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電池交換
電池(タイプ CR 2032)を交換するには、まずキャップ (4) を左(反時計
回り)に 回し は ずしま す。プ ラス極 を 上 にして 新しい電 池を 設 置しま す。そし
て 、キ ャ ッ プ (4) を 再 び 閉 め ま す 。そ の 際 、密 閉 リ ン グ が 正 し い 状 態 で 設 置
されているか どうか 確 認してください。密 閉リングが 破 損した 場 合 は 、交 換 す
ること が で き ま す。
参照: 長期間ライフルスコープを使用しない場合は、電池を取り除いてくださ い。
照 明レ チクル
レチクル照 明 調 整ノブ (5) を 引 き 出 す こ と で 、照 明 が つ き ま す 。ノ ブ を 右(
時 計 回 り )に 回 す と 明 る さ が 増 し ま す。ノ ブ を 左( 反 時 計 回 り )に 回 す と 暗 く
なりま す。最 少から 最 大 まで、明 るさを 無 段 階 調 節 すること が できま す。ま た
その際クリック音はしません。照明を切るには、ライフルスコープ本体にノブ
を押し戻します。環境に適応した明るさを設定することができたら、照明を切
ることができます。調整ノブ (5) をオフの状態にしても、明るさの設定は本
体 に 保 存 されて いま す。照 明を つけると 、設 定し た 明るさが 再 現され ま す。レ
チクル照明調整ノブのスイッチが入っていても、使用していない状態が3時間継
続すると、照明は自動的に切れます。電池量が少なくなると、レチクルが点滅
しま す。
点 滅 は、停止することが で きます。調 節ノブを押して、素早く引き出してくだ
さい(2秒以内)。この操作を行うことで、電源が完全になくなるまでレチクル
の照明を利用することができます。電池交換や照明のスイッチを切ると、この
警 告 機 能 は 再 び アク ティブ 化さ れ ま す。
バッテリーの消費量を節約し、作動時間を長くするため、ZEISS Conquest V6 ライ
フルスコープには、ムーブメントセンサーが搭載されています。このセンサーは、銃の
位置を検知し、照準器が横に 45°、もしくは上下に 70° 傾斜すると、自動的にオフに
なります。射撃するために銃を構えると、照準器は、事前に設定された光度で、再び
オン になりま す。
ライフルスコープを 180° 逆さにし、調整ノブ (5) を 3 回連続して押したり、出した
りすることで、この機能を有効、もしくは無効にすることができます。確 定されると、
照明が 3 回点滅します。
注 意:アングルオフ機能が有効になている場合、3 時間スタンバイ機能が作動しま
す。つまり、3 時間傾斜させた状態が継続すると、ライフルスコープが自動的にオンに
な る こ と は 、あ り ま せ ん 。
装備 基本設定
ライフルスコープを銃に適切な形で 装備し、機 能させるためにも、ライフルス
コープの装備は、必ず認定された銃整備専門業者に依頼してください。射撃の
反 動 による眼 の 怪我を 防ぐために、十 分 に 眼 幅をとるようにしてください。ま
た 、眼 幅 を 適 切 に 調 整 す る こ と で 、完 全 な 視 界 が 保 証 さ れ ま す 。
銃に装備したライフルスコープ ZEISS Conquest V6 の調整
銃に装備したライフルスコープ ZEISS Conquest V6 の調整、つまり弾道の
補正、はレチクルの上下、左右の調整のクリックデテントで簡単に操作するこ
とができます。次のような手順で調整します:
a) 保護キャップ( 6 、7 )を取り外し、調整ノブを回すことで上下(8)、左 右(9)の調
節が可能です。
ライフルスコープ ZEISS Conquest V6 シリーズでは、1回クリックして調節する
と、100 m の距離で 1 cm 修 正したことに なりま す。
射撃が標的より低い場合は、弾道を上方向(方向 „H“)に修正する必要がありま
す。調 整 ノ ブ(8)を 時 計 回りに 回してくだ さ い 。
射撃が標的より高い場合は、弾道を下方向に修正する必要があります。調整ノブ
(8)を 反 時 計 回りに 回してください 。
射撃が 標 的より左より場 合は 、弾 道を右 方 向(方 向 „R“)に修正する必要がありま
す。調 整 ノ ブ(9)を 時 計 回りに 回 してくだ さい 。
射撃が 標 的より右より場 合は 、弾 道を左 方 向 に修正 する必 要 がありま す。
調整ノブ(9)を 反 時 計 回りに 回 してくだ さい 。
b) 発砲後、ノブ( 8 、9 )をデテントから引き出し、ゼロロッキングリング(10)をインデ
ックスに設置します(11)。ノ ブ( 8 、9 )を デテント方 向に 押しま す。
インデックスは、(異なった距離や標的などで)レチクルを調整する際などに、本
来の設 定位 置が確 認できるように表示してあるものです。
c) 保護キャップ( 6 、7 )を元の位置に設置するのを忘れないようにしてください。
参 照: ライフルスコープ ZEISS Conquest V6 シリーズのレチクルは、購入
時、中間点に設定してあり、ゼロロッキングリング(10)はイン デックス(11)
に設置してあります。この設定から、表にある設定値の範囲内で、上下左右に
調 整 すること が できま す。
ライフルスコープ ZEISS Conquest V6 では、レチクル調整の操作中でも中
心点 が動かないような構 造に 造られています。レチクルはどの調 整 段 階に設 定
しても、画像の中心にあります。
(5)
表 1
弾道 1 2 3 4 5 6 7 8 9
間隔
クリ
ック
調整
クリ
ック
調整
クリ
ック
調整
クリ
ック
調整
クリ
ック
調整
クリ
ック
調整
クリ
ック
調整
クリ
ック
調整
クリ
ック
調整
100 0 0,0 0 0,0 0 0,0 0 0,0 0 0,0 0 0,0 0 0,0 0 0,0 0 0,0
150 1 -1,5 1 -1,5 1 -1,5 2 -3,0 2 -3,0 3 -4,5 3 -4,5 3 -4,5 4 -6,0
200 2 -4,0 2 -4,0 4 -8,0 5 -10,0 5 -10,0 6 -12,0 7 -14,0 8 -16,0 9 -18,0
250 4 -10,0 5 -12,5 7 -17,5 8 -20,0 9 -22,5 11 - 27,5 12 -30,0 13 -32,5 15 - 37,5
300 7 -21,0 8 -24,0 10 -30,0 12 -36,0 13 -39,0 16 -48,0 17 -51,0 19 - 57,0 22 -66,0
325 9 -29,3 10 -32,5 12 -39,0 14 -45,5 16 -52,0 18 -58,5 20 -65,0 23 -74, 8 27 - 87,8
350 10 -35,0 12 -42,0 14 -49,0 17 -59,5 18 -63,0 21 -73,5 23 -80,5 26 -91,0 30 -105,0
375 12 -45,0 14 -52,5 16 -60,0 19 -71,3 21 -78,8 24 -90,0 26 - 97,5 29 -108,8 34 -127,5
400 14 -56,0 16 -64,0 18 -72,0 21 -84,0 24 -96,0 27 -108,0 30 -120,0 33 -132,0 39 -156,0
425 16 -68,0 18 -76,5 20 85,0
450 18 -81,0 20 -90,0 22 99,0
475 20 -95,0 23 -109,3 25 -118,8
500 22 -110,0 26 -130,0 27 -135,0
525 25 -131,3 29 -152,3 29 -152,3
550 27 -148,5 32 -176,0 32 -176,0
575 30 -172,5 35 -201,3 34 -195,5
600 33 -198,0 39 -234,0 37 -222,0
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(8)
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