日本語
インナーイヤー型イヤホン
59
•常に適切な音量でご使用ください。原則として、音量の
大きさに応じて使用時間を短くすることをお勧めします
。日常業務上では、次の例を参考にしてください。ドイ
ツにおける勤務中の安全と健康に関する同業者保険組合
の規則BGV B3 では、職場などでは許容時間である8時
間の間に騒音が85 dB (室内音量) を超えてはならないこ
とが規定されています。音量が約 3 dB 高くなると、聞
くことが許される時間は半分に短縮されます (88 dB で
は 4 時間、91 dB では 2 時間になります)。
• インナーイヤー型イヤホンのイヤーピースには耳垢が付
着しやすく、これが耳孔におけるばい菌の繁殖が活発に
なることから、炎症が起こりやすくなります。イヤーピ
ースは常時清潔な状態を保ってください。インナーイヤ
ー型イヤホンは耳孔を密閉するため、耳の中に温暖で湿
度の高い”環境”を作ってしまい、これがばい菌の繁殖を
活発にします。
• 製品、包装材、アクセサリーといった小さな部品をお子
様やペットに近づけないようにしてください。
誤って飲み込むと窒息の危険性があります。
生命の危険!
• インナーイヤー型イヤホンは、周囲騒音を劇的に減少さ
せます。路上でインナーイヤー型イヤホンを使用するこ
とにより、大変危険な状況が発生することがあります。
使用者の聴覚を絶対に妨げてはならないとともに、道路
交通に危険を及ぼしてもいけません。また、危険が生じ
る可能性のある機械や作業機付近ではインナーイヤー型
イヤホンを使用しないでください。
• 踏切の通過や工事現場での作業等、聴覚が妨げられるべ
きではない状況では、インナーイヤー型イヤホンを使用
しないでください。