HIKMICRO M Series ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
ハンドヘルドサーモグラフィカメラ
ユーザーマニュアル
ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
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法的情報
© 2021 Hangzhou Microimage Software Co., Ltd. 禁・無断複製。.
本マニュアルについて
本マニュアルには製品の使用および管理についての指示が含まれています。ここに記載さ
れている写真、表、画像およびその他すべての情報は説明のみを目的としています。本マ
ニュアルに含まれる情報は、ファームウェア更新やその他の理由で通知なく変更されるこ
とがあります。このマニュアルの最新版は、HIKMICRO Web サイト
(http://www.hikmicrotech.com)でご確認ください。
本マニュアルは、本製品をサポートする訓練を受けた専門家の指導・支援を受けた上でご
使用ください。
商標
およびその他のHIKMICROの商標とロゴは、様々な裁判管轄地域
においてHIKMICROの所有物です。
言及されているその他の商標およびロゴは、各権利保有者の所有物です。
免責事項
適用法で認められる最大限の範囲で、本マニュアルおよび説明されている製品(ハードウ
ェア、ソフトウェア、および本製品を含む)は、[現状のまま]および[すべての欠陥とエラ
ーがある]状態で提供されます。HIKMICROでは、明示あるいは黙示を問わず、商品性、満足
な品質、または特定目的に対する適合性などを一切保証しません。本製品は、お客様の自
己責任においてご利用ください。HIKMICROは、本製品の利用に関連する事業利益の損失や
事業妨害、データの損失、システムの障害、文書の損失に関する損害を含む特別、必然、
偶発または間接的な損害に対して、それが契約に対する違反、不法行為(過失を含む)製品
の責任または製品の使用に関連するものであっても、たとえHIKMICROがそうした損害およ
び損失について通知を受けていたとしても、一切の責任を負いません。
お客様は、インターネットにはその性質上固有のセキュリティリスクがあることを了解し、
異常動作、プライバシーの流出、またはサイバー攻撃、ハッカー攻撃、ウィルス感染等の
インターネットセキュリティリスクによる損害について、HIKMICROは一切責任を負いませ
ん。ただし、必要に応じてHIKMICROは適時技術的サポートを提供します。
お客様には、すべての適用法に従って本製品を利用し、さらにご自分の利用法が適用法を
順守していることを確認する責任があります。特に、肖像権、知的財産権、またはデータ
保護等のプライバシー権を非限定的に含むサードパーティの権利を侵害しない手段で本製
品を利用する責任があります。大量破壊兵器の開発や生産、化学兵器・生物兵器の開発や
生産、核爆発物や危険な核燃料サイクル、または人権侵害に資する活動を含む、禁じられ
ている最終用途の目的で本製品を使用してはなりません。
本マニュアルと適用法における矛盾がある場合については、後者が優先されます。
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ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
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規制情報
EU 適合宣言
本製品おび同梱の周辺機器(適用可能な場合)にはCE」マークが付いて
おり、EMC指令(2014/30/EU)、RE指令(2014/53/EU)、およびRoHS指令
2011/65/EU)に掲げる適用可能な欧州統一基準に準拠します。
2012/19/EU (WEEE 指令): この記号が付いている製品は、欧州連合 (EU) の地
方自治体の未分別廃棄物として処分できません。適切にリサイクルするため
に、本製品は同等の新しい装置を購入する際に、お近くの販売業者に返却いた
だくか、指定された収集場所で処分してください。より詳細な情報については
以下をご確認ください。www.recyclethis.info
2006/66/EC (バッテリー指令): 本製品には、欧州連合 (EU) の地方自治体の未
分別廃棄物として処分できないバッテリーが含まれています。特殊バッテリー
情報に関する製品資料をご覧ください。バッテリーにはこの記号が付いてお
り、カドミウム (Cd)、鉛 (Pb)水銀 (Hg) を示す文字も記載されています。
切にリサイクルするために、販売業者か、指定された収集場所にご返却くださ
い。より詳細な情報については以下をご確認ください。www.recyclethis.info
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iv
記号の定義
本書で使用されている記号は以下のように定義されます。
記号の
説明
危険
回避しないと、死亡または重傷を招く可能性のある危険な状況を示
します。
注意
潜在的に危険となりうる状況を表しており、防止できなかった場合、
機器の損傷、データの消失、性能劣化など、予測不能な結果が生じ
る可能性があります。
注意
本文中の重要点を強調したりそれを補う追加情報を提供します。
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v
安全上の指示
これらの指示は、ユーザーが製品を正しく使用し、危険や財産損失を回避できるように保
証することを目的としています。
法規と規則
製品の使用にあたって、お住まいの地域の電気安全性に関する法令を厳密に遵守する必
要があります。
輸送
輸送中は、デバイスを元のパッケージまたは類似したパッケージに梱包してください。
開梱後は、後日使用できるように、梱包材を保存しておいてください。不具合が発生し
た場合、元の梱包材を使用して工場に機器を返送する必要があります。元の梱包材を使
用せずに返送した場合、破損が発生する恐れがありますが、その際に、当社は一切責任
を負いません。.
製品を落下させたり、物理的な衝撃を与えないでください。本器を電磁妨害から遠ざけ
てください。
電源
ご自分で充電器をお求めください。入力電圧は、
IEC61010-1規格の限定電源DC5V
700mA
を満たす必要があります。詳細情報に関しては技術仕様を参照してください。
プラグが適切に電源ソケットに接続されていることを確認してください。
1台の電源アダプターに2台以上の機器を接続してはなりません。過負荷によって過熱し
たり、火災発生の危険があります。
バッテリー
バッテリーの不適切な使用や交換を行うと、爆発の危険性があります。同一または同等
のタイプのものとだけ交換してください。バッテリーのメーカーによって提供された指
示に準拠して、使用済みバッテリを処分してください。
内蔵バッテリーは取り外しできません。修理については必要に応じてメーカーにお問い
合わせください。
バッテリーを長期保存する場合は、半年に一度はフル充電して、バッテリの品質を保つ
ようにしてください。これを怠った場合、破損の原因となります。
デバイスの電源がオフで、RTCバッテリーが満充電されている状態では、時間設定は2
月間保持できます。
初回使用時は、デバイスの電源を入れた状態で、リチウムバッテリーからRTCバッテリー
8時間以上充電してください。
リチウムバッテリーの電圧は3.7V、バッテリー容量は5000mAhです。
バッテリーはUL2054によって認定されています。
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メンテナンス
製品が正しく動作しない場合、販売店または最寄りのサービスセンターに連絡してくだ
さい。承認されていない修理や保守行為による問題について、当社はいかなる責任も負
いません。
一部のデバイスコンポーネント(電解コンデンサなど)は、定期的に交換する必要があ
ります。製品の平均寿命は変動するため、定期的な点検をお勧めします。詳細について
は、販売店にお問い合わせください。
必要ならば、エタノールを少量含ませたきれいな布でデバイスを静かに拭きます。
メーカーが指定していない方法で使用した場合、デバイスが提供する保護機能が損なわ
れる恐れがあります。
USB 3.0 PowerShareポートの電流の制限は、PCブランドによって異なる場合があり、非互
換性の問題が発生する可能性があることに注意してください。したがって、
USBデバイス
PCUSB 3.0 PowerShareポート上で認識されない場合は、通常のUSB 3.0またはUSB 2.0
ポートを使用することをお勧めします。
年に一度、キャリブレーションのためにデバイスを返送することをお勧めします。メン
テナンス拠点については、最寄りの販売店にお問い合わせください。
使用環境
デバイスを、極端な高温や低温、埃の多い環境、腐食性環境、塩アルカリ性環境、湿気
の高い環境にさらさないでください。実行環境がデバイスの要件を満たしていることを
確認します。動作温度は-1050 (14122)で、動作湿度は90%以下です。
デバイスは、海抜2,000メートル以下の地域でのみ安全に使用することができます。
デバイスは、乾燥して換気の良い環境に配置してください。
デバイスを強い電磁波や埃の多い環境にさらさないでください。
レンズを太陽や極端に明るい場所に向けないでください。
レーザー装置を使用している場合は、デバイスのレンズがレーザービームにさらされて
いないことを確認してください。焼損するおそれがあります。
このデバイスは、屋内環境に適しています。
汚染度は2です。
過電圧カテゴリ:ハンドヘルドサーモグラフィカメラは0です。
過電圧カテゴリ:電源アダプターはIIです。
テクニカルサポート
https://www.hikmicrotech.comポータルは、HIKMICROのお客様がHIKMICRO製品を最大限
活用するのに役立ちます。ポータルから、サポートチーム、ソフトウェアとドキュメント、
サービスの連絡先などにアクセスできます。
緊急
デバイスから煙や異臭、異音が発生した場合、すぐに電源を切り、電源ケーブルを抜い
て、サービスセンターにご連絡ください。
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レーザー光に関する補足警告
警告:デバイスから放射されるレーザー光は、目の怪我や皮膚の焼損、発火性物質の原因
となることがあります。レーザーを目に直接当てないでください。補光機能を有効にする
前に、レーザーレンズの前に人や可燃性物質がないことを確認してください。波長は650nm
で、出力は1mW未満です。レーザーはIEC60825-12014規格に適合しています。
レーザーのメンテナンス:レーザーを定期的にメンテナンスする必要はありません。レー
ザーが機能しない場合は、保証期間中にレーザーアセンブリを工場で交換する必要があり
ます。レーザーアセンブリを交換する際は、デバイスの電源をオフにしてください。注意
ここで指定されている以外の制御、調整、または手順の実行などを行うと、危険な放射線
にさらされる可能性があります。
メーカー住所
Room 313, Unit B, Building 2, 399 Danfeng Road, Xixing Subdistrict, Binjiang District, Hangzhou,
Zhejiang 310052, China
Hangzhou Microimage Software Co., Ltd.
法令順守通知:本サーマルシリーズ製品は、アメリカ合衆国、欧州連合、英国などワッセ
ナー・アレンジメントの会員国を含むがそれだけに限定されない各国・各地域で、輸出管
理の対象となる可能性があります。サーマルシリーズ製品を外国へ転送・輸出・再輸出す
る場合は、貴社の法務・コンプライアンス部門もしくは自国の政府機関に、輸出ライセン
スの条件についてご確認ください。
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目次
1 概要 ............................................................................................................................... 1
1.1 デバイスの説明 .................................................................................................................. 1
1.2 主な機能 .............................................................................................................................. 1
1.3 外観 ...................................................................................................................................... 2
2 準備 ............................................................................................................................... 5
2.1 デバイスの充電 .................................................................................................................. 5
2.1.1 充電台を介したデバイスの充電 ........................................................................... 5
2.1.2 ケーブルインターフェイスによるデバイスの充電 ........................................... 7
2.2 電源オン/オフ ..................................................................................................................... 7
2.2.1 自動電源オフ時間の設定 ....................................................................................... 7
2.3 操作方式 .............................................................................................................................. 7
2.4 メニューの内容 .................................................................................................................. 9
3 表示設定 ...................................................................................................................... 10
3.1 レンズのフォーカス ........................................................................................................ 10
3.2 画面輝度の設定 ................................................................................................................ 10
3.3 ディスプレイモードの設定 ............................................................................................ 10
3.4 パレットの設定 ................................................................................................................ 11
3.5 デジタルズームの調 .................................................................................................... 12
3.6 OSD情報の表 .................................................................................................................. 13
4 温度測定 ...................................................................................................................... 14
4.1 サーモグラフィパラメータの設定 ................................................................................ 14
4.1.1 単位の設定 ............................................................................................................. 15
4.2 温度範囲の設定 ................................................................................................................ 15
4.3 サーモグラフィルールの設定 ........................................................................................ 15
4.3.1 ポイントルールの設定 ......................................................................................... 16
4.3.2 ラインルールの設 ............................................................................................. 17
4.3.3 フレームルールの設定 ......................................................................................... 17
ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
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4.3.4 ルールの削除 ......................................................................................................... 18
4.4 温度アラーム .................................................................................................................... 18
4.4.1 画面にアラーム温度の目標をマーキングする ................................................. 18
4.4.2 サーモグラフィルールまたはピクセル間温度測定のアラームを設定する . 19
5 画像とビデオ ............................................................................................................... 20
5.1 画像のキャプチャー ........................................................................................................ 20
5.2 ビデオの録画 .................................................................................................................... 21
5.3 録画されたファイルの表示 ............................................................................................ 22
5.4 ファイルのエクスポート ................................................................................................ 23
6 Bluetoothの接続 .......................................................................................................... 24
7 ライト設定 .................................................................................................................. 25
7.1 LEDライトの設定 ............................................................................................................... 25
7.2 レーザーの設定 ................................................................................................................ 25
8 Thermal Viewアプリの接続 ......................................................................................... 26
8.1 Wi-Fi経由の接続 ................................................................................................................. 26
8.2 ホットスポット経由の接続 ............................................................................................ 27
9 メンテナンス ............................................................................................................... 29
9.1 デバイス情報の表示 ........................................................................................................ 29
9.2 日付と時刻の設定 ............................................................................................................ 29
9.3 デバイスのアップグレード ............................................................................................ 29
9.4 デバイスの復元 ................................................................................................................ 29
10 付録 ............................................................................................................................ 30
10.1 一般素材の放射率リファレンス .................................................................................. 30
10.2 デバイスコマンド .......................................................................................................... 30
10.3 デバイスの通信マトリックス ...................................................................................... 31
10.4 よくある質問 .................................................................................................................. 31
ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
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1 概要
1.1 デバイスの説明
ハンドヘルドサーモグラフィカメラは、光学画像とサーマル画像の両方に対応するカメラ
です。サーモグラフィ、ビデオ録画、スナップショットキャプチャー、アラーム機能を備
えており、Wi-Fi、ホットスポット、Bluetoothに接続できます。内蔵の高感度IR検出器と高
性能センサーが温度差を検出し、リアルタイムで温度を測定します。温度測定範囲は-20°C
から550°C-4°Fから1022°Fで、精度は±2°C±3.6°Fまたは周囲温度が15°Cから35°C59°F
から95°F)で、測定対象の温度がC32°F)を超えている場合は±2%です。
カメラのピクチャーインピクチャー技術と、光学ビューと熱ビューの融合(フュージョン)
により、画像表示の精細度が向上します。複数のパレットとアラーム種別をサポートして
います。シーンで検出された温度がアラームルールと一致しない場合、デバイスはパレッ
トモードの色に応じて自動的にアラームを発します。危険な部分を見つけて財産の損失リ
スクを低減することができますが、人間の体温テストには使用できません。
このデバイスは使いやすく、人間工学に基づいた設計を採用しています。変電所、企業に
おける停電検知、建設現場の視察調査などに幅広く利用されています。
1.2 主な機能
サーモグラフィ
デバイスはリアルタイムで温度を検出し、画面に表示します。
ストレージ
デバイスには、ビデオ、スナップショット、および重要なデータを保存するためのメモリ
ーモジュールが装備されています。
フュージョン
熱画像と光学画像を融合して表示することができます。
パレットとアラーム
デバイスはマルチパレットに対応しており、アラーム機能と合わせてパレットモードを設
定することができます。
クライアントソフトウェアの接続
携帯電話HIKMICRO Viewerを使用すると、スマートフォンでライブビューの表示、キャ
プチャー、録画などが可能になります。
PCHIKMICRO Analyzerを使用すると、
PCでのライブビューの表示、キャプチャー、録画、
およびアラームメッセージの受信などが可能になります。
ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
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Bluetooth
デバイスはBluetoothでヘッドセットに接続でき、録画やキャプチャーの音声を聞くことが
できます。
デジタルズーム
デバイスは、1倍、2倍、4倍、および8倍のデジタルズームをサポートしています。
LED
LED補助光を利用すれば、実際の必要に応じて、デバイスを懐中電灯代わりにすることがで
きます。
レーザー光
長距離レーザー補助光です。
1.3 外観
1-1 外観
LEDインジケータ
タッチスクリーン
音声
スピーカー
レンズシ
ート
戻る
ナビゲーション
フォーカスノブ
ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
3
注意
警告サインは、レーザーの下とデバイスの左側にあります。
レンズカバー
サーマル
レンズ
LED
レーザー
起動
バッテリー
ケーブルイン
ターフェイス
SD カード
スロット
三脚イン
ターフェ
ース
光学
レンズ
ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
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1-1 インターフェイス説明
コンポーネン
機能
レーザーボタン
ボタンを長押しするとレーザーがオンになり、ボタンを離すとレー
ザーがオフになります。
ナビゲーション
ボタン
メニューモード:
、 および を押して、パラメーターを選択します。
を押すと確定します。
メニューモード以外;
を押すと、LED補助光のオン/オフが切り替わります。
を押すと、デジタルズームを開始します。
レンズシートボ
タン
レンズをカバーし、補正を行います。
バックボタン
メニューを終了するか、前のメニューに戻ります。
フォーカスノブ
レンズの焦点距離を調整します。レンズのフォーカスを参照してく
ださい。
起動
トリガーを引いてキャプチャーします。トリガーを押し込んだまま
にすると、ビデオを録画します。
ケーブルインタ
ーフェイス
ケーブル経由でパソコンにデバイスを接続し、ファイルをエクスポ
ートします。
注意
デバイスから放射されるレーザー光は、目の怪我や皮膚の焼損、発火性物質の原因となる
ことがあります。補光機能を有効にする前に、レーザーレンズの前に人や可燃性物質がな
いことを確認してください。
ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
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2 準備
2.1 デバイスの充電
注意
デバイスのリアルタイムクロックRTCに電力を供給する内蔵セルバッテリーは、長期間
にわたる輸送または保管中に消耗する可能性があります。デバイスのクロックが正常に機
能するように、RTCバッテリーは再充電することをお勧めします。
RTCバッテリーを完全に充電するには、以下の条件を満たす必要があります:
充電式リチウムバッテリーをデバイスに取り付けてください。
デバイスをシャットダウンせず、8時間以上継続的に動作させてください。
2.1.1 充電台を介したデバイスの充電
ステップ
注意
メーカーが提供するケーブルと電源アダプタを使用して(または仕様に定められた入力
電圧に従って)デバイスを充電してください。
1. デバイスを保持し、デバイスのバッテリーロックキャッチを両方押し込みます。
2-1 バッテリーの取り外し
2. ロックキャッチを押し込んだまま、バッテリーベースを引いてバッテリーを取り出し
ます。
3. バッテリーを挿入し、バッテリーカバーを再度取り付けます。充電台のパイロットラン
プで充電状態を確認できます。
バッテリーロックキャッチ
ハンドヘルドカメラ
バッテリーベー
ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
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2-2 バッテリーの充電
4. バッテリーが完全に充電されたら、充電台からバッテリーを取り外します。
5. バッテリーのリブ付き部分をデバイスのノッチに合わせ、バッテリーをデバイスに挿入
します。
2-3 バッテリーの挿入
バッテリー
充電台
側面図
前面図
リブ付き部分
ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
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2.1.2 ケーブルインターフェイスによるデバイスの充電
始める前に
充電する前に、バッテリーが取り付けられていることを確認してください。
ステップ
1. デバイスの上部カバーを開きます。
2. Type-CまたはUSBケーブルで、インターフェイスと電源アダプターを接続します。
2.2 電源オン/オフ
電源オン
レンズカバーを外し、 3秒以上長押しして、デバイスの電源を入れます。デバイスの
インターフェイスが安定すると、目標を観察できます。
注意
電源を入れてからデバイスを使用できるようになるまで、
30秒以上かかる場合があります。
電源オフ
デバイスの電源がオンの時、 3秒間長押しすると、デバイスの電源がオフになります。
2.2.1 自動電源オフ時間の設定
ローカル設定 デバイス設定 自動オフを開き、必要に応じて、デバイスの自動シャ
ットダウン時間を設定してください。
2.3 操作方式
このデバイスは、タッチスクリーン操作とボタン操作の両方をサポートしています。
タッチスクリーン操作
画面をタップして、パラメーター設定などの設定を行います。
ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
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2-4 タッチスクリーン操作
ボタン操作
ナビゲーションボタンを押して、パラメーター設定などの設定を行います。
2-5 ボタン操作
、 および を押して、カーソルを上下//右に移動します。
を押すと確定します。
ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
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2.4 メニューの内容
観測インターフェイスで画面をタップするか、 を押すと、メニューバーが表示されます。
2-6 メニュー
ハンドヘルドサーモグラフィカメ ユーザーマニュアル
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3 表示設定
3.1 レンズのフォーカ
他の設定の前に、レンズの焦点距離を適切に調整してください。画像の表示と温度の正確
性に影響を与える可能性があります。
ステップ
1. デバイスの電源をオンにします。
2. デバイスのレンズを適切な被写体に向けます。
3. フォーカスノブを時計回りまたは反時計回りに回して調整します。下図を参照してくだ
さい。
3-1 レンズのフォーカス
注意
表示に影響を与えないために、レンズには触れないでください。
3.2 画面輝度の設定
設定 デバイス設定 ディスプレイ輝度を開き、画面の輝度を調整します。
3.3 ディスプレイモードの設定
デバイスのサーマル/光学ビューを設定できます。サーマル、ュージョン、PIP およ
光学が選択可能です。
ステップ
1. メインメニューから を選択します。
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タイプ
ユーザーマニュアル