Matebook X

Huawei Matebook X, HUAWEI Matebook X 取扱説明書

  • HUAWEI MateBook XとMateDock 2の取扱説明書の内容を理解しました。デバイスの機能、設定方法、トラブルシューティングなど、ご不明な点がございましたらお気軽にご質問ください。例えば、充電方法、タッチパッドの操作方法、MateDock 2の接続方法など、具体的な質問にお答えできます。
  • MateBook Xの充電方法は?
    タッチパッドの機能は?
    HUAWEI MateDock 2 とは何ですか?
    視力保護モードとは?
    初期設定を復元するには?
MateBook X
目次
本書について
MateBook X の各部の名称
MateBook X の充電
電源アダプタの使用
4
安全上のご注意
4
電池の状態についての情報
4
MateBook X の電源 ON/OFF
ファンクションキー
タッチパッド
Windows 10 について
スタートメニューの使用
11
アクションセンター
11
Wi-Fi への接続
12
HUAWEI MateBook Manager
ドライバの管理
13
データのバックアップと復元
13
視力保護モード
MateBook X の初期設定の復元
HUAWEI MateDock 2
HUAWEI MateDock 2 の各部の名称
17
TV、モニター、プロジェクタへの接続
18
USB マウス、プリンタ、その他の周辺機器の接続
19
付録
安全上のご注意
20
個人情報とデータセキュリティ
23
法律上の注意事項
24
i
本書について
本書はMateBook Xの使用方法について説明します。Windows 10の機能の詳細についてはhttp://
www.microsoft.comをご覧いただくか、 > をMateBook Xのデスクタオップ画面でクリックしてく
ださい。
オプションのアクセサリおよび本書に記載されているソフトウェアは提供およびインストールされない場
合があります。本書で記載されているシステム環境は、実際のシステム環境とは異なる場合がありま
す。アスタリスク(*)の付いている機能は、一部の地域ででサポートされていない場合があります。
記号と定義
注意
重要情報やヒントを強調することで、本書に記載されている手順を実行しやすく
しています。
重要
注意を怠ると、製品の損傷、データ消失などの問題が発生する可能性があるこ
とを示しています。
警告 深刻な負傷を引き起こす可能性のある、潜在的な危険の警告です。
1
MateBook X の各部の名称
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1 ヘッドフォン端子 ヘッドフォンとマイクの接続に使用します。
2 USB Type-C ポート
( 充電ポート兼用)
l MateDock 2、モバイル端末、ファイル転送用のUSBマスストレージ
を接続する際に使用します。
l MateBook Xの充電時に電源アダプタを接続する際に使用しま
す。
ディスプレイ機器(プロジェクタやモニターなど)の接続には使
用できません。
3 電源ランプ 充電状態を示します。
l 白の点滅:充電が90%未満です
l 白の点灯:充電が90%以上です
4 照度センサー 周囲の明るさを検知して自動的に画面の明るさを調整します。
照度センサーを遮らないでください。スクリーンプロテクタを購
入する際には、照度センサー専用の穴があるスクリーンプロテ
クタを選んでください。
5 カメラ 正面のカメラで写真撮影やビデオ通話が可能です。
6 カメラインジケータ カメラ状態を示します。カメラ起動時に点灯します。
2
7 USB Type-C ポート
( 外部映像出力兼用)
l MateDock 2、モバイル端末、ファイル転送用のUSBマスストレージ
を接続する際に使用します。
l ディスプレイ機器(プロジェクタやモニターなど)を接続する際に使
用します。
MateBook Xの充電には使用できません。
8 ディスプレイ 画面上のコンテンツが表示されます。
9 ステレオスピーカー ヘッドフォンが接続されていない場合にここからサウンドを再生しま
す。
10 指紋センサー兼電源
ボタン
指紋を登録した後、対応する指で電源ボタンを押すと、MateBook X
が電源ONになり、自動的にログインされます。
l 押すと、画面のスリープモードが解除されます。
l 押すと、画面のロックが解除されます。
l MateBook Xの電源を初めてONにするときは、設定ウィザー
ドの画面の指示に従って指紋を登録してください。デスクトッ
プの > をタップし、アカウントログイン設定に移動
して指紋を登録することもできます。
l 1つのアカウントに対して最大10個まで指紋を追加できま
す。
11 キーボード 文字、数字、記号を入力します。
12 タッチパッド MateBook Xのマウスの機能に似ています。
13 右キー マウスの右クリック。
14 左キー マウスの左クリック。
15 マイク ビデオ/音声通話や録音の際に使用します。
MateBook X の各部の名称
3
MateBook X の充電
電源アダプタの使用
MateBook Xには充電池が内蔵されています。本製品に付属の電源アダプタとUSB Type-Cケーブルを
電源に接続すると、充電時ランプがONになり、電池を充電中であることが表示されます。MateBook X
が電源OFFまたはスリープモードのときは、速く充電できます。
安全上のご注意
充電には、MateBook Xに同梱されている電源アダプタおよびUSB Type-Cケーブルを常に使用してくだ
さい。
サードパーティのアクセサリでは、安全上の問題が発生する可能性があり、パフォーマンスが損な
われる可能性があります。
MateBook Xは、風通しのよい場所で室温で充電してください。
l MateBook Xを充電中に気温が高い場所に放置すると、内部部品が損傷する場合があります。
l 充電の所要時間は、周囲の温度や電池の使用状況により異なります。
l 長時間使用または充電するとMateBook Xが熱を帯びることがあります。熱くなっている場合は、
不必要な機能をOFFにして、充電器を外してください。
電池の状態についての情報
電池の状態は、ステータスバーの電池アイコンにより示されます。
l MateBook Xの充電中は、 アイコンにより、充電器が接続されていることが示されます。
l 電池残量のパーセンテージと電池の寿命を表示するには、 アイコンにカーソルを合わせます。
すべての電池には寿命があります。電池の性能が著しく低下している場合、お近くのHuaweiサービ
スセンターに連絡して電池を交換してください。電池は絶対に自分で交換しようとしないでください。
4
MateBook X の電源 ON/OFF
MateBook X は、工場出荷時にバッテリー保護モードに設定されているため、充電器を接続しないと電
源が入りません。初めてMateBook Xを使用する際には、充電器を接続してから電源ボタンを長押しし
て、MateBook Xの電源を入れてください。
電源ボタンを押すと、MateBook Xの電源がONになるか、画面のスリープが解除されます。
> をクリックすると、電源OFF、再起動、スリープモードのいずれかになります。
MateBook Xの電源を強制的にOFFにするには、電源ボタンを10秒間押し続けます。保存されてい
ないデータはすべて失われます。
5
ファンクションキー
以下のホットキーを使用して特定のタスクを実行できます。
F1とF2は、2つの方法でファンクションキーとして使用できます。
l FnキーランプがONになるまでFnキーを押し続けて、対応するキーを押します。Fnキーをもう一度押す
とファンクションキーがOFFになります。
l Fnキーを押さずにファンクションキーを使用するには、MateBook Managerを開いて、次のように設定
します。
> システム設定 をクリックして、ファンクションキーモードとホットキーモードを切り替えます。
そうすると、Fnキーを押さなくても、ファンクションキーを使用できるようになります。
画面の明るさを下げます。
画面の明るさを上げます。
キーボードバックライトをON/OFFにし、バックライトの明るさを調整します。
消音または消音を解除します。
音量を下げます。
音量を上げます。
マイクをON/OFFにします。
画面のプロジェクタをON/OFFにします。
Wi-FiをON/OFFにします。
MateBook Managerを開きます。
キーボードの配置は、国や地域によって異なります。
HomePage upPage downEndの機能を使用するには、Fnキーを押したまま、対応する矢印キー
を押します。
6
組み合わせ 機能
Fnキー + 左矢印 Home(行頭)
Fnキー + 上矢印 Page up(1ページ上)
Fnキー + 下矢印 Page down(1ページ下)
Fnキー + 右矢印 End(行末)
ファンクションキー
7
タッチパッド
MateBook Xーのマウスのようなタッチパッド機能。
タッチパッドは以下のジェスチャーに対応しています。
1本の指でタップ:マウスの左クリック。
1本の指でダブルタップ:マウスのダブルクリック。
1本の指でスワイプ:画面上でカーソルを動かすことが可能です。
左のボタン:マウスの左クリック。
右のボタン:マウスの右クリック。
2本の指でタップ:マウスの右クリック。
8
2本の指で上下にスワイプ:上下のスクロールが可能です。
2本の指でピンチイン/アウト:ズームイン/アウトが可能です。
3本の指でタップ:検索画面を起動できます。
3本の指で上にスワイプ:仮想デスクトップを表示できます。
3本の指で下にスワイプ:起動中のアプリケーションを非表示にできます。
3本の指で左右にスワイプ:起動中のアプリケーションを選択できます。
4本の指でタップ:アクションセンターを開けます。
自分の好みに合わせてタッチパッド設定をカスタマイズできます。
タッチパッド
9
1 > をクリックして、設定画面を表示します。
2 をクリックして、タッチパッドの設定に移動します。そこから、以下の操作を行うことができます。
l タッチパッドのON/OFF
l マウス接続時のタッチパッドのON/OFFの選択
l タッチパッドのスクロール方向の変更
l タッチパッドジェスチャーの設定
タッチパッド
10
Windows 10 について
スタートメニューの使用
スタートメニューを使用して、MateBook Xのアプリ、設定、ファイルにアクセスします。
画面左下の をクリックすると、スタートメニューが開きます。
l を選択すると、現在のユーザー・アカウントを変更、ロック、ログアウトできます。
l
を選択すると、システム設定にアクセスできます。
l
を選択すると、MateBook Xのシャットダウン、再起動、スリープモードのONが可能です。
l アプリリスト:上または下に画面をスワイプすると、アプリリストをスクロールできます。
l ピン留めされたタイル:お気に入りのアプリやウェブサイトをスタートメニューにピン留めして、グループ
別に整理できます。
アクションセンター
アクションセンターには、システムの更新およびその他のシステム通知が表示されます。また、特定の
機能のON/OFFおよび機能の設定にも素早くアクセスできます。
画面右下の をクリックするか、アクションセンターを起動します。以下の操作を行うことができま
す。
l 設定、VPN、プロジェクタ画面に素早くアクセスできます。
l タブレットモード、機内モード、画面の明るさなど、よく利用する設定内容に素早くアクセスできます。
11
Wi-Fi への接続
1 画面右下の をクリックして、Wi-Fi設定画面を開きます。
2 Wi-FiをONにします。MateBook Xにより、利用できるWi-Fiネットワークが自動的に検索されます。
3 接続するネットワークを選択して、画面上の指示に従って続行します。一部のWi-Fiネットワークの接
続にはセキュリティキーまたはパスワードが必要です。この情報は、ルーター設定で見つかる場合も
あれば、インターネットサービスプロバイダ(ISP)やネットワーク管理者から入手する場合もありま
す。
Windows 10 について
12
HUAWEI MateBook Manager
ドライバの管理
MateBook Managerにより、システムのドライバが自動的に検出され、必要に応じてドライバを更新する
ようにリマインダが表示されます。
> ドライバ管理 をクリックします。
l 更新 タブで、更新 または すべて更新 をクリックすると、1つのドライバまたはすべてのドライバを更新
できます。
l インストール済み タブを開くと、MateBook Xにインストールされているすべてのドライバを表示できま
す。
データのバックアップと復元
MateBook Xのオペレーティングシステムに障害がある場合は、以前のバックアップを使用して、前に動
作していた状態に復元できます。
l システムファイルのバックアップや復元には長い時間がかかる場合があります。この間は、
MateBook Xの電源をOFFにしたり再起動したりしないでください。
l システムファイルのバックアップ中は、MateBook Xを必ず充電器に接続してください。
> バックアップと復元 をクリックします。
13
l バックアップ タブで、バックアップ開始 をクリックしてバックアップの宛先を選択します。
l 復元 タブで、復元開始 をクリックし、画面上の指示に従って、復元するシステムのバックアップを選択
します。
HUAWEI MateBook Manager
14
視力保護モード
MateBook Xのテキストを読む際に、視力保護モードをONにすると、ブルーライトが削減されて、目の負
担と疲労を防げます。
デスクトップの空白の部分を右クリックすると、ディスプレイ管理画面が表示されて、視力保護モードを
ONにできます。
視力保護モードにより、画面から放射されるブルーライトがカットされ、画面は少し黄色みを帯びて
見えます。
15
MateBook X の初期設定の復元
システムリカバリ画面を使用すれば、初期設定にMateBook Xを素早く復元できます。
初期設定に復元する前に、Cドライブのすべてのファイルをバックアップして、MateBook Xを充電器
に接続します。
1 MateBook Xの電源をONにするときにF10ボタンを押し続けると、初期の設定画面にアクセスできま
す。
2 画面上の指示に従って、MateBook X初期設定を復元します。
16
HUAWEI MateDock 2
HUAWEI MateDock 2 の各部の名称
MateDock 2を使用すると、プロジェクタ、TV、USBマスストレージなど、様々な外部拡張機器に
MateBook Xを接続できます。
MateDock 2はオプション品のため、別売りとなります。
HDMI
USB
USB-C
USB-C
VGA
USB-Cプラグ MateBook XのUSB Type-Cポートに接続します。
USBポート USBマウス、キーボード、ストレージ機器、ネットワークアダプタなどの
USB周辺機器を接続する際に使用します。
HDMIポート TVなどのHDMIディスプレイ機器を接続する際に使用します。
VGAポート モニターなどのVGAディスプレイ機器を接続する際に使用します。
USB Type-Cポート MateBook Xの充電時に電源アダプタを接続する際に使用します。
USB Type-C周辺機器を接続する際に使用します。
17
TV、モニター、プロジェクタへの接続
映画を見たり、プレゼンテーションをしたりするときには、見やすくするために、TV、モニター、プロジェク
タなどの外部ディスプレイ機器にMateBook Xを接続します。
MateDock 2を外部ディスプレイ機器に接続するには、HDMIケーブルまたはVGAケーブル(別売り)
が必要になります。どのビデオインターフェースが機器でサポートされるかを確認してください。
HDMI USB-C
USB-C
VGA
1 図に従って、MateDock 2を外部ディスプレイ機器に接続します。
2 外部ディスプレイ機器を電源に接続してONにします。
3 画面右下の をクリックするか、アクションセンターを起動します。
4 をクリックして、表示方法を選択します。
l PC画面のみ:MateBook Xのデスクトップのみが表示されます。外部ディスプレイ機器には空白の
画面が表示されます。
l 複製:MateBook Xと外部ディスプレイ機器にデスクトップが同時に表示されます。
l 拡張:MateBook Xと外部ディスプレイ機器の間でデスクトップが分割されます。2つの画面の間でウ
ィンドウを移動できます。
HUAWEI MateDock 2
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