Promise Technology A2600 ユーザーマニュアル

  • こんにちは!PROMISE Vess A2600とA2600sのクイックスタートガイドの内容を理解しています。ラックへの取り付けからOSへのログイン、論理ドライブの作成、トラブルシューティングまで、このデバイスに関するご質問にお答えします。このガイドでは、ホットスワップ可能なドライブや冗長電源などの重要な機能についても説明されていますので、お気軽にご質問ください。
  • Vess A2600とVess A2600sの違いは何ですか?
    ドライブの取り付け方法を教えてください。
    オペレーティングシステムにアクセスするにはどうすればよいですか?
    論理ドライブを作成するにはどうすればよいですか?
Vess A2600 クイックインストールガイド
警告
この装置は、情報処理装置等電波障害主規制協議会(VCCI)
基準に基づくクラス A 情報技術装置です。この装置を家庭環境で
使用すると電波障害を引き起こすことがあります。この場合には使
用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。
注意
バッテリーに添付の指示に従って使用済みバッテリーを廃棄してく
ださい。
注意
バッテリーを不適切な方法で交換すると爆発する危険性がありま
す。
注意
Vess のエンクロージャを修理する前には、全ての電源コードを外し
てください。
重要
通常の手順で起動できなくてオペレーティングシステム(OS)のリカ
バリを行う方法については、製品マニュアルをお読みになるか、
www.promise.com にアクセスして関連文書をご参照ください。
163
PROMISE Technology
目次
タスクリスト
.....................................................................................................166
手順
1
:開梱
...................................................................................................166
Vess
梱包内容物
.......................................................................................166
手順
2
Vess
のラックへの取り付け
.................................................................169
手順
3
:ディスクドライブの取り付け
..................................................................171
ドライブスロットの番号付け
.........................................................................171
ディスクドライブの取り付け
.........................................................................171
必要なドライブ数
........................................................................................173
手順
4
:管理接続
............................................................................................173
管理パス-ネットワーク接続
.......................................................................173
管理パス-オンサイトのキーボードおよびモニタ
..........................................173
手順
5
:電源の接続
........................................................................................174
電源をオン
.................................................................................................175
フロントパネル
LED.................................................................................... 176
PSU LED.................................................................................................. 176
ディスクドライブ
LED..................................................................................177
コントロールパネル
LED.............................................................................177
手順
6
:オペレーティングシステム
GUI
へのアクセス
........................................177
Linux
へのログイン
....................................................................................178
Windows 7
へのログイン
..........................................................................178
手順
7
:論理ドライブの作成
.............................................................................179
WebPAM PROe
へのログイン
...................................................................179
言語の選択
- WebPAM PROe.................................................................. 179
論理ドライブの作成
....................................................................................179
システムのシャットダウン
.................................................................................183
製品の登録
....................................................................................................183
164
Vess A2600 クイックインストールガイド
165
お買い上げの
Vess A-Series
の登録
.........................................................185
ライザーカードのインストール
..........................................................................186
ステップ
1
:コントローラモジュールの取り外し
..............................................187
ステップ
2
:ファンモジュールの取り外し
........................................................187
ステップ
3
:マウントブラケットの装着
............................................................188
ステップ
4
:カードの装着
.............................................................................188
ステップ
5
PCIe
カードの装着
....................................................................188
ステップ
6
Vess
の再組み立て
...................................................................189
テクニカルサポートへの問い合わせ
............................................................189
テクニカルサポートサービス
........................................................................189
PROMISE Technology
166
タスクリスト
ガイドに記述されている Vess A2600 および Vess A2600s の基本的なセットアップ手順は以下の通りです。
 手順 1Vess の開梱
 手順 2Vess のラックへの取り付け
 手順 3:ディスクドライブの取り付け
 手順 4:管理接続
 手順 5:電源の接続
 手順 6:オペレーティングシステム GUI へのアクセス
 Windows 7 へのログイン
このガイドには以下も含まれます
 製品登録
 ライザーカードのインストール
 テクニカルサポートへのご連絡
 テクニカルサポートサービス
手順
1
:開梱
1 つの電源装置が付属の Vess A2600s は、一般販売向けではありません。このモデ
ルは特別な注文にのみご利用になれます。
Vess 梱包内容物
Vess の梱包には、以下のものが含まれています:
 Vess A2600s または A2600
 クイックスタートガイド印刷物(製品マニュアルは
起動・ログイン後にデスクトップ上に表示されま
)
 ディスクドライブ用ネジ
(16 ベイ 70 )
 1.5 m (4.9 フィート)電源コード(A2600
3 PSU では取り付け用コード 3 本、
A2600s 1 PSU では取り付け用コード
1 )
 ラック取り付け用スライドレールアセン
ブリ*
 フロントパネルベゼルカバー*
* これらの品目はご使用の区域によってはオプション装備となる場合があります お買い上げの Vess A2600 また
Vess A2600s にこれが付属するか、オプション装備となるかは、販売担当者にお尋ねください。
1
Vess A2600s/A2600
正面図
ドライブキャリア
171 ページの「タスク3:ディスクドライブの取り付け」
を参照してください
電源およびステータス LED
176 ページの「フロントパネル LED」を参照し
てください
Vess A2600 クイックインストールガイド
ホストコンピュータに対するデータ可用性を中断することなく故障ドライブを交換できます。そのように構成されている
場合、ホットスペアドライブが故障ドライブを自動的に置き換え、論理ドライブのフォルトトレラントインテグリティを保
証します。ハードウェアベースの全内蔵型 RAID 論理ドライブは、小型の外部エンクロージャで最高性能を提供しま
す。
2
Vess A2600s
背面図
電源ソケ
ット
174 ページの「手順 5:電源の接続」を参照
してください
システムファン
ライザーカードスロット
PSU ファン 電源スイッチ
ポートおよび LED インジケータ
173 ページの「手順 4:管理接続」を参照してください
3
:オプション装備センサ
/
アラーム
IO
ポート付き
Vess A2600s
の背面図
電源ソケ
ット
174ページの「手順 5:電源の接続」を参
照してください
システムファン
ライザーカードスロット
PSU ファン
電源スイッチ
ポートおよび LED インジケータ
173 ページの「手順 4:管理接続」を参照してください
167
PROMISE Technology
4
Vess A2600
背面図
PSU ファン
システ
ムファン
PCIe カードの装着位置
(要ライザーカード)
電源ソケット
コントロールパネルのポートおよび LED インジケータ
説明の詳細は 173 ページの「手順 4:管理接続」を参
照してください
手順の詳細は、174 ページの「手順 5:電
源の接続」を参照してください
5
:オプション装備センサ
/
アラーム
IO
ポート付き
Vess A2600
の背面図
PSU ファン
システムファン
ライザーカードスロット
電源ソケット
コントロールパネルのポートおよび LED インジケータ
説明の詳細は 173 ページの「手順 4:管理接続」を参
照してください
手順の詳細は、174 ページの「手順 5:電
源の接続」を参照してください
168
Vess A2600 クイックインストールガイド
手順
2
Vess
のラックへの取り付け
この操作方法は Vess A2600s Vess A2600 の双方に適用されます。
注意
ラックにしっかりと設置するまでユニットにはハードドライブを取り付けないでください。
Vess ユニットをラックシステム内に安全に持ち上げ、設置して取り付けを行うには少なく
とも 2 名が必要です。
ハンドル、電源またはコントローラユニットによって、Vess ユニットを持ち上げたり移動し
ないでください。システム自体を持ってください。
サブシステムを支持するためのレールのないラックに、Vess ユニットを取り付けないでく
ださい。
取り付け手順を熟知した資格のある技術者以外は、Vess ユニットを取り付けおよび設
置しないでください。
適切なネジとフランジナットを使用して、レールをラックに取り付け、レールの両端で完全
に締め付けます。
指示どおりにネジで取り付けてない場合は、レールに負荷を掛けないでください。
正しくインストールされた PROMISE Vess ユニットの専用レールは、PROMISE Vess
ユニットの安全性をサポートするように設計されました。レールにそれ以上の負荷を掛
けることはユーザーの責任で行ってください
レールを指示通りに取り付けなかった場合、PROMISE Technology, Inc. PROMISE
Vess ユニットがサポートされることを保証いたしません。
Vess のラックへの取り付けは、装置と同梱された固定レールを使用する必要があります。
Vess エンクロージャを軽量化するために、電源を取り外すことができますVess ユニッ
トをラックに取り付けた後、電源を元の位置に戻します。
提供される固定レールを使って Vess をラックに設置する方法:
1. ラックシステムに固定レールがピッタリと合っているかどうかチェックします。
2. 必要に応じて固定レールの長さを調整します。
レール後部がレール前部の内にスライドします。半分のレールはリベットで留めてあり、調整ネジを使
用していません。
左前部および右前部固定レールの端にはラベルが貼ってあります。
前部レールのサポートが最下部にあり、内側を向いているようにしてください。
6
:ラックへのレールの取り付け
前左ラベル
前右ラベル
各レールの前端に付い
ているサポートフラン
レール上のガイドピンをラックポス
トにおける穴に合わせます
169
PROMISE Technology
レールの両端、前部および後部はすべて、ラックポストの外側に付きます。
レール両端にあるガイドピンはラックポストの穴に合うように並んでいます。
ラックシステムから取り付けネジおよびフランジナットを使用します。ラックシステムの指示に従ってネジ
とナットを締め付けます。
7
:レールの両端は各ポストの外側に付きます
レールの
両端は前部およ
び後部ラックポストの外側
に付きます
3. Vess をレー
ルに設置します。
システムを安全に持ち上げるには少なくとも 2 人が必要です
Vess 本体を持ってください。ブラケットによってシステムを持ち上げないでください。
8
:ラックレール上への
Vess
システムの設置
ブラ
ケット
Vess 本体
取り付け後に締
め付けたレール
4. Vess
ラックに固定します。
ユニットは付属のネジとフランジナットを使用してラックポストに取り付けられます。両側に1本ずつのネ
ジを上側の穴にだけ締め付けます
Vess に付属の取り付けネジとフランジナットを使用します。
9
:ラックへの固定
ネジとフランジナットで
Vess をラックポストに取
り付けます
170
Vess A2600 クイックインストールガイド
10
:ラックに取り付けられたシステム
垂直ラ
ックポスト
ハンドルはラックポストの
に取り付けま
取り付け
レールはラックポス
トの外
に取り付けま
手順
3
:ディスクドライブの取り付け
Vess A2600 システムは以下をサポートします。
SATA ハードディスク
3.5 インチハードディスクドライブ
サポートされる物理ドライブのリストについては、PROMISEのサポート Web サイトから最新の互換リストをダウンロ
ードしてください。
ドライブスロットの番号付け
適切なディスクドライブならどのようなものでもエンクロージャに取り付けることができます。下図に、Vess における
ライブスロットに対する番号の付け方を示します。
スロットの番号付けはウェブマネージャ(WebPAM PROe) GUI および CLI/CLU ユーザインタフェースに反映され
ます。
11
Vess A2600
用のドライブスロットの番号付け
すべてのキャリアにディスクを装着しない場合でも、適切な通気が行われるよう、すべてのドライブキャリアをエンク
ロージャに装着してください。
注意
Vess A-Series はディスクドライブのホットスワップをサポートしています。手で触れて
感電事故を避けるため、ドライブキャリアを一度に 1 台ずつ取り外してください。
ディスクドライブの取り付け
以下の指示は、Vess A2600/Vess V2600s で使用するために設計された全タイプのドライブキャリアに適用されま
す。
171
PROMISE Technology
ディスクトレイの取り外し
下記の指示に従って、使用される各々のディスクトレイを取り外してください:
1. ハンドルを握りラッチを左側に外れるまでスライドさせます。
2. ラッチ左側の四角いボタンを押して取り外します。ラッチがポップアップします。
3. ラッチを引いてドアを開き、レバーを引くとトレイの一部が出てきます。そして、ラッチを 2 センチメートル
ほど後方に引いてトレイアセンブリのフロント部分が見えるようにします。両手の親指と人さし指でフロ
ントアセンブリの角をつかみ、トレイを外側へスライドさせてエンクロージャから引き出します。これでト
レイに新しいハードディスクを入れる準備は完了です。
12
:エンクロージャからのディスクトレイ取り外し
1. 側面のネジ穴が 1 列に並ぶように、前部のドライブキャリアにディスクドライブを慎重に差し込みます
2. ネジをドライブキャリヤの穴と、ディスクドライブの側に通します。
ドライブに付属のカウンタシンクネジのみを取り付けてください。
1つのドライブ毎に 4 つのネジを取り付けます。
それぞれのネジを締めます。締めすぎないように注意してください。
3. ドライブキャリアをエンクロージャに再び取り付けます。
手順 1 から 3 までを繰り返し、すべてのディスクドライブを取り付けます。
13
:ディスクトレイへの
HDD
装着
172
Vess A2600 クイックインストールガイド
173
必要なドライブ数
下表には、各 ベルで必要なドライブ数を示します
レベル ドライブ数
RAID
レベル ドライブ数
RAID 0
1 以上
RAID 6
4 ~ 32
RAID 1
2 のみ
RAID 10
4 以上*
RAID 1E
2 以上
RAID 30
6 以上
RAID 3
3 ~ 32
RAID 50
6 以上
RAID 5
3 ~ 32
RAID 60
8 以上
* 偶数でなけれ ライブ数は ばなりません。
手順
4
:管理接続
このセクシ テムとの管理接続を確立する方法について説明します。装置の管理のために
Ve です。Vess A2600 は、ウェブブラウザをベースとした GUI である WebPAM
ット RJ-45 ポートがイーサネットネットワーク接続用に用意
管理者としてログインします。
NIC に接続します
2 を繰り
3.
トも Vess
部パネルに位置しており、デフォルトではシステム起動時に有効となります。VGA または HDMI モニタを Vess
適合するポートに接続し、USB キーボードを後部パネルの USB ポートの 1 つに接続します。オペレーティングシス
テムインタフェースへのアクセス方法は、178 ページの「Windows 7 へのログイン」をご参照ください。
イーサネットポート
ョンでは、V
ess A2600 シス
ss に接続する実際の方法は 2 通り
PROe (PROe の『e』は組み込み式を表す)を使って、ネットワーク経由で管理可能です。またはアウトオブバンド接
続経由で VGA または HDMIモニタおよび USB キーボードを利用して、組み込まれた文字ベースの CLI/CLUインタ
フェースを使用することもできます。CLI/CLU の詳細は、製品マニュアルをご参照ください。
理パス-ネットワーク接続
Vess A2600 の後部パネルには 4 つの Gigabit イーサネ
されています。WebPAM PROe による接続を利用して装置
管理パスを確立するには:
を、ホスト PC のネットワークコネクタまたは標準1. イーサネットケーブルの一端
イーサネットケーブルの他端を標準ネトワークスイッチのポートの 1 つに接続 ます。
2. トワ しま イーサネットケーブルの一端を標準ネッ ークスイッチのポートの 1 つに接続 す。
します。イーサネットケーブルの他端を Vess システムの管理ポートに接続
複数の Vess システム、ホスト PC たはサーバーがある場合は、必要に応じて手順 1 および
返します。
Vess の基本設定の管理には、下記の手順に従ってください。
14
Vess A2600
後部パネルのイーサネットポート
管理パス-オンサイトのキーボードおよびモニタ
VGA または HDMI モニタおよび USB キーボードを利用してアウトオブバンド接続を確立し、Linux ベースまたは
Windows 7オペレーティングシステムにアクセスすることができます。VGAポート、HDMIおよび USBポー
PROMISE Technology
15
Vess A2600
ビデオモニタの接続および
USB
ポート
HDMI ポー
HDMI モニタに
接続します
VGA ポート
VGA モニターに
接続します
重要
Vess に接続する前に、モニタおよびキーボードは必ず安定した丈夫な面に設置してく
ださい。
USB ポー
USB キーボードを
接続して文字入力
を行います
手順
5
:電源の接続
各電源装置のソケットに電源ケーブルを挿し、各 PSU を適切な供給電源に接続しますVess A2600s には 1 つの
電源装置が付属しています(下記参照)Vess A2600 にはN+1 構成で 3 つの電源装置が付属しています。175
ージ「図 17Vess A2600 後部パネル N+1 電源接続」をご参照ください。
16
Vess A2600s
後部パネル電源接続
PSU 冷却ファ
写真では「ON」状
態の電源スイッチ
電源コードソケット
V
ess A2600 には、3 つの N+1 電源装置が付属しています。 この構成では 1 つの PSU は冗長性電源で、最低 2
台の PSU Vess A2600 の電源を入れるのに必要です。
重要
電源の取り付けまたはホットスワッピングについては、製品マニュアルを参照してくださ
い。
174
Vess A2600 クイックインストールガイド
17
Vess A2600
後部パネルの
N+1
電源接続
PSU ステータス
LED
すべての電源ソケットを適切な電
源に接続します。
PSU1PSU2 および PSU3
Vess A2600に装着されています。
重要
Vess A2600 の電源装置には LED インジケータが備わっています。装置の電源投入
後に以上のことをチェックして、電源モジュールの冷却および電源状態が正常であるこ
とを確認してください。
電源をオン
電源が接続されると、システムの電源をオンにすることができます。
Vess の電源をオンにするには、左前部のブラケット面に付いている[Power (電源)]ボタン押してください(175 ペー
の「図 18Vess フロントパネルのコンポーネント、左側」を参照) 右前部のブラケット面に付いている LED をよく見
てください(176 ページの「図 19:右側ブラケットに付いている Vess フロントパネル LED ディスプレイ」を参照)
18
Vess
フロントパネルのコンポーネント、左側
電源ボタン
OPAS LED
USB ポー
LED 動作の説
明は 176 ページの「フロントパネル LED」をご参照ください。
175
PROMISE Technology
19
:右側ブラケット上の
Vess
フロントパネル
LED
ディスプレイ
電源
システ
ム・ステータス
グローバル RAID ステータス
グローバル HDD アクティビティ
記録中
システムハートビート
LED 動作の説
明は 176 ページの「フロントパネル LED」をご参照ください。
フロントパネLED
起動完了後に、Vess A2600 シシテムは正常に動作します:
LED
説明
電源 青く点灯してシステム電源がオン状態にあることを示します。シャットダウンモードでは青く点
滅します。
システム・ステータス 健全な状態では緑に点灯し、重大な問題 (LD オフライン、ファン故障、範囲外の電圧、シス
テム過熱警告)があると赤く点灯、HDD 過熱では赤く点滅、使用不可では点灯しません。
グローバル RAID ステ
ータス
健全な状態では緑に点灯し、いずれか RAID ボリュームがオフラインの場合は赤く点灯、
いずれかの論理ドライブに重大な問題がある場合はオレンジに点灯します。
グローバル HDDアクテ
ィビティ
幾つかののドライブにアクセス中は青く点滅し、ドライブへのアクセスがない場合は点灯しま
せん。
記録中
赤はアプリケーション実行中を示します
システムハートビート 通常の間隔でゆっくりと青く点滅するのは、ファームウェアとソフトウェアが正常に動作してい
ることを示します。
OPAS USB
OPAS 装置(USB ディスク)が検知されると緑に点灯、OPAS 操作が失敗すると赤く点灯、
OPAS 動作が進行中は緑に点滅します
PSU LED
Vess A2600 の起動後は、装置後部の各電源装置にある LED を確認してください。 これらの LED は緑色に点灯し
て動作が正常であることを示します。赤色またはオレンジ色の LED は問題またはユニット故障を示します。PSU
よびその他 LED インジケータの完全な説明については、製品マニュアルを参照してください。
20
Vess A2600
用電源装置の
LED
PSU 1
LED
PSU 2
LED
PSU 3
LED
176
Vess A2600 クイックインストールガイド
ディスクドライブLED
各ドライブキャリアに 2 個の LED があります。これらはドライブの動作およびドライブの現在の状態を表示します。
21
Vess
ドライブキャリア
LED
ドライ
ブステータ(OK)
動作
ドライブアク
ティビティがあるときには、アクティビティ LED は青色で点滅します。
ドライブが構成されて、正常に動作しているとき、ディスクステータス LED は緑色に点灯します。ランプが赤く点灯す
ると、HDD は手動で交換する必要があります。特定の HDD RAID バックグラウンド動作がある場合、オレンジが
表示されます。これは単にステータスの通知であって、ユーザーによる操作は不要です。
コントロールパネルLED
システム起動が完了したら、装置後部のコントローラにある LED を使って種々の機能(以下に記述)をモニタできま
す。
LED
説明(詳しくは製品マニュアルを参照してください)
システムファン
緑に点灯した LED は、正常なファン機能を示します。赤い LED はファン故障を示し、ファン
は交換が必要です。
イーサネット
リンク
/
アクティビティお
よび速度
各ポート左下方にある LED は接続時に緑に点灯し、ポートが動作中は緑で点滅、接続が確
立されていない場合は点灯しません。各ポート右下の LED は接続速度を示します。緑は
100 Mbps、オレンジ 1000 Mbps です。
22
Vess
コントロールパネル
LED
Gigabit イーサネ
ットポート LED
ファン・ステータス
手順
6
:オペレーティングシステム
GUI
へのアクセス
Vess A2600 にインストールされたオペレーティングシステムのグラフィカルユーザーインタフェースにアクセスするに
は、いずれかの USB ポートに USB キーボードを接続し、モニタを VGA または HDMI ポートに接続します。
23
A2600
後部パネルの
USB
HDMI
および
VGA
インタフェース
USB ポー
USB キーボードを
接続して文字入力
いま
VGA ポート
VGAモニターに
接続します
HDM
I ポー
HDMI モニタに
接続します
177
PROMISE Technology
Linuxへのログイン
Vess システムが完全に起動すると、ログイン画面が表示されます。デフォルトのユーザー名、ルートパスワード
入力すると、インストールされた Linux OS のデスクトップが表示されます。デスクトップが表示されると、下記の例の
ようになります。デスクトップには3つのクイックリンクアイコンが表示されます。1番目のリンクは CLIインタフェース、
2 番目は WebPAM PROe へのウェブブラウザ接続、3 番目はユーザー文書が含まれるファイルへのリンクです
24
Linux
デスクトップ
Windows 7 へのログイン
Windows 7 インストールの場合、システム起動後に種々のオプションを選択して OS のセットアップを完了させる必
要があります。デフォルトの言語およびその他ユーザーインタフェース設定を行うよう促されます。画面の指示に従
って設定の選択を行い、管理者用のユーザー名およびパスワードを設定します。これらの最終設定を行うと、
Windows 7のデスクトップが表示されます。2 つのクイックリンクアイコンが表示されます。一方のリンクは WebPAM
PROe へのウェブブラウザ接続、他方はユーザー文書が含まれるファイルへのリンクです
25
Windows 7
デスクトップ上のウェブブラウザおよび文書へのクイックリンク
178
Vess A2600 クイックインストールガイド
手順
7
:論理ドライブの作成
Linux または Windows OS のユーザインタフェースにログインすると、Vess の設定には 2 つのオプションがありま
す。このセクションでは、初期のセットアップを完成させる最後の手順、WebPAM PROeまたは htmlベースのマネジ
メント GUI、文字ベースのコマンドラインインタフェース(CLI)のいずれかを使用した論理ドライブ(LD)の構成方法が
説明されています。CLI による LD の作成についての詳細は、製品マニュアルをご参照ください。
WebPAM PROeへのログイン
デスクトップの WebPAM PROe リンクアイコンをダブルクリックすると、デフォルトのブラウザが起動され、ログイン
ージが表示されます。
ログイン画面が表示されたら:
[User Name (ユーザー名)]フィールドに管理者を入力します。
[Password (パスワード)]フィールドにパスワードを入力します。
Login (ログイン)ボタンをクリックします。
ユーザー名およびパスワードでは、大文字と小文字が区別されます
サインイン後、WebPAM PROe の開始画面が表示されます。エンクロージャに未構成の物理ドライブが存在する場
合、Array Configuration (アレイ構成)メニューも表示されます。
ログイン画面をブックマーク(Firefox)またはお気に入り(Internet Explorer)に登録して
おけば、次回容易にアクセスできます。
言語の選択 - WebPAM PROe
WebPAM PROe は、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、日本語、韓国語、繁体字中国
語、および簡体字中国語で表示されます。言語の選択はログイン画面または、ログイン後の WebPAM PROeメニュ
ーヘッダーから行えます。
1. ログイン画面のメニューヘッダーからインタフェースに使用する Language (言語)を選択します。
2. ご使用したい言語をクリックしますWebPAM PROe のユーザインタフェースが選択した言語で表示さ
れます。
26
WebPAM PROe
インタフェースに使用する「
Language (
言語
)
」を選択
論理ドライブの作成
新しく起動された Vess システムには、ディスクアレイまたは論理ドライブがありません。論理ドライブを作成するに
は:
1. Web PAM PROe にログインします。設定するアレイが存在しない場合、自動的に Disk Array
Configuration (ディスクアレイ構成)メニューが表示されます。
179
PROMISE Technology
27
Disk Array (
ディスクアレイ
)
メニュー
(
アレイが存在しないとき
)
2. Disk Array Configuration (ディスクアレイ構成)メニューは設定に 3 つのオプションを提供します。以
のオプションの中から 1 つを選択します
Automatic Configuration(自動構成)-パラメータのデフォルトセットに基づいて新たなディスクアレ
イを作成します。論理ドライブ 1 基が自動作成されます。また、少なくとも 4 つの未構成物理ドライブ
使用できる場合、RAID 0 を除くすべての RAID レベルに対してホットスペアドライブを作成します。
Express Configuration (エクスプレス構成)必要な特性を特定することで、新たなディスクアレイへ
のパラメータを選択します。同時に複数の論理ドライブも作成可能ですが、設定は同一内容となりま
す。また、少なくとも 4 つの未構成物理ドライブが利用可能な場合、RAID 0 を除くすべての RAID レベ
ルに対してホットスペアドライブを作成する選択が可能です。
Advanced Configuration(詳細構成)-新たなディスクアレイのパラメータ全てを手動設定します。論
理ドライブ 1 基が自動作成されます。追加の構成可能な容量が使用できる場合は、後で追加の論理ド
ライブを作成できます。ホットスペアドライブは作成しません。
3. Next (次へ)ボタンをクリックします。
Automatic Configuration (自動構成)
Auto (自動)オプションを選択すると、画面に下記のパラメータが表示されます。
ディスクアレイ-ディスクアレイ内の物理ドライブ数、それらの ID 番号、設定可能容量および作成する
論理ドライブ数が表示されます
論理ドライブ-論理ドライブの ID 番号RAID レベル、容量およびストライプサイズ
スペアドライブ-このディスクアレイに割り当てられる専用ホットスペアの物理ドライブ ID 番号。 5つ以
上の未構成物理ドライブが使用可能なとき、ホットスペアドライブは RAID 0 を除くすべての RAID レベ
ルに対して作成されます
29
:自動ディスクアレイ構成メニュー
このパラメータを受け入れる場合は、Submit (提出)ボタンをクリックします。
新たなディスクアレイが情報タブのディスクアレイ一覧に表示されます。
このパラメータを受け入れない場合は、Express (エクスプレ) または Advanced (詳細)オプションを使用して論
ドライブを作成してください。
180
Vess A2600 クイックインストールガイド
エクスプレス構成
クイックオプションを選択すると、画面に一連の特性およびオプションが表示されます。
28
:エクスプレス構成のオプションメニュー
1. 下記のボックスの幾つかにチェックを入れます。
冗長性-物理ドライブ 1 基が故障してもアレイは機能し続けます
容量-設定可能な最大ディスク容量
性能-設定可能な最大読み書き速度
スペアドライブ-冗長性、スペアドライブを選択し、5 台以上の未構成物理ドライブが存在する場合、ホ
ットスペアドライブが作成されます。
2. 論理ドライブ数欄には、このディスクアレイから作成したい論理ドライブ数を入力します。
欄の右側に設定可能な最大論理ドライブ数が表示されます。
3. アプリケーションタイプメニューから、このディスクアレイの使用目的に最も合っているアプリケーション
を選択します:
ファイルサーバー
ビデオストリーム
データ処理
ログ処置
その他
4. Update (更新)ボタンをクリックします。
または自動更新ボックスにチェックすると、更新は自動的に行われます。
パラメータ内容は下記の通りです:
ディスクアレイ-ディスクアレイ内の物理ドライブ数、対応のスロット番号、設定可能容量および作成す
る論理ドライブ数が表示されます
論理ドライブ-論理ドライブのスロット番号、RAID レベル、容量およびストライプサイズ
スペアドライブ-このディスクアレイに割り当てられる専用ホットスペアの物理ドライブスロット ID 番号
(RAID 0 を除いた全ての RAID レベ)
パラメータを確認して問題なければ次のステップに移ります。
このパラメータを受け入れない場合は、前のステップに戻って選択を見直してください。
5. 入力したら、実行ボタンをクリックします。
新たなディスクアレイが情報タブのディスクアレイ一覧に表示されます。
181
PROMISE Technology
Advanced Configuration (詳細構成)
Advanced (詳細)オプションでのパラメータの説明についてはCD に収録された
製品
マニュアルを参照してください。
Advanced (詳細)オプションを選択すると、Step 1 — Disk Array Creation (
手順
1
-ディスクアレイ作成
)画面が表
示されます。
30
Advanced Configuration (
詳細構成
) (
手順
1
ディスクアレイの作成
)
手順 1-ディスクアレイの作成
1. オプション機能。ディスクアレイの名前を欄に入力します。
最大 32 文字。文字、数字、文字間のスペース、および下線。
Media Patrol または PDM を無効にする場合は、ボックスのチェックを外します。
PROMISE は、これらの機能を有効にしておくことをお勧めします。
ディスクアレイに利用する物理ドライブを利用可能ドライブリストから選び、>>ボタンを押して選択済み
リストに移動します。
またはダブルクリックで移動することもできます。
2. 完成したら、次へボタンをクリックします。
手順 2-論理ドライブの作成
31
Advanced Configuration (
詳細構成
) (
手順
2
論理ドライブの作成
)
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