Vaisala PDT101 ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル

Vaisala PDT101は、高性能な微差圧トランスミッターで、ライフサイエンスおよびクリーンルーム用途に最適です。圧力の超過、静電気の帯電、デバイスへの損傷を防ぐために、ESD(静電気放電)保護手順に従ってください。

Vaisala PDT101は、双方向の測定範囲が±60 Paまたは±0.25 in H2Oで、精度が高く、長期安定性に優れています。電源電圧は12~36 VDCまたは24 VACで、出力信号は4~20 mAまたは0~5 VDC(ユーザーが0~10 VDCに選択可能)です。

Vaisala PDT101は、取り付けが簡単で、メンテナンスも容易です。DINレールまたはネジによる壁取り付けが可能です。ゼロ点調整とスパン調整は、前側から操作できます。

Vaisala PDT10

Vaisala PDT101は、高性能な微差圧トランスミッターで、ライフサイエンスおよびクリーンルーム用途に最適です。圧力の超過、静電気の帯電、デバイスへの損傷を防ぐために、ESD(静電気放電)保護手順に従ってください。

Vaisala PDT101は、双方向の測定範囲が±60 Paまたは±0.25 in H2Oで、精度が高く、長期安定性に優れています。電源電圧は12~36 VDCまたは24 VACで、出力信号は4~20 mAまたは0~5 VDC(ユーザーが0~10 VDCに選択可能)です。

Vaisala PDT101は、取り付けが簡単で、メンテナンスも容易です。DINレールまたはネジによる壁取り付けが可能です。ゼロ点調整とスパン調整は、前側から操作できます。

Vaisala PDT10

ヴァイサラ差圧トランスミッター
PDT101
M211284JA-E ____________________________________________________________________________________ 1
You can download the English version from www.vaisala.com/PDT101.
Die deutschsprachige Version kann von www.vaisala.com/PDT101
heruntergeladen werden.
Vous pouvez télécharger la version française sur www.vaisala.com/PDT101.
您可以访问 www.vaisala.com/PDT101 载简体中文翻译
警告
取り付け前にお読みください
ヴァイサラ微差圧トランスミッタ PDT101 は、主にライフサイエ
スおよびクリーンルーム用途向けに設計された高性能機器です
PDT101 は、生命維持装置およびシステムの重要部品として使用する
ことが認められていません。質問や不明点があれば、取り付け前に
ヴァイサラまでお問い合わせください。
圧力の超過
: トランスミッターの定格耐圧能力を超える圧力がかか
ことがあり、トランスミッターに永久的な電気的または機械的損傷が
発生する場合があります。
静電気の帯電
: トランスミッターへの損傷を避けるため、オペレー
ターまたは設置担当者は該当の ESD(静電気放電)保護手順に従っ
ください。
技術仕様
性能
測定範囲(双方向) ±60 Pa または ±0.25 in H
2
O
過圧力 耐圧力
1.0 bar
バースト圧力
1.7 bar
静圧力
1.7 bar
圧力タイプ
差圧、ゲージ圧、真空圧および複合圧
精度
(非直線性、ヒステリシス、再現性、
およびゼロ点
/
スパン校正設定を含む)
0.4 %
スパン
長期安定性
年間
0.5%
スパン以下
応答時間(
1090%
250 ms
ウォームアップタイム
15 s
補償温度範囲
+2
+54 °C
温度依存性
±(
0.065 Pa +
測定値の
0.054 %
/
°
C
または
±(0.00015 inH2O + 測定値の 0.03 %/ °F
(基準
21
°
C
または
70
°
F
取り付け位置誤差
(ゼロ点調整可)
1 %/g
以下(垂直取り付け位置の校正値
を基準とする)
調整(前側より操作)
ゼロ点
±5 %
スパン
スパン
±3 %
スパン
動作環境
動作温度
-18
+70 °C
保管温度
-40
+82 °C
電磁適合性
EN61326-1
イミュニティテスト基本要件
注記
: 80
120 Mhz
の狭帯域周波数を利用して
3 V/m
の電磁界で使用す
る場合、PDT101 の電流出力は(0.4 % の指定した精度で)最 0.8 %
逸脱する可能性があります。
出力と入力
プロセス接続
1/4
インチバーブフィッティング
出力信号
2
4
20 mA
3
0
5 VDC
(ユーザーが
0
10 VDC
に選択可)
動作電圧
2
線出力
4
20 mA
12
36 VDC
3
線出力
0
5 VDC
11.5
36 VDC
または
24 VAC
3
線出力
0
10 VDC
14
36 VDC
または
24 VAC
4
20 mA
時の最大ループ抵抗
(供給電圧
12 V
/0.022 A
以下
供給電流
最大
20 mA
、出力信号
4
20 mA
光によるプロセス診断
LED
ビジュアルインジケータ
電気的接続
欧州タイプの着脱式端子ブロックにより
12
26 AWG
配線
(0.13
3.31 mm
2
)
に対応
機械仕様
媒体(測定ガス)
汚れのない乾燥した空気、非導電ガス
および非腐食性ガス
材料
プロセス接続
真鍮
センサー素子
シリコン、アルミニウム、ガラス
ケース
NEMA
タイプ
1
難燃性
ABS 1
UL94-5VA
に準拠)
取り付け
ねじによる壁取り付け
または
DIN
レールタイプ
EN50022
ハウジング等級
IP40
重量
0.07 kg
取り付け
トランスミッターは EN550022 のレール上、または取り付け穴を利
して M4(#8)または M5(10)を使って取り付けできます。
POWER
HI LO
ø
5
ø
4
37
48
74 84.6
9.4
33.6
Z ERO
SPAN
1
寸法
(mm)
POW E R
HI LO
ゼロ点調整ポテン
ショメーター
スパン調整ポテン
ショメーター
電源 LED
端子ブロック
Z ERO
SPAN
2
PDT101
発信ユニット
クイックガイド _____________________________________________________________________________ PDT101
© Vaisala 2014. All rights reserved. ___________________________________________________________________ 2
セットアップ
トランスミッターには、工場で垂直取り付け位置の校正が行われてい
ます。
水平位置の固定では、最大でスパンの ±1 % のゼロ点ずれが生じる場
合があります、若干のゼロ点ずれは、装置の前および左側にあるゼロ
点調整ポテンショメーターを使って最小限に抑えることができます。
3⁄32 インチまたは 2.5 mm のマイナスまたはプラスドライバーを使用
して、ポテンショメーターを回します。
真のゼロ差圧をかけるには、トランスミッターに付属されている
チューブを使用して、高圧および低圧側接続部をともに空圧的に接続
します。バーブ接続部は外径 1/4 インチ、内径 1/8 インチ に対応して
います。チューブトランスミッターがビルディングコントロールシス
テム (BCS) のチューブに接続されるまでは、チューブを所定位置のま
まにしてください。
電気配線
1. トランスミッター前面の端子ブロックを取り外します。
2. PDT101 にある端子ブロックラベルのマーキングに従ってターミナ
ルを特定し、配線を接続します。
3. 端子ブロックプラグを相手側コネクターにしっかり取り付けます。
電流出力配線 (端子ブロック - )
左側のマイナス (-) 端子および右側のプラス (+) 端子を使用しま
す。使用されていない中央の端子は無視してください。電源のプラス
リード線を PDT101 のプラス端子へ、電源のマイナスリード線を BCS
4 20 mA マイナス入力端子へ接続します。最後に、PDT101 のマイ
ナス (-) 端子を BCS プラス入力へ接続します。
シールドを接地した状態のシールドケーブルの使用が必要です。シー
ルドを変換器に接続しないでください。
+
+
+
BCS
電源
3
電流出力配線
ループ抵抗 (Ω)
電源電圧( V
Vmin = 12V+ [.022A*(R L)]
10% の安全率を含む
RL = RS + RW
R
L = ループ抵抗 (ohms)
RS =
検出抵抗 (ohms)
RW = 配線抵抗 (ohms)
ループ電源電圧 (VDC)
4
負荷限度
電圧出力配線 (端子ブロック - )
左側の端子はコモン(電源および出力マイナス側)、右側の端子は
Vin(電源プラス側)です。中央の端子は Vout(出力信号)です。
シールドを接地した状態のシールドケーブルの使用が必要です。シー
ルドを変換器に接続しないでください。電圧出力配線の最大長さは 30
m です。
+
出力信号
コモン
(
V
-)
V
out
V
in (V+
、電源
)
電源
5
電圧出力配線
PDT101 電圧出力モデルは、0 5 VDC の出力のものを標準品として
提供されています。トランスミッター内のジャンパーを動かすこと
で、ユニットの出力を 0 10 VDC に変更することができます。両
のハウジングタブを同時に押してハウジングを外し、ジャンパーにア
クセスします。下図のとおりジャンパー(橙)を左側に動かし、ハウ
ジングカバーを慎重に取り付けます。作業が終わったら、ユニットの
出力が 0 10 VDC であることを示すフロントラベル上のチェック
ボックスに印を付けます。
ジャンパー(橙)
ハウジングタブ(2
箇所)
0
5 VDC 0 10 VDC
6
電圧出力ジャンパー
日常のメンテナンス
トラブルシューティングや性能確認を行うために、各圧力ポートを互
いに空圧的に接続し、ゼロ点ずれを取り付け時と同じにするよう推奨
します。ゼロ点調整はスパンの校正には影響しません。
スパンの調整は、標準圧力の精度が高く高性能な電気式メーターが利
用できるときにのみ行ってください。
DIN
レールからの取り外し
1. 配線の端子ブロックをトランスミッターから取り外します。
2. 小型のマイナスドライバーを、トランスミッターのケースから若干
下に飛び出している黒のプラスチッククリップに差し込みます。
3. ドライバーのハンドルを上に上げます。するとスプリングクリップ
が下に下がります。
保証
保証についての情報は、ヴァイサラの以下のインターネットページを
ご覧ください。http://www.vaisala.com/warranty
破棄について
ユニットは地域の法令に従って廃棄してください。通常の家庭廃棄物
と一緒に処理しないでください。リサイクル可能な材料はすべてリサ
イクルしてください。
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Vaisala PDT101 ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル

Vaisala PDT101は、高性能な微差圧トランスミッターで、ライフサイエンスおよびクリーンルーム用途に最適です。圧力の超過、静電気の帯電、デバイスへの損傷を防ぐために、ESD(静電気放電)保護手順に従ってください。

Vaisala PDT101は、双方向の測定範囲が±60 Paまたは±0.25 in H2Oで、精度が高く、長期安定性に優れています。電源電圧は12~36 VDCまたは24 VACで、出力信号は4~20 mAまたは0~5 VDC(ユーザーが0~10 VDCに選択可能)です。

Vaisala PDT101は、取り付けが簡単で、メンテナンスも容易です。DINレールまたはネジによる壁取り付けが可能です。ゼロ点調整とスパン調整は、前側から操作できます。

Vaisala PDT10