11. 測定ごとのレンジおよびファンクションの確認を確実に
行うこと。
12. 本器または手が水などでぬれた状態での使用はしないこと。
13. テストリードは指定タイプのものを使用すること。
14. 電池交換、ヒューズ交換を除く修理・改造は行わないこと。
15. 始業点検および年1回以上の点検は必ず行うこと。
16. 屋内で使用すること。
注意 強力な電磁界、静電界のある場所での測定、インバータ
など高調波を多量に含む回路の測定では誤動作すること
があります。
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ご使用に際しての注意
1. 指示計の零位確認
指示計の指針が目盛左端の0線よりずれている時は、零位調整
器①をまわして正しく0線に合わせてください。
2. NULLメータレンジの確認
DCV(NULL)±5 V、±25 Vレンジはオートポラリティ方式の
ため、レンジ切換スイッチつまみをそのレンジにセットしますと、
指針は自動的に目盛中央付近を指示したままになります。測定し
ない時や、保存の際には、つまみは他のレンジにセットし、電池
の消耗を防いでください。
3. 測定レンジはよく確かめ、適したレンジの選定を。
測定に際しては、被測定物に適した種類のレンジ切換スイッチ
位置を選定する、未知値の時は最大測定レンジから順次適当なレ
ンジ(被測定物の値に最も近いレンジ)にセットする、などの配慮
が肝要です。