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5.4 鉛直ビームを使用した作業
1. 鉛直ビームが壁などの検知を行う面に対して垂直に照射されることを確認してください。
注意事項
鉛直ビームが壁などの検知面に対して垂直になっていないと、 正しい測定が行われないことがあ
ります。
2. ON/OFF ボタンでPMA 31 G 受光器をオンにします。
3. PMA 31 G 受光器をレーザービームに対して垂直に保持し、 受光窓でビームを受けます。
注意事項
受光窓がビーム面に対して垂直になっていないと、 正しい測定が行われないことがあります。
5.5 音量を設定する
▶ シグナル音量の調節ボタンにより希望の音量に設定します。
5.6 清掃および乾燥
▶ 表面から埃を除去してください。
▶ 表示ディスプレイや受光窓を指で触れないでください。
▶ 本体は必ず清潔な柔らかい布で清掃してください。 必要に応じてアルコールまたは水で布を湿してくだ
さい。
▶ 本体を保管する場合は、 保管温度を確認してください、 特に夏季あるいは冬季に車内で保管する場合は
注意が必要です(-30 °C...+60 °C)(-22 °F...140 °F)。
5.7 ヒルティ校正サービス
各種の規則に従った信頼性を保証するためには、 本体の定期点検をHilti 校正サービスに依頼されることを
お勧めします。
Hilti 校正サービスはいつでもご利用いただけますが、 少なくとも年に 1 回は校正サービスをご利用される
ことをお勧めします。
Hilti 校正サービスでは、 本体が点検日の時点で、 取扱説明書に記載されている製品仕様を満たしているこ
とが証明されます。
本体が仕様範囲にない場合は、 再調整します。
調整と点検の終了後調整済みステッカーを貼って、 本体がメーカー仕様を満たしていることを証明書に記
載します。
ISO 900X を取得した企業では、 校正証明書が常に必要になります。
詳しくは、 弊社営業担当またはHilti 代理店 ・ 販売店にお問い合わせください。
6 搬送および保管
6.1 搬送
▶ 搬送や送付の際は、 本体をHilti の本体ケースか同等の梱包に入れてください。
注意事項
本体を送付する場合は、 電池を絶縁するかあるいは本体から取り外す必要があります。
6.2 保管
▶ 本体が濡れた場合はケースに入れないでください。
▶ 本体、 本体ケース、 アクセサリーは清掃し、 乾燥させる必要があります(最高 63 °C/145 °F の温度
で)。
▶ 本体は完全に乾燥した状態で本体ケースに収納し、 乾燥した場所で保管してください。
▶ 長期間保管した後や搬送後は、 使用前に本製品の精度をチェックしてください。
Printed: 10.04.2017 | Doc-Nr: PUB / 5343813 / 000 / 00