Vaisala DRYCAP
®
低露点温度変換器 DMT242
取扱説明書
June 2008 | M010036JA-D
5. 配線済みのネジ端子部を 図 3で示した正しい向きでコネクタにはめ込みます。固定ネジをコネクタに
差し込みます。ケーブルクランプを締めます。配線済みのコネクタを受側のコネクタへ接続します。
注 記
コネクタ、ネジ端子部、受け側コネクタのすべての位置関係が 図 3に示したように
なっていないと正しく接続できません。固定ネジを締め付けて下さい。
6. カバーを取り付けます。ケーブルはカバーの孔をうまく通るようにして下さい。これで変換器の使用準
備が整いました。
注 記
電源投入後、測定まで 7 分間お待ちください。セルフチェック中のため、しばらく出
力が固定されています。
図 3 コネクタの配線と取り付け
校正とメンテナンス
焼結金属フィルタの交換
焼結金属フィルタが汚れると、応答時間が長くなる可能性があります。汚れたフィルタは新しいものに交
換してください。フィルタはねじ込み式で工具は不要です。
校正
校正またはチェックを 2 年毎に行うことをお勧めします。現場でのチェックは、校正済みの基準プローブ
を用い、元のプローブと基準プローブによる測定値を比較することで行えます。ハンディタイプ露点計
DM70 は、現場で変換器の精度を確認するのに最適です。ケーブルを接続して、DM70 のディスプレイ
で、DM70 を見ることができます。接続ケーブルを使用して、DM70 のディスプレイに、DMT242 と
DM70 の指示値を見ることができます。校正の必要があれば、下記ヴァイサラ社又は最寄のヴァイサラ
取扱店にお問い合わせ下さい。
ネジ端子部は図で示された正しい場所に接続し
てください。
(端子 2 と 3 を上側にする)
1 = 受け側コネクタ
2 = ネジ端子部コネクタ
3 = コネクタ
4 = ケーブルクランプ
5 = RS-232 シリアルポート
6 = 端子 2 と 3
7 = 3 線ケーブル
8 = 圧力設定スイッチポート
9 = 固定ネジ