Beyerdynamic beyerdynamic Beat BYRD ユーザーマニュアル

  • こんにちは!beyerdynamic Beat Byrd インナーイヤー型ヘッドホンの取扱説明書に関するご質問にお答えします。この説明書には、装着方法、お手入れ方法、安全な使用方法、そして聴覚保護に関する重要な情報が記載されています。どんなことでもお気軽にご質問ください!
  • イヤーチップの交換方法は?
    長時間使用時の聴覚への影響は?
    ヘッドホンの清掃方法は?
    交通機関での使用は安全ですか?
インナーイヤー型イヤホン
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このたびは、弊社の Beat Byrd インナーイヤー型イヤホン
をお買い求めいただき、誠にありがとうございます。
お客さまに最高の聴覚体験をお届けするため、インナー
イヤー型イヤホンの使い方について説明させていただき
ます。
安全上のご注意
取扱説明をよくお読みになってから、製品を使用してく
ださい。
製品に破が生じている場合は、ご使用をお避け下さい
beyerdynamic GmbH & Co. KG は、不注意、不適切な
、誤った、または製造業者が意図した目的に応じない方
法で製品を使用したために引き起こされた、製品への損
害または人体に生じた怪我に対する責任は負いません。
人体へのリスクと事故の発生の回避
インナーイヤー型イヤホンを接続する際には、音量を最
低限に抑えてください。音量調整は耳にイヤホンを装着
してから行なってください。聴力障害の発生を防ぐた
め、インナーイヤー型イヤホンを大音量にして長時間使
用しないでください。音量が正しく設定されているかを
確認する際には、インナーイヤー型イヤホンで聴きなが
らご自分の声が聞き取れるかを目安にしてください。
大音量で長時間イヤホンを使用することによって聴力が
損なわれる恐れがあります。損なわれた聴力は回復する
ことはできません。インナーイヤー型イヤホンは聴覚伝
導路に直接使用されるため、通常のヘッドフォンより音
量が6-9 dB大きくなります。このため、聴力障害のリス
クが高くなります。
耳鳴りの症状がある方は、インナーイヤー型イヤホンの
使用をおやめになるか、音量を小さくしてご使用くださ
い。
日本語
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•常適切な音量でご使用ください。原則として、音量の
大きさに応じて使用時間を短くすることをお勧めします
。日常業務上では、次の例を参考にしてください。ドイ
ツにおける勤務中の安全と健康に関する同業者保険組合
の規則BGV B3 では、職場などでは許容時間である8時
間の間に騒音が85 dB (室内音量) を超えてはならないこ
とが規定されています。音量が約 3 dB 高くなると、聞
くことが許される時間は半分に短縮されます (88 dB で
は 4 時間、91 dB では 2 時間になります)。
インナーイヤー型イヤホンのイヤーピースには耳垢が付
着しやすく、これが耳孔におけるばい菌の繁殖が活発に
なることから、炎症が起こりやすくなります。イヤーピ
ースは常時清潔な状態を保ってください。インナーイヤ
ー型イヤホンは耳孔を密閉するため、耳の中に温暖で湿
度の高い”環境”を作ってしまい、これがばい菌の繁殖を
活発にします。
製品、包装材、アクセサリーといった小さな部品をお子
様やペットに近づけないようにしてください。
誤って飲み込むと窒息の危険性があります。
生命の危険!
インナーイヤー型イヤホンは、周囲騒音を劇的に減少さ
せます。路上でインナーイヤー型イヤホンを使用するこ
とにより、大変危険な状況が発生することがあります。
使用者の聴覚を絶対に妨げてはならないとともに、道路
交通に危険を及ぼしてもいけません。また、危険が生じ
る可能性のある機械や作業機付近ではインナーイヤー型
イヤホンを使用しないでください。
踏切の通過や工事現場での作業等、聴覚が妨げられるべ
きではない状況では、インナーイヤー型イヤホンを使用
しないでください。
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怪我の恐れ!
ケーブルで接続されているインナーイヤー型イヤホンを
着用して、急な動作を行なわないようにしてください。
特に、ピアス、イヤリング、眼鏡などのアクセサリー類
を身に付けている場合は、これらがコードに引っかか
り、大怪我の原因となる場合があります。
音響知覚の変化
インナーイヤー型イヤホンを着用すると、自らの声や体
の音響知覚、走る際に耳の中に生じる騒音等、インナー
イヤー型イヤホンを着用していない”普通”の状態とは異
なった感覚を感じる場合がございます。このような初期
の違和感は時間とともに減っていきます。
請求責任 / 適切な使用方法
本取扱説明に記載された内容に反する方法で本製品をご
使用にならないでください。不適切な方法でご使用にな
った場合、beyerdynamicは製品やアクセサリーに対す
る責任を負いません。
日本語
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同梱アクセサリー
フォーンプラグ(3極プラグ、3.5 mm)付きインナーイヤ
ー型イヤホン
シリコン製イヤーピース 3 対
(S、M、L。Mサイズのイヤーピースは出荷時、すでに
イヤホンに装着されています)
LMS
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イヤーピースの選択 / 交換
インナーイヤー型イヤホンの納品時には、様々なサイズの
イヤーピースが同梱されています。出荷時には、Mサイズ
が標準装着されています。耳への心地よい安定した装着感、
優れた外音遮断性や、高品質なサウンドを実現するため、
適切なイヤーピースをお選びください
イヤーピースを注意し
てイヤホンか取り外
します
音筒部が汚てしまっ
た場合は、小さな耳垢
ガードを取り外して清
掃できます。その際、
水分が音筒部に入らな
いように注意してくだ
さい。
耳垢ガーを再び音筒
部に装着してから、新
しいイヤーピースをイ
ヤホンに装着してくだ
さい。
定期的に使用する場合
は、イヤーピースを 3
ヶ月おきに交換するこ
とを推奨します。
シリコン製の交換用イ
ヤーピースは、beyer-
dynamic の交換部品
ョップにてご注文いた
だけます。
日本語
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インナーイヤー型イヤホンを耳に着用する
イヤホンに記載された
左右の表示に従って、
耳に着用してくださ
い。
イヤホンには、違和感
がないこと、耳にしっ
かりとはまっているこ
とが大切です。
お手入れ
インナーイヤー型イヤホンに使用されている部品のお
手入れは、アルコール性クリーニング剤を布にしみ込
ませて行なってください。ハウジングやトランスデュ
ーサーに水が浸入しないように注意してください。
溶剤を含む洗剤は表面を破損するため、決して使用し
ないでください。
耳垢ガードは完全に乾いてから音筒部に装着してくだ
さい。
スペアパーツ
インナーイヤー型イヤホンのスペアパーツは
www.beyerdynamic.com/serviceでご覧いただけます。
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廃棄
製品、使用説明、包装にある次のシンボル
は、お使いの電気・電子デバイスの寿命が
終了後、特別に家庭廃棄物と分けて廃棄す
る必要があることを示しています。EU 内で
は、リサイクルのための分別収集システム
を利用できます。詳細情報は、お住まいの
地域の当局または製品を購入した販売業者
にお問い合わせください。
技術仕様
詳細は以下のサイトをご覧ください:
www.beyerdynamic.com/beat-byrd
製品登録
インターネットサイト www.beyerdynamic.com でご購入
になったインナーイヤー型イヤホンのシリアル番号を入力
し、製品をご登録ください。
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