console#
5. デバイスに新規のシステムイメージをコピーするには、copy tftp://{TFTP アドレス}/{ファイル名} image を入力します。新規のイメージがダウンロードされると、そのイメージは、システム
イメージのその他のコピー(例では image-2)に割り当てられたエリアに保存されます。表示される情報の例を次に示します。
console# copy tftp://176.215.31.3/file1.ros image
Accessingfile`file1'on176.215.31.3Ö
Loading file1 from 176.215.31.3:
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Copy took 00:01:11 [hh:mm:ss]
感嘆符は、コピー処理が実行中であることを示します。各感嘆符(!)は、正常に転送された 512 バイトに相当します。ピリオドは、コピー処理がタイムアウトになったことを示します。多数のピリオドが 1
列に並んでいる場合は、コピー処理が失敗したことを示します。
6. boot system コマンドを入力して、次の起動用のイメージを選択します。この後、boot system コマンドのパラメーターとして指示したコピーが次の起動用に選択されていることを確認する
には、show bootvar を入力します。
画面に表示される情報の例を次に示します。
console# boot system image-2
console# sh boot
Images currently available on the Flash
Image-1 active
Image-2 not active (selected for next boot)
boot system コマンドを入力して次の起動用のイメージを選択しないと、システムは、現在アクティブなイメージから起動します。
7. reload コマンドを入力します。次のメッセージが表示されます。
console# reload
This command will reset the whole system and disconnect your current
session. Do you want to continue (y/n) [n]?
8. y を入力してください。デバイスが再起動します。
起動イメージのダウンロード
TFTP サーバーから新規の起動イメージをロードし、そのイメージをフラッシュにプログラミングすると、起動イメージがアップデートされます。デバイスの電源を入れると、起動イメージがロードされます。
ユーザーには、起動イメージのコピーに対する制御権はありません。TFTP サーバーを介して起動イメージをダウンロードするには、次の手順を実行します。
1. いずれかのデバイスポートに IP アドレスが設定されており、Ping を TFTP サーバーに送信できることを確認します。
2. ダウンロードするファイルが TFTP サーバーに保存されていることを確認します(rfb ファイル)。
3. 現在実行中のデバイスのソフトウェアバージョンを確認するには、show version を入力します。表示される情報の例を次に示します。
console# sh ver
SW version 1.0.0.42 (date 22-Jul-2004 time 13:42:41)
Boot version 1.0.0.18 (date 01-Jun-2004 time 15:12:20)
HW version 00.00.01 (date 01-May-2004 time 12:12:20)
4. デバイスに起動イメージをコピーするには、copy tftp://{TFTP アドレス}/{ファイル名} boot を入力します。表示される情報の例を次に示します。
console# copy tftp://176.215.31.3/332448-10018.rfb boot
Erasing file..done.
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Copy: 2739187 bytes copied in 00:01:13 [hh:mm:ss]