Dell OpenManage Plug-in for Nagios Core version 2.0 クイックスタートガイド

  • こんにちは!Dell OpenManageプラグインバージョン2.0のインストールガイドについてご質問にお答えします。このガイドには、システム要件、インストール手順、アップグレード手順、アンインストール手順、サポート対象デバイスの詳細などが記載されています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください!
  • このプラグインで監視できるDellデバイスは?
    必要なNagios Coreのバージョンは?
    このプラグインはどのプロトコルをサポートしていますか?
    保証情報はどのように表示されますか?
    SNMPアラートの監視はどのように行われますか?
Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in
ージョン 2.0
インストールガイド
メモ、注意、警告
メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法
を説明しています。
警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
著作権 © 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産
法で保護されています。Dell
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本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。
2015 - 10
Rev. A00
目次
1 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 について....... 4
2 システム要件...........................................................................................................6
管理システムのシステム要件................................................................................................................ 6
管理対象システムのシステム要件......................................................................................................... 7
3 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 のダウン
ロードとインストール
.............................................................................................. 9
4 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 のアップ
グレード....................................................................................................................12
5 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 のアンイ
ンストール................................................................................................................15
6 デルサポートサイトからの文書へのアクセス..................................................16
7 関連マニュアル..................................................................................................... 17
3
1
Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-
in バージョン 2.0 について
本ガイドでは、Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 のソフトウェア要件、システム
要件、インストール手順、アップグレード手順、アンインストール手順を説明します。
このプラグインは、Nagios Core によって管理される環境で Dell デバイスを監視する機能を提供します。こ
のプラグインにより、全体的およびコンポーネントレベルの正常性監視を含め、ハードウェアレベルで Dell
デバイスを完全に表示できます。プラグインは、Delll デバイスの基本的なインベントリ情報とイベント監視
も提供します。また、さらなるトラブルシューティング、設定、および管理アクティビティのための 1 1
ウェブコンソール起動もサポートしています。
Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 は、次の Dell デバイスをサポートしています。
Integrated Dell Remote Access ControlleriDRACwith Lifecycle Controller の使用によるエージェン
トフリーメソッドを使用したデルの第 12 世代以降の Dell PowerEdge サーバー
Dell Datacenter Scalable SolutionsDSS
Dell PowerEdge FX2/FX2s シャーシ、Dell PowerEdge VRTX シャーシ、および Dell PowerEdge M1000e
シャーシ
Dell EqualLogic PS-Series ストレージアレイ、Dell PowerVault MD 34/38 Series ストレージアレイ、お
よび Dell Compellent ストレージアレイ
デバイスサポートの詳細については、
Nagios Core
向け
Dell OpenManage Plug-in
バージョン
2.0
ユーザ
ーズガイド
』の「サポートマトリックス」を参照してください。
1. 主な機能
機能 機能性
デバイス検出
Dell デバイスを検出します。検出が完了すると、デバイスごとにホス
ト定義とサービス定義が作成されます。
iDRAC with Lifecycle Controller 経由での Dell サーバーの検出には、
SNMP または WS-MAN プロトコルを選択できます。Dell ストレージ
SNMP プロトコルを使用して検出され、Dell シャーシは WS-MAN
プロトコルを使用して検出されます。
デバイス情報
デバイス検出が正常に行われた後、検出されたデバイスに関する情報
(サービスタグ、ファームウェアバージョン、デバイス名、デバイス
モデルなど
が表示されます。この情報は、Nagios Core コンソール
ホスト または サービス ビューで表示することができます。
デバイスサービスとそれらの説明については、Nagios Core
向け
Dell OpenManage Plug-in
バージョン
2.0
ユーザーズガイド
バイス情報」を参照してください。
4
機能 機能性
デルデバイスの全体的な 正常性の
監視
Dell デバイスの全体的な正常性を監視します。
デルデバイスのコンポーネントレ
ベルの正常性
Dell デバイスのコンポーネント(物理ディスク、電源装置、温度プロ
ーブ、電圧プローブなど
の正常性を監視し、各コンポーネントに関
する情報が表示されます。
Dell デバイスのコンポーネントレベルの正常性の詳細については、
Nagios Core
向け
Dell OpenManage Plug-in
バージョン
2.0
ユーザ
ーズガイド
Dell デバイスのコンポーネント正常性の監視を参
照してください。
SNMP アラートの監視
デルデバイスに対する SNMP アラートを監視します。この機能が表
示するのは、最後に受信した
SNMP アラートのみです。
受信したすべての SNMP アラートを表示するには、Nagios Core コン
ソールで レポート アラート 履歴 に移動します。
それぞれのアラートを迅速にトラブルシューティングするために、
SNMP アラートに対応した、サポートされている Dell デバイスのアラ
ート Knowledge BaseKB)情報を表示することもできます。
詳細については、Nagios Core
向け
Dell OpenManage Plug-in
バー
ジョン
2.0
ユーザーズガイド
生成されたアラートの Knowledge
BaseKB
メッセージ」を参照してください。
Dell デバイス固有コンソールの起
サポートされている Dell デバイスのトラブルシューティングと管理
をさらに行うため、それぞれの
Dell 1 1 コンソールを起動します。
保証情報 サポートされている Dell デバイスに対して保証情報を監視および表
示します。詳細については、
Nagios Core
向け
Dell OpenManage
Plug-in
バージョン
2.0
ユーザーズガイド
』の「Dell デバイスの保証
情報」を参照してください。
このプラグインは、
Nagios Core のバージョン 3.5.0 以降をサポートします。
Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 をインストールする前に、この製品に関する最
新情報を得るため、Dell.com/omconnectionsEnterpriseSystemsManagement または Dell.com/
openmanagemanuals から最新のマニュアルをダウンロードしてください。
5
2
システム要件
プラグインのインストールを行う前に、使用しているプロトコルに応じて、次の要件を満たしていることを
確認してください。
共通の前提条件:
Nagios Core バージョン 3.5.0 以降がインストールされており、すべての Nagios Core コンポーネントが
機能している。
Perl バージョン 5.8.8 以降がインストールされている。
Net-IP Perl モジュールバージョン 1.26 以降がインストールされている。
(オプション)Dell 保証情報を表示するために、Java バージョン 1.6 以降がインストールされている。
(オプション)インターネットプロトコルバージョン 6IPv6)を使用した管理下システムの監視のため
に、Socket6 Perl モジュールバージョン 0.23 以降がインストールされている。
(オプション)SNMP アラートを受信するために、SNMP トラップトランスレータ(SNMPTT)がインス
トールされている。最新バージョンの使用を推奨。
(オプション)次のような Dell シャーシのコンポーネント属性情報を監視するために、サポートされてい
Dell Remote RACADM ユーティリティがインストールされている。
Dell シャーシファンステータス 速度(RPM
Dell シャーシ電源装置ステータス 入力電流(A
Dell シャーシ電源装置ステータス 入力電圧(V
Dell シャーシ電源装置ステータス 出力電力(W
Dell シャーシ I/O モジュールステータス の正常性。
サポートされている Dell Remote RACADM ユーティリティのダウンロードとインストールの詳細につ
いては、en.community.dell.com/techcenter/systems-management/w/wiki/3205.racadm-command-
line-interface-for-drac
」にアクセスしてください。
SNMP を使用する場合:
Net-SNMP Perl モジュールのバージョン 6.0.1 以降がインストールされている。
WS-MAN を使用する場合:
OpenWSMAN とその Perl バインディングがインストールされている。
メモ: iDRAC デバイスの検出には、要件に基づいて SNMP または WS-MAN プロトコルを選択できま
す。
Dell ストレージは SNMP プロトコルを使用して検出され、Dell シャーシは WS-Man プロトコルを
使用して検出されます。
管理システムのシステム要件
管理システムの要件は、次のとおりです。
6
Red Hat Enterprise LinuxRHEL7 および RHEL 6.632 ビットおよび 64 ビット)
SUSE Linux Enterprise ServerSLES11 および SLES 1032 ビットおよび 64 ビット)
対応バージョンの RHEL および SLES ゲストオペレーションシステムを実行している ESXi もサポートされ
ています。
管理対象システムのシステム要件
管理下システムの必要条件は、次のとおりです。
2. Dell デバイス用の対応ファームウェアバージョン
Dell デバイス ファームウェア 対応ファームウェアバージョン
デルの第 12 世代 PowerEdge サーバー
iDRAC7
2.20.20.20 および 2.15.10.10
デルの第 13 世代 PowerEdge サーバー
iDRAC8
2.20.20.20 および 2.15.10.10
デルの第 13 世代 PowerEdge サーバー
T130T330R230、および R330
iDRAC8 2.22.22.22
Dell PowerEdge R530xd iDRAC8
2.20.20.20 および 2.12.12.12
Dell PowerEdge R930 iDRAC8
2.20.20.20 および 2.13.13.12
Dell PowerEdge C4130 iDRAC8
2.20.20.20 および 2.15.10.10
Dell PowerEdge C6320 iDRAC8 2.14.14.12
Dell Datacenter Scalable SolutionsDSS
1500 および DSS 2500
iDRAC8 2.16.16.12
Dell Datacenter Scalable SolutionsDSS
1510
iDRAC8 2.17.17.13
Dell PowerEdge M1000e シャーシ
CMC
5.1 および 5.0
Dell PowerEdge VRTX シャーシ
CMC
2.1 および 2.0
Dell PowerEdge FX2/FX2s シャーシ
CMC
1.3 および 1.2
Dell Compellent ストレージアレイ 該当なし 6.6 および 6.5
Dell EqualLogic PS-Series ストレージアレ
該当なし 8.0.4 および 7.1.7
Dell PowerVault MD 34/38 シリーズスト
レージアレイ
該当なし 8.20.09.60 および 8.20.05.60
SNMP を使用する場合は、それぞれのデバイスに SNMP が設定されていることを確認してください。
Nagios Core コンソールで SNMP トラップを受信する場合は、それぞれのデバイスに SNMP トラップ送
信先を設定してください。
詳細については、dell.com/omconnectionsEnterpriseSystemsManagement にある『Nagios Core
向け
Dell OpenManage Plug-in
バージョン
2.0
ユーザーズガイド
』の「付録」を参照してください。
WS-MAN プロトコルを使用している場合は、デフォルトのサービスアカウントではなく、WS-MAN サー
ビスアカウントの使用が推奨されます。詳細については、Dell.com/esmmanuals にある各デバイスのユ
ーザーズガイドの「ユーザーアカウントと権限の設定」を参照してください。
7
対応プラットフォームのリストについては、Nagios Core
向け
Dell OpenManage Plug-in
バージョン
2.0
ユーザーズガイド
』の「サポートマトリックス」を参照してください。
8
3
Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-
in バージョン 2.0 のダウンロードとインス
トール
1. デルサポートサイトDell.com/supportまたは Nagios Exchangeexchange.nagios.org/から、
新の Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 インストーラをダウンロードします。
インストーラは、Dell_OpenManage_Plugin_v2.0_Nagios_Core_A00.tar.gz という名前の .tar.gz
ファイルとしてパッケージ化されています。
2. ダウンロードしたフォルダを保存した場所に移動し、次のコマンドを実行して内容を解凍します。
tar -zxvf Dell_OpenManage_Plugin_v2.0_Nagios_Core_A00.tar.gz
次のフォルダとファイルが解凍されます。
Dell_OpenManage_Plugin フォルダ
Dell_OM_Plugin_2_0_For_NagiosCore_IG.pdf ファイル
Dell_OM_Plugin_2_0_For_NagiosCore_ReadMe.txt ファイル
license_en.txt ファイル
3. Dell_OpenManage_Plugin/Install フォルダに移動し、次のコマンドを実行してインストーラを起動しま
す。
./install.sh
4. お使いのシステムに Nagios Core バージョン 3.5.0 以降がインストールされている場合は Y を押しま
す。またはその他任意のキーを押してインストール処理を終了し、Nagios Core バージョン 3.5.0 以降
をインストールしてから、インストール処理を再度開始します。
Enter を押して、デフォルト値(Y)で続行することも可能です。
5. インストール済みの Nagios Core の場所を尋ねられたら、パスを入力して Enter を押します。
または、Enter を押して、デフォルト場所である /usr/local/nagios を使用して続行することもできます。
入力が無効であった場合はエラーが表示され、インストール処理が終了します。
前提条件チェックが実行され、インストール済みの前提条件が表示されます。
メモ: Net-IPまたは Net-SNMP および OpenWSMAN の両方がシステムにインストールされてい
ない場合、インストール処理は終了します。前提条件が満たされていることを確認してから、イン
ストールを再度開始してください。
その他の前提条件が満たされていない場合は、インストール手順が適切なメッセージを表示し、インス
トールが続行されます。
6. ライセンス契約 に同意する場合は Y を押し、同意しない場合はその他任意のキーを押してインストール
を終了します。
Enter を押して、デフォルト値(Y)で続行することも可能です。
7. Y キーを押して escape_html_tags 属性を0に設定、または N を押してデフォルト設定「1で続行
します。
Enter を押して、デフォルト値(N)で続行することも可能です。
9
メモ: デルプラグインの異なるインスタンスまたはエンティティを区別するため、
escape_html_tags 属性をより優れた可読性(マルチラインビュー)のために 0に設定してイ
ンストールを続行することをお勧めします。
8. SNMPTT をインストールした場合、SNMPTT がインストールされている場所のパスを入力してから Y
押してインストールを続行します。
または、Enter を押して、デフォルトのファイルパス、/etc/snmp/snmptt.ini で続行することも可能で
す。SNMPTT をインストールしておらず、この手順を省略したい場合は、Enter を押します。
メモ: このプラグインのインストール中には SNMPTT をインストールしなかったが、後で SNMP
アラートを受信したくなったという場合は、次の手順を実行します。
SNMPTT をインストールします。
<NAGIOS_HOME>/dell/install フォルダに移動し、次のコマンドを実行します。
./install.sh trap
<NAGIOS_HOME> Nagios Core のインストール場所であり、<NAGIOS_HOME> の場所は
デフォルトで /usr/local/nagios です。
9. RACADM をインストールした場合、RACADM がインストールされている場所のパスを入力してから Y
を押してインストールを続行します。
または、Enter を押して、デフォルトのファイルパス、/opt/dell/srvadmin/sbin/racadm で続行すること
も可能です。RACADM をインストールしておらず、この手順を省略したい場合は、Enter を押します。
メモ: このプラグインのインストール中には RACADM をインストールしなかったが、後で
RACADM を統合したくなったという場合は、次の手順を実行します。
RACADM をインストールします。
<NAGIOS_HOME>/dell/install フォルダに移動し、次のコマンドを実行します。
./install.sh racadm
<NAGIOS_HOME> Nagios Core のインストール場所であり、<NAGIOS_HOME> の場所は
デフォルトで /usr/local/nagios です。
10. Java をインストールした場合、Java がインストールされている場所のパスを入力してから Y を押して
インストールを続行します。
または、Enter を押して、デフォルトのファイルパスである /usr/bin/java を使用して続行することもで
きます。
メモ: このプラグインのインストール中には Java をインストールしなかったが、後で Java バージ
ョンをインストールまたはアップグレードしたくなったという場合は、次の手順を実行します。
Java をインストールします。
<NAGIOS_HOME>/dell/install フォルダに移動し、次のコマンドを実行します。
./install.sh java
<NAGIOS_HOME> Nagios Core のインストール場所であり、<NAGIOS_HOME> の場所は
デフォルトで /usr/local/nagios です。
これで、プラグインがインストールされました。
11. Nagios Core 設定エントリを検証するには、次のコマンドを実行します。
<NAGIOS_HOME>/bin/nagios -v <NAGIOS_HOME>/etc/nagios.cfg
正常な設定アップデートでは、エラーまたは警告が表示されません。この手順中にエラーまたは警告を
受け取った場合は、それらを手動で解決します。
10
12. SNMPTT をインストールしており、SNMPTT 設定エントリを検証したいという場合は、SNMPTT がイン
ストールされているパスに移動して、
snmptt.ini ファイル内でセクション TrapFiles の下に次のエントリ
が存在していることを確認します。
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_Agent_free_Server_Traps.conf
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_Chassis_Traps.conf
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_Compellent_Traps.conf
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_EqualLogic_Traps.conf
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_PowerVaultMD_Traps.conf
13. 次のコマンドを実行して Nagios Core のサービスを再起動します。
service nagios restart
14. SNMPTT をインストールした場合は、次のコマンドを実行して SNMPTT サービスを再起動します。
service snmptt restart
11
4
Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-
in バージョン 2.0 のアップグレード
Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 1.0 から Nagios Core 向け Dell OpenManage
Plug-in バージョン 2.0 にアップグレードするには、次の手順を実行します。
1. デルサポートサイトDell.com/supportまたは Nagios Exchangeexchange.nagios.org/から、
新の Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 インストーラをダウンロードします。
インストーラは、Dell_OpenManage_Plugin_v2.0_Nagios_Core_A00.tar.gz という名前の .tar.gz
ファイルとしてパッケージ化されています。
2. ダウンロードしたフォルダを保存した場所に移動し、次のコマンドを実行して内容を解凍します。
tar -zxvf Dell_OpenManage_Plugin_v2.0_Nagios_Core_A00.tar.gz
次のフォルダとファイルが解凍されます。
Dell_OpenManage_Plugin フォルダ
Dell_OM_Plugin_2_0_For_NagiosCore_IG.pdf ファイル
Dell_OM_Plugin_2_0_For_NagiosCore_ReadMe.txt ファイル
license_en.txt ファイル
3. Dell_OpenManage_Plugin/Install フォルダに移動し、次のコマンドを実行してインストーラを起動しま
す。
./install.sh
4. お使いのシステムに Nagios Core バージョン 3.5.0 以降がインストールされている場合は Y を押しま
す。またはその他任意のキーを押してインストール処理を終了し、Nagios Core バージョン 3.5.0 以降
をインストールしてから、インストール処理を再度開始します。
Enter を押して、デフォルト値(Y)で続行することも可能です。
5. インストール済みの Nagios Core の場所を尋ねられたら、パスを入力して Enter を押します。
または、Enter を押して、デフォルト場所である /usr/local/nagios を使用して続行することもできます。
入力が無効であった場合はエラーが表示され、インストール処理が終了します。
前提条件チェックが実行され、インストール済みの前提条件が表示されます。
メモ: Net-IPまたは Net-SNMP および OpenWSMAN の両方がシステムにインストールされてい
ない場合、インストール処理は終了します。前提条件が満たされていることを確認してから、イン
ストールを再度開始してください。
その他の前提条件が満たされていない場合は、インストール手順が適切なメッセージを表示し、インス
トールが続行されます。
6. Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 にアップグレードするプロンプトが表示
されたら、
Y を押します。あるいは、Enter を押して、デフォルト値(Y)で続行することもできます。
アップグレードしない場合は、他の任意のキーを押してインストールプロセスを終了します。
7. ライセンス契約 に同意する場合は Y を押し、同意しない場合はその他任意のキーを押してインストール
を終了します。
12
Enter を押して、デフォルト値(Y)で続行することも可能です。
8. SNMPTT
をインストールした場合、
SNMPTT
がインストールされている場所のパスを入力してから
Y
押してインストールを続行します。
または、Enter を押して、デフォルトのファイルパス、/etc/snmp/snmptt.ini で続行することも可能で
す。SNMPTT をインストールしておらず、この手順を省略したい場合は、Enter を押します。
メモ: このプラグインのインストール中には SNMPTT をインストールしなかったが、後で SNMP
アラートを受信したくなったという場合は、次の手順を実行します。
SNMPTT をインストールします。
<NAGIOS_HOME>/dell/install フォルダに移動し、次のコマンドを実行します。
./install.sh trap
<NAGIOS_HOME> Nagios Core のインストール場所であり、<NAGIOS_HOME> の場所は
デフォルトで
/usr/local/nagios です。
9. RACADM をインストールした場合、RACADM がインストールされている場所のパスを入力してから Y
を押してインストールを続行します。
または、Enter を押して、デフォルトのファイルパス、/opt/dell/srvadmin/sbin/racadm で続行すること
も可能です。
RACADM をインストールしておらず、この手順を省略したい場合は、Enter を押します。
メモ: このプラグインのインストール中には RACADM をインストールしなかったが、後で
RACADM を統合したくなったという場合は、次の手順を実行します。
RACADM をインストールします。
<NAGIOS_HOME>/dell/install フォルダに移動し、次のコマンドを実行します。
./install.sh racadm
<NAGIOS_HOME> Nagios Core のインストール場所であり、<NAGIOS_HOME> の場所は
デフォルトで /usr/local/nagios です。
10. Java をインストールした場合、Java がインストールされている場所のパスを入力してから Y を押して
インストールを続行します。
または、Enter を押して、デフォルトのファイルパスである /usr/bin/java を使用して続行することもで
きます。
メモ: このプラグインのインストール中には Java をインストールしなかったが、後で Java バージ
ョンをインストールまたはアップグレードしたくなったという場合は、次の手順を実行します。
Java をインストールします。
<NAGIOS_HOME>/dell/install フォルダに移動し、次のコマンドを実行します。
./install.sh java
<NAGIOS_HOME> Nagios Core のインストール場所であり、<NAGIOS_HOME> の場所は
デフォルトで /usr/local/nagios です。
これで、プラグインがインストールされました。
11. Nagios Core 設定エントリを検証するには、次のコマンドを実行します。
<NAGIOS_HOME>/bin/nagios -v <NAGIOS_HOME>/etc/nagios.cfg
正常な設定アップデートでは、エラーまたは警告が表示されません。この手順中にエラーまたは警告を
受け取った場合は、それらを手動で解決します。
12. SNMPTT をインストールしており、SNMPTT 設定エントリを検証したいという場合は、SNMPTT がイン
ストールされているパスに移動して、
snmptt.ini ファイル内でセクション TrapFiles の下に次のエントリ
が存在していることを確認します。
13
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_Agent_free_Server_Traps.conf
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_Chassis_Traps.conf
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_Compellent_Traps.conf
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_EqualLogic_Traps.conf
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_PowerVaultMD_Traps.conf
13. 次のコマンドを実行して Nagios Core のサービスを再起動します。
service nagios restart
14. SNMPTT をインストールした場合は、次のコマンドを実行して SNMPTT サービスを再起動します。
service snmptt restart
14
5
Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-
in バージョン 2.0 のアンインストール
1.
<NAGIOS_HOME>/dell/Install フォルダに移動し、次のコマンドを実行します。
./uninstall.sh
2. アンインストールしてよいかを確認するメッセージが表示されたら、Y を押してアンインストールする
か、
N を押してアンインストール処理を終了します。
または、Enter を押して、アンインストールを終了することもできます。
3. アンインストール処理を続行するためのプロンプトが表示されたら、Y を押して続行するか、N を押し
てアンインストール処理を終了します。
または、Enter を押して終了することもできます。
メモ: インストール中に escape_html_tags 属性の値を「0」に設定した場合は、
<NAGIOS_HOME>/etc/cgi.cfg ファイルに移動してこの値を編集することにより、この値をデフォ
ルト値である「1」にリセットすることができます。
これで、プラグインがアンインストールされました。
4. Dell OpenManage Plug-in がアンインストールされたことを検証するには、<NAGIOS_HOME> フォル
ダに移動して、dell フォルダが削除されていることを確認します。
5. Nagios Core の設定エントリを確認するには、Nagios Core がインストールされているパスに移動し、
次のコマンドを実行します。
<NAGIOS_HOME>/bin/nagios -v <NAGIOS_HOME>/etc/nagios.cfg
正常な設定アップデートでは、エラーまたは警告が表示されません。この手順中にエラーまたは警告を
受け取った場合は、それらを手動で解決します。
6. SNMPTT をインストールしている場合は、SNMPTT がインストールされているパスに移動し、
snmptt.ini ファイル内のセクション TrapFiles の下から次のエントリが削除されていることを確認し
ます。
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_Agent_free_Server_Traps.conf
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_Chassis_Traps.conf
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_Compellent_Traps.conf
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_EqualLogic_Traps.conf
<NAGIOS_HOME>/dell/config/templates/Dell_PowerVaultMD_Traps.conf
7. 次のコマンドを実行して Nagios Core のサービスを再起動します。
service nagios restart
8. SNMPTT をインストールした場合は、次のコマンドを実行して SNMPTT サービスを再起動します。
service snmptt restart
15
6
デルサポートサイトからの文書へのアクセ
必要なドキュメントにアクセスするには、次のいずれかの方法で行います。
次のリンクを使用します。
すべての Enterprise システム管理マニュアルDell.com/SoftwareSecurityManuals
OpenManage マニュアルDell.com/OpenManageManuals
リモートエンタープライズシステム管理マニュアルDell.com/esmmanuals
OpenManage Connection エンタープライズシステム管理マニュアルDell.com/
OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement
Serviceability Tool マニュアルDell.com/ServiceabilityTools
OpenManage Connections クライアントシステム管理マニュアルDell.com/
DellClientCommandSuiteManuals
Dell サポートサイトから、
a. Dell.com/Support/Home に移動します。
b. 製品の選択 セクションで、ソフトウェアとセキュリティ をクリックします。
c. ソフトウェアとセキュリティ グループボックスで、次の中から必要なリンクをクリックします。
エンタープライズシステム管理
リモートエンタープライズシステム管理
Serviceability Tools
Dell Client Command Suite
接続クライアントシステム管理
d. ドキュメントを表示するには、必要な製品バージョンをクリックします。
検索エンジンを使用します。
検索 ボックスに名前および文書のバージョンを入力します。
16
7
関連マニュアル
本ガイドに加え、デルサポートサイト Dell.com/support/manuals で利用できる次のガイドにアクセスする
ことができます。マニュアルページで ソフトウェア & セキュリティ をクリックし、適切な製品リンクをク
リックして、マニュアルにアクセスします。
Integrated Dell Remote Access Controller 8 with Lifecycle Controller
ユーザーズガイド
Dell Integrated Remote Access Controller 7
ユーザーズガイド
Dell PowerEdge M1000e
Dell Chasis Management Controller
ユーザーズガイド
Dell PowerEdge VRTX
Dell Chasis Management Controller
ユーザーズガイド
Dell PowerEdge FX2/FX2s
Dell Chasis Management Controller
ユーザーズガイド
Dell Compellent
ストレージアレイユーザーズガイド
Dell EqualLogic PS-Series
ストレージアレイユーザーズガイド
Dell PowerVault MD
ストレージアレイユーザーズガイド
www.nagios.org/documentation で、Nagios Core 関連のマニュアルも参照してください。
17
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