Sigma EF-630 Instructions Manual

カテゴリー
カメラが点滅する
タイプ
Instructions Manual
J E D F
E
s
I
D
k
N
C
s
C
t
K R P
F50S16802
ELECTRONIC FLASH EF-630
FOR SIGMA
使用説明書/INSTRUCTIONS
2
日本語 4~17
ENGLISH 18~31
DEUTSCH 32~45
FRANÇAIS 46~59
ESPAÑO
L
60~73
ITALIANO 74~87
DANS
K
88~101
NEDERLANDS 102~115
简体中文
116~129
繁體中文
130~143
144~157
РУCCКИЙ
158~171
PORTUGUÊS 172~185
3
4
日本語
このたびは、シグマエレクトロニックフラッシュ EF-630 (FOR
SIGMA) をお買い上げいただきありがとうございます。本説明
書をご精読の上、フラッシュの機能、操作、取り扱い上の注意
点を正しく理解して、写真撮影をお楽しみください。尚、ご使
用のカメラの使用説明書のフラッシュ撮影に関する項目も併
せてご覧ください。お読みになった後は、いつでも見られる所
に保管してください。
安全上のご注意
人的損害や物的損害を未然に防止するため、ご使用の前にこ
の項目の内容を十分ご理解いただくようお願いします。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、
が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容
を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、
が障害を負う可能性が想定される内容および物的
損害の発生が想定される内容を示しています。
各文章の
記号は注意
もしくは警告を促す内容を告げています
各文章の
記号は行為を禁止する内容を告げています。
フラッシュ内部には、高電圧回路が組み込まれています。
感電や火傷のおそれがありますので、分解、改造等は
対にしないでください。また、万一落下等で破損した
合には、内部の部品に手を触れぬよう十分注意してく
さい。
フラッシュを人の目に近づけて撮影しないでください
目の近くでフラッシュを発光すると視力障害を起こす
険性があります。特に、乳幼児を撮影するときは 1m
上離れてください。
カメラのホットシューにフラッシュを接続して使用する
ときには、カメラのシンクロターミナルに手を触れな
でください。高電圧がかかり感電することがあります。
可燃性のガスが大気中に存在するおそれのある場所で
は、使用しないでください。火災の原因となります。
発光部を手でおおったり、肌に密着させたまま発光し
いでください。火傷の原因となります。
車の運転手などに向けて発光しないでください。事故
原因となります。
このフラッシュをシグマ sd/dp シリーズ以外のカメラに
は使用しないでください。誤動作やカメラの電子回路
悪影響を及ぼす可能性があります。
このフラッシュは防水構造になっていません。雨天や
辺で使用するときは、濡らさないように注意してくだ
い。水が内部に入り込みますと故障の原因になります。
ホコリの多い場所や、高温、多湿になる場所に放置し
いでください。故障や火災の原因となります。
急激な温度変化により、フラッシュ内部に結露が生じ
ことがあります。寒い屋外から暖かい室内に入るとき
どは、ケースやビニール袋に入れ、周囲の温度になじ
5
せてから使用してください。
防虫剤はフラッシュに悪影響を与えます。タンスや押
などに保管しないでください。
シンナー、ベンジン等の有機溶剤で拭かないでください。
変色、変形等の原因となります。
フラッシュは使用せずに放置すると性能が劣化します
月に1度を目安に発光テストを数回行
てください
発光部を布や衣服などでおおったまま発光しないでく
さい。火災の原因となることがあります。
電池について
このフラッシュは、単三形のニッケル水素電池、もしくはアル
カリ乾電池を 4 本使用します。
電池や電池室カバーの接点は、常にきれいにしてください。
交換するときには 4 本とも同じメーカーの同じ種類のもの
を使用してください。誤った使い方は、液漏れ、発熱、破裂
等のおそれがあります。
電池の分解、火中、水中への投下、ショート等は破裂のおそ
れがありますので絶対にしないでください。また、ニッケル
水素電池以外は充電しないでください。
長期間使用しない場合、電池を取り出して保管してください。
電池を入れたまま長期間放置しますと、液漏れが生じてフラ
ッシュ内部を損傷するおそれがあります。
長期間の旅行、寒冷地での撮影、または大量に撮影するとき
には、予備の電池をご用意ください
3 形リチウム乾電池は使用しないでください。故障の原因
となることがあります。
電池を処分する場合は、お住まいの自治体の規則に従ってく
ださい。
各部の名称P. 2
1. 発光部
2. ワイヤレス信号受光窓
3. ビープ音スイッチ
4. AF 補助光発光部
5. 電池室カバー
6. 取付けシュー
7. 液晶パネル
8. バックライトスイッチ
9.
ボタン
10. 電源スイッチ
11. レディライト/TEST ボタン
12.
ボタン
13. セレクター
14. シューロックレバー
15. ダイヤル
16. シンクロ端子
17. キャッチライトパネル
18. ワイドパネル
セレクター(13)について
本書ではセレクターの各ポジション / / / で表して
います。
(上ボタン)
(左ボタン) (右ボタン)
ボタン (下ボタン)
上下で操作する場合は
、左右で操作する場合は
で表
しています。
6
対応するカメラについて
このフラッシュは以下のカメラに対応しています。
sd Quattro シリーズ、SD1/SD1merrill
dp Quattro シリーズ、DP Merrill シリーズ
カメラによって対応できない機能があります。巻末の機能対
応表 [ 1] を参照してください。
電池の入れ方
1. 電源スイッチをOFFにして、電池室カバーをスライド
て開きます。P.3-(1)
2. 電池室内の表示に従い、電池の+-の向きを間違えないよう
に入れます。P.3-(2)
3. 電池室カバーを閉じます。P.3-(3)
4. 電源スイッチを「ON」にします。発光可能な状態まで充電
されるとレディライトが緑色で点滅、フルに充電されると赤
で点灯します。
ご注意!!
電池容量が少なくなると、液晶パネルに
マークが表示されます。電池容量が
完全になくなると、右図のような画面に
り換わり、操作ができなくなります。新し
い電池と交換してください。
エラー警告について
液晶パネルに
マークが表示された場合、フラッシュに何
らかの異常が発生した恐れがあります。一旦電源スイッチを入
れ直す、もしくは電池をご確認ください。それでも表示が消
ない場合は、弊社営業所にご相談ください。
オートパワーオフについて
5 分間フラッシュが操作されないと、電池の消耗を防ぐため
自動的に電源が OFF になります。TEST ボタンを押すか、カ
メラ本体のシャッターボタンを半押しすると再度電源が ON
になります。ただし、WL
SLAVE」と「S-FL SLAVE」モード
ではオートパワーオフが働きません
カメラへの取り付け方
1. 電源スイッチを「OFF」にします。
2. シューロックレバーが「UNLOCK 」の位置にあることを
確認します。P.3-(4)
3. カメラのホットシューに止まるまで差し込み、シューロック
レバーを「LOCK」方向にカチッとロックされるまでスラ
イドします。P.3-(5)
取り外しは、シューロックレバーのボタンを押しながら「UN
LOCK」方向に止まるまでスライドし、フラッシュを引き抜
いてください。
ご注意!!
シューロックレバーがUNLOCKから外れた位置でフラ
シュを引き抜くと、カメラのホットシューとフラッシュの取付
けシューを破損する恐れがあります
発光部のセット
通常の撮影では発光部を正面方向にセットします。P.3-(6)
7
ご注意!!
電源スイッチを ON にし、ステータスエリアに
ークが表示される、もしくはステータスエリアの距離表示が点
滅している場合、発光部が正しく正面方向にセットされていま
せんのでご注意ください。
連続撮影時のご注意
連続発光による加熱での劣化を防止するため、以下の表に示す
回数以下で止めて 10 分以上休ませてください。
モード 最大連続発光回数
TTL, M(1/1, 1/2) 20
M(1/4, 1/8) 25
M(1/161/32) 40
MULTI 10 サイクル
ご注意!!
液晶パネルに
マークが表示された場合、加熱防止のため
にフラッシュの発光が制限されます。
マークが消えるま
で休ませてください。
設定の基本ステップ
設定の基本を説明します。EF-630 は以下のステップで殆ど
設定が簡単に行えます。
ご注意!!
電源スイッチが
ロック
のポジションにあると
設定が
変更できません。設定の際は必ず
ON
に合わせてください。
ボタンでメイン画面とセットアップメニューを切り替
えます。(電源をONにした時は、ずメイン画面からスタ
ートします。
メイン画面
トア
プメニュ
発光モードの変更や、個々の
発光モードにおける詳細を設
定できます。
フラッシュ撮影のオプション
機能の追加や、フラッシュの
基本状態を設定できます。
ステータスエリア
発光モードエリア
モード詳細エリア
タブエリア
サブメニュー
メイン画面での基本操作
発光モードを選ぶ
ボタンで発光モードエリアを選
び、
ボタン、もしくはダイヤル
で発光モードを変更します。
発光モードの詳細を設定する
ボタンでモード詳細エリアを選
び、
ボタン、もしくはダイヤル
で設定値を変更します。
8
セットアップメニューでの基本操作
ダイヤル回すとページが切り替わ
ります。(タブエリアが選択されて
いるときは、
ボタンでも切り替
えできます。
セットアップメニューでは
ボタンで希望の項目を選び
ボタンか
ボタンでサブメニュ
ーを開きます。(項目によっては専
用画面が開いたり、確認メッセー
ジが表示されるものがあります。
サブメニューでは
ボタンで希望のオプションを選
び、
ボタンか
ボタンで確定し
ます。
ボタンを押すとオプショ
ンが変更されずにサブメニューが
閉じます。
S-TTL 自動調光
プリ発光による反射光をカメラ
で測光し、カメラが最適な発光量を
制御する S-TTL 自動調光方式によ
る撮影です。通常はこのモードで撮
影してください。
1. 発光モードを「TTL」にセットします。
2. 被写体が撮影範囲内にあるかをステータスエリアの距離表
示で確認します。
3. レディライトで充電を確認し、撮影します。
フラッシュの撮影が正常に行われるとステータスエリアに
マークが 5 秒間表示されます。 マークが表示され
ない場合は、光量が不足、もしくは過多の可能性がありますの
で、条件を変更して撮影し直してください。
シャッタースピードと絞りについて
カメラの各露出モードにおけるシャッタースピードと絞りの
関係は以下のようになります。
シャッタースピード 絞り
P
フラッシュ同調速度※1~手ぶれ
しにくいシャッタースピード※2
に自動的に設定。
自動的に設定。
A
任意に設定可。
S
フラッシュ同調速度※1 以下で任
意に設定可。
自動的に設定。
M
任意に設定可。
1FP発光を
ON
に設定すると、高速側のシャッタースピ
ードの制限が無くなります。
2 装着されているレンズの焦点距離によって異なります。
また、メラのフラッシュモードを「スローシンクロ」
設定すると、低速側のシャッタースピードの制限が無くな
ります。
ご注意!!
カメラのシャッタースピードや絞り値表示が点滅している状
9
態で撮影すると、出が合わない可能性があります。その際
条件を変更して撮影してください。
調光補正
背景の露出には影響を与えずにフ
ラッシュの光量のみ補正すること
ができます。
発光モード:TTL」で使用できま
す。
発光モード「TTLのモード詳細エリアで、補正量をセットし
ます。(補正量は 13 段ステップで、±3 段までできます。
カメラとフラッシュの双方で調光補正をセットした場合、
メラによって動作が異なります。
sd Quattro シリーズ それ以外の対応カメラ
合算した値で撮影される カメラ側の設定が優先される
マニュアル発光撮影
発光量を任意に設定することができます。
1. 発光モードをMANUALにセッ
トします。
2. モード詳細エリアで、発光量を設
定します。1/1281/1 の範囲で、
1/3EV ピッチで設定できます。
3. レディライトで充電を確認し、撮影します。
ステータスエリアの距離表示部で、適正露出が得られる距離が
計算され表示されます。同じ発光量でも、カメラの ISO 感度
や絞り値を変更すると、適正露出が得られる距離が変わります。
マニュアル発光での適正露出は、次の計算式で割り出せます。
フラッシュの発光量(GN)/撮影距離(m)=絞り値(F
このフラッシュの GN(ガイドナンバー)は巻末の[ 2]を
参照してください。
マルチ発光撮影
シャッターの開いている間にフラッシュを連続発光して、被写
体の動きを1コマの画面に連続分解写真のように写し込むこ
とができます。
カメラの露出モードは M で使用してください。
1. 発光モードを「MULTI」にセットします
2. モード詳細エリアで、発光量、
光間隔「Hz(例: 10Hz = 1 秒間
10 回の間隔で発光します)
光回数「x」を設定します。
3. 「発光回数」÷「発光間隔」より
遅いシャッタースピードをセッ
トします。
4. レディライトで充電を確認し、撮影します。
連続して発光できる回数は発光量と発光間隔の組み合わせで
異なります。巻末の[表 3]を参照してください
10
ワイヤレス撮影
フラッシュをカメラから離して設置すると、ライティングによ
る表現の幅が広がります。EF-630 はフラッシュ光による通
で、離れたフラッシュを制御します
ワイヤレス TTL 撮影
ワイヤレス TTL モードでは、カメラが自動的に適正露出にな
るように制御します。
フラッシュを内蔵していないカメラをご使用の場合
sd Quattro
2 台の EF-630 (FOR SIGMA)が必要です。カメラに取り付ける
フラッシュを「制御用フラッシュ」、カメラから離して置くフ
ラッシュを「発光用フラッシュ」と呼びます。
制御用フラッシュの設定
1. 発光モードをWL
TTLにセット
します。
2. 必要に応じてチャンネルを設定
します。(モード詳細エリアで
Ch.1Ch.3 を選びます。
発光用フラッシュの設定
3. 発光モードを「WL
SLAVE」にセ
ットします。
4. モード詳細エリアで、制御用フラ
ッシュと同じチャンネルを設定
します。
5. 発光用フラッシュを設置し、充電完了を確認して撮影します。
(発光用フラッシュは AF 補助光が点滅して充電完了を知ら
せます。
被写体よりフラッシュは約 0.5m5mカメラは約 1m5m
の範囲内にセットしてください。
制御用フラッシュは、発光用フラッシュの制御のために発光
するだけで、撮影には影響しません
フラッシュをカメラから離して使用するときは、付属のミニ
スタンドを取り付けると便利です。ミニスタンドには三脚用
のねじ穴もついています。
EF-610 DG SUPER SA-STTL との組み合わせでも使用でき
ますが、その場合は EF-610 DG SUPER を制御用フラッシ
ュにしてください。(制御側の設定は EF-610 DG SUPER
SA-STTL の使用説明書に従ってください)
フラッシュ内蔵のカメラをご使用の場合
SD1
/
SD1
Merrill 等)
1. カメラのフラッシュモードをワイヤレスフラッシュモード
にし、必要に応じてチャンネルを設定します。(カメラ側の
設定は、カメラの使用説明書に従ってください)
2. 発光モードを「WL
SLAVE」にセ
ットします。
3. モード詳細エリアで、カメラと同
じチャンネルを設定します。
4. 発光用フラッシュを設置し、カメ
ラの内蔵フラッシュと発光用フ
11
ラッシュの充電完了を確認して撮影します。
カメラの内蔵フラッシュは、光用フラッシュの制御のため
に発光するだけで、撮影には影響しません。
ワイヤレスマニュアル撮影
マニュアル発光撮影と同様に、任意に発光量を設定できるワイ
ヤレス撮影も可能です。2 台の EF-630 (FOR SIGMA)が必要で
す。
制御用フラッシュの設定
1. 発光モードを「WL
MANUAL」にセットします。
2. 被写体から発光用フラッシュの
距離と、ステータスエリアの距離
表示がおおむね一致するように、
モード詳細エリアで発光量を調
整します。
3. 必要に応じてチャンネルを設定
します。(モード詳細エリアで Ch.1Ch.3 を選びます。
発光用フラッシュの設定
4. 発光モードを「WL
SLAVE」にセ
ットします。
5. モード詳細エリアで、制御用フラ
ッシュと同じチャンネルを設定
します。
6. 発光用フラッシュを設置し、充電完了を確認して撮影します。
EF-610 DG SUPER SA-STTL との組み合わせでも使用でき
ますが、その場合は EF-610 DG SUPER を発光用フラッシ
ュにしてください。(発光側の設定は EF-610 DG SUPER
SA-STTL の使用説明書に従ってください)ただしこの組み
合わせでは、フル発光に近い光量を設定した場合、露出不足
になる恐れがあります。
スレーブ発光
EF-630 は他のフラッシュ光に反応して光る機能を備えてい
す。自動調光撮影はできませんが、気軽にカメラからフラッ
ュを離した撮影が行えます。
通常スレーブ発光
カメラに取り付けたフラッシュの光に反応し、カメラから離し
EF-630 を同調発光させることができます。
カメラの内蔵フラッシュでは、プリ発光により誤作動してし
まうため、同調発光させることができません。
カメラに取り付ける制御用フラッシュは、マニュアル発光モー
ドにし、1/16 程度の発光量にセットします。
カメラの露出モードを Mシャッタースピードを 1/30秒以下、
絞りと ISO は任意の値をセットします。
1. EF-630 の発光モードを「S-FL NORMAL」にセットします。
2. モード詳細エリアで、カメラの設
定と同じ ISO と絞り値をセットし
ます。
3. 発光用フラッシュから被写体の距
離と、ステータスエリアの距離表
12
示がおおむね一致するように、モード詳細エリアで発光量を
調整します。
4. 充電完了を確認して撮影します。
指定スレーブ発光
複数の EF-630 を使用し、設定したチャンネルが一致するフラ
ッシュのみを同調発光させることができます。1 台を制御用と
してカメラに取り付けて、他を発光用として使用します。
カメラの露出モードを M、シャッタースピードを 1/30 以下、
絞りと ISO は任意の値をセットします。
制御用フラッシュの設定
1. 発光モードを「S-FL
CTRL」にセ
ットします。
2. 必要に応じてチャンネルを設定
します。(モード詳細エリアで
Ch.1Ch.3 を選びます。
発光用フラッシュの設定
3. 発光モードを「S-FL
SLAVE」にセットします。
4. モード詳細エリアで、制御用フラッシュと同じチャンネルを
設定します。
5. モード詳細エリアで、カメラの設
定と同じ ISO と絞り値をセット
します。
6. 発光用フラッシュから被写体の
距離と、ステータスエリアの距離
表示がおおむね一致するように、モード詳細エリアで発光量
を調整します。
7. 充電完了を確認して撮影します。
他マウント用の EF-630 や、EF-610 DG SUPER との組み合
わせでも使用できます。EF-610 DG SUPER の設定は
EF-610 DG SUPER の使用説明書に従ってください)
オプション機能について
セットアップメニューから設定、追加できるオプション機能を
説明します。
赤目緩和発光 (MENU 1)
フラッシュを使用して人物を撮影すると、目が赤く写ることが
あります(赤目現象)。人物撮影の時には赤目緩和発光機能を
使用すると、シャッターが切れる前に約 1 秒間予備パルス発光
を行い、赤目現象を緩和させることができます。
カメラの露出モード:PASM で使用できます。
発光モード:TTLMANUALWL」で使用できます。
1. MENU 1RED-EYEON」にセットします
2. メイン画面に戻ります。(ステータスエリアに マーク
が表示されます。
ご注意!!
赤目緩和発光に対応していない発光モードの時は「ON」にセ
ットできません。
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後幕シンクロ撮影 (MENU 1)
シャッター幕が閉じる直前にフラッシュが発光します。動く被
写体の後方に流れる光や軌跡が撮影できるため、自然な動きが
表現できます。
カメラの露出モード:PASM で使用できます。
発光モード:TTLMANUALWL」で使用できます。
1. MENU 1REAR CURTAIN SYNCON」にセッ
トします。
2. メイン画面に戻ります。(ステータスエリアに マークが
表示されます。
ご注意!!
後幕シンクロ撮影に対応していない発光モードの時は「ON
にセットできません。
FP 発光 (MENU 1)
FP 発光はフラッシュを連続発光させて、シャッターの走行
始から終了まで発光を維持することにより、フラッシュ同調速
度より高速のシャッタースピードで撮影できます。
カメラの露出モード:PASM で使用できます。
発光モード:TTLMANUAL」で使用できます。
1. MENU 1FPON」にセットします。
2. メイン画面に戻ります。(ステータスエリアに
マーク
が表示されます。
TTLモードではステータスエリアの距離表示で、被写体
が撮影範囲内にあるかを確認して撮影してください。
MANUAL」モードでは被写体までの距離とステータスエリ
アの距離表示の数値が一致するように、絞りなどを調整して撮
影してください。
FP 発光では、フラッシュのガイドナンバーがシャッター速
によって変化し、の到達距離が短くなります。ガイドナン
ーは巻末の[表 4を参照してください。
ご注意!!
FP 発光に対応していない発光モードの時はONにセットで
きません。
配光モード (MENU 1)
EF-630 3 通りの配光モードを備えており、目的によって選
択することができます。
MENU 1LIGHT DISTRIBUTION
NORMAL
-
(初期設定)
通常配光
一般的な撮影向きの基本的な配光特性をもっ
たモードです。
GN
ガイドナンバー優先配光
周辺部の光量は落ちますが、より大きなガイ
ドナンバーが得られるモードです。
DIFFUSE
フラット配光
周辺光量の落ち込みを減らし、均一な配光特
性をもったモードです。
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テスト発光 (MENU 2)
EF-630 2 通りのテスト発光モードを備えており、いずれか
TEST ボタンに割り当てることができます。
MENU 2TEST FLASH
1 TIME
(初期設定)
テスト発光
通常のテスト発光が行われます。
MODELING
モデリング発光
TEST ボタンを押し続けると、約 1.5 秒間連
続発光が行われ、フラッシュ撮影による被写
体の影の出方を確認することができます。
カスタムモード (MENU 3)
好みの設定を登録し、簡単に呼び出
すことができます(2 つのパターン
を登録できます)
カスタムモードの登録・呼出し
1. 発光モード、モード詳細エリア、セットアップメニューの内
容を一通り好みの状態に設定します
2. MENU 3CUSTOM MODE SETTINGからC1C2
のいずれかを選び
ボタンを押します。
3. OK」を選び
ボタンで確定します。
登録された内容は、カスタムモードとして発光モードに追加さ
れます(カスタムモードは、発光モードエリアに
もし
マークが表示されます)
登録されたカスタムモードを消去す
1. MENU 3CUSTOM MODE DELETEからC1C2
のいずれかを選び
ボタンを押します。
2. OK」を選び
ボタンで確定します。
AF 補助光 (MENU 4)
暗い場所ではオートフォーカスの作動をアシストするために
AF 補助光が照射されます(有効範囲・約 0.7m10m
AF 補助光が不要な場合はMENU 4AF ASSIST LIGHT
OFF」にセットしてください。
液晶パネルの照明 (MENU 4)
電源を ON にすると液晶パネルが照明されます。照明の点灯、
消灯に関する設定を変更することができます。
MENU 4LCD LIGHT
AUTO
(初期設定)
最後にボタン・ダイヤル操作を行った時点か
8 秒で消灯します。消灯時にボタン・ダイ
ヤル操作を行うと自動で点灯します
8 SEC
ボタン・ダイヤル操作に関わらず、点灯時点
から 8 秒で消灯します。
ON
常に点灯します。
設定に関わらず、
ボタンで点灯・消灯させることがで
ます。
15
液晶パネルの調整 (MENU 4)
液晶パネルのコントラストや照明の明るさを調整することが
できます。
MENU 4DISPLAY SETTING
BRIGHTNESS
明るさ
ボタンで見やすい明るさに調整してく
ださい。
CONTRAST
コントラスト
ボタンで見やすいコントラストに調整
してください。
調整を確定する場合はOKを選び
ボタンで確定します。
キャンセルする場合はCANCEL」を 選 び
ボタンで確定し
ます。
距離表示の単位変更 (MENU 4)
ステータスエリアの距離表示を変更することができます。
MENU 4M / FEET
M(初期設定) メートル表記
FEET
フィート表記
情報表示 (MENU 5)
以下の情報が確認できます。
MENU 5INFORMATION
MODEL
モデル名
SERIAL No.
シリアルナンバー
VERSION
ファームウェアバージョン
設定の初期化 (MENU 5)
フラッシュの設定を初期の設定に戻すことができます。
MENU 5RESET SETTINGS
初期化を実行するにはOKを選び
ボタンで確定します。
設定の初期化を実行すると、録されたカスタムモードも消
去されます。
その他の便利な機能
照射角について
照射角を (オート)でご使
用の場合、レンズの焦点距離に最
適な照射角に自動的にセットされ
ます。
カメラの撮像素子サイズも考慮
し制御されるため、実際のレンズ
の焦点距離と異なる数値が表示される場合があります。
発光モードによってはレンズの焦点距離に関わらず、照射角
が固定される場合があります。
16
照射角は手動で切り替えできます。モード詳細エリアで
タンを押します。
24
28
35
50
70
85
105
135
200mm
照射角が変わると、ガイドナンバーも変化します。
ワイドパネル
17mm までの広角レンズを使用するときには、ワイドパネルを
使用してください。
ワイドパネル+キャッチライトパネルを止まるまで引き出しま
(強く引っ張らないでくださ) キャッチライトパネルは
元の位置に収納してください。P.3-(7)
ワイドパネル使用中は、モード詳細エリアの照射角表示部に
マークが表示されます。
バウンス撮影
フラッシュの発光部を天井や壁へ向けて発光し、光を拡散させ
ることにより、影の少ない柔らかな写真を撮ることができます。
発光部を上方 90°下方 左右 180°にセットできます。P.3-(8)
バウンス中はステータスエリアに マークが表示
されます。
バウンスさせる反射面の色が写真全体にあらわれますので、
なるべく白い面を選んでくださいまた、バウンスさせる反
射面の状況や撮影距離などの撮影条件によって調光できる
範囲が変化します。
近接撮影
発光部を下方に 傾けることで、近接撮影において画面下部
に十分に光ををまわすことができます。
下方に バウンスさせている時は、ステータスエリアの距
離表示が点滅します。
キャッチライトパネル
バウンス撮影時に、人物の目にキャッチライトを入れることが
できるキャッチライトパネルを内蔵しています。
ワイドパネル+キャッチライトパネルを止まるまで引き出しま
(強く引っ張らないでください)ワイドパネルは元の位置
収納してください。P.3-(9)
バウンス角度を上方 90°にし、被写体から近い距離での撮
影が効果的です。P.3-(10)
シンクロ端子
EF-630 は、市販のシンクロコードでカメラと接続できるシ
クロ端子を備えています。
シンクロコード接続での撮影は、発光モードを「MANUAL
で使用してください。
MENU 2」の「ISOF-NUMBER」でカメラと同じ ISO
F 値をセットし、ラッシュから被写体の距離と、ステータス
エリアの距離表示がおおむね一致するように、モード詳細エリ
アで発光量を調整します。
ご注意!!
シンクロ端子を使用してのフラッシュ撮影では、S-TTL による
自動調光撮影はできません。
シンクロ端子極性が、中央のピンがプラス、周部がマイナス
17
のもののみ対応しています。逆の極性のものをご使用の場合は
市販の変換コード等を利用してください。
誤操作防止機能
電源スイッチを
ロック
ポジションにすると、TEST
タンと
ボタン以外の操作が禁止され、誤操作を防ぐこと
ができます。
ロック中はステータスエリアに マークが表示されます。
ビープ音
液晶パネルの表示を見なくても音だけでフラッシュの状態を
知ることができます。
本体正面の BEEP スイッチをONにしてください。ON
するとステータスエリアに
マークが表示されます。
ピッ(1 回) 充電完了
ピッピッ(2 回) 調光 OK
ピー(2 秒間) エラー警告
主な仕様
形式:クリップオン式直列制御 TTL オートズームフラッシュ
ガイドナンバー:63ISO100/m200mm 位置) 使用電源:
単三形アルカリ乾電池、又は単三形ニッケル水素電池 4
電時間:約 3 秒(アルカリ乾電池使用)、約 1.8 秒(ニッケル
水素電池使用) 発光回数120 (アルカリ乾電池使用)
185 (ニッケル水素電池使用) 閃光時間:約 1700
(フル発光時) 照射角度:24200mm の使用レンズに合
せて自動セット(ワイドパネル使用で 17mm レンズの画角を
カバー) 質量:490g 寸法(幅×高×長)79.4×148.4×
121.5mm
品質保証とアフターサービスについて
この製品の保証の内容、およびアフターサービスについては、
別紙の“保証書”を御覧ください。
製品のお問い合わせは… シグマ カスタマーサポート部
フリーコール :
0120-9977-88
携帯電話
PHS をご利用の方は
044-989-7436
にご連絡ください
サポート・インターネットページアドレス
http://www.sigma-photo.co.jp/support/index.htm
株式会社シグマ 本社
215-8530 神奈川県川崎市麻生区栗木 2 丁目 4 16
(044) 989-7430 () FAX: (044) 989-7451
インターネットホームページアドレ
http://www.sigma-photo.co.jp
この製品は、クラス B 情報技術装置です。この製品は、
家庭環境で使用することを目的としていますが、この
製品がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用さ
れると、受信障害を引き起こすことがあります。使用
説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
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ENGLISH
Thank you very much for purchasing the Sigma Electronic
Flash EF-630 (FOR SIGMA). To add to your enjoyment of
photography, the flash has a variety of features. To make the
most of all these features and to get the maximum
performance and enjoyment from your flash, please read this
instruction booklet together with your camera’s instruction
manual before using the flash, and also keep it handy for your
future reference.
SAFETY PRECAUTIONS
To avoid causing damage or injury, please read this instruction
manual carefully, before using the flash. Please take special
note of the following two cautionary symbols.
Warning
!!
Using the product and disregarding this warning sign
ma
y
cause serious in
j
ur
y
or other dan
g
erous results.
Caution
!!
Using the product disregarding this caution sign
ma
y
cause in
j
ur
y
or dama
g
e.
This symbol denotes a warning or point, where caution is
required.
This Symbol contains information regarding the actions that
must be avoided.
Warning !!
This flash contains high voltage circuits. To avoid electric
shock or burns, do not attempt to disassemble the flash.
If the outside shell of the unit is broken or cracked, do not
touch the mechanism inside.
Do not fire the flash close to eyes. Otherwise the bright
light could damage the eyes. Keep at least 1m/3feet
distance between face and the flash unit when taking a
picture with flash.
Do not touch the synchro terminal of your camera when
the flash is attached to the hot shoe. High voltage
circuitry could cause an electric shock.
Never use your camera in an environment where
flammable, burnable, gas, liquids or chemicals, etc,
exist. Otherwise it might cause fire or explosion.
Do not cover the Flash Head with your hands or fire the
flash when it is next to your skin as it could cause burns.
Do not fire the flash toward car drivers as it could cause
an accident.
Caution !!
Do not use this flash unit on any camera other than the
Sigma sd / dp series cameras, otherwise the flash may
damage the circuitry of these cameras.
This flash unit is not waterproof. When using the flash
and camera in the rain or snow or near water, keep it
from getting wet. It is often impractical to repair internal
electrical components damaged by water.
Never subject the flash and camera to shock, dust, high
temperature or humidity. These factors might cause fire
or malfunctioning of your equipment.
When the flash is subjected to sudden temperature
change, as when the flash unit is brought from a cold
exterior to warm interior, condensation might form inside.
In such a case, place your equipment in a sealed plastic
bag before such a change, and do not use the flash unit
until it reaches room temperature.
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Do not store your flash in a drawer or cupboard etc.
containing naphthalene, camphor or other insecticides. These
chemicals will have a negative effects on the flash unit.
Do not use a thinner, Benzene or other cleaning agents
to remove dirt or finger prints from the component. Clean
with a soft, moistened cloth.
For extended storage, choose a cool dry place,
preferably with good ventilation. It is recommended that
the flash be charged and fired several times a month, to
maintain proper capacitor functioning.
Do not fire the flash while covering the Flash Head with
cloths or clothes as it could cause fire.
ABOUT THE BATTERY
This flash unit uses four “AA” type Ni-MH rechargeable
batteries or alkaline dry cell batteries.
To assure proper electrical contact, clean the battery
terminals before installing the batteries.
To prevent battery explosion, leakage or overheating, use
four new AA batteries of the same type and brand. Do not
mix the type or new and used batteries.
Do not disassemble or short-circuit the batteries, or expose
them to fire or water; they may explode. Do not recharge the
batteries other than Ni-MH rechargeable batteries.
When the flash will not be used for an extended period of
time, remove the batteries from the flash to avoid the
possibility of damage from leakage.
As with any flash, it is recommended you carry spare
batteries when on a long trip or when photographing
outdoors in cold weather.
Do not use Lithium AA/R6 Batteries. It may cause your
equipment to malfunction.
Please follow all guidelines, rules and regulations of your
community regarding the disposal of batteries.
DESCRIPTION OF THE PARTS
(
P. 2
)
1. Flash Head
2. Wireless Signal Receiving
Window
3. BEEP Switch
4. AF Assist Light
5. Battery Cover
6. Shoe
7. LCD Panel
8. Backlight Switch
9.
Button
10. Power Switch
11. Ready Light /TEST
Button
12.
Button
13. Selector
14. Shoe Lock Lever
15. Dial
16. Sync. Terminal
17. Catch Light Panel
18. Wide Panel
SELECTOR (13)
In this instruction manual, each position of selector is shown as
/ / / .
(Up button)
(Left button) (Right button)
button (Down button)
The buttons are used as follows: To operate Up and Down
buttons:
. To operate Left and Right buttons: .
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COMPATIBLE CAMERAS
This flash is compatible with the following cameras.
sd Quattro series, SD1/SD1 Merrill,
dp Quattro series, DP Merrill series
Some functions are not available depending on the camera
to be used. Refer to the Corresponding Functions Table
[Table 1] attached at the end of this manual.
LOADING THE BATTERIES
1. Turn the power switch to [OFF] and open the battery
compartment by sliding the cover. P.3-(1)
2. Follow the indication in the battery compartment and insert
the batteries with the "+" and "
-
" electrodes in the correct
direction. P.3-(2)
3. Close the battery compartment cover. P.3-(3)
4. Turn the power switch to [ON]. When the flashgun is charged
to the level that flash firing is possible, the Ready light starts
blinking in green. When the flashgun is fully charged, the
light lights up in red.
Caution!!
When the battery capacity gets low, the
mark is indicated on the LCD panel.
When the battery capacity decreases to
zero, the display indicates the mark on the
right, and the flash will no longer function.
Please replace the batteries.
ERROR WARNING
When the
mark is indicated on the LCD panel, the flash
may have failures. Reset the power switch or check the battery.
If the indication remains, contact our sales office.
AUTO POWER OFF
To conserve battery power, the flash unit automatically turns
itself off when the flash has not used for approximately 5
minutes. To turn the flash on again, depress the TEST button
or the camera shutter button halfway. However, the auto power
off does not work in the [WL
SLAVE] mode and the [S-FL
SLAVE] mode.
ATTACHMENT TO THE CAMERA
1. Turn the power switch to [OFF].
2. Confirm that the shoe lock lever is in the [UNLOCK ]
position. P.3-(4)
3. Insert the flash on to the hot shoe of the camera until it stops.
Slide the shoe lock lever to the [LOCK] direction until the
lever is locked with a clicking sound. P.3-(5)
When removing the flash, slide the shoe lock lever to the [UN
LOCK] direction until it stops while continuing to press the
shoe lock lever button. Then pull out the flash.
Caution!!
If the flash is pulled out while the shoe lock lever is not in the
[UNLOCK] position, the hot shoe of the camera and the
attachment shoe of the flash could be damaged.
ADJUSTING THE FLASH HEAD
In regular shooting, set the flash head to face forwards. P.3-(6)
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Sigma EF-630 Instructions Manual

カテゴリー
カメラが点滅する
タイプ
Instructions Manual

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