Wacker Neuson HX30 ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル

このマニュアルも適しています

5100020107 05 0815
オペレーター マニュアル
熱交換器
HX 15
HX 30
HX 60
JA
著作権表示
©
著作権は 2015 Wacker Neuson Production Americas LLC に属します。
本マニュアルの情報を無断で使用 ( 複製、販売を含む ) することを禁じます。
本機器の当初購入者は本出版物を複製することができます。それ以外のいかなる場
合も Wacker Neuson Production Americas LLC から書面による事前の許可を受ける
ことなく複製することを禁じます
Wacker Neuson Production Americas LLC から許可を得ずに行われたいかなる複製
や配布も有効な著作権に対する侵害とみなします。違反者は法的に罰せられます。
商標
本マニュアルに記載されるすべての商標は該当各社が所有するものです。
製造会社
Wacker Neuson Production Americas LLC
N92W15000 Anthony Avenue
Menomonee Falls, WI 53051 U.S.A.
Tel: (262) 255-0500 · Fax: (262) 255-0550 · Tel: (800) 770-0957
www.wackerneuson.com
オリジナル イ
ンストラク
ション
本オペレーターマニュアルがオリジナルの指示書です。オペレーターマニュアルの
原語はアメリカ英語です。
ghi_tx000944jp.fm
3
はじめに
熱交換器
はじめに
本マニュアルを保管してください。このマニュアルには、以下の機種に関する重要
な指示が記載されています。重指示 Wacker Neuson Production Americas LLC
が明記したものであり、機器を設置、操作、メンテナンスする際に従わなければな
りません。
本マニュアル
で対象とする
機器
本マニュアルは、以下の商品番号の機器を対象とします。
機器に関する
文書
本文書ではこれ以降、Wacker Neuson Production Americas LLC をワッカーノ
イソンと記載します。
機器と一緒にこのオペレーター マニュアルのコピーを保管してください。
機器に付属する別冊『パーツブック』を使用して交換部品を注文してください。
不足している文書がある場合、ワッカーノイソンに問い合わせて、または
www.wackerneuson.com から注文してください。
部品の注文または保守に関する情報を尋ねる際は、機種番号、商品番号、改訂
番号、およびシリアル番号を準備し、担当者に伝えてください。
本マニュアル
に記載される
情報の目的
本マニュアルは、上記のワッカーノイソンの機種を安全に操作し、保守する
ための情報と手順を説明します。自身の安全と怪我の危険性を減らすために、
本マニュアルに書かれているすべての指示をよく読み、理解し、順守してく
ださい。
ワッカーノイソンは、事前に通知することなく、機器の性能を改善し、安全基
準を高めるために技術的な改良を加える権利を保有します
本マニュアルに書かれている情報は、出版される前までに製造された機器に基
づいています。ワッカーノイソンは、事前に通知することなく情報の一部を変
更する権利を保有します。
本マニュアルに記載されているイラスト、パーツ、手順は、ワッカーノイソン
の工場が取り付けた構成部品を参照しています。お住まいの地域の要件によっ
て、機器が異なることがあります
機器 商品番号
HX 15 0620255
HX 30 0620913
HX 60 0620251
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4
はじめに
熱交換器
メーカーによる
認可
本マニュアルには、
認可された
パーツ、付属品、および改造に関する記述が含ま
れています。 以下の定義が適用されます。
認可されたパーツおよび付属品とは、ワッカーノイソンが製造または提供する
ものをいいます。
認可された改造とは、認可されたワッカーノイソンのサービスセンターがワッ
カーノイソンの指示書に従って行う改造をいいます。
認可されていない部品、付属品、および改造とは、認可されている基準に満た
ないものをいいます。
認可されていない部品、付属品、または改造は以下の原因となる恐れがあります。
作業場でオペレーターや他の人物が重症を負う危険性
保障の対象とならない機器への恒久的な損傷。
認可された / されていないパーツ、付属品、または改造に関する質問がある場合
は、お近くのワッカーノイソン販売店まですぐにお問い合わせください。
5100020107_05_JATOC.fm 5
目次
熱交換器
はじめに 3
1 安全に関する情報 7
1.1 本マニュアルで使用される警告表示 ................................................... 7
1.2 機器の詳細と使用目的 ......................................................................... 8
1.3 機器を操作するための安全ガイドライン ............................................ 9
1.4 保守時の安全対策 .............................................................................. 11
2 ラベル 14
2.1 ラベル位置 ......................................................................................... 14
2.2 ラベルの意味 ..................................................................................... 15
3 吊り上げと輸送 18
3.1 機器の吊り上げ ................................................................................. 18
3.2 機器の輸送 ......................................................................................... 19
4 操作 20
4.1 熱交換器の機能、操作、制限 ............................................................ 20
4.2 制御装置 / 部品の位置 ....................................................................... 21
4.3 制御装置 / 部品の詳細 ....................................................................... 21
4.4 コントロールパネル .......................................................................... 22
4.5 初めて機器を使用するための準備 ..................................................... 23
4.6 熱交換器の設置と接続 ....................................................................... 24
4.7 熱交換器の始動 ................................................................................. 26
4.8 熱交換器の停止 ................................................................................. 27
4.9 緊急停止の手順 ................................................................................. 27
5 メンテナンス 28
5.1 定期メンテナンススケジュール ........................................................ 28
5.2 機器の点検 ......................................................................................... 29
5.3 機器の掃除 ......................................................................................... 30
6 トラブルシューティング 31
6 5100020107_05_JATOC.fm
目次
熱交換器
7 技術データ 32
7.1 物理データ ..........................................................................................32
7.2 性能データ ..........................................................................................33
8 略図 34
8.1 HX 15HX 30 .....................................................................................34
8.2 HX 60 ..................................................................................................35
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7
熱交換器 安全に関する情報
1 安全に関する情報
1.1 本マニュアルで使用される警告表示
本マニュアルには、危険、警告、注意、
通知 、
注という警告表示が使用され
います。 怪我や機器の損傷、不適切な保守が行われる可能性を減らすために、警
告表示に従わなければなりません
注意事項 :
安全性を警告する記号として使用されない「注意」は、避けられな
かった場合、財産に影響を与える状況を示しています。
注:
注には、手順での重要な追加情報が記載されています。
これは安全性を警告する記号です。この記号は、個人が受ける可能性のある危険
について警告しています。
この記号の後に書かれているすべての安全に関するメッセージに従ってくだ
さい。
危険
「危険」は、避けられなかった場合、死に至る、または重症を負う危険な状況を示
しています。
死に至る、または重症を負う危険性を避けるために、この記号の後に書かれて
いるすべての安全に関するメッセージに従ってください。
警告
「警告」は、避けられなかった場合、死に至る、または重症を負う可能性のある危
険な状況を示しています。
死に至る、または重症を負う可能性を避けるために、この記号の後に書かれて
いるすべての安全に関するメッセージに従ってください。
注意
「注意」は、避けられなかった場合、軽傷や中度の傷害を受ける危険な状況を示し
ています。
軽傷や中度の傷害を負わないように、この記号の後に書かれているすべての安
全に関するメッセージに従ってください。
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8
安全に関する情報 熱交換器
1.2 機器の詳細と使用目的
この付属品は、気液熱交換器です。 ワッカーノイソンの熱交換器は、伝熱流体の
入った熱交換器、電動送風機、リーダーホース (HX60 HX200 はホースは付い
ていません )、クイック接続真鍮取り付け具で構成されます。
本付属品は、温水循環式サーフェイスヒーターまたは温水循環式エアヒーターと
一緒に使用し、空気を暖めるものです。
本機器は、上記の使用目的のみのために設計され、作られています。 他の目的で
本機器を使用すると、機器が恒久的な損傷を受けたり、オペレーターやその場に
いる他の人物が重症を負う危険性があります。 誤使用による機器の損傷は保証の
対象となりません。
以下に誤使用の例を提示します。
本機器を使用して、空気以外のものを暖めること。
本機器で、工場が推奨する伝熱流体以外のものを使用すること。
本機器をはしご、土台、作業台として使用すること。
本機器を野外で使用すること。
工場の仕様範囲を超えて本機器を操作すること。
本機器やオペレーターマニュアルで示されている警告に全く従わずに本機器を
操作すること。
本機器は、最新の世界的な安全基準に則り、設計され、作られています。 本機器
は、出来る限り実際に起こりうる危険性を減らし、保護ガードを設置し、ラベル
を貼ることでオペレーターの安全性を高めるよう、入念に設計されています。
かし、保護対策を講じても、危険性が完全に排除されない可能性があります。
うした危険性は残存リスクと呼ばれます。 本機器では、残存リスクとして以下の
ようなものがあります。
感電とアークフラッシュ。
不適切な持ち上げ方をしたために受けた人体への損傷
ホースにつまずく危険性。
オペレーター自身と他の人を守るために、本マニュアルに書かれている安全に関
する情報をよく読み、理解してから機器を操作してください。
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9
熱交換器 安全に関する情報
1.3 機器を操作するための安全ガイドライン
オペレーターの
トレーニング
本機器を操作する前に以下を行ってください。
本機器に付属するすべてのマニュアルに書かれた操作指示を読み、理解してく
ださい。
すべての制御装置と安全装置の場所およびその適切な使用方法を把握してくだ
さい。
必要な場合、追加のトレーニングについてワッカーノイソンまでお問い合わせ
ください。
本機器を操作する際は以下にご注意ください。
適切な訓練を受けていない人物が機器を操作しないようにしてください。機器
を操作する人物は、潜在リスクとそれに関連する危険性を把握していなければ
なりません。
オペレーター
の資格
訓練を受けた人物のみが機器を始動させ、操作し、停止させることができます。
オペレーターは以下の条件も満たさなければなりません。
機器を適切に使用する方法の指導を受けていること。
必要な安全装置を把握していること。
以下の人物を本機器に近づけないでください。
子ども
アルコールや薬物中毒者
使用場所
使用場所にご注意ください。
資格のない人物や子ども、ペットを機器に近づけないでください。
機器の使用場所 / 作業場所にある他の機器やそうした場所にいる人物の位置と
動きの変化に注意してください。
適用範囲に、有毒ガスなどの特別な危険がないか、または不安定な地盤条件を
認識し、本機器を使用される前にそうした危険を排除するための適切な処置を
行ってください。
使用場所にご注意ください。
可燃物、燃料、可燃性の蒸気のある場所で本機器を操作しないでください。
安全装置、制御
装置、付属品
以下の条件を満たす場合のみ本機器を操作してください。
すべての安全装置と安全ガードが適切に設置され、正常に使用できる状態に
ある。
すべての制御装置が正常に稼働している。
オペレーターマニュアルの指示通りに機器が正しくセットアップされている。
機器が手入れされている。
機器のラベルが読み取れる。
機器を安全に操作するために以下に注意してください。
安全装置や防護装置が不足していたり、正常に動作しない場合、本機器を操作
しないでください。
安全装置を改造したり無効にしないでください。
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安全に関する情報 熱交換器
ワッカーノイソンが承認していない付属品や装着品のみ使用しないでくだ
さい。
安全に操作す
るための注意
事項
本機器を操作する際は以下にご注意ください。
本機器の可動部分にご注意ください。本機器の可動部に手、足、衣服のだぶつ
いた部分を近づけないようにしてください。
本機器を操作する際は以下にご注意ください。
修理の必要な機器を操作しないでください。
個人用保護具
(
PPE
)
本機器を操作する際は、以下の個人用保護具 (PPE) を着用してください。
動きを妨げない体にフィットした作業服
側面シールド付き保護眼鏡
聴覚保護具
安全靴
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熱交換器 安全に関する情報
1.4 保守時の安全対策
保守トレーニ
ング
本機器の修理やメンテナンスを行う前に、以下を行ってください。
本機器に付属するすべてのマニュアルに書かれた指示を読み、理解してくだ
さい。
すべての制御装置と安全装置の場所およびその適切な使用方法を把握してくだ
さい。
訓練を受けた人物のみが、トラブルシューティングや機器で生じている問題の
修理を行ってください。
必要な場合、追加のトレーニングについてワッカーノイソンまでお問い合わせ
ください。
本機器の保守やメンテナンスを行う際は、以下に注意してください。
適切な訓練を受けていない人物が機器の保守やメンテナンスを行わないように
してください。本機器の保守やメンテナンスを行う人物は、関連する潜在リス
クや危険性を把握していなければなりません。
注意事項
本機器の保守やメンテナンスを行う際は、以下の注意事項に従ってください。
本機器の保守を行う前に、保守手順を読み、理解してください。
本機器を操作する前にすべての調整と修理を終わらせてください。既知の問題
や欠陥のある機器を操作しないでください。
資格のある技術者がすべての修理と調整を行わなければなりません。
機器を止めてからメンテナンスや修理を行ってください。
本機器の可動部分にご注意ください。本機器の可動部に手、足、衣服のだぶつ
いた部分を近づけないようにしてください。
修理やメンテナンス手順を終えてから安全装置と安全ガードを取り付けてくだ
さい。
機器の改造
機器の保守とメンテナンスを行う際は以下に注意してください。
ワッカーノイソンが認可する付属品や付属装置のみご使用ください。
機器の保守とメンテナンスを行う際は以下に注意してください。
安全装置を無効にしないでください。
ワッカーノイソンから書面で許可を得ることなく機器を改造しないでくだ
さい。
部品とラベル
の交換
摩耗または損傷した部品は交換してください。
紛失したラベルや読み取れないラベルはすべて交換してください。
電気部品を交換する際は 元の部品と同じ定格と性能の部品を使用してくだ
さい。
ワッカーノイソン製交換用部品、または寸法、種類、強度および素材などのす
べての仕様が元の部品と一致する部品のみ使用してください。
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安全に関する情報 熱交換器
吊り上げと輸送
機器を吊り上げる際は以下に注意してください。
スリング、チェーン、フック、スロープ、ジャック、その他の吊り上げ装置が
安全に取り付けられ、機器を安全に吊り上げ、保持できる可搬重量を備えてい
ることを確認してください
技術データ
の章を参照してください。
機器を吊り上げる際は、周囲にいる人物に十分注意してください。
機器の輸送に使用する車が機器を安全に輸送するのに必要な積載量とプラット
フォームサイズを備えていることを確認してください
技術データ
の章を参照
してください。
怪我の危険性を減らすために、以下に注意してください。
機器を吊り上げている間や動かしている間は機器の下に立たないでください。
機器を吊り上げている間や動かしている間は機器に乗らないでください。
掃除
機器の掃除と保守を行う際は以下に注意してください
機器の手入れを行い、葉っぱ、紙、カートンなどの屑が残っていないようにし
てください。
ラベルは常に読み取れる状態にしてください。
機器を掃除する際は以下に注意してください。
機器が動いているときに掃除しないでください。
ガソリン、その他の燃料、または可燃性の溶剤を使用して機器を掃除しないで
ください。燃料や溶剤から煙が出ている場合、爆発する恐れがあります。
個人用保護具
(
PPE
)
本機器の保守やメンテナンスを行う際は、以下の個人用保護具 (PPE) を着用し
てください。
動きを妨げない体にフィットした作業服
側面シールド付き保護眼鏡
聴覚保護具
安全靴
また、機器の保守やメンテナンスを行う前に以下を行ってください。
長い髪は後ろで束ねる。
装身具 ( 指輪を含む ) をすべて外す。
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熱交換器 安全に関する情報
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14
ラベル 熱交換器
2 ラベル
2.1 ラベル位置
6
8
9
3
2
4
5
8
12
12
9
10
10
11
11
7
1
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wc_si000545jp.fm
15
熱交換器 ラベル
2.2 ラベルの意味
1
オペレーターマニュアルをお読みください。
2
注意事項
吊り上げ位置
3
重量ラベル
4
マシン定格ラベル : このラベルは、マシン
の定格情報を示しています。
5
スイッチの上半分を押し (I」の印のある
)、機器の電源を入れます。
スイッチの下半分を押し (O」の印のある
)、機器の電源を切ります。
オペレーターマニュアルをお読みください。
18114
8
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16
ラベル 熱交換器
6
警告。表面が高温になっています
手の保護具を着用してください。
目の保護具を着用してください。
7
警告
加圧された物が入っています。機器の電源
を切ってから、クイック接続カップリング
を外してください。
8
手の保護具を着用してください。
オペレーターマニュアルをお読みください。
9
警告 : 表面が高温の危険性下敷きになる危
険性。
10
警告
加圧された物が入っています。機器の電源
を切ってから、クイック接続カップリング
を外してください。
181147
182943
wc_si000545jp.fm
17
熱交換器 ラベル
11
警告 !
感電の危険性。
電源の接続 / 切断位置。
12
マシン定格ラベル : このラベルは、マシン
の定格情報を示しています。
177137
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18
吊り上げと輸送 熱交換器
3 吊り上げと輸送
3.1 機器の吊り上げ
注意事項
適切な機器の重量については、
技術データ
の章を参照してください。
HX 60 または HX 200 機を手で持ち上げようとしないでください。
吊り上げ
以下の手順に従い、HX 機を吊り上げます。
1. 機器に付いている吊り上げハンドル ( テレスコーピングハンドルを持って吊り
上げないでください ) をしっかり握ります。または機器の上部に付いている吊
り上げブラケットに適切に評価された吊り上げ装置を取り付けます。
2. 安全な方法で持ち上げるよう特に注意しながら、上に引き上げます。
HX 15
HX 50
HX 30
HX 100
HX 60
HX 200
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wc_tx001683jp.fm
19
熱交換器 吊り上げと輸送
3.2 機器の輸送
注意事項
適切な機器の重量については、
技術データ
の章を参照してください。
吊り上げ手順については、
機器の吊り上げ
のセクションを参照してください。
機器の輸送
熱交換器は、通常、親機の温水循環式エアヒーター内に入れて輸送します。お使
いの温水循環式エアヒーターには、奥の筐体に固定具が付いています。詳細は、
お使いの機器のオペレーターマニュアルを参照してください。
別の方法で輸送する場合は、チェーン、フック、ストラップ、またはその他の固
定具を使って適切に機器を固定しなければなりません。
作業場。
HX 200 および HX 100 モデルには、作業場で熱交換器を操作するためのホイール
とハンドル (a) が含まれます。
wc_gr009213
wc_gr009214
a
a
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20
操作
熱交換器
4 操作
4.1 熱交換器の機能、操作、制限
機能
熱交換器 (HX) は以下の目的で設計されています。
温水循環式エアヒーターと一緒に動作し、ヒーターの能力を拡張します。
温水循環式サーフェースヒーターの機能を拡張し、空気も加熱できるようにし
ます。
操作
HX は、高温の伝熱流 (HTF) をサプライホースとリターンホースを経由して親機
から受け取ります。HX で伝熱流体の熱エネルギーが空気に伝わります。HX で加
熱された空気は、HX の密閉式送風機で使用場所に送り出されます。各 HX には、
親機とは別に電源が付いています。各 HX に温度制御装置が付いています。
制限
熱交換器は親機 ( 温水循環式エアヒーターまたは温水循環式サーフェースヒー
ター ) と一緒に使用しなければなりません。
ホースで熱損失が発生するため、親機と HX の間の距離が HX の熱出力に影響し
ます。熱損失を減らすためにホースを覆ってください
温水循環式サーフェースヒーターから離す距離 :
最大長 (HX から機器への水平方向の距離 ): 228 m (750 フィート )
最大長 (HX から機器への垂直方向の距離 ): 76 m (250 フィート )
垂直方向での水平方向への最大長 : 215 m (707 フィート )
ブースターポンプの付いていない温水循環式エアヒーターから離す距離 :
水平方向への最大長 : 61 m (200 フィート )
垂直方向への最大長 : 18 m (60 フィート )
垂直方向での水平方向への最大長 : 58 m (191 フィート )
ブースターポンプ付き温水循環式エアヒーターから離す距離 :
水平方向への最大長 : 122 m (400 フィート )
垂直方向への最大長 : 30 m (100 フィート )
垂直方向での水平方向への最大長 : 118 m (387 フィート )
各熱交換器への伝熱流体流量は、定格出力で作動するために不可欠です。
モデル
必要な流量 gpm
モデル
必要な流量 L/
HX 50
2–4
HX 15 7.5–15
HX 100
4–6
HX 30 15–23
HX 200
8–12
HX 60 30–45
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Wacker Neuson HX30 ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
このマニュアルも適しています