Dell PERC 4/DI ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
Dell PowerEdge Expandable RAID Controller 4/Di/Si および 4e/Di/Si ユーザ
ーズガイド
安全にお使いいただくために
概要
RAID について
機能
RAID の設定および管理
ドライバのインストール
トラブルの解決
付録 A: 認可機関の情報
用語集
この文書情報 、事前 通知なく されることがあります
©2003-2005すべての著作 DellInc.にあります
Dell Inc. の書面による許可のない複写は、いかなる形態においても厳重に禁じられています
本書で使用されている商標についてDellDELL のロゴPowerEdgeおよび Dell OpenManage は、Dell Inc. の商標ですMegaRAID は、LSI Logic Corporation の登録商標ですMicrosoftWindowsNTMS-DOS
およびWindows は、Microsoft Corporation の登録商標ですIntelは、Intel Corporation の登録商標ですNovell および NetWare は、Novell, Inc. の登録商標ですRedHat は、RedHat, Inc. の登録商標です
本書では、上記記載以外の商標や会社名が使用されている場合がありますこれらの商標や会社名は、一切 Dell Inc. に所属するものではありません
モデル PERC 4/Di/Si および PERC 4e/Di/Si
2005 4
P/NHC865Rev.A07
目次に戻る
A: 認可機情報
Dell PowerEdge Expandable RAID Controller 4/Di/Si および 4e/Di/Si ユーザーズガイド
FCC 情報(米国のみ)
シールドケーブルにする情報
クラス B
カナダ規格準拠(カナダ連邦産業省)
MIC 情報(韓国のみ)
VCCI クラス B ステートメント
FCC 情報(米のみ
Dellシステムのほとんどは、連邦通信委員会(FCCのクラス B デジタル装置に分類されていますただし、特定のオプションがまれる一部の構成は、クラス A になります。ご使用のシステムに適用
されている分類を判断するにはコンピュータの背面パネルカード取り付けブラケットカード自体に貼られている FCC 登録ラベルをすべて調べてくださいいずれかのラベルにクラス A の記載があ
場合、システム全体がクラス A デジタル装置と見なされますすべてのラベルにクラス B または FCC ロゴFCC)の記載がある場合、システムはクラス B デジタル装置と見なされます
ご使用のシステムの FCC 分類を確認したら、該する FCC 情報をおみくださいなおDell Inc. によって書面にて許可されていない限り、変更または修正をほどこした装置を使用することは
FCC 規則によってじられています
シールドケーブルにする情報
ラジオおよびテレビの受信との干渉を避けるためDell 装置に周辺機器を接続するときにはシールドケーブルを使用してくださいシールドケーブルを使用するとこの製品の適切FCC の無線周
波放射への準拠(クラス A 装置)または FCC 認定(クラス B 装置)を維持できますパラレルプリンタのケーブルはDell Inc. から入手できます
クラス B
この装置は、無線周波エネルギーを生成および使用し、放射することがありますそのため、製造元の指導マニュアルにってインストールおよび使用しないとラジオおよびテレビの受信と干渉する
能性がありますこの装置は、FCC 規定のパート 15 ずるクラス B デジタル装置の制限を満たすことがテストされ、確認されていますクラス B デジタル装置の範囲は、家庭での設置における
有害な障害に対し、適正な保護が提供されるように設計されたものです
ただし、特定の設置では、障害が発生しないという保証はありませんこの装置によりラジオまたはテレビの受信との有害な干渉が発生する場合、次の基準に従って、干渉を補正することをおめしま
。干渉は、装置の電源を投入および切断することによって判断できます
l 受信アンテナのきをえる
l 受信機に対するシステムの位置をえる
l システムを受信機から離す。
l システムをのコンセントにつないでシステムと受信機を別の分岐回路につなぐ
これ以外の提案については、必要に応じてDell Inc. または経験のあるラジオ / テレビ技術者に問い合わせてくださいまた、米国政府印刷局(Washington, DC 20402より提供されている小冊
子 『FCC Interference Handbook』(1986 年、Stock No. 004-000-00450-7)も役立ちますこの装置は、FCC 規則パート 15 に準拠していますこの装置における動作は、以下2 つの
状況に影響されます
l この装置は、有害な干渉を引きこしません
l この装置は、予期しない動作の原因となりうる干渉を含め、あらゆる干渉を受ける可能性があります
FCC 規則に準拠し、本書で取り上げている装置に関して、次のような情報を提供します
l 製品名: Dell PowerEdge RAID コントローラ 4/Di コントローラ
l 社名: Dell Inc.
Regulatory Department
One Dell Way
Round Rock, Texas 78682 USA
512-338-4400
カナダ規格準カナダ連邦業省)
カナダ規制情報(カナダのみ
このデジタル装置は、カナダ通信省(Canadian Department of Communications)の無線障害規制(Radio Interference Regulations)に規定されたデジタル装置から放出される電波雑
のクラス B 規制に適合していますカナダ通信省(DOC)の規制ではIntel により明確に認可されない改造または改良を行うと、装置の操作権限を取り消される可能性があることを規定していま
このクラス B デジタル装置は、カナダ障害原因装置規制(Canadian Interference-Causing Equipment Regulationsのすべての要件に適合しています
Cet appareil numerique de la classe B respecte toutes les exigences du Reglement sur la material brouilleur du Canada.
MIC 情報(韓のみ
B クラス
この装置は業務以外の目的に認可されており、住宅地域を含む、いずれの環境でも使用することができます
VCCI クラス B ステートメント
目次に戻る
目次に戻る
Dell PowerEdge Expandable RAID Controller 4/Di/Si および 4e/Di/Si ユーザーズガイド
機能
RAID モードと SCSI モード
内蔵 RAID コントローラのモードを RAID/RAID から RAID/SCSI モードまたは RAID/SCSI から RAID/RAID モードに変更
Dell™PowerEdge™ExpandableRAIDコントローラPERC4/Di/Si および 4e/Di/Si は、RAID 制御機能を提供するマザーボード内蔵型のサブシステムですRAID コントローラは、最大
320 MB/ 秒(メガバイト/ 秒)のデータ転送速度で、Ultra320 および Wide SCSI チャネルのすべての低電圧差動(LVDSCSIデバイスをサポートしますPERC 4/Si および 4e/Si 1 つの
チャネルをサポートしPERC 4/Di および 4e/Di 2 つのチャネルをサポートします
RAID コントローラは、信性、高性能、およびフォールトトレラントなディスクサブシステム管理機能を提供しますこのコントローラはDell PowerEdge システムで使用する理想的RAID ソリュ
ーションですこの RAID コントローラを使用することによりサーバーで経済的RAID を構成でき、信頼性と高性能、そしてフォールトトレラントなディスクサブシステム管理を実現できます
機能
RAID コントローラは、次のような機能を備えています
l 最大 320 MB/ Wide Ultra320 LVD SCSI の性能
l 256 MBDDR2メモリをサポート
l PERC 4/Di/Si 64 ビット /66 MHz PCI ホストインタフェース
l PERC 4e/Di/Si PCI Express x8 ホストインタフェース
l RAIDレベル 0ストライピング)、1ミラーリング)、5(分散パリティ)、10ストライピングとミラーリングの組み合わせ)、50ストライピングと分散パリティの組み合わせ)
l 高度なアレイの構成と管理ユーティリティ
l 任意のアレイから起動することが可能
l 1 つの電子バスLVD バス
ハードウェアアーキテクチャ
PERC 4/Di/Si は(PCIホストインタフェースをサポートしPERC 4e/Di/Si PCI Express x8 ホストインタフェースをサポートしますPCI-Express は、CPU の性能に影響を及ぼすことなくデ
ータ転送能力をめるよう設計された高性能 I/O バスアーキテクチャですPCI-Express は、デスクトップワークステーションモバイルサーバー、通信、および組み込みデバイスといった多様な
システムI/O アーキテクチャを統一したものであるという点で、PCI の仕様を上回っています
320 M SCSI 最大ケーブル
LVD 320M SCSI 用に使用できるケーブルの最大長12 メートルでデバイスの最大数15 です
オペレーティングシステムのサポート
RAID コントローラは、次のオペレーティングシステムをサポートします
l Microsoft Windows 2000ServerAS
l Windows Server 2003スタンダードエディションStandard Edition)、エンタープライズエディションEnterprise Edition)、スモールビジネスエディションSmall Business
Edition
l Novell NetWare
l RedHat Linux
RAID モードと SCSI モード
RAID モードではコントローラのチャネルは RAID 機能をサポートしSCSI モード ではチャネルは SCSI チャネルとして動作しますSCSI チャネルに接続されたデバイスはRAID ファームウ
ェアからは制御されず、通常SCSI コントローラに接続されているかのように機能しますサポートされる動作モードを調べるには、お使いのシステムのマニュアルを参照してください
セットアップユーティリティを使用して RAID または SCSI モードを選択します。 起動中<F2> を押してセットアップユーティリティを起動しますPERC 4/Si および 4e/Si RAID コントローラは
キャッシュメモリおよびカードキーと連動して 1 つのチャネルをサポートしますチャネルはSCSI モードか RAID モードのどちらかになります
メモ: PERC 4/Di/Si および 4e/Di/Si RAID コントローラはハードディスクドライブのみをサポートしていますCD-ROMテープドライブテープライブラリまたはスキャナーはサポートして
いません
メモ: 最新のオペレーティングシステムのバージョンとオペレーティングシステムにするドライバのインストール手順については、「ドライバのインストール」を参照してください
PERC 4/Di および 4e/Di RAID コントローラはキャッシュメモリおよびカードキーと連動して 2 つの SCSI チャネルを提供し、内蔵チャネルおよび外部エンクロージャチャネルにわたる構成をサポー
トします。複数の利用可能な物理ドライブを使用して1 つの論理ドライブボリューム)を作成することができますドライブは、内部または外部ドライブなどなるチャネルでも使用できます
PERC 4/Di および 4e/Di に関して1-1 は、コントローラのチャネル 0 および 1 して設定可能SCSI および RAID モードの組み合わせをします
1-1.PERC4/Diおよび 4e/Di RAID コントローラの SCSI モードと RAID モード
混合モードチャネル 0 RAIDチャネル 1 SCSI 設定。RAID/SCSI モードとばれます)が使用可能な場合、RAID チャネルはハードドライブとしてレガシー SCSI チャネルはリムーバ
ブルデバイスまたは、使用可能な場合は既存のハードドライブとして設定してくださいすべてのシステムが RAID/SCSI モードをサポートするとはりません
両方のチャネルが SCSI モードの場合、チャネル 0 RAID に変更して RAID/SCSI モードにすることができますその場合は、オペレーティングシステムをSCSI チャネルを SCSI モードの
ままにしておくことをおめしますただしSCSI/RAID モードは使用できないのでチャネル 0 SCSI のままにしてチャネル 1 RAID に変更することはできません
RAID モードおよび SCSI モードのドライブサイズ
報告されるハードドライブの容量は、ハードドライブがPERC 4/Di または 4e/Di コントローラの SCSI チャネルRAID/SCSI モードであるかSCSI/SCSI モードであるかによってなります
SCSI モードのときにファームウェアから報告されるサイズは、実際のメガバイト単位のサイズになりますたとえばハードドライブサイズ 34734 MB は、36,422,000,000 バイトを 1048576
(1024 * 10241 MB の実際のバイト数)で割ったであり2 MB 減少します
RAID モードでは、強制サイズは 128 MB 単位に切り捨てられ、次いで 10 MB 単位に切り捨てられます36 GB など、容量クラスはじでもベンダーのなるドライブの物理サイズは通常、正確
は一致しませんドライブの強制とともにファームウェアは、同じ容量クラスのすべてのドライブを強制的に同じサイズにしますこのためクラス内できめのドライブを、同じクラス内の小さめのドライ
ブに交換することができます
内蔵 RAID コントローラのモードを RAID/RAID から RAID/SCSI モードまたは RAID/SCSI から
RAID/RAID モードに
システムの内蔵 RAID コントローラはRAID/RAID および RAID/SCSI 2 つの動作モードをサポートしますRAID/RAID モードの場合、システムは、両方SCSI チャネルを RAID のみの動
作用として使用することができますRAID/SCSI モードの場合、システムは、内蔵 SCSI ディスクドライブとして RAID を使用し、1 つの SCSI チャネルを内蔵テープまたは外付SCSI デバイス
の接続用として確保することができます。 設定上の問題を避けるためRAID/RAID から RAID/SCSIまたは RAID/SCSI から RAID/RAID)へ変更するRAID の設定を手動で消去する必要
があります
内蔵 RAID コントローラを RAID/RAID モードから RAID/SCSI モードまたは RAID/SCSI モードから RAID/RAID モードに変更するには、次の手順を実行する必要があります
コントローラの設定のクリア
1. システムを再起動します
2. RAID コントローラの初期化画面が表示されたら<Ctrl><M> を押して RAID コントローラの設定ユーティリティにります
内蔵 RAID コントローラ以外RAID コントローラがシステムに追加されている場合は、ステップ 3 へ進みます。内蔵 RAID コントローラだけの場合は、ステップ 5 へ進みます
3. Select Adapterアダプタの選択選択します
4. 内蔵 RAID コントローラを選択し、<Enter> を押します
5. Configure(設定)を選択します
メモ: 使用できるドライブの最大数は、システム構成によってなります
モード
チャネル 0
チャネル 1
RAID
RAID
RAID
RAID/SCSI(お使いのプラットフォームでサポートされている場合)
RAID
SCSI
SCSI
SCSI
SCSI
メモ: チャネル 1 RAID に設定している場合、チャネル 0 SCSI に設定することはできません
メモ: SCSI/SCSI RAID 構成ではありませんシステム BIOS SCSI モードを選択して RAID を無効にした場合に限り、使用することができます システム BIOS にアクセスするに
、起動中<F2> を押します)。 システム BIOS SCSI および RAID モードを選択する方法についてはシステムユーザーズガイド』を参照してください
メモ: デルではRAID 仮想ディスクがすでに作成されている状況で、RAID/RAID から RAID/SCSIまたは RAID/SCSI から RAID/RAID への変更はサポートしていませんRAID の設
をクリアしないでモードを変更した場合、システム上で予期しない動作が発生したりシステムが不安定になることがあります
注意: これらの手順を実行するとハードドライブのデータはすべて削除されます。 手順実行する前に、すべてのデータをバックアップしてください
6. Clear Configuration(設定の消去)を選択します
7. Yesはい)を選択して確認します
8. 任意のキーをしてメニューにります
9. <ESC> 2 回押してメニューを終了します
10. 終了を確認するプロンプトが表示されたらYesはい)を選択してメニューを終了します
11. システムを再起動します
RAID モードの
1. <F2> を押してシステムの BIOS 設定画面にります
2. Integrated devicesオンボードデバイス)を選択し、<Enter> を押して Integrated Devicesオンボードデバイスメニューにります
3. Embedded RAID controller(内蔵 RAID コントローラ)で、Channel Bチャネル B)を選択します
a. RAID/RAID から RAID/SCSI モードに変更する場合は、このRAID から SCSI に変更します
b. RAID/SCSI から RAID/RAID モードに変更する場合は、このSCSI から RAID に変更します
4. <ESC> を押して Integrated Devicesオンボードデバイスメニューを終了します
5. もう一度 <ESC> を押して BIOS 設定を終了したあとシステムを再起動します
システムの起動中、モードの変更を確認するために、次の警告メッセージが表示されます
Warning(警告): Detected mode change from RAID to SCSIor from SCSI to RAIDon channel B of the embedded RAID subsystem.(内蔵 RAID サブシ
ステムのチャネル B で、RAID から SCSI(または SCSI から RAID)へのモード変更が検出されました。)
Data loss will occur!(データが失われます!)
6. <Y> を押して変更を確認します
7. もう一度 <Y> を押して、変更を確定します
RAID 設定再作成:
1. RAID コントローラの初期化画面が表示されたら<Ctrl><M> を押して RAID コントローラの設定ユーティリティにります
2. 目的の構成に必要RAID ボリュームを作成します
目次に戻る
注意: この手順を実行するとデータはすべてわれますこの手順を実行する前にすべてのデータをバックアップしてください
メモ: RAID コントローラの設定ユーティリティを使用して RAID ボリュームを作成する方法については、「RAID の設定および管理」を参照してください
目次に戻る
RAID について
Dell PowerEdge Expandable RAID Controller 4/Di/Si および 4e/Di/Si ユーザーズガイド
コンポーネントと機能
RAID レベル
RAID 設定計画
RAID の可用性
設定計画
RAID 、高性能とフォールトトレランス(耐故障性)を提供する複数の独立したハードディスクドライブからるアレイですRAID アレイはホストコンピュータからは単独の記憶装置または複数の論
理装置のようにえます。 複のディスクに同時にアクセスできるためデータの処理能力が速くなりますさらにRAID システムによってデータ記憶装置の可用性とフォールトトレランスをめるこ
とができますハードドライブの故障によるデータの損失は、残りのデータやパリティドライブから紛失データを再構築することによって回復することができます
RAID
RAID(独立ディスクの冗長アレイ)は、高い性能とフォールトトレランスを提供する複数の独立したハードドライブからるアレイまたはグループですRAID ディスクサブシステムによりI/O の性能
と信頼性が高まりますRAID アレイはホストコンピュータからは単独の記憶装置または複数の論理装置のようにえます。 複のディスクに同時にアクセスできるためI/O が速くなります
RAID
RAID システムはシングルドライブのストレージシステムにべてデータ記憶装置の信頼性とフォールトトレランスを向上させますハードドライブの故障によるデータの損失は、残りのハードドライ
ブから紛失データを再構築することによって防止することができますRAID によりI/O の性能が向上し、記憶装置サブシステムの信頼性が高まることからRAID は広く使用されるようになりました
RAID 機能
論理ドライブ(仮想ディスクともばれますとはオペレーティングシステムが使用できるアレイまたはスパンされたアレイのことです。 論理ドライブ内の記憶領域は、そのアレイにまれるすべての
ドライブに分散されます
SCSI ハードドライブはアレイ内で論理ドライブを構成し、選する RAID レベルをサポートしている必要があります。 以下、共通RAID 機能を示します
l ホットスペアドライブを作成します
l 物理アレイおよび論理ドライブを設定します
l 1 つまたは複数の論理ドライブを初期化します
l コントローラ、論理ドライブおよび物理ドライブに個別にアクセスします
l 故障したハードドライブを再構築します
l RAID レベル 1510または 50 を使用した論理ドライブの冗長データが適正かどうかを確認します
l RAID レベルを変更したあとまたはアレイにハードドライブを追加したあと、論理ドライブを再構成します
l 有効にするホストコントローラを選択します
コンポーネントと機能
RAID レベルは、大規模なディスクサブシステムに保存されたデータの可用性と冗長性を保証するためのシステムをすものですPERC 4/Di/Si および 4e/Di/Si は、RAID レベル 01510
(1+0)および 50 (5+0) をサポートしていますRAID レベルの詳細については、「RAID レベル」を参照してください
物理アレイ
物理アレイとは、物理ディスクドライブのグループです。 物理ディスクドライブは、論理ドライブとしてられるパーティションで管理されます
論理ドライブ
論理ドライブとは、物理ディスク上の連続したデータセグメントから構成されるディスクの物理アレイの各区画のことです。 論理ドライブは、物理アレイ全体、複数の物理アレイ全体、アレイの一部、複
のアレイの一部、またはこれらの条件のいずれか 2 つから構成されます
メモ: すべてのサポートされる RAID レベル01510および 50)の最大論理ドライブサイズは 2 TB です。 同じ物理ディスクに複数の論理ドライブを作成することができます
メモ: すべてのサポートされる RAID レベル01510および 50)の最大論理ドライブサイズは 2 TB です。 同じ物理アレイ内に複数の論理ドライブを作成することができます
RAID アレイ
RAID アレイとはPERC によってコントロールされる 1 つまたは複数の論理ドライブのことです
チャネル冗長論理ドライブ
論理ドライブを作成すると、別のチャネルに取り付けられたディスクを使用してチャネルの冗長性を実現することができますこれはチャネル冗長論理ドライブとしてられていますこの設定は、過
によるシャットダウンをけやすいエンクロージャ内に存在するディスクに使用されることがあります
詳細に関してはhttp://support.dell.com からDell OpenManage Array Manager user guideDell OpenManage Array Manager ユーザーガイド)』またはDell OpenManage
Storage Management user guideDell OpenManage Storage Management ユーザーガイド)』を参照してください
フォールトトレランス
フォールトトレランスとはスパン1 つのドライブが故障してもデータの整合性および処理能力を損なうことなく動作を継続できるサブシステムの機能のことですRAID コントローラはRAID
ベル 1510および 50 の冗長アレイによってこの機能をサポートしていますディスクアレイに単独の障害が発生してもパフォーマンスは多少低下しますがシステムは引き続き正常に動作す
ることができます
フォールトトレランスは、障害発生時にシステムを使用できるようにするため、多くの場合、システムの可用性につながりますただしこのためには、問題の復旧中にもシステムが使用できることが重要
ですこれを可能にするためPERC 4/Di/Si および 4e/Di/Si ではホットスペアディスクと自動再構築機能をサポートしています
ホットスペアとは未使用の物理ディスクであり、冗長構成RAID アレイでディスク障害が発生した場合に、データの再構築と冗長性の回復に使用されますホットスペアが自動的RAID アレイに
するとデータはホットスペアドライブ上で自動的に再構築されますRAID アレイは、再構築が行われているでも、引き続き要求を処理します
自動再構築機能では、故障したドライブとじドライブベイにあるドライブをホットスワッピングすることによって、故障したドライブを交換し、そのデータを自動的に再構築することができますRAID
レイは、再構築が行われているでも、引き続き要求を処理します
整合性チェック
整合性チェックはRAID レベル 1510および 50 を使用する論理ドライブのデータの正当性を検証する操作ですRAID 0 にはデータの冗長性はありません)。 たとえばパリティをえたシス
テムの整合性の確認ではあるドライブのデータを計算してその計算結果とパリティドライブの内容を比較します
バックグラウンドの初期化
バックグラウンドの初期化とは、論理ドライブの作成時に強制的に行われる整合性チェックのことですバックグラウンドの初期化と整合性チェックとのいはバックグラウンドの初期化は新しい論理ド
ライブで強制的に実行されることですこの操作は、ドライブを作成してから 5 分経つと自動的に開始されます
バックグラウンドの初期化は、物理ドライブのメディアエラーをチェックしますこれによりストライピングされたデータセグメントがアレイのすべての物理ドライブ上で同じであることが確認されます
バックグラウンドの初期化率は、BIOS 設定ユーティリティを使用して再構築率を設定することによりコントロールできますデフォルトは 30 % で、これが推奨値です。再構築率の変更は、バックグラ
ウンドの初期化を停止してから実行する必要がありますそうでない場合、再構築率の変更がバックグラウンドの初期化率に反映されませんバックグラウンドの初期化を停止したあとに再構築率を変
した場合、再構築率の変更は、バックグラウンドの初期化を再起動した際に有効になります
巡回
巡回読取りとはドライブの故障につながる、起こりるハードドライブエラーにしてシステムを点検しそのエラーを修正する処置を行うことです。 物理ドライブの故障によってデータが損傷する前に
その故障を検出することでデータの完全性を保持することを目的としています対応処置は、アレイの設定とエラーのタイプによってなります
巡回読取りはコントローラが定義された期間に使用されておらず、他のバックグラウンドタスクがアクティブでない場合に限り、開始されますただし、大量I/O 処理中でも続行されることがありま
す。
BIOS 設定ユーティリティを使用して、巡回読取りのオプションを選択することができますここでは、操作を自動または手動に設定したり、巡回読取りを無効にしたりすることができます。 巡回読取りの
オプションを選択するには、次の手順を実行してください
1. Management Menu(管理メニュー) からObjectsオブジェクト-> アダプタ選択します
アダプタ メニューが表示されます
2. アダプタ メニューからPatrol Read Options(巡回読み取りオプションを選択します
のオプションが表示されます
¡ Patrol Read Mode(巡回読取りモード
¡ Patrol Read Status(巡回読取りのステータス
メモ: チャネル冗長性は、複のチャネルを持ち、外部ディスクエンクロージャに取り付けられたコントローラにのみ適用されます
メモ: 1 つのスパンに障害が発生してもアレイ全体が損なわれないようにスパンはなるバックプレーンに存在するようにしてください
メモ: RAID レベル 0 は、フォールトトレランスを提供しませんRAID 0 アレイのドライブが故障すると、論理ドライブ全体(論理ドライブに関連するすべての物理ドライブ)に障害が発生しま
す。
メモ: なくとも月に一度は整合性チェックを実行することをおめします
¡ Patrol Read Control(巡回読取りのコントロール
3. Patrol Read Mode(巡回読取りモードを選択すると、次の巡回読取りモードオプションが表示されます
¡ Manual(手動) - 手動モードでは、巡回りを開始する必要があります
¡ Auto(自動) - 自動モードでは ファームウェアにより、巡回りが行予定 づいて開始されます
¡ Manual Halt(手動停止) - 自動操作停止して、手動モードにえるには、手動停止使用します
¡ Disable(無 化) - 巡回 りをにするにはこのオプションを使用します
4. Manual(手動) モードを使用する場合、巡回読取りを開始するには、次の手順を実行してください
a. Patrol Read Control(巡回読取りコントロールを選択して<Enter> を押します
b. Start(開始) 選択して<Enter> を押します
5. Patrol Read Status(巡回読取りステータス選択すると、巡回読取りの実行回数、現在のステータスアクティブまたは停止)、および次回の実行予定が表示されます
ディスクストライピング
ディスクストライピングは1 つの物理ディスクではなく、複数の物理ディスクにデータを書込みますディスクストライピングは、各ドライブの記憶領域8 KB 128 KB までのサイズのストライプに
分割しますこれらのストライプは、繰り返し連続してインタリーブされます。 結合された記憶領域は、各ドライブからのストライプで構成されますPERC 4/Di/Si および 4e/Di/Si は、2 KB4 KB
8 KB16 KB32 KB64 KBおよび 128 KB のストライプサイズをサポートしていますストライプサイズはRAID アレイ上で同じサイズにすることをおめします
たとえば、(RAID レベル 0 で)ディスクストライピングだけを使用する4 つのディスクからるシステムではセグメント 1 はディスク 1 に書込まれセグメント 2 はディスク 2 に書込まれ、以降も同
様に処理されますディスクストライピングでは、複のドライブが同時アクセスされるため、性能が向上しますしかしディスクストライピングはデータ冗長性を備えていません
2-1 は、ディスクストライピングの例を示します
2-1.ディスクストライピングの例(RAID 0
ストライプ
ストライプとはストライピングが実装されるアレイ内に含まれるディスクのですたとえばディスクストライピングを使用する 4 ディスクアレイでは4 というディスクストライプになります
ストライプサイズ
ストライプサイズはRAID コントローラによって複数のドライブ上で書込みが行われるインタリーブされたデータセグメントのさですPERC 4/Di/Si および 4e/Di/Si は、2KB4KB8KB
16KB32KB64KBおよび 128KBのストライプサイズをサポートしています
ディスクミラーリング
RAID 1 で使用されるミラーリングを使用するとあるディスクに書込まれるデータが、同時に別のディスクにも書込まれます。 一方のディスクが故障しても、他方のディスクの内容を使用してシステ
ムを実行し、故障したディスクを再構成することができますディスクミラーリングの主要な利点は、100 のデータ冗長性を提供するというですディスクの内容は2 のディスクに完全に書込ま
れるため、一方のディスクが故障しても問題にはなりません両方のディスクには常に同じデータが記憶されていますどちらかのドライブが操作ドライブとして機能します
ディスクミラーリングは 100 %の冗長性を提供しますがシステム内の各ドライブを複製するため高価になります 2-2 は、ディスクミラーリングの例をします
2-2.ディスクミラーリングの例(RAID 1
メモ: 巡回読取りが Manual(手動)モードに設定されている場合は、Pause/Resume(一時停止 / 再開)の操作は使用できません
メモ: 2 KB または 4 KB のストライプサイズの使用は、性能の点からおめできません。 使用するアプリケーションから要求された場合のみ、2 KB または 4 KB のストライプサイズを使用し
てくださいデフォルトのストライプサイズは 64 KB ですストライプサイズが 16 KB 未満の論理ドライブにはオペレーティングシステムをインストールしないでください
メモ: 2 KB または 4 KB のストライプサイズの使用は、性能の点からおめできません。 使用するアプリケーションから要求された場合のみ、2KBまたは 4KBのストライプサイズを使用
してくださいデフォルトのストライプサイズは 64 KB ですストライプサイズが 16KB未満の論理ドライブにはオペレーティングシステムをインストールしないでください
パリティ
パリティは2 つまたは 3 以上の親データセットから 1 つのパリティデータのセットを生成しますパリティデータは、親データセットの 1 つを再構築するために使用できますパリティデータは、親
データセットを完全には複製しませんRAID ではドライブ全体、またはアレイのすべてのディスクドライブのストライプにこの方法が適用されます2-1 にパリティのタイプをします
2-1.パリティのタイプ
単独のディスクドライブが故障した場合、りのドライブのパリティおよびデータから再構築できますRAID レベル 5 は、 2-3 に示すように、分散パリティとディスクストライピングを組み合わせてい
ますパリティはディスクドライブ全体の内容を複製することなく、単独のドライブの故障に対する冗長性を実現できますがパリティの生成によって書込み処理速度が低下することがあります
2-3.分散パリティの例(RAID 5
ディスクスパニング
ディスクスパニングを使用すると、複数の物理ドライブが1 つの大容量ドライブのように機能しますスパニングは、既存のリソースを結合するかまたは比較的安価なリソースを追加することによっ
て、ディスク容量不足を補い、記憶域管理を容易にしますたとえば4 つの 20 GB ディスクドライブを結合して、一台80 GB ドライブとしてオペレーティングシステムに認識させることができます
スパニングだけでは、信頼性や性能を高めることはできませんスパニングされた論理ドライブはストライプサイズがじで、連している必要があります 2-4 ではRAID 1 アレイが RAID 10
アレイに転向しています
2-4.ディスクスパニングの
RAID 10 または RAID 50 のスパニング
2-2 は、スパニングによって RAID 10 および RAID 50 を設定する方法をしますPERC 4/Di/Si および 4e/Di/Si シリーズはRAID 1 RAID 5 のみのスパニングをサポートしています
論理ドライブはストライプサイズがじである必要がありスパンされる論理ドライブの数は最大 8 です。 論理ドライブをスパンする場合、ドライブの全容量が使用されますそれよりもないドライブサ
イズを指定することはできません
アレイや論理ドライブの設定、およびドライブのスパニングにする詳細な手順は、「RAID の設定および管理」を参照してください
2-2.RAID10および RAID 50 のスパニング
パリティタイプ
専用
2 つまたは 3 以上のディスクドライブのデータのパリティは、追加ディスクに記憶されます
分散
パリティデータはシステム内の複数のドライブに分散されます
メモ: 1 つのスパンに障害が発生してもアレイ全体が損なわれないようにRAID 10 アレイのスパンはなるバックプレーンに存在するようにしてください
メモ: 連続した 2 つの RAID 0 論理ドライブをスパニングしても、新規RAID レベルは作成されずフォールトトレランスも追加されませんこのスパニングではスピンドルの数が倍になるた
、論理ボリュームのサイズが増し、性能が向上します
レベル
ホットスペア
ホットスペアとはディスクサブシステムの一部である余分な未使用のディスクドライブのことですホットスペアは、通常はスタンバイモードでドライブが故障した場合にサービスを提供できる状態にあ
りますホットスペアによってユーザーはシステムのシャットダウンやユーザー介入を行わなくても、故障したドライブを交換することができますPERC 4/Di/Si および 4e/Di/Si は、ホットスペアド
ライブを使用して、故障したドライブの自動的かつ透過的な再構築を実行することにより、高レベルのフォールトトレランスを提供し、ダウン時間をゼロにします
PERC 4/Di/Si および 4e/Di/Si RAID 管理ソフトウェアを使用することにより、物理ドライブをホットスペアとして指定できますホットスペアが必要な場合、RAID コントローラは、故障したドライブの
量に最も近い(少なくとも同等の)容量をえたホットスペアを割り当て、故障したドライブのわりとします。 故障したドライブは論理ドライブから削除されホットスペアへの再構築が開始されると、削除
ちのドライブとしてマークされます。 各 RAID コントローラのRAID レベルでサポートされるハードドライブの最小数と最大数の詳細に関しては、「RAID レベルの割り当て」の4-12 を参照してく
ださいRAID 論理ドライブに使用されていない物理ドライブのホットスペアを作成することができます
ホットスペアには2 つのタイプがあります
l 汎用ホットスペア
l 専用ホットスペア
汎用ホットスペア
汎用ホットスペアドライブは、容量が故障したドライブの容量と同等またはそれ以上である場合に限り、冗長アレイ内の故障ドライブのわりとして使用できますどのチャネルに定義された汎用ホットス
ペアでも、両方のチャネルの故障ドライブのわりとして使用可能です
ホットスペア
専用ホットスペアは、指定されたアレイのドライブが故障した場合のみ、故障ドライブのわりとして使用できます。 予備ドライブのプールとして1 または複数のドライブを指定できますフェールオ
ーバーにはこのプールから最適のドライブが選択されます専用ホットスペアは、汎用ホットスペアプールのホットスペアよりも先に使用されます
ホットスペアドライブは、任意RAID チャネルにくことができます。 (RAID アレイ内で使用されていないスタンバイホットスペアは、最低 60 ごとにポーリングされそのステータスはアレイ管理
ソフトウェアで確認できますPERC 4/Di/Si および 4e/Di/Si は、システムのディスクを使用して再構築する機能を提供していますが、初期状態ではホットスペアとして設定されていません
ホットスペアを使用するには、次の点に注意してください
l ホットスペアはたとえば RAID レベル 1510および 50 など、冗長性のあるアレイでのみ使用されます
l 特定RAID コントローラに接続されているホットスペアは、同じコントローラに接続されているドライブを再構築する場合に限り使用されます
l コントローラの BIOS を使用してホットスペアを 1 または複数のドライブに割り当てるかまたはアレイ管理ソフトウェアを使用してホットスペアプールのホットスペアを指定する必要があ
ります
l ホットスペアは、交換されるドライブと同等またはそれ以上の空き容量を持っている必要がありますたとえば18 GB のドライブを置き換えるにはホットスペアは 18 GB 以上でなければなり
ません
ディスクの再構築
RAID アレイ内の物理ドライブが故障した場合、故障前にドライブに保存されていたデータを再現してドライブを再構築することができますRAID コントローラはホットスペアを使用して、自動的かつ
透過的に故障したドライブをユーザー定義の再構築率で再構築しますホットスペアを使用できる場合、ドライブの故障時に、自動的に再構築を開始させることができますホットスペアが使用できない
場合、故障したドライブのデータが再構築できるように、故障したドライブをしいドライブに交換する必要があります。 再構築は、RAID 1510および 50 などデータ冗長性のあるアレイでのみ
うことができます
故障した物理ドライブは論理ドライブから削除されホットスペアへの再構築が開始されると、削除待ちのドライブとしてマークされます。 再構築中にシステムがダウンするとRAID コントローラはシステ
ムの再起動後に自動的に再構築を再開します
自動ドライブ再構築は、オンライン容量拡張中、または RAID レベルマイグレーションにドライブを交換すると開始されません拡張またはマイグレーション手順の終了後に、再構築を手動で開始させ
る必要があります
再構築 CheckPoint
Dell PERC ファームウェアには、再構築処理の途中で突然停電した場合、またはサーバーが再起動した場合に、物理ドライブで再構築を再開させる機能がありますただし、以下のいずれかの場合に
10
2 つの連続した RAID 1 論理ドライブをスパンしてRAID 10 を構成します。 各 RAID 1 論理ドライブはストライプサイズが同一でなければなりません
50
2 つの連続した RAID 5 論理ドライブをスパンしてRAID 50 を構成します。 各 RAID 5 論理ドライブはストライプサイズが同一でなければなりません
メモ: 同じ物理ドライブのセットスライスされた構成)上RAID 0 RAID 5 の論理ドライブを実行するとドライブが故障した場合に、RAID 0 の論理ドライブが削除されるまでホットスペア
への再構築は行われません
メモ: ホットスペアへの再構築が何らかの理由で失敗するとホットスペアドライブは「故障」としてマークされます。情報源のドライブが故障した場合は、情報源のドライブとホットスペアドライブの
両方が「故障」とマークされます
メモ: ホットスペアへの再構築が開始されると、多くの場合、故障したドライブは管理アプリケーションDell OpenManage Array ManagerDell OpenManage Storage
Management などによって検出される前に論理ドライブから削除されますこの場合、イベントログにはドライブのホットスペアへの再構築が表示されるのみで、故障したドライブは表示さ
れません。 以前故障したドライブはホットスペアへの再構築が開始されると、「実行可能」としてマークされます
メモ: ホットスペアへの再構築が何らかの理由で失敗するとホットスペアドライブは「故障」としてマークされます。情報源のドライブが故障した場合は、情報源のドライブとホットスペアドライブの
両方が「故障」とマークされます
、再構築は再開されません
l コントローラで構成の不一致が検出された場合。
l 再構成も同時進行中の場合。
l 論理ドライブが現在、同位ノードによって所有されている場合。
再構築率
再構築率とは、故障したドライブを再構築するための計算サイクルの割合です。 再構築率100 ということはシステムが故障したドライブの再構築を最優先することを意味します
再構築率は、0 100 %に設定することができます0 ではシステムが他に何も実行していない場合にのみ、再構築が実行されます100 では、再構築の優先順位は他のどのシステムアク
ティビティよりもくなります。 再構築率0 または 100 %を使用することは、お勧めできませんデフォルトの再構築率30 です
ホットスワップ
ホットスワップとはコンピュータが作動している間に、欠のある物理ディスク装置を手動で交換することです。 新しいドライブが取り付けられると、次の場合に、再構築が自動的に実行されます
l しく取り付けられたドライブが故障したドライブとじサイズかそれよりきいサイズの場合。
l しく取り付けられたドライブが、故障したドライブとじドライブベイにその交換品として取り付けられた場合。
RAID コントローラは、新規のディスクを検出し、自動的にディスクドライブの内容を再構築するよう設定できます
SCSI 物理ドライブの
2-3 SCSI 物理ドライブの状態をします
2-3.SCSI物理ドライブの状態
論理ドライブの
2-4 論理ドライブの状態を示します
2-4.論理ドライブの状態
エンクロージャ管理
エンクロージャ管理は、ソフトウェアやハードウェアにディスクサブシステムをモニタするれた機能ですディスクサブシステムはホストコンピュータの一部である場合と、外部ディスクエンクロージ
ャに存在する場合がありますエンクロージャ管理によってドライブや電源の故障などディスクサブシステムのイベントを常に把握することができますエンクロージャ管理によってディスクサブ
システムのフォールトトレランスが向上します
RAID レベル
RAID コントローラはRAID レベル 01510および 50 をサポートしていますサポートされている RAID レベルについては、次の項にまとめて記載しますさらに、(RAID 0 として設定された
独立したドライブもサポートしています。次の項ではRAID レベルについて詳細に記載します
オンライン
物理ドライブは正常に機能し、設定された論理ドライブの一部になります
準備完了
物理ドライブは正常に動作していますが、設定された論理ドライブの一部ではありませんしホットスペアとして指定されてもいません
ホットスペア
物理ドライブの電源が投入されオンラインドライブ故障発生時にスペアとして使用される準備が完了しています
故障
物理ドライブで障害が発生したためサービスを休止します
再構築
物理ドライブは、故障したドライブのデータを使用して再構築されています
最適
論理ドライブの動作状態は良好です。 設定された物理ドライブはすべてオンラインになっています
劣化
論理ドライブの動作状態は最適ではありません。 設定された物理ドライブの 1 つが故障しているかオフラインになっています
故障
論理ドライブは故障しています
オフライン
論理ドライブはこの RAID コントローラでは使用できません
RAID レベルのまとめ
RAID 0 は、ストライピングを使用して、高いデータ処理能力を提供します。特フォールトトレランスが要求されない環境で大容量ファイルを処理する場合に使用します
RAID 1 はミラーリングを使用するためあるディスクドライブに書込まれるデータが同時に別のディスクドライブにも書込まれますこのことは、大容量である必要はないけれども、完全なデータ冗長性
を要件とする、小規模なデータベースまたはそののアプリケーションにしています
RAID 5 は、すべてのドライブでディスクストライピングとパリティデータ(分散パリティ)を使用し、特に小規模なランダムアクセスにしていデータ処理能力を提供します
RAID 10 は、RAID 0 RAID 1 を組み合わせたものでミラーリングされたスパンにしてデータをストライピングします。 高いデータ処理能力と完全なデータ冗長性を提供しますがより多数のス
パンを使用します
RAID 50 は、RAID 0 RAID 5 を組み合わせたもので、分散パリティとディスクストライピングを使用します。 高い信頼性と要求率、高速なデータ送、および中規模から大規模の容量を必要とする
データにして最適に機能します
RAID レベルの
最高の性能を確保するにはシステムドライブを作成するときに最適RAID レベルを選択する必要があります。 使用中のディスクアレイに最適RAID レベルは、次に示す要素によってまります
l ディスクアレイ内の物理ドライブ
l アレイ内の物理ドライブの容量
l データ冗長性の必要性
l ディスク性能の要件
RAID 0
RAID 0 は、RAID アレイのすべてのドライブにわたってディスクストライピングを提供しますRAID 0 は、データ冗長性は提供しませんがすべての RAID レベルの最高の性能を提供します
RAID 0は、データをさらにさなブロックに分割してから、任意のブロックをアレイ内の各ドライブに書込みます。 各ブロックのサイズはRAID セットの作成中に設定されるストライプサイズパラメータ
によって決定されますRAID 0 、高速なデータ転送を実現します
RAID コントローラでは、大きなファイルをさなブロックに分割することにより、複のドライブを使用してより高速にファイルの読取りまたは書込みをうことができますRAID 0 では、書込み動作
を複雑化するパリティ計算は必要ありませんこのためRAID 0 、高速なデータ転送を必要としフォールトトレランスを必要としないアプリケーションには理想的ですまたRAID 0 、「立」、
つまり単独ドライブであることをすためにも使用されます
2-5 は、RAID 0 の概要を示します
2-5.RAID0
RAID 1
RAID 1 ではRAID コントローラによってあるドライブからのドライブにすべてのデータが複製されますRAID 1 、完全なデータ冗長性を提供しますがそのわりに、必要なデータ記憶容量
2 になります2-6 は、RAID 1 の概要を示します
2-6.RAID1
メモ: 同じ物理ディスクのセットスライスされた構成)上RAID 0 RAID 5 の論理ドライブを実行することは、おめできませんあるディスクが故障した場合、RAID 0 の論理ドライブによ
って再構築の試行が妨げられます
メモ: RAID レベル 0 は、フォールトトレランスを提供しませんRAID 0 アレイのドライブが故障すると、論理ドライブ全体(論理ドライブに関連するすべての物理ドライブ)に障害が発生しま
す。
用途
特に大きなファイルにいデータ処理能力を提供しますフォールトトレランスを必要としない環境で使用します
長所
きなファイルのデータ処理能力を向上させますパリティのために容量をうことはありません
短所
フォールトトレランスまたは高速なデータ転送を提供しませんドライブが故障するとすべてのデータがわれます
ドライブ
1 32
用途
RAID 1 、小さなデータベースや、小さな容量でのフォールトトレランスを必要とする環境に適しています
長所
完全なデータ冗長性を提供しますRAID 1 は、フォールトトレランスと最小限の容量を必要とするアプリケーションにしています
RAID 5
RAID 5 は、ブロックレベルでのディスクストライピングとパリティをえていますRAID 5 ではパリティ情報は複数のドライブに書込まれますRAID 5 、大量の小さな入出力(I/Oトランザクショ
ンを同時に処理するネットワークに最適です
RAID 5 は、ランダムな I/O 動作のボトルネックに対処します。 各ドライブにはデータとパリティの両方が記憶されるため、数多くの書込みが並行して実行されますさらに、堅牢なキャッシュアルゴリ
ズムとハードウェアをベースにした排他的論理和補助によりRAID 5 は、さまざまな環境で優れた性能を発揮します
2-7 は、RAID 5 の概要を示します
2-7.RAID5
RAID 10
RAID 10 は、RAID 0 RAID 1 を組み合わせたものですRAID 10 は、ミラーリングされたドライブにしてストライピングをいますRAID 10 ではデータをさなブロックに分割してそのデ
ータブロックをRAID 1 RAID セットにミラーリングします。 各 RAID 1 RAID セットはそのデータをのドライブに複製します。 各ブロックのサイズはストライプサイズパラメータによって
されますこのパラメータは RAID セットの作成時に設定されますRAID 10 では、最大 8 スパンまでサポートできます
2-8 は、RAID 10 の概要を示します
2-8.RAID10
2-5 では、論理ドライブ 0 4 つのアレイアレイ 03にデータを分配することで作成されています1 つの論理ドライブが複数のアレイで構成されているためスパニングが使用されています
複数RAID 1 レベルのアレイで構成された論理ドライブはRAID レベル 101+0)とばれます。 性能向上させるには、複のアレイに同時にアクセスできるようにしてデータを複数のアレイに
ストライピングします
なる RAID セットではなくRAID レベル 10 を使用すると、使用可能なディスクドライブ容量は減少しますが、最大 8 つのスパンがサポートされ、最大 8 つのドライブの故障(各スパンにつき 1 つの
故障)が許容されるようになります。複のドライブの故障が許容されるようになりますが、各 RAID 1 レベルのアレイにつき許容されるドライブの故障1 つだけです
2-5.RAID10レベルの論理ドライブ
短所
2 のディスクドライブ数を必要としますドライブを再構築しているときは、性能が低下します
ドライブ
2
特に大きなファイルにいデータ処理能力を提供します。 各ドライブが独立して読み書き可能であるためRAID 5 はトランザクション処理アプリケーションに使用しますドライブが故障する
と、RAID コントローラはパリティドライブを使用して、失われた情報をすべて再作成しますオフィスオートメーションとフォールトトレランスを必要とするオンラインカスタマサービスにも使用し
ます読取り要求率は高いが、書込み要求率が低いアプリケーションに使用します
ほとんどの環境で、データ冗長性、高読取り速度、および良好な性能を提供します。 容量損失が最も低い冗長性を提供します
大量の書込みを要求するタスクにはあまりしていませんキャッシュが使用(クラスタリングされない場合は、よりきな影響を受けますドライブの再構築中は、ディスクドライブ性能が低
しますプロセスがほとんどない環境ではRAID のオーバヘッドが同時プロセスを処理する際の性能の向上によって相殺されないためあまり性能を発揮しません
ドラ
イブ
3 28
用途
ミラーリングされたアレイで 100 %の冗長性を必要とし、同時RAID 0ストライピングされたアレイ)でI/O 性能を必要とするデータ記憶装置に使用するのにしていますRAID
10、中規模のデータベースやより高度なフォールトトレランスと適度の容量を必要とする環境にもしています
長所
いデータ転送率と完全なデータ冗長性の両方を提供します
短所
RAID 1 以外のすべての RAID レベルの 2 のドライブ数を必要とします
ドライ
2nn 1 よりきいです。)
RAID 50
RAID 50 は、RAID 0 RAID 5 の両方の機能を備えていますRAID 50 にはパリティと、複のアレイでのディスクストライピングが取り入れられていますRAID 50 は、2 つの RAID 5
ィスクアレイ上で最適に実装されデータは両方のディスクアレイ全体でストライピングされます
RAID 50 は、データをよりさなブロックに分割してそのデータブロックをRAID 5 ディスクセットにストライプしますRAID 5 は、データをよりさなブロックに分割し、ブロック上で排他的論理和
演算を実行してパリティを計算し、データのブロックおよびパリティをアレイのドライブに書込みます。 各ブロックのサイズはストライプサイズパラメータによって決定されますこのパラメータは
RAID セットの作成時に設定されます
RAID レベル 50 、最大 8 つのスパンをサポートでき、最大 8 つのドライブの故障(各スパンにつき 1 つの故障)を許容することができますただし、使用可能なディスクドライブ容量は減少します
複数のドライブの故障が許容されるようになりますが、各 RAID 1 レベルのアレイにつき許容されるドライブの故障1 つだけです
2-9 は、RAID 50 の概要を示します
2-9.RAID50
2-6 は、RAID 50 レベルの論理ドライブの例を示します
2-6.RAID50レベルの論理ドライブ
RAID 設定計
RAID アレイの設定において最も重要な要素は、次のとおりです
l 論理ドライブの可用性(フォールトトレランス
l 論理ドライブの性能
l 論理ドライブの容量
3 つの要素をすべて最適化した論理ドライブを設定することはできませんが、他の要素を犠牲にして 1 つの要素を最適化した論理ドライブの設定を選択することは、難しくありませんたとえばRAID
1ミラーリング)は強力なフォールトトレランスを実現しますが、冗長ドライブが必要になります。 次の項ではRAID レベルを使用して、論理ドライブの可用性(フォールトトレランス)、論理ドライブの
能、および論理ドライブの容量を最大にする方法について記載します
フォールトトレランスの最大化
フォールトトレランスはホットスペアドライブを使用して自動的かつ透過的に再構築を行う能力と、ホットスワップによって達成されますホットスペアドライブはアクティブドライブの故障時PERC
4/Di/Si および 4e/Di/Si によってシステムに一時的に差し込まれる、未使用のオンライン使用可能なドライブですホットスペアが自動的RAID アレイに移動すると、故障したドライブはホットスペア
ドライブ上で自動的に再構築されますRAID アレイは、再構築が行われているでも、引き続き要求を処理します
用途
高い信頼性と要求率、高速なデータ送、および中規模から大規模の容量を必要とするデータを扱う環境で使用するのにしています
長所
いデータ理能力、データ冗長性、および非常に高い性能を提供します
短所
RAID 5 2 8 のパリティドライブ数を必要とします
ドライブ
6 28
Dell 、最大 14 の物理ドライブをえたチャネルを 2 つまでサポートしています
ホットスワップとはディスクサブシステム内で欠陥ユニットと交換用ユニットを手動で取り替えることです。交換は、サブシステムがホットスワップドライブを作動している間に実行できますBIOS 設定
ユーティリティにある自動再構築機能では、故障したドライブとじドライブベイにあるドライブをホットスワッピングすることによって、故障したドライブを交換し、自動的再構築することができます
RAID アレイは、再構築の実行中も引き続き要求を処理できるため、高レベルのフォールトトレランスとダウン時間ゼロを実現します2-10 、各 RAID レベルのフォールトトレランス機能について
記載します
2-10.RAIDレベルとフォールトトレランス
性能最大化
RAID ディスクサブシステムはI/O の性能を向上させますRAID アレイはホストコンピュータからは単独の記憶装置または複数の論理装置のようにえます。 複のドライブに同時にアクセスで
きるためI/O が速くなります2-11 、各 RAID レベルの性能について記載します
2-11.RAIDレベルと性能
記憶容量最大化
RAID レベルを選択する際に、記憶容量は重要な要因です。 考慮すべきいくつかの変動要素がありますミラーリングされたデータとパリティデータはストライピングのみの場合(RAID 0よりくの
記憶容量を必要としますパリティの作成ではアルゴリズムを使用して冗長性を得るため、必要な記憶容量はミラーリングよりなくなります2-12 、記憶容量に対する RAID レベルの影響に
ついて説明します
2-12.RAIDレベルと容量
RAID
レベル
フォールトトレランス
0
フォールトトレランスを提供しませんドライブが故障するとすべてのデータがわれますディスクストライピングは1 つのディスクドライブではなく複数のディスクドライブにデータを
書込み、 各ドライブの記憶領域をストライプサイズはなってもいません)に分割しますRAID 0 、高い性能を必要としフォールトトレランスを必要としないアプリケーションに理想
です
1
完全なデータ冗長性を提供します。 一方のディスクドライブが故障した場合、他方のディスクドライブの内容を使用してシステムを実行し、故障したドライブを再構築することができます
ディスクミラーリングの主要な利点は、100 のデータ冗長性を提供するというですディスクドライブの内容は完全に2 のドライブに書込まれるため、一方のドライブが故障しても
データはわれません両方のドライブには常に同じデータが記憶されていますRAID 1 は、フォールトトレランスと最小限の容量を必要とするアプリケーションにしています
5
分散パリティとディスクストライピングを組み合わせていますパリティはディスクドライブ全体の内容を複製することなく、単独のドライブの故障に対する冗長性を提供しますドライブが
故障するとRAID コントローラはパリティデータを使用して、失われた情報をすべて再構築しますRAID 5 ではドライブ全体、またはアレイのすべてのディスクドライブのストライプ
にこの方法が適用されますRAID 5 、分散パリティを使用してオーバーヘッドを制限したフォールトトレランスを提供します
10
スパンされた RAID 1 アレイでのストライピングを使用して、完全なデータ冗長性を提供しますRAID 10 は、ミラーリングされたアレイによって提供される 100 %の冗長性を必要と
する環境に適していますRAID 10 では、各ミラーリングされたアレイにつき 1 つのドライブの故障を許容できドライブの整合性を保つことができます
50
スパンされた RAID 5 アレイでの分散パリティを使用してデータ冗長性を提供しますRAID 50 にはパリティと、複のドライブでのディスクストライピングが取り入れられていま
ドライブが故障するとRAID コントローラはパリティデータを使用して、失われた情報をすべて再作成しますRAID 50 では、各 RAID 5 アレイにつき 1 つのドライブの故障を許容
できデータの整合性をつことができます
RAID
レベル
性能
0
RAID 0ストライピング)は、すべての RAID レベルの中で最も高い性能を提供しますRAID 0 は、データをさらにさなブロックに分割してから、任意のブロックをアレイ内の各ドライブ
に書込みますディスクストライピングは1 つのディスクドライブではなく複数のディスクドライブにデータを書込み、 各ドライブの記憶領域8 KB 128 KB までのサイズのストライ
プに分割しますこれらのストライプは、繰り返し連続してインタリーブされますディスクストライピングでは、複のドライブが同時にアクセスされるため、性能が向上します
1
RAID 1ミラーリングではシステム内の各ドライブが複製されるためストライピングにべて時間とリソースが余分に必要とされますドライブを再構築しているときは、性能が低下しま
す。
5
RAID 5 、特に大きなファイルにいデータ処理能力を提供します。 各ドライブが独立して書込み処理と読取り処理を行えるのでトランザクション処理アプリケーションなどの、読取り要
求率は高いが書込み要求率は低いアプリケーションにこの RAID レベルを使用します。 各ドライブにはデータとパリティの両方が記憶されるため、数多くの書込みが並行して実行されま
さらに、堅牢なキャッシュアルゴリズムとハードウェアをベースにした排他的論理和補助によりRAID 5 は、さまざまな環境で優れた性能を発揮します
パリティの作成によって書込み処理が遅くなることがあるためRAID 5 の書込み性能RAID 0 RAID 1 べてかなりくなりますドライブの再構築中は、ディスクドライブの
能が低下しますクラスタリングもドライブの性能を低下させることがありますプロセスがほとんどない環境ではRAID のオーバヘッドが同時プロセスを処理する際の性能の向上によっ
て相殺されないためあまり性能を発揮しません
10
RAID 10 は、RAID 0ストライピングされたアレイ)の高I/O 性能を必要とするデータ記憶装置で最適に機能しますこのI/O 性能により、高いデータ転送率が提供されます
パニングではスピンドルの数が倍になるため、論理ボリュームのサイズが増し、性能が向上しますシステムパフォーマンスはスパン数の増加に応じて向上します。 (スパンの最大数
8 です。) スパン内の記憶領域が一杯になっていくにつれてシステムがデータをストライピングするスパンがなくなりRAID の性能RAID 1 または RAID 5 アレイのレベルにまで
低下します
50
RAID 50 、高い信頼性と要求率、および高速なデータ転送を必要とするデータを扱う環境で使用すると最適に機能します。 高いデータ理能力、データ冗長性、および非常に高い性能
を提供しますスパニングではスピンドルの数が倍になるため、論理ボリュームのサイズが増し、性能が向上しますシステムパフォーマンスはスパン数の増加にじて向上します
スパンの最大数8 です。) スパン内の記憶領域が一杯になっていくにつれてシステムがデータをストライピングするスパンがなくなりRAID の性能RAID 1 または RAID 5
レイのレベルにまで低下します
RAID
ベル
容量
0
RAID 0ディスクストライピング)は、各ドライブの記憶領域をストライプサイズはなってもいません)に分割します。 結合された記憶領域は、各ドライブからのストライプで構成されま
RAID 0 は、ある一定の物理ディスクのセットにして最大の記憶容量を提供します
1
RAID 1ミラーリングではあるディスクドライブに書込まれたデータを同時に別のディスクドライブにも書込むため、必要なデータ記憶容量2 になりますミラーリングはシステム
内の各ドライブを複製するため高価になります
5
RAID 5 は、ディスクドライブ全体の内容を複製することなく、単独のドライブの故障にする冗長性を提供しますRAID 5 は、データをよりさなブロックに分割しブロック上で排他的
論理和演算を実行してパリティを計算し、データのブロックおよびパリティをアレイのドライブに書込みます。 各ブロックのサイズはストライプサイズパラメータによって決定されます。こ
のパラメータは RAID セットの作成時に設定されます
10
RAID 10 は、RAID 1 以外のすべての RAID レベルの 2 のドライブ数を必要としますRAID 10 、中規模のデータベースやより高度なフォールトトレランスと適度の容量を必要
とする環境に適していますディスクスパニングを使用すると、複のディスクドライブが1 つの大容量ドライブのように機能しますスパニングは、既存のリソースを結合するかまたは
RAID 可用性
RAID 可用性
データの可用性においてダウン時間がないということは、多くのタイプのデータ処理および記憶システムにとって大変重要ですビジネスにおいてはサーバーのダウンに伴う財政的コストや顧客の不
満を避けることがまれますRAID は、データの可用性を維持し、データを提供するサーバーのダウン時間をなくすことに役立ちますRAID ではスペアドライブや再構築などのいくつかの機能を提
していますこれによりサーバーの実行中にデータを使用可能な状態にしたままハードドライブの問題を解決することができます。 次の項ではこれらの機能について説明します
スペアドライブ
スペアドライブを使用してアレイ内の故障したドライブまたは欠陥があるドライブを交換することができます。 交換用ドライブは、少なくとも交換されるドライブと同じ容量である必要がありますスペアド
ライブにはホットスワップホットスペアおよびコールドスワップがまれます
ホットスワップとはディスクサブシステム内で欠陥ユニットと交換用ユニットを手動で取り替えることです。交換は、サブシステムの動作中(通常機能を実行している間)に実行できますこの機能を動
させるためにはバックプレーンおよびエンクロージャがホットスワップをサポートしていることが必要です
ホットスペアドライブとはRAID ドライブと共に電源が入り、スタンバイ状態にある物理ドライブのことですRAID 論理ドライブに使用されているハードドライブが故障した場合に、ホットスペアは自動的
にその代用となり、故障したドライブのデータはホットスペア上で再構築されますホットスペアはRAID レベル 1510および 50 で使用できます
コールドスワップではディスクサブシステムで欠陥のあるハードドライブを交換する前にシステムの電源を切る必要があります
セクターの再指定
メディアに障害が発生した場合は必ず、ドライブまたは RAID ファームウェアのどちらかによって自動的にセクターの再指定が行われます
再構築中
RAID 1510または 50 の論理ドライブとして設定されたアレイでハードドライブが故障した場合にはドライブを再構築することにより、失われたデータを回復することができますホットスペアを
している場合、RAID コントローラは、故障したディスクを再構築するときに自動的にホットスペアを使用しようとします。 故障したドライブを再構築するのに十分な容量のホットスペアが使用できない
には、手動再構築が必要です。 故障したドライブを再構築するには、十分な記憶領域を持つドライブをサブシステムに挿入する必要があります
設定計
設定を計画する際に考慮すべき要因にはRAID コントローラがサポート可能なハードディスクドライブの数、アレイの目的、およびスペアドライブの可用性があります
ディスクサブシステム内に保存されるデータは、各タイプによって、読取りと書込みの使用頻度が異なりますデータアクセス要件を理解すればディスクサブシステムの容量、可用性、および性能を最
適化するための計画を策定できます
ビデオオンデマンドをサポートするサーバーは通常、データの読取りは頻繁にいますがデータの書込みは頻繁ではありませんまた、読取り動作と書込み動作の両方が長くなる傾向があります
汎用ファイルサーバーに保存されるデータは、比較的小さなファイルで、比較的短読取り動作と書込み動作を伴います
ハードディスクドライブの
設定計画は、1 つには RAID アレイに使用するハードディスクドライブのによってまります1 つのアレイのドライブによってサポートされる RAID レベルがまります。 各 RAID コントロー
ラのRAID レベルでサポートされるハードドライブの最小数と最大数の詳細に関しては、「RAID レベルの割り当て」の4-12 を参照してください
アレイの目的
RAID アレイを作成する際に考慮すべき重要な要因には、可用性、性能、および容量がありますこれらの要因に関連したのような質問に答えることによってディスクアレイの主な目的を定義するこ
とができます。質問に続いてそれぞれの状況で推奨される RAID レベルが記載されています
l このディスクアレイによって汎用ファイルサーバーとプリントサーバーのシステム記憶容量は増加しますかRAID 510または 50 使用してください
l このディスクアレイは24 時間の可用性を必要とするソフトウェアシステムをサポートしていますかRAID 1510または 50 使用してください
l このディスクアレイに保存された情報にはオンデマンドで使用されるきな音声ファイルやビデオファイルがまれますかRAID 0 を使用してください
l このディスクアレイにはイメージングシステムからのデータがまれますかRAID 0 または 10 使用してください
比較的安価なリソースを追加することによってディスク容量不足を補い、記憶域管理容易にします
50
RAID 50 は、RAID 5 2 4 のパリティドライブ数を必要としますこの RAID レベルは、中規模から大規模の容量を必要とするデータを扱う環境で使用するのに最適です
メモ: ホットスペアへの再構築が何らかの理由で失敗するとホットスペアドライブは「故障」としてマークされます。情報源のドライブが故障した場合は、情報源のドライブとホットスペアドライブの
両方が「故障」とマークされます
2-13 の質問に回答してアレイの設定を計画する際に活用してください。 記憶領域やデータの冗長性といったアレイにする要件を重要度の順にランクけしたあと、推される RAID レベルを
検討します。 各 RAID レベルでサポートされるドライブの最小数および最大数に関しては4-12を参照してください
2-13.アレイの設定についての考慮要因
目次に戻る
要件
ランク
される RAID レベル
記憶領域
RAID 0RAID 5
データの冗長性
RAID 5RAID 10RAID 50
ハードドライブ性能および処理能力
RAID 0RAID 10
ホットスペア(追加のハードドライブが必要です
RAID 1RAID 5RAID 10RAID 50
目次に戻る
機能
Dell PowerEdge Expandable RAID Controller 4/Di/Si および 4e/Di/Si ユーザーズガイド
パススルーレガシーSCSI チャネル
RAID 設定情報
RAID パフォーマンス機能
RAID 管理ユーティリティ
サポートされているオペレーティングシステムおよびドライバ
フォールトトレランス機能
RAID コントローラの仕様
本項では、設定機能、アレイのパフォーマンス機能、ハードウェア仕様、RAID 管理ユーティリティオペレーティングシステムのソフトウェアドライバといったRAID コントローラの機能について説明しま
す。
RAID コントローラに作成されたアレイとの互換性
RAID コントローラは、既存RAID コントローラに作成されたディスクアレイを認識し、データの損失、破、冗長性、または設定の失敗を伴うことなく使用できます。 同様に、PERC 4/Di/Si および
4e/Di/Si コントローラで作成されたアレイは、他PERC 4/Di/Si および 4e/Di/Si コントローラに転送できます
SMART テクノロジ
Self-Monitoring Analysis and Reporting TechnologySMART)は、予測可能なドライブの故障を検出しますSMART は、すべてのモーターヘッドおよびドライブの電子回路の内蔵性能を
モニタします
巡回
巡回読取りとはドライブの故障につながる、起こりるハードドライブエラーにしてシステムを点検しそのエラーを修正する処置を行うことです。 物理ドライブの故障によってデータが損傷する前に
その故障を検出することでデータの完全性を保持することを目的としています。 巡回読取りでは、未処理のディスク I/O に応じて、巡回読取り動作に専有される RAID コントローラのリソースの量を
調整します
巡回読取りはコントローラが定義された期間に使用されておらず、他のバックグラウンドタスクがアクティブでない場合に限り、開始されますただし、大量I/O 処理中でも続行されることがありま
す。
BIOS 設定ユーティリティを使用して、巡回読取りのオプションを選択することができますここでは、操作を自動または手動に設定したり、巡回読取りを無効にしたりすることができます。 巡回読み取り
の詳細については、「RAID の設定および管理」の「巡回読取り」を参照してください
バックグラウンドの初期化
バックグラウンドの初期化とは、物理ドライブのメディアエラーを自動チェックする機能ですこれによりストライピングされたデータセグメントがアレイのすべての物理ドライブのものとじであ
ることが確認されます
バックグラウンドの初期化率は、アレイ管理ソフトウェアを使用し、再構築率セットによって制御されますデフォルトは 30 % で、これが推奨値です。再構築率の変更は、バックグラウンドの初期化を停
してから実行する必要がありますそうでない場合、再構築率の変更がバックグラウンドの初期化率に反映されませんバックグラウンドの初期化を停止したあとに再構築率を変更した場合、再構築
率の変更は、バックグラウンドの初期化を再起動した際に有効になります
LED 動作
ドライブキャリアの LED 、各ドライブの状態を表示します内蔵ストレージエンクロージャの場合、点滅パターンの詳細に関してはストレージエンクロージャのユーザーズガイドを参照してください
パススルーレガシーSCSI チャネル
RAID コントローラではパススルーレガシーSCSI チャネルを使用することができますこれはRAID/SCSI モード」と呼ばれていて1 つの RAID チャネルをハードドライブとしてレガシー
SCSI チャネルをリムーバブルデバイスまたは既存のハードドライブとして使用しますこのオプションはシステムセットアップインタフェースで選択できますこのオプションはPERC 4/Di および
4e/Di のみに使用できます
SCSI チャネルに接続されたデバイスはRAID ファームウェアからは制御されず、通常SCSI コントローラに接続されているかのように機能します
メモ: 互換性に関するご質問は、デルのサポート担当者にお問い合わせください
メモ: 巡回読取りが Manual(手動)モードに設定されている場合は、Pause/Resume(一時停止 / 再開)の操作は使用できません
メモ: バックグラウンドの初期化をキャンセルした場合、5 分以内に自動的にバックグラウンドの初期化が再起動されますバックグラウンドの初期化を永続的にキャンセルすることはできませ
ん。
メモ: バックグラウンドの初期化は、論理ドライブの初期化とはなりドライブからデータを消去することはありません
SCSI チャネルでサポートされるデバイスおよび機能は、次のとおりです
l ハードドライブ
l CDドライブ
l テープドライブユニット
l テープドライブライブラリ
l ドメイン妥当性検証、データ CRCダブルクロッキングおよびパケットのサポート
RAID 設定情報
3-1 は、RAID コントローラの構成機能を示します
3-1.RAID設定機能
RAID パフォーマンス機能
3-2 は、RAID コントローラのアレイのパフォーマンス機能を示します
3-2.アレイのパフォーマンス機能
RAID 管理ユーティリティ
ソフトウェアユーティリティはRAID システムの管理および設定、複のディスクアレイの作成および管理、複RAID サーバーのコントロールおよびモニタリングエラー統計のロギングおよびオ
ンラインメンテナンスをうことができますユーティリティには以下のものがまれます
l BIOS 設定ユーティリティ
l Windows および Netware Dell OpenManage Array Manager
l Dell OpenManage Storage Management
BIOS 設定ユーティリティ
BIOS 設定ユーティリティはRAID アレイを設定および保持し、ハードドライブをクリアしRAID システムを管理しますこのユーティリティはオペレーティングシステムに依存しません。 詳細につい
ては、「RAID の設定および管理」を参照してください
メモ: パススルー SCSI チャネルは、一部のプラットフォームでのみ使用可能です。 詳細に関しては、お使いのシステムのユーザーズガイドを参照してください
PERC 4/Di/Si
PERC 4e/Di/Si
サポートする論理ドライブおよびアレイ
コントローラあたり最大 40 の論理ドライブおよび 32 のアレ
コントローラあたり最大 40 の論理ドライブおよび 32 のアレ
8 GBギガバイト)以上の容量を備えたハードディスクドライブのサポ
ート
あり
あり
オンライン RAID レベルマイグレーション
あり
あり
ドライブローミング
あり
あり
容量拡張後に再起動不要
あり
あり
再構築率のユーザー指定
あり
あり
スキャッタ / ギャザー要素の最大数
64
ドライブのデータ転送率
最高 320 MB/
I/O 要求の最大サイズ
64 KB ストライプで 6.4 MB
ドライブあたりの未処理の最大 I/O
求数
ドライブ機能のみに制限
ストライプサイズ
2 KB4 KB8 KB16 KB32 KB64 KBまたは 128 KB
並列コマンドの最大数
255Linux ではサポートされる並列コマンドの最大数126 ですこの 255 のコマンド最大数はファームウェアの場合ですドライバでは最大数はも
っとさくなります。)
  • Page 1 1
  • Page 2 2
  • Page 3 3
  • Page 4 4
  • Page 5 5
  • Page 6 6
  • Page 7 7
  • Page 8 8
  • Page 9 9
  • Page 10 10
  • Page 11 11
  • Page 12 12
  • Page 13 13
  • Page 14 14
  • Page 15 15
  • Page 16 16
  • Page 17 17
  • Page 18 18
  • Page 19 19
  • Page 20 20
  • Page 21 21
  • Page 22 22
  • Page 23 23
  • Page 24 24
  • Page 25 25
  • Page 26 26
  • Page 27 27
  • Page 28 28
  • Page 29 29
  • Page 30 30
  • Page 31 31
  • Page 32 32
  • Page 33 33
  • Page 34 34
  • Page 35 35
  • Page 36 36
  • Page 37 37
  • Page 38 38
  • Page 39 39
  • Page 40 40
  • Page 41 41
  • Page 42 42
  • Page 43 43
  • Page 44 44
  • Page 45 45
  • Page 46 46
  • Page 47 47
  • Page 48 48
  • Page 49 49
  • Page 50 50
  • Page 51 51
  • Page 52 52
  • Page 53 53
  • Page 54 54
  • Page 55 55
  • Page 56 56
  • Page 57 57
  • Page 58 58
  • Page 59 59
  • Page 60 60
  • Page 61 61
  • Page 62 62
  • Page 63 63
  • Page 64 64
  • Page 65 65
  • Page 66 66
  • Page 67 67
  • Page 68 68
  • Page 69 69

Dell PERC 4/DI ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド