Dell PowerVault MD3600i クイックスタートガイド

タイプ
クイックスタートガイド

このマニュアルは次のような方にも適しています

PowerVault MD3600i、MD3620i、MD1200、MD1220についての概要です。これらのDell PowerVaultストレージアレイは、10GBase-Tネットワークインフラを必要とし、冗長性のあるiSCSIデータパス構成を推奨しています。セットアップには、iSCSIワークシートの記入、ケーブルの物理的なラベル付け、適切な電源のオン/オフ手順の順守が含まれます。サポートされているOSは、Microsoft Windows Server、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server、VMwareです。

PowerVault MD3600i、MD3620i、MD1200、MD1220についての概要です。これらのDell PowerVaultストレージアレイは、10GBase-Tネットワークインフラを必要とし、冗長性のあるiSCSIデータパス構成を推奨しています。セットアップには、iSCSIワークシートの記入、ケーブルの物理的なラベル付け、適切な電源のオン/オフ手順の順守が含まれます。サポートされているOSは、Microsoft Windows Server、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server、VMwareです。

Dell PowerVault MD3600i
および MD3620i
ストレージアレイ
はじめに
規制モデルシリーズ
E03J
および
E04J
メモ、注意、警告
メモ
: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意
: 手順に従わないと、ハードウェアの損傷やデータの損失につながる可能性が
あることを示しています。
警告:
物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示し
ています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
© 2011 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書で使用されている商標について
DellDELL のロゴ、および PowerVault Dell Inc. の商標
です。
Microsoft
®
および Windows Server
®
は、米国および / またはその他の国々における Microsoft
Corporation
の商標または登録商標です。Red Hat
®
および Red Hat Enterprise Linux
®
は米国およびそ
の他の国々における
Red Hat, Inc. の登録商標です。SUSE
®
は米国およびその他の国における
Novell, Inc.
の登録商標です。VMware
®
は米国その他の法域における VMware, Inc. の登録商標です。
商標または製品の権利を主張する事業体を表すためにその他の商標および社名が使用されていること
があります。それらの商標や会社名は、一切
Dell Inc. に帰属するものではありません。
規制モデルシリーズ
E03J
および
E04J
2011 - 08 P/N 22P7F Rev. A02
はじめに 67
作業を開始する前に
メモ
: 本書において、Dell PowerVault MD3600i シリーズストレージアレイとは
Dell PowerVault MD3600i
および Dell PowerVault MD3620i の両方を指します。
Dell PowerVault MD1200 シリーズ拡張エンクロージャとは
Dell PowerVault MD1200
および Dell PowerVault MD1220 の両方を指します。
Dell PowerVault MD3600i
ストレージアレイをセットアップする前に、特定の
ベストプラクティスを考慮して、
RAID
エンクロージャが最高の効率で動作し、
完全な冗長性(必要な場合)が提供されることを確認することが必要です。
PowerVault MD3600i
シリーズストレージアレイは、カテゴリ
6
またはそれ以上のケーブル、
10GBase-T
対応パッチパネル、およびス
イッチで構成された
10GBase-T
対応インフラストラクチャが必要な
10GBase-T
製品です。
既存の
1GBase-T
インフラストラクチャは、
10GBase-T
ネットワークと
相互接続する
10GBase-T
スイッチを介して、または
iSCSI
ポートを
1GBase-T
スピードで動作するように手動で設定することにより、使用す
ることができます。
Modular Disk
設定ユーティリティ(
MDCU
)を
使ってポートスピードを設定することも可能です。
MDCU
の詳細に関し
ては、
78
ページの「
MD
ストレージソフトウェアのインストール」
を参
照してください。
メモ
: オートネゴシエーションはサポートされておらず、動作スピードは手
動で設定する必要があります。
ネットワーク全体を通して、常にカテゴリ
6
(またはそれ以上)のイーサネッ
トケーブルを使用します。
iSCSI
データ送信には、専用の
IP SAN
を使用することをお勧めします。管
理トラフィックを別の管理ネットワークに分離することもできます。
iSCSI
を構成する前に、
iSCSI
構成ワークシートを完了してください。
69
ページの「
iSCSI
ワークシートの完了」
を参照してください。このワーク
シートは、物理ネットワーク情報を単一ソースに収集できるようになってい
ます。
iSCSI
ワークシートを完了したら、ソリューションをセットアップする前に、
構成を図にしてみます。
データパスのひとつに障害が発生した場合、代わりのパスがホストサーバー
への行き来を提供できるように、常に冗長
iSCSI
データパスを構成します。
ホストに複数の
NIC
がインストールされている場合、管理と
iSCSI
データ
リンクには別々のサブセットを使用することをお勧めします。
ホストサーバーとストレージアレイ間のケーブルを接続する前に、各ポート
およびコネクタにラベルを貼っておきます。
68 はじめに
ネットワーク全体で動力サイクルをする場合、常に正しいパワーアップとパ
ワーダウンの手順に従います。また、重要なネットワークコンポーネントは
別々の電源回路に置くようにします。
メモ
: この文書の図では、SAN 環境での PowerVault MD3600i ストレージアレイ
1
つのみの配線を示しています。 また、この図は PowerVault MD3600i ストレージ
アレイのデフォルト
IP アドレスのみを示しています。SAN 環境で複数の
PowerVault MD3600i
ストレージアレイを配線する場合は、『導入ガイド』を参照
してください。
はじめに 69
iSCSI ワークシートの完了
IPv4
の設定
相互 CHAP
シークレット
ターゲット
CHAP
シーク
レット
A
B
ホストサーバー
PowerVault MD3600i
リーズストレージアレイ
192.168.130.101
(デフォルトは In 0
192.168.131.101
(デフォルトは In 1
192.168.128.101
(管理ネットワークポート)
192.168.130.102
(デフォルトは In 0
192.168.131.102
(デフォルトは In 1
192.168.128.102
(管理ネットワークポート)
複数のホストサーバーを使用するためにスペースが足りない場合は、複数のシートを使用してください。
iSCSI ポート 0
iSCSI
ポート 1
管理ポート
サブネットマスク
デフォルトゲートウェイ
A
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
静的 IP アドレス(ストレージアレイ)
サブネットマスク
デフォルトゲートウェイ
B
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
iSCSI
コントローラ
0
In 0
iSCSI
コントローラ
0
In 1
管理ポート
cntrl 0
iSCSI
コントローラ
1
In 0
iSCSI
コントローラ
1
In 1
管理ポート
cntrl 1
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
___ .___ .___ .___
静的 IP アドレス(ホストサーバー)
メモ:
チャレンジハンドシェイク認証プロトコル(CHAP)は、ストレージアレイ(ターゲット)
がホストサーバーの
iSCSI イニシエータを認証するという、オプションの iSCSI 認証方法です。詳細
に関しては、『導入ガイド』の「
CHAP 認証について」を参照してください。
70 はじめに
メモ
: IPv6 ワークシートに関する情報は、『導入ガイド』を参照してください。
必要なその他のマニュアルおよびメディア
警告:
システムに付属のマニュアルで
安全および認可に関する情報
を参
照してください。保証に関する情報は、このマニュアルに含まれている場
合と、別の文書として付属されている場合があります。
メモ
: PowerVault MD3600i シリーズストレージアレイのマニュアルは、すべて
support.dell.com/manuals
でご覧いただけます。
ラックソリューションに付属のマニュアルでは、システムをラックに取り付
ける方法について説明しています。
『オーナーズマニュアル』では、システムの機能、システムのトラブル
シューティング方法、およびシステムコンポーネントの取り付けや交換の方
法について説明しています。
『導入ガイド』
はソフトウェアおよびハードウェアのインストールと設定の
情報を提供します。
CLI
ガイド』はコマンドラインインタフェース(
CLI
)を使用した
ストレー
ジアレイの設定と管理に関する情報を提供します。
SMI-S Provider Installation Guide
』は、
SMI-S
プロバイダのインス
トールに関する情報を提供します。
システムに付属のメディアには、オペレーティングシステム、システム管理
ソフトウェア、システムアップデート、およびシステムと同時に購入したシ
ステムコンポーネントに関するものを含め、システムの設定と管理用のマ
ニュアルとツールが収録されています。
メモ
: アップデートには他の文書の内容を差し替える情報が含まれている場合がよ
くありますので、
support.dell.com/manuals でアップデートがないかどうかを
常に確認し、初めにお読みください。
はじめに 71
ホストサーバーの準備
対応オペレーティングシステム
Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
SUSE Linux Enterprise Server
VMware
メモ
: サポートされる、すべてのオペレーティングシステムバージョンの最新情報
は、
support.dell.com/manuals で『サポートマトリックス』 を参照してくださ
い。
iSCSI 用追加 NIC
追加の
NIC
をインストールする場合、次をお勧めします。
iSCSI
トラフィック用に専用冗長ストレージネットワークを使用します。専
用ネットワークが使用できない場合は、仮想ローカルエリアネットワーク
VLAN
)を使用して、
iSCSI
トラフィックを一般のネットワークトラフィッ
クと隔離します。
iSCSI
トラフィック専用の追加の
NIC
を使用します。
•NIC
は、冗長性のためペアで追加する必要があります。
メモ
: 単一の NIC もサポートされます。
NIC 設定
SAN
環境では、スイッチの数に応じて
iSCSI
トラフィック用に
2
つの固有のサブ
ネットを使用することをお勧めします。直接接続のストレージ環境では、
PowerVault MD36xxi
に直接接続されている各
NIC
が別々のサブネットに設置
される必要があります。すべてのホスト
IP
アドレスは、
MD
ストレージソフト
ウェアをインストールする前に設定する必要があります。
72 はじめに
一般的な設定
SAN 接続ホストの配線
サーバー、スイッチ、およびストレージアレイ間のすべてのケーブルは、次の図
のにあるように接続してください。ストレージアレイの配線の追加例は、
support.dell.com/manuals
で『展開ガイド』を参照してください。
最大 64 ホスト
サーバー
1
サーバー 2
ストレージアレイ
企業、パブリック、
またはプライベー
トネットワーク
スイッチ
1
スイッチ 2
はじめに 73
直接接続ホストの配線
サーバー 1
サーバー 2
ストレージアレイ
企業、パブリック、
またはプライベート
ネットワーク
74 はじめに
取り付けと設定
警告:
次の手順を実行する前に、システムに付属しているマニュアルの
「安全にお使いいただくために」をお読みください。
システムの開梱
システムを開梱して、システムに同梱の納品書リストと照らし合わせながら、各
アイテムを確認します。
ラックへのレールとシステムの取り付け
レールの組み立てとラックへのシステムの取り付けの際は、システムに付属して
いるマニュアルの「安全にお使いいただくために」およびラックへの取り付け手
順に従ってください。
メモ
: 重量負荷のバランスを取るため、PowerVault MD3600i シリーズストレージ
アレイをラックの最下位置に取り付け、その上に
PowerVault MD1200 シリーズ拡
張エンクロージャを取り付けることをお勧めします。
はじめに 75
電源ケーブルの接続
電源ケーブルを接続する前に、電源スイッチがオフになっていることを確認して
ください。システムに電源コードを接続します。
電源ケーブルの固定
同梱のストラップでケーブルをブラケットにしっかりと固定します。
電源ケーブルのもう一方の端をアースされたコンセントまたは無停電電源装置
UPS
)や配電装置(
PDU
)などの別の電源に接続します。各電源装置は別々の電
気回路に接続します。
76 はじめに
拡張エンクロージャの配線
エンクロージャへの電源投入
次の順序でコンポーネントに電源を入れます。
1
イーサネットスイッチ(使用する場合)
2
PowerVault MD1200
シリーズ拡張エンクロージャ(使用する場合)
メモ
: ストレージアレイに電源を投入する前に、エンクロージャ前面にある
エンクロージャステータス
LED が青色であることを確認してください。
3
PowerVault MD3600i
シリーズストレージアレイ
メモ
: ホストサーバーに電源を投入する前に、ストレージアレイ前面にある
ストレージアレイステータス
LED が青色であることを確認してください。
PowerVault MD3600i
リーズストレージアレイ
PowerVault MD1200
リーズ拡張エンクロー
ジャ
1(オプション)
PowerVault MD1200
リーズ拡張エンクロー
ジャ
2(オプション)
はじめに 77
4
ホストサーバー
ベゼルの取り付け
ベゼルを取り付けます(オプション)
78 はじめに
MD ストレージソフトウェアのインストール
メモ
: MD ストレージソフトウェアのインストール、エンクロージャのセットアッ
プ、およびインストール後のタスクに関する詳細手順は『導入ガイド』を参照して
ください。
MD Storage Manager
ソフトウェアは、ストレージアレイを設定、管理、およ
び監視します。
MD
設定ユーティリティ(
MDCU
)は管理ポート、
iSCSI
ホスト
ポートの設定、および
iSCSI
モジュラーディスクストレージアレイ用セッション
の作成に、集約された手段を提供するオプションのユーティリティです。スト
レージアレイに接続された各ホストサーバーの
iSCSI
を設定するには、
MDCU
使用することをお勧めします。
MD
ストレージソフトウェアをインストールする
には、次の手順を実行します。
1
MD
シリーズリソースメディアを挿入します。
お使いのオペレーティングシステムによっては、インストーラが自動的に
動する場合があります。インストーラーが自動的に動しない場合は、イン
ストールメディア(またはダウンロードしたインストーライメージ)のルー
トディレクトリに動し、
md_launcher.exe
イルを実行してくださ
い。
Linux
ベースのシステムでは、リソースメディアのルートに動し、
autorun
イルを実行します。
メモ
: Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムは、デフォルトで
リソースメディアを
–noexec mount オプションでマウントします。このオ
プションでは実行可能ファイルを実行できません。この設定を変更するには、
インストールメディアのルートディレクトリにある
readme ファイルを参照
してください。
2
MD Storage
ソフトウェアのインストール
選択します。
3
ライセンス約をみ、それに合します。
4
インストール設定
ドロップダウンメニューから、次のインストールオプ
ションのいれかを選択します。
 
完全(推奨)
— MD Storage Manager
(クライアント)ソフトウェ
ア、ホストベースのストレージエージェント、マルチパスドライバ、お
よびハードウェアプロバイダをインストールします。
ホストのみ
ホストベースのストレージエージェントおよびマルチパ
スドライバをインストールします。
管理
管理ソフトウェアおよびハードウェアプロバイダをインストー
ルします。
カスタム
特定のコンポーネントを選択することができます。
はじめに 79
5
このホストサーバー用のデータストレージとして機能するようにセットアッ
プしている
MD
ストレージアレイのモデルを選択します。
6
イベント監視サースを、ホストサーバーの動時に自動で開するか、
手動で開するかを選択します。
メモ
: このオプションは、Windows クライアントソフトウェアのインストー
ルに限り適用可能です。
7
インストールを確認して、
インストール
をクリックします。
8
インストールの完了、プロンプト表示に従ってホストサーバーを動し
ます。
9
動が完了したら、
MDCU
が自動で動します。
MDCU
が自動で動し
ない場合は、手動で動してください。
Windows
ベースのオペレーティングシステムでは、スタート
Dell
Modular Disk
設定ユーティリティ
とクリックします。
•Linux
ベースのオペレーティングシステムでは、デスクトップの
Modular Disk
設定ユーティリティ
アイコンをダブルクリックします。
メモ
: MDCU がインストールされない場合は、
support.dell.com/manuals で『導入ガイド』を参照してください。
10
MD Storage Manager
動してアレイを検出します。
11
該当する場合、お使いのストレージアレイとせて購入いただいたプレ
アム機能をアクティブします。プレアム機能を購入いただいた場合
は、お使いのストレージアレイに同梱の印刷アクティベーションカードを参
照してください。
メモ
: MD Storage Manager のインストーラは、ストレージアレイの動作に必要
なドライバ、ファームウェア、およびオペレーティングシステムのパッチ
/ ホット
フィックスを自動でインストールします。またこれらのドライバおよびファーム
ウェアは、
support.dell.com からも入手可能です。さらに、特定のストレージア
レイに必要な追加設定および
/ またはソフトウェアについては、
support.dell.com/manuals で『サポートマトリクス』を参照してください。
80 はじめに
サービスタグの位置
お使いのシステムは固有のエクスプレスサースコードとサースタグ番号
別されます。エクスプレスサースコードおよびサースタグは、システムの前
およびシステムの背面
RAID
コントローラモジュールにあります。この情
報は、デルがけたサポートての電を、適切担当者送するために使用
されます。
NOM 情報(メキシコのみ)
次の情報は、メシコの公式規格
NOM
)の要に従い、書で取り上ている
装置に関して提供されています。
輸入者:
モデル番号:
E03J および E04J
供給電圧: 100 240 V CA
周波数:
50/60 Hz
消費電流:
8.6 A
はじめに 81
仕様
ドライブ
PowerVault MD3600i
3.5
インチ、ホットスワップ対応
SAS
ハード
ディスクドライブ
3.0 Gbps
および
6.0 Gbps
最高
12
PowerVault MD3620i
2.5
インチ、ホットスワップ対応
SAS
ハード
ディスクドライブ(
3.0 Gbps
および
6.0 Gbps
最高
24
RAID コントローラモジュール
RAID コントローラモジュール
温度センサー付きホットスワップ対応モ
ジュール、
1
個または
2
コントローラ毎に
2 GB
キャッシュ
背面パネルコネクタ(RAID コントローラモジュール毎)
iSCSI コネクタ ホスト接続用 10 GB iSCSI IN コネクタ 2
SAS
拡張コネクタ 追加 PowerVault MD1200 シリーズ エンク
ロージャ拡張用
SAS OUT ポート 1
メモ
: SAS コネクタは SFF-8088 に準拠してい
ます。
シリアルコネクタ
6 ピン ミニ DIN コネクタ 1
メモ
: テクニカルサポート専用です。
管理イーサネットコネクタ エンクロージャの帯域外管理用
100/1000
Base-T
ポートイーサネット 1
メモ
: プライマリおよびセカンダリ RAID コン
トローラモジュール用のデフォルト管理ポート
IP
アドレスはそれぞれ、192.168.128.101
よび
192.168.128.102 です。管理ポートはデ
フォルトで
DHCP(ダイナミックホスト設定プ
ロトコル)に設定されています。特定のタイム
アウト(約
3 分間)内にコントローラが DHCP
サーバーから IP アドレス設定を取得できない
場合、デフォルトの静的
IP アドレス指定に戻
ります。詳細については、『導入ガイド』
を参
照してください。
82 はじめに
拡張
PowerVault MD1200 シリーズ PowerVault MD1200 または PowerVault
MD1220
拡張エンクロージャのどの組み合わ
せでも最大
192 台のハードディスクドライブ
をサポートします。
192 台のハードディスクド
ライブのサポートはプレミアム機能で、機能の
アクティブ化が必要です。プレミアム機能を使
用せずにサポートできるハードディスクドライ
ブの最大数は
120 台です。
冗長パス接続性は、各ハードディスクドライブ
に冗長データパスを提供します。
バックプレーンボード
コネクタ
12
または
24 SAS
ハードディスクドライブコ
ネクタ
電源装置
/
冷却ファンモジュールのコネクタ
2
RAID
コントローラモジュールコネクタ
2
セット
前面
LED
とエンクロージャモードスイッチ用
のコントロールパネルコネクタ
1
センサー 温度センサー 2
LED インジケータ
フロントパネル
システムスの状態を示す
2
色の
LED
インジ
ケータ
1
電源とエンクロージャモード用の単色
LED
ンジケータ
2
メモ
: エンクロージャモード LED
PowerVault MD3600i
シリーズストレージアレ
イには適用されません。
ハードディスクドライブキャリア
単色のアクティビティ
LED 1
各ドライブにつき
2
色の
LED
ステータスイ
ンジケータ
1
電源装置 / 冷却ファンの障害 電源装置のステータス、電源装置 / ファン障
害、および
AC のステータスを示す LED
テータスインジケータ
3
はじめに 83
RAID コントローラモジュール 単色 LED 8
バッテリ障害
1
キャッシュアクティブ
1
コントローラ障害
1
コントローラ電源
1
システム識別
1
管理イーサネットアクティビティ
1
iSCSI IN
ポートアクティビティ
2
2 LED 4
iSCSI IN
リンクスピード
2
•SAS OUT
リンクまたは障害
1
管理イーサネットリンクスピード
1
スイッチ
システム識別ボタン 前面コントロールパネル上にあります。このボ
タンは、ラック内でのシステムの位置確認に使
用されます。
エンクロージャモードスイッチ システムの前面にあります。このスイッチは
PowerVault MD3600i
シリーズストレージア
レイには適用されません。
パスワードリセットスイッチ
RAID コントローラモジュールの背面パネルに
あります。このスイッチはストレージアレイパ
スワードのリセットに使用します。
電源 装置
AC 電源装置(各電源装置につき)
ワット数
600 W
電圧
100 240 VAC8.6 A 4.3 A
熱消費
100 W
最大突入電流
通常のラインコンディションのもと、システム
の動作環境全範囲で、電源装置
1 台に付き 10
ミリ秒以下で突入電流が最高 55 A に達する場
合があります。
LED インジケータ (続き)
84 はじめに
ハードディスクドライブで利用可能な電力(スロット 1 個あたり)
PowerVault MD3600i 25 W
PowerVault MD3620i 12 W
RAID
コントローラモジュール電力(スロット 1 個あたり)
最高電力消費量
100 W
サイズと重量
PowerVault MD3600i
縦幅
8.68 cm
横幅
44.63 cm
奥行き
60.20 cm
重量(最大構成)
29.30 kg
重量(空の状態)
8.84 kg
PowerVault MD3620i
縦幅
8.68 cm
横幅
44.63 cm
奥行き
54.90 cm
重量(最大構成)
24.2 kg
重量(空の状態)
8.61 kg
環境
メモ
: 特定のシステム構成でのその他の環境条件の詳細については、
www.dell.com/environmental_datasheets を参照してください。
温度
動作時
1 時間当たり最大 10°C の温度変化で
10
35°C
メモ
: 高度が 2950 フィートを超えると、動作
時の許容最大温度は、
550 フィートごとに
1
°F ずつ低下します。
保管時
1 時間当たり最大 20°C の温度変化で
-40
65°C
相対湿度
動作時
1 時間当たり最大 10 パーセントの湿度変化で
20
80%(結露しないこと)
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Dell PowerVault MD3600i クイックスタートガイド

タイプ
クイックスタートガイド
このマニュアルは次のような方にも適しています

PowerVault MD3600i、MD3620i、MD1200、MD1220についての概要です。これらのDell PowerVaultストレージアレイは、10GBase-Tネットワークインフラを必要とし、冗長性のあるiSCSIデータパス構成を推奨しています。セットアップには、iSCSIワークシートの記入、ケーブルの物理的なラベル付け、適切な電源のオン/オフ手順の順守が含まれます。サポートされているOSは、Microsoft Windows Server、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server、VMwareです。