Dell Current Version クイックスタートガイド

ブランド: Dell

モデル: Current Version

タイプ: クイックスタートガイド

Dell Current Version：最先端のビジネスに不可欠なPowerEdgeサーバー

Dell Current Versionは、最先端のビジネスに必要な機能を備えたパワフルなサーバーです。最新のプロセッサーとメモリを搭載し、仮想化やクラウドコンピューティング、ビッグデータ分析、機械学習など、幅広いワークロードに対応することができます。また、高度なセキュリティ機能も備えており、企業の重要なデータを保護します。

たとえば、PowerEdge R750xaは、最大4基の最新世代インテル® Xeon®プロセッサーを搭載可能で、最大12TBのDDR5メモリをサポートします。また、最大16個の2.5インチドライブを内蔵可能なため、大容量のストレージにも対応します。ネットワークは、最大100GbEのインターフェイスをサポートしており、高速なデータ転送が可能です。

PowerEdge R750は、仮想化やクラウドコンピューティングに

Dell Current Version：最先端のビジネスに不可欠なPowerEdgeサーバー

PowerEdge R750は、仮想化やクラウドコンピューティングに

OpenManage Management Pack for vRealize

Operations Manager バージョン 1.1

インストールガイド

December 2020

Rev. A00

メモ、注意、警告

メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。

注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。

警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。

社の商標です。その他の商標は、それぞれの所有者の商標である場合があります。

章 1: はじめに..................................................................................................................................4

前提条件.................................................................................................................................................................................4

vROPS サポートマトリクス...............................................................................................................................................4

章 2: OMIVV の設定......................................................................................................................... 5

章 3: OpenManage Management Pack for vRealize Operations Manager バージョン 1.1 のインストー

ルまたはアップグレード................................................................................................................ 6

OMIVV インスタンスの追加..............................................................................................................................................6

OMIVV インスタンスの削除.............................................................................................................................................. 7

章 4: トラブルシューティング............................................................................................................9

目次 3

はじめに

vRealize Operations Manager 用 Openmanage Management Pack を使用すると、VMware vCenter 用 OpenManage Integration

（OMIVV）4.0 以降で管理する Dell EMC PowerEdge サーバおよびシャーシの正常性状態を監視し、重要なメトリクスを分析できま

す。

トピック：

• 前提条件

• vROPS サポートマトリクス

前提条件

以下は、vRealize Operations Manager 用の OpenManage Management Pack をインストールするための要件です。

● VMware vRealize Operations Manager（vROPS）バージョン 6.5 以降がインストールされていることを確認します。

● vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack は、OMIVV をインストールする必要があります。

● Dell EMC ホストを管理するための OMIVV ライセンスを持っていることを確認します。OMIVV ライセンスについては、

OpenManage Integration for VMware vCenter Quick Installation Guide for vSphere Web Client を参照してください。

● 500 台を超えるサーバを管理する場合は、vROPS 構成が特大（6.5 以上）に設定されていることを確認します。

● Dell EMC 管理パックを使用してホストを管理するには、ホストが Dell EMC OMIVV 接続プロファイルの一部であることを確認

します。

● 第 12 世代および第 13 世代 PowerEdge サーバの正確な管理と監視を行うには、iDRAC 2.40.40.40 以降のファームウェアバージョ

ンを使用することをお勧めします。

● 第 14 世代 PowerEdge サーバの正確な管理と監視を行うには、iDRAC 3.00.00.00 以降のファームウェアバージョンを使用するこ

とをお勧めします。

vROPS サポートマトリクス

vROPS Stratus OMIVV PowerEdge サーバ世代

6.3

1.1

4.0 12,13

6.4

6.5 4.1 12,13,14

6.6

4 はじめに

OMIVV の設定

vROPS を設定するには、OMIVV で拡張モニタリングのサポートを有効にする必要があります。

拡張モニタリングのサポートを有効にするには、次の手順を実行します。

1. OMIVV 管理コンソールを起動するには、Web ブラウザーを起動し、https:\\<Appliance IP>または<Appliance Hostname>と入

力します。

2. パスワードをログインフィールドに入力します。

3. 左ペインで、アプライアンス管理をクリックして、拡張モニタリングセクションまでスクロールダウンします。

4. 拡張モニタリングセクションで、編集をクリックし、次に有効または無効をクリックして拡張モニタリングのサポートを有

効または無効にします。拡張モニタリングのサポートはデフォルトで無効に設定されています。

OMIVV の設定 5

OpenManage Management Pack for vRealize

Operations Manager バージョン 1.1 のインスト

ールまたはアップグレード

OpenManage Management Pack for vRealize Operations Manager バージョン 1.1 をインストールまたはアップグレードするには、次の

手順を実行します。

1. Dell.com/Support/Home に移動します。

2. すべての製品から選択セクションで、ソフトウェアとセキュリティをクリックします。

3. ソフトウェアとセキュリティグループボックスで、仮想化ソリューションをクリックします。

4. 製品をダウンロードするには、必要な製品バージョンをクリックします。

製品サポートページが表示されます。

5. リリースノートと OpenManage Management Pack .pak ファイルで構成される自己解凍型の .exe ファイルをサポートサイトか

らダウンロードします。

6. .exe ファイルを解凍します。

7. vRealize Operations Manager コンソールを https://<IP または Hostname または FQDN> として開きます。

8. vRealize Operations Manager の左ペインで、管理 > ソリューションをクリックします。

9. ソリューションタブで、

をクリックします。

ソリューションの追加ページが表示されます。

10. .pak ファイルの場所に移動するには、参照をクリックします。

11. OpenManageAdapter .pak ファイルを選択します。

12. アップロードをクリックします。

13. 続行するには、次へをクリックします。

Dell エンドユーザーライセンス契約（EULA）が表示されます。

14. 契約条件に同意するを選択し、次へをクリックします。

15. 終了をクリックします。

これで、OpenManage Management Pack for vRealize Operations Manager が、vRealize Operations Manager のソリューシ

ョンタブに表示されます。

メモ: 管理パックのインストールが完了するまで、ソリューション UI がしばらくの間（約 1 分ほど）フリーズすることがあ

ります。

メモ: ソリューションの詳細タブで OpenManage Management Pack for vRealize Operations Manager をバージョン 1.0 から

1.1 にアップグレードする場合は、アダプターのインスタンスごとに収集の停止 > 収集の開始をクリックする必要がありま

す。

メモ: インストールまたはアップグレードした後、Dell のダッシュボードおよび Dell のカスタムアイコンを表示するために

は、OpenManage Management Pack for vRealize Operations Manager に再度ログインする必要があります。

トピック：

• OMIVV インスタンスの追加

• OMIVV インスタンスの削除

OMIVV インスタンスの追加

ホスト名、または FQDN あるいは IP アドレスのいずれかと OMIVV と vROPS の適切なログイン資格情報を入力して、アダプタイ

ンスタンスを追加していることを確認します。

6 OpenManage Management Pack for vRealize Operations Manager バージョン 1.1 のインストールまたはアップグレード

アダプタインスタンスを追加するには、次の手順を実行します。

1. ブラウザで、vRealize Operations Manager ユーザーインタフェースを起動します。

2. 管理者としてログインします。

3. 管理→ソリューションをクリックします。

ソリューションの管理画面が表示されます。

4. OpenManage Management Pack for vRealize Operations Manager を選択して、設定をクリックします。

5. ソリューションの管理 — OpenManage vRealize Operations Management Pack 画面で、次の手順を実行します。

a. インスタンス設定：

i. 説明フィールドに、説明を入力します。

b. 基本設定：

i. ホスト名、または OMIVV インスタンスの FQDN、あるいは IP アドレスを入力します。

ii. ログイン資格情報を追加するには、

をクリックします。

iii. OMIVV で認証するための適切な管理者（デフォルトユーザー名）の資格情報を入力し、vROPS で認証するための管理者

権限を持っていることを確認します。

iv. OK をクリックします。

v. 入力した設定を検証するには、テスト接続をクリックします。

メモ:

拡張モニタリングが有効になっているか確認します。有効でない場合は、次のようなエラーメッセージが表示され

ます：ターゲットシステムへの有効な接続を確立できません。拡張モニタリングは無効です。OMIVV 管理者ポータ

ルで拡張モニタリングを有効にしてください。詳細については、「OMIVV による設定」を参照してください。

c. 詳細設定：

i. 詳細設定を展開し、リストから collector を選択します。

ii. この値を True に設定し、自動検出を使用することをお勧めしています。

iii. 設定の保存をクリックします。

iv. 閉じるをクリックします。

OpenManage Management Pack for vRealize Operations Manager が OMIVV サーバーインスタンスからデータの収集を開始し

ます。

メモ:

OMIVV インスタンスを追加すると、サーバとシャーシ用のデータとアラートが 3 回のデータ収集サイクル後に投入されま

す。デフォルトではデータ収集サイクルは 5 分ごとに実行されます。

メモ:

物理サーバと ESXi ホストの間の関係を築くためには、vROPS の資格情報が必要です。

メモ:

vROPS の無効な資格情報を入力すると、次のようなエラーメッセージが表示されます：ターゲットシステムへの有効な接

続を確立できません。vROPS 資格情報が正しいか確認してください。

6. ホームページに移動して、ダッシュボードリストドロップダウンメニューから OpenManage のダッシュボードを選択します。

OpenManage のダッシュボードが表示されます。

メモ:

OMIVV の IP が変更されている場合は、ソリューションの管理ウィザードで IP をアップデートします。

メモ:

既存の OMIVV インスタンスを別の OMIVV と交換する場合は、既存の OMIVV インスタンスを削除して新しい OMIVV イン

スタンスで設定します。

OMIVV インスタンスの削除

1. ブラウザで、vRealize Operations Manager ユーザーインタフェースを開きます。

2. 管理者としてログインします。

3. 管理→ソリューションをクリックします。

OpenManage Management Pack for vRealize Operations Manager バージョン 1.1 のインストールまたはアップグレード 7

ソリューションの管理画面が表示されます。

4. Management Pack ソリューションをクリックします。

5. OpenManage vRealize Operations Management Pack を選択し、設定をクリックします。

アダプタインスタンスのリストが表示されます。

メモ: すべてのアラートをクリアしてから、OMIVV アダプタインスタンスを削除してください。

6. 必要なインスタンスを選択し、削除をクリックします。

メモ:

インスタンスの削除後に OMIVV で拡張モニタリングを無効にできます。

メモ: OMIVV で管理されるサーバとシャーシの数によっては、削除に数分かかることがあります。

8 OpenManage Management Pack for vRealize Operations Manager バージョン 1.1 のインストールまたはアップグレード

トラブルシューティング

● vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack バージョン 1.1 にアップグレードしてから、HDD リソースのメト

リクスが表示されません。

— vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack バージョン 1.1 にアップグレードした後で、正しい HDD メトリ

ックを反映するには、アダプタインスタンスの収集を停止してから収集を開始する必要があります。複数インスタンスの場

合は、すべてのアダプタインスタンスで同じタスクを実行する必要があります。

● vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack バージョン 1.1 にアップグレードしてから、HDD の履歴データが

表示されません。

— vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack バージョン 1.1 にアップグレードした後では、HDD の履歴デー

タが使用できなくなります。これは想定どおりの動作であり、最新のアップグレードでは、アダプタが HDD と SSD のデータを

個別に提供します。ただし、履歴データは SSD のみで使用できます。時間アダプタが更新されるため、HDD メトリクスが新た

に作成されます。

● 新しいアダプタインスタンスを作成して設定した後で、ファームウェアメトリクスを確認できません。

— ファームウェアカタログが更新されても、ファームウェアメトリクスの収集は行われません。OMIVV でインベントリを再度

実行し、次の収集サイクルの後でメトリクスをチェックする必要があります。

● アダプタインスタンスを削除すると、不明な状態のリソースが表示されます。

アダプタの設定されたインスタンスを削除すると、インベントリビューにサーバとシャーシの古いインスタンスが不明な状態で

表示されることがあります。そのようなコンポーネントはインベントリエクスプローラのページから削除します。

● アダプタインスタンスを削除し、新しいインスタンスを作成して同じ OMIVV で設定しましたが、今度はウィジェットにデータ

が設定されません。

— データを設定するには、ダッシュボードでウィジェットを編集し、変更を加えずに保存します。

トラブルシューティング 9

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