンを押
すと、一時停止しま
す。
MP3WAVAIFF
USB Lucina AX-09
Lucina AX-09 USB メモリーの中のオーディ
オ・ファイル(MP3、WAV、AIFF)を再生する
ことができます。
あらかじめパソコンのオーディオ・ファイル
USB メモリーのルート階層にコピーして、
Lucina AX-09 USB メモリを挿しておきます。
[AUDIO☞PLAYER]ボタンを押します。
[☞
☞]ボタンを押すと曲が再生されます。
[AUDIO☞PLAYER]ボタンを押しながら[INC /+]
[DEC /ー]ボタンを押すと曲を選択できます。
曲順はファイル名の順(数字、アルファベット大文字、小文字
の順)になります。[AUDIO PLAYER]ボタンを押しながら
[INC /+]ボタンを押すと次の曲に、[DEC /ー]ボタンを押
すと曲の先頭に(曲の先頭の場合は前の曲に)ジャンプします。
曲の再生音量などを設定できます
詳しくは「取扱説明書」の15ページをご覧ください。
詳しくは「取扱説明書」の14ページをご覧ください。
曲の再生音量と、1 曲ごとに停止するか/連続再生するかの設定をするこ
とができます。
MP3、WAV、AIFF
USB ドライブにコピー
USB メモリーを挿す
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