Shure Incorporated
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注:LED機能を操作および利用する場合、アンテナには受信機または分配システムからのバイアス電圧が必要です。
これらの機器からバイアス電圧が供給されない場合は、Shure UABIAST のインライン電源が使用できます。
ゲインスイッチの設定
ゲインスイッチを使用して、その部屋または場所のRF特性に合わせてアンテナ性能を最適化します。受信機からの
RF信号をモニタリングし、信号強度が最適であることを確認します。
RF ゲイン設定
(dB) 使用に関する説明
パッド:
−10、−20
必要なワイヤレスマイクの信号強度が強い場合、他の RF 源からの分離を強化します。ゲイン
設定を高めたときにRF OVERLOAD LEDが点灯した場合は、パッドを使用して信号を弱める必
要がありますが、その前に必ずアンテナから送信機までの距離が適切であることを確認してくだ
さい。
0 (初期設定) 一般的な室内での取り付けに適しており、ケーブル配線距離が3~15mのほとんどの場合に十分
なRFゲインが得られます。
ブースト:+10 ケーブル配線距離が長い (15m以上) 場合、信号喪失を補うためにRFゲインが 10 dB高まりま
す。
注:アンテナの可動とLEDの点灯には、受信機のアンテナポートまたは外部電源から供給されるバイアス電力が必要
です。
アンテナケーブルを選ぶ
RG-8Uのような、50Ω(オーム)低損失同軸ケーブルを使います。Shureでは1.8 mから30 mまでの端子付きアンテナ
ケーブルをご用意しています。
注:Shureからケーブルを注文する時には、1000 MHzを超える周波数帯を使用する場合は、必ず低損失「Z」モデル
(長いケーブルにも使用可能)を選択してください。
ケーブルのメンテナンス
アンテナケーブルの最大パフォーマンスを維持するために:
• ケーブルを鋭角に曲げたり折ったりしない。
• ケーブルを曲げた釘で固定するなど専用固定具ではないものを使用することでケーブルを変形させない。
• 屋外での常設として使用しない。
• 極端な湿気にさらさない。