10 11TD-3 ク イックスター トガ イド
(1) TUNE (チューン) – 内蔵 VCO オシレーターの周
波 数 を 、中 央 か ら 約 1 オクターブの範 囲 で 調 節
します。
(2) CUTOFF (カットオ フ) – ローパス VCF フィルター
のカットオ フ周 波 数 を 調 節 しま す。カットオ フか
ら上の周 波 数 を 減 衰しま す。
(3) RESONANCE (レゾナンス) – カットオフ周波数
周辺の信号レベルを強調する度合いを調節し
ます。
(4) ENVELOPE (エンベロープ ) – エンベロープジェネ
レーターにより VCF カットオ フ周 波 数に 適 用 さ
れる、モジュレーションの深さを選択します。
(5) DECAY (ディケイ) – エンベロープが、現在のレベ
ルから最小まで減衰するのにかかる時間の長さ
を制 御します。
(6) ACCENT (アクセント) – アクセントをプログラム
したノートの出力に対する、アクセントの量を調
節します。
パッチベイ (3.5 mm TS 入出力接続端子)
(7) FILTER IN (フィルター入 力) – 内蔵 VCO オシレー
ターの代わりに、外部オーディオ信号を接続する
入 力 端 子です。
(8) SYNC IN (シンク入 力 ) – 外部クロックおよびスタ
ート / ストップ 信 号 を 使 用 で きま す。
(9) CV OUT (CV 出力) – 1V / オ ク タ ー ブ の 、コ ン ト ロ ー
ルボルテージ出力。
(10) GATE OUT (ゲート出力) – ゲート出力。
(11) PHONES (ヘッドフォン出力) – ヘッドフォンを接
続する、3.5 mm TRS 出力です。 音量が下がって
いることを確認してから、ヘッドフォンを装着し
てください 。
ディストーション 部
このコントロール群は、ディストーションスイッチ ( 20)
がオンになっている時にのみ、効果を発揮します。この
回路は、信号パスでは、音量コントロールと最終的なオ
ーディオ出力の直前に位置します。
(12) DRIVE (ドライブ ) – ディストーションの量を調
節します。
(13) TONE (トーン) – トーンを調節します。
(14) LEVEL (音量) – ディストーションの出力レベルを
調 節しま す。
一 般 的なコントロール
(15) TEMPO (テンポ) – パターンおよびトラックがプ
レイするレートを、スロー〜速いテンポまで調
節します。
(16) WAVEFORM (波形) – 内蔵 VCO オシレーターの波
形を、逆三角波またはパルス波のいずれかに設
定します。
(17) TRACK/PATTERN GROUP (トラック / パターングル
ープ ) – トラックの書き込みおよびプレイに際し
て は 、ト ラ ッ ク 1 〜 7 の中から、パターンの書き
込みおよびプレイに際しては、パターングループ
I、II、III、IV の中から、それぞれ選択します。グル
ープ Iのパターン はトラック 1または 2 の み 、グ ル
ープ 2 のパターンはトラック 3 または 4、グ ル ー
プIIIではトラック 5 または 6、グ ル ー プ IV ではト
ラック7のみ となります。
(18) MODE (モード) – Track Write (トラック書き込み)、
Track Play (トラックプレイ)、 Pattern Play ( パターン
プレイ)、 Pattern Write (パターン書き込み) のいず
れ か を選 択しま す。
(19) 電源 LED – 背面パネルの電源スイッチがオン
で、ユニットに電源が供給されていると点灯し
ます。
(20) DISTORTION ON/OFF (ディストーション オン /
オフ) – “OFF” (オフ) では、ディストーションはバ
イ パ ス さ れ 、” DRIVE” (ドライブ)、 “TONE” (トーン)
および “LEVEL” (音量) コントロールのエフェクト
はかかりません。
(21) VOLUME (音量) – 背面パネルの出力端子および
ヘッドフォン出力の、出力レベルを調節します。
ヘッドフォンは、必ずこの音量を下げてから装着
してください 。
シーケンサー部
(22) D.C./BAR RESET/CLEAR (DC / バ ーリセット / ク
リア) – メモリーからパターンをクリアする際、
ト ラ ッ ク の 頭 に 戻 る 際 に 使 用 し ま す 。ま た 最 後 の
パタ ーンをトラックに 追 加 したことを 合 図しま す。
(23) PITCH MODE (ピッチモード) – ピッチモードを
オン / オ フ し ま す 。ピ ッ チ モ ー ド で は LED が点灯
します。パターン作成にあたり、 ノートを入力す
る時に使 用するモードです。
(24) 13 鍵キーボード – このスイッチ群は 13 鍵キー
ボードになり、パターン作成 時 のノート選択に使
用 し ま す 。下 の 8 つのスイッチは、パターンおよび
ト ラ ッ ク の 作 成 、保 存 、選 択 に も 使 用 し ま す 。
(25) TIME MODE ( タイムモ ード ) LED – タイムモードの
際に LED が点 灯します。
(26) TIME MODE ON/OFF (タイムモード オン / オフ) –
タイムモードのオン/オフを選択します。このモ
ードは、ピッチモードでノートを入 力した後、タ
イ ミ ン グ の 入 力( ノ ー ト 、タ イ 、ま た は レ ス ト )に
使 用します。
(27) BACK (バック) – パターンをステップスルーす
る際、最後にプレイしたノートを選択し、 編
集可能な状態にするボタンです。 本ボタンと
”WRITE / NEXT” (書き込み / 次( 35)ボ タ ン は 、シ ン
クおよびクロック設 定の閲覧および設定変更に
使 用します。
(28) START / STOP (スタート / ストップ) – パターンお
よびトラックの 再 生 をスタート / ストップ する ボ
タ ン で す 。プ レ イ 中 は LED が点 灯します。
(29) FUNCTION (機能) – TD-3 をピッチモードあるいは
タイムモードからノーマルモードへ戻す、また パ
ターンおよびトラックの書き込み時に多様な操 作
を お こ な う 、多 目 的 ス イ ッ チ で す 。
(30) NORMAL MODE (ノーマルモード) LED – ユニット
がノーマルモードの間、点 灯する LED です。
(31) TRANSPOSE DOWN (トランスポーズ ダウン) / ノー
ト / STEP (ステップ) – ピッチモードではオクター
ブを下げ、タイムモードではノートを入力、パタ
ーンではステップ回数を入力します。
(32) TRANSPOSE UP (トランスポーズ アップ) / タイ / 三
連符 – ピッチモードではオクターブを上げ、タイ
ム モ ー ド で は タ イ を 入 力 、そ し て パ タ ー ン を 三 連
符 モ ードに設 定しま す。
(33) ACCENT / PATTERN A (アクセント / パターン A) –
ピッチモードでノートにアクセントをつけ、 1A、
2A~ 8A までの、 ”A” パターンを選択します。
(34) SLIDE / PATTERN B (スライド / パターン B) – ピッ
チモードで、ノートにスライドを付加し、 1B、 2B~
8B までの、 ”B” パターンを選択します。
(35) D.S./WRITE/NEXT/TAP (D.S. / 書き込み / 次 / タッ
プ) – トラックにパターンを書き込み、パターン
の次のノートを選 択し 、タッピング により手 動で
タイミングを付加します。このスイッチと BACK
(戻る-27) は、シンクおよびクロック設定の閲覧
および 変 更 に使 用しま す。
背面パネル
(36) OUTPUT (出力) – お使いのシステムのラインレベ
ル オーディオ入力を接続する、¼ インチTS出力
端 子 で す 。本 装 置 の 音 量 が 下 が っ て お り 、シ ス テ
ムの電源がオフになっていることを確認してか
ら 、接 続 を お こ な って く だ さ い 。
(37) MIDI OUT/THRU (MIDI 出力 / スルー) – MIDIアウト
データの出力および、MIDI 入力で受信した MIDI
データのパススルーをおこなう、5 ピン DIN ジ
ャックで す。
(38) MIDI IN (MIDI 入力) – 外部ソースから MIDI デー
タを受信する、5 ピン DIN ジャックです。 外部ソ
ースとは一般的に、 MIDI キーボード、外 部 ハード
ウェアシーケンサー、 MIDI イン タ ーフェ イスを 装
備したコンピューターなどです。
(39) USB PORT – コンピューターと接 続 するため
の、USB B タイプジャックです。TD-3 は、 MIDI 入
出力に対応した、クラスコンプライアント USB
MIDI 機器としてコンピューターに表示されます。
USB MIDI IN – アプリケーションからの MIDI デー
タを受信します。
USB MIDI OUT – アプリケーションへ MIDI データ
を送 信しま す。
(40) POWER (電源) – シンセサイザーをオン/オフし
ます。必要な接続をすべて完了してから、ユニッ
ト の 電 源 を 入 れ てくだ さい 。
(41) DC INPUT (DC 入力) - ここに付属の 9 V DC 電
源アダプターを接 続します。電 源アダプター
は、100 V-240 V、 50 Hz/60 Hz に対応した AC コン
セントに接続します。 必ず付属のアダプターのみ
をご 使 用ください 。
ステップ 2: コントロール
TD-3 コントロール