消防用サーマルカメラ
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商標
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ー攻撃、ウィルス感染等のインターネットセキュリ
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ii
手段で本製品を利用する責任があります。大量破壊
兵器の開発や生産、化学兵器・生物兵器の開発や生
産、核爆発物や危険な核燃料サイクル、または人権
侵害に資する活動を含む、禁じられている最終用途
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本マニュアルと適用法における矛盾がある場合につ
いては、後者が優先されます。
規制情報
これらの条項は、対応するマークまたは情報
が付された製品にのみ適用されます。
EU 適合宣言
本製品および同梱の周辺機器 適用
可能な場合）には「CE」マークが付
いており、指令 2014/30/EU EMCD）および指令
2011/65/EU RoHS）の下に記載されている該当
欧州統一規格に準拠しています。
注意：入力電圧が 50～1000VAC または 75～
1500VDC 以内の製品は指令 2014/35/EU LVD）に
準拠し、それ以外の製品は指令 2001/95/EC
（ GPSD）に準拠しています。参照として、具体的
な電源情報を確認してください。
付属のバッテリーがない場合は、デバイスに認
定メーカーが供給するバッテリーをご使用くだ
さい。バッテリーの詳細な要件については、製
品仕様を参照してください。
付属の電源アダプターがない場合は、デバイス
に認定メーカーが供給する電源アダプターをご
使用ください。電源の詳細な要件については、
製品仕様を参照してください。
指令 2012/19/EU WEEE 指令）：
この記号が付いている製品は、欧
州連合 (EU) の地方自治体の未分
別廃棄物として処分できません。
適切にリサイクルするために、本
製品は同等の新しい装置を購入する際に、お近
くの販売業者に返却いただくか、指定された収
集場所で処分してください。詳細については以
下を参照してください：www.recyclethis.info.
指令 2006/66/EC およびその修正
案2013/56/EU (バッテリー指令)：
本製品には、欧州連合 (EU) の地
方自治体の未分別廃棄物として処
分できないバッテリーが含まれています。特殊
バッテリー情報に関する製品資料をご覧くださ
い。バッテリーにはこの記号が付いており、カ
ドミウム (Cd)、鉛 (Pb)、水銀 (Hg) を示す文字
も記載されています。適切にリサイクルするた
めに、販売業者か、指定された収集場所にご返
iii
却ください。詳細については以下を参照してく
ださい：www.recyclethis.info.
安全上の指示
本書で使用されている記号は以下のように定義され
ます。
記号の
説明
危険
回避しないと、死亡または重
傷を招く可能性のある危険な
状況を示します。
注意
潜在的に危険となりうる状況
を表しており、防止できなか
った場合、機器の損傷、デー
タの消失、性能劣化など、予
測不能な結果が生じる可能性
があります。
注意
本文中の重要点を強調したり
それを補う追加情報を提供し
ます。
これらの指示は、ユーザーが製品を正しく使用し、
危険や財産損失を回避できるように保証することを
目的としています。
法規と規則
● 製品の使用にあたって、お住まいの地域の電気安
全性に関する法令を厳密に遵守する必要がありま
す。
輸送
● 輸送中は、デバイスを元のパッケージまたは類似
したパッケージに梱包してください。
● 開梱後は、後日使用できるように、梱包材を保存
しておいてください。不具合が発生した場合、元
の梱包材を使用して工場に機器を返送する必要が
あります。元の梱包材を使用せずに返送した場
合、破損が発生する恐れがありますが、その際
に、当社は一切責任を負いません。
● 製品を落下させたり、物理的な衝撃を与えないで
ください。本器を電磁妨害から遠ざけてくださ
い。
電源
● 入力電圧は、IEC61010-1規格の制限電源 DC3.7V、
0.5A）を満たす必要があります。詳細情報に関し
ては技術仕様を参照してください。
● プラグが適切に電源ソケットに接続されているこ
とを確認してください。
● 1台の電源アダプターに2台以上の機器を接続して
はなりません。過負荷によって過熱したり、火災
発生の危険があります。
バッテリー
iv
● 内蔵バッテリーは取り外しできません。修理につ
いては必要に応じてメーカーにお問い合わせくだ
さい。バッテリーを間違ったタイプと交換する
と、バッテリーが爆発する可能性があります。同
一または同等のタイプのものとだけ交換してくだ
さい。
● バッテリーを火や高温のオーブンの中に投入した
り、バッテリーを機械的に粉砕したり切断したり
しないでください。爆発の原因となることがあり
ます。
● バッテリーを非常に高温の環境に放置しないでく
ださい。爆発や、可燃性の液体およびガスの漏出
を引き起こす可能性があります。
● バッテリーを極端に低い空気圧下に置かないでく
ださい。爆発したり、可燃性の液体やガスが漏出
する恐れがあります。
● バッテリーのメーカーによって提供された指示に
準拠して、使用済みバッテリを処分してくださ
い。
● バッテリーを長期保存する場合は、半年に一度は
フル充電して、バッテリの品質を保つようにして
ください。これを怠った場合、破損の原因となり
ます。
● デバイスの電源がオフで、RTCバッテリーが満充電
されている状態では、時間設定は4ヶ月間保持でき
ます。
● 初回使用の前に、リチウムバッテリーを8時間以上
充電してください。
メンテナンス
● 製品が正しく動作しない場合、販売店または最寄
りのサービスセンターに連絡してください。承認
されていない修理や保守行為による問題につい
て、当社はいかなる責任も負いません。
● 必要ならば、エタノールを少量含ませたきれいな
布でデバイスを静かに拭きます。
● メーカーが指定していない方法で使用した場合、
デバイスが提供する保護機能が損なわれる恐れが
あります。
● 本カメラは、画質と測定精度を最適化するため
に、定期的に自己キャリブレーションを実行しま
す。このプロセスで、画像が短時間静止し、検知
器の前でシャッターが動く際に「カチッ」という
音が聞こえます。起動中や、非常に低温または高
温の環境では、自己キャリブレーションがより頻
繁に実行されます。これは、カメラの最適な性能
を確保するための正常な動作です。
キャリブレーションサービス
年に一度、キャリブレーションのためにデバイスを
返送することをお勧めします。メンテナンス拠点に
v
ついては、最寄りの販売店にお問い合わせくださ
い。より詳細なキャリブレーションサービスについ
ては、
https://www.hikmicrotech.com/en/support/calibration-
service.htmlをご覧ください。
テクニカルサポート
https://www.hikmicrotech.com/en/contact-us.htmlポー
タルは、HIKMICROのお客様がHIKMICRO製品を最大限
に活用するのに役立ちます。ポータルから、サポー
トチーム、ソフトウェアとドキュメント、サービス
の連絡先などにアクセスできます。
使用環境
● 実行環境がデバイスの要件を満たしていることを
確認します。動作温度は-10℃～50℃ 14℉～122
℉）である必要があります。周囲温度が-10°C～
90°C 14°F～194°F）の場合は最長10分、周囲
温度が-10°C～115°C 14°F～239°F）の場合は
最長2分。湿度は95%未満である必要があります
結露なきこと）。
● デバイスを強い電磁波や埃の多い環境にさらさな
いでください。
● レンズを太陽や極端に明るい場所に向けないでく
ださい。
緊急
デバイスから煙や異臭、異音が発生した場合、すぐ
に電源を切り、電源ケーブルを抜いて、サービスセ
ンターにご連絡ください。
メーカー所在地：
310052 中国浙江省杭州市浜江区西興地区段鳳通り
399 号2棟ユニット B 313 号室
Hangzhou Microimage Software Co., Ltd.
法令順守通知：本サーマルシリーズ製品は、アメリ
カ合衆国、欧州連合、英国などワッセナー・アレン
ジメントの会員国を含むがそれだけに限定されない
各国・各地域で、輸出管理の対象となる可能性があ
ります。サーマルシリーズ製品を外国へ転送・輸
出・再輸出する場合は、貴社の法務・コンプライア
ンス部門もしくは自国の政府機関に、輸出ライセン
スの条件についてご確認ください。
vi
目次
1 概要 ............................................................. 1
1.1 製品紹介 .................................................. 1
1.2 主な機能 .................................................. 1
1.3 外観.......................................................... 2
1.4 ライブビュー .......................................... 3
2 はじめに .......................................................... 4
3 基本操作 .......................................................... 5
3.1 デバイスの充電 ...................................... 5
3.2 電源オン/オフ ........................................ 5
3.3 LED ライトの設定 ................................... 6
3.4 画像モードの設定 .................................. 6
3.5 消防用パレットの設定 .......................... 6
3.6 スナップショット撮影 .......................... 8
3.7 ファイルの管理 ...................................... 8
4 温度測定 .......................................................... 9
4.1 測定パラメータの設定 .......................... 9
4.2 測定ツールの設定 ................................ 10
4.3 温度アラーム設定 ................................ 10
5 詳細設定 ........................................................ 11
5.1 スクリーンキャスト ............................ 11
5.2 色分布の設定 ........................................ 11
5.3 ブランドロゴの設定 ............................ 12
5.4 デバイス情報を表示 ............................ 12
5.5 時刻と日付の設定 ................................ 12
5.6 言語を設定する .................................... 12
5.7 ストレージのフォーマット ................. 12
6 メンテナンス ................................................ 13
6.1 アップグレード .................................... 13
6.2 デバイスの復元 .................................... 13
7 付録 13
7.1 一般的素材の放射率リファレンス ..... 13
7.2 よくある質問（FAQ） .......................... 14
1
1 概要
1.1 製品紹介
消防用サーマルカメラは、コンパクトで耐
久性に優れた高品質の熱画像カメラです。
点検者が暗闇や煙が充満した状況で観測を
行えるよう設計されています。救命および
財産の保護を支援し、点検者の安全を守る
ことができます。各種の消防用パレットに
より、ほとんどのシナリオに対応できま
す。
1.2 主な機能
温度測定
デバイスはリアルタイムで温度を検出し、
画面に表示します。
消防用パレット
デバイスは、救助、火災、建物、ホットエ
リア、コールドエリアなど複数の消防用パ
レットをサポートします。
アラーム
デバイスは、ターゲットの温度がしきい値
よりも高い場合、音声アラームおよび点滅
アラームを出力します。
SuperIR
デバイスは、画質を向上させる SuperIR に対
応しています。
クライアントソフトウェアの接続
PC：HIKMICRO Analyzer をダウンロードする
と
https://www.hikmicrotech.com/en/industrial-
products/hikmicro-analyzer-software.htm）、 PC
でオフラインで画像をプロフェッショナル
に分析し、カスタムフォーマットのレポー
トを作成することができます。
2
1.3 外観
画面
充電イン
ジケータ
ー
オン/OK/メ
ニュー
戻る
ブザー
ナビゲー
ション
ボタン
機能
長押し：電源オン/オフ
短押し：メニューを表示する
か、操作を確認します。
ライブビュー：長押しする
と、LED ライトのオン/オフを
すばやく切り替えることがで
きます。
メニューモード：メニューを
終了するか、前のメニューに
戻ります。
ライブビュー： を押す
と、画像モードを切り替える
ことができます。 を押す
と、消防用パレットを切り替
えることができます。
メニューモード： と を
押して、パラメーターを選択
します。
起動
ライブビュー：トリガーを引
くとスナップショットをキャ
プチャーします。
メニューモード：トリガーを
引くとライブビューに戻りま
す。
3
光学レンズ
サーマルレンズ
LED光
レンズプロテクタ
ースイッチ
起動
リストストラ
ップ装着部
三脚マウント
コンポー
ネント
機能
充電イン
ジケータ
ー
赤色で点灯：正常に充電し
ています。
緑色で点灯: 充電完了。
ブザー
警報音を出力します。
Type-C イ
ンターフ
ェイス
USB Type-A～Type-C ケーブ
ルで、デバイスを充電した
り、ファイルをエクスポー
トすることができます。
LED 光
暗い環境を明るく照らすこ
とができます。
レンズプ
ロテクタ
ースイッ
チ
サーマルレンズを保護しま
す。
三脚マウ
ント
UNC 1/4”-20 三脚に装着しま
す。
注意
外観およびボタン機能はモデルによって異
なる場合があります。
デバイスを使用しない時はレンズプロテク
ターをオンにしておくことをお勧めしま
す。
1.4 ライブビュー
消防用パレットによってライブビューイン
ターフェイスが異なることがあります。実
際のライブビューインターフェイスを参照
してください。
4
リアルタイ
ム温度表示
中央温度表示
最低温度表示
最高温度表示
バッテリ
ーステー
タス
単位
スクリーン
キャスト
色温度スケ
ール
放射率
距離
注意
本カメラは、画質と測定精度を最適化する
ために、定期的に自己キャリブレーション
を実行します。このプロセスで、画像が短
時間静止し、検知器の前でシャッターが動
く際に「カチッ」という音が聞こえます。
起動中や、非常に低温または高温の環境で
は、自己キャリブレーションがより頻繁に
実行されます。これは、カメラの最適な性
能を確保するための正常な動作です。
2 はじめに
デバイスの使用開始手順を次に示します。
ステップ
:
1 最初にデバイスを 3時間、または充電イ
ンジケーターが緑色に点灯したままにな
るまで充電します。詳細については、3.1
デバイスの充電
を参照してください。
2 を長押しして、デバイスの電源を入
れます。
3 デバイスをターゲットに向けます。環境
が暗い場合は、 を長押しして LED ラ
イトをオンにします。
4 を押して適切な画像モードを選択
し、 を押して適切なパレットを選択
します。詳細については、3.4
画像モー
ドの設定
および 3.5
消防用パレットの設
定
を参照してください。
5 トリガーを引いて画像をキャプチャーし
ます。
6 USB Type-A～Type-C ケーブルを使用して
デバイスを PC に接続し、次のいずれか
の操作を実行できます。
5
− ファイルを PC にエクスポートする。
詳細については、3.7
ファイルの管
理
を参照してください。
− UVC プロトコルベースのクライアン
トソフトウェアまたはプレイヤーを
使用して、PC にスクリーンをキャス
トをする。詳細については、5.1
ス
クリーンキャスト
を参照してくださ
い。
注意
デバイスをオンにする前に、必ずレンズプ
ロテクターを外してください。
3 基本操作
3.1 デバイスの充電
ステップ
:
1 カメラの上部カバーを開きます。
2 USB Type-A～Type-C ケーブルで、デバイ
スのインターフェイスと電源アダプター
を接続します。
Type-C
3.2 電源オン/オフ
電源オン
レンズプロテクターを外し、 を 3秒以上
長押しして、デバイスの電源を入れます。
デバイスのインターフェイスが安定する
と、目標を観察できます。
電源オフ
デバイスの電源がオンの時、 を 3秒間長
押しすると、デバイスの電源がオフになり
ます。
自動電源オフ時間の設定
ライブビューインターフェイスで を押し
て、詳細設定 → 自動電源オフに移動し、
6
必要に応じてデバイスの自動シャットダウ
ン時間を設定してください。
3.3 LED ライトの設定
暗い環境では、LED ライトをオンにします。
LED ライトは、次の方法でオン/オフを切り
替えることができます。
− ライブビューで を長押しすると、LED
ライトのオン/オフをすばやく切り替える
ことができます。
− を押し、フラッシュライトに移動し
て、LED ライトのオン/オフを切り替えま
す。
3.4 画像モードの設定
デバイスの画像モードを設定できます。
ステップ
:
1 次の方法で画像モードを選択します。
− 設定 → 画像設定 → 画像モードに
移動し、優先する画像モードを選択
します。
− ライブビューで を押して、画像
モードを切り替えます。
サーマル：サーマル画像のみを表
示します。
フュージョン：ビジュアル画像と
サーマル画像を融合します。この
モードでは、輪郭が明瞭な融合画
像が表示されます。
PIP：ビジュアル画像にサーマル画
像の一部を表示します。
ビジュアル：ビジュアル画像のみ
を表示します。
2 オプション: フュージョンモードを選択
する際は、サーマル画像とビジュアル画
像が良好に重なるように、ターゲットま
での距離に応じて、画像設定 → 視差補
正で距離を選択する必要があります。
3 を押して、保存して終了します。
3.5 消防用パレットの設定
パレットを使用すると、任意の色を選択で
きます。
ライブビューで を押してパレットを切り
替えるか、設定 → パレットに移動してパ
レットを選択します。
パレットによってライブビューインターフ
ェイスが異なることがあります。実際のイ
ンターフェイスを参照してください。
7
表3-1 消防用パレットの説明
説明
例
基本 デフォルト）
消防や捜索・救助に
適用できます。リア
ルタイムの温度が、
色温度スケールの対
応する色でマークさ
れます。
火災検知
直火が多く発生して
いて背景温度が高い
シーンに適用できま
す。
表示エフェクトは基
本モードと同様で
す。ただし、赤色お
よび黄色マーキング
の温度しきい値が高
くなっています。
ブラックホット
消防や捜索・救助に
適用できます。
モノクロ画像です。
黒い部分ほど高温で
す。
ホワイトホット
消防や捜索・救助に
適用できます。
モノクロ画像です。
白い部分ほど高温で
す。
救助
野外、建物、交通事
故現場での人の捜索
や救助に適していま
す。
表示エフェクトは基
本モードと同様で
す。ただし、赤色お
よび黄色マーキング
の温度しきい値が低
くなっています。
建物
建物の分析や建物関
連の例外検出に適用
できます。サーマル
画像により、構造、
機械、配管、電気系
統に関する情報が得
られます。
8
説明
例
ホットエリア
火災が概ね鎮火した
後の残り火の探索、
水中や広い土地での
人の捜索などに適用
できます。
高温の領域が赤色に
なります。
コールドエリア
低温のターゲットの
検出、火災時のコー
ルドスポット 燃焼
のための酸素または
燃料を供給している
ガスストリームな
ど）の検出に適用で
き、それらを青色で
マークします。
3.6 スナップショット撮影
ライブビューでスナップショットをキャプ
チャーでき、スナップショットのサムネイ
ルがライブビューに表示されます。スナッ
プショットは自動的にアルバムに保存され
ます。
ステップ
:
1 ライブビューインターフェイス上でトリ
ガーを引くと、スナップショットがキャ
プチャーされます。
2 オプション: スナップショットをエクス
ポートして高解像度の画面で表示する場
合は、設定 → SuperIR に移動して、キ
ャプチャーの前に SuperIR を有効にしま
す。SuperIR を使用したスナップショッ
トは、使用しない場合よりも高品質にな
ります。
3 オプション: ビジュアル画像を別に保存
する必要がある場合は、設定 → 画像設
定に移動して、ビジュアル画像の保存を
有効にします。
次にすべきこと：
アルバム内のスナップショットを表示して
管理し、PC にエクスポートできます。
注意
デバイスが PC に接続されている場合はスナ
ップショットを撮影できません。
3.7 ファイルの管理
アルバム内のファイルを表示、削除、エク
スポートできます。
ステップ
:
9
1 ライブビューインターフェイスで を
押して、メニューを表示します。
2 アルバムを選択し、 を押してアルバ
ムにアクセスします。
3 目的の画像を選択し、 を押して表示
します。画像の表示中に、次のいずれか
を実行できます。
− を押して削除する。
− /を押して画像を切り替え
る。
− を押して終了する。
4 ファイルを PC にエクスポートする。
1) インタフェイスカバーを開きます。
2) カメラと PC をUSB Type-A～Type-C ケ
ーブルで接続し、検知されたディスク
を開きます。
3) ファイルをコピーして PC に貼り付
け、ファイルを表示します。
4) PC からデバイスを取り外します。
注意
● 初回接続時にドライバーが自動的にイ
ンストールされます。
● ドライバーのインストール中に PC から
USB Type-A～Type-C ケーブルの接続を外
さないでください。デバイスが損傷す
る可能性があります。
4 温度測定
温度測定機能は、シーンの温度をリアルタ
イムで表示します。温度情報は画面の左上
に表示されます。.温度機能はデフォルトで
有効になっています。
4.1 測定パラメータの設定
温度測定パラメータを設定して、温度測定
の精度を向上させることができます。
ステップ
:
1 ライブビューインターフェイスで を
押して、メニューを表示します。
2 /ボタンを押して、希望のパラメ
ーターを選択します。
3 を押して設定インターフェイスに移
動します。
放射率：カスタムを有効にし、
/を押して、放射率を選択し
て、ターゲットの放射率を、熱放
射としてエネルギーを放射する有
10
効性として設定します。もしく
は、プリセットされた放射率が選
択できます。
距離：対象とデバイスの間の距離
を設定します。
単位：詳細設定 → 単位に移動し
て、温度単位を設定します。
4 を押して、保存して終了します。
4.2 測定ツールの設定
ステップ
:
1 ライブビューインターフェイスで を
押して、メニューを表示します。
2 /を押して、測定を選択します。
3 ライブビューに表示するホットスポッ
ト、コールドスポット、センタースポッ
ト、またはユーザー定義スポットを選択
します。
4 オプション: 必要に応じてユーザー定義
スポットをカスタマイズできます。
1) 測定に移動し、ユーザー定義スポット
を選択して、 を押します。
2) / / / を押してスポット
の位置を調整します。
3) トリガーを引くと設定を終了します。
5 デバイスは、ライブビューインターフェ
イスの左上にリアルタイムの温度を表示
します。
4.3 温度アラーム設定
アラームルールを設定すると、温度がルー
ルに合致した時、デバイスがアラームを発
します。
ステップ
:
1 ライブビューインターフェイスで を
押して、メニューを表示します。
2 /を押してアラームを選択しま
す。
3 を押して機能を有効にします。必要
に応じて点滅アラームまたは音声アラー
ムを有効にできます。
点滅アラーム：ターゲットの温度
がアラームしきい値を超えると、
LED ライトが点滅します。
音声による警告：目標の温度がア
ラームしきい値を超えると、デバ
イスはビープ音を鳴らします。
注意
点滅アラームを有効にすると、LED ライ
トが自動的にオフになります。
11
4 測定を選択して、アラームルール 以上
/以下）を設定します。アラームしきい
値を選択して、アラームのしきい値温度
を設定します。シーンで検出された温度
が設定済みのアラームルールに合致する
と、アラームが発生します。
5 を押して、保存して終了します。
5 詳細設定
5.1 スクリーンキャスト
本デバイスは、UVC プロトコルベースのク
ライアントソフトウェアまたはプレイヤー
による PC へのスクリーンキャストに対応し
ています。Type-C ケーブルを介してデバイ
スを PC に接続すると、デバイスのリアルタ
イムライブビューを PC にキャストできま
す。
始める前に
● 付属の USB Type-A～Type-C ケーブルで、
デバイスと PC を接続します。
● クライアントソフトウェアをダウンロー
ドして PC にインストールします。
ステップ
:
1 ライブビューインターフェイスで を
押して、詳細設定 → USB キャスト画面
に移動します。
2 を押して、機能を有効にします。
3 PC でUVC クライアントソフトウェアを
開くと、デバイスのライブビューと操作
を表示することができます。
5.2 色分布の設定
色分布を設定して、画像内の色の分布を変
更することができます。異なる色分布を使
用することで、画像を分析しやすくなりま
す。
ステップ
:
1 ライブビューインターフェイスで を
押して、詳細設定 → 色分布に移動しま
す。
2 色分布のモードを選択します。
リニア：リニアモードは、低温の
背景で小さな高温のターゲットを
検出する場合に使用します。リニ
ア色分布では、高温のターゲット
が強調され、より詳細に表示され
るため、ケーブルコネクターなど
12
の小さな高温欠陥領域を確認する
のに適しています。
ヒストグラム：ヒストグラムモー
ドは、広い領域内の温度分布の検
出に使用されます。ヒストグラム
色分布では、高温のターゲットが
強調され、領域内の低温オブジェ
クトの詳細も保持されるため、亀
裂などの小さな低温ターゲットを
発見するのに適しています。
3 を押して、保存して終了します。
5.3 ブランドロゴの設定
ブランドロゴは、画面の左下に表示される
メーカーのロゴです。
ステップ
:
1 ライブビューインターフェイスで を
押して、詳細設定 → ブランドロゴに移
動します。
2 を押して、機能を有効にします。
3 を押して、保存して終了します。
結果
ライブビューインターフェイスおよびスナ
ップショットにブランドロゴが追加されま
す。
5.4 デバイス情報を表示
ライブビューインターフェイスで を押し
て、詳細設定 → バージョン情報に移動
し、デバイス情報を表示します。
5.5 時刻と日付の設定
ライブビューインターフェイスで を押し
て、詳細設定 → 時刻と日付に移動し、時
刻と日付の情報を設定します。
5.6 言語を設定する
ライブビューインターフェイスで を押し
て、詳細設定 → 言語に移動し、メニュー
の言語を設定します。
5.7 ストレージのフォーマット
ステップ
:
1 ライブビューインターフェイスで を
押して、詳細設定 → ストレージのフォ
ーマットに移動します。
2 を押し OK を選択して、ストレージ
のフォーマットを開始します。
注意
13
初めて使用する前にストレージをフォーマ
ットしてください。
6 メンテナンス
6.1 アップグレード
始める前に
● まず、公式サイトからアップグレードパ
ッケージをダウンロードします。
● 設定 → 詳細設定 → 自動電源オフに移
動して、自動電源オフを無効にし、アップ
グレード中に自動でシャットダウンしない
ようにします。
ステップ
:
1 デバイスをお使いの PC にType-C ケーブ
ルで接続し、検知されたディスクを開き
ます。
2 アップグレードパッケージを解凍して、
アップグレードファイルを取得します。
3 アップグレードファイルをコピーして、
デバイスのルートディレクトリに配置し
ます。
4 PC からデバイスを取り外します。
5 デバイスを再起動すると、自動的にアッ
プグレードされます。アップグレードの
プロセスがメインインターフェイスに表
示されます。
注意
アップグレード後、デバイスは自動的に再
起動します。現在のバージョンは、設定 →
詳細設定 → バージョン情報で確認できま
す。
6.2 デバイスの復元
ライブビューインターフェイスで を押し
て、詳細設定 → デバイスの復元に移動
し、デバイスを初期化してデフォルト設定
を復元します。
7 付録
7.1 一般的素材の放射率リファレン
ス
素材
放射率
人間の皮膚
0.98
PCB
0.91
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