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vRealize Operations Manager 用 OpenManage
Management Pack バージョン 1.0 インストール ガイ
ド
December 2020
Rev. A00
メモ、注意、警告
メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
© 2017～2020 年 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.（不許複製・禁無断転載）Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその
子会社の商標です。その他の商標は、それぞれの所有者の商標である場合があります。
章 1: はじめに..................................................................................................................................4
前提条件.................................................................................................................................................................................4
章 2: OMIVV での拡張モニタリングの設定.......................................................................................... 5
章 3: インストールまたはアップグレード............................................................................................ 6
OMIVV インスタンスの追加..............................................................................................................................................6
OMIVV インスタンスの削除.............................................................................................................................................. 7
章 4: トラブルシューティング............................................................................................................9
目次
目次 3
はじめに
vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack を使用すると、VMware vCenter 用 OpenManage Integration
（OMIVV）4.0 以降で管理される Dell EMC PowerEdge サーバーおよびシャーシの正常性状態を監視し、重要なメトリックを分析でき
ます。
トピック：
• 前提条件
前提条件
以下は、vRealize Operations Manager 用の OpenManage Management Pack をインストールするための要件です。
● VMware vCenter 用 Dell EMC OpenManage Integration および vRealize Operation の互換性のあるバージョンが必要です（互換性マ
トリックスの表を参照）。
● Dell EMC ホストを管理するための OMIVV ライセンスを持っていることを確認します。OMIVV ライセンスについては、
『VMware vCenter
用
Dell EMC OpenManage Integration
クイック
インスト
ー
ル
ガイド（
vSphere Web Client
用）
』を参照してくだ
さい。
● OMIVV の展開モードを中、大、特大のいずれかに設定することをお勧めします。
● 500 台を超えるサーバーを管理している場合は、vROPS の構成を［特大］に設定します。
メモ: OMIVV で多数のサーバー（>100）を管理している場合、vROPS の［収集間隔］（分単位）の設定値は 45 にすること
をお勧めします。
● OMMP を使用して管理するために、ホストがホスト資格情報プロファイルに含まれ、シャーシが Dell EMC OMIVV のシャーシ資
格情報プロファイルに含まれていることを確認します。
● OMIVV で 1000 台を超える PowerEdge サーバーを管理する場合、vROPS クラスター環境を用意することをお勧めします。構成
の詳細については、vROPS のサイズ設定に関するガイドラインを参照してください。
1
4 はじめに
OMIVV での拡張モニタリングの設定
メモ: OpenManage Management Pack は、vRealize Operations Manager
のサイズ設定に
関
するガイドライン
に従い、単一の
vROPS インスタンスに対して複数の OMIVV アダプター インスタンスをサポートします。
vRealize Operations（vROPS）を使用して VMware vCenter 用 Dell EMC OpenManage Integration（OMIVV）を設定するには、OMIVV
で拡張モニタリングを有効にします。
拡張モニタリングのサポートを有効にするには、次の手順を実行します。
1. OMIVV 管理コンソールを起動します。コンソールを起動するには、Web ブラウザーで https:\\<Appliance IP>または
<Appliance Hostname>を開きます。
2. パスワードを［ログイン］ボックスに入力します。
3. 左ペインで、アプライアンス管理をクリックして、拡張モニタリングセクションまでスクロールダウンします。
4. 拡張モニタリング セクションで、編集 をクリックし、次に 有効 または 無効 をクリックして拡張モニタリングのサポートを有
効または無効にします。拡張モニタリングのサポートはデフォルトで無効に設定されています。
5. vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack（OMMP）で SNMP アラートをサポートする場合、SNMP トラッ
プ モニタリングを有効にします。このトラップにより、ユーザーはサーバーやシャーシの正常性状態をリアルタイムでモニタリ
ングできるようになります。
2
OMIVV での拡張モニタリングの設定 5
インストールまたはアップグレード
vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack v2.1 のインストール、またはそのバージョンへのアップグレードを実
行するには、次の手順に従います。
1. Dell.com/support にアクセスします。
2. vRealize Operations Manager v2.1 をダウンロードするには、次の 2 つの方法があります。
a. Dell EMC ソフトウェア仮想化ソリューションのサービス タグを入力して、検索を選択します。
● 該当するモデルを選択します。
● サーバーのサポート ページで、［ドライバーおよびダウンロード］を選択します。
● ［オペレーティング システム］のリストから、適切なバージョンの VMware ESXi を選択します。
● ［カテゴリー］リストから［システム管理］を選択します。vRealize Operations Manager v2.1 の対応バージョンが表示され
ます。
● ［ダウンロード］をクリックするか、チェックボックスをオンにしてソフトウェアをダウンロード リストに追加します。
b. ［すべての製品の参照］ > ［ソフトウェア］ > ［仮想化ソリューション］を選択します。
メモ: 前述のパスに移動すると、ユーザーはリストから直接 vRealize Operations Manager v2.1 を選択できます。
3. vRealize Operations Manager v2.1 のアップグレードまたはインストールを行うには
a. vRealize Operations Manager コンソールを https://<IP または Hostname または FQDN> として開きます。
b. vRealize Operations Manager の上部ペインで、［管理］ > ［ソリューション］ > ［リポジトリー］の順にクリックします。
c. ［追加/アップグレード］をクリックします。
d. .pak ファイルの場所に移動するには、［参照］をクリックします。
e. OpenManageAdapter.pak ファイルを選択します。
メモ: アップグレード中に、両方のチェック ボックスを選択します。
f. ［アップロード］をクリックします。
g. ［次へ］をクリックして続行します。
［Dell エンド ユーザー ライセンス契約］（EULA）が表示されます。
h. ［ライセンス契約］を選択して、［次へ］をクリックします。
i. ［終了］をクリックします。
これで、vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack が、vRealize Operations Manager の［ソリ
ューション］ > ［リポジトリー］タブのリストに表示されます。
メモ: 管理パックのインストールが完了するまで 1 分間ほど、ソリューション UI は使用できません。
メモ: インストールまたはアップグレードが完了したら、Dell EMC ダッシュボードおよび Dell EMC のカスタム アイコン
を表示するため、vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack からログアウトして再度ログインして
ください。
j. vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack バージョン 2.1 へのアップグレードを行っている場合は、［ソ
リューション］ > ［その他のアカウント］で、アダプターのインスタンスごとに［収集の停止］ > ［収集の開始］をクリッ
クします。
トピック：
• OMIVV インスタンスの追加
• OMIVV インスタンスの削除
OMIVV インスタンスの追加
ホスト名、完全修飾ドメイン名、または IP アドレスのいずれか、ならびに OMIVV および vROPS の適切なログイン認証情報を入
力して、アダプター インスタンスを必ず追加してください。
アダプタインスタンスを追加するには、次の手順を実行します。
3
6 インストールまたはアップグレード
1. ブラウザーで、vRealize Operations Manager を起動します。
2. 管理者 としてログインします。
3. 管理→ソリューション をクリックします。
4. 設定を行うには、［ソリューション］ > ［その他のアカウント］ > ［アカウントの追加］をクリックします。
5. アカウント タイプを選択して、［vRealize Operations Manager 用 Dell OpenManage Management Pack］をクリックします。
6. ［新しいアカウント情報］ページの［OpenManage vRealize Operations Management Pack］画面で、次の手順を実行します。
a. インスタンス設定：
i. ［名前］ボックスにアダプターの名前を入力します。
ii. ［説明］ボックスに説明を入力します。
b. 接続情報：
i. OMIVV インスタンスのホスト名、FQDN、または IP アドレスを入力します。
ii. ログイン資格情報を追加するには、
をクリックします。
iii. OMIVV で認証するための適切な管理者（デフォルトのユーザー名）の認証情報を、vROPS ユーザーの詳細とともに入力
します。
メモ: vROPS には管理者権限が必要です。
iv. ［OK］をクリックします。
v. ［詳細設定］を展開し、リストからいずれかのコレクターを選択します。
vi. 入力した設定を検証するには、［テスト接続］をクリックします。
メモ:
拡張モニタリングが有効になっていることを確認します。詳細については、「OMIVV による設定」を参照してくださ
い。
c. 詳細設定：
i. 値を［True］に設定して自動検出を使用することをお勧めします。
ii. ［追加］をクリックします。
vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack が OMIVV サーバインスタンスからデータの収集を開始しま
す。
メモ:
OMIVV インスタンスを追加すると、3 回のデータ収集サイクル後にサーバーとシャーシのデータとアラートが表示されます。
デフォルトではデータ収集サイクルは 5 分ごとに実行されます。
メモ:
物理サーバと ESXi ホスト間に関係を構築し、SNMP アラートをポストするには、vROPS の資格情報が必要です。
7. ホームページに移動し、ダッシュボードから［すべてのダッシュボード］を選択します。OpenManage ダッシュボードを選択す
るチェック ボックスをクリックします。
OpenManage のダッシュボードが表示されます。
メモ:
OMIVV の IP アドレスを変更する場合は、［管理］ > ［ソリューション］ > ［その他のアカウント］ > 編集ウィザードで IP
アドレスをアップデートします。
メモ:
既存の OMIVV インスタンスを別の OMIVV と交換する場合は、既存の OMIVV インスタンスを削除して新しい OMIVV イン
スタンスで設定します。
OMIVV インスタンスの削除
1. ブラウザーで、vRealize Operations Manager コンソールを開きます。
2. 管理者 としてログインします。
3. 管理→ソリューション をクリックします。
4. ［その他のアカウント］をクリックします。
5. ［OpenManage vRealize Operations Management Pack］を選択します。
アダプター インスタンスのリストが表示されます。
インストールまたはアップグレード 7
メモ: Dell EMC アラートをすべてクリアしてから、OMIVV アダプター インスタンスを削除してください。
6. 必要なインスタンスを選択し、削除 をクリックします。
メモ:
削除したインスタンスを OMIVV で監視しない場合は、インスタンスを削除した後、OMIVV で拡張モニタリングを無効にし
ます。
メモ: OMIVV で管理されるサーバーとシャーシの台数によっては、削除の処理に数分かかることがあります。
8 インストールまたはアップグレード
トラブルシューティング
● 新しいアダプター インスタンスを作成して設定した後に、ファームウェア メトリックを確認できません。
- ファームウェア カタログの更新時に、ファームウェア メトリックの収集は行われません。OMIVV でインベントリーを再度実
行し、次の収集サイクルの後でメトリックをチェックします。
● アダプタインスタンスを削除すると、不明な状態のリソースが表示されます。
アダプターの設定されたインスタンスを削除すると、インベントリー ビューにサーバーとシャーシの古いインスタンスが不明な
状態で表示されることがあります。そのようなコンポーネントはインベントリー エクスプローラーのページから削除します。
● アダプター インスタンスを削除し、同じ OMIVV でインスタンスを作成して設定しましたが、ウィジェットにデータが設定され
ません。
- データが設定されるようにするには、ダッシュボードでウィジェットを編集し、変更せずに保存します。設定の詳細について
は、vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack バージョン 1.2 以降のユーザー ガイドを参照してください。
● 稼働状態が「不明」と表示される Dell EMC サーバストレージコントローラがあります。
- オンボード コントローラー、6 GBps SAS HBA、およびソフトウェア RAID に対して、リアルタイム モニタリングはサポートさ
れていません。そのため、稼働状態は「不明」と表示されます。
● 同じサーバーに対して複数のトラップを受信すると、基本的な正常性アップデート ジョブと拡張メトリック ジョブを 1 分以内に
実行できないことがあります。サーバーの関連メトリックは、次回ジョブの実行が正常に完了した後で更新されます。
● vROPS 8.0 および OMMP 2.1 へのアップグレード後、ダッシュボードがロードされません。
- アカウントの下のアダプター インスタンスの 収集の停止 をクリックし、しばらくしてから再度開始します。
● vROPS 8.0 および OMMP 2.1 へのアップグレード後、シャーシ、サーバーの保証、ライセンス情報のメトリックなどのインスタ
ンス化されたメトリックに対して、複数のメトリックのインスタンスが表示されます。
- 保証とライセンス情報の複数のメトリックを持つアダプター インスタンスを削除し、同じアダプター インスタンスを再構成し
ます。
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トラブルシューティング 9
-
1
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- リモートオフィス
- 支社
- データセンター
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