P35A

Wacker Neuson P35A, P35A EU ユーザーマニュアル

  • Wacker Neuson P35A ウェットスクリードの操作説明書の内容を理解しました。この機械の使用方法、安全上の注意、保守方法などについてご質問にお答えします。 例えば、推奨燃料や適切な操作方法、保守手順などについてお気軽にご質問ください。
  • 推奨される燃料は何ですか?
    機械の保守を行う際の注意事項は?
    オペレーターの位置はどこが良いですか?
操作説明書
ウェットスクリード
P35A
種類
P35A
文書
5200021925
年月日
1115
バージョン
03
言語
JP
著作権表示
ゥ Copyright 2015 by Wacker Neuson Production Americas LLC.
複写および頒布権を含むすべての権利は、当社に帰属します。
本出版物は、当機械の最初の購入者本人によって複写することができま
す。 Wacker Neuson Production Americas LLC の書面による許可のない複
製は禁じられています。
Wacker Neuson Production Americas LLC による許可のない複製または配
布は、いかなる形態においても、正当な著作権への侵害とみなされます。
違反者は処罰されます。
商標
本マニュアルに引用されるすべての商標は、各社それぞれの登録商標ま
たは商標です。
メーカー
Wacker Neuson Production Americas LLC
N92W15000 Anthony Avenue
Menomonee Falls, WI 53051 U.S.A.
電話番号 : (262) 255-0500 Fax: (262) 255-0550 電話番号 : (800)
770-0957
www.wackerneuson.com
翻訳済使用説明書
本オペレータマニュアルは、使用説明書原本の翻訳です。 本オペレータ
マニュアルの原本に使用されている言語は、アメリカ英語です。
P 35A はじめに
wc_tx003251jp.fm 3
はじめに
この取扱説明書を保管してくださこのマニュアルには、以下の機種に関す
る重要な指示が記載されています。重要な指示は Wacker Neuson Production
Americas LLC が明記したものであり、機械を設置、操作、メンテナンスする際
に従わなければなりません。
本マニュアル
で対象となる
機械
機械の識別
型番、商品番号、改訂番号、シリアル番号が記載されたネームプレートが機械に
付いています。ネームプレートの位置は、上の図に示されています。
シリアル番号
(S/N)
今後の参照のため、下記のスペースにシリアル番号を控えてください。機械の
パーツを注文、または保守を依頼するときに、このシリアル番号が必要になり
ます。
本機械に関す
る文書
本文書ではこれ以降、Wacker Neuson Production Americas LLC Wacker
Neuson と記載します。
機械と一緒にこのオペレーター マニュアルのコピーを保管してください。
機械に付属する別冊のパーツブックを使用して交換部品を注文してください。
不足している文書がある場合、Wacker Neuson に問い合わせて、または
www.wackerneuson.com から注文してください。
部品の注文または保守に関する情報を尋ねる際は、機種番号、商品番号、改
訂番号、およびシリアル番号を準備し、担当者に伝えてください
機械 商品番号:
P 35A
062095606209570620958
wc_gr010231
シリアル番号:
P 35A はじめに
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本マニュアル
に記載されて
いる情報
本マニュアルは、上記の Wacker Neuson 機種を安全に操作し、保守するため
の情報と手順を説明します。自身の安全と怪我の危険性を減らすために、本
マニュアルに書かれているすべての指示をよく読み、理解し、順守してくだ
さい。
Wacker Neuson は、事前に通知することなく、機械の性能を改善し、安全基
準を高めるために技術的な改良を加える権利を保有します。
本マニュアルに書かれている情報は、出版される前までに製造された機械に
基づいています。Wacker Neuson は、事前に通知することなく情報の一部を
変更する権利を保有します。
本マニュアルに記載されているイラスト、パーツ、手順は、Wacker Neuson
の工場が取り付けた構成部品を参照しています。お住まいの地域の要件に
よって、機械が異なることがあります。
メーカーによる
認可
本マニュアルには、
認可された
パーツ、付属品、および改造に関する記述が含ま
れています。以下の定義が適用されます。
認可されたパーツおよび付属品とは、Wacker Neuson が製造または提供する
ものをいいます。
認可された改造とは、認可された Wacker Neuson のサービスセンターが
Wacker Neuson の指示書に従って行う改造をいいます。
認可されていないパーツ、付属品、および改造とは、認可されている基準に
満たないものをいいます。
認可されていないパーツ、付属品、または改造は以下の原因となる恐れがあり
ます。
作業場でオペレーターや他の人物が重症を負う危険性
保障の対象とならない機会への恒久的な損傷
認可された / されていないパーツ、付属品、または改造に関する質問がある場合
は、お近くの Wacker Neuson ディーラーまですぐにお問い合わせください。
P 35A はじめに
wc_tx003251jp.fm 5
目録
PT 3 / PT 3A / PT 3H
wc_bo5200021925_03TOCjp.fm
6
はじめに 3
1 安全に関する情報 8
1.1 本マニュアルで使用される警告記号 .................................................... 8
1.2 機械の詳細と使用目的 ......................................................................... 9
1.3 操作時の安全性 .................................................................................. 10
1.4 保守時の安全性 .................................................................................. 12
1.5 内燃機関を扱う際のオペレーターの安全性 ....................................... 14
2 ラベル 15
2.1 ラベル位置 ......................................................................................... 15
2.2 ラベルの意味 ...................................................................................... 16
3 持ち上げと移動 18
4 操作 19
4.1 制御装置 / コンポーネントの位置 ...................................................... 19
4.2 初めて機械を使用するための準備 ..................................................... 20
4.3 オペレーターの位置 ........................................................................... 20
4.4 推奨する燃料 ...................................................................................... 21
4.5 使用する前に ...................................................................................... 21
4.6 始動 .................................................................................................... 22
4.7 停止 .................................................................................................... 22
4.8 操作 .................................................................................................... 23
4.9 励磁機の調節 ...................................................................................... 25
4.10 ハンドルの高さの調節 ....................................................................... 26
4.11 キックスタンド .................................................................................. 26
4.12 緊急停止の手順 .................................................................................. 26
目録
PT 3 / PT 3A / PT 3H
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7
5 メンテナンス 27
5.1 排気ガス浄化装置のメンテナンス ...................................................... 27
5.2 定期メンテナンススケジュール ......................................................... 27
5.3 エンジンオイル ................................................................................... 28
5.4 エアクリーナー ................................................................................... 29
5.5 点火プラグ .......................................................................................... 30
5.6 機械の掃除 .......................................................................................... 31
5.7 長期保管 ............................................................................................. 31
5.8 トラブルシューティング .................................................................... 31
6 技術データ 32
6.1 エンジン ............................................................................................. 32
6.2 ブレード ............................................................................................. 33
6.3 サイズ ................................................................................................. 33
6.4 音響と振動の仕様 ............................................................................... 34
wc_si000748jp.fm
8
P 35A 安全に関する情報
1 安全に関する情報
1.1 本マニュアルで使用される警告記号
本マニュアルには、危険、警告、注意、
通知
、注という警告記号が使用されてい
ます。 怪我や機器の損傷、不適切な保守が行われる可能性を減らすために、これ
らの警告記号に従わなければなりません。
注意事項
: 安全性を警告する記号として使用されない「注意」は、避けられ
かった場合、財産に影響を与える状況を示しています。
注記 :
注には、手順での重要な追加情報が記載されています。
これは安全性を警告する記号です。この記号は、個人が受ける可能性のある危険
について警告しています。
この記号の後に書かれているすべての安全に関するメッセージに従ってくだ
さい。
危険
「危険」は、避けられなかった場合、死に至る、または重症を負う危険な状況を示
しています。
死に至る、または重症を負う危険性を避けるために、この記号の後に書かれて
いるすべての安全に関するメッセージに従ってください。
警告
「警告」は、避けられなかった場合、死に至る、または重症を負う可能性のある危
険な状況を示しています。
死に至る、または重症を負う可能性を避けるために、この記号の後に書かれて
いるすべての安全に関するメッセージに従ってください。
注意
「注意」は、避けられなかった場合、軽傷や中度の傷害を受ける危険な状況を示し
ています。
軽傷や中度の傷害を負わないように、この記号の後に書かれているすべての安
全に関するメッセージに従ってください。
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9
安全に関する情報 P 35A
1.2 機械の詳細と使用目的
この機械は振動式コンクリートスクリードです。Wacker Neuson のウェットスク
リードは、ガソリンエンジン、燃料タンク、メタルブレード、メタルブレードの
中心に設置されている偏心ウェイト、制御ハンドルで構成されています。ガソリ
ンエンジンの動力が、ドライブシャフトを介して偏心ウェイトを回転させ、メタ
ルブレード全体を振動させます。オペレータは制御ハンドルを持って表面処理さ
れていないコンクリート上で機械を動かします。
この機械は、グレードステークやグレードフォームを使用し / せずに、表面処
理されていないコンクリートスラブを打設するために使用します。
この機械は、上記の使用目的のみのために設計され、作られています。他の目的
で機械を使用すると、機械が恒久的な損傷を受けたり、オペレーターやその場に
いる他の人物が重症を負う危険性があります。誤使用による機械の損傷は保証の
対象となりません。
以下に誤使用の例を提示します。
機械をはしご、土台、作業面として使用する
人や機器を運んだり輸送するために機械を使用する
表面処理されていないコンクリートではない場所でスクリードを使用する
アスファルトや舗装されたコンクリートなど締固める必要のない場所で機械を
操作する
工場の仕様範囲外で機械を操作する
機械やオペレーターマニュアルに記載された警告に反した方法で機械を操作
する
この機械は、最新のグローバル安全基準に則って設計され、作られています。こ
の機械は、出来る限り実際に起こりうる危険性を減らし、保護ガードを設置し、
ラベルを貼ることでオペレーターの安全性を高めるよう、入念に設計されていま
す。しかし、安全保護対策を講じても残るリスクがあります。そうしたリスクを
残留リスクといいます。この機械では、以下のような危険性にさらされる可能性
があります。
エンジンから出る熱、騒音、排気ガス、一酸化炭素
養生されたコンクリートによる化学火傷
不適切に燃料補給されたことから生じる火災の危険性
燃料とその臭い、不適切な持ち上げ方をしたことによる燃料漏れ
不適切に機械を吊り上げたり操作したために受けた傷害
ブレードが押さえられたことによる加振
オペレーター自身と他の人を守るために、本マニュアルに書かれている安全に関
する情報をよく読み、理解してから機械を操作してください
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10
P 35A 安全に関する情報
1.3 操作時の安全性
オペレー
ターの
トレーニング
機械を操作する前に以下を行ってください。
機械に付属するすべてのマニュアルに書かれた操作指示を読み、理解してくだ
さい。
すべての制御装置と安全装置の場所およびその適切な使用方法を把握してくだ
さい。
必要な場合、追加のトレーニングについて Wacker Neuson までお問い合わせ
ください。
機械を操作する際は以下に注意してください。
適切な訓練を受けていない人物が機械を操作しないようにしてください。機械
を操作する人物は、潜在リスクとそれに関連する危険性を把握していなければ
なりません。
オペレー
ターの資格
訓練を受けた人物のみが機械を始動させ、操作し、停止させることができます。
オペレーターは以下の条件も満たさなければなりません。
機械を適切に使用する方法の指導を受けていること。
必要な安全装置を把握していること。
以下の人物を機械に近づけないでください。
子ども
アルコールや薬物中毒者
使用場所
使用場所にご注意ください。
資格のない人物や子ども、ペットを機械に近づけないでください
機械の使用場所 / 作業場所にある他の機器やそうした場所にいる人物の位置と
動きの変化に注意してください。
使用場所にご注意ください。
可燃物、燃料、可燃性の蒸気のある場所で機械を操作しないでください。
安全装置、
制御装置、
付属品
以下の場合のみ機械を操作してください。
すべての安全装置と安全ガードが適切に設置され、正常に使用できる状態
にある。
すべての制御装置が正常に稼働している。
オペレーターマニュアルの指示通りに機械が正しくセットアップされている。
機械が手入れされている。
機械のラベルが読み取れる。
機械を安全に操作するために以下に注意してください。
安全装置または安全ガードが不足していたり、無効な場合、機械を操作しない
でください。
安全装置を改造したり無効にしないでください。
Wacker Neuson が承認する付属品や装着品のみ使用してください。
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11
安全に関する情報 P 35A
安全作業の
心得
機械を操作する際は以下に注意してください。
機械の可動部に注意してください。機械の可動部に手、足、衣服のだぶついた
部分を近づけないようにしてください。
機械を操作する際は以下に注意してください。
修理が必要な機械は操作しないでください。
個人用保護具
(PPE)
機械を操作する際は、以下の個人用保護具 (PPE) を着用してください。
動きを妨げない体にフィットした作業服
サイドシールド付き保護眼
聴覚保護具
安全靴
使用後
機械が作動していないときは、常にエンジンを止めてください。
機械を操作しないときは、燃料バルブを閉じてください(装備されている
場合)
操作していない時に、機械がひっくり返ったり、転がり落ちたり、滑ったり、
倒れたりしないように十分に注意してください。
使用時以外は適切に保管してください。機械は、子供の手の届かない、清潔で
乾燥した場所に保管してください。
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12
P 35A 安全に関する情報
1.4 保守時の安全性
保守トレーニ
ング
機械の保守やメンテナンスを行う前に以下を行ってください。
機械に付属するすべてのマニュアルに書かれた指示を読み、理解してくだ
さい。
すべての制御装置と安全装置の場所およびその適切な使用方法を把握してくだ
さい。
訓練を受けた人物のみが、トラブルシューティングや機械で生じている問題の
修理を行ってください。
必要な場合、追加のトレーニングについて Wacker Neuson までお問い合わせ
ください。
機械の保守やメンテナンスを行う際は、以下に注意してください
適切な訓練を受けていない人物が機械の保守やメンテナンスを行わないように
してください。機械の保守やメンテナンスを行う人物は、関連する潜在リスク
や危険性を把握していなければなりません。
注意事項
機械の保守やメンテナンスを行う際は、以下の注意事項に従ってください。
機械の保守を行う前に、保守手順を読み、理解してください。
機械を操作する前にすべての調節と修理を終わらせてください。既知の問題や
欠陥のある機械を操作しないでください。
資格のある技術者がすべての修理と調整を行わなければなりません。
機械を止めてからメンテナンスや修理を行ってください。
機械の改造
機械の保守とメンテナンスを行う際は以下に注意してください。
Wacker Neuson が承認した付属 / 装着品のみ使用してください。
機械の保守とメンテナンスを行う際は以下に注意してください。
安全装置を無効にしないでください。
Wacker Neuson から書面で許可を得ることなく機械を改造しないでください。
パーツと
ラベルの交換
摩耗または損傷した部品は交換してください。
紛失したラベルや読み取れないラベルはすべて交換してください
電気部品を交換する際は、元の部品と同じ定格と性能の部品を使用してくだ
さい。
Wacker Neuson 製交換用部品、または寸法、種類、強度および素材などのす
べての仕様が元の部品と一致する部品のみ使用してください。
掃除
機械の掃除と保守を行う際は以下に注意してください。
機械の手入れを行い、葉っぱ、紙、カートンなどの屑が残っていないようにし
てください。
ラベルは常に読み取れる状態にしてください。
機械を掃除する際は以下に注意してください。
機械が動いているときに機械を掃除しないでください。
ガソリン、その他の燃料、または可燃性の溶剤を使用して機械を掃除しないで
ください。燃料や溶剤から煙が出ている場合、爆発する恐れがあります。
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13
安全に関する情報 P 35A
個人用保護具
(PPE)
本機械の保守やメンテナンスを行う際は、以下の個人用保護 (PPE) を着用して
ください。
動きを妨げない体にフィットした作業服
サイドシールド付き保護眼
聴覚保護具
安全靴
また、機械の保守やメンテナンスを行う前に以下を行ってください。
長い髪は後ろで束ねる。
装身具 ( 指輪を含む ) をすべて外す。
安全整備の
心得
燃料を入れ過ぎた状態で、点火プラグを外したままガソリンエンジンをかけな
いでください。シリンダに溜まっている燃料が、点火プラグの開口部から吹き
出します。
エンジンが溢れているとき、またはガソリンの匂いがするときは、ガソリンエ
ンジンの点火テストを行わないでください。火花が飛び散り、ガソリンの蒸気
に引火する恐れがあります
ブレードは注意して扱ってください。ブレードの先は尖っているため、怪我を
する恐れがあります。
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14
P 35A 安全に関する情報
1.5 内燃機関を扱う際のオペレーターの安全性
操作時の
安全性
エンジンを動かす際は以下に注意してください。
排気管の周囲に可燃性の物を置かないでください。
燃料ラインと燃料タンクに漏れや亀裂がないことを確認してからエンジンを始
動してください。燃料が漏れていたり、燃料ラインが緩んでいる場合は機械を
動かさないでください。
エンジンを動かす際は以下に注意してください。
機械の操作中に喫煙しないでください。
火花が散る場所や直火の近くでエンジンを動かさないでください
エンジンが動いているとき、あるいはエンジンを止めた直後にエンジンやマフ
ラーを触らないでください。
燃料タンクの蓋が緩んでいたり、外れている場合、機械を操作しないでくだ
さい。
燃料漏れがある場合や燃料の臭いが残っている場合はエンジンを始動しないで
ください。燃料が漏れた場所から機械を遠ざけ、指導する前に機械を拭いてく
ださい。
燃料補給時の
安全性
エンジンに給油する際は以下に注意してください。
燃料がこぼれた場合はすぐに拭き取ってください。
よく換気された場所で燃料タンクにオイルを補給してください。
補給した後に燃料タンクの蓋を締めてください。
喫煙しないでください。
エンジンが熱いまたは動いているときに給油しないでください。
火花が散る場所や直火の近くでエンジンに給油しないでください
適切な道具 ( 例えば、燃料ホースや漏斗など ) を使って給油してください。
機械がプラスチックベッドライナー付きのトラック内に置かれている場合、燃
料補給を行わないでください。静電気で、燃料または燃料ガスが発火すること
があります。
警告
内燃エンジンには、機械の操作時または燃料補給時に注意しなければならない特
別な危険があります。警告や安全基準に従わなかった場合、重症を負う、または
死に至る危険があります。
エンジンの取扱説明書と以下の安全ガイドラインに書かれている警告に関する
指示を読み、その指示に従ってください。
危険
エンジンから出る排気ガスには、猛毒の一酸化炭素が含まれています。一酸化炭
素にさらされると数分で死に至ります。
換気扇やホースなどの装置で十分な換気が行われていない場合、トンネルなど
の壁に囲まれた場所で決して機械を動かさないでください。
wc_si000749jp.fm
15
ラベル P 35A
2 ラベル
2.1 ラベル位置
C
A
E
D
B
wc_gr008018
wc_si000749jp.fm
16
P 35A ラベル
2.2 ラベルの意味
A
警告
聴力の低下や目の怪我といったリスクを
減らすため、この機械を操作する際は必
ず聴覚と目を保護してください。
B
警告
高温面
C
危険
窒息の危険性
エンジンから一酸化炭素が排出され
ます。
換気扇やホースなどの装置を使って十
分換気が行われているいない場合は、
室内や囲まれた場所でこの機械を使用
しないでください。
オペレーターマニュアルをお読みくだ
さい。この機械に火花の散るもの、炎
を出しているもの、燃えているものを
近づけないでください。エンジンを止
めてから燃料を補給してください。
D
この機械は、1つ以上の特許を取得して
いる可能性があります。
178745
178745
0178715
STOP
wc_si000749jp.fm
17
ラベル P 35A
E
警告
回転式の機械です!エンジンが動い
ているときに機械内部を触らないでく
ださい。
wc_tx003252jp.fm
18
P 35A 持ち上げと移動
3 持ち上げと移動
機械を持ち上げて移動する場合、以下に通りに行ってください。
1. ネジ (a) を緩め、上部のガイドハンドル (b) を折りたたみます。ネジを締めて、
上部のガイドハンドルを適切な位置に固定します。
2. 底部に付いているリフティングハンドル (c) を持って機械を持ち上げ、移動さ
せます。
wc_gr010850
c
a
b
wc_tx003253jp.fm
19
操作 P 35A
4 操作
4.1 制御装置 / コンポーネントの位置
参照
番号
詳細
参照
番号
詳細
1
調節可能なハンドル
5
キックスタンド
2
調節可能なハンドルグリップ
6
リフティングハンドル
3
スロットル制御部
7
ブレード
4
燃料タンク
——
wc_gr008019
5
4
1
7
6
2
3
wc_tx003253jp.fm
20
P 35A 操作
4.2 初めて機械を使用するための準備
1. 解いた包装資材が機械に残っていないことを確認してください。
2. 機械とその構成部品に損傷がないか確認します。目に見える損傷がある場合、
機械を動かさないでください。すぐにお近くの Wacker Neuson 販売店にご
連絡ください。
3. 機械に同梱されているすべての付属品を点検し、緩んだ部品や留め具がないこ
とを確認してください。
4. 取り付けられていない部品を取り付けてください。
5. 必要に応じて規定通りに、燃料、エンジンオイル、電池酸などの液体を加えて
ください。
6. 機械を作業場に移してください。
4.3 オペレーターの位置
この機械を安全に効果的に使用することはオペレーターの責任です。オペレー
ターが常に適切な動作位置を維持しない限り、機械を完全に制御することは不可
能です。
機械を操作している間は、オペレーターは以下の点を守らなければなりません。
エンジンと向かい合うように、ハンドルの間に立ちます。
右手の指でスロットル制御部を握りながら、調節可能なハンドルを両手で握り
ます。
乾いていないコンクリートでスクリードを引くときは後ろ向きに歩きます。
/