A: 起動メニューからコマンドラインインタフェースにアクセスするには、DTK コマンドラインインタフェース(Linux) を選択します。
Q: どのコンポーネントを設定すればいいですか?
A: 表6-1 に、Dell システム別に設定できるコンポーネントが一覧表示されています。
表 6-1Dellシステムと設定可能なコンポーネント
Q: RAID コントローラについての詳細情報はどこで入手できますか?
A: 読み取りポリシー、書き込みポリシー、キャッシュポリシー、サポートされているストライプサイズの詳細については、 『Dell OpenManage Deployment Toolkit コマンドラインインタフェースリフ
ァレンスガイド』を参照してください。
Q: システムでどの BIOS 設定オプションを利用できるか知るにはどうしたらいいですか?
A: システムで使用可能な BIOS 設定オプションを表示するには、起動 メニュー画面で DTK コマンドラインインタフェース(Linux) を選択します。SYSCFG ツールを使用して、システムで使用可
能なオプションのリストを表示します。
Q: デバイスの起動順序を設定するとき、システムにないデバイスを選択するとどうなりますか?
A: 設定ユーティリティは、指定した起動順序で起動デバイスを選択します。ただし、システムにないデバイスを選択すると、ユーティリティはそのデバイスは無視し、残りの起動デバイスを選択して、指
定した順序でデバイスをリストに表示します。
Q: サイズを指定して仮想ディスクを作成したらどうなりますか?
A: (最大サイズ オプションを使う代わりに)サイズを指定して仮想ディスクを作成した場合、その後作成する仮想ディスクは選択したコントローラとアレイディスクにバインドされます。 この条件は、そ
のアレイディスクの空き容量がなくなるまで有効です。
Q: アレイディスクを使って作成した仮想ディスクの 1 つを削除したらどうなりますか?
A: アレイディスクを使って作成した仮想ディスクの 1 つを削除することを選択したら、そのアレイディスク上で作成されているすべての仮想ディスクが削除の対象として選択されます。
Q: Systems Build and Update Utility を使用して RAID を設定できない場合はどうすればよいですか?
A: RAID コントローラの 高速初期化 パラメータが ON に設定されていることを確認してから、再試行してください。この設定は、すべての RAID コントローラに対する出荷時のデフォルトです。
Q: Systems Build and Update Utility を使用すると、SATA 2s コントローラがハードドライブに接続されたシステム上で、RAID を設定できますか?
A: Systems Build and Update Utility は、SATA 2s ハードドライブに接続されたシステム上では、RAID の設定をサポートしていません。このようなシステム上で RAID を設定するには、
<Ctrl+A> オプションを使用するか、BIOS でハードドライブ構成を Native(ネイティブ) モードに設定します。
Q: 複数の SCSI と RAID コントローラを搭載したシステムを使用しています。Systems Build and Update Utility がコントローラを検索する順序はどのように設定しますか?
A: Systems Build and Update Utility は BIOS 起動順序リストに示されたコントローラをまず使用します。オペレーティングシステム用に別のコントローラを使用する場合は、BIOS 設定(システ
ムの起動時に <F2> を押す)に行き、目的のコントローラを最初の起動デバイスに設定します。
Q: 1 つまたは複数の仮想ディスクが障害状態または劣化状態にあることを発見した場合、どうすればよいですか?
A: 仮想ディスクのいずれかが障害状態または劣化状態にある場合、サーバーセットアッププログラムを開始してはいけません。RAID コントローラのファームウェアユーティリティを使用して(起動中に
<Ctrl+A>、<Ctrl+M>、または <Ctrl+C> を押す)、RAID コントローラの状態をリセットします。
Q: Legacy(レガシー) モードにあるディスクに対して RAID を設定するには、どうすればよいですか?
A: CERC ATA または CERC SATA RAID コントローラでは、Legacy(レガシー) モードにあるディスクは、Systems Build and Update Utility 内の RAID 構成を使用できません。RAID コン
テナの一部として Legacy(レガシー) モードディスクを使用する場合、RAID コントローラファームウェアユーティリティを使用して、ディスクを初期化します。ただし、すべてのディスクが Legacy(レ
ガシー) モードに設定されている場合、Systems Build and Update Utility はコントローラ上で RAID の構成に失敗する場合があります。
Q: Systems Build and Update Utility が RAID 構成中に失敗する原因は何ですか?
A: メモリの容量が 256 MB 未満で、2 つ以上の RAID コントローラが存在するシステムでは、Systems Build and Update Utility は RAID の構成中に失敗する可能性があります。1 つのアダ
プタにオペレーティングシステムをインストールしてから、追加のアダプタにインストールします。
Q: 異種構成 状態にある SAS 5/IR および 6/IR コントローラカード、ディスクには、RAID 以外のモードでオペレーティングシステムをインストールすることはできません。そのようなディスクをオペレ
ーティングシステムのインストールに使用するには、どうすればよいですか?
A: SAS 5/IR および 6/IR コントローラカードにおいて、異種構成 状態にある任意のディスクをオペレーティングシステムのインストールに使用するには、システムツール セクションにある Erase
All Physical Disks(物理ディスクをすべて消去する) オプションを使用して物理ディスクをクリアします。すべてのディスクが 異種構成 状態にある場合、Systems Build and Update
Utility は、RAID 以外のモードにあるコントローラに対して、オペレーティングシステムのインストールに失敗する場合があります。