Pioneer XDJ-R1 取扱説明書

カテゴリー
DJコントローラー
タイプ
取扱説明書
XDJ-R1
2Ja
もくじ
本書の見かた
本書では、製品本体に表示されているチャンネル名、ボタン名、および
ソフトウェア上のメニュー名などを、[ ] で囲んで記載しています。(
[CH 1]、[CUE] ボタン、[ スタート ] メニュー )
はじめに
本機の特長 ................................................................................................ 3
準備する
スマートフォンスタンドを取り付ける ................................................ 4
対応ソースについて ................................................................................ 4
使用できるメディア ................................................................................ 4
再生できる音楽ファイルフォーマット ................................................ 5
コンピュータと組み合わせて使える機能 ............................................ 6
接続する
入力 / 出力端子に接続する .................................................................... 9
無線 LAN で接続する .......................................................................... 10
各部の名前とはたらき
パワー & ワイヤレスセクション ........................................................ 13
USB デバイスセクション ................................................................... 13
プレーヤーセクション ......................................................................... 13
ブラウズセクション ............................................................................. 16
ミキサーセクション ............................................................................. 17
エフェクトセクション ......................................................................... 18
操作する
電源の入れかた ..................................................................................... 20
スタンバイ状態にするとき ................................................................. 20
ディスクの入れかたと出しかた ......................................................... 20
USB デバイスの接続のしかたと外しかた ....................................... 21
再生する ................................................................................................. 21
remotebox を使う............................................................................... 21
音声を出力する ..................................................................................... 21
フェーダーを使ってミックスする ..................................................... 22
QUANTIZE 機能を使う ...................................................................... 22
SYNC 機能を使う ................................................................................ 22
設定を変更する
オートスタンバイ機能について ......................................................... 23
設定項目一覧 ......................................................................................... 23
WLAN INFORMATION の項目一覧 ................................................ 23
WLAN SETTING の項目一覧 ............................................................ 24
DJ ソフトウェアを使う
ドライバソフトウェアについて (Windows) ................................... 25
DJ ソフトウェアを使う....................................................................... 26
VIRTUAL DJ LE を使う .................................................................... 26
MIDI メッセージ一覧 ........................................................................... 27
その他
故障かな?と思ったら ......................................................................... 34
エラー表示 ............................................................................................. 36
ブロックダイヤグラム ......................................................................... 36
本体表示部表示アイコン一覧 ............................................................. 37
使用上のご注意 ..................................................................................... 37
ディスクの取り扱いかた ..................................................................... 37
商標および登録商標について ............................................................. 37
3
Ja
はじめに
はじめに
本機の特長
本機は、世界中で使用されているクラブ機器であるパイオニア DJ 製品
の高い操作性を継承した DJ プレーヤー /DJ ミキサー一体型システム
です。USB デバイスや CD、コンピュータの楽曲を使って簡単に本格
的な DJ プレイを楽しめます。
MULTI MEDIA, MULTI FORMAT
音楽 CD だけでなく、USB デバイス ( フラッシュメモリーなど ) に記
録されている音楽ファイル (MP3、AAC、WAV、AIFF) や CD-R/RW
に記録されている音楽ファイル (MP3、WAV、AIFF) を再生できます。
また、DJ ソフトウェアのコントローラーおよびオーディオインター
フェースとして使うこともできます。
remotebox
本機は無線 LAN 機能を搭載しています。
無償でダウンロードできるモバイルデバイスアプリ remotebox を
使って、モバイルデバイスで本機をリモートコントロールできます。
remotebox での操作により、多彩な DJ プレイを楽しめます。
rekordbox
付属の音楽管理ソフトウェア rekordbox (Mac/Windows) を使って、
コンピュータ内の音楽ファイルをさまざまな方法で管理 ( 解析、設定、
作成、履歴保存 ) できます。rekordbox で管理された音楽ファイルを
本機と組み合わせて使うことによって、優れた DJ パフォーマンスを実
現できます。
! 本書では、Mac/Windows rekordbox rekordbox と表記し
ています。
USB EXPORT
USB デバイスを使って rekordbox の音楽ファイルや管理データを受
け渡しできます。
SOUND CARD
本機は他社製 DJ ソフトウェアをコントロールできる MIDI インター
フェースを装備しています。また、サウンドカードを内蔵しているの
で、他の機器ともシンプルに接続できます。
BEAT SYNC
rekordbox で解析された楽曲の GRID 情報をもとに、左右のデッキのテ
ンポ (BPM) と拍位置を自動的に同期させることができます。[TEMPO]
スライダーを動かすことなく本格的なビートミックスを気軽に楽しめ
ます。
QUANTIZE
rekordbox で解析された楽曲ならラフにボタンを押してもオンビート
となる QUANTIZE 機能を備えています。オートビートループ、ビート
エフェクトを設定するときにボタンを押した位置に最も近い拍に自動
で合わせます。
本機はオートビートループ、ビートエフェクト設定したときだけでな
く、プレイ中にホットキューなどを使うときにも再生中のリズムを崩す
ことなくオンビートの確実なパフォーマンスを可能にします。
AUTO BEAT LOOP
[AUTO BEAT LOOP] ツマミを押すことにより、ビートを崩さず自動的
にループを設定できます。[AUTO BEAT LOOP] ツマミを左右に回すこ
とによりループの拍数を変更することができます。
BEAT FX
各デッキにビートエフェクトを装備しています。各デッキで再生中のト
ラックに個別にビートエフェクトを掛けることができます。
SOUND COLOR FX
音声に多彩な変化を与える 4 種類のエフェクトボタンを搭載しています。
ボタンを押してツマミを回すだけで簡単に曲調をアレンジできます。
HOT CUE
ボタンを押すだけで事前に設定しておいたキューポイントから瞬時に
再生できるホットキューを備えています。各デッキで 3 箇所ずつのホッ
トキューを設定できます。
4-BEAT SAMPLER
本機に登録されたサンプリング音源を、ボタンを押すだけで再生するこ
とができます。サンプリング音源は USB デバイスおよび CD の楽曲の
中から登録することができます。
3BAND ISOLATOR
高音域、中音域、低音域の音量を別々に調整できる 3 バンドイコライ
ザーを搭載しています。好みに応じて音色を変えられるだけでなく、ツ
マミを左に回しきるとその音域の音を消せます ( アイソレーター機能 )。
VIRTUAL DJ LE
DJ プレイの基本機能が充実した DJ ソフトウェア「VIRTUAL DJ
Limited Edition」のライセンスキーを同梱しています。同ソフトウェ
アは、Atomix productions 社のウェブサイトよりダウンロードでき
ます。
ループ、エフェクト、サンプラー、4 チャンネルミックス、およびビデ
オなど多彩な機能をお使いいただけるだけでなく、本機の操作パネルに
合わせたパイオニアオリジナルデザインスキンを表示できます。
4Ja
準備する
スマートフォンスタンドを取り付ける
1 スマートフォンスタンドのツメを本体背面にある穴に挿
入してから、下へ突き当たるまでスライドさせる
! 付属のスタンド以外は、取り付けないでください。
2 付属のネジで固定する
! 付属のネジ以外は、使わないでください。
スマートフォンスタンドをお使いいただくときのご注意
! 本スタンドはスマートフォン専用のスタンドです。タブレット等、
サイズの大きいものは設置しないでください。
! スタンドに必要以上の力を加えないでください。本機の破損につな
がる恐れがあります。
! 端末の落下等による端末の故障・破損またはケガ等には、弊社は責
任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
警告
付属のネジは幼児の手の届くところに置かないでください。 万一飲み
込んだ場合にはただちに医師と相談してください。
対応ソースについて
本機は以下のソースに対応しています。
! ディスク (4ページ )
! USB デバイス (5ページ )
付属の CD-ROM について
付属の CD-ROM からソフトウェアをコンピュータにインストールす
ると、本機とコンピュータを組み合わせてお使いいただけます。
付属の CD-ROM には以下 2 つのソフトウェアが含まれています。
! 音楽管理ソフトウェア rekordbox
! ドライバソフトウェア
使用できるメディア
ディスクについて
本機は以下のディスクを再生できます。
種類 マーク1対応フォーマット 対応ファイルシステム
CD ! 音楽CD (CD-DA)
CD-R
! 音楽CD (CD-DA)
! CD-ROM
ISO9660 level 1,
ISO9660 level 2,
Romeo and Joliet
CD-RW
種類 マーク1対応フォーマット 対応ファイルシステム
CD-TEXT 2! 音楽CD (CD-DA)
1 表中のマークがディスクレーベル、パッケージ、またはジャケットに表記され
ているディスクを再生できます。
2 CD-TEXT に記録されているタイトル、アルバム名、アーティスト名を表示し
ます。複数の TEXT 情報が記録されているときは、一番目の TEXT 情報を表
示します。
再生できないディスク
! DTS-CD
! フォト CD
! ビデオ CD
! CD グラフィックス (CD-G)
! ファイナライズしていない CD
! DVD
CD-R/-RW について
CD-R/-RW に記録されている音楽ファイル (MP3/WAV/AIFF) を再
生できます。
フォルダ階層 最大 8 階層 (8 階層を超えるフォルダに含まれているファイ
ルは再生できません )。
最大フォルダ数 999 フォルダ
最大ファイル数 999 ファイル
フォルダやファイルの数が多いときは、読み込みに時間がかかることが
あります。
コンピュータで作成したディスクの再生について
アプリケーションの設定やコンピュータの環境設定によっては、コン
ピュータで作成したディスクは再生できないことがあります。本機で再
生可能なフォーマットで記録してください。詳しくは、アプリケーショ
ンの発売元にお問い合わせください。
ディスクの特性汚れや記録レンズの汚れなどによって記録品質が
よくないときは、再生できないことがあります。
ディスクの取り扱いについては、 37ページ 「ディスクの取り扱いか
た」をご覧ください。
バックアップディスク作成のおすすめ
CD-R/-RW は、一時停止またはキューポイントでの一時停止を長時間
続けると、ディスクの性質上その場所が再生しづらくなることがありま
す。ループ再生を特定の場所で極端に繰り返したときも、その場所が再
生しづらくなることがあります。
大切なディスクを再生するときは、バックアップディスクの作成をお勧
めします。
コピーコントロール CD について
本機は音楽 CD 規格に準拠して設計されています。CD 規格外ディスク
の動作および性能は保証できません。
DualDisc の再生について
「DualDisc」 は、片面に DVD 規格準拠の映像やオーディオが、もう
片面に CD 再生機での再生を目的としたオーディオがそれぞれ収録さ
れています。
DVD 面ではない、オーディオ面は、一般的な CD の物理的規格に準拠
していないために、再生できないことがあります。
なお、「DualDisc」の仕様や規格などの詳細に関しましては、ディス
クの発売元または販売元にお問い合わせください。
5
Ja
準備する
8 cm ディスクについて
8 cm ディスクは再生できません。また、8 cm アダプターをディスク
に取り付けて本機で再生しないでください。ディスクの回転中にアダプ
ターが外れてディスクの破損および本機の故障の原因になります。
CD-TEXT
本機は CD-TEXT に対応しています。CD-TEXT で記録されているタ
イトル、アルバム名、アーティスト名を表示します。複数の TEXT 情
報が記録されているときは、一番目の TEXT 情報を表示します。対応
文字コードは以下のとおりです。
! ASCII
! ISO-8859-1
USB デバイスについて
本機は、外付けハードディスク、携帯フラッシュメモリー、およびデジ
タルオーディオプレーヤーなどの USB マスストレージクラスの USB
デバイスに対応しています。
フォルダ階層 最大 8 階層 (8 階層を超えるフォルダに含まれているファイ
ルは再生できません )。
最大フォルダ数 999 フォルダ
最大ファイル数 10000 ファイル (rekordbox で管理していないファイル
のときは 999 ファイル )
対応ファイルシス
テム
FAT16、FAT32 (HFS+ および NTFS には対応していま
せん )。
使用できない USB デバイス
!
外付けDVD/CD ドライブなどの光ディスク系デバイスは使えません。
! USB ハブは使えません。
USB デバイスをお使いいただくときのご注意
! USB デバイスによっては正常に動作しないことがあります。本機
との接続により、USB デバイスにお客様が記録されたデータが損
失またはその他の直接・間接の障害が発生した場合でも、当社は一
切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
! 本機の USB デバイス挿入口に許容量以上の電流が流れると
[USB STOP] インジケーターが点滅し、USB デバイスへの電源供給
を停止して通信を止めることがあります。正常な状態に戻すために
は、本機に接続された USB デバイスを取り外してください。過電
流が検出された USB デバイスの再使用は避けてください。以上の
方法で正常な状態に戻らない ( 通信しない ) ときは、いったん本機
の電源をオフしてから再度電源をオンしてください。
! USB デバイスに複数のパーティションの設定をしているときは、
初のパーティションだけ使えます。
! フラッシュカードリーダー搭載の USB デバイスは正常に動作しな
いことがあります。
! お使いの USB デバイスによっては期待したパフォーマンスが得ら
れないことがあります。
再生できる音楽ファイルフォーマット
本機は以下のフォーマットに従った音楽ファイルに対応しています。
! CD-ROM 内の AAC ファイルは再生できません。
! AAC ファイルは、99 分までしか再生できません。
種類 ファイル拡張子 対応フォーマット ビット処理 ビットレート サンプリング周波数 エンコード方式
MP3 .mp3 MPEG-1 AUDIO LAYER-3 16 bit 32 kbps ~ 320 kbps 32 kHz, 44.1 kHz, 48 kHz CBR, VBR
MPEG-2 AUDIO LAYER-3 16 bit 32 kbps ~ 160 kbps 16 kHz, 22.05 kHz, 24 kHz CBR, VBR
AAC .m4a, .aac, .mp4 MPEG-4 AAC LC 16 bit 16 kbps ~ 320 kbps 32 kHz, 44.1 kHz, 48 kHz CBR, VBR
MPEG-2 AAC LC 16 bit 16 kbps ~ 320 kbps 32 kHz, 44.1 kHz, 48 kHz CBR, VBR
WAV .wav WAV 16 bit, 24 bit 44.1 kHz, 48 kHz 非圧縮 PCM
AIFF .aif, .aiff AIFF 16 bit, 24 bit 44.1 kHz, 48 kHz 非圧縮 PCM
MP3 ファイルについて
MP3 ファイルには、固定ビットレート (CBR : Constant Bit Rate)
と可変ビットレート (VBR : Variable Bit Rate) があります。本機で
はどちらのファイルでも再生できますが、VBR は CBR に比べサーチ
の速度が遅くなります。操作性を優先するときは CBR で記録すること
をお勧めします。
AAC ファイルについて
! AAC Advanced Audio CodingMPEG-2
MPEG-4 で使われる音声圧縮技術に関する基本フォーマットです。
! AAC データは、データ作成に使ったアプリケーションによってファ
イル形式と拡張子が異なります。
! 本機では、iTunes®によってエンコードされた、拡張子が「.m4a」
の AAC ファイルのほか、「.aac」「.mp4」を再生できます。ただ
iTunes STORE 等で購入された著作権が保護されている AAC
ファイルは再生できません。またエンコードする iTunes のバー
ジョンによっては再生できないことがあります。
ID3 タグについて
音楽ファイルから読み込めるタグ情報はID3 タグ (v1v1.1
v2.2.0、v2.3.0、v2.4.0) またはメタタグです。
6Ja
コンピュータと組み合わせて使える機能
付属の CD-ROM について
付属の CD-ROM からソフトウェアをコンピュータにインストールす
ると、本機とコンピュータを組み合わせてお使いいただけます。
付属の CD-ROM には以下 2 つのソフトウェアが含まれています。
音楽管理ソフトウェア rekordbox
rekordbox は、rekordbox に対応したパイオニア製 DJ プレーヤーを
お買い上げいただいたお客様が、DJ プレイに使う音楽ファイルを管理
するためのソフトウェアです。
コンピュータに保存されている音楽ファイルを分類・検索し、DJ
シーンに応じたプレイリストを作成できます。
音楽ファイルの拍位置 ( ビート )、テンポ (BPM) などをあらかじめ
検出・測定・調整しておくことができます。
ホットキューのポイント情報をあらかじめ設定・保存しておくこと
ができます。
rekordbox で準備した各種ポイント情報やプレイリストを使ってパイ
オニア製 DJ プレーヤーで演奏できるだけでなく、演奏後の演奏履歴や
ポイント情報などを rekordbox にフィードバックできます。
ドライバソフトウェア
本ドライバソフトウェアは、コンピュータからの音声を出力するための
専用 ASIO ドライバです。本機を Windows がインストールされてい
るコンピュータに接続してお使いになるときは、あらかじめコンピュー
タにドライバソフトウェアをインストールしてください。
Mac OS X をお使いのときは、ドライバソフトウェアをインストール
する必要はありません。
詳しくは、 25ページ の「ドライバソフトウェアをインストールする」
をご覧ください。
ソフトウェア使用許諾契約書
このソフトウェア使用許諾契約書 ( 以下「本契約」といいます ) は、
客様とパイオニア株式会社 ( 以下「当社」といいます ) との間における、
DJ 機器用ソフトウェア ( 以下「本ソフトウェア」といいます ) の使用
に関する事項を定めるものです。
本ソフトウェアをインストールし、あるいはご利用になるにあたって
は、必ず以下の条項をよくお読み下さい。お客様が本ソフトウェアをご
利用になった場合は、本契約に同意されたものとします。もし本契約に
同意されない場合には、本ソフトウェアのインストール及びご利用をお
やめ下さい。
( 使用許諾 )
本契約の内容に従うことを条件として、お客様は、本ソフトウェアを一
台のパーソナルコンピュータ又は携帯端末にインストールして使用す
ることができます。
( 制限事項 )
お客様は、本ソフトウェアの複製物を作成しあるいは配布し、または
ネットワークを通じあるいは一台のコンピュータから別のコンピュー
タに送信してはなりません。また、お客様は、本ソフトウェアの改変、
販売、貸与、譲渡、転売、本ソフトウェアの二次的著作物の頒布又は作
成等をすることはできず、さらに、逆コンパイル、リバースエンジニ
アリング、逆アセンブルし、その他、人間の覚知可能な形態に変更する
こともできません。
( 著作権等 )
本ソフトウェアに関する著作権その他一切の知的財産権は、当社あるい
はその関連会社に帰属します。本ソフトウェアは、著作権法及び国際条
約の規定により保護されています。
( 保証及び技術サポートの否認 )
本ソフトウェア及びそれに付随する一切の資料等は、あくまで「現状の
まま」提供されます。当社は、お客様や第三者に対して、これらの商品
性、特定目的への適合性、他人の権利を侵害しないこと、その他一切の
事項について保証せず、また、これらに対する技術サポートを行うこと
等も保証しません。なお、国や地域によっては強行法規によってかかる
保証の否認が認められないことがありますので、その場合には、かかる
保証の否認は適用されないことがあります。また、お客様の権利は、
や地域によっても異なり得ます。
( 責任制限 )
当社、その他本ソフトウェアの供給者は、お客様が本ソフトウェア及
びこれに付随する一切の資料を使用したこと又は使用できなかったこ
とから生じる一切の損害 ( 利益の逸失、ビジネスの中断、情報の消失
毀損などによる損害を含みますが、これらに限定されません ) に関して
は、たとえ当社が、そのような損害が生じる可能性を知らされていた場
合であったとしても、一切責任を負いません。国や地域によっては強行
法規によって付随的又は間接損害に対する責任の制限が認められない
ことがありますので、その場合には、かかる責任制限は適用されないこ
とがあります。なお、いかなる場合においても、本ソフトウェアに関す
る当社またはその子会社の責任は、お客様が当社またはその子会社に対
して支払った金額を超えないものとします。かかる保証の否認や責任制
限は、お客様と当社との間の取り決めにおける基本的な要素です。
( 準拠法 )
本契約は、日本国の法令に準拠し、これに基づいて解釈されるものとし
ます。本契約は、本ソフトウェアの使用について、お客様と当社の取り
決めのすべてを記載するものであり、本件に関する従前のあらゆる合意
( それが口頭でなされたか文書によりなされたかを問いません ) に優先
して適用されます。本契約に関連して紛争が生じた場合は、東京地方裁
判所を第一審の専属管轄裁判所とします。
著作権についてのご注意
rekordbox では、著作権保護の対象となる音楽コンテンツの再生や複
製が制限されています。
! 音楽コンテンツに著作権保護のための暗号データなどが埋め込ま
れているときは、プログラムが正しく動作できないことがありま
す。
! 音楽コンテンツに著作権保護のための暗号データなどが埋め込ま
れていることを検知したときは、再生や読み込みなどの処理を中止
することがあります。
あなたが録音したものは、個人として楽しむなどの他は、著作権法上、
権利者に無断で使用できません。
! CD などから録音される音楽は、各国の著作権法ならびに国際条約
で保護されています。また、録音した者自身が、それを合法的に使
用する上でのすべての責任を負います。
! インターネットなどからダウンロードされる音楽を取り扱う際は、
ダウンロードした者自身が、ダウンロードサイトとの契約に則って
それを使用する上でのすべての責任を負います。
rekordbox インストール時のご注意
rekordbox をインストールする前に「ソフトウェア使用許諾契約書」
よくお読みください。
! 付属の CD-ROM には、以下の 12 言語のインストールプログラム
と操作説明書が収録されています。
英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、スペイン
語、ポルトガル語、ロシア語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語、
日本語
! その他の言語の OS でお使いになるときは、画面の指示に従って
[English( 英語 )] を選んでインストールしてください。
対応 OS
Mac OS X (10.5.8、10.6、10.7 または 10.8)
Windows® 8/Windows® 8 Pro 32 ビット版
64 ビット版
Windows® 7 HomePremium/Professional/
Ultimate
32 ビット版
64 ビット版
Windows Vista® Home Basic/Home Premium/
Business/Ultimate(SP2 以降 )
32 ビット版
64 ビット版
Windows® XP HomeEdition/Professional(SP3
降) 32 ビット版
rekordbox の最新情報 ( 対応 OS や動作環境など ) については
rekordbox のオンラインサポートでご案内しております。 (8ページ )
7
Ja
準備する
rekordbox の最低動作環境
インストールを開始する前に、お使いになっているコンピュータが下記
の動作環境に合っているかをご確認ください。
CPU
Mac OS X のとき
デュアルコア 1.6 GHz 以上の Inte l®
プロセッサを搭載した Macintosh コン
ピュータ
Windows® 8、
Windows® 7、
Windows Vista®
び Windows®
XP のとき
デュアルコア 2.0 GHz 以上の Inte l®
プロセッサを搭載した PC/AT 互換コン
ピュータ
必要メモリー 1GB 以上の RAM
ハードディスク 250 MB 以上の空き容量 ( 音楽ファイルなどの保存に要する
容量を除く )
光学ドライブ CD-ROM の読み込みが可能な光ディスクドライブ
サウンド スピーカーやヘッドホンなどへのオーディオ出力 (内蔵または
外付けのオーディオデバイス )
インターネット
接続
ユーザー登録およびお問い合わせの際には、128 ビット SSL
に対応したウェブブラウザをお使いください (Safari 2.0
上または Internet Explorer® 6.0 以上など )。
USB ポート
USB デバイス ( フラッシュメモリーやハードディスクなど )
に音楽ファイルを転送するときは、USB デバイスと接続する
ための USB ポートが必要です。
! 上記の動作環境を満たしているすべてのコンピュータにおける動作を保証す
るものではありません。
! 上記の動作環境に記載されている必要メモリー容量を搭載していても、以下の
ような場合ではメモリー不足によってソフトウェアの機能・性能が発揮できな
いことがあります。このようなときは、十分な空きメモリーを確保してくださ
い。安定した動作をさせるにはメモリーの増設をお勧めします。
rekordbox のライブラリ内で管理されているトラックの数が多いとき
常駐プログラムやサービスが動作しているとき
! コンピュータの省電力設定などの状態によっては、CPU やハードディスクの
処理能力を十分に発揮できないことがあります。特にノート型コンピュータを
お使いのときは、AC 電源を接続するなどして、常に高パフォーマンス状態の
セッティングで rekordbox をお使いください。
! お客様がお使いになっている他のソフトウェアとの組み合わせによっては
rekordbox の動作に不具合が発生することがあります。
rekordbox をインストールする
rekordbox をインストールする前に「rekordbox インストール時のご
注意」をよくお読みください。
インストールの手順 (Macintosh)
! rekordbox をインストール、アンインストールするには、コン
ピュータの管理者権限が必要です。
コンピュータの管理者に設定されているユーザーでログインして
からインストールしてください。
1 付属の CD-ROM をコンピュータの CD ドライブに挿入
すると画面上に CD ドライブが開くので、[CD_menu.app]
のアイコンをダブルクリックする
! CD-ROM を挿入しても画面上に CD ドライブが開かないときは、
Finder で CD ドライブを開いてから [CD_menu.app] のアイコンを
ダブルクリックしてください。
X.X.X
2 CD-ROM のメニューが表示されたら、[rekordbox:
楽管理ソフトウェアをインストールする ] を選んで [ 開始 ]
をクリックする
X.X.X
! CD-ROM のメニューを終了させるときは、[ 終了 ] をクリック
してください。
3 使用許諾契約画面が表示されたら、[ 日本語 ] を選んで
「ソフトウェア使用許諾契約書」をよく読んでから [ 続ける ]
をクリックする
! お客様のコンピュータの環境によっては、複数の言語から表示言語
を選べます。
4「ソフトウェア使用許諾契約書」に同意されるときは、[ 同
意します ] をクリックする
! 「ソフトウェア使用許諾契約書」に同意いただけないときは、[ 同意
しません ] をクリックして、インストールを中止してください。
5 画面の指示に従って rekordbox をインストールする
インストールの手順 (Windows)
! rekordbox をインストール、アンインストールするには、コン
ピュータの管理者権限が必要です。
コンピュータの管理者に設定されているユーザーでログオンして
からインストールしてください。
1 付属の CD-ROM をコンピュータの CD ドライブに挿入
する
CD-ROM のメニューが表示されます。
! CD-ROM を挿入しても CD-ROM のメニューが表示されないとき
は 、[ スタート ] メニューの [ コンピュータ ( またはマイコンピュー
)] から CD ドライブを開き [CD_menu.exe] のアイコンをダブル
クリックしてください。
2 CD-ROM のメニューが表示されたら、[rekordbox:
楽管理ソフトウェアをインストールする ] を選んでから [ 開
始 ] をクリックする
! CD-ROM のメニューを終了させるときは、[ 終了 ] をクリック
してください。
8Ja
3 言語選択画面が表示されたら、[ 日本語 ] を選んでから
[OK] をクリックする
! お客様のコンピュータの環境によっては、複数の言語から表示言語
を選べます。
4 使用許諾契約画面が表示されたら、「ソフトウェア使用許
諾契約書」をよくお読みください。「ソフトウェア使用許諾
契約書」に同意されるときは、[ 同意します ] をクリックす
! 「ソフトウェア使用許諾契約書」に同意いただけないときは、[ キャ
ンセル ] をクリックして、インストールを中止してください。
5 画面の指示に従って rekordbox をインストールする
! インストールを途中で中止するときは [ キャンセル ] をクリックし
てください。
rekordboxを起動する /操作説明書を参照する
コンピュータの管理者に設定されているユーザーでログイン ( または
ログオン ) してから rekordbox をお使いください。
! はじめて rekordbox を起動する際には、ライセンスキーを入力す
る必要があります。ライセンスキーは、CD-ROM の包装に貼り付
けられています。
rekordbox を起動すると、rekordbox の [ ヘルプ ] メニューから操作
説明書をご覧になれます。
! コンピュータがインターネットに接続されていれば、オンラインマ
ニュアルやオンラインサポートにもアクセスできます。
Mac OS X のとき
Finder で [ アプリケーション ] フォルダを開いてから
[rekordbox2.x.x.app] をダブルクリックする
! 2.x.x rekordbox のバージョンを示します。
Windows® 8、Windows® 7、Windows Vista®
よび Windows® XP のとき
デスクトップ上の[rekordbox2.x.x]アイコン ( ショート
カット ) をダブルクリックする
! 2.x.x rekordbox のバージョンを示します。
オンラインサポートのご利用について
rekordbox の操作方法や技術的な質問をお問い合わせいただく前に、
rekordbox の操作説明書およびオンラインマニュアルをお読みいただ
くとともに rekordbox のオンラインサポートに掲載されております
FAQ をご確認ください。
<rekordbox のオンラインサポート >
http://rekordbox.com/
! rekordbox についてお問い合わせいただくには、事前に rekordbox
のオンラインサポートでユーザー登録を行う必要があります。
! ユーザー登録の際にはライセンスキーの入力が必要ですので、お手
元にライセンスキーをご用意ください。なお、ユーザー登録の際に
ご指定いただきました 「ログインネーム ( お客様の e-mail アドレ
ス )」 と「パスワード」は、ライセンスキーと同様、お忘れになら
ないように十分ご注意ください。
! パイオニアグループでは、以下の使用目的のためにお客様の個人情
報を収集させていただいております。
1 お買い上げいただいた商品のアフターサービスをご提供させて
いただくため
2 商品に関する重要な情報やイベント情報を電子メールでお客様
にお知らせするため
3 お客様よりアンケートを収集させていただき、調査結果を商品
企画に反映するため
お客様から収集する個人情報は当社が定める個人情報保護方針
に則って厳重に管理いたします。
当社の個人情報保護方針は rekordbox のオンラインサポートで
ご覧いただけます。
! rekordbox についてのお問い合わせの際には、お客様のコンピュー
タの機種名およびスペックの詳細 (CPU・メモリー搭載量・接続し
ている周辺機器など )オペレーティングシステムのバージョン
体的な不具合の症状を必ずご連絡ください。
コンピュータや周辺機器など、当社の取り扱い製品以外の組み
合わせや技術的な質問に関しては、各メーカーまたは販売代理
店へご確認ください。
! 今後、rekordbox の機能性能向上のためのバージョンアップを予
定しております。rekordbox のオンラインサポートからアップデー
トプログラムをダウンロードできます。是非ともこのアップデート
を行っていただき、常に最新バージョンをお使いいただきますよう
お願い申し上げます。
remotebox をインストールする
スマートフォンやタブレットデバイスなどのモバイルデバイスに
remotebox をインストールしてください。インストール方法や対応
OS のバージョンについては、remotebox の取扱説明書または弊社
ウェブサイト (http://pioneerdj.com/support/) をご覧ください。
9
Ja
接続する
接続する
! 電源コードは、機器の接続がすべて終わってから接続してください。
機器の接続を行う場合、あるいは変更を行う場合には、必ず電源を切り、電源コードをコンセントから抜いてください。
接続する機器の取扱説明書もあわせてご覧ください。
! 必ず付属の電源コードをお使いください。
入力 / 出力端子に接続する
本体背面部、本体前面部
MIC
BOOTH
OUT
MASTER
OUT 2
L
R
L
RRL
MASTER OUT 1
PHONO LINE
PHONO 2 / LINE 2
L
R
LINE
AUX IN
0 dB
L
R
12 dB
USB
AC IN
SIGNAL
GND
PHONO LINE
PHONO 1 / LINE 1
L
R
4
13
25 7 986 a7 b8 c d e
RLRLRL
RLRL
RL
1 MASTER OUT 1 端子
パワーアンプやパワードスピーカーなどを接続します。
必ずバランス出力としてお使いください他製品の電源コードを
誤って挿入しないようにご注意ください。
2 MASTER OUT 2 端子
パワーアンプやパワードスピーカーなどを接続します。
3 BOOTH 出力端子
ブースモニター用出力端子です。
4 MIC 端子
マイクを接続します。
5 LINE, PORTABLE PLAYER 切換スイッチ
[AUX] 端子に入力される音声レベルによって切り換えます。
6 AUX IN 端子
DJ プレーヤーなどラインレベルの出力機器、またはポータブル
オーディオプレーヤーなどのゲインが小さい機器を接続します。接
続する機器に応じて本機背面の [LINE, PORTABLE PLAYER] 切換ス
イッチで端子の入力ゲインを切り換えます。
7 LINE, PHONO切換スイッチ
[PHONO/LINE] 端子の機能を切り換えます。
8 PHONO1/LINE1 端子、PHONO2/LINE2 端子
アナログプレーヤーなどのフォノレベル (MM カートリッジ用 )
出力機器、または DJ プレーヤーなどのラインレベルの出力機器を
接続します。接続する機器に応じて、本機背面の [LINE, PHONO]切
換スイッチで端子の機能を切り換えられます。
9 スマートフォンスタンド
モバイルデバイスを載せます。
スマートフォンスタンドの取り付け方法については 4ページの
「スマートフォンスタンドを取り付ける」をご覧ください。
a SIGNAL GND 端子
アナログプレーヤーのアース線と接続します。アナログプレーヤー
接続時の雑音低減を図ります。
b USB 端子
コンピュータと接続します。
! USB ハブは使えません。
! 性能維持のため本機とコンピュータは、付属の USB ケーブルを
直接接続してお使いください。
c AC IN
コンセントと接続します。
電源コードは、機器の接続がすべて終わってから接続してください。
必ず付属の電源コードをお使いください。
d ケンジントンロック装着用穴
e PHONES 端子
ヘッドホンを接続します。
ステレオフォーンプラグ (Ø 6.3 mm) とステレオミニフォーンプ
ラグ (Ø 3.5 mm) に対応しています。
! ステレオフォーンジャックとミニフォーンジャックの 2 つの出
力端子がありますが、同時に使用しないでください。同時に使
用すると片方の端子を抜き差しする際に、もう片方の音量が急
に増減する場合があります。
無線 LAN で接続する
本機は、無線 LAN 接続に対応したモバイルデバイスとルーターなどを
使わず直接接続でき、モバイルデバイスアプリ (remotebox) を使って
DJ プレイが楽しめます。
ルーターを介した無線 LAN 接続には対応していません。
USB
CD
MIDI
AUTO
BEAT LOOP
TRACK SEARCH
PLAY/PAUSEPLAY/PAUSE
HOT CUE
BEAT LEVEL/DEPTH
CUE
TIME
AUTO CUE
UTILITY
INFO
QUANTIZE
BACK
TOP
MODE
ABC
AUTO
TAP
VINYL MODE
MASTER
TEMPO
TEMPO
0
TEMPO
WIDE
6 / 10 / 16 /
S
E
A
R
C
H
WLAN
CUE MASTER
HEADPHONES
MIXING
EQ
LOWHI
COLOR
LOWHI
BOOTH MONITOR
0
NOISE PITCH
CRUSH FILTER
SOUND COLOR FX
LOW
+9
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
DECK1 PHONO1/LINE1
THRU
COLOR
LOWHI
HI
+9
DECK2 PHONO2/LINE2
AUX
LEVEL
0
MIC
LEV
EL
0
CH1 CH2
CROSS F.CURVE
AUX
ON/OFF
MIC
ON/OFF
USB
CD
MIDI
AUTO
BEAT LOOP
TRACK SEARCH
HOT CUE
BEAT
SELECT PUSH
CUE
TIME
AUTO CUE
UTILITY
INFO
QUANTIZE
BACK
TOP
MODE
ABC
MINMAX
LEVEL/DEPTH
AUTO
TAP
VINYL MODE
MASTER
TEMPO
TEMPO
0
TEMPO
WIDE
6 / 10 / 16 /
DISC
DISC
DELETE
S
E
A
R
C
H
SELECT PUSH
MINMAX
PHONES
BEAT FX
TRANS ECHO ROLLFLANGER
CH1 CH2
SYNC
MASTER
SYNC
MASTER
CH1 CH2MASTER
BEAT FX
TRANS ECHO ROLLFLANGER
SHIFTSHIFT
LEVEL
0
TRIM
+9
HI
+9
MID
+9
LOW
+9
MID
+9
TRIM
+9
MASTER
LEVEL
0
USB
STOP
5V 500mA
DELETE
CALL CALL
無線 LAN 機能の動作モードを設定する
本機を無線 LAN 接続する前に無線 LAN 機能の動作モードを設定します。
無線 LAN 機能の動作モードの設定、および無線 LAN 接続の設定では、
以下のボタンやツマミを使って操作します。
USB
CD
MIDI
SELECT PUSH
TIME
AUTO CUE
UTILITY
INFO
QUANTIZE
BACK
TOP
WLAN
32 5 741 6
1 STANDBY/ON インジケーター
2 STANDBY/ON ボタン
3 INFO(UTILITY) ボタン
4 本体表示部
5 ロータリーセレクター (SELECT PUSH)
6 BACK(TOP) ボタン
7 WLAN インジケーター
1 [STANDBY/ON] ボタンを押す
本機の電源をオンにします。
[STANDBY/ON] インジケーターが緑色に点灯します。
2 [INFO(UTILITY)] ボタンを 1 秒以上押す
[UTILITY] 画面が表示されます。
3 ロータリーセレクターを回して [WLAN SETTING] を選
んで、ロータリーセレクターを押す
[WLAN SETTING] の項目一覧は、24ページをご覧ください。
4 ロータリーセレクターを回して [MODE] を選んで、ロー
タリーセレクターを押す
5 ロータリーセレクターを回して、設定したいモードを選
んで、ロータリーセレクターを押す
[ENABLE]:無線 LAN 機能を動作します。
[DISABLE]:無線 LAN 機能を停止します。
6 本体表示部に [APPLY CHANGES?] と表示されたら、ロー
タリーセレクターを回して [YES] を選んで、ロータリーセ
レクターを押す
続けて、ENABLE モードの接続を設定します。
ENABLE モードで無線 LAN 接続を設定する
1 [INFO(UTILITY)] ボタンを 1 秒以上押す
2 ロータリーセレクターを回して [WLAN INFO] を選んで、
ロータリーセレクターを押す
3 ロータリーセレクターを回して [SSID] を選んで、ロータ
リーセレクターを押す
[SSID] をメモに取るなどして控えます。
! [SSID] は頭の 9 文字が表示されています。表示しきれない部分は
ロータリーセレクターを回転させると表示されます。
4 [BACK(TOP)] ボタンを押す
1 つ前の画面に戻ります。
5 ロータリーセレクターを回して、[PASSWORD] を選ん
で、ロータリーセレクターを押す
[PASSWORD] をメモに取るなどして控えます。
6 モバイルデバイスまたはコンピュータの無線 LA N の接
続の設定から、接続可能な [SSID] を表示させる
! 接続可能な [SSID] の検索または表示方法は、お使いの機器の取扱説
明書をご覧ください。
7 モバイルデバイスまたはコンピュータ上で、手順 3 で確
認した [SSID] を選ぶ
8 手順 5 で控えたパスワードを入力する
! 安全のため初期パスワードの変更を必ず行ってください。パスワー
ドは、定期的に変更されることをお勧めします。
現在の無線 LAN 設定を確認する
1 [INFO(UTILITY)] ボタンを 1 秒以上押す
[UTILITY] 画面が表示されます。
2 ロータリーセレクターを回して [WLAN INFO] を選んで、
ロータリーセレクターを押す
[WLAN INFO] の項目一覧は、23ページをご覧ください。
3 確認したい項目を選んで、ロータリーセレクターを押す
設定されている内容が表示されます。
! [BACK(TOP)] ボタンを押すと、[WLAN INFO] 画面に戻ります。
4 [INFO(UTILITY)] ボタンを押す
[UTILITY] 画面を閉じます。
SSID、パスワードを変更する
1 [INFO(UTILITY)] ボタンを 1 秒以上押す
[UTILITY] 画面が表示されます。
2 ロータリーセレクターを回して [WLAN SETTING] を選
んで、ロータリーセレクターを押す
3 ロータリーセレクターを回して [NETWORK SETTING]
を選んで、ロータリーセレクターを押す
4 ロータリーセレクターを回して [SSID] を入力して、ロー
タリーセレクターを押す
5 ロータリーセレクターを回して [SECURITY] 方式を設定
する
[WEP64]:5 文字のパスワードを設定できます。
[WEP128]:13 文字のパスワードを設定できます。
[OPEN]:パスワードを設定しません。誰でもアクセスできます。
! セキュリティレベル強化のため、[WEP128] での設定と定期的なパ
スワードの変更を推奨します。
6 ロータリーセレクターを回して [PASSWORD] を設定する
10 Ja
11
Ja
接続する
7 本体表示部に [APPLY CHANGES?] と表示されたら、ロー
タリーセレクターを回して [YES] を選んで、ロータリーセ
レクターを押す
8 [INFO(UTILITY)] ボタンを押す
[UTILITY] 画面を閉じます。
無線 LAN 製品ご使用時におけるセキュリティ
に関するご注意
無線 LAN では、LAN ケーブルを使用する代わりに、電波を利用して
パソコン等と無線 LAN アクセスポイント間で情報のやり取りを行うた
め、電波の届く範囲であれば自由に LAN 接続が可能であるという利点
があります。
その反面、電波はある範囲内であれば障害物 ( 壁等 ) を越えてすべての
場所に届くため、セキュリティに関する設定を行っていない場合、以下
のような問題が発生する可能性があります。
! 通信内容を盗み見られる
悪意ある第三者が、電波を故意に傍受し、ID、パスワードおよびク
レジットカード番号等の個人情報やメールの内容等の通信内容を
盗み見られる可能性があります。
! 不正に侵入される
不正に侵入される悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネット
ワークへアクセスし、個人情報や機密情報を取り出す ( 情報漏洩 )、
特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す ( なりすま
し )、傍受した通信内容を書き換えて発信する ( 改ざん ) およびコン
ピュータウィルスなどを流しデータやシステムを破壊する ( 破壊 )
などの行為をされてしまう可能性があります。
本来、無線 LAN 製品は、セキュリティに関する仕組みを持ってい
ますので、その設定を行って製品を使用することで、上記問題が発
生する可能性は少なくなります。
セキュリティの設定を行わないで使用した場合の問題を充分理解
した上で、お客様自身の判断と責任においてセキュリティに関する
設定を行い、製品を使用することをお奨めします。
各部の名前とはたらき
USB
CD
MIDI
AUTO
BEAT LOOP
TRACK SEARCH
PLAY /PAUSEPLAY /PAUSE
HOT CUE
BEA
TL
EVEL/DEPTH
CUE
TIME
AUTO CUE
UTILITY
INFO
QUANTIZE
BACK
TOP
MODE
ABC
AUTO
TAP
VINYL MODE
MASTER
TEMPO
TEMPO
0
TEMPO
WIDE
6 / 10 / 16 /
S
E
A
R
C
H
WLAN
CUE MASTER
HEADPHONES
MIXING
EQ
LOWHI
COLOR
LOWHI
BOOTH MONITOR
0
NOISE PITCH
CRUSH FILTER
SOUND COLOR FX
LOW
+9
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
DECK1 PHONO1/LINE1
THRU
COLOR
LOWHI
HI
+9
DECK2 PHONO2/LINE2
AUX
LEVEL
0
MIC
LEV
EL
0
CH1 CH2
CROSSF. CURVE
AUX
ON /OFF
MIC
ON /OFF
USB
CD
MIDI
AUTO
BEAT LOOP
TRACK SEARCH
HOT CUE
BEAT
SELECT PUSH
CUE
TIME
AUTO CUE
UTILITY
INFO
QUANTIZE
BACK
TOP
MODE
ABC
MIN MAX
LEVEL /DEPTH
AUTO
TAP
VINYL MODE
MASTER
TEMPO
TEMPO
0
TEMPO
WIDE
6 / 10 / 16 /
DISC
DISC
DELETE
S
E
A
R
C
H
SELECT PUSH
MIN MAX
PHONES
BEAT FX
TRANS ECHO ROLLFLANGER
CH1 CH2
SYNC
MASTER
SYNC
MASTER
CH1 CH2MASTER
BEAT FX
TRANS ECHO ROLLFLANGER
SHIFTSHIFT
LEVEL
0
TRIM
+9
HI
+9
MID
+9
LOW
+9
MID
+9
TRIM
+9
MASTER
LEVEL
0
USB
STOP
5V 500mA
DELETE
CALL CALL
5
3 3
2
1
1
6
64 4
6
6
1 パワー & ワイヤレスセクション(13ページ )
2 USB デバイスセクション(13ページ )
3 プレーヤーセクション(13ページ )
4 ブラウズセクション(16ページ )
5 ミキサーセクション(17ページ )
6 エフェクトセクション(18ページ )
12 Ja
13
Ja
各部の名前とはたらき
パワー & ワイヤレスセクション
WLAN
N
O1/LINE1 DE
C
3
21
1 STANDBY/ON インジケーター
本機の電源がオン / スタンバイのとき点灯します。
2 STANDBY/ON ボタン
本機の電源をオン / スタンバイにします。
= 「電源の入れかた」 (p.20)
= 「スタンバイ状態にするとき」 (p.20)
製品の仕様により、本体部やリモコン ( 付属の場合 ) のスイッチを操
作することで表示部がすべて消えた状態となり、電源プラグをコンセ
ントから抜いた状態と変わらなく見える場合がありますが、電源の供
給は停止していません。製品を電源から完全に遮断するためには、
源プラグ ( 遮断装置 ) をコンセントから抜く必要があります。製品は
コンセントの近くで、電源プラグ ( 遮断装置 ) に簡単に手が届くよう
に設置し、旅行などで長期間ご使用にならないときは電源プラグをコ
ンセントから抜いてください。火災の原因となることがあります。
3 WLAN インジケーター
モバイルデバイスとリンクが確立しているとき点灯します。
USB デバイスセクション
USB
STOP
5V 500mA
2
1
1 USB デバイス挿入口
USB デバイスを挿入します。
= 「USB デバイスの接続のしかたと外しかた」 (p.21)
2 USB STOP ボタン
USB デバイスを本機から取り外す前に 2 秒以上押します。
プレーヤーセクション
PLAY/PAUSE
AUTO
BEAT LOOP
TRACK SEARCH
HOT CUE
BEAT
CUE
MODE
ABC
MINMAX
LEVEL/DEPTH
AUTO
TAP
VINYL MODE
MASTER
TEMPO
TEMPO
0
TEMPO
WIDE
6 / 10 / 16 /
DELETE
S
E
A
R
C
H
BEAT FX
TRANS ECHO ROLLFLANGER
SYNC
MASTER
SHIFT
DISC
CALL
4
3
6
5
1
2
7
hg i j
8
b
f
e
c
d
a
9
1 AUTO BEAT LOOP インジケーター
ループ再生中に点灯します。
2 AUTO BEAT LOOPツマミ
! 回す:
オートビートループのループの長さを拍数で設定します。
! 押す:
ループ再生をオン / オフします。
3 TRACK SEARCHo,pボタン
トラックを頭出しします。
4 ジョグダイヤル
! スクラッチ
ジョグダイヤルが [VINYL] モードのとき、ジョグダイヤルの天
面の金属部に触れながら回すと、回転方向と回転速度に応じて
再生します。
! ピッチベンド
再生中にジョグダイヤルの外周部分を回すと、再生速度を調整
できます。
5 SHIFT ボタン
[SHIFT] ボタンを押しながら他のボタンを押すと別の機能を呼び出
せます。
6 CUE ボタン
キューポイントを設定します。またはキューポイントに移動します。
= 「キューを設定する」 (p.14)
7 f(PLAY/PAUSE) ボタン
トラックを再生 / 一時停止します。
8 DISChボタン
ディスクを取り出します。
= 「ディスクの出しかた」 (p.20)
9 VINYL MODE ボタン
[VINYL] モード、通常モードを切り換えます。
a TEMPO RANGE ボタン
押すたびに [TEMPO] スライダーの可変範囲を切り換えます。
b MASTER TEMPO ボタン
マスターテンポをオン / オフします。
c TEMPO スライダー
トラックの再生速度を調整します。
d TEMPO インジケーター
上または下のインジケーターが点灯しているときに、[TEMPO] スラ
イダーを点灯している側にインジケーターが消えるまでずらすと、
[TEMPO] スライダーでの操作が可能になります。
インジケーター点灯中は、[TEMPO] スライダーでの操作は無効です。
e MASTER ボタン
本機にロードされたトラックをビートシンク機能でのマスターに
します。
= 「SYNC 機能を使う」 (p.22)
f SYNC ボタン
マスターデッキのテンポに同期します。
= 「SYNC 機能を使う」 (p.22)
g HOT CUE/4-BEAT SAMPLER インジケーター
ホットキュー / サンプラーセクションがホットキュー機能またはサ
ンプラー機能のどちらに設定されているかを点灯して示します。
h MODE (HOT CUE/4-BEAT SAMPLER) ボタン
押すたびにホットキュー / サンプラーセクションの機能を切り換え
ます。
i CALL ボタン
ホットキューを呼び出します。
j HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C) ボタン
ホットキュー機能で使うとき
! 押す:
再生中または一時停止中にホットキューが設定されていな
いとき:
ボタンを押した位置にホットキューを設定します。
再生中または一時停止中にホットキューが設定されている
とき:
ホットキューを再生します。
! [SHIFT] + 押す:
ホットキューを削除します。
サンプラー機能で使うとき
詳しくは、 16ページの「サンプラー機能を使う」をご覧くださ
い。
再生する
[f(PLAY/PAUSE)] ボタンを押す
一時停止する
再生中に [f(PLAY/PAUSE)] ボタンを押す
! ふたたび [f (PLAY/PAUSE)] ボタンを押すと、再生を再開します。
! ディスクからトラックをロード中の場合、一時停止したまま 100
分間以上操作しないと、自動的にディスクの回転を停止します。
早送り / 早戻しする ( サーチ )
[SHIFT] ボタンを押しながらジョグダイヤルを回す
ジョグダイヤルを回す方向に高速で早送り / 早戻しします。
! [SHIFT] ボタンから指を放すと、この機能は解除されます。
! ジョグダイヤルの回転を止めると、通常の再生を再開します。
! ジョグダイヤルの回転速度に応じて早送り / 早戻し速度を調節でき
ます。
頭出しする ( トラックサーチ )
[TRACK SEARCHo,p] ボタンを押す
[p] を押すと次のトラックの先頭に進みます。
[o] を押すと再生中のトラックの先頭に戻ります。2 回続けて押すと
1 つ前のトラックの先頭に戻ります。
! カテゴリー / フォルダを飛び越えて頭出しはできません。
フレームサーチ
一時停止中にジョグダイヤルを回す
1 フレーム単位で一時停止位置を移動できます。
! 時計回りで再生方向、反時計回りで逆方向に移動します。ジョグダ
イヤルを 1 回転すると 135 フレーム移動します。
スーパー ・ ファースト ・ トラックサーチ
[TRACK SEARCHo,p] ボタンを押しながらジョグダ
イヤルを回す
ジョグダイヤルを回す方向に高速でトラックを送ります。
再生速度を調整する ( テンポコントロール )
[TEMPO] スライダーを前後に動かす
スライダーを [+] ( 手前 ) 側に動かすと再生速度が速くなり、[] ( )
側に動かすと再生速度が遅くなります。
再生速度を変化させている割合が本体表示部に表示されます。
再生速度の調整範囲を選ぶ
[TEMPO RANGE] ボタンを押す
ボタンを押すたびに再生速度の調整範囲が切り換わります。
本体表示部の [WIDE, ±16, ±10, ±6] が表示されます。
! [±6]% では 0.02% 単位、[±10]%、[±16]% では 0.04% 単
位、[WIDE] では 0.5% 単位で調整できます。
! [WIDE] の調整範囲は± 100% です。- 100% に設定すると再
生が停止します。
! [WIDE] は音楽 CD (CD-DA) を再生しているときだけ選べます。
音程を変えずに再生速度を調整する ( マスターテンポ )
[MASTER TEMPO] ボタンを押す
[MASTER TEMPO] インジケーターが点灯します。[TEMPO] スライダー
で再生速度を変えても音程は変わりません。
! 音声をデジタル加工するため音質が変化します。
キューを設定する
1 再生中に [f(PLAY/PAUSE)] ボタンを押す
再生を一時停止します。
2 [CUE] ボタンを押す
一時停止していた位置が、キューポイントに設定されます。
[f (PLAY/PAUSE)] インジケーターが点滅し、[CUE] インジケーター
が点灯します。このとき音声は出力されません。
! 新しいキューポイントを設定すると、以前に設定したキューポイン
トは解除されます。
キューポイントの位置を修正する
1 キューポイントで一時停止中に [SHIFT] ボタンを押しな
がら、ジョグダイヤルの天面を触る
[f (PLAY/PAUSE)] インジケーターと [CUE] インジケーターが点滅
します。
1 フレーム単位でキューポイントを微調整できます。
2 [CUE] ボタンを押す
ボタンを押した位置が新しいキューポイントに設定されます。
! 新しいキューポイントを設定すると、以前に設定したキューポイン
トは解除されます。
14 Ja
15
Ja
各部の名前とはたらき
キューポイントに戻る ( バックキュー )
再生中に [CUE] ボタンを押す
設定されているキューポイントに瞬時に戻り、頭出しされて一時停止状
態になります。
! [f (PLAY/PAUSE)] ボタンを押すと、キューポイントから再生が
始まります。
キューポイントを確認する ( キューポイントサンプラー )
キューポイントに戻ったあとに [CUE] ボタンを押し続ける
設定されているキューポイントから再生が始まります。ボタンを押し続
けている間、再生を続けます。
曲のテンポをもとに自動的にループを設定する
( オートビートループ )
1 再生中に [AUTO BEAT LOOP] ツマミを回して、ループ
再生の長さを拍数で設定する
本体表示部の表示内容がオートビートループ / エフェクト表示に切り
換わります。
2 [AUTO BEAT LOOP] ツマミを押して、ループ再生を始める
曲のテンポ (BPM) に従ってループアウトポイントを自動的に設定し
てループ再生を始めます。
! BPM 値が表示されていないときは、正しくループ再生できません。
! オートビートループを設定するとキューポイントがループインポ
イントに移動します。
! ループ再生中に [AUTO BEAT LOOP] ツマミを押すと、ループ再生
が解除されます。
ジョグダイヤルを操作する
! ジョグダイヤルの天面にはスイッチが内蔵されています。物を載せ
たり、強い力を加えないでください。
! 飲料水などの液体が製品内部に入ると故障の原因になります。
ジョグダイヤルのモードを切り換える
ジョグダイヤルには、以下 2 つのモードがあります。
! [VINYL] モード:再生中にジョグダイヤル天面の金属部に触れると
再生を停止し、そのまま回すと回転に応じた音声が出ます。
! 通常モード:ジョグダイヤル天面の金属部に触れても再生は停止し
ません。またスクラッチなどの操作ができません。
[VINYL MODE] ボタンを押す
[VINYL] モードに切り換えると、[VINYL MODE] ボタンが点灯します。
スクラッチ
ジョグモードを [VINYL] モードに設定しているとき、ジョグダイヤル天
面の金属部に触れながら回すことによってジョグダイヤルの回転方向
と回転速度に応じた再生ができます。
1 [VINYL MODE] ボタンを押す
ジョグモードを [VINYL] モードに設定します。
2 再生中にジョグダイヤル天面の金属部に触れる
再生が停止します。
3 ジョグダイヤル天面の金属部に触れたまま、ジョグダイ
ヤルを再生したい方向と速度で回す
ジョグダイヤルの回転方向と回転速度に応じて音声が再生されます。
4 ジョグダイヤル天面の金属部から手を放す
通常の再生に戻ります。
ピッチベンド
再生中にジョグダイヤルの外周部分を回す
時計回りに回すと再生速度が加速します。反時計回りに回すと再生速度
が減速します。回転を止めると、通常の再生速度に戻ります。
! ジョグモードを通常モードに設定しているときは、ジョグダイヤル
の天面を回しても同じ操作ができます。
ホットキューを使う
ホットキューを設定しておくと、ポイントを呼び出して瞬時にそのポイ
ントから再生を始められます。設定できるホットキューは、1 枚のディ
スクにつき最大 3 個まで、また USB デバイス上の音楽ファイルは 1
トラックにつき最大 3 個までです。
ホットキューを設定する
1 [MODE (HOT CUE/4-BEAT SAMPLER)] ボタンを押し、
ホットキュー機能に切り換える
[HOT CUE] インジケーターが点灯します。
2 再生中または一時停止中にホットキューに設定したい位
置で[HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)]ボタンのいずれ
かを押す
ボタンを押した位置がホットキューに設定され、[HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)]
ボタンが青色に点灯します。
! ループ再生中の場合は、ループがホットキューとして登録されます。
! ホットキューには再生方向は記録されません。
! スクラッチプレイ中にホットキューを設定すると、再生が一旦停止
することがあります。
! クオンタイズ機能をオンにしているときは拍に合わせるために、機
能の動作に若干の遅れが生じることがあります。
! [HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)] ボタンに、ホットキューが
既に記録されているときは、記録できません。新たに記録したいと
きは、記録されているホットキューを削除してください。
ホットキューを再生する
再生中または一時停止中に[HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)]
ボタンのいずれかを押す
そのボタンに記録されているホットキューを呼び出して再生を始めます。
ホットキューを呼び出す ( ディスク )
1 ディスクを本機にセットする
2 [CALL] ボタンを押す
ホットキューの呼び出しモードに切り換わり、ホットキューが記録され
ている [HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)] ボタンが点滅します。
3
ホットキューを呼び出したい[HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)]
ボタンを押す
ホットキューが呼び出され、[HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)]ボ
タンが青色に点灯します。
!
ホットキューを呼び出したくないときは、[HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)]
ボタンを押さないまま、[CALL] ボタンを押します。ホットキューが呼び出さ
れなかったボタンは消灯します。
ホットキューを呼び出す ( 記録メディア (USB))
1 記録メディア(USB) を本機にセットする
2 ホットキューを呼び出したいトラックをロードする
3 [CALL] ボタンを押す
ホットキューの呼び出しモードに切り換わり、ホットキューが記録され
ている [HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)] ボタンが点滅します。
4
ホットキューを呼び出したい[HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)]
ボタンを押す
ホットキューが呼び出され、[HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)]ボ
タンが青色に点灯します。
!
ホットキューを呼び出したくないときは、[HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)]
ボタンを押さないまま、[CALL] ボタンを押します。ホットキューが呼び出さ
れなかったボタンは消灯します。
! ホットキューの呼び出しモードを誤って解除してしまったときは、
もう一度 [CALL] ボタンを押します。
! トラックロード時に自動でホットキューを呼び出すように
rekordbox であらかじめ設定することもできます。
ホットキューの自動ロードが設定されているトラックはトラック
リスト内で が表示されます。
ホットキューを削除する
[SHIFT] ボタンを押しながら、[HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)]
ボタンのいずれかを押す
該当するボタンに記録されているホットキューが削除され、ボタンが消
灯し、新たに記録できるようになります。
サンプラー機能を使う
4 拍分の音声をサンプリングすることができます。記録したサンプリン
グ音声は後で呼び出して再生することができます。
! サンプリング音声はデッキごとに 3 つまで記録できます。
! サンプラー音源を編集(記録/削除)した際には、必ず
[STANDBY/ON] ボタンで電源を切ってください。
[STANDBY/ON] ボタンを押さずに電源を切ると、編集した内容が残
りません。
サンプリング音声を記録する
1 [MODE (HOT CUE/4-BEAT SAMPLER)] ボタンを押し、
ンプラー機能に切り換えます。
[4-BEAT SAMPLER] インジケーターが点灯します。
2 [HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)] ボタンを押す
ボタンを押した位置を記録開始位置として、4 拍分または最初の 5 秒
がサンプリングされ、ボタンが青色に点灯します。
! [HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)] ボタンにサンプリング音声
が既に記録されているときは、記録できません。新たに記録したい
ときは、記録されているサンプリング音声を削除してください。
サンプリング音声を再生する
[HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)] ボタンを押し続ける
ボタンを押し続けている間、サンプリング音声を再生します。
! サンプリング音声の音量は [UTILITY] メニューの [SAMPLE LEVEL]
で調整できます。
サンプリング音声を削除する
[SHIFT] ボタンを押しながら、[HOT CUE/4-BEAT SAMPLER (A, B, C)]
ボタンのいずれかを押す
該当するボタンに記録されているサンプリング音声が削除され、ボタン
が消灯し、新たに記録できるようになります。
ブラウズセクション
USB
CD
MIDI
SELECT PUSH
TIME
AUTO CUE
UTILITY
INFO
QUANTIZE
BACK
TOP
4 5 6
ab c d
9
f
h
g
3
2
17
8
e
j
k
i
1 USB ボタン
USB デバイス内の音楽ファイルを再生するときに押します。
= 「本機にセットされたメディアを再生する」 (p.21)
2 CDボタン
CD または CD-ROM 内の音楽ファイルを再生するときに押します。
= 「本機にセットされたメディアを再生する」 (p.21)
3 MIDI ボタン
DJ ソフトウェアを使うときに押します。
= 「DJ ソフトウェアを使う」 (p.26)
4 INFO(UTILITY) ボタン
! 押す:
本体表示部をインフォメーション表示モードに切り換えます。
インフォメーション表示モードのとき、ボタンを押すたびに情
報表示部をトラック名表示、ビート表示、またはオートループ /
エフェクト表示に切り換えます。
! 1 秒以上押す:
[UTILITY] 画面を表示します。
= 「設定を変更する」 (p.23)
5 TIME(AUTO CUEQUANTIZE) ボタン
! 押す:
本体表示部の時間表示方法を経過時間表示または残り時間表示
に切り換えます。
! 1 秒以上押す:
1 秒以上押すとオートキューをオン / オフします。
! [SHIFT] + 押す:
QUANTIZE 機能をオン / オフします。
= 「QUANTIZE 機能を使う」 (p.22)
6 本体表示部
7 BACK(TOP) ボタン
! 押す:
階層を 1 つ上に戻します。
! 1 秒以上押す:
1 秒以上押すと一番上の階層に移動します。
8 ロータリーセレクター(SELECT PUSH)
9 トラック番号を表示します。
a REMAIN
時間表示を残り時間表示に設定しているときに表示されます。
b 時間表示( 分、秒、フレーム )
c BPM
再生しているトラックの BPM (=Beats Per Minute。1 分間の拍
) を表示します。
[TEMPO] スライダーの位置に従って、数値が変化します。
d TEMPO%
再生速度を変化させている割合を表示します。
16 Ja
17
Ja
各部の名前とはたらき
e 再生速度可変範囲表示
再生速度を調整できる範囲を表示します。
f A. CUE
オートキューを設定しているときに表示されます。
g QUANTIZE
[QUANTIZE] をオンに設定しているときに表示されます。
h INFO
本体表示部がインフォメーション表示モードのときに表示されます。
i BROWSE
本体表示部がブラウズ表示モードのときに表示されます。
j プレーイングアドレス表示
トラック (1 ) を棒グラフで表示します。経過時間を表示すると
きはグラフの左端から点灯します。残り時間を表示するときは左端
から消灯します。トラックの残り時間が 30 秒以下になるとグラフ
全体がゆっくり点滅し、15 秒以下になると早く点滅します。
k 情報表示部
ブラウズ表示モードを切り換える
ブラウズ表示モードには、ライブラリブラウズとフォルダブラウズの 2
通りの表示方法があります。USB デバイスに rekordbox のライブラリ
情報が記録されているときと、ライブラリ情報が記録されていないとき
では表示方法が異なります。
ライブラリ情報が記録されているとき:ライブラリブラウズで表示
します。音楽ファイルを 5 つのカテゴリー ( アーティスト、アルバ
ム、タイトル、BPM、プレイリスト ) で表示します。
ライブラリ情報が記録されていないときフォルダブラウズで表示し
ます。メディア内のフォルダ / トラックをツリー構造で表示します。
インフォメーション表示モードを切り換える
[INFO(UTILITY)] ボタンを押すごとに、情報表示部の表示がトラック名、
ビート表示、またはオートループ / エフェクト表示に切り換わります。
ビート表示機能を使う
再生しているトラックの拍位置 ( ビート ) と再生位置を表示します。
1
2
1 ビート表示部
2 オートループ / エフェクト表示部
! インフォメーション表示モードでトラック名表示を選んでいると
き、以下の操作を行うと自動的にオートループ / エフェクト表示に
切り換わります。
オートビートループの設定
エフェクトの設定
オートキューを設定する
トラックをロードしたとき、または頭出し (トラックサーチ ) したとき、
トラック先頭の無音部分を飛ばして音声が始まる直前に自動でキュー
ポイントを設定します。
[TIME(AUTO CUEQUANTIZE)] ボタンを 1 秒以上押す
オートキューがオンに設定されます。
本体表示部の [A. CUE] が表示されます。
! [TIME(AUTO CUEQUANTIZE)] ボタンをふたたび 1 秒以上押すと、
オートキューがオフに設定されます。
! 電源をオフにしてもオートキューの設定は記憶されます。
オートキューレベルを変更する
オートキューで無音部として認識する音圧レベルを 8 段階から選べます。
! 電源をオフにしてもオートキューレベルの設定は記憶されます。
1 [INFO(UTILITY)] ボタンを 1 秒以上押す
[UTILITY] 画面が表示されます。
2 ロータリーセレクターを回してから押す
[A. CUE LEVEL] を選びます。
3 ロータリーセレクターを回してから押す
オートキューレベルの設定を変更します。
ミキサーセクション
WLAN
CUEMASTER
HEADPHONES
MIXING
EQ
LOWHI
COLOR
LOWHI
BOOTH MONITOR
0
NOISE PITCH
CRUSH FILTER
SOUND COLOR FX
LOW
+9
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
DECK1 PHONO1/LINE1
THRU
COLOR
LOWHI
HI
+9
DECK2 PHONO2/LINE2
AUX
LEVEL
0
MIC
LEV
EL
0
CH1 CH2
CROSS F. CURVE
AUX
ON /OFF
MIC
ON /OFF
PHONES
CH1 CH2
CH1 CH2MASTER
LEVEL
0
TRIM
+9
HI
+9
MID
+9
LOW
+9
MID
+9
TRIM
+9
MASTER
LEVEL
0
USB
STOP
5V 500mA
7
c
b
8
33
22
5
4
1 1
6
d
h
g
e
f
9
a
1 DECKPHONO/LINE 切換スイッチ
本機に接続している機器の中から [CH 1] または [CH 2] の入力ソー
スを選びます。
! [PHONO/LINE] に設定すると、ミキサーセクションを DJ ミキ
サーとして使うことができます。
2 TRIM ツマミ
各チャンネルに入力される音声レベルを調整します。
3 EQ(HIMIDLOW)ツマミ
各チャンネルの音質を調整します。
[HI] ( 高音域 )、[MID] ( 中音域 )、[LOW] ( 低音域 ) をそれぞれ調整
します。
4 HEADPHONES MIXING ツマミ
[] ボタンが押してあるデッキの音声とマスター音声のモニター
音量バランスを調整します。
5 HEADPHONES LEVEL ツマミ
[PHONES] 端子から出力される音声レベルを調整します。
6 チャンネルフェーダー
各チャンネルから出力される音声レベルを調整します。
7 CROSS F. CURVE(THRU, , )( クロスフェーダー
カーブ切換スイッチ )
クロスフェーダーのカーブ特性を切り換えます。
8 クロスフェーダー
各チャンネルの音声を [THRU, , ] 切換スイッチで選んでいる
カーブ特性に従って出力します。
9 MASTER LEVEL ツマミ
[MASTER OUT 1] 端子および [MASTER OUT 2]端子から出力される
音声レベルを調整します。
a BOOTH MONITOR ツマミ
[BOOTH] 端子から出力される音声レベルを調整します。
b LEVEL インジケーター
各チャンネルの音声レベルを表示します。
c (CH1, CH2) ボタン
[CH 1] または [CH 2] の音声をモニターします。
d AUX LEVEL ツマミ
[AUX IN] 端子に入力される音声レベルを調整します。
e AUX (ON/OFF) ボタン
AUX をオン / オフします。
f MIC LEVEL ツマミ
[MIC] 端子に入力される音声レベルを調整します。
g MIC EQ ツマミ
マイクの音質を調整します。
h MIC(ON/OFF) ボタン
マイクをオン / オフします。
音質を調整する
各チャンネルの [HI] ツマミ、[MID] ツマミ、または [LOW]
ツマミを回す
! ツマミを左に回しきると、それぞれの音域の音声を消せます ( アイ
ソレーター機能 )。
ヘッドホンで音声をモニターする
1 [PHONES] 端子にヘッドホンを接続する
接続の仕方については、 9ページ 「入力 / 出力端子に接続する」をご
覧ください。
2 [ (CH1)] ボタンまたは [ (CH2)] ボタンを押す
モニターしたいチャンネルを選びます。
! [MASTER OUT 1] 端子および [MASTER OUT 2]端子から出力される
音声 ( マスターチャンネルの音声 ) をモニターするときは、この操
作は必要ありません。
3 [HEADPHONES MIXING] ツマミを回す
左に回す:[CH 1]、[CH 2] の音量が相対的に大きくなります。
センター位置[CH 1] 、[ CH 2] の音声と [MASTER OUT 1] 端子お
よび [MASTER OUT 2] 端子から出力される音声 ( マスターチャ
ンネルの音声 ) が同じ音量になります。
右に回す:[MASTER OUT 1] 端子および [MASTER OUT 2] 端子
から出力される音声 ( マスターチャンネルの音声 ) の音量が相対
的に大きくなります。
4 [HEADPHONES LEVEL] ツマミを回す
音声がヘッドホンから出力されます。
! [ (CH1)] ボタンまたは [ (CH2)] ボタンをふたたび押すと、
モニターが解除されます。
! [MASTER OUT 1] 端子および [MASTER OUT 2]端子から出力される
音声 ( マスターチャンネルの音声 ) のモニターは解除できません。
マイクを使う
1 [MIC(ON/OFF)] ボタンを押す
2 [MIC LEVEL] ツマミを右に回す
スピーカーからマイクの音声が出力されます。
音質を調整する
[MIC EQ] ツマミを回す
右に回しきると低音の減衰量が最大になります。
左に回しきると高音の減衰量が最大になります。
AUX を使う
1 [AUX (ON/OFF)] ボタンを押す
2 [AUX LEVEL] ツマミを回す
[AUX IN] 端子に入力される音声レベルを調整します。
[BOOTH] 端子から音声を出力する
[BOOTH MONITOR] ツマミを回す
[BOOTH] 端子から出力される音声レベルを調整します。
エフェクトセクション
BEAT
MIN MAX
LEVEL/DEPTH
AUTO
TAP
S
E
A
R
BEAT FX
TRANS ECHO ROLLFLANGER
COLOR
LOWHI
NOISE PITCH
CRUSH FILTER
SOUND COLOR FX
+9
COLOR
LOWHI
CH1 CH2
+9
3
4
2
1
66
5
1 BEAT ツマミ
BEAT FX を同期させる拍の倍率を選びます。
2 BEAT FX(TRANS,FLANGER,ECHO,ROLL) ボタン
BEAT FX をオン / オフします。
3 LEVEL/DEPTH ツマミ
BEAT FX の量的パラメーターを調整します。
4 TAP (AUTO) ボタン
BPM の測定モードを切り換えます。
AUTO モード[TAP (AUTO)] ボタンが消灯し、入力されている
音声信号から BPM を自動測定します。本機の電源をオンにし
たときは、[AUTO] に設定されます。
TAP モード:[TAP (AUTO)] ボタンが点灯し、[TAP (AUTO)]ボ
タンを指で叩いて BPM を手動で入力します。[TAP (AUTO)]ボ
タンを押すと、TAP モードになります。
! AUTO モードの BPM 測定範囲は、BPM=70 180 です。
によっては正しく測定できないことがあります。
! TAP モードで設定した BPM は、BEAT FX にのみ有効です。
5 SOUND COLOR FX (NOISE, PITCH, CRUSH, FILTER) ボタン
SOUND COLOR FX をオン / オフします。
18 Ja
19
Ja
各部の名前とはたらき
6 COLOR ツマミ
各チャンネルの SOUND COLOR FX のパラメーターを変化させます。
ビートエフェクト機能を使う
本機は 4 種類のエフェクトボタンを備えています。エフェクトボタン
を押すと音声にエフェクトをかけることができます。
[BEAT FX(TRANS,FLANGER,ECHO,ROLL)] ボタンのいず
れかを押す
押したボタンが点滅します。
トラックのビートに連動してエフェクトがかかります。
ボタンによってエフェクトが異なります。各エフェクトについては、
下の表をご覧ください。
!
点滅しているボタンをふたたび押すと、エフェクトがオフになります。
エフェクト名 説明 LEVEL/DEPTH
TRANS [BEAT] ツマミで設定した拍の倍
率に合わせて音をカットします。
原音とエフェクト音のバ
ランスを設定します。
FLANGER
[BEAT] ツマミで設定した拍の
倍率に合わせて 1 周期のフラン
ジャー効果を作り出します。
右に回すほど効果が強調
されます。
ECHO
[BEAT] ツマミで設定した拍の倍
率に合わせてディレイ音を減衰
させながら数回出力します。
1/1 ビートのエコー音では入力
音を切ったあとも曲のテンポに
合わせてディレイ音がフェード
アウトします。
原音とエコー音のバラン
スを設定します。
ROLL
[ROLL] ボタンを押した時点の入力
音を記録し、記録した音を [BEAT]
ツマミで設定した拍の倍率に合わ
せて繰り返し出力します。
原音とロール音のバラン
スを設定します。
エフェクトを変化させる
[LEVEL/DEPTH] ツマミを回す
[LEVEL/DEPTH] ツマミを回す方向と位置によってエフェクトが変化し
ます。
BPM を手動で入力する
1 [TAP (AUTO)] ボタンを押す
[TAP (AUTO)] ボタンが点灯し、TAP モードに切り換わります。
2 再生中の音声の拍(4 分音符 )に合わせて [TAP (AUTO)]
ボタンを 2 回以上指で叩く
[TAP (AUTO)] ボタンを指で叩いた間隔の平均値が、オートループ / エ
フェクト表示部に表示されます。
! AUTO モードに戻すときは、[TAP (AUTO)] ボタンを1秒以上押し
てください。
SOUND COLOR FX
各チャンネルの [COLOR] ツマミに連動して変化するエフェクトです。
1 [SOUND COLOR FX (NOISE, PITCH, CRUSH, FILTER)]ボ
タンのいずれかを押す
エフェクトの種類を選びます。
押したボタンが点滅します。
! エフェクトの種類については、「SOUND COLOR FX の種類」を
ご覧ください。
! [CH 1]と[CH 2] に同じエフェクトが設定されます。
2 [COLOR] ツマミを回す
ツマミを回したチャンネルの音声にエフェクトが加わります。
SOUND COLOR FX の種類
エフェクト名 説明 [COLOR] ツマミ
PITCH ± 1 オクターブの範囲で音
程を変化させます。
左回し:音程が低くなります。
右回し:音程が高くなります。
NOISE
本機内部で発生させたホワイ
トノイズをフィルターに通
してからチャンネルの音声と
ミックスして出力します。
! 各チャンネルの [TRIM]
ツマミを回して音量を
調節できます。また
[EQ (HI, MID, LOW)]
マミを回して音質を調
整できます。
左回し:ホワイトノイズを通す
フィルターのカットオフ周波数
が徐々に下がります。
右回し:ホワイトノイズを通す
フィルターのカットオフ周波数
が徐々に上がります。
CRUSH 元の音声を壊したような音
に変化させて出力します。
左回し:音声の歪みが増します。
右回し音声を壊してからハイパ
スフィルターを通過させます。
FILTER フィルターを通した音声を
出力します。
左回し:ローパスフィルターの
カットオフ周波数が徐々に下が
ります。
右回し:ハイパスフィルターの
カットオフ周波数が徐々に上が
ります。
操作する
電源の入れかた
1 各接続を行い、コンセントに電源コードを挿す
= 「接続する」 (p.9)
2 [STANDBY/ON] ボタンを押す
[STANDBY/ON] インジケーターが緑色に点灯します。
スタンバイ状態にするとき
本機の電源がオンのとき [STANDBY/ON] ボタンを 1 秒以
上押す
スタンバイ状態になります。
[STANDBY/ON] インジケーターが赤色に点灯します。
! [STANDBY/ON] ボタンをふたたび押すと、電源がオンになります。
! 本機はオートスタンバイ機能を備えています。詳しくは、 23ペー
ジ の「オートスタンバイ機能について」をご覧ください。
! USB インジケーターが点灯中または点滅中に USB デバイスを取
り外したり、本機の電源をオフしないでください。本機の管理デー
タが消去されることがあります。また、USB デバイスが読み込め
なくなることがあります。
ディスクの入れかたと出しかた
! 本機は1枚型のプレーヤーです。複数のディスクは挿入できません。
! 本機の電源がオフのとき、本機のディスク挿入口に無理にディスク
を入れないでください。ディスクの破損および本機の故障の原因に
なります。
ディスクの入れかた
印刷面を上にして、ディスクを水平にディスク挿入口に入
れる
メディアの読み込みが終了すると、再生を開始します。
! 音楽ファイルが階層構造で記録されているディスクをセットした
ときは、一番上の階層に入っているトラックから再生します。
! オートキューをオンに設定しているときは、音声開始位置で一時停
止状態になります。その場合、 [PLAY/PAUSEf] ボタンを押すと
再生が始まります。
オートキューについては、 17ページ 「オートキューを設定する」
をご覧ください。
ディスクの出しかた
1 演奏中に [f(PLAY/PAUSE)] ボタンを押す、または
キューポイントが設定されているときは、再生中に [CUE]
ボタンを押して ( バックキュー ) から [DISCh] ボタンを押
して、ディスクを取り出す
ボタンを押すとディスクの回転が止まり、ディスク挿入口からディスク
が出てきます。
2 ディスクの信号面に傷をつけないように引き抜く
! 誤って [DISCh] ボタンが押された場合は、すぐに [PLAY/PAUSEf]
ボタンを押すと、排出を中止して直前の状態に復帰します ( 復帰処
理中は、音声が出力されません )。
本機がディスクを引き込もうとしているとき、または排出しようとし
ているときに、その動きに逆らうような力をディスクに加えないでく
ださい。ディスクの破損および本機の故障の原因になります。
レジューム機能について
一時停止中にディスクを抜いた場合は、また同じディスクを挿入すると
抜いた時点の再生位置で一時停止します。これらは本機の電源がオフさ
れるか、違うディスクがセットされるまで記憶されます。
! 記録メディア (USB) ではこの機能は使えません。
20 Ja
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Pioneer XDJ-R1 取扱説明書

カテゴリー
DJコントローラー
タイプ
取扱説明書