シリアルポート設定
RDP100 と測定機器は、ヴァイサラ専用プロトコルを使用して RS-485 ライン上で通信
します。RS-485 ラインには RDP100 と互換性のある機器 1 台のみを接続し、他のデ
バイスを接続しないようにしてください。接続する測定機器のシリアルポート設定は以
下のとおりである必要があります。
n 19200 ビット
n データビット 8
n パリティビットなし
n ストップビット 1
この設定は、機器すべての工場初期設定です。ただし、シリアルポート設定を変更し
ている場合は、RDP100 が機器のデータを読み取る前に、設定を 19200-8-N-1 に戻
す必要があります。
測定機器のシリアルポートの動作モード(STOP モードなど)、アドレス、測定メッセー
ジ書式に関する要件はありません。
電源と配線に関する考慮事項
RDP100 には、安定化された 12 ~ 28 VDC 電源電圧が必要です。配線を簡単にし、
接地ループを避けるために、1 つの電源のみを使用して RDP100 と測定機器の両方
に電力供給します。推奨される配線の配置は、接続する機器によって以下のとおり異
なります。
n HMDW110 シリーズ変換器は、動作電力を RDP100 に供給するように設計されて
います。配線手順については、「25 ページの 「HMDW110 と RDP100 の配線」」
を参照してください。
n 他の機器は、RDP100 を介して電力供給する必要があります。配線手順について
は、「23 ページの 「配線」」を参照してください。
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