Latitude 5290

Dell Latitude 5290 取扱説明書

  • こんにちは!Dell Latitude 5290のオーナーズマニュアルの内容を読み込み済みです。バッテリー交換、SSD交換、ハードドライブ交換など、デバイスの分解・組み立てに関するご質問にお答えできます。静電気対策についても詳しく説明されているので、安心してご質問ください。
  • Latitude 5290のバッテリー交換方法は?
    SSDの交換手順は?
    静電気による損傷を防ぐにはどうすればいいですか?
    ハードドライブの取り外し、取り付け方法は?
    キーボードの交換方法は?
Latitude 5290
オーナーズマニュアル
規制モデル P27S
規制タイプ P27S002
メモ、注意、警告
メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
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れの所有者の商標である可能性があります。
2018 - 01
Rev. A01
コンピュータ内部の作業
トピック
安全に関する注意事項
コンピュータ内部の作業を始める前に
コンピュータ内部の作業を終えた後に
安全に関する注意事項
「安全に関する注意事項」の章では、分解手順に先駆けて実行すべき主な作業について説明します。
次の安全に関する注意事項をよく読んでから、取り付けまたは故障 / 修理手順の分解や再組み立てを実行してください。
システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切ります。
システムおよび接続されているすべての周辺機器の AC 電源を切ります。
システムからすべてのネットワークケーブル、電話線、または電気通信回線を外します。
静電気放出ESDによる損傷を避けるために、ノートブックの内部を扱うときは、ESD フィールドサービスキットを使用します。
システム部品の取り外し後、静電気防止用マットの上に、取り外したコンポーネントを慎重に配置します。
感電しないように、底が非導電性ゴムでできている靴を履きます。
スタンバイ電源
スタンバイ電源を搭載した Dell 製品では、ケースを開く前にプラグを外しておく必要があります。スタンバイ電源を搭載したシステムは、電源がオフのときも
基本的に給電されています。内蔵電源により、システムをリモートからオンWake on LANにすることや、一時的にスリープモードにすることが可能です。
また、他の高度な電源管理機能を使用することもできます。
電源プラグを抜いて、電源ボタンを 15 秒間押し続けると、システム基板に残っている電力が放電されます。ノートブック
ボンディング
ボンディングとは 2 つ以上の接地線を同じ電位に接続する方法です。この実施には、フィールドサービス ESD静電気放出キットを使用します。ボン
ディングワイヤを接続する際は、必ずベアメタルに接続します。塗装面や非金属面には接続しないでください。リストバンドは安全を確保するために完全
に肌に密着させる必要があります。時計、ブレスレット、指輪などの貴金属類はすべてボンディングの前に身体および機器から取り外してください。
静電気放出ESD保護
電子部品を扱うときには ESD への配慮が必要です。特に、拡張カード、プロセッサ、メモリ DIMM、システム基板などの静電気に敏感なコンポーネントを
扱うときは慎重に行う必要があります。ごくわずかな荷電によって回路が損傷し、そのときは分からなくても、間欠的な不具合や製品寿命の短縮といった
問題が発生する可能性があります。業界は低電力要件で高密度の製品開発を進めていますが、ESD 保護に対する懸念は高まっています。
最近の Dell 製品で使用されている半導体も高密度になっているため、従来の Dell 製品と比較して静電気による損傷の可能性が高くなっています。こ
のため、これまで承認されていた部品の扱い方法の中にも現在では適用できないものがあります。
1
コンピュータ内部の作業
3
ESD による損傷として、致命的な障害と間欠的な障害の 2 種類が挙げられます。
致命的な障害 致命的な障害は、ESD 関連の障害の約 20 パーセントにあたります。この損傷により、デバイス機能が即時および完全に失われ
ます。致命的な障害の例として、メモリ
DIMM が静電気による衝撃を受け、メモリの欠落または非機能を示すビープコードの発生と共に、「No
POST / No Video」現象をただちに生成する場合などがあります。
間欠的な障害 間欠的な障害は、ESD 関連の障害の約 80 パーセントにのぼります。間欠的な障害の割合の高さは、損傷が発生したときに
は、ほとんどの場合すぐに認識されないということを意味します。
DIMM が静電気による衝撃を受けても、トレースが低下するだけで、その損傷に関
連する現象がすぐに外部に現れることはありません。トレースの質の低下が和らぐまで数週間または数ヶ月かかり、その間に、メモリの整合性の低
下、間欠的なメモリエラーなどの問題が発生することがあります。
さらに認識とトラブルシューティングが難しい損傷は間欠的な潜在的つまり「損傷を受けながら動作する」障害です。
ESD による損傷を防止するには、次のことを実行します。
適切に接地されている有線 ESD リストバンドを使用します。ワイヤレスの静電気防止用リストバンドの使用は、現在許可されていません。これらのリ
ストバンドでは、適切な保護がなされません。部品を扱う前にシャーシに触れると、
ESD 損傷の感度が増した部品に対する適切な ESD 保護が確
保されません。
静電気に敏感なコンポーネントはすべて静電気対策の整った場所で扱います。可能な場合は、静電気防止のフロアパッドと作業台パッドを使用し
ます。
静電気に敏感なコンポーネントを開梱するときは、コンポーネントを取り付ける準備ができるまで静電気防止パッキング素材からコンポーネントを取り
出さないようにします。静電気防止パッキング素材を開梱する前に、作業者の身体から静電気を放電しておいてください。
静電気に敏感な部品を運ぶ前に、静電気防止容器またはパッケージに入れます。
ESD フィールドサービスキット
監視対象外フィールドサービスキットは、最も一般的に使用されているサービスキットです。各フィールドサービスキットには、静電気防止用マット、リストバ
ンド、およびボンディングワイヤの 3 つの主要コンポーネントがあります。
ESD フィールドサービスキットのコンポーネント
ESD フィールドサービスキットのコンポーネントは次のとおりです
静電気防止用マット - 静電気防止用マットは放電性のため、サービス手順の実行中に部品をその上に置いておくことができます。静電気防止用
マットを使用するときは、リストバンドをぴったりと付けて、マットと作業するシステムのベアメタルにボンディングワイヤを接続する必要があります。適切に
配備できたら、サービスパーツを ESD 保護袋から取り出して直接マット上に置くことができます。ESD に敏感なアイテムは、手の中、ESD マット上、
システム内、保護袋内では安全です。
リストバンドとボンディングワイヤ - リストバンドとボンディングワイヤは、ESD マットが必要なければハードウェアのベアメタルと手首を直接つなぐことが
できます。または、静電気防止マットに接続して一時的にマット上にハードウェアを置き保護することもできます。リストバンドとボンディングワイヤで、
肌、
ESD マット、およびハードウェアを物理的に接続することをボンディングと言います。リストバンド、マット、およびボンディングワイヤのフィールドサービ
スキットのみ使用してください。ワイヤレスのリストバンドは使用しないでください。リストバンドの内部のワイヤは通常の摩耗や傷みから損傷を起こしや
すいことを忘れないでください。偶発的な ESD によるハードウェア損傷を避けるため、定期的にリストバンドテスターでチェックする必要があります。リス
トバンドとボンディングワイヤは、少なくとも週に
1 回はテストすることをお勧めします。
ESD リストバンドテスター - ESD バンド内のワイヤは時間の経過に伴い損傷しやすくなります。監視対象外キットを使用するときは、少なくとも週に
1 回のペースで、各サービスコールの前に定期的にリストをテストすることがベストプラクティスです。リストバンドテスターはこのテストの実施に最適で
す。リストハンドテスターをお持ちでない場合、地域のオフィスにないかご確認ください。テストを実行するには、テスターにリストバンドのボンディングワイ
ヤを接続し、手首にリストを締めて、ボタンを押してテストを行います。緑色の
LED はテストが成功した場合に点灯します。テストが失敗した場合
は、赤い LED が点灯し、アラーム音が鳴ります。
インシュレータエレメント - プラスチック製のヒートシンクカバーなどの ESD に敏感なデバイスは内蔵部品から離しておく必要があります。内蔵部品
は、インシュレータであり、多くの場合は高荷電です。
作業環境 - ESD フィールドサービスキットを配備する前にカスタマのサイトで状況を評価します。例えば、サーバ環境のキットの導入は、デスクトップ
またはノートブック環境とは異なります。サーバは通常、データセンター内のラックに設置されます。一方、デスクトップとノートブックはオフィスの机や作
業スペースに設置されることが一般的です。
ESD キットを広げられる充分なスペースと、修理するシステムなどを置くことのできる余分なスペースがあ
り、すっきりと整理された平らな広い作業場所を常に探しておくことです。また、その作業スペースは ESD イベントを引き起こす可能性のあるインシュ
レータがない場所にします。作業エリアでは、ハードウェアコンポーネントを扱う前に発泡スチロールやその他のプラスチックなどのインシュレータを静電
気に敏感な部品から少なくとも
12 インチ30 cm以上離しておく必要があります。
ESD パッケージ - すべての ESD に敏感なデバイスは静電気対策を施されたパッケージで出荷および納品されることになっています。金属、静電シ
ールドバッグが推奨されます。なお、損傷した部品は、新しい部品が納品されたときと同じ
ESD 保護袋とパッケージを使用して返却される必要があ
ります。ESD 保護袋は折り重ねてテープで封をし、新しい部品が納品されたときの箱に同じエアクッション梱包材をすべて入れてください。ESD に敏
4
コンピュータ内部の作業
感なデバイスは、ESD 保護の作業場でのみパッケージから取り出すようにします。ESD 保護袋では、中身のみ保護されるため、袋の表面に部品を
置かないでください。部品は常に、手の中、
ESD マット上、システム内、静電気防止袋内に配置します。
ESD に敏感なコンポーネントの輸送 - 交換パーツまたはデルに返送する部品など、ESD に敏感なコンポーネントを輸送する場合は、安全輸送用
の静電気防止袋にこれらの部品を入れる必要があります。
ESD 保護の概要
Dell 製品のサービスにあたる際は常に従来の有線 ESD 静電気防止用リストバンドと保護用の静電気防止マットを使用するよう、すべてのフィールドサ
ービス技術者にお勧めします。また、サービスにあたる技術者は、静電気に敏感な部品とあらゆるインシュレータ部品を離しておき、静電気に敏感なコン
ポーネントを輸送するときは静電気防止袋を使用することが重要です。
敏感なコンポーネントの輸送
交換部品またはデルに返送する部品など、ESD に敏感なコンポーネントを輸送する場合は、安全輸送用の静電気防止袋にこれらの部品を入れること
が重要です。
コンピュータ内部の作業を始める前に
1 コンピュータのカバーに傷がつかないように、作業台が平らであり、汚れていないことを確認します。
2 コンピュータの電源を切ります。
3 コンピュータがドッキングデバイスに接続されている場合、ドッキングを解除します。
4 コンピュータからすべてのネットワークケーブルを外します可能な場合
注意: お使いのコンピュータに RJ45 ポートがある場合は、まずコンピュータからケーブルを外して、ネットワークケーブルを外します。
5 コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから外します。
6 ディスプレイを開きます。
7 システム基板の静電気を逃がすため、電源ボタンを数秒間押し続けます。
注意: 感電防止のため、手順 8 を実行する前にコンピュータの電源プラグを必ずコンセントから抜いてください。
注意: 静電気による損傷を避けるため、静電気防止用リストバンドを使用するか、またはコンピュータの裏面にあるコネクタに触れながら
塗装されていない金属面に定期的に触れて、静電気を身体から除去してください。
8 適切なスロットから、取り付けられている ExpressCard または Smart Card を取り外します。
コンピュータ内部の作業を終えた後に
取り付け手順が完了したら、コンピュータの電源を入れる前に、外付けデバイス、カード、ケーブルが接続されていることを確認してください。
注意
: コンピューターへの損傷を防ぐため、本製品専用のバッテリーのみを使用してください。他のデル製コンピューター用のバッテリーは使用し
ないでください。
1 バッテリーを取り付けます。
2 ベースカバーを取り付けます。
3 ポートレプリケータ、メディアベースなどの外部デバイスを接続し、ExpressCard などのカードを交換します。
4 電話線、またはネットワークケーブルをコンピュータに接続します。
注意: ネットワークケーブルを接続するには、まずケーブルをネットワークデバイスに差し込み、次にコンピュータに差し込みます。
5 コンピュータ、および取り付けられているすべてのデバイスをコンセントに接続します。
6 コンピュータの電源を入れます。
コンピュータ内部の作業
5
コンポーネントの取り外しと取り付け
トピック
推奨ツール
ネジのサイズリスト
SIM加入者識別モジュールボード
ベースカバー
バッテリー
ソリッドステートドライブ
ハードドライブ
コイン型電池
ヒートシンクアセンブリ
WLAN カード
WWAN カード オプション
メモリモジュール
キーボード
電源コネクタポート
シャーシフレーム
スマートカードモジュール
スピーカー
システム基板
ディスプレイアセンブリ
ディスプレイベゼル
ディスプレイヒンジカバー
ディスプレイヒンジ
ディスプレイパネル
カメラ
ディスプレイeDPケーブル
ディスプレイ背面カバーアセンブリ
パームレスト
推奨ツール
本マニュアルの手順には以下のツールが必要です。
#0 プラスドライバ
#1 プラスドライバ
プラスチックスクライブ
メモ: #0 ドライバはネジ 0 1 に使用し、#1 ドライバはネジ 2 4 に使用します。
2
6
コンポーネントの取り外しと取り付け
ネジのサイズリスト
1. Latitude 5290 - ネジのサイズリスト
コンポーネント
M2*3シン
ヘッド
M2.5*6.3 M2*6
M2
*5
M3*3 M2*2 M2*5 M2*2.5 M2.5*3 M2x5.4
ベースカバー
8
バッテリー
1
ヒートシンクアセンブ
6
WLAN 1
SSD カード
1
キーボード
5
ディスプレイアセンブ
4
ディスプレイパネル
2
電源コネクタポート
1
パームレスト
2 3 2
LED ボード
1
システム基板
3
ディスプレイヒンジカ
バー
2
ディスプレイヒンジ
6
ハードドライブブラケ
ット
4
ハードドライブアセン
ブリ
4
シャーシフレーム
2 2 3
タッチパッドパネル
ボタン
2
スマートカードモジュ
ール
2
SIM加入者識別モジュールボード
加入者識別モジュールカードの取り付け
1 ペーパークリップ、または加入者識別モジュールSIMカードの取り外しツールをピンホールに差し込みます [1]
2 SIM カードトレイを引き出して取り外します [2]
3 SIM SIM カードトレイにセットします。
コンポーネントの取り外しと取り付け
7
4 所定の位置にカチッと収まるまで、SIM カードトレイをスロットに押し込みます。
加入者識別モジュールカードの取り外し
注意: コンピュータの電源がオンのときに加入者識別モジュールSIMカードを取り外すと、データロスまたはカード損傷の原因となる場合が
あります。お使いのコンピュータがオフになっているか、ネットワーク接続が無効になっていることを確認してください。
1 ペーパークリップまたは、 SIM カードの取り外しツールを SIM カードトレイのピンホールに差し込みます。
2 SIM カードトレイを引き出して取り外します。
3 SIM カードを SIM カードトレイから取り外します。
4 カチッと所定の位置に収まるまで SIM カードトレイをスロットに押し込みます。
ベースカバー
ベースカバーの取り外し
1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。
2 ベースカバーを取り外すには、以下の手順を実行します。
a ベースカバーをシステムに固定している 8 本の拘束ネジM2.5x6.3を緩めます [1]
b てこの作用でベースカバーを端の部分から外していき [2]、ベースカバーを持ち上げてシステムから取り外します。
メモ: てこの作用でベースカバーを端から外す際に、プラスチックスクライブが必要な場合があります。
8
コンポーネントの取り外しと取り付け
コンポーネントの取り外しと取り付け
9
ベースカバーの取り付け
1 ベースカバーをシステムのネジホルダーに合わせてセットします。
2 8 本の拘束ネジを締めて、ベースカバーをシステムに固定します。
3 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
バッテリー
バッテリーの取り外し
メモ
: 68 WHr のバッテリーは、SSD カードのみサポートします。
1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。
2 ベースカバーを取り外します。
3 バッテリーを取り外すには、次の手順を実行します。
a バッテリーケーブルをシステム基板のコネクタから外し [1]、ケーブルを配線チャネルから外します。
b バッテリーをシステムに固定している 1 本の拘束ネジM2x6を緩めます [2]
c バッテリーを持ち上げてシステムから取り外します [3]
10
コンポーネントの取り外しと取り付け
バッテリーの取り付け
1 バッテリーをシステムのスロットに挿入します。
2 バッテリーケーブルを配線チャネルに沿って配線します。
3 1 本の拘束ネジM2x6を締めて、バッテリーをシステムに固定します。
4 バッテリケーブルをシステム基板上のコネクタに接続します。
5 ベースカバーを取り付けます。
6 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
ソリッドステートドライブ
SSD カードの取り外し
1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。
2 以下を取り外します。
a ベースカバー
b バッテリー
3 ソリッドステートドライブSSDカードを取り外すには、次の手順を実行します。
a SSD カードを固定している粘着性の透明シールドを剥がします [1]
メモ: 交換用 SSD で再利用するので、慎重に剥がす必要があります。
b SSD をシステムに固定している 1 本のネジM2*3を外します [2]
c SSD をスライドさせて持ち上げ、システムから取り外します [3]
コンポーネントの取り外しと取り付け
11
SSD カードの取り付け
1 SSD カードをシステムのコネクタに差し込みます。
2 SSD カードをシステムに固定する 1 本のネジM2*3を取り付けます。
3 透明シールドを SSD の上にセットします。
4 次のコンポーネントを取り付けます。
a バッテリー
b ベースカバー
5 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
ホルダー付き SSD の取り外し
2230 SSD が標準装備されているモデルでは、SSD を所定の位置に固定するために、特定のホルダーを SSD の上に取り付ける必要があります。
1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。
2 以下を取り外します。
a ベースカバー
b バッテリー
3 ホルダー付き SSD を取り外すには、次の手順を実行します。
a SSD ホルダーをシステムに固定している 1 本のネジM2*3を外します [1]
12
コンポーネントの取り外しと取り付け
b ホルダー付き SSD をスライドさせて持ち上げ、システムから取り外します [2]
ホルダー付き SSD の取り付け
1 ホルダー付き SSD カードをシステムのコネクタに差し込みます。
2 1 本のネジM2*3を取り付けて、SSD ホルダーをシステムに固定します。
3 次のコンポーネントを取り付けます。
a バッテリー
b ベースカバー
4 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
SSD フレームの取り外し
1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。
2 次のコンポーネントを取り外します。
a ベースカバー
b バッテリー
c SSD カード
3 SSD フレームを取り外すには、次の手順を実行します。
a SSD フレームをシステムに固定している 1 本のネジM2*3を外します [1]
b SSD フレームを持ち上げてシステムから取り外します [2]
コンポーネントの取り外しと取り付け
13
SSD フレームの取り付け
1 SSD フレームをシステムのスロットにセットします。
2 SSD フレームをシステムに固定する 1 本のネジM2*3を取り付けます。
3 次のコンポーネントを取り付けます。
a SSD カード
b バッテリー
c ベースカバー
4 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
ハードドライブ
ハードドライブの取り外し
1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。
2 以下を取り外します。
a バッテリー
b ベースカバー
3 ハードドライブの取り外しは、次の手順で行います。
a ハードドライブケーブルをシステム基板のコネクタから外します [1]
b 4 本のM2 x 5.4ネジハードドライブアセンブリをシステムに固定しているネジを外します [2]
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コンポーネントの取り外しと取り付け
c ハードドライブアセンブリをシステムから取り外します。
d ハードドライブケーブルを外します。
e ハードドライブブラケットを所定の位置に固定している 4 本のネジM3x3を外します。
f ハードドライブブラケットをハードドライブから持ち上げて、外します。
ハードドライブの取り付け
1 ハードドライブをハードドライブブラケットに挿入します。
2 ネジを取り付けて、ハードドライブブラケットをハードドライブに固定します。
3 ハードドライブケーブルを取り付けます。
4 ネジを取り付けて、ハードドライブアセンブリをシステムに固定します。
5 ハードドライブケーブルをシステム基板のコネクタに接続します。
6 次のコンポーネントを取り付けます。
a バッテリー
b ベースカバー
7 システム内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
コンポーネントの取り外しと取り付け
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コイン型電池
コイン型電池の取り外し
1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。
2 以下を取り外します。
a ベースカバー
b バッテリー
3 コイン型電池を取り外すには、次の手順を実行します。
a コイン型電池ケーブルをシステム基板のコネクタから外します [1]
b コイン型電池を持ち上げ、接着面から外してシステム基板から持ち上げます [2]
コイン型電池の取り付け
1 コイン型電池をシステム基板に装着します。
2 コイン型電池ケーブルをシステム基板のコネクタに接続します。
3 次のコンポーネントを取り付けます。
a バッテリー
b ベースカバー
4 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
16
コンポーネントの取り外しと取り付け
ヒートシンクアセンブリ
ヒートシンクアセンブリの取り外し
1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。
2 以下を取り外します。
a ベースカバー
b バッテリー
3 ヒートシンクアセンブリを取り外すには、次の手順を実行します。
a システム基板上のコネクタからシステムファンケーブルを外します [1]
b ファンを固定している 2 本のM2*3ネジと、ヒートシンクをシステム基板に固定している 4 本のM2x3ネジを外します [2]
メモ:
ヒートシンクのネジをヒートシンク上に記された順番で外します。
ヒートシンクアセンブリのネジには、WLAN ケーブルを横に動かさないと回せないものがあります。
c ヒートシンクアセンブリを持ち上げて、システムから取り外します [3]
ヒートシンクアセンブリの取り付け
1 ヒートシンクアセンブリをシステム基板上に置きます。
2 ファンを固定する 2 本のネジM2*3とヒートシンクをシステム基板に固定する 4 本のネジM2x3を取り付けます。
コンポーネントの取り外しと取り付け
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メモ:
ヒートシンクのネジをヒートシンク上に記された順番で締めます。
ヒートシンクアセンブリのネジには、WLAN ケーブルを横に動かさないと回せないものがあります。
3 次のコンポーネントを取り付けます。
a バッテリー
b ベースカバー
4 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
WLAN カード
WLAN カードの取り外し
1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。
2 以下を取り外します。
a ベースカバー
b バッテリー
3 WLAN カードを取り外すには、次の手順を実行します。
a WLAN カードブラケットをシステムに固定している 1 本のネジM2*3を外します [1]
b WLAN アンテナケーブルを固定している WLAN カードブラケットを取り外します [2]
c WLAN アンテナケーブルを WLAN カードのコネクタから外します [3]
d WLAN カードを持ち上げて、コネクタから取り外します [4] 参照
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コンポーネントの取り外しと取り付け
WLAN カードの取り付け
1 WLAN カードをシステム基板のコネクタに差し込みます。
2 WLAN アンテナケーブルを WLAN カードのコネクタに接続します。
3 WLAN ケーブルを固定する WLAN カードブラケットをセットします。
4 1 本のネジM2*3を取り付けて、WLAN カードをシステムに固定します。
5 次のコンポーネントを取り付けます。
a バッテリー
b ベースカバー
6 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
WWAN カード オプション
システムに WWAN カードが付属していない場合があるので、これはオプションです。
WWAN カードの取り外し
1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。
2 以下を取り外します。
a ベースカバー
b バッテリー
3 WWAN カードを取り外すには、次の手順を実行します。
a WWAN カードブラケットを固定している 1 本のネジM2x3を外します [1]
b 金属製ブラケットをシステムから取り外します [2]
c WWAN アンテナケーブルを WWAN カードのコネクタから取り外します [3]
d WWAN カードをスライドさせて持ち上げ、システムから取り外します [4]
コンポーネントの取り外しと取り付け
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WWAN カードの取り付け
1 WWAN カードをシステムのスロットに差し込みます。
2 WWAN アンテナケーブルを WWAN カードのコネクタに接続します。
3 WWAN カードをコンピュータに固定するネジを取り付けます。
4 次のコンポーネントを取り付けます。
a バッテリー
b ベースカバー
5 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
メモリモジュール
メモリモジュールの取り外し
1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。
2 以下を取り外します。
a ベースカバー
b バッテリー
3 メモリモジュールを取り外すには、次の手順を実行します。
a メモリモジュールが浮き上がるまで、メモリモジュールを固定しているクリップを少しずつ開きます [1]
b メモリモジュールを持ち上げて、コネクタから取り外します [2]
20
コンポーネントの取り外しと取り付け
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