Pro-face BLUE Open Studio HMI Runtime リファレンスガイド

タイプ
リファレンスガイド
BLUE Open Studio HMI Runtime
リファレンスマニュアル
BOS-HMIRT-JA_01
09/2023
www.proface.co.jp
法律情報
本書に記載されている情報は、製品/ソリューションに関する一般的な説明、技術的特性、および
推奨事項を含んでいます。
本書は、詳細な調査や運用/現場別の開発計画や概略図の代用となるものではありません。ま
た、特定ユーザーの用途に対する製品/ソリューションの適合性または信頼性を判断するために使
用すべきものではありません。関連する特定の用途または使用に関して製品/ソリューションの適切
かつ包括的なリスク分析、評価、および試験を行うこと、または選択した専門家インテグレー
ター、設計者等に実施させることは、当該ユーザーの義務とします。
本書で言及されているPro-faceブランドならびにシュナイダーエレクトリックSEおよびその子会社の
商標は、シュナイダーエレクトリックSEまたはその子会社の所有物です。その他すべてのブランドは、
各所有者の商標である場合があります。
本書およびその記載内容は、該当する著作権法で保護されており、情報提供のみを目的とし提
供されています。本書のいかなる部分も、いかなる形式や手段電子的、機械的、複写、記
録、またはその他によっても、どのような目的であっても、シュナイダーエレクトリックから書面による
事前の許可を得ずに、再製または頒布することはできません。
シュナイダーエレクトリックは、「現状のまま」 文書を調べる非独占な個人ライセンスを除き、本ガイ
ドまたはその記載内容を商業的に使用する権利またはライセンスを付与することはありません。
シュナイダーエレクトリックは、本書の内容またはその形式に関して、いつでも予告なく変更または更
新する権利を有します。
適用法により認められる範囲で、シュナイダーエレクトリックおよびその子会社は、本書の情報
コンテンツの誤りや記入漏れまたは本書に含まれる情報の使用に起因する結果、もしくはその
結果から生じる結果に関し、一切責任を負いません。
弊社は、責任ある、ソーシャルインクルージョン (社会的包摂を掲げた企業グループの一員とし
て、非包摂的な用語を含む文書等を順次改訂しております。この作業が完了するまでの間、弊
社が提供するコンテンツに、お客様が不適切と感じる可能性のある従来標準化されていた産業
用語が含まれている場合がございますことをご了承ください。
目次
安全に関する使用上の注意 ............................................................................4
本書について ................................................................................................5
本書の適用範囲.....................................................................................5
有効性に関する注意................................................................................5
登録商標 ..............................................................................................5
関連マニュアル ........................................................................................5
製品関連情報........................................................................................6
サイバーセキュリティー......................................................................................7
サイバーセキュリティーガイドライン..................................................................7
Hardware Configuration とは ........................................................................8
概要 .....................................................................................................8
Hardware Configuration の機能 ..............................................................8
INFORMATION...............................................................................8
ETHERNET ....................................................................................9
COM ..............................................................................................9
USB .............................................................................................10
DOWNLOAD ................................................................................10
SITEMANAGER............................................................................ 11
SECURITY ...................................................................................12
SYSTEM ......................................................................................12
ファームウェアの更新 .....................................................................................15
Pro-face Connect を使用する場合の設定 ......................................................16
Edge Box HMI のセットアップ手順..................................................................17
概要 ...................................................................................................17
USB ケーブルで転送する場合 ..................................................................17
イーサネットで転送する場合 .....................................................................22
付録.........................................................................................................28
ステータス LED 表示 ..............................................................................28
オプション機器一覧 ................................................................................28
プロジェクト設定時の注意........................................................................28
BOS-HMIRT-JA_01 3
安全に関する使用上の注意
重要情報
本書をよくお読みいただき、装置の正しい取り扱いと機能を十分ご理解いただいた上で、設
置、操作、保守を行ってください。本書および装置には以下の表示が使われています。これら
は潜在的な危険を警告したり、手順を明確化あるいは簡素化する情報について注意を呼び
かけるものです。
以下の点に注意してください。
電気装置の設置、操作、サービス、および保守は有資格者のみが行うことができます。定めら
れた範囲外の使用によって生じた結果については、シュナイダーエレクトリックは一切の責任を
負いかねます。
有資格者とは、電気装置の構造および操作ならびに設置に関する技術と知識を持ち、関連
する危険性を認識して回避するための安全トレーニングを受けた人を指します。
この記号が「危険」または「警告」安全ラベルに追加されると、電気的な危険が存在し、指示に従
わないと人身傷害の危険があることを示します。
安全警告記号です。人的傷害の危険性があることを警告します。
この記号の後に記載された安全に関する情報に従って、人的傷害や死亡の危険性を回避してくだ
さい。
危険は、危険が生じる可能性のある状況を示します。回避しないと、死亡や重傷を招きます
!
危険
警告は、危険が生じる可能性のある状況を示します。回避しないと、死亡や重傷を招くおそれがあります。
警告
!
注意は、危険が生じる可能性のある状況を示します。回避しないと、軽傷を招くおそれがあります。
注意
!
この表示は、指示に従わないと物的損害を負う可能性があることを示します。
注記
4 BOS-HMIRT-JA_01
安全に関する使用上の注意
本書について
本書の適用範囲
このマニュアルでは、BLUE Open Studio HMI Runtime がインストールされた (または
HMI Runtime がインストールされる)対象機器での設定や操作について説明しています。
有効性に関する注意
本書は本製品を対象として書かれています。
本書で説明する装置の技術的特性については、www.pro-face.com でオンラインでもご確
認いただけます。
シュナイダーエレクトリックでは、本マニュアル内に記載された製品特性とオンラインページの記載
内容が一致するよう務めていますが、継続的改善を目指す当社の方針に従い、情報をより
明確かつ正確なものにするため内容を改訂させていただく場合があります。マニュアルとオンライ
ンページの情報が一致していない場合は、オンラインページの情報を参照してください。
登録商標
Microsoft®Windows®は米国およびその他の国の Microsoft Corporation における登
録商標です。
本書に記載の製品名は、それぞれの権利者の登録商標である場合があります。
関連マニュアル
ハードウェアマニュアルやソフトウェアマニュアルなど、本製品に関連するマニュアルは、弊社ウェブ
サイトからダウンロードできます。
https://www.pro-face.com/trans/ja/manual/1085.html
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本書について
製品関連情報
GPL/LGPL ライセンス
This product partially uses the open source licensed under public license such as
GNU General Public License (GPL), GNU Lesser General Public License (LGPL).
As long as these open source, you have the right to get, modify and redistribute
them.
WE PROVIDES THESE SOURCE CODE "AS IS" WITHOUT WARRANTY OF
ANY KIND AND ALL SUCH WARRANTIES, EXPRESS OR IMPLIED, RE
HEREBY DISCLAIMED, INCLUDING, WITHOUT LIMITATION, WARRANTIES
OF MERCHANTABILITY, FITNESS OR USEFULLNESS FOR ANY PARTICULAR
PURPOSE, ACCURACY, AVAILABILITY, QUALITY OF THE SOURCE CODE,
PERFORMANCE OR NON-INFRINGEMENT.
There is no guarantee by the copyright for these as the open source and we do
not provide nor is obligated to provide support for the usage of these source code
packages, but we guarantee this product under the condition described in this
script.
You can refer the following link about GPL/LGPL.
GPL: https://www.gnu.org/licenses/gpl-3.0.html
LGPL: https://www.gnu.org/licenses/old-licenses/lgpl-2.1.html
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本書について
サイバーセキュリティー
サイバーセキュリティーガイドライン
本製品は、セキュアな産業制御システムの下で使用してください。サイバー攻撃の脅威からコ
ンポーネント(装置/デバイス)、システム、組織、およびネットワークを総体的に保護するために
は、多層的なサイバーリスク低減措置、インシデントの早期発見、インシデント発生時の適切
な対処と復旧計画が必要です。サイバーセキュリティーの詳細については、Pro-face HMI/
IPC サイバーセキュリティーガイドを参照してください。
https://www.proface.com/ja/download/manual/cybersecurity_guide
警告
システムの可用性、完全性、機密性に対する潜在的な侵害
デバイスの設定、制御、および情報への不正アクセスを防ぐために、初回使用時に既定
のパスワードを変更してください。
悪意のある攻撃の経路を最小限に抑えるために、可能な限り、使用していないポート /
サービスおよびデフォルトアカウントを無効にしてください。
ネットワークに接続されたデバイスは、多層のサイバー防御 (ファイアウォール、ネットワーク
セグメンテーション、およびネットワーク侵入検出と保護など)の背後に配置してください。
最新のアップデートと修正プログラムをオペレーティングシステムとソフトウェアに適用してく
ださい。
サイバーセキュリティーのベストプラクティス (最低限の権限、職務の分離)を使用し
て、データやログの不正な漏洩、損失、および改ざん、サービスの中断、または意図しな
い操作を防止してください。
上記の指示に従わないと、死亡、重傷、または機器の損傷を負う可能性があります。
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サイバーセキュリティー
Hardware Configuration とは
この章の内容
概要 ...............................................................................................................8
Hardware Configuration の機能.........................................................................8
概要
BLUE Open Studio HMI Rumtime がインストールされた (または HMI Runtime がインス
トールされる)対象機器では、Hardware Configuration IP アドレスや内部時計など
個々の機器で必要な設定を行います。
ログインパスワード
製品への不正アクセスのリスクを減らすために、初めて Hardware Configuration にログインす
る際にパスワードを設定してください。パスワードは次の要件を満たす必要があります。
文字数 半角 8文字以上、64 文字以下
文字種類 以下のそれぞれの文字種類を少なくとも 1つ使用
アルファベットの大文字 (AZ)
アルファベットの小文字 (az)
数字 (09)
記号 (特殊文字): ! # - = _ .
パスワードを忘れた場合、パスワードをリセットすることはできません。製品をご購入時の状態に
戻したい場合は、弊社カスタマーケアセンターまでお問い合わせください。この場合、製品内の
ユーザーデータはすべて失われます。
Hardware Configuration の機能
Hardware Configuration の機能について説明します。
INFORMATION
本製品のシステムバージョン、ランタイムバージョン、IP アドレスなどが確認できます。また、シス
テムエラーまたはランタイムエラーが発生した場合は、ステータス領域でエラー情報を確認でき
ます。
8 BOS-HMIRT-JA_01
Hardware Configuration とは
ETHERNET
イーサネットに関する設定を行います。イーサネットで接続機器と通信する場合や、プロジェクト
ファイルをダウンロードするなどネットワーク上のパソコンを利用した機能を使用する場合に設定
が必要です。
COM
シリアルインターフェイスの通信方法を、RS-232C RS-422/485 間で切り替えます。
RS-232C で通信する場合は、VCC を有効にするか無効にするか選択できます。
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Hardware Configuration とは
USB
本製品に USB 機器を接続している場合、ハードウェアの安全な取り外しができます。
DOWNLOAD
本製品にプロジェクトファイルや HMI Runtime をダウンロードすることを許可します。通常、運
転時は無効にしてください。
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Hardware Configuration とは
注記
プロジェクトファイルや HMI Runtime をダウンロードするときのみ有効にします。プロ
ジェクトファイルのダウンロード方法については、「BLUE Open Studio Technical
Reference Manual (Help Manual)」の「Remote Management
Download your project to the target device」を参照してください。
プロジェクトファイルを初めて Edge Box HMI にダウンロードする場合は、以下を参
照してください。
Edge Box HMI のセットアップ手順, 17 ページ
SITEMANAGER
別売りの Pro-face Connect を使用したシステムを構築する際に設定します。設定方法は以
下を参照してください。
Pro-face Connect を使用する場合の設定, 16 ページ
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Hardware Configuration とは
SECURITY
パスワードの変更を行います。前回のログイン情報を確認したり、その情報をダウンロードしたり
することもできます。ダウンロードしたセキュリティーデータファイルは、「log.csv」です。
注記パスワードの設定条件については、ログインパスワード, 8 ページ を参照してくださ
い。
SYSTEM
Date and Time タブで、製品の内部時計を設定します。NTP サーバーを設定することで時
刻を同期させることもできます。
Firmware Update タブで、ファームウェアの更新を行います。更新方法は以下を参照してく
ださい。
ファームウェアの更新, 15 ページ
12 BOS-HMIRT-JA_01
Hardware Configuration とは
Factory Reset タブで、本製品をご購入時の状態 (工場出荷時の状態)に戻すことができ
ます。
Backup and Restore Configuration タブで、Hardware Configuration で設定した
内容をバックアップすることができます。ダウンロードしたバックアップデータファイルは、
config.bin」です。そのバックアップデータを使用して Hardware Configuration の設定を復
元することができます。
ただし、次の設定はバックアップおよび復元されません。
SECURITY タブ
SYSTEM タブにある Date and Time タブ
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Hardware Configuration とは
14 BOS-HMIRT-JA_01
Hardware Configuration とは
ファームウェアの更新
システムを最新の状態に保つため、ファームウェアを定期的に更新することをお勧めします。
1. 弊社 Web サイトからファームウェアをダウンロードし、USB ストレージに保存します。
https://www.proface.co.jp
2. USB ストレージのルートフォルダーに BOOTOS13.SYS BOOTLD13.SYS のファイ
ルがあることを確認の上、USB ストレージを本製品に接続します。
3. Hardware Configuration にログインします。
4. SYSTEM タブを開きます。Firmware Update タブで、Update をクリックします。
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ファームウェアの更新
Pro-face Connect を使用する場合の設定
パソコンやタブレット端末を使用して、遠隔地に設置されている HMI 製品を表示 /操作する
には、外部からの不正なアクセスを防ぐことができるシステムの構築が求められます。別売りの
Pro-face Connect を導入することで、安全なリモートアクセスのシステムを構築できます。
Pro-face Connect は、現場の弊社製品 (SiteManager)、オフィスのパソコンやタブレット端
(LinkManager)、それらを繋ぐためのサーバー (GateManager) で構成されます。
ここでは SiteManager の設定方法について説明します。
1. Hardware Configuration にログインします。
2. SITEMANAGER タブを開き、Enable Remote Management のチェックボックスに
チェックを入れます。
3. アクセスする GateManager IP アドレス、および GateManager に接続するための
パスワード (トークン)を入力します。これらの情報は GateManager から受信した
GateManager X.509 の証明書付き電子メールの下部に記載されています。
4. Appliance Name に、対象機器名 (SiteManager の名前)を入力します。ここで設
定した名前が GateManager 上に表示されます。
5. 必要に応じてプロキシサーバーの IP アドレス、アカウント名、パスワードを入力します。プロ
キシサーバーの情報については、ネットワーク管理者にご確認ください。
6. Submit をクリックします。
7. 画面右上にある Reboot アイコンをクリックします。本製品が再起動されます。
注記
Pro-face Connect の詳細については、弊社ウェブサイトを参照してください。
https://www.proface.co.jp
登録した SiteManager GateManager 上から削除したときは、SiteManager
の初期化およびライセンスの再割り当てが必要です。Reset to Default をクリックし
て、GateManager 管理者にライセンスを再度割り当てるように依頼してください。
(同じライセンスは使用できません。ライセンスを再度割り当てるには 24 時間かかりま
す。)
16 BOS-HMIRT-JA_01
Pro-face Connect を使用する場合の設定
Edge Box HMI のセットアップ手順
この章の内容
概要 .............................................................................................................17
USB ケーブルで転送する場合 ............................................................................17
イーサネットで転送する場合................................................................................22
概要
Edge Box HMI (型式: PFXSTM6B00DIOT) には、HMI Runtime ライセンス (500 タグに
対応)とモバイルアクセスライセンスが付帯されています。ライセンスを有効化する必要はありま
せん。Edge Box HMI にはディスプレイがないため、モバイルアクセスの機能を使用してパソコン
(開発環境)Web ブラウザーから Edge Box HMI にアクセスします。
開発環境には、HTML5 に対応したブラウザーのインストールが必要です。(推奨: Google
Chrome)
注記
モバイルアクセスの機能の詳細については、「BLUE Open Studio Technical
Reference Manual (Help Manual)」の「Thin Client and Mobile Access-
Mobile Access」を参照してください。
タグの数を増加、または Edge Box HMI に複数のパソコンからアクセスしたい場合
は、弊社ウェブサイトでライセンス情報を確認してください。
HMI Runtime で利用できる機能には制限があります。詳細は、「BLUE Open
Studio Technical Reference Manual (Help Manual)」の「HMI Runtime-
Supported Features」を参照してください。
事前準備
プロジェクトを Edge Box HMI で使用するためには、BLUE Open Studio で以下の設定が
必要です。
1. リボンのプロジェクトタブのウェブグループで、モバイルアクセスをクリックします。Enable
CGI のチェックボックスにチェックを入れて設定を保存します。
2. すべての画面を作成 /編集したあと、ファイルメニューの HTML 形式で全て保存を選択
します。プロジェクト内のすべての画面および画面グループが HTML 形式で保存されま
す。
Edge Box HMI を対象機器としてご使用になる場合のセットアップ手順を説明します。
USB ケーブルで転送する場合, 17 ページ
イーサネットで転送する場合, 22 ページ
USB ケーブルで転送する場合
この手順は、Edge Box HMI に初めてプロジェクトを転送するユーザーを対象としています。
BOS-HMIRT-JA_01 17
Edge Box HMI のセットアップ手順
USB
1
2
3
DC24V
1. USB 転送ケーブルを Edge Box HMI に接続します。
2. Edge Box HMI の電源を入れます。ステータス LED が橙色に点滅します。
3. パソコン (開発環境)Edge Box HMI USB 転送ケーブルで接続します。
注記Edge Box HMI USB デバイスポートとパソコンを接続すると、Edge Box
HMI はイーサネットデバイスとして認識されます。(デバイス名Remote NDIS
Compatible Device)
4. パソコンの IP アドレスが自動取得に設定されているかを確認します。
注記Windows 10 をご使用の場合、IP アドレスの設定の確認方法は次のとお
りです。
スタートメニューから設定 >ネットワークとインターネット >アダプターのオプション
を変更するの順にクリックします。
使用するイーサネットを選択し、右クリックしてプロパティを選択します。インターネッ
トプロトコルバージョン 4 (TCP/IPv4) のプロパティで、IP アドレスを自動的に取得
するが選択されていることを確認します。
5. ブラウザーを開き、アドレスバーに Edge Box HMI IP アドレス
(https://169.254.100.100) を入力します。「この接続ではプライバシーが保護されま
せん」のメッセージが表示されます。継続するには、詳細設定をクリックして、(IP アドレス)
にアクセスするをクリックしてください。
18 BOS-HMIRT-JA_01
Edge Box HMI のセットアップ手順
6. Hardware Configuration が表示されます。ログインパスワードを設定し Submit をク
リックします。
注記
ユーザー名は「Admins」です。変更はできません。
パスワードは次の要件を満たす必要があります。
文字数 半角 8文字以上、64 文字以下
文字種類 以下のそれぞれの文字種類を少なくとも 1つ使用
アルファベットの大文字 (AZ)
アルファベットの小文字 (az)
数字 (09)
記号 (特殊文字)!# - = _ .
パスワードを忘れた場合、パスワードをリセットすることはできません。Edge Box
HMI をご購入時の状態に戻したい場合は、弊社カスタマーケアセンターまでお
問い合わせください。この場合、製品内のユーザーデータはすべて失われます。
7. SYSTEM タブを開きます。Date and Time タブで内部時計を設定し、Submit をク
リックします。
8. DOWNLOAD タブを開きます。Enable Project File Download のチェックボックスに
チェックを入れ、Submit をクリックします。
9. 画面右上にある Reboot アイコンをクリックします。Edge Box HMI が再起動されます。
10. BLUE Open Studioで、Edge Box HMI に転送したいプロジェクトファイルを開きます。
11. リボンのホームタブのリモート管理グループで、接続をクリックします。リモート管理ダイアロ
グボックスが表示されます。
BOS-HMIRT-JA_01 19
Edge Box HMI のセットアップ手順
12. ダイアログボックスの対象タブで、ホストEdge Box HMI IP アドレス
(169.254.100.100) を入力します。
13. TLS を使用のチェックボックスにチェックを入れ、接続をクリックします。
注記
ダウンロードを有効にした後の初回起動時に、Edge Box HMI TLS 接続
用の証明書ファイルを作成します。そのため接続の準備ができるまでに数分か
かることがあります。
システムバージョン 1.2.0 より前の製品を使用している場合は、TLS を使用
チェックボックスのチェックを外します。接続をクリックし、手順 16 に進みます。シ
ステムバージョンは Hardware Configuration INFORMATION タブで確
認できます。
14. 証明書を確認ダイアログボックスが表示されます。はいをクリックします。
20 BOS-HMIRT-JA_01
Edge Box HMI のセットアップ手順
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Pro-face BLUE Open Studio HMI Runtime リファレンスガイド

タイプ
リファレンスガイド