PowerEdge T710

Dell PowerEdge T710 クイックスタートガイド

  • こんにちは!Dell PowerEdge T710 サーバーの使用開始ガイドについて、ご質問にお答えします。このドキュメントには、システムのセットアップ、構成、サポートされているオペレーティングシステム、およびその他の重要な情報が含まれています。どのようなご質問でも、お気軽にお尋ねください。
  • 塔型システムの安定化はどうすればよいですか?
    サポートされているオペレーティングシステムは何ですか?
    システムの電源はどのように接続しますか?
Dell™ PowerEdge™
T710 システム
はじめに
モデル E04S
認可タイプ E04S001
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明
しています。
注意 : 手順に従わない場合は、ハードウェアの損傷やデータの損失
の可能性があることを示しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があること
を示しています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
© 2009 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc.
の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書に使用されている商標:DellDELL
ロゴ、および
PowerEdge
Dell
Inc.
の商標
です。Intel
および
Xeon は米国その他の国における
Intel Corporation
の登録商標です。
MicrosoftWindowsWindows Server
および
Hyper-V
は米国その他の国における
Microsoft Corporation の商標または登録商標です。Red Hat および Enterprise Linux は米
国その他の国における Red Hat, Inc. の登録商標です。SUSE は米国その他の国における
Novell, Inc. の登録商標です。VMware は米国その他の法域における VMware, Inc. の登録
商標です。Citrix
および
XenServer Citrix Systems, Inc. および / またはその関連子会社の
商標であり、米国特許商標局および他の国で登録されている場合があります。
商標または製品の権利を主張する事業体を表すためにその他の商標および社名が使用されて
いることがあります。
Dell Inc.
はデル以外の商標や社名に対する所有権を一切否認します。
モデル E04S
認可タイプ E04S001
2009 3 P/N R164H Rev. A00
はじめに 39
取り付けと設定
警告: 次の手順を実行する前に、システムに付属しているマニュアルの
安全にお使いいただくための注意事項をお読みください。
メモ: オプションのラック構成を使用する場合は、システムに付属して
いるマニュアルの安全にお使いいただくための注意事項とラックへの取り
付け手順に従って、レールの組み立てとラックへのシステムの取り付けを
行ってください。
タワーシステムのスタビライザ
警告: タワーシステムの底面パネルには 4 枚のスタビライザが付いてい
ます。
スタビライザを外側に伸ばせば、システムの転倒防止に役立ちます。
スタビライザーを伸ばさないと、システムが転倒して、場合によっ
てはけがやシステムの損傷を招くおそれがあります。
40 はじめに
オプションキーボード、マウス、モニターの接続
キーボード、マウス、モニター(オプション)を接続します。
システム背面のコネクタには、どのケーブルを各コネクタに接続するか
を示すアイコンがあります。モニターのケーブルコネクタにネジがある
場合は、必ず締めてください。
電源ケーブルの接続
システムの電源ケーブルをシステムに接続し、モニターを使用する場
合は、モニターの電源ケーブルをモニターに接続します。
はじめに 41
電源ケーブルの固定
システムの電源ケーブルをループ状に曲げ(図を参照)、付属のスト
ラップでケーブルを固定します。
電源ケーブルのもう一方の端をアースされた電源コンセントまたは UPS
(無停電電源装置)や配電装置(PDU)などの電源に接続します。
システムの電源投入
システムとオプションのモニター(使用している場合)の電源ボタンを
押します。電源インジケータが点灯します。
42 はじめに
OS のセットアップの完了
システムに OS がプリインストールされている場合は、システムに同梱
OS のマニュアルを参照してください。OS を初めてインストールす
る場合は、お使いの OS のインストールと設定に関するマニュアルを参
照してください。システムとは別途に購入したハードウェアやソフト
ウェアのインストールは、OS がインストール済みであることを確認し
てから行ってください。
対応 OS
Microsoft
®
Windows
®
Small Business Server 2008
Standard/Premium
x64
Edition
Microsoft Windows Small Business Server 2008 Standard/Premium
Edition With SP2
Microsoft Windows Small Business Server 2003 R2
Standard/Premium Edition
32
ビット
x86
Microsoft Windows Server
®
2008 Standard/Enterprise Edition
32
ビット
x86
Microsoft Windows Server 2008 Standard/Enterprise/Datacenter
x64
Edition
Microsoft Windows Server 2008 Standard/Enterprise/Datacenter
Edition With SP2
Microsoft Windows Essential Business Server 2008
Standard/Premium Edition With SP2
Microsoft Windows Server 2003 Standard/Enterprise
32
ビット
x86
Edition With SP2
Microsoft Windows Server 2003 Standard/Enterprise
x64
Edition
SP1
以降)
Microsoft Windows Server 2003 R2 Standard/Enterprise
32
ビット
x86
Edition With SP2
Microsoft Windows Server 2003 R2
Standard/Enterprise/Datacenter
x64
Edition
SP1
以降)
Red Hat
®
Enterprise Linux
®
AS/ES
(バージョン
4
x86
Red Hat Enterprise Linux AS/ES
(バージョン
4
x86_64
はじめに 43
Red Hat Enterprise Linux Server 5
x86
Red Hat Enterprise Linux Server 5
x86_64
SUSE
®
Linux Enterprise Server 10 SP2
x86_64
SUSE Linux Enterprise Server 11
x86_64
VMware
®
ESX
バージョン
3.5
アップデート
4
VMware ESX
バージョン
4.0
VMware ESXi
バージョン
3.5
アップデート
x
(組み込み)
VMware ESXi
バージョン
4.0
(組み込み)
Citrix
®
XenServer™ Enterprise Edition 5.
x
(組み込み)
Microsoft Hyper-V™
メモ: サポートされている OS の最新情報については、
www.dell.com を参照してください。
その他の情報
警告: システムに付属のマニュアルで安全および認可機関に関する情報
を参照してください。保証情報については、このマニュアルに含まれてい
る場合と、別のマニュアルが付属する場合があります。
ラックソリューションに付属のマニュアルでは、システムをラック
に取り付ける方法について説明しています。
『ハードウェアオーナーズマニュアル』では、システムの機能、トラ
ブルシューティングの方法、およびコンポーネントの取り付け方や交
換方法について説明しています。このマニュアルは
support.dell.com
からオンラインで入手できます。
システムに付属のメディアには、
OS
、システム管理ソフトウェア、
システムアップデート、およびシステムと同時に購入したシステム
コンポーネントに関するものを含め、システムの設定と管理用のマ
ニュアルとツールが収録されています。
メモ: アップデートには他の文書の内容を差し替える情報が含まれ
ている場合がよくありますので、support.dell.com でアップデートがな
いかを常に確認し、初めにお読みください。
44 はじめに
テクニカルサポートの利用法
本書の手順が理解できない場合やシステムが思ったとおりに動作しない
場合は、『ハードウェアオーナーズマニュアル』を参照してください。
デルでは広範囲にわたるハードウェアのトレーニングと資格認証を実施
しています。 詳細については、www.dell.com/training を参照してく
ださい。このサービスが提供されていない地域もあります。
仕様
プロセッサ
プロセッサの種類 Intel
®
Xeon
®
プロセッサ 5500 シリーズ
拡張バス
バスの種類
PCI Express Gen 2
拡張スロット スロット 0: PCIe x8 ストレージ
スロット 1: PCIe x4
スロット 2: PCIe x16
スロット 3: PCIe x8
スロット 4: PCIe x8
スロット 5: PCIe x8
スロット 6: PCIe x8
メモ: アドインカードには最大 110 W が割り
当てられます。どのスロットも 25 W までサ
ポートしていますが、同時に取り付けること
ができる最大構成は、取り付けるスロットに
関係なく、25 W カード 2 枚と 15 W カー
4 枚です。
メモリ
アーキテクチャ 800 MHz1066 MHz または 1333 MHz
DDR3 レジスタまたはバッファなし
ECC DIMM
メモリモジュールソケット 240 ピンソケット 18
はじめに 45
メモリモジュールの容量 1 GB2 GB4 GB8 GB または 16 GB
(利用可能時)
最小 RAM
1 GB
最大 RAM
144 GB
ドライブ
ハードドライブ ホットスワップ対応の 2.5 インチ
SAS/SATA/SSD 内蔵ドライブ 16 台まで、
またはホットスワップ対応の 3.5 インチ
SAS/SATA/SSD 内蔵ドライブ 8 台まで
メモ: SSD 3.5 インチドライブとして使用
する場合は、2.5 インチの SSD とインサートを
3.5 インチのキャリアに挿入します。
ディスケットドライブ オプションの USB 1.44 MB 外付けドライブ
オプティカルドライブ オプションの
外付け USB DVD-ROM内蔵
DVD-ROMSATA
、または DVD+RW
SATA
の計 2 台まで
メモ: DVD デバイスはデータ専用。
テープドライブ 5.25 インチハーフハイトテープバックアップ
デバイス
コネクタ
背面
NIC
RJ-45(内蔵 1 GB NIC 用) 4
シリアル
16550 互換 9 ピン DTE
USB
4 ピン USB 2.0 対応コネクタ 6
ビデオ
15 ピン VGA
前面
USB
4 ピン USB 2.0 対応コネクタ 2
メモリ (続き)
46 はじめに
内蔵
USB
4 ピン USB 2.0 対応コネクタ 1
内蔵
SD
モジュール
内蔵 SD モジュールにオプションのフラッ
シュメモリカードスロット 1
ビデオ
ビデオの種類 Matrox G200eW ビデオコントローラ、
VGA コネクタ
ビデオメモリ
8 MB
電源
AC 電源ユニット(各電源ユニットにつき)
ワット数
1100 W
電圧
100 240 VAC50/60 Hz8.0 4.0 A
熱消費
最大 1026 BTU/
最大流入電流
通常のラインコンディションのもと、システ
ムの動作環境全範囲で、電源ユニット 1 台に
付き 10 ミリ秒以下で 25 A の入電量を許容で
きます。
バッテリー
システムバッテリー
3.0 V コイン型リチウムバッテリー CR 2032
RAID
バッテリー
(オプション)
3.7 V リチウムイオンバッテリーパック
サイズと重量
縦幅
21.8 cm
横幅
43.1 cm
奥行き
69.7 cm
重量(最大構成)
35.3 kg
重量(空の状態)
26.7 kg
コネクタ (続き)
はじめに 47
環境
メモ: 特定のシステム構成でのその他の環境条件の詳細については、
www.dell.com/environmental_datasheets を参照してください。
温度
動作時
1 時間当たり最大 10°C の温度変化で
10 35°C
メモ: 高度が 900 m を超えると、動作時の許
容最大温度は、168 m ごとに 1 °F ずつ低下し
ます。
保管時
1 時間当たり最大 20°C の温度変化で
-40 65°C
相対湿度
動作時
1 時間当たり最大 10 パーセントの湿度変化で
8 85 パーセント(結露しないこと)
保管時
5 95 パーセント(結露しないこと)
最大耐久震度
動作時
15 分間にわたり 3 200 Hz 0.25 G
保管時
15 分間にわたり 3 200 Hz 0.5 G
最大耐久衝撃
動作時
z 軸の正方向に 2.6 ミリ秒で 31 G 1 衝撃パ
ルス(システムの各面に対して 1 パルス)
保管時
xyz 軸の正および負方向に 6 連続衝撃パ
ルス(システムの各面に対して 1 パルス)
2 ミリ秒以下で 71 G
高度
動作時
–16 3,048 m
メモ: 高度が 900 m を超えると、動作時の許
容最大温度は、168 m ごとに 1 °F ずつ低下し
ます。
保管時
–16 10,600 m
空気汚染物質レベル
クラス
G2 またはそれ未満(ISA-S71.04-1985 の定義
による)
/