TE DRS-M

Hilti TE DRS-M 取扱説明書

  • こんにちは!Hilti TE DRS-M集塵モジュールの取扱説明書の内容を理解しています。このデバイスの機能、使用方法、トラブルシューティングなど、あらゆる質問にお答えします。この集塵モジュールは、Hiltiの特定の回転ハンマーと併用して、粉塵を効果的に抑制する設計です。お気軽にご質問ください!
  • 集塵モジュールを回転ハンマーに取り付ける方法は?
    ダストコンテナを清掃する方法は?
    集塵モジュールが適切に機能しない場合の対処法は?
    対応するHilti回転ハンマーは?
オリジナル取扱説明書
TE DRS‑M 集じんモジュール
ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みくださ
い。
この取扱説明書は必ず工具と一緒に保管してくだ
さい。
他の人が使用する場合には、 本体と取扱説明書
を一緒にお渡しください。
目次
1 一般的な注意 105
2 製品の説明 106
3 製品仕様 106
4 安全上の注意 106
5 ご使用方法 107
6 手入れと保守 107
7 故障かな? と思った時 108
8廃 108
9 本体に関するメーカー保証 108
10 EU 規格の準拠証明 (原本) 108
1 この数字は該当図を示しています。 図は取扱説明書
の冒頭にあります。
この取扱説明書では集じんモジュール TE DRS‑M
「モジュール」 と呼びます。
装置 1
@
集じんモジュールシャフト
;
ローターシャフト (ドリル本体)
=
ガイド ドリル本体)
%
ロック解除ボタン
&
ロックリング
(
ストッパー
)
サクションヘッド
+
ダストコンテナ
1 一般的な注意
1.1 安全に関する表示とその意味
危険
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる危険性が
ある場合に注意を促すために使われます。
警告事項
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる可能性が
ある場合に注意を促すために使われます。
注意
この表記は、 軽傷あるいは所持物の損傷が発生する可能
性がある場合に使われます。
注意事項
この表記は、 本製品を効率良く取り扱うための注意事項
や役に立つ情報を示す場合に使われます。
1.2 記号の説明と注意事項
警告表示
一般警告
事項
義務表示
ご使用
前に取扱説
明書をお
読みくだ
さい
機種名 製造番号の表示箇所
機種名はモジュール上に表示されています。 ヒルティ代
理店やサービスセンターへお問い合わせの際には、 必ず
当データを引用してください。
機種名
製造番号
ja
105
Printed: 08.10.2014 | Doc-Nr: PUB / 5071278 / 000 / 03
2 製品の説明
2.1 正しい使用
TE DRS‑M 集じんモジュールは、 ヒルティロータリー
ハンマードリル TE 7、 TE 7‑A、 TE 7‑C、 TE 6‑S およ
TE 6‑C 専用のアクセサリーです。
当モジュールは、 ロータリーハンマードリルにすばや
く、 簡単に取り付けることができます。
ハツリ作業や金属への穿孔には、 当集じんモジュールは
適しません。
健康に害を及ぼす危険のある母材 (アスベストなど)
の加工については、 各国の規定に従ってください。
当モジュールはプロ仕様で製作されています。 当モ
ジュールの使用、 保守、 修理を行うのは、 認定、
練された人に限ります。 これらの人は、 遭遇し得る危
険に関する情報を入手していなければなりません。
当モジュールおよび本体の、 使用法を知らない者によ
る誤使用、 あるいは規定外使用は危険です。
けがを防止するため、 当モジュールは上記のヒルティ
ロータリーハンマードリルにのみ使用してください。
アクセサリーは最寄りのヒルティセンター、 また
www.hilti.com でご確認ください。
3製
技術データは予告なく変更されることがあります。
モジュール
TE DRS‑M
消費電力
Max. 60 W
消吸引能力
Max. 250 l/min
重量
Max. 0.9 kg
技術情報
有効長
Max. 105 mm
使用可能な TE‑C ハンマードリルビット Ø)
4… 16 mm
ドリルビットの有効長
50… 100 mm
押し付け力
15… 25 N
ダストコンテナ容量 20...130 (ドリルビット径と穿孔長による)
サクションヘッド (Ø)
4… 16 mm
ダストコンテナ交換時期の目安
満杯 × 100
4 安全上の注意
注意! 注意事項のすべてをよくお読みください。 ご使
用のヒルティロータリーハンマードリルの取扱説明書
に記載されている安全上の注意を遵守してください。
注意事項に従わない場合、 重大な負傷をまねく恐れがあ
ります。 安全ガイドを大切に保管してください。
a) 本体の加工や改造は許されません。
b) 電源プラグをコンセントから抜いてください。 充電
式ドリルの場合は、 正回転 / 逆回転切り替えスイッ
チを中立位置にしてください。
4.1 塵埃
当モジュールは発生した塵埃をかなりの割合で集じんし
ますが、 全て残らず集じんするわけではありません。
含鉛塗料、 特定の種類の木材、 コンクリート/石材、
石英を含む岩石、 鉱物および金属などの母材から生じ
た粉じんは、 健康を害する恐れがあります。 作業者や
近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込んだりすると、
アレルギー反応や呼吸器疾患を起こす可能性がありま
す。 カシやブナ材などの特定の粉じんは、 特に木材処
理用の添加剤 (クロム塩酸、 木材保護剤) が使用され
ている場合、 発ガン性があるとされています。 アスベ
ストが含まれる母材は、 必ず専門家が取り扱うようにし
てください。 できるだけ集じん装置を使用してくださ
い。 集じん効率を高めるには、 適切な可動集じん装置
を使用してください。 必要に応じてそれぞれの粉じん
に適した防塵マスクを着用してください。 作業場の換
気に十分配慮してください。 処理する母材について、
各国で効力を持つ規定を遵守してください。
ja
106
Printed: 08.10.2014 | Doc-Nr: PUB / 5071278 / 000 / 03
5 ご使用方法
5.1 準備
5.1.1 集じんモジュールの取付け 2
注意事項
フィルターが一杯になると塵埃が溢れることがあるの
で、 フィルターは定期的に空にしてください。 防じん
マスクを着用してください。
注意事項
集じんモジュールに内蔵されているサクションファン
は、 ンマードリル本体のモーターから動力を得ま
す。 ローターシャフトの歯部は 集じんモジュール
シャフトの歯切りされたソケットにかみ合います。
5.1.2 集じんモジュールの取外し
注意
集じんモジュールシャフトは、 負荷により非常に高温に
なっていることがあります。 集じんモジュールシャフ
トには手を触れないように注意してください。
1. ロック解除ボタンを押して、 その状態を保ちます。
2. 集じんモジュールを本体から下方へ引き抜きます。
5.1.3 長さの調節 (ストローク長の調節) 3
注意事項
通常、 ストローク長はドリルビット全長 150 mm に調
節されています。 これはドリルビット有効長 100 mm
に相当します。 これより短いドリルビットの場合は、
ストローク長を適切に調節する必要があります
1. 注意ロックリングを開くと、 テレスコープ部分が
ロック解除されて最大 110 mm 飛び出ることがあ
ります。 保護メガネを着用してください。
ロックリングを開きます。
2. ドリルビットを装着したドリル本体を壁に当て、
ビットが壁に触れるまで押し付けます。
3. ロックリングを閉めます。
5.1.4 穿孔長の調整 (デプスゲージ) 4
注意事項
アンカー施工用の穿孔などで正確な穿孔長が必要な場合
は、 試し穿孔を行って穿孔長を点検してください。
1. ストッパーを開きます。
2. ストッパーを、 希望の穿孔長までずらします。
3. ストッパーを閉じます。
5.2 操作
注意
ご使用のヒルティロータリーハンマードリルの取扱説
明書に従ってください。 けがを防止するため、 当モ
ジュールは 2 章で挙げたドリル本体にのみ使用してくだ
さい。
警告事項
健康に害を及ぼす危険のある母材 (アスベストなど)
の加工については、 必ず各国の規定に従ってください。
5.2.1 ダストコンテナを空にする 5
注意事項
フィルターが一杯になると塵埃が溢れることがあるの
で、 フィルターは定期的に空にしてください。 防じん
マスクを着用してください。
1. ドリル本体を水平に保ち 短時間作動させます。
これで集じんモジュールに溜まっていた塵埃の残り
がダストコンテナに吸引されます。
2. ボタンを押して、 その状態を保ちます。
3. ダストコンテナを集じんモジュールから下へ引き
抜きます。
4. ダストコンテナを軽く叩いて塵埃を取り去りま
す。 塵埃が溢れないように、 コンテナは適時空に
してください。
5. 空のダストコンテナを下から集じんモジュールには
め込み、 ロックします。 しいダストコンテナを
取り付ける場合は、 着前に保護キャップを外し
てください。
5.2.2 サクションヘッドの交換 6
1. サクションヘッド裏面の突起部を引き戻します。
2. 古いサクションヘッドをガイドから上方へ引き出し
ます。
3. 新しいサクションヘッドをガイドに挿入し、 ロッ
クされるまで押し込みます。
6 手入れと保守
注意
電源プラグをコンセントから抜いてください。 充電式ド
リルの場合は、 正回転 / 逆回転切り替えスイッチを中
立位置にしてください。
6.1 先端工具の手入れ
先端工具の表面に付着した汚れを取り除きます。
折、 油を染みこませた布で表面を磨いて腐食から守って
ください。
6.2 モジュールの手入れ
注意
水、 オイル、 グリス、 洗浄剤は使用しないでください。
集じん装置の清掃には、 必ず乾いたブラシと清掃用の布
を使用してください。 防じんマスクを着用してくださ
い。
ja
107
Printed: 08.10.2014 | Doc-Nr: PUB / 5071278 / 000 / 03
6.3 保守
モジュールの全ての表面パーツに損傷がないか、 また
全ての装置が支障なく作動するか確認してください。
パーツが損傷していたり、 装置が正しく作動しない場
合は、 モジュールを使用しないでください。 修理が必
要な際は、 弊社営業担当またはヒルティ代理店 販売
店にご連絡ください。
7 故障かな? と思った時
症状 考えられる原因 処置
塵埃が溢れ出る
ダストコンテナが満杯 ダストコンテナを空にする
サクションヘッドの故障
サクションヘッドを交換する
8廃
本体の大部分の部品はリサイクル可能です。 リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されなければなりませ
ん。 多くの国でヒルティは、 古い電動工具をリサイクルのために回収しています。 詳細については弊社営業担当ま
たはヒルティ代理店 販売店にお尋ねください。
9 本体に関するメーカー保証
保証条件に関するご質問は、 最寄りのヒルティ代理店
販売店までお問い合わせください。
10 EU 規格の準拠証明(原本)
名称
集じんモジュール
機種名
TE DRS‑M
設計年
2005
この製品は以下の基準と標準規格に適合していること
を保証します 2006/42/EG、 EN ISO 12100.
Hilti Corporation Feldkircherstrasse 100
FL‑9494 Schaan
Paolo Luccini Jan Doongaji
Head of BA Quality and Process
Management
Executive Vice President
Business Area Electric Tools &
Accessories
Business Unit Power
Tools & Accessories
01/2012 01/2012
技術資料
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH
Zulassung Elektrowerkzeuge
Hiltistrasse 6
86916 Kaufering
Deutschland
ja
108
Printed: 08.10.2014 | Doc-Nr: PUB / 5071278 / 000 / 03
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