STIHL KG550, KG 550, KG 770 ユーザーガイド

  • STIHL KG 550とKG 770屋外清掃機の取扱説明書の内容を読みました。この清掃機の機能、使用方法、メンテナンス方法などについて質問があれば、お気軽にご相談ください。安全な使用方法を理解し、清掃作業を効率的に行うための情報を提供します。
  • KG 550とKG 770の違いは何ですか?
    清掃機を安全に使用する方法は?
    清掃機のメンテナンスはどうすればいいですか?
元の取扱説明書無塩素漂白紙使用
印刷インクには植物油が使用され、紙はリサイクル可能です。
© ANDREAS STIHL AG & Co. KG, 2013
0458-767-9921-C. VA0.F13.
0000006207_003_J
KG 550, KG 770
日本語
243
{
この取扱説明書は、著作権によって保護されています。全権留保。特に複製、翻訳および電子システムを使用した処理に対
して保護されています。
目次
お客様各位
この度は STIHL 社の製品をお買上げい
ただきまして誠に有難うございます。
この製品は、最新の製造技術と入念な
品質保証処置を施して製造されまし
た。 私共は、お客様がこの製品を支障
なく使用され、その性能に満足してい
ただくために最善の努力を尽くす所存
でおります。
ご使用の製品に関して御質問がおあり
の際は、お買上げの販売店あるいは直
接当社カスタマー サービスにお問い合
わせください。
敬具
ニコラス・スチール博士
はじめに 244
使用上の注意および作業方法 244
運転準備 247
機械の運搬 248
操作 250
作業後 250
機械の保管 251
ユーザーによる点検と保守 252
整備表 254
磨耗の低減と損傷の回避 255
主要構成部品 256
技術仕様 257
トラブルシューティング 258
整備と修理 259
廃棄 259
品質証明書 259
KG 550, KG 770
日本語
244
シンボル マークについて
マシンに表示されているシンボルマー
クは、本取扱説明書で説明されていま
す。
段落の前に付いたシンボルや数字
警告
人に及ぼす事故やケガ、更に重大な物
的損傷に対する警告。
注記
本機本体あるいは構成部位の損傷に対
する警告。
技術改良
当社の信条として、常に自社製品の改
良を心がけております。この理由か
ら、製品の設計、技術、外観が定期的
に改良される場合があります。
そして、変更、修正、改良の種類によ
っては、本取扱説明書に記載されてい
ない場合があります。
使用に関する注意事項
このスイーパーは、道路粉塵、落ち
葉、草、紙および他の同種の物体を平
坦かつ硬い地面から清掃するために設
計されています。
健康に有害な物質を清掃しないでくだ
さい。
このパワーツールは、液体の清掃には
適していません。
爆発性のある粉塵、液体、酸や溶剤を
清掃しないでください。
爆発の可能性のある環境では、パワー
ツールを使用しないでください。
パワーツールを輸送手段として使用し
ないでください。
パワーツールは、これ以外の目的には
使用しないでください。事故の発生や
パワーツール本体の損傷の危険が増大
します。 製品にはいかなる改造も加え
ないでください。事故や製品の損傷の
原因となる恐れがあります。
基本的な注意事項
現地の安全規制、基準、条例を遵守し
てください。
騒音を発するパワーツールの使用が、
国や地域の規則によって規制されてい
る場合があります。
このモデルで初めて仕事をする人は:
サービス店またはその他の専門家に、
適切で安全な操作方法を指導してもら
ってください。
未成年者は本製品を使用しないでくだ
さい。
作業場所に見物人、特に子供や動物を
近づけないでください。
他者およびその所有物に対して生じた
事故または危険に関しては、その一切
の責任をユーザーが負います。
本機を貸したり譲渡したりする場合
は、取扱説明書を一緒に手渡してくだ
さい。 本機の使用者が取扱説明書の記
載事項に精通していることを確認しま
す。
パワーツールで作業する人は、十分に
休息をとり、身体的・精神的に健康で
なければなりません。
激しい労働に耐えられない体調の方
は、パワーツールの使用前にかかりつ
けの医師に相談してください。
はじめに 使用上の注意および作業方
このパワーツールを使用
する時は、安全に関する
注意事項を守ってくださ
い。
初めて使用するときは取
扱説明書をよく読んで理
解し、必要なときに見ら
れるよう安全な場所に確
実に保管してください。
取扱説明書を順守しない
と生命を脅かすようなケ
ガを負いやすくなりま
す。
KG 550, KG 770
日本語
245
アルコールや薬品などを服用した状態
では、パワーツールを使用しないでく
ださい。視力が低下し、動作や判断が
鈍くなる可能性があります。
衣服と装備
靴底が滑らず、頑強な作りの靴を履い
てください。
STIHL では、作業者の防護のために各
種の作業服や装備をご用意していま
す。
パワーツール
人身への傷害の危険性を増加させるこ
とがあるので、いかなる方法でもパワ
ーツールを改造しようとしないでくだ
さい。 承認されていないアタッチメン
トを使用した際の人的傷害および物的
損害に対しては当社は一切保証を行い
ません。
機械の運搬
本取扱説明書の関連項目を参照してく
ださい:
コンテナのハンドルでパワーツールを
運搬しないでください。
乗り物で運搬する時: 機械が倒れた
り、滑ったり、損傷したりしないよ
う、適切に固定してください。
パワーツールの掃除
必ずパワーツールから、汚れや泥を取
り除いてください - これには、グリー
ス溶剤を使わないでください。
プラスチック表面は、湿らせた布で掃
除します。 浸食性の洗剤を使用しない
でください。 プラスチックを傷める可
能性があります。
サイド ブルームやローラー ブラシ * (*
KG 770 のみ ) を清掃するときは、尖っ
た物体で手を切ることがないように、
丈夫な作業手袋を着用してください。
本機の清掃に高圧洗浄機を使用しない
でください。 強力な水の噴流が、本機
の部品を損傷する恐れがあります。
水をパワーツールに吹き付けないでく
ださい。
サイド ブルームやローラー ブラシ * (*
KG 770 のみ ) を圧縮空気で清掃しない
でください。 強力なエアー ジェットで
毛ブラシを損傷することがあります。
パワーツールの保管
パワーツールを使用しない時は、他人
に危険が及ばないように、スイッチを
切ってください。 無断で使用されない
ように、安全に保管してください。
パワーツールやプッシュハンドルが倒
れないように固定してください。
ケガの危険を低減するため、プッシュ
ハンドルのヒンジ部分に手を入れない
でください - プッシュハンドルが意図
せずして倒れた場合に、身体の一部が
ハンドルとハウジングの間に挟まって
しまう可能性があります。
機械を安全な乾いた場所に保管してく
ださい。
アクセサリーおよびスペア パーツ
当社が本スイーパーへの使用を明確に
承認した、または同等の仕様に基づい
た部品およびアクセサリーだけを使用
してください。 これに関して不明な点
がある場合は、STIHL サービス店へお
問い合わせください。 高品質の部品お
よびアクセサリーのみを使用して、事
故および本機の損傷を回避してくださ
い。
当社では STIHL 純正交換部品のご使用
をお勧めします。 これらは、お客様の
製品およびご使用になる性能要件に合
わせて、特別に設計されています。
運転に関する注意事項
始動前
構成部品のどれかが損傷している場
合、パワーツールを使用しないでくだ
さい。
パワーツールが正しく組み立てられ、
良好な状態になっているかチェックし
ます - 本取扱説明書の関連項目を参照
してください。
パワーツールを安全に操作するた
め、ハンドルは乾いた清潔な (
イルや汚れのない ) 状態に保ちま
す。
プッシュハンドルがしっかりと取
り付けられていることを確認しま
す。
ハウジングの状態を確認します。
コンテナの状態および安全状態を
確認します。
サイド ブルームやローラー ブラシ
* (* KG 770 のみ ) に物体が挟まっ
たり、泥が詰まっていないかを確
認します - 毛ブラシは自由に動く
必要があります。
清掃圧力設定を確認し、必要に応
じて、清掃する表面に合わせて設
定を行います。
操作部と安全装置に改造を加えな
いでください。
KG 550, KG 770
日本語
246
事故およびケガの危険を低減するた
、正しく取り付けられていない機械
や良好な状態でない機械は使用しない
でください。
作業中
サイド ブルームやローラー ブラシ * (*
KG 770 のみ ) が動かなくなった場合
は、作業を止め、妨害物を除去してく
ださい。 尖った物体で手を切ることが
ないようにするため、丈夫な作業手袋
を着用してください。
回転している毛ブラシには絶対に触ら
ないでください - ケガの危険がありま
作業中に、棚や足場などにぶつけない
ようにしてください。物体がひっくり
返ったり、上から物体が落ちてくる危
険があります。
降雨の中で機械を屋外に放置しないで
ください。
コンテナを取り付けずにパワーツール
を使用することはしないでください。
滑りやすい場所、傾斜のある場所、ま
たは凸凹のある地面では特に注意して
ください。
事故が発生しやすくなりますので、
労が蓄積しないように、適切な時期に
休息をとってください。
塵埃の発生量が非常に多い場合、防塵
マスクを必ず着用してください。
作動動作に目立った変化が認められる
場合 ( 振動が大きくなる、動きが鈍く
なるなど ) は、作業を停止し、問題の
原因を是正してください。
パワーツールに強い衝撃が加わったり
落下するなど、設計強度を越える異常
な負荷がかかった場合は、作業を続け
る前にパワーツールが良好な状態にあ
ることを必ず確認してください ( 「使
用前」を参照 )。 安全装置が支障なく作
動することを確認します。 お使いのパ
ワーツールに損傷がある場合は、作業
を続けないでください。 はっきりしな
い場合は、サービス店に点検を依頼し
てください。
タバコ、灰やマッチなど、燃焼してい
る物体や赤熱している物体を清掃しな
いでください - 火災の危険があります
作業後
使用後は必ずコンテナを空にします。
コンテナを空にするときは、丈夫な作
業手袋を着用して、割れたガラス、金
属または他の尖った物体でケガをしな
いようにします。
可能な限り、屋外でコンテナを空にし
ます。
作業方法
パワーツールの保持と操作
本パワーツールは、一人で操作するよ
うに設計されています。 作業場所に第
三者が入らないようにしてください。
必ず両手でしっかりと押しハンドルを
保持してください。
パワーツールを前方に押し、状況に合
わせて速度を調整します。
2、3 cm の小さな段差を上るときは、
押しハンドルをわずかに押し下げま
す。
清掃性能が低下した場合、コンテナが
いっぱいになっていないか点検し、サ
イド ブルームやローラー ブラシ * (*
KG 770 のみ ) に物体が挟まったり、摩
耗していないかを点検します。
コンテナの堆積物のレベル
清掃しているときに粉塵や土が横から
出てくるようになったら、コンテナは
いっぱいになっています。
短い時間作業を継続するには、スイー
パーの前方を持ち上げて、粉塵をコン
テナの後方に動かします。 これによ
り、コンテナの容量いっぱいまで使用
できるようになります。
9932BA001 KN
KG 550, KG 770
日本語
247
砂利、落ちた切れ端などの重い物体を
清掃するとき、スイーパーの重心が後
方に動いてしまうことがあります。
うなると、サイド ブルームが表面から
持ち上がってしまい、清掃の効率が低
下してしまいます。
整備と修理
本機は定期的に整備する必要がありま
す。取扱説明書に書かれている整備や
修理だけを行ってください。その他す
べての作業は、販売店に依頼してくだ
さい。
当社では、整備や修理を STIHL 認定サ
ービス店だけに依頼されることをお勧
めします。STIHL 販売店では定期的に
トレーニングを受け、適切な技術情報
の提供を受けています。
高品質のスペアパーツのみを使用しま
す。そうしないと、事故や本機の損傷
の恐れがあります。不明な場合は、サ
ービス店にお問い合わせください。
STIHL 純正スペアパーツのみをご使用
いただくように、お勧めします。これ
らの部品は、本機に対しても、利用者
のご要望に対しても、最適化されてい
ます。
本機にいかなる改造も加えないでくだ
さい - 非常に危険な場合があります -
故の危険性があります!
円形ブラシやスイーパー ローラー * (*
KG 770 のみ ) を交換するときは、尖っ
た物体で手を切ることがないように、
丈夫な作業手袋を着用してください。
初めて使用する前に、プッシュバーを
機械に取り付けます。
KG 550
N パイプ (1) とプッシュバー (2) をつ
なぎます - 戻り止めスプリング (3)
がかみ合う必要があります
N プッシュバーをロック ナット (4)
を使用して固定します
KG 770
使用者の身長に合わせて、プッシュバ
ーを 2 段階で高さを変更することがで
きます。
N ホルダー (1) を上に動かします。
N プッシュバー (2) を同時に両方のホ
ルダー (1) に押し込みます - 戻り止
めスプリング (3) がかみ合う必要が
あります
運転準備
3
1
1
9932BA002 KN
2
4
9932BA003 KN
4
9933BA002 KN
9932BA004 KN
1
2
3
1
2
3
KG 550, KG 770
日本語
248
機械の運搬
N プッシュバー (1) を前方に折り畳み
ます
N ハンドル (2) で機械をつかみ、垂直
に立てます
N ハンドルを持って機械を運びます -
円形ブラシを身体から離してくだ
さい
車両
機械を位置合わせして、円形ブラシの
毛ブラシが曲がらないようにします。
曲がった毛ブラシは、元に戻らなくな
ることがあります。
曲がった毛ブラシは、ヘアドライヤー
で加熱して真っ直ぐにすることができ
ます - 「ユーザーによる点検と保守」
を参照してください。
固定ストラップを使用して、機械が滑
らないよう固定します。
N スイーパーのコンテナと機械ハウ
ジングの間に固定ストラップを通
します。締め付け過ぎて機械を損
傷することがないようにしてくだ
さい
プッシュバーを機械から取り外して、
車両で運べるようにコンパクトにする
ことができます。
KG 550 - プッシュバー
取り外し
N ロック ナットを外し、プッシュバ
ーをスイーパーから取り外します
取り付け
「機械の組み立て」を参照してくださ
機械の運搬
1
1
KG 770
9932BA005 KN
2
2
KG 550
9932BA006 KN
KG 550
KG 770
9933BA026 KN
9932BA007 KN
KG 550, KG 770
日本語
249
KG 770 - プッシュバー
取り外し
N 機械の前に立ちます - プッシュバ
ーを地面に対して 45° の角度にし
ます ( ホルダーの上部のハウジン
グに付いている矢印に合わせます )
N 両方のホルダーをわずかに押し外
し、同時に両方の機械のマウント
を外します
取り付け
N プッシュバーの間に立ち、両方の
ホルダーを手で保持します
N ホルダーをわずかに押し外します
N 同時にホルダーを機械の両方のマ
ウントに押し込みます - ホルダー
のペグがマウントの溝にかみ合い
ます
N プッシュバーを下に傾けます - ホ
ルダーがマウントにロックされ、
機械にしっかりと接続されます
9932BA020 KN
9932BA021 KN
9932BA015 KN
KG 550, KG 770
日本語
250
円形ブラシの高さの調整
高さ調整を使用して、円形ブラシと清
掃表面の距離の調整を行います。
N ノブを左右に回して、適切なレベ
ルになるようにします:
円形ブラシの毛ブラシは、わずかに地
面に接触する程度にする必要がありま
す。 表面への圧力が高すぎると、適切
な清掃結果が得られず、摩耗を早める
だけです。
側面のガイド ローラー
側面のガイド ローラーにより、機械を
エッジ ( 壁や縁石など ) に合わせてガイ
ドしやすくなります。
KG 770 - ダウンホルダー
エッジ周辺 ( 壁や縁石周辺 ) を清掃する
とき、ダウンホルダーを押し下げて、
毛ブラシを地面に近づけます。
N ダウンホルダー ハンドルを押し下
げます
KG 550
N プッシュバーを前方に折り畳みま
N スイーパー コンテナのハンドルを
引き上げます
N スイーパー コンテナを外し、空に
します
操作
レベル 用途
1 - 2 平坦な表面
3 - 4 湿った落ち葉、砂、不均一
な表面 ( 例、小石打ち込み
仕上げのコンクリート )
5 - 8 毛ブラシの磨耗度に応じた
再調整
9932BA008 KN
KG 550
KG 770
9932BA009 KN
KG 550
KG 770
9933BA013 KN
作業後
9932BA010 KN
9932BA011 KN
KG 550, KG 770
日本語
251
スイーパー コンテナを取り付けます
N 機械をわずかに持ち上げます
N スイーパー コンテナを機械に取り
付けます - スイーパー コンテナの
溝を機械のマウントに取り付けま
N スイーパー コンテナのハンドルを
ロックします
KG 770
N プッシュバーを前方に折り畳みま
N スイーパー コンテナのハンドルを
引き上げます
N スイーパー コンテナを外し、空に
します
スイーパー コンテナを取り付けます
N スイーパー コンテナを機械に取り
付けます - スイーパー コンテナの
溝を機械のマウントに取り付けま
N スイーパー コンテナのハンドルを
ロックします
N 機械を丁寧に掃除します
N 機械を安全な乾いた場所に保管し
てください。承認されていない人 (
たとえば子ども ) が使用しないよ
うに、保護します
機械を位置合わせして、円形ブラシの
毛ブラシがねじれたり曲がったりしな
いようにします。ねじれたり曲がった
りした毛ブラシは、元に戻らなくなる
ことがあります。曲がった毛ブラシ
は、ヘアドライヤーで加熱して真っ直
ぐにすることができます - 「ユーザー
による点検と保守」を参照してくださ
い。
KG 770 - 機械の保管
機械を立てた状態にして、コンパクト
に保管することができます。
機械が倒れたり、固定されていないプ
ッシュバーが開いたりすることがない
よう固定します。
9932BA012 KN
9932BA015 KN
9932BA013 KN
9932BA014 KN
9933BA018 KN
機械の保管
KG 550, KG 770
日本語
252
N プッシュバーを前方に折り畳みま
N 機械を直立位置にして配置します
曲がった毛ブラシを真っ直ぐにする
曲がった毛ブラシは、加熱することで
真っ直ぐにすることができます。
N 温風送風機 ( 例、ヘアドライヤー )
を使用して毛ブラシを加熱し真っ
直ぐにします
熱風送風機や裸火やバーナーは使用し
ないでください。温度が高すぎると、
毛ブラシをひどく損傷してしまうこと
があります。
ギアヘッドの潤滑
自由な動きを確保し、摩耗を減らすた
め、ギアヘッドは定期的に潤滑される
必要があります。
STIHL が提供しているシリコン スプレ
ーのみを使用してください。他の潤滑
剤を使用すると、ギアヘッドの動作に
悪影響を与えることがあります。
N 機械を直立位置にして配置します
KG 550
N STIHL シリコン スプレーをギアヘ
ッドに慎重に吹き付けます
KG 770
N ホイール ハウジングの開口部から
ギアヘッドに STIHL シリコン スプ
レーを少し吹き付けます
KG 770 - エアー フィルターの掃除
N スイーパー コンテナを取り外しま
9932BA015 KN
9933BA020 KN
ユーザーによる点検と保守
9933BA023 KN
9932BA017 KN
9933BA022 KN
KG 550, KG 770
日本語
253
N 両方のフィルター エレメントをガ
イドから引き出します
N フォーム インサートをフィルター
エレメントから取り外します
N フォーム インサートを水で洗浄
し、乾燥させてから、フィルター
エレメントに挿入し直します
N フィルター エレメントを機械に挿
入し直します
9932BA018 KN
KG 550, KG 770
日本語
254
整備表
次の整備周期は通常の作業条件を対象としています。毎日の作業時間が通常より
も長い場合、あるいは作業条件が悪い場合 (非常に埃の多い場所など) は、それ
に応じて、表に示された間隔よりも短くしてください。
始動前
作業終了後または毎日
毎週
毎月
毎年
故障の場合
損傷の場合
必要な場合
機械本体
目視検査 ( 状態 ) X
掃除 X
エアー フィルター
2)
掃除 X
交換 X
円形ブラシとスイーパー ローラー
2)
目視検査 ( 状態 ) XX
掃除 X
交換は STIHL サービス店に依頼してく
ださい
1)
X
ギアボックス 潤滑 X
安全情報ラベル 交換 X
1)
STIHL では、STIHL サービス店をお勧めします
2)
KG 770 のみ
KG 550, KG 770
日本語
255
本取扱説明書の仕様を遵守して使用す
ると、本機への過度の磨耗や損傷が回
避されます。
本機の使用、整備および保管は、本取
扱説明書の記述に従って入念に行って
ください。
安全に関する注意事項、取扱説明書の
記述内容および警告事項に従わないこ
とに起因するすべての損傷について
は、使用者が責任を負います。これに
は、特に以下が適用されます:
STIHL が承認していない製品の改
STIHL が承認していない取り付け
部品の使用
使用目的に合わない方法での本機
の使用
損傷したコンポーネントを装備し
たままで機械を使用したことから
生じる派生的損傷
整備作業
「整備と保守」に記載されているすべ
ての作業を、定期的に実行する必要が
あります。使用者がこれらの整備作業
を自身で実行しない場合、それらの作
業は承認された STIHL サービス店に依
頼する必要があります。
これらの作業を実行しなかった場合、
結果として損傷が発生することがあ
り、これには使用者が責任を負いま
す。
特に、これには以下が含まれます。
保守作業をスケジュールどおりに
行わなかった、作業精度が十分で
なかったために発生した機械の損
不適切な保管に起因する腐食損傷
およびその他の派生的損傷
非 STIHL 純正スペア パーツを使用
したことに起因する損傷およびそ
の派生的損傷
非 STIHL 承認サービス店での保守
や修理作業に起因する損傷
磨耗部品
この機械の部品によっては、規定通り
に使用しても通常の磨耗は避けられま
せん。これらの部品は、使用の種類や
期間に合わせて適時に交換してくださ
い。摩耗する部品には、次のものが含
まれます:
円形ブラシ
スイーパー ローラー (KG 770 のみ)
磨耗の低減と損傷の回避
KG 550, KG 770
日本語
256
1 プッシュバー
2 スイーパー コンテナ
3 スイーパー コンテナのハンドル
4 エアー フィルター (KG 770 のみ )
5 スイーパー ローラー (KG 770 のみ
)
6 高さ調整
7 ハンドル
8 円形ブラシ
9 側面のガイド ローラー
10 ダウンホルダー
# 機械番号
主要構成部品
9
#
3
7
6
3
9932BA019 KN
1
2
8
9
10
1
2
6
7
8
9
4
5
#
KG 550, KG 770
日本語
257
KG 550
KG 770
REACH
REACH は EC の規定で、化学物質
(CHemical substances) の登録
(Registration)、評価 (Evaluation)、認可
(Authorisation)、規制を意味します。
REACH 規定 (EC) No. 1907/2006 の遵
守の詳細については
www.stihl.com/reach をご覧ください。
技術仕様
論理清掃性能 1600 m
2
/h
スイーパー コンテナ容
量25 l
重量 6 kg
寸法
プッシュバー ( 垂直 )
長さ 580 mm
550 mm
高さ 1150 mm
プッシュバー ( 運転位置 )
長さ 860 mm
550 mm
高さ 950 mm
論理清掃性能 2900 m
2
/h
スイーパー コンテナ容
量50 l
重量 13 kg
寸法
プッシュバー ( 垂直 )
長さ 800 mm
800 mm
高さ 1270 mm
プッシュバー ( 運転位置 )
長さ 1050 mm
800 mm
高さ 1050 mm
KG 550, KG 770
日本語
258
トラブルシューティング
機械に何らかの作業を始める前に、必ずバッテリーを取り外します。
トラブル 原因 処置
機械が押しにくい
円形ブラシやスイーパー ローラーが動
かなくなっている
妨害物を除去します
高さ調整の設定が低すぎる - 円形ブラ
シの表面圧力が高すぎる
清掃表面からの高さを調整します
ギア コンポーネントが固着している ギア コンポーネントに STIHL シリコン
スプレーを吹き付けます
KG 550, KG 770
日本語
259
本機を使用する方が実施できる保守お
よび整備作業は、本取扱説明書に記述
されていることだけです。それ以外の
修理はすべてサービス店に依頼してく
ださい。
当社では整備や修理を、認定を受けた
スチール サービス店のみに依頼される
ことをお勧めします。スチール サービ
ス店には定期的にトレーニングを受け
る機会が与えられ、必要な技術情報の
提供を受けています。
修理時には、当社が本機への使用を承
認した、または技術的に同等な交換部
品だけをご使用ください。高品質の交
換部品のみを使用して、事故および本
機の損傷を回避してください。
当社ではスチール オリジナルの交換部
品のご使用をお勧めします。
スチール純正部品には、スチール部品
番号、 { ロゴマークおよびス
チール部品シンボル マーク K が刻印
されています。( 小さな部品では、シン
ボルマークだけが刻印されているもの
もあります。)
国別の廃棄の規則および規制を順守し
てください。
スチール製品は、家庭用ごみ入れに廃
棄しないでください。 製品、アクセサ
リー、包装は、環境に配慮してリサイ
クルを行うため、認可された廃棄場に
持ち込んでください。
廃棄物処理の最新情報については、ス
チール サービス店へお問い合わせくだ
さい。
スチールの全製品は、最高の品質要求
規準に適合しています。
スチール社の全製品は、製品の開発、
素材の購入、製造、組立て、文書管
理、顧客サービスにおいて、品質管理
システム ISO 9001 の厳しい要求に適合
していることを、独立した機関が証明
しました。
整備と修理 廃棄
000BA073 KN
品質証明書
000BA025 LÄ
/