Contec DAQ-EC-DIO リファレンスガイド

タイプ
リファレンスガイド

Contec DAQ-EC-DIO は、工場でデータを収集、保存、転送するのに役立つ産業用データ収集システムです。 丈夫な金属ケースに収められ、過酷な環境で使用できる堅牢な作りになっています。また、拡張性に優れ、追加のモジュールを追加して、より多くのデータを収集したり、異なるタイプのセンサーを使用したりすることができます。

DAQ-EC-DIO には、アナログ入力、デジタル入力、アナログ出力、デジタル出力の 4 つの主要なタイプのチャンネルがあります。 アナログ入力チャンネルは、電圧や電流などのアナログ信号を測定するために使用され、デジタル入力チャンネルは、スイッチやセンサーなどのデジタル信号を測定するために使用されます。 アナログ出力チャンネルは、バルブやモーターなどのアナログ機器を制御するために使用され、デジタル出力チャンネルは、リレーやソレノイドなどのデジタル機器を制御するために使用されます。

DAQ-EC-DIO は、製造ライン

Contec DAQ-EC-DIO は、工場でデータを収集、保存、転送するのに役立つ産業用データ収集システムです。 丈夫な金属ケースに収められ、過酷な環境で使用できる堅牢な作りになっています。また、拡張性に優れ、追加のモジュールを追加して、より多くのデータを収集したり、異なるタイプのセンサーを使用したりすることができます。

DAQ-EC-DIO には、アナログ入力、デジタル入力、アナログ出力、デジタル出力の 4 つの主要なタイプのチャンネルがあります。 アナログ入力チャンネルは、電圧や電流などのアナログ信号を測定するために使用され、デジタル入力チャンネルは、スイッチやセンサーなどのデジタル信号を測定するために使用されます。 アナログ出力チャンネルは、バルブやモーターなどのアナログ機器を制御するために使用され、デジタル出力チャンネルは、リレーやソレノイドなどのデジタル機器を制御するために使用されます。

DAQ-EC-DIO は、製造ライン

リファレンスマニュアル
目次
CONTEC
データコレクタ
for
デジタル入出力
概要 ................................................... 3
ソフトウェアについて ............................ 9
付録 ................................................. 19
各種サービス・お問い合わせ ................. 26
2
目次
概要 .................................................................. 3
1. 製品概要 ...................................................................................................................4
1. Edgecrossについて ................................................................................................4
2. CONTEC データコレクタ for デジタル入出力」について ............................................4
2. データコレクタ仕様 .....................................................................................................5
1. 共通仕様 ...............................................................................................................5
2. デバイス別対応機能 ................................................................................................6
3. デジタルフィルタ機能 .............................................................................................7
3. 機能 .........................................................................................................................8
1. 収集機能 ...............................................................................................................8
2. リード機能 ............................................................................................................8
3. ライト機能 ............................................................................................................8
ソフトウェアについて ........................................... 9
1. ドライバについて ...................................................................................................... 10
1. デバイスドライバのインストール ............................................................................. 10
2. データコレクタのインストール ................................................................................ 10
3. アンインストール ................................................................................................. 10
2. データコレクタについて ............................................................................................. 11
1. パラメータの設定 ................................................................................................. 11
2. エラー処理 .......................................................................................................... 13
3. エラーコード [データコレクタ編] ............................................................................ 14
4. エラーコード [ドライバ編] .................................................................................... 15
付録 ................................................................ 19
1. 用語集 .................................................................................................................... 20
2. お問い合わせについて ................................................................................................ 22
3. オープンソースソフトウェアについて ............................................................................ 23
1. RapidJSON ......................................................................................................... 23
2. msinttypes ......................................................................................................... 25
各種サービス・お問い合わせ ................................. 26
1. 各種サービス ........................................................................................................... 27
2. お問い合わせ ........................................................................................................... 28
3
概要
本製品の概要および仕様について説明しています。本製品
をご使用になる前に、必ずお読みください
概要
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
4
1. 製品概要
1. Edgecrossについて
Edgecrossは、製造現場のIoTを推進する企産業の枠を超えた標準的でオープンなプラットフォー
です。FAITシステムとの間のエッジコンピューティング領域をつなぎ、ハードウェアに依存しないシーム
レスな連携が可能になります。
2017の「Edgecrossコンソーシアム」設立以来エッジアプリケーションの領域では、稼働監視・予防
保全・データ分析ソフトウェアや対応産業用コンピュータが発表され、適用アプリケーションが広がってい
ます。一方、FA現場の領域ではOPC UAなどの産業ネットワークからのデータ収集は可能になっているもの
の、産業ネットワークに対応していないセンサーやスイッチ回路を直接つなぐことができる機器や対応ソフ
トウェアが少なくデータ収集することが困難でした。
ソフトウェアCONTECデータコレクタ」により、当社の豊富な計測制御モートI/O機器をEdgecross
のプラットフォームで活用することが可能となり、産業ネットワークに対応していないセンサーやスイッチ
回路からデータ収集することができます。Edgecrossプラットフォームの活用範囲を広げ、製造業のみなら
ずさまざまな産業の発展に貢献します。
2. CONTEC データコレクタ for デジタル入出
力」について
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力」Edgecross(ッジクロス)基本ソフトウェアのプラッ
トフォームと当社のデジタル入出力用計測制御・リモートI/O機器とのデータ連携を実現するソフトウェ
です。
本データコレクタを使用することにより、対応デジタル入出力デバイスに対して収集機能、リード機能、ラ
イト機能が使用できます。
概要
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
5
2. データコレクタ仕様
1. 共通仕様
項目
仕様
対応言語
英語
収集機能
収集間隔
100msec - 900msec
1sec - 3600sec
データ型
BOOL UINT
リード機能
収集間隔
100msec - 900msec
1sec - 3600sec
データ型
BOOL UINT
ライト機能
収集間隔
100msec - 900msec
1sec - 3600sec
データ型
BOOL UINT
サポートデバイス
CPS-BXC200
+
対応I/Oモジュール
CPS-DI-16L
CPS-DI-16RL
CPS-DIO-0808BL
CPS-DIO-0808L
CPS-DIO-0808RL
CPS-DO-16L
CPS-DO-16RL
CPS-RRY-4PCC
CPSN-MCB271-S1-041
CPSN-MCB271-1-041
+
対応I/Oモジュール
CPSN-DI-08BL
CPSN-DI-08L
CPSN-DI-16BCL
CPSN-DO-08BL
CPSN-DO-08BRL
CPSN-DO-08L
CPSN-DO-08RL
概要
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
6
2. デバイス別対応機能
デバイス
リード機能
ライト機能
CPS-DI-16L
×
CPS-DI-16RL
×
CPS-DIO-0808BL
CPS-DIO-0808L
CPS-DIO-0808RL
CPS-DO-16L
×
CPS-DO-16RL
×
CPS-RRY-4PCC
×
CPSN-DI-08BL
×
CPSN-DI-08L
×
CPSN-DI-16BCL
×
CPSN-DO-08BL
×
CPSN-DO-08BRL
×
CPSN-DO-08L
×
CPSN-DO-08RL
×
概要
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
7
3. デジタルフィルタ機能
デジタルフィルタの設定値と設定時間との関係を示します。
デバイス
設定値
設定時間
CPS-DIO-0808L
CPS-DIO-0808BL
CPS-DIO-0808RL
CPS-DI-16L
CPS-DI-16RL
0
デジタルフィルタ未使用
1
0.25
sec]
2
0.5
sec]
3
1
sec]
4
2
[μsec]
5
4
sec]
6
8
sec]
7
16
sec]
8
32
sec]
9
64
sec]
10
128
sec]
11
256
sec]
12
512
sec]
13
1024
sec]
14
2.048
[msec]
15
4.096
[msec]
16
8.192
[msec]
17
16.384
[msec]
18
32.768
[msec]
19
65.536
[msec]
20
131.072
[msec]
CPSN-DI-08L
CPSN-DI-08BL
0
デジタルフィルタ未使用
1
デジタルフィルタ使用
CPSN-DI-16BCL
0
デジタルフィルタ未使用
4 - 1000
設定値
[msec]
概要
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
8
3. 機能
1. 収集機能
デバイスの指定ポートまたは、ビットから設定した時間間隔で入力を行います。1
アクセス単位は、ビット、バイトから選択できます。
デジタルフィルタ機能を設定できます。※2
2. リード機能
Edgecross基本ソフトウェアから要求されたタイミングでデバイスの指定ポートまたは、ビットから入力を
行います。
アクセス単位は、ビット、バイトから選択できます。
デジタルフィルタ機能を使用できます。※2
3. ライト機能
Edgecross基本ソフトウェアから要求されたタイミングでデバイスの指定ポートまたは、ビットから指定デ
ータの出力を行います。※3
アクセス単位は、ビット、バイトから選択できます。
1 デバイスに入力機能が必要です
2 デバイスにデジタルフィルタ機能が必要です
3 デバイスに出力機能が必要です
9
ソフトウェアについ
デバイスドライバ、データコレクタソフトの設定について
説明しています。
ソフトウェアについて
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
10
1. ドライバについて
1. デバイスドライバのインストール
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力」を使用する前に、デジタル入力デバイス用のデバイス
ドライバをインストールする必要があります。すでにデバイスドライバがインストールされており、使用可
能な状態となっている場合は、次の項目へお進みください。
デバイスドライバのダウンロー
以下のURLからデバイスドライバをダウンロードしてください
1 https://www.contec.com/jp/download/list/driver-software/apipac/ にアクセスします。
API-DIO(WDM)の「実行環境(ランタイムのみ)」をダウンロードしてください
2 ダウンロードしたファイルを適当な場所へ展開します。
3 デバイスドライバのインストール方法につきましては、各デバイスのリファレンスマニュアルをご参照
ください。
2. データコレクタのインストール
1 ダウンロードしたデータコレクタのパッケージを適当な場所へ展開します。
2 展開した以下のファイルを実行します。
\Installer\DIO\setup.exe
3 表示に従い、インストールを行ってください。
インストールが完了するとスタートメニューに「CONTEC Data Collector」が追加され、フォルダ内
に本リファレンスマニュアルが格納されます。
3. アンインストール
「コントロールパネル」の「プログラムと機能」から「CONTEC Data Collector for Digtal I/Oを選択し
てアンインストールしてください。
ソフトウェアについて
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
11
2. データコレクタについて
データコレクタの設定について示します。
1. パラメータの設定
通信パラメータ
本データコレクタで使用するデバイスの選択と設定を行います。
設定
説明
Device Name
ドライバで設定されているデバイス名の一覧から使用したいデバイスを選択します。
Digital Filter
デジタルフィルタの設定値を指定します。
使用できないデバイスの場合は、入力できません。
収集パラメータ
データ収集する間隔を設定します。
ソフトウェアについて
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
12
ロケーションパラメータ
選択したデバイスにて実際に入出力する対象を設定します。
設定
説明
I/O Direction
入出力方向をInput または、Outputから選択します。
使用している機能、デバイスによりどちらかしか使用できない場合は、設定値が固定されます。
Access Unit
入出力の単位をBitまたは、Byteから選択します。
Target
入出力を行う対象を選択する項目です。
Access Unit Bitの場合は、論理ビット番号、Byteの場合は論理ポート番号を選択します。
論理ビット、論理ポートについては 『用語集(P20) 参照ください。
ソフトウェアについて
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
13
2. エラー処理
エラーコードに関する補足
デバイスドライバにてエラーが発生した場合は、詳細情報として [Driver API name] [Driver API error]
の項目が表示され、それぞれエラーが発生したデバイスドライバAPI名とエラーコードとその説明が表示
されます。
表示内容例
1 概要
Connection Processing error
2 イベントコード
2200
3 詳細情報
[Process Flow information]
Source function :Data Collection Process Flow type :Data logging flow Data logging/diagnosis flow
No. :1 Process No. :1 Target device setting No. :1
[Driver API name]
DioInit()
[Driver API error]
10000: The devicename which wasnt registered by a device manager was specified
4 原因
An error occurred in the driver.
ソフトウェアについて
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
14
3. エラーコード [データコレクタ編]
エラーコードエラー [Hex]
内容 (概要/原因)
1001
Driver initialization error
Read data No. is incorrect.
1002
Collection data No. error
Collection data No. is incorrect.
1003
Read data No. error
Read data No. is incorrect.
1004
Write data No. error
Write data No. is incorrect.
1005
Collection parameter error
Collection parameter is incorrect.
1006
Connection status notification error
Connection status notification failed.
1007
Event notification function registration error
Error occurred in communication driver.
1008
Communication parameter acquisition failure
Failed to get the communication parameter.
1009
Data parameter acquisition failure
Failed to get the data parameter.
1300
Collection processing error
Parameter is incorrect.
1400
Read processing error
Parameter is incorrect.
1500
Write processing error
Parameter is incorrect.
2200
Connection processing error
An error occurred in the driver.
2300
Disconnection processing error
An error occurred in the driver.
2400
Collection processing error
An error occurred in the driver.
2500
Read processing error
An error occurred in the driver.
2600
Write processing error
An error occurred in the driver.
ソフトウェアについて
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
15
4. エラーコード [ドライバ編]
[Dec]
内容
0
正常終了
1
リソースの取得に失敗しました。
使用するデバイスがデバイスマネージャーに正常に登録されているかを確認してください。
2
割り込みルーチンの登録に失敗しました。
IRQが他のデバイスと重複していないかを確認してください。
3
メモリの割り当てに失敗しました。
このエラーは殆ど発生しません。もし発生した場合は、メモリを増設してみてください。
4
レジストリのアクセスに失敗しました。
プロパティページでの設定ができているか、確認してください。
それでもこのエラーが発生する場合、デバイスのインストールをやり直してください。
7
スタンバイモードから復帰したため、DioResetDevice関数を実行してください
8
Cdio.sysファイルが見つからないため初期化できません
9
Cdio.dllファイルのバージョン情報が取得できないため初期化できません
10
Cdio.sysファイルのバージョン情報が取得できないため初期化できません
11
Cdio.dllCdio.sysのバージョン情報が一致しないため初期化できません
10000
デバイスマネージャーに登録されていないデバイス名が指定されました。
プロパティページの設定を確認してください。
10001
無効なIDが指定されました。
初期化関数が正常に終了しているかを確認してください。
また、IDを格納する変数のスコープを確認してください。
10002
ドライバを呼び出せません(デバイスI/Oコントロールに失敗)
初期化関数が正常に終了しているかを確認してください。
また、IDを格納する変数のスコープを確認してください。
10003
ファイルの作成に失敗しました(CreateFile失敗)
デバイスドライバが正常に起動しているかどうかを、デバイスマネージャーで確認してください。
正常に起動していない場合、デバイスを削除して、デバイスのインストールをやり直してください。
10004
ファイルのクローズに失敗しました(CloseFile失敗)
初期化されていないデバイスに対して終了処理を実行した可能性があります。このエラーは無視して
も構いません。
10005
スレッドの作成に失敗しました(CreateThread失敗)
このエラーは殆ど発生しません。もし発生した場合、アプリケーションで起動しているスレッド数を
確認してください。
10050
指定したデバイス名称が見つかりません。スペルを確認してください。
アプリケーションで使用しているデバイス名と、デバイスマネージャーで設定されているデバイス名
を確認してください。
10051
利用可能なデバイスが見つかりません。
デバイスが、デバイスマネージャーに登録されているかを確認してください。
10052
指定したデバイス情報タイプが範囲外です。
情報取得関数でのエラーです。パラメータを確認してください。
10100
データバッファアドレスが不正です。
バッファのアドレスがNULL(0)です。アプリケーションのソースコードを確認してください。
10200
ウィンドウハンドルが指定可能範囲外です。
メッセージ通知関数でのエラーです。関数が実行された段階で、ウィンドウハンドルが有効になって
いない可能性があります。関数の呼び出しタイミングを調節してください。
10300
トリガ種類が指定範囲外です。
トリガ関数のパラメータエラーです。定義値を使用してください。
ソフトウェアについて
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
16
[Dec]
内容
20000
メモリの確保に失敗しました。このエラーは殆ど発生しません。もし発生した場合は、メモリを増設
してみてください。
20001
このデバイスではこの関数は使用できません。
入力ポートのないデバイスに対する入力関数の実行、および出力ポートのないデバイスに対する出力
関数、エコーバック関数の実行でもこのエラーが発生します。
20002
デバイスが動作中のため実行できません。
バックグラウンドでデバイスに対するアクセスが行なわれているときに、フォアグラウンドの処理が
実行できない場合のエラーです。
20003
他のプロセスがデバイスを使用しているため、実行できません。
複数プロセスでの使用における制限事項を確認してください。
USBデバイスでは、トリガ関数の実行は、1プロセスのみから実行可能です。
複数のプロセスから同一のデバイスに対して、トリガ関数を使用することはできません。
20004
プロセス情報が見つかりません。
20020
エンドポイントから受け取った最後のデータパケットにCRCエラーが存在しています。
20021
エンドポイントから受け取った最後のデータパケットにビット詰め違反のエラーが存在しています。
20022
エンドポイントから受け取った最後のデータパケットに期待した値にマッチしないデータトグルパケ
ット
20023
エンドポイントがSTALLパケット識別子を返しました。
20024
デバイスがトークン(IN)に応答していないかハンドシェイクをサポートしていません。
20025
デバイスがトークン(IN)に応答していないかハンドシェイクをサポートしていません。
20026
受け取ったパケット識別子が無効か未定義です。
20027
エンドポイントから戻されたデータの量が許容されたデータパケットの最大長あるいはバッファの残
量を超えています。
20028
エンドポイントから戻されたデータの量が期待したデータのサイズに足りません。
20029
IN転送において指定されたバッファが小さすぎてデバイスから受け取ったデータをすべて格納する
ことができません。
20030
OUT転送において指定されたバッファにはデバイスに送出するための十分なデータが格納されてい
ません。
20031
エンドポイントがSTALL状態のため転送に失敗しました。
20032
情報取得でデバイスの情報が見つかりませんでした。
20100
ポート番号が指定可能範囲を超えています。
デバイスの入出力ポート数とプログラムで使用しているパラメータを確認してください。
20101
ポート数が指定可能範囲を超えています。
入出力可能な最大ポート数は、256です。
20102
ビット番号が指定可能範囲を超えています。
デバイスの入出力ビット数とプログラムで使用しているパラメータを確認してください。
20103
ビット数が指定可能範囲を超えています。
入出力可能な最大ビット数は、256です。
20104
ビットデータが01以外です。
ビット出力でのエラーです。プログラムで使用しているパラメータを確認してください。
20105
チャネル番号が指定可能範囲外です。
20106
チャネル数が指定可能範囲外です。
20200
割り込みビットが指定可能範囲外です。
USBデバイスでは、割り込みとして使用できるのは、1モジュールの中の最初の4ビットのみです。
20201
割り込み論理が指定可能範囲外です。
割り込み論理は、立ち上がりもしくは立下りです。定義値を使用してください。
20300
タイマ値が指定範囲外です。
ソフトウェアについて
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
17
[Dec]
内容
20400
デジタルフィルタ設定値が指定範囲外です。
20500
入出力切り替え機能設定値が指定範囲外です。
20600
8255チップ番号が指定可能範囲外です。
20700
カウントエッジ設定が指定可能範囲外です。
20800
比較レジスタ番号が指定可能範囲外です。
20801
比較レジスタ値が指定可能範囲外です。
20810
カウント値が指定可能範囲外です。
21000
使用できる信号の範囲外です。
21001
使用できるスタート条件の範囲外です。
21002 クロック条件が設定範囲外です。
21003
クロック値が設定範囲外です。
21004
クロック値単位が設定範囲外です。
21005
ストップ条件が設定範囲外です。
21006
停止個数が設定範囲外です。
21007
リセット内容が設定範囲外です。
21008
データ個数が設定範囲外です。
21009 バッファ繰り返し使用設定が設定範囲外です。
21010
データ転送個数が設定範囲外です。
21100
バッファが大きすぎて確保できませんでした。
バッファが大きすぎてボードに設定できません。バッファサイズを小さくしてください。
21101
メモリがロックできませんでした。
実装メモリを増やすか、バッファサイズを小さくして実行してください。
21102 パラメータエラー
関数パラメータのいずれかが、指定可能な範囲を超えています。パラメータの値を確認してくださ
い。
21103
実行手順エラー
関数の実行手順が間違っています。バッファがセットされていない状態でバスマスタ転送を開始しよ
うとした場合、バスマスタ転送中に、バッファをセットしようとした場合、もしくは、バスマスタ転
送中に汎用入出力機能を呼び出した場合に発生します。サンプルを参考にして、プログラムを見直し
てください。
22000
アクセスエラー
未サポートデバイスを初期化しようとした場合に発生します。
22001
アクセス権エラー
使用できない機能を使用しようとしています。
ファームウェアや対象デバイスが正しいかご確認ください。
22002
領域エラー
使用できない機能を使用しようとしています。
ファームウェアや対象デバイスが正しいかご確認ください。
22003
アクセスサイズエラー
使用できない機能を使用しようとしています。
ファームウェアや対象デバイスが正しいかご確認ください。
ソフトウェアについて
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
18
[Dec]
内容
22004
パラメータエラー
使用できない機能を使用しようとしています。
ファームウェアや対象デバイスが正しいかご確認ください。
22005
レングスエラー
使用できない機能を使用しようとしています。
ファームウェアや対象デバイスが正しいかご確認ください。
22006
リソース不足エラー
使用できない機能を使用しようとしています。
ファームウェアや対象デバイスが正しいかご確認ください。
22016
通信タイムアウト
通信でタイムアウトが発生しました。
通信設定や通信環境の確認を行ってください。
22017
ハンドルエラー
Initに失敗している可能性があります。
一度Exitを行ってからInitを行ってください。
22018
クローズエラー
クローズ処理に失敗しました。
22064
無線通信タイムアウト
ワイヤレスI/O製品専用のエラーになります。
19
付録
本書で示している用語、ソフトウェアやお問い合わせにつ
いての補足説明をしています。
付録
CONTEC データコレクタ for デジタル入出力 リファレンスマニュアル
20
1. 用語集
論理ポート
デバイスの入出力に使用するI/Oポートの配置は、デバイス毎に異なります
)物理ポート
PIO-32/32L(PCI)H: 入力:+0ポート - +3ポート、 出力:+4ポート - +7ポート
PIO-64/64L(PCI)H: 入力:+0ポート - +7ポート、 出力:+8ポート - +15ポート
論理ポートは、これらのデバイス毎に異なる物理ポートの配置を気にせずにプログラミングできるように、
入力/出力ともに0ポートから始まる番号に振り直したものです。
入出力を行う場合、この論理ポートを使用します
上記例を論理ポートに直すと以下のようになります。
)論理ポート
PIO-32/32L(PCI)H: 入力:0ポート - 3ート、 出力:0ポート - 3ポート
PIO-64/64L(PCI)H: 入力:0ポート - 7ポート、 出力:0ポート - 7ポート
論理ビット
デバイスの入出力に使用するI/Oビットの表記は、デバイス毎に異なります
)ビット表記
PIO-32/32L(PCI)H: 入力:I00 - I37 出力:O40 - O77
PIO-64/64L(PCI)H: 入力:I00 - I77 出力:O80 - OF7
論理ビットは、これらのデバイス毎に異なるビットの配置を気にせずにプログラミングできるように、入力
/出力ともに0ビットから始まる番号に振り直したものです。
入出力を行う場合、この論理ビットを使用します
上記例を論理ビットに直すと以下のようになります。
)論理ビット
PIO-32/32L(PCI)H: 入力:0 - 31 出力:0 - 31
PIO-64/64L(PCI)H: 入力:0 - 63 出力:0 - 63
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Contec DAQ-EC-DIO リファレンスガイド

タイプ
リファレンスガイド

Contec DAQ-EC-DIO は、工場でデータを収集、保存、転送するのに役立つ産業用データ収集システムです。 丈夫な金属ケースに収められ、過酷な環境で使用できる堅牢な作りになっています。また、拡張性に優れ、追加のモジュールを追加して、より多くのデータを収集したり、異なるタイプのセンサーを使用したりすることができます。

DAQ-EC-DIO には、アナログ入力、デジタル入力、アナログ出力、デジタル出力の 4 つの主要なタイプのチャンネルがあります。 アナログ入力チャンネルは、電圧や電流などのアナログ信号を測定するために使用され、デジタル入力チャンネルは、スイッチやセンサーなどのデジタル信号を測定するために使用されます。 アナログ出力チャンネルは、バルブやモーターなどのアナログ機器を制御するために使用され、デジタル出力チャンネルは、リレーやソレノイドなどのデジタル機器を制御するために使用されます。

DAQ-EC-DIO は、製造ライン