ESET SysRescue Live 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
ESET SysRescue Live
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Copyright ©2023 by ESET, spol. s r.o.
ESET SysRescue LiveESET, spol. s r.o.によって開発されています
詳細については、https://www.eset.comをご覧ください。
All rights reserved.本ドキュメントのいかなる部分も、作成者の書面による許可がない場合、電子的、機
械的、複写、記録、スキャンなど、方法または手段の如何をと遭わず、複製、検索システムへの保存、
または転送が禁じられています。
ESET, spol. s r.o.は、事前の通知なしに、説明されたアプリケーションソフトウェアを変更する権利を有
します。
テクニカルサポート: https://support.eset.com
改訂: 2023年/7月/18日
1 ESET SysRescue Live 1 ........................................................................................................................
2 ESET SysRescue Liveメディアの作成 1 ................................................................................................
3 ESET SysRescue Liveの起動 1 ..............................................................................................................
4 ESET SysRescue Liveの使用 3 ..............................................................................................................
4.1 オンデマンド検査 4 ..........................................................................................................................
4.1 ThreatSenseエンジン設定 6 ..............................................................................................................
4.2 アップデート 9 ...............................................................................................................................
4.2 ログファイル 10 .........................................................................................................................
4.2 保護統計 11 ..............................................................................................................................
4.2 隔離 11 ...................................................................................................................................
4.2 分析のためにファイルを提出 11 ........................................................................................................
4.2 ESET Live Grid 11 ........................................................................................................................
4.3 詳細設定 12 ...................................................................................................................................
4.4 プログラムメニュー 13 .....................................................................................................................
5 ESET SysRescue Liveを終了する方法 14 ..............................................................................................
6 デスクトップ環境について 14 .............................................................................................................
6.1 ネットワーク 15 .............................................................................................................................
6.2 データバックアップ 17 .....................................................................................................................
7 トラブルシューティング 18 .................................................................................................................
7.1 RAIDアプリケーションのマウント 19 ...................................................................................................
8 エンドユーザーライセンス契約 20 ......................................................................................................
9 プライバシーポリシー 26 ....................................................................................................................
1
ESET SysRescue Live
ESET SysRescue Liveは無償のユーティリティであり、ブータブルレスキューCD/DVDまたはUSBドライブを
作成できます。レスキューメディアから感染したコンピューターを起動し、マルウェアを検査して、感
染したファイルを駆除します。
ESET SysRescue Liveの主な利点は、ホストオペレーティングシステムから独立して稼動し、ディスクおよ
びファイルシステムに直接アクセスできることにあります。これにより、通常の処理条件では削除でき
ない可能性がある脅威を削除できます(オペレーティングシステムの実行中のときなど)。
ESET SysRescue Liveメディアの作成
1. ESET SysRescue Live .isoイメージファイルをダウンロードします。
2. ディスクイメージを作成するには、Windowsエクスプローラーで、ダウンロードしたISO画像を右ク
リックし、ディスクイメージの作成を選択して、画面の手順に従います。
無償のサードパーティソフトウェアを使用して、ライブUSBを作成しま
す。RufusUNetbootinUniversal USB Installerなどのさまざまな無償ユーティリティがインターネット
で提供されています。
3. Linuxコンピューターでは、ターミナルウィンドウで、ddコマンドを使用できます。
sudo dd if=/path/to/eset_sysrescue_live_enu.iso of=/dev/sdb bs=4M && sync
上記のコマンドで、path/to/eset_sysrescue_live_enu.iso を、ダウンロードした
.iso
イメージファ
イルの実際のパスに置き換えます。/dev/sdbは挿入されたUSBキーのパスです。ターミナルウィンドウ
で、sudo fdisk -l コマンドを使用し、挿入されたUSBキーのパスを再確認します。
異なるバージョン番号
ライブISOイメージのバージョンと[バージョン情報]画面のESET SysRescue Liveのバージョンは異な
ります。
ESET SysRescue Liveの起動
ESET SysRescue Liveが正常に機能するには、コンピューターをリムーバブルメディアから起動できるよう
にする必要があります。BIOSでブート優先度設定を修正できます。通常、BIOSにアクセスするには、起動
中にファンクションキー(F8-F12)またはESCキーのいずれかを押します。BIOSにアクセスする手順は、通常、
起動中の画面に表示されまうs。
リムーバブルメディアからESET SysRescue Liveを起動すると、スプラッシュ画面が表示されます。既定で
、ESET SysRescue Liveの起動中に自動的に30秒間のタイムアウトが設定されています。任意のキーを押
すと、タイムアウトを中断することができます。
2
ESET SysRescue Liveスプラッシュ画面
メインメニューには次のオプションがあります。
ESET SysRescueの実行 – 選択した言語でESET SysRescue Live環境を起動します。
ディスクの障害を確認 CD/DVD/USBリムーバブルメディアの完全性を確認します。ディスクチェッ
クでエラーが返された場合、レスキューイメージが破損している可能性があります。この場合、イ
ンストール手順に従い、レスキューメディアを再作成する必要があります。
メモリのテスト – スタンドアロンメモリ診断ツール(Memtest86+)を実行し、コンピューターの
物理メモリをテストし、メモリの故障を検出します。システムまたはコンピューターの誤作動が発
生した場合に、このツールを使用します。
最初のハードディスクから起動 – オペレーティングシステムを通常通りに起動する場合は、こ
のオプションを選択します。
ファンクションキーF1-F4は、特殊なブートパラメーターを指定する場合に役立ちます。使用可能なオプ
ションは次のとおりです。
F1ヘルプ – ESET SysRescue Liveのスプラッシュ画面のヘルプコンテンツを表示します。.
F2言語 – マスター言語を選択できます。これは、スプラッシュ画面で、システムの起動後に使
用されます。
F3キーマップ – キーボードレイアウトを調整できます。
3
F4他のオプション – Linuxカーネルパラメーターを修正できます。
ESC 開いているウィンドウを閉じます。テキストモードを切り替えることができます(上級ユー
ザーにのみに推奨)。
ESET SysRescue Liveの使用
起動後、ESET SysRescue Liveは、ESETライセンス契約を読んで、同意するように指示するメッセージが表
示されます。Live Grid (1)を使用するかどうかを選択し、望ましくない可能性があるアプリケーション
(2)の検出の詳細設定を設定してから、ライセンス契約の条件に同意します (3)をクリックして、エン
ドユーザーライセンス契約に同意することを確認します。
ESET SysRescueとライセンス契約
ライセンス契約への同意を確認した後、メインプログラムウィンドウが表示されます。
4
起動後のESET SysRescueおよびデスクトップ
オンデマンド検査
ESET SysRescueは、ext3、ext4、reiserfs、vfat (fat32)、ntfsなどのLinuxおよびWindowsパーティションの両方を
検査および駆除できます。
使用可能な検査オプションは次のとおりです。
スマート検査 – コンピューターの検査をすぐに開始して、ユーザーが操作しなくても感染して
いるファイルからウイルスを駆除できます。主な利点は、前もってスキャンを設定しなくても簡単
に操作できることにあります。
カスタム検査 – カスタム検査は、検査対象や検査方法などのスキャンパラメーターを自分で指
定したい場合に最適なソリューションです。カスタム検査の利点は、パラメータを詳細に設定でき
ることです。
5
ESET SysRescueオンデマンド検査
RAIDパーティション
いずれの検査オプションも、マウントされたディスクを含む
/media
フォルダーを検査するように
設定されています。RAIDパーティションが認識されない場合は、手動でマウントします
カスタム検査を実行するときには、既定の検査プロファイルのいずれかを選択するか、設定...をクリッ
クして、検査パラメーターを修正するか、特定の検査対象を選択します。検査で検出された脅威に対し
て駆除アクションを実行しない場合は、駆除せずに検査を選択します。
6
検査対象
ThreatSenseエンジン設定
ThreatSenseエンジンの設定オプションを使用すると、ユーザーはさまざまな検査パラメーターを指定す
ることができます。
検査するファイルの種類および拡張子
使用される検出方法の組み合わせ
駆除のレベルなど
[検査対象]セクションでは、侵入物を検査するコンピューターファイルを指定できます。
ファイル - 一般的なファイルの種類(プログラム、画像、音声、動画、データベースファイルな
ど)を全て検査します。
シンボリックリンク - (オンデマンドコンピュータ検査のみ)オペレーティングシステムによっ
て別のファイルまたはディレクトリへのパスとして解釈され、たどることができるテキスト文字列
を含む特殊なタイプのファイルを検査します。
電子メールファイル – 電子メールメッセージが含まれる特殊なファイルを検査します。
7
メールボックス – システムのユーザーメールボックスを検査します。このオプションを正しく
使用しない場合、電子メールクライアントとの競合が発生することがあります。
アーカイブ - アーカイブ内の圧縮されたファイル(.rar、.zip、.arj、.tarなど)を検査します。
自己解凍アーカイブ – 自己解凍アーカイブファイルにあるファイルを検査します。
ランタイムパッカー – 標準のアーカイブタイプとは異なり、ランタイムパッカーは、標準の静
的パッカー(UPX、yoda、ASPack、FGSなど)の他に、メモリで解凍します。
ブートセクター - マスターブートレコードにウイルスがいないかブートセクターを検査します。
[オプション]セクションでは、システムの侵入検査時に使用される方法を選択できます。
ヒューリスティック - ヒューリスティックは、悪意のあるプログラムの活動を解析するアルゴ
リズムを使用します。ヒューリスティック検出法の主な利点は、存在しなかった、またはこれまで
のウイルス定義ファイルで特定されていなかった、悪意のある新しいソフトウェアを検出できる能
力です。
アドバンスドヒューリスティック - アドバンスドヒューリスティックは、高級プログラミング
言語で作成されたコンピュータワームやトロイの木馬の検出に最適の独自のESETに開発されたヒュー
リスティックアルゴリズムを利用します。アドバンスドヒューリスティックによって、プログラム
の検出能力が大幅に向上します。
望ましくない可能性があるアプリケーション - 望ましくない可能性があるアプリケーションは、
必ずしも悪意があるとは限りませんが、コンピューターのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性
があります。通常、このようなアプリケーションをインストールするには同意が必要です。
安全ではない可能性があるアプリケーション - 安全ではない可能性があるアプリケーションと
は、そのアプリケーションがインストールされたことをユーザーが知らない場合、攻撃者によって
悪用される可能性のある、市販の適正なソフトウェアのことを指します。これには、リモートアク
セスツールなどのプログラムが含まれます。そのため、既定ではこのオプションは無効に設定され
ています。
駆除設定により、感染ファイルからウイルスを駆除するときのスキャナの動作が決まります。駆除には、
3つのレベルがあります。
駆除なし - 感染しているファイルが自動的に駆除されることはありません。警告ウィンドウが
表示され、アクションを選択することができます。
標準駆除 - 感染ファイルは自動的に駆除または削除されます。適切なアクションを自動的に選
択できなかった場合は、ユーザーがその後のアクションを選択することができます。あらかじめ指
定したアクションを完了できなかった場合にも、その後のアクションの選択が表示されます。
厳密な駆除 - 全ての感染ファイルが駆除または削除されます(アーカイブも対象)。ただし、シ
ステムファイルは除きます。感染ファイルを駆除できなかった場合は、ユーザーが警告ウィンドウ
でアクションを選択することができます。
8
ThreatSenseエンジンのパラメーターの設定
拡張子設定では、検査から除外するファイルのタイプを定義できます。拡張子は、ファイルのタイプと
内容を定義する、ピリオドで区切られたファイル名の一部です。
既定では、拡張子に関係なく、全てのファイルがスキャンされます。スキャンから除外するファイルの
一覧には、どの拡張子でも追加できます。[追加]および[削除]のボタンを使用することで、目的の拡張
子の検査を有効にしたり禁止したりできます。
特定のファイルタイプの検査によって、拡張子を使用するプログラムの正常な動作が妨げられる場合に
は、検査からファイルを除外する必要があります。たとえば、.log、.cfg、.tmp拡張子を除外することが推奨
される場合があります。
[制限]セクションでは、検査対象のオブジェクトの最大サイズおよびネストされたアーカイブのレベル
を指定できます。
最大サイズ – 検査対象のオブジェクトの最大サイズを定義します。これにより、ウイルス対策
機能では、指定した値より小さいサイズのオブジェクトのみが検査されます。一般的には既定値を
変更する理由はないので、その値を変更しないことをお勧めします。大きいオブジェクトを検査か
ら除外する必要がある場合のみ、このオプションを変更してください。
最大検査時間 – オブジェクトの検査に割り当てられた最長時間を定義します。ここでユーザー
定義の値が入力されていると、検査が終わっているかどうかにかかわらず、その時間が経過すると
ウイルス対策機能は検査を停止します。
最大ネストレベル - アーカイブの検査の最大レベルを指定します。一般的な環境では既定
値(10)を変更する理由はないので、その値を変更しないことをお勧めします。ネストされたアーカ
イブ数が原因で検査が途中で終了した場合、アーカイブは未チェックのままになります。
9
最大ファイルサイズこのオプションを使用すると、検査対象のアーカイブ(抽出された場合)に
含まれるファイルの最大ファイルサイズを指定できます。この制限により検査が途中で終了した場
合、アーカイブは未チェックのままになります。
システムで制御されるフォルダー(/proc/sys)の検査を無効にする場合は、システム制御フォルダー
を検査から除外するオプションを選択します(起動検査ではこのオプションは使用できません)。
その他タブを使用して、ThreatSenseエンジンの他のパラメーターを定義します。
SMART最適化を有効にする – SMART最適化を有効にすると、スキャンの速度を最高に保ちながら
最も効率的なスキャンレベルが確保されるように、最適な設定が使用されます。さまざまな保護モ
ジュールで高度に検査を行い、それぞれで異なる検査方法を使用して、それらを特定のファイルタ
イプに適用します。SMART最適化は製品内で厳密に定義されているものではありません。ESET開発チー
ムは新しい変更点を継続的に実装し、通常のアップデートでお使いのESET SysRescueに組み込みま
す。スマート最適化が無効な場合、検査を実行するときに、特定のモジュールのThreatSenseコアの
ユーザー定義設定のみが適用されます。
代替データストリームを検査 - ファイルシステムによって使用される代替データストリームは、
通常の検査技術では検出できないファイルとフォルダの関連付けです。多くのマルウェアが、自ら
を代替データストリームに見せかけることによって、検出を逃れようとします。
最終アクセスのタイムスタンプを保持 - データバックアップシステムでの利用などを考慮して、
検査済みファイルへのアクセス日時を更新せずに元のまま保持するには、このオプションを選択し
ます。
アップデート
ウイルス定義データベースをアップデートする機能は、ESET SysRescueの基本要素です。コンピューター
の検査を開始する前に、プログラムをアップデートすることをお勧めします。
メインメニューの[アップデート]をクリックすると、前回成功したアップデートの日時、アップデート
が必要かどうかなど、現在のアップデートの状態を確認できます。アップデートプロセスを手動で開始
するには、[ウイルス定義データベースをアップデートする]をクリックします。
アップデートが失敗した場合は、画面左下の[詳細設定]メニューにあるネットワーク接続設定でインター
ネット接続を確認します。
通常の状況では、アップデートファイルが正常にダウンロードされると、[アップデート]ウィンドウ
に[ウイルス定義データベースは最新です]というメッセージが表示されます。
[アップデート]ウィンドウには、ウイルス定義データベースのバージョンに関する情報も表示されます。
この数値インジケータは、特定のアップデートで追加されたすべての定義が表示される、ESET Webサイ
トへのアクティブなリンクです。
10
アップデート画面
アップデートサーバー詳細情報
ESET SysRescueは無償のツールであるため、ウイルス定義データベースの自動更新には、ユーザー
名とパスワードが必要ありません。 ただし、別のアップデートサーバーを使用する場合は、[詳
細設定(F5)] > [アップデート]で、[編集]をクリックして、サーバー詳細を設定できます。
ログファイル
ログファイルには、発生した全ての重要なプログラムイベントに関する情報が格納され、検出された脅
威の概要が表示されます。ログは、システムの分析、ウイルスの検出、およびトラブルシューティング
で重要なツールとして使用されます。ログへの記録はバックグラウンドでアクティブに実行され、ユー
ザーの操作を必要としません。
詳細モードが有効なときには、メインメニューからツール > ログファイルをクリックし、ログファイル
を表示できます。ウィンドウの最上部にある[ログ]ドロップダウンメニューを使用して、目的のログの
種類を選択します。使用可能なログは次のとおりです。
イベント - このオプションは、システム管理者およびユーザーが問題を解決するために使用し
ます。イベントログには、ESET SysRescueによって実行された全ての重要なアクションが記録され
ます。
オンデマンド検査 - このウィンドウには、完了した全ての検査結果が表示されます。エントリー
をダブルクリックすると、検査結果の詳細がそれぞれ表示されます。
11
保護統計
ESET SysRescueの保護機能に関連する統計データのグラフを表示するには、[ツール] > [保護統計]をクリッ
クします。ウイルス・スパイウェア対策保護統計グラフは、感染オブジェクトおよび駆除済みオブジェ
クトの数を表示します。統計グラフの下に、検査されたオブジェクトの総数、検査された最新オブジェ
クト、および統計タイムスタンプが表示されます。すべての統計情報を消去するには、[リセット]をク
リックします。
隔離
隔離の主な役割は、感染ファイルを安全に保存することです。ファイルを駆除できない場合、ファイル
の削除が安全でないまたは推奨されない場合、あるいはESET SysRescueで誤って検出された場合、ファイ
ルを隔離する必要があります。
任意のファイルを選択して隔離することができます。これは、ファイルの動作が疑わしいにもかかわら
ず、ウイルス対策機能によって検出されない場合にお勧めします。隔離したファイルは、ESETのウイル
スラボに提出して分析を受けることができます。
隔離されたファイルを元の場所に復元するには、ファイルを選択して、復元をクリックします。また、
隔離に一覧表示されたファイルを復元するには、ファイルを右クリックして、コンテキストメニューか
復元をクリックします。コンテキストメニューには、[復元]オプションもあります。このオプション
を使用すると、隔離される前の場所とは異なる場所にファイルを復元することができます。
分析のためにファイルを提出
[ツール] > [分析のためにファイルを提出]のファイルの提出ダイアログから、分析のためにファイルまた
はサイトをESETに送信できます。コンピュータ上の疑わしいファイル、またはインターネット上の疑わ
しいサイト見つかった場合は、ESETのウイルスラボに提出して解析を受けることができます。そのファ
イルが悪意のあるアプリケーションやWebサイトであることが判明すると、その後のアップデートファ
イルにその検出が追加されます。
また、メールでファイルを提出することもできます。この方法を希望する場合は、RARまたはZIPを使用
してファイルを圧縮し、アーカイブを"infected"というパスワードで保護し、[email protected]に送信し
てください。わかりやすい件名にし、ファイルに関する情報(ダウンロード元のWebサイトなど)をでき
るだけ多く記載してください。
ESETへのファイルの送信
ESETにファイルを提出する前に、次の基準の1つ以上を満たしていることを確認してください。
ファイルがまったく検出されない
ファイルが誤ってウイルスとして検出される
解析のために詳しい情報が必要でない限り、ESETから連絡することはありません。
ESET Live Grid
ESET Live Grid早期警告システムにより、ESETは新しい侵入物を迅速かつ継続的に把握しています。ESET
Live Grid早期警告システムの目的は、お客様に提供できる保護レベルを向上させることです。2つのオプ
ションがあります。
12
ESET Live Grid早期警告システムを無効にできます。ソフトウェアの機能は一切失われませんが、
場合によっては、ESET SysRescue Liveはウイルス定義データベースアップデートよりも速く新しい脅
威に対応できることがあります。
新しいウイルスと新しい危険なコードが含まれている場所に関する匿名の情報を提出するよう
ESET Live Grid早期警告システムを設定することができます。このファイルをESETに送信して詳し
い解析を受けることができます。これらの脅威について検討することは、ESETが脅威のデータベー
スを更新し、プログラムの脅威検出能力を向上させるのに役立ちます。
ESET Live Grid早期警告システムの設定は、[詳細設定]ウィンドウで[ツール] > [ESET Live Grid]の順に選択
します。ESET Live Gridを有効にするを選択して有効にし、詳細オプション見出しの横の設定...をクリッ
クします。
詳細設定
ESET SysRescueの詳細設定にアクセスするには、メインウィンドウの右上端のメインメニューをクリック
し、[詳細設定...]を選択するか、F5を押します。
ESET SysRescue詳細設定
使用可能なオプションは次のとおりです。
コンピューター検査 – 検査パラメーターを選択し、検査プロファイルを選択するか、新しいプロファ
イルを作成し、ThreatSenseエンジンパラメーター設定(制御するファイル拡張子、使用される検出方法
など)を調整するか、検査する検査対象、フォルダー、ファイルを選択します。
除外 除外では、ファイルやフォルダーをスキャンから除外することができます。すべての対象でウ
13
イルスがスキャンされるように、絶対に必要な場合を除いては、除外を作成しないことをお勧めします。
しかし、対象を除外する必要がある場合もあります。たとえば、スキャン中にコンピューターの速度を
低下させる恐れのある大きなデータベースエントリーや、スキャンと競合するソフトウェアなどです。
隔離 – 毎回のアップデート後に隔離されたファイルの検査を有効/無効にします。
Live Grid – ESET Live Grid、不審なファイルと匿名統計情報の送信、または詳細設定での除外フィルターの
追加を有効/無効にします。
インターフェイス – ESET SysRescueのユーザーインターフェイスを調整します。ユーザーは、このセク
ションで、標準メニューを有効にしたり、ツールチップを非表示にしたり、非表示のファイルを表示し
たりすることができます。
アラートと通知 詳細設定に表示される通知を選択したり、すべての通知を無効にしたり、非表示後
の時間を調整したり、全画面モード設定を変更したりします。
アップデート アップデートサーバーを選択したり、ユーザーまたはパスワードを変更したり、アッ
プデート通知を無効にしたり、アップデートキャッシュをクリアしたりします。
アップデートサーバー詳細情報
ESET SysRescueは無償のツールであるため、ウイルス定義データベースの自動更新には、ユーザー
名とパスワードが必要ありません。 ただし、別のアップデートサーバーを使用する場合は、[詳
細設定(F5)] > [アップデート]で、[編集]をクリックして、サーバー詳細を設定できます。
プロキシサーバー – ESET SysRescueを使用して、システムでインターネット接続を制御する場合、この
セクションでプロキシサーバー詳細を指定する必要があります。詳細については、「ネットワーク」を
参照してください。
すべてのセクションで、[既定]をクリックすると、設定がリセットされます。[すべて表示]をクリック
すると、[詳細設定]メニューに戻ります。
プログラムメニュー
プログラムメニューにアクセスするには、ESET SysRescueメインウィンドウの右上端の保護状態アイコン
をクリックします。
図13 – ESET SysRescueプログラムメニュー
詳細設定 このオプションを選択し、ESET SysRescueのオプションを調整します。
設定のインポートとエクスポート アーカイブファイルを使用して、設定を保存します。設定のインポー
トとエクスポートは、後から使用するために、現在のESET SysRescueの設定をバックアップする必要があ
14
る場合に役立ちます。設定のエクスポートオプションは、複数のシステムで任意のESET SysRescue設定を
使用する際にも便利です。簡単に設定ファイルをインポートして、任意の設定を転送できます。
すべての設定を既定値に戻す – システムの起動から行われたすべての変更をリセットします。
ログファイル – ログファイルには、発生した全ての重要なプログラムイベントに関する情報が格納さ
れ、検出された脅威の概要が表示されます。詳細については、ログファイルセクションを参照してくだ
さい。
隔離 – 隔離オブジェクトの追加、復元、削除
ウィンドウレイアウトのリセット – ウィンドウのサイズと位置を既定値にリセットします。
バージョン情報 – ESET SysRescueの製品バージョンを表示します。ESET SysRescueのバージョン情報ウィ
ンドウで詳細をクリックすると、プログラムモジュールとコンポーネントの情報が表示されます。
ESET SysRescue Liveを終了する方法
ESET SysRescue Liveを終了するには、システムメニュー > [ログアウト]をクリックしてから、[再起
動]または[シャットダウン]を選択します。
データ損失の可能性の回避
ローカルファイルシステムパーティションは、既定で、読み書き可能としてマウントされます。
データ損失の可能性を回避するために、強制再起動またはシャットダウンを実行しないことをお
勧めします
デスクトップ環境について
ESET SysRescue LiveGNU Linux OSで実行されます。デスクトップLXDEセッション環境により、軽量高速
になります。
パッケージシステムAPT (Debianパッケージ管理ユーティリティ)では、アプリケーションやドライバー
など役立ちうるパッケージをインストールすることができます。
上級Linux管理者は、LXTerminalコンソールを使用して、ルート権限(各コンソールコマンドの前にsudo
を入力)で、ファイルシステムチェックのfsck、cfdisk (コンソールバージョン)、GParted (グラフィック
ユーザ-インターフェイスバージョン)などの必要な操作を実行できます。
インターネットにアクセスするには、統合されたChromium webブラウザーを使用します。システムメ
ニュー > インターネット > Chromium Webブラウザーをクリックします。
15
デスクトップ環境の概要
ESET SysRescue Live環境では、特に、CD/DVDから実行している場合は、アプリケーションの読み込
みに時間がかかる場合があります。
ネットワーク
インターネットに接続している場合は、ほとんどの場合、自動的にDHCPサーバーからIPアドレスを取得
します。
ネットワーク接続ツールを使用して、ネットワークプロパティを修正します。
1.左下端のシステムメニュー をクリックします。
2.詳細設定に移動し、ネットワーク接続を選択します。
3.ネットワーク設定を変更するには、ネットワーク接続を選択し、 をクリックします。
4.有線接続の編集ウィンドウが開きます。IPv4設定タブを選択します。
5.方法を手動に変更し、追加をクリックして、アドレスネットワークゲートウェイDNSサーバー
フィールドに必要なデータを入力します。
16
6.[保存]をクリックして、ネットワークに再接続します。
ネットワーク接続
ESET SysRescue Liveがウイルス定義データベースアップデートを受信するには、インターネット接続が機
能している必要があります。
ESET SysRescue Liveがインストールされているシステムのインターネット接続を制御するために、プロキ
シサーバーが使用されている場合は、プロキシサーバーの詳細情報を指定する必要があります。このた
めには、F5を押して、詳細設定ウィンドウを開き、その他セクションでプロキシサーバーを選択します。
17
ESET SysRescueプロキシサーバー設定
データバックアップ
ESET SysRescue Liveはデータとシステム情報をUSBフラッシュドライブにバックアップできます。
データ損失の回避
コンピューターからUSBフラッシュドライブにバックアップドライブを取り外す前に、ファイルマ
ネージャーでドライブを右クリックし、ボリュームの取り外しを選択します。
システムメニュー をクリックし、アクセサリに移動し、ファイルマネージャーを選択します。目的
のファイルを参照し、USBドライブにコピーします。
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