Hilti TE 4-A22 取扱説明書

カテゴリー
パワーツール
タイプ
取扱説明書
TE 4-A22
Bedienungsanleitung de
Operating instructions en
Használati utasítás hu
Instrukcja obsługi pl
Инструкция по зксплуатации ru
vod k obsluze cs
vod na obsluhu sk
Upute za uporabu hr
Navodila za uporabo sl
Ръководство за обслужване bg
Instrucţiuni de utilizare ro
Kulllanma Talimatı tr
ar
IНСТРУКЦIЯ З ЕКСПЛУАТАЦIЇ uk
Пайдалану бойынша басшылық kk
ja
ko
zh
cn
Printed: 08.07.2013 | Doc-Nr: PUB / 5070976 / 000 / 02
1
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2 3
4
5
6
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212
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オリジナル取扱説明書
TE 4-A22 充電式ロータリーハンマードリル
ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みくださ
い。
この取扱説明書は必ず工具と一緒に保管してくだ
さい。
他の人が使用する場合には、本体と取扱説明書
を一緒にお渡しください。
目次
1 一般的な注意 213
2 製品の説明 214
3 アクセサリー 215
4 製品仕様 216
5 安全上の注意 217
6 ご使用前に 219
7 ご使用方法 220
8 手入れと保守 222
9 故障かな? と思った時 223
10 廃棄 224
11 本体に関するメーカー保証 224
12 EU 規格の準拠証明 (原本) 225
1 この数字は該当図を示しています 図は二つ折り
の表紙の中にあります。 取扱説明書をお読みの際は、
これらのページを開いてください。
この取扱説明書で 「本体」 と呼ばれる工具は、 常に
TE 4-A22 充電式ロータリーハンマードリルを指してい
ます。
各部、 操作部/表示部名称 1
@
チャック
;
機能切替スイッチ
=
正逆回転スイッチ
%
無段変速スイッチ
&
バッテリーリリースボタン (2 箇所
(
バッテリーパック
)
グリップ
+
デプスゲージ付きサイドハンドル
1 一般的な注意
1.1 安全に関する表示とその意味
危険
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる危険性が
ある場合に注意を促すために使われます。
警告事項
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる可能性が
ある場合に注意を促すために使われます。
注意
この表記は、 軽傷あるいは所持物の損傷が発生する可能
性がある場合に使われます。
注意事項
この表記は、 本製品を効率良く取り扱うための注意事項
や役に立つ情報を示す場合に使われます。
1.2 記号の説明と注意事項
警告表示
一般警告
事項
電気に関す
る警告事項
腐食に関す
る警告事項
義務表示
保護メガネ
を着用して
ください
保護ヘル
メットを着
用してくだ
さい
耳栓を着
用してくだ
さい
保護手袋
を着用して
ください
粉じんの多
い作業にお
いては、
防じんマス
クを着用し
てください
ja
213
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略号
ご使用前
に取扱説明
書をお読み
ください
リサイク
ル規制部品
です
回転のみ 回転 + 打撃
電圧 直流 無負荷回
転数
毎分回転数
直径 正逆回転
機能
機種名製造番号の表示箇所
機種名は銘板上、 また製造番号はモーターハウジング
の側面に表示されています。 当データを御自身の取扱
説明書にメモ書きしておき、 お問い合わせなどの必要
な場合に引用してください。
機種名
製品世代 01
製造番号
2 製品の説明
2.1 正しい使用
TE 4-A22 は、 ネジの取付け、 取外し、 および鋼材と木材ならびに石材への穿孔 (回転のみ) およびコンクリー
ト石材への打撃穿孔用の手持ち使用の充電式ロータリーハンマードリルです。
必ずヒルティ純正の充電器およびバッテリーパックを使用してください。
本体は乾燥環境でのみ使用してください。
火災や爆発の恐れがあるような状況では、 本体を使用しないでください。
健康を損なう恐れのある母材 (アスベストなど) への加工は許されません。
本体はプロ仕様で製作されており、 本体の使用、 保守、 修理を行うのは、 認定、 訓練された人のみに限ります。
これらの人は、 遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。 本体および付属品の 使用法を
知らない者による誤使用、 あるいは規定外使用は危険です。
作業区域としては、 建設現場、 工場での改修 改築 新築工事などが考えられます。
本体の加工や改造は許されません。
本バッテリーパックを他の電気器具の電源用に使用しないでください。
けがの可能性を防ぐため、 必ずヒルティ純正の、 アクセサリーや先端工具のみを使用してください。
取扱説明書に記述されている使用、 手入れ、 保守に関する事項に留意してご使用ください。
各国の労働安全衛生法に従ってください。
2.2 チャック
TE-C CLICK チャック
2.3 スイッチ
快適な穴明けを実現した無段変速スイッチ
機能切替スイッチ
正逆回転スイッチ
2.4 グリップ
デプスゲージ付き調整サイドハンドル
グリップ
ja
214
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2.5 安全機構
トルクリミッター方式安全クラッチ
電子過負荷保護機構 (スピードレギュレーター)
2.6 本体の電子回路の追加機能
本体は電子過負荷保護機構 (スピードレギュレーター) を装備しています。 負荷がかかり過ぎると、 本体は自動
的にオフになります。 イッチを放してから再度押すことにより、 本体は再びフルパワーで動作します。
このほか寿命を延ばすために、 本体の電子回路の温度がモニターされます。 スイッチを完全に押した状態であって
も、 電子回路が規定温度を超過しているとスピンドルは回転しません。 温度が許容範囲になると、 本体は直ちに再
び使用可能になります。
2.7 潤滑
グリス永久潤滑
2.8 本体標準セット構成品
1本
1 デプスゲージ付きサイドハンドル
1 取扱説明書
1 本体ケース (オプション
1 ウエス (オプション)
1 グリス (オプション)
2.9 本体の作動に必要な追加品目
バッテリーパック B 22/3.3 LiIon、 B 22/1.6 LiIon または B 22/2.6 LiIon。 充電器 C43690 C4⁄36‑350
C 4/36‑ACS、 C 4/36‑ACS TPS または C 4/36。
注意事項
バッテリーパック B 22/1.6Ah を使用すると、 本体の出力は減少します。
2.10 Li‑Ion バッテリーパックの充電状態
LED 点灯
LED 点滅 充電状態 C
LED1、2、3、4
-
C≧75%
LED1、2、3
-
50 % C < 75 %
LED 1、 2
-
25 % C < 50 %
LED 1
-
10 % C < 25 %
-
LED 1
C<10%
注意事項
作業中および作業直後は、 充電状態の読み取りは行えません。 バッテリーの充電状態を表示する LED が点滅してい
る場合は、 9 章の注意事項を確認してください。
3 アクセサリー
名称 製品の説明
ハンマードリルビット
∅516mm
アンカー打設工具
C コネクションエンド
木材および鉄工用ドリルビット用キーレスチャッ
シャンク形状が円、 六角
キータイプチャック
シャンク形状が円、 六角
木工用ドリルビット
∅320mm
ja
215
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名称
製品の説明
木工用ドリルビット (木工用ビット)
∅Max.14mm
鉄工用ドリルビット (スチール製)
∅310mm
名称 略号
Li‑Ion バッテリーパック用充電器
C4/36
Li‑Ion バッテリーパック用充電器
C4/36ACS
Li‑Ion バッテリーパック用充電器
C4/36-ACSTPS
Li‑Ion バッテリーパック用充電器
C 4/36‑90
Li‑Ion バッテリーパック用充電器
C 4/36‑350
バッテリーパック
B22/3.3LiIon
バッテリーパック
B22/2.6LiIon
バッテリーパック
B22/1.6LiIon
4 製品仕様
技術データは予告なく変更されることがあります。
本体
TE 4‑A22
電圧 (直流電圧)
21.6 V
重量 (EPTA プロシージャ 01/2003 に準拠)
3.3 kg
本体寸法 (長 x x 高)
324 mm x 94 mm x 201 mm
回転のみ (打撃なし) 時の回転数
1,050/min
全負荷回転数
945/min
ハンマードリルモードでの無負荷回転数
1,090/min
1 回当たりの打撃力 (EPTA プロシージャ 05/2009
に準拠)
2.0 J
注意事項
本説明書に記載されている振動レベルは、 EN 60745 に準拠した測定方法に基づいて測定したものです。 電動工具
を比較するのにご使用いただけます 振動負荷の暫定的な予測にも適しています。 記載されている振動レベルは、
電動工具の主要な使用方法に対する値です。 電動工具を他の用途で使用したり、 異なる先端工具を取り付けて使
用したり、 手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、 振動レベルが異なることがあります。 このような相
違により、 作業時間全体で振動負荷が著しく高くなる可能性があります。 振動負荷を正確に予測するためには、
体のスイッチをオフにしている時間や、 本体が作動していても実際には使用していない時間も考慮しなければなりま
せん。 このような相違により、 作業時間全体で振動負荷が著しく低くなる可能性があります。 作業者を振動によ
る作用から保護するために、 他にも安全対策を講じてください (例 電動工具や先端工具の手入れや保守を行う、
手を冷やさないようにする、 作業手順の計画を立てるなど)
騒音/振動について (EN 60745‑2‑6 に準拠)
サウンドパワーレベル
99 dB (A)
サウンドプレッシャーレベル。
88 dB (A)
定格騒音レベルに対する不確実性
3dB(A)
3 軸の振動値 (振動ベクトル合計)
EN 60745‑2‑6 に準拠
コンクリートへの打撃穿孔、 a
h, HD
11 m/s²
金属への穿孔、 a
h, D
5.5 m/s²
3 軸の振動値の不確実性 (K)
1.5 m/s²
ja
216
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技術情報
チャック
TE‑C CLICK
注意事項
バッテリーパック B 22/1.6Ah を使用すると、 本体の出力は減少します。
バッテリーパック
B 22/3.3 Li‑Ion B 22/2.6 Li‑Ion B 22/1.6 Li‑Ion
定格電圧
21.6 V 21.6 V 21.6 V
容量
3.3 Ah 2.6 Ah 1.6 Ah
エネルギー含量
71.28 Wh 56.16 Wh 34.56 Wh
重量
0.78 kg 0.78 kg 0.48 kg
セルの種類
Li-Ion Li-Ion Li-Ion
温度モニター
あり あり あり
過放電保護
あり あり あり
5 安全上の注意
注意事項
5.1 に記載された安全上の注意事項は、 電動工具に関す
る全ての基本的な安全情報を含んでおり、 準拠する規
格に応じた注意事項がこの取扱説明書に記載されてい
ます。 したがって、 この取扱説明書で説明する機器に
は関係のない注意事項が含まれていることもあります。
5.1 電動工具の一般安全注意事項
a)
警告事項
安全上の注意および指示事項をすべてお読みくだ
さい。 安全上の注意および指示事項に従わない場
合、 感電、 火災、 重度のけがをまねく恐れがあり
ます。 安全上の注意および指示事項が書かれた説明
書はすべて大切に保管してください。 全上の注意
で使用する用語 「電動工具」 とは、 お手持ちの電
動ツール (電源コード使用) およびバッテリーツー
(コードレス) を指します。
5.1.1 作業環境に関する安全
a) 作業場はきれいに保ち、 十分に明るくしてくださ
い。 ちらかった暗い場所での作業は事故を起こす
恐れがあります。
b) 爆発の危険性のある環境(可燃性液体、 ガスおよび
粉じんのある場所) では電動工具を使用しないでく
ださい。 電動工具から火花が飛散し、 粉じんや揮
発性ガスに引火する恐れがあります。
c) 電動工具の使用中、 子供や無関係者を作業場へ近づ
けないでください。 作業中に気がそらされると、
体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
5.1.2 電気に関する安全注意事項
a) 電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちん
と適合しなければなりません。 プラグは絶対に変
更しないでください。 アースした電動工具と一緒に
アダプタープラグを使用しないでください。 オリジ
ナルのプラグと適切なコンセントを使用することに
より、 感電の危険を小さくすることができます。
b) パイプ、 ラジエーター、 電子レンジ、 冷蔵庫など
のアースされた面に体の一部が触れないようにして
ください。 体が触れると感電の危険が大きくなりま
す。
c) 電動工具を雨や湿気から保護してください。 電動工
具に水が浸入すると、 感電の危険が大きくなりま
す。
d) 電動工具を持ち運んだり、 吊り下げたり、 コンセ
ントからプラグを抜いたりするときは、 必ず本体を
持ち、 電源コードを持ったり引っ張ったりしないで
ください。 電源コードを火気、 オイル、 鋭利な刃
物、 本体の可動部等に触れる場所に置かないでく
ださい。 コードが損傷したり絡まったりしている
と、 感電の危険が大きくなります。
e) 屋外工事の場合には、 屋外専用の延長コードのみ
を使用してください。 屋外専用の延長コードを使
用すると、 感電の危険が小さくなります。
f) 湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合
は、 漏電遮断機を使用してください。 漏電遮断機
を使用すると、 感電の危険が小さくなります。
5.1.3 作業者に関する安全
a) 電動工具を使用の際には、 油断せずに十分注意し、
常識をもった作業をおこなってください。 れてい
る場合、 薬物、 医薬品服用およびアルコール飲用に
よる影響下にある場合には電動工具を使用しないで
ください。 電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷
の原因となることがあります。
b) 作業保護具および保護メガネを常に着用してくださ
い。 けがに備え、 電動工具使用状況に応じた粉じ
んマスク、 耐滑性の安全靴、 ヘルメット、 耳栓な
どの作業保護具を使用してください。
c) 電動工具の不意な始動は避けてください。 電動工具
を電源および/またはバッテリーに接続する前や本
体を持ち上げたり運んだりする前に、 本体がオフに
なっていることを必ず確認してください。 オン/オ
フスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチ
に指を掛けたまま運んだり、 電源に接続したりする
と、 事故の原因となる恐れがあります。
ja
217
Printed: 08.07.2013 | Doc-Nr: PUB / 5070976 / 000 / 02
d) 電動工具のスイッチを入れる前に、 必ず調節キーや
レンチを取り外してください。 調節キーやレンチ
が本体の回転部に装着されたままでは、 けがの原
因となる恐れがあります。
e) 作業中は不安定な姿勢をとらないでください。 足元
を安定させ、 常にバランスを保つようにしてくださ
い。 これにより、 万一電動工具が異常状況に陥っ
た場合にも、 適切な対応が可能となります。
f) 作業に適した作業着を着用してください。 だぶだ
ぶの衣服や装身具を着用しないでください。 髪、
衣服、 手袋を本体の可動部に近づけないでくださ
い。 だぶだぶの衣服、 装身具、 長い髪が可動部に
巻き込まれる恐れがあります。
g) 吸じんシステムの接続が可能な場合には、 これらの
システムが適切に接続、 使用されていることを確
認してください。 吸じんシステムを利用することに
より、 粉じん公害を防げます。
5.1.4 電動工具の使用および取扱い
a) 無理のある使用を避けてください。 作業用途に適し
た電動工具を使用してください。 適切な電動工具
の使用により、 能率よく、 スムーズかつ安全な作業
が行えます。
b) スイッチに支障がある場合には、 動工具を使用し
ないでください。 スイッチで始動および停止操作の
できない電動工具は危険ですので、 修理が必要で
す。
c) 本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体
を保管する前には電源プラグをコンセントから抜く
か、 バッテリーを取り外してください。 この安全
処置により、 電動工具の不意の始動を防止すること
ができます。
d) 電動工具をご使用にならない場合には、 子供の手の
届かない場所に保管してください。 電動工具に関す
る知識のない方、 本説明書をお読みでない方によ
る本体のご使用はお避けください。 未経験者によ
る電動工具の使用は危険です。
e) 電動工具は慎重に手入れしてください。 可動部分が
引っ掛かりなく正常に作動しているか、 電動工具
の運転に影響を及ぼす各部分が破損損傷してい
ないかを確認してください。 電動工具を再度ご使
用になる前に、 損傷部分の修理を依頼してくださ
い。 発生事故の多くは保守管理の不十分な電動工
具の使用が原因となっています。
f) 先端工具をきれいに保ってください。 お手入れのゆ
きとどいた先端工具を使用すると、 作業が簡単か
つ、 スムーズになります。
g) 電動工具、 アクセサリー、 先端工具などは本説明書
内の指示に従って使用してください。 この際、作業
環境および用途に関してもよくご注意ください
定された用途以外に電動工具を使用すると危険な状
況をまねく恐れがあります。
5.1.5 バッテリーの使用および取扱い
a) バッテリーを充電する場合は、 必ずメーカー推奨
の充電器を使用してください。 特定タイプのバッテ
リー専用の充電器を他のバッテリーに使用すると、
火災の恐れがあります。
b) 指定されたバッテリーのみを電動工具に使用してく
ださい。 指定以外のバッテリーを使用すると、
傷や火災の恐れがあります。
c) 使用しないバッテリーの近くに、 事務用クリップ、
硬貨、 キー、 釘、 ネジ、 その他の小さな金属片を
置かないでください。 電気接点の短絡が起こるこ
があります。 バッテリーの電気接点間が短絡する
と、 火傷や火災が発生する危険があります。
d) バッテリーが正常でないと、 液漏れが発生すること
があります。 その場合、 漏れた液には触れないで
ください。 もしも触れてしまった場合は、 水で洗
い流してください。 液体が眼に入った場合は、
で洗い流してから医師の診察を受けてください。
出したバッテリー液により、 皮膚が刺激を受けた
り火傷を負う恐れがあります。
5.1.6 サービス
a) 電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申
し付けください。 また、必ず純正部品を使用してく
ださい。 これにより電動工具の安全性が確実に維
持されます。
5.2 ハンマーに関する安全上の注意
a) 耳栓を着用してください。 騒音により、 聴覚に悪
影響が出る恐れがあります。
b) 本体に付属の補助ハンドルを使用してください。
れ以外のハンドルを使用すると、 コントロールを
失ってけがをする恐れがあります。
c) 作業の実施に伴い先端工具が隠れている電線に接
触する可能性がある場合は、 本体を絶縁されたグ
リップ面で保持するようにしてください。 通電し
ているケーブルと接触すると、 本体の金属部分に
も電圧がかかり、 感電の危険があります。
5.3 その他の安全上の注意
5.3.1 作業者に関する安全
a) 本体は必ず両手でグリップを掴んで確実に保持して
ください。 グリップ表面は乾燥させ、清潔に保ち、
オイルやグリスで汚さないようにしてください
b) 本体に集じん装置を取り付けないで作業をする場
合、 作業される方は防じんマスクを着用しなければ
なりません。
c) 休憩を取って緊張をほぐし、 指を動かして血の巡り
を良くするように心がけてください。
d) 回転部分には手を触れないでください。 本体の電
源は必ず作業場で入れてください。 回転部分、
に回転している先端工具は負傷の原因となります。
e) 本体を保管および搬送する際は、 スイッチオンロッ
クを作動させてください (正逆回転スイッチを中
の位置にします)
f) 電子過負荷保護機構により本体がオフになった後に
再び本体を作動させる場合、 本体は必ず両手でグ
リップを掴んで確実に保持してください。
g) 本体で遊んではいけないことを子供に伝えてくださ
い。
h) 本体は、 供や体の弱い人が指示を受けずに使用す
るには向いていません。
i) 含鉛塗料、 特定の種類の木材、 鉱物、 属など
の母材から生じた粉じんは、 健康を害する恐れが
ります。 作業者や近くにいる人々が粉じんに触れた
り吸い込んだりすると、 アレルギー反応や呼吸器疾
患を起こす可能性があります。 カシやブナ材など
の特定の粉じんは、 特に木材処理用の添加剤 (ク
ja
218
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ロム塩酸、 木材保護剤) が使用されている場合、
発ガン性があるとされています。 アスベストが含ま
れる母材は、 必ず専門家が処理を行うようにしてく
ださい。 できるだけ集じん装置を使用してくださ
い。 集じん効果を高めるには、 当電動工具に適し
たヒルティ推奨の木材 / 鉱物粉じん用移動式集じ
ん機を使用してください。 作業場の換気に十分配
慮してください。 フィルタークラス P2 の防じん
マスクの着用をお勧めします。 処理する母材につい
て、 各国で効力を持つ規定を遵守してください。
5.3.2 電動工具の慎重な取扱いおよび使用
a) 作業材料を固定します。 作業材料を締め付ける時
は、クランプあるいは万力を使用してください。
の方が手で押さえるよりも確実であり、 本体を両手
で自由に操作することができます。
b) 使用する先端工具がチャック機構に適合し チャッ
ク内にしっかりと固定されていることを確認してく
ださい。
5.3.3 バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
a) バッテリーを装着する前に、 本体のスイッチがオフ
になっていることを確認してください。 スイッチ
がオンになっている電動工具にバッテリーを装着す
ると、 事故が発生する恐れがあります。
b) LI‑Ion バッテリーパックの搬送、保管、作動には特
別規定を守ってください。
c) バッテリーパックは高温と火気を避けて保管してく
ださい。 爆発の恐れがあります。
d) バッテリーパックを分解したり、 んだり、
80 °C 以上に加熱したり、 燃やしたりしないでくだ
さい。 これを守らないと、 火災、 爆発、 腐食の危
険があります。
e) 必ず本体用に許可されたバッテリーパックを使用し
てください。 その他のバッテリーパックを使用し
たり、 他の目的でバッテリーパックを使用すると、
火災や爆発の危険があります。
f) 損傷したバッテリーパック (例えば亀裂や破損箇
所があったり、 電気接点が曲がっていたり、 押し
戻されていたり、 引き抜かれているバッテリーパッ
ク) の充電や使用はしないでください。
g) バッテリーパックを短絡させないでください。 バッ
テリーパックを本体に挿入する前に、 バッテリー
パックの接点と本体の接点に異物が付いていない
か確認してください。 バッテリーパックの接点
が短絡すると、火災、爆発、腐食が発生する危険が
あります。
h) 湿気が入らないようにしてください。 水が浸入する
と、 短絡を引き起こしたり、 火傷や火災が発生す
る可能性があります。
i) バッテリーパックがつかむことのできないほどに
熱くなっている場合は、 故障している可能性があ
ます。 本体を監視可能な火気のない場所に可燃性
の資材から十分に距離をとって置き、 冷ましてくだ
さい。 バッテリーパックを冷ました後、 ヒルティ
サービスセンターにご連絡ください。
5.3.4 電気に関する安全注意事項
作業を開始する前に、 作業場に埋設された電線、 ガス
管や水道管がないかを金属探知機などで調査してくださ
い。 例えば、 作業中に誤って先端工具が電線に触れる
と、 本体の金属部分とケーブルが通電する可能性があり
ます。 この場合、 感電による重大な事故が発生する危
険があります。
5.3.5 作業場の安全確保
a) 作業場の採光に十分配慮してください。
b) 作業場の換気に十分配慮してください。 作業場
の換気が十分でないと、 粉じんによる汚染で健康
害される恐れがあります。
c) 剥がし作業の場合には、 作業側と反対の領域を保
護してください。 剥がれた部分が脱落、 落下し
て他人を傷つける危険があります。
5.3.6 個人保護用具
本体使用中、 作業者および現場で直近に居合わせる人々
は保護メガネ、 保護ヘルメット、 耳栓、 保護手袋およ
び防じんマスクを着用しなければなりません
6 ご使用前に
6.1 バッテリーパックの慎重な取扱い
注意事項
低温ではバッテリーパックの力が低下します。 バッテ
リーの充電量が少なくなった場合は、 本体が完全に停
止するまで作業を続けないでください。 予備のバッテ
リーと交換してください。 効率が落ちたバッテリーパッ
クは、 交換後速やかに充電してください。
バッテリーパックを使用しない場合は、 できるだけ涼し
くて乾燥した場所に保管してください。 バッテリーパッ
クを太陽の直射下、ラジエーターの上、窓際等で保管し
ないでください。 寿命となったバッテリーの廃棄は、
ja
219
Printed: 08.07.2013 | Doc-Nr: PUB / 5070976 / 000 / 02
リサイクル規制により定められた方法で確実に行ってく
ださい。
6.2 バッテリーパックの充電
危険
必ず指定されたヒルティバッテリーパックと、「アクセ
サリー」 の項に記載のヒルティ充電器を使用してくださ
い。
6.2.1 バッテリーパックの初充電
はじめてお使いになる前にはバッテリーパックをフル充
電してください。
6.2.2 使用されたバッテリーパックの充電
バッテリーパックを充電器にセットする前に、 バッテ
リーパックの表面の汚れを落とし、 乾かしてください。
充電を行う際は、 充電器の取扱説明書および本取扱説明
書の 2.10 「Li‑Ion バッテリーパックの充電状態」
お読みください。
Li‑Ion バッテリーパックは、 部分的にしか充電されてい
ない状態であっても常に挿入することができます。
電の進行状況は LED で表示されます (充電器の取扱説
明書を参照)
6.3 バッテリーパックの装着 2
注意
バッテリーパックを装着する前に、 本体のスイッチがオ
フになっていてスイッチオンロックが作動していること
(正逆回転スイッチを中立の位置にします) を確認して
ください。 必ず本体用に設計されているヒルティバッ
テリーパック B 22/2.6 Li-Ion をご使用ください。
1. バッテリーを工具の後部にあてがいながら、
チッカチッと音がするまで挿入します。
2. 注意バッテリーパックが落下して怪我をする恐れが
あります。
バッテリーパックが本体にしっかりと固定されてい
ることを確認してください。
6.4 バッテリーパックの取外し 3
1. バッテリーの両サイドにあるリリースボタンを押し
ます。
2. バッテリーパックを本体から後ろへ引き抜きます。
6.5 バッテリーパックの搬送および保管
バッテリーパックを引いて、 ロック位置 (作業位置)
から最初のロック位置 (トランスポートロック位置)
へ動かします。
搬送あるいは保管のためにバッテリーパックを本体から
取り外す際は、 バッテリーパックの電気接点がショート
しないことを確認してください。 本体ケース、 先端工
具箱あるいは搬送用ケースからねじ、 ネイル、 クラン
プなどの緩んだ金属製部品、 緩いビット、 針金あるい
は金屑などを取り除くか、 あるいはこれらがバッテリー
パックと接触しないようにしてください。
バッテリーパックを輸送 (トラック、 鉄道、 船舶ある
いは航空機による輸送)する際は、輸送に関する各国お
よび国際的な規定に注意してください。
6.6 サイドハンドルの取付け 4
1. 正逆回転スイッチを中立位置にするか、 または
バッテリーパックを本体から取り外します。
2. サイドハンドルのグリップを反時計方向に回して、
サイドハンドルのクランピングバンドを緩めます。
3. 事故を防止するため、 デプスゲージをサイドハン
ドルから外してください。
4. サイドハンドル (クランピングバンド) をチャッ
クに通し、 ハウジングにはめ込みます。
5. サイドハンドルをご希望の位置に回します。
6. デプスゲージを取り付けて、 グリップを回してサ
イドハンドルが回転しないように固定します
7 ご使用方法
注意
ドリルビットが噛むと、 本体はサイドに振られま
す。 電動工具を使用する時には必ずサイドハンドルを
握ってください。 本体を両手でしっかりと保持すること
で、 ドリルビットが噛んだ場合に逆モーメントを発生さ
せ、 摩擦クラッチを作動させることができます。 緩ん
だ機械部品を締め付ける時はクランプあるいは万力を使
用してください。
7.1 準備
7.1.1 先端工具の装着 5
注意
先端工具の交換時には、 保護手袋を着用してください。
1. 正逆回転スイッチを中立位置にするか、 または
バッテリーパックを本体から取り外します。
2. 先端工具のコネクションエンドが汚れていないか、
グリスが塗布されているか確認します。 必要であ
れば、 コネクションエンドの汚れを取り除き、
グリスを薄く塗ってください。
ja
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3. 防じんカバーのシーリングリップが汚れていない
か確認します。 必要であれば、 防じんカバーの
汚れを落とし、 シーリングに損傷がある場合は
防じんカバーを交換してください 「手入れと保
守」 を参照)
4. 先端工具をチャックに挿入し、 軽く押し付けなが
らガイド溝に収まるまで回します。
5. カチッと噛み合う音がするまで奥に差し込みます。
6. 先端工具を引っ張り、 しっかりと固定されている
か確認します。
7.1.2 デプスゲージ/サイドハンドルの調整 6
1. サイドハンドルのグリップを反時計方向に回して、
サイドハンドルのクランピングバンドを緩めます
2. サイドハンドルをご希望の位置に回します。
3. デプスゲージをご希望の位置にセットします。
4. サイドハンドルのグリップを時計方向に回して、
しっかりと固定すると、 同時にデプスゲージも固
定されます。
7.1.3 先端工具の取外し 7
注意
先端工具は使用することで熱くなるので、 先端工具の交
換時には保護手袋を着用してください。
1. 正逆回転スイッチを中立位置にするか、 または
バッテリーパックを本体から取り外します。
2. チャックロックスリーブを引き戻して、 ャック
を開いてください。
3. 先端工具をチャックから引き抜いてください。
7.2 作動
注意
母材の加工作業で、 母材の破砕片が生ずる場合があ
ります。 保護メガネ、 保護手袋、 および集じん装置
を使用していない場合は防じんマスクを着用してくださ
い。 破片が身体の一部、 眼などを傷つけることもあり
ます。
注意
作業工程で騒音が発生します。 耳栓を着用してくださ
い。 過剰な騒音で聴力の低下を招く場合もあります。
7.2.1 低温での作業
注意事項
打撃機構を作動させるためには、 本体温度が最低運転温
度に達している必要があります。
最低運転温度まで上げるには、 本体先端を直接サポート
面に当てて本体をアイドル回転させます。 必要であれ
ば、 打撃機構が始動するまでこの動作を繰り返します。
7.2.2 正逆回転機能
注意事項
正逆回転スイッチを使用することにより、 先端工具スピ
ンドルの回転方向 (正回転、 逆回転) を選択すること
ができます。 モーター回転中はロック機能により、
イッチの切替ができなくなります。 中立の位置では、
コントロールスイッチはブロックされます。
正回転にするには、 本体の側面にある正逆回転スイッチ
を押し、 矢印をチャック方向に向けます。
逆回転にするには、 本体の側面にある正逆回転スイッチ
を押し、 矢印をグリップ方向に向けます。
正逆回転スイッチをご希望の位置にずらします。
7.2.3 回転のみ 8
1. 穿孔を行う前に正逆回転スイッチを 「右」 の位
置にします。
2. 機能切替スイッチを 「回転のみ」 の位置へ回し
て、 きちっと止めます 作動中に機能切替スイッ
チを操作しないでください。
3. サイドハンドルをご希望の位置に回し、 正しく、
しっかりと固定されていることを確認します
4. バッテリーパックを装着します。
5. ビット先端をご希望の穴明け位置に当てます。
6. ントロールスイッチをゆっくりと握り込みます
(ドリルビットが穴のセンターをとらえるまで低
穿孔)
7. その後コントロールスイッチを一杯に握り込んで、
フルパワーで穿孔します。
8. 適度な力で母材を押し付けてください。 これによ
り最適な穿孔を行えます。
7.2.4 回転 + 打撃 9
1. 穿孔を行う前に正逆回転スイッチを 「右」 の位
置にします。
2. 機能切替スイッチを 「回転 打撃」 の位置へ回し
て、 きちっと止めます 作動中に機能切替スイッ
チを操作しないでください。
3. サイドハンドルをご希望の位置に回し、 正しく、
しっかりと固定されていることを確認します
4. バッテリーパックを装着します。
5. ビット先端をご希望の穴明け位置に当てます。
6. ントロールスイッチをゆっくりと握り込みます
(ドリルビットが穴のセンターをとらえるまで低
穿孔)
7. その後コントロールスイッチを一杯に握り込んで、
フルパワーで穿孔します。
8. 適度な力で母材を押し付けてください。 これによ
り最適な穿孔を行えます。
9. 貫通直前には穿孔速度を落とし、 母材裏面が剥
離するのを防止してください。
7.2.5 LiIon バッテリーパックの充電状態表示の読み
取り 
注意事項
作業中は充電状態の読み取りは行えません。 LED 1
の点滅によってのみ、 バッテリーパックが完全に放電し
ているか、あるいは高温になりすぎているか(> 80 °C)
が示されます。 この場合は、 バッテリーパックを充電
器にセットしてください LED 4 つすべて点滅する
ことにより、 本体に過負荷がかかっているか過熱してい
るかが示されます。
LiIon バッテリーパックは充電状態表示を行うことが
できます。 充電中は、 バッテリーパックのインジケー
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ターで充電状態が示されます (充電器の取扱説明書を参
照) 停止状態のときにバッテリーパックのロックボタ
ンを押す、 あるいはバッテリーパックを本体にセットす
ると、 充電状態が 4 個の LED 3 秒間示されます
以下の章を参照してください2.10 Li‑Ion バッテリー
パックの充電状態
8 手入れと保守
注意
本体が不意に始動することがないよう、 清掃作業を始め
る前にバッテリーパックを取り外してください
8.1 先端工具の手入れ
先端工具の表面に付着した汚れを取り除きます。
折、 油を染みこませた布で表面を磨いて腐食から守っ
てください。 先端工具のコネクションエンドが汚れて
いないか、 グリスが塗布されているか確認します。
要であれば、 コネクションエンドの汚れを取り除き、
グリスを薄く塗ってください。
8.2 本体の手入れ
注意
本体、特にグリップ表面を乾燥させ、清潔に保ち、オイ
ルやグリスが付着していないようにしてください。
剤、 磨き粉等のシリコンを含んだ清掃用具は使用しない
でください。
本体の外側ボディは、 耐衝撃性プラスチックで作られて
います。 グリップ部分は合成ゴムを使用しています。
通気溝が覆われた状態で本体を使用しないでくださ
い。 通気溝を乾いたブラシを使用して注意深く掃除し
てください。 本体内部に異物が入らないようにしてく
ださい。 定期的に、 少し湿した布で本体表面を拭いて
ください。 スプレーやスチームあるいは流水などによ
る清掃は避けてください。 電気上の安全面に悪影響が
出る可能性があります。
8.3 防じんカバーの清掃と交換
チャックの防じんカバーは、 清潔な乾いた布で定期的
に清掃してください。 シーリングリップをていねいに
拭き、 ヒルティグリスを薄く塗布します。 シーリング
リップが損傷している場合は、 必ず防じんカバーを交
換してください。 防じんカバーの下に横からドライバー
を差し込み、 前に押し出します。 接触面を清掃し、
新しい防じんカバーを取り付けます。 カバーがロック
されるまで強く押してください。
8.4 Li‑Ion バッテリーパックの手入れ
湿気が入らないようにしてください。
はじめてお使いになる前にはバッテリーパックをフル充
電してください。
バッテリーパックを最大寿命で使用できるように、
体のパワーが著しく低下したら直ちに放電を中止してく
ださい。
注意事項
本体の作動を続けると、 セルの損傷を防ぐために放電
が自動的に終了します。
バッテリーパックは Li‑Ion バッテリーパック用に許可さ
れたヒルティ充電器で充電してください。
注意事項
- NiCd または NiMH の場合のようなバッテリーパック
のコンディショニングは必要ありません。
- 充電を中断しても、 バッテリーパックの寿命に影響は
ありません。
- バッテリーの寿命に影響を及ぼすことなく、 いつ
でも充電を開始することができます。 NiCd または
NiMH の場合のようなメモリー効果はありません。
- バッテリーパックはフル充電した状態でできるだけ
涼しくて乾燥した場所に保管するのが最適です。
周囲温度が高い場所(窓際)にバッテリーパックを保
管すると、 バッテリーパックの寿命に影響が出て、
セルの自己放電率が上昇します。
- バッテリーパックが完全に充電できなくなった場合
は、 劣化や過負荷で容量が低下しています。 この
バッテリーパックで作業を続けることはまだ可能です
が、 適当な時期にバッテリーパックを新品と交換して
ください。
8.5 保守
警告事項
本体の電気系統部分の修理は訓練された修理スペシャリ
ストのみができます。
本体の全ての表面パーツに損傷がないか、 また全ての装
置が支障なく作動するか確認してください。 パーツが損
傷していたり、 装置が正しく作動しない場合は、 本体
を使用しないでください。 修理が必要な際は、 弊社営
業担当またはヒルティ代理店販売店にご連絡くださ
い。
8.6 手入れと保守を行った後の点検
手入れ、 保守の作業を済ませた後は、 全ての安全機構
が装着され、 正常に作動していることを確認しなければ
なりません。
ja
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9 故障かな? と思った時
症状 考えられる原因 処置
本体が始動しない。
バッテリーパックが正しくロックさ
れていないか、 あるいはバッテリー
パックの放電。
バッテリーパックをカチッカチッと
ロック音がするまで挿入するか、ある
いはバッテリーパックを充電する。
電気的故障。
本体からバッテリーパックを取り外
し、 ヒルティサービスセンターに連
絡する。
バッテリーパックの温度が高すぎる、
または低すぎる。
バッテリーパックを推奨運転温度まで
冷やす/暖める。
本体が作動せず、 LED 1 が点
滅する。
バッテリーパックの放電。 バッテリーパックを交換し、空のバッ
テリーパックを充電する。
バッテリーパックの温度が高すぎる、
または低すぎる。
バッテリーパックを推奨運転温度まで
冷やす/暖める。
本体が作動せず、 4 個すべて
LED が点滅。
本体に短期的に過負荷がかかってい
る。
コントロールスイッチを放して、
し直す。
過熱保護が作動した。
本体を冷やす。
通気溝を清掃する。
打撃がない。
本体温度が低すぎる。 本体を最低運転温度まで暖める。
以下の章を参照してください7.2.1
低温での作業
機能切替スイッチが「回転のみ」に設
定されている。
機能切替スイッチを 「回転 打撃」
に設定する。
本体が逆回転にセットされている。
本体を正回転に切り換える。
コントロールスイッチが押せな
い、 あるいは動かない。
正逆回転スイッチは中立位置 (トラ
ンスポートロック位置)
正逆回転スイッチを左または右へ押
す。
本体スピンドルが回転しない。
本体の電子回路の作動温度が許容範囲
を越えている。
本体を冷やす。
バッテリーパックの作動温度が許容範
囲を越えている。
バッテリーパックを推奨運転温度まで
冷やす/暖める。
バッテリーパックの放電。 バッテリーパックを交換し、空のバッ
テリーパックを充電する。
本体が自動的にオフになる。
過負荷保護機構(スピードレギュレー
ター) が作動している。
コントロールスイッチを放し、 新た
に作動して、本体にかかる負荷を減ら
す。
バッテリーパックの消耗が通
常よりも早い。
バッテリーパックの状態が好ましくな
い。
ヒルティサービスセンターで診断す
るか、 またはバッテリーパックを交
換する。
バッテリーパックが 「カチッカ
チッ」 と音がするまでロックさ
れない
バッテリーパックのロックノッチが
汚れている。
ロックノッチを清掃して、バッテリー
パックをロックする。 問題が再発す
る場合は、ヒルティサービスセンター
に連絡する。
本体あるいはバッテリーパック
が熱くなる。
電気的故障。
本体の電源を直ぐに切ってバッテリー
パックを取り外し、 ヒルティサービ
スセンターに連絡する。
本体に負荷がかかり過ぎている (適
用基準を超えている)
用途に合った工具を選択する。
先端工具をチャックから取り
出せない。
チャックが完全に開いていない。
チャックロックスリーブを後ろに十分
引きながら先端工具を抜く。
先端工具が切削しない。
本体が逆回転にセットされている。
本体を正回転に切り換える。
ja
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10 廃棄
注意
装備を誤った方法で廃棄すると、 次のような危険があります プラスチック部分の燃焼時には人体に有害な有毒ガ
スが発生します。 電池は損傷したりあるいは激しく加熱されると爆発し、 毒害、 火傷、 腐食または環境汚染の危
険があります。 廃棄について十分な注意を払わないと、 権限のない者が装備を誤った方法で使用する可能性があり
ます。 このような場合、 ご自身または第三者が重傷を負ったり環境を汚染する危険があります。
注意
故障したバッテリーパックはただちに廃棄してください。 バッテリーパックは子供の手の届かない所に置いてくださ
い。 バッテリーパックを分解したり、 燃やしたりしないでください。
注意
バッテリーは、 各国の規制に従って廃棄してください。
本体の大部分の部品はリサイクル可能です。 リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されなければなりませ
ん。 多くの国でヒルティは、 古い電動工具をリサイクルのために回収しています。 詳細については弊社営業担当ま
たはヒルティ代理店 販売店にお尋ねください。
EU 諸国の
本体を一般ゴミとして廃棄してはなりません。
古い電気および電子工具の廃棄に関するヨーロッパ基準と各国の法律に基づき、 使用済みの電気工具
は一般ゴミとは別にして、 環境保護のためリサイクル規制部品として廃棄してください。
11 本体に関するメーカー保証
ヒルティは提供した本体に材質的または、 製造上欠陥が
ないことを保証します。 この保証はヒルティ取扱説明
書に従って本体の操作、 取り扱いおよび清掃、 保守が
正しく行われていること、 ならびに技術系統が維持され
ていることを条件とします。 このことは、 ヒルティ純
正の、 消耗品、 付属品、 理部品のみを本体に使用す
ることができることを意味します。
この保証で提供されるのは、 本体のライフタイム期間
内における欠陥部品の無償の修理サービスまたは部品
交換に限られます。 通常の摩耗の結果として必要とな
る修理、 部品交換はこの保証の対象となりません。
上記以外の請求は、 拘束力のある国内規則がかかる請求
の排除を禁じている場合を除き一切排除されます。
りわけ、 ヒルティは、 本体の使用目的の如何に関わら
ず、使用した若しくは使用できなかったことに関して、
またはそのことを理由として生じた直接的、 間接的、
付随的、 結果的な損害、 損失または費用について責任
を負いません。 市場適合性および目的への適合性につ
いての保証は明確に排除されます。
修理または交換の際は、 欠陥が判明した本体または関連
部品を直ちに弊社営業担当またはヒルティ代理店販売
店宛てにお送りください。
以上が、 保証に関するヒルティの全責任であり、 保証
に関するその他の説明、 または口頭若しくは文書による
取り決めは何ら効力を有しません。
ja
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12 EU 規格の準拠証明(原本)
充電式ロータリーハン
マードリル
機種名
TE 4-A22
製品世代
01
設計年
2009
この製品は以下の基準と標準規格
に適合していることを保証します
2006/42/EG2006/66/EG、2004/108/EG、2011/65/EU
EN 60745‑1、 EN 60745‑2‑6、 EN ISO 12100.
Hilti Corporation Feldkircherstrasse 100
FL‑9494 Schaan
Paolo Luccini Jan Doongaji
Head of BA Quality and Process
Management
Executive Vice President
Business Area Electric Tools &
Accessories
Business Unit Power
Tools & Accessories
01/2012 01/2012
技術資料
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH
Zulassung Elektrowerkzeuge
Hiltistrasse 6
86916 Kaufering
Deutschland
ja
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Hilti TE 4-A22 取扱説明書

カテゴリー
パワーツール
タイプ
取扱説明書

その他のドキュメント