Dell Systems Build and ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell Systems Build and Update Utility(SBUU)バージョン2.4 ユーザーズガイドに関するご質問にお答えします。このドキュメントでは、Dellサーバーの導入とアップデート方法を詳細に解説しています。ファームウェア更新、OSインストール、複数システムへの設定適用など、様々な機能についてご質問ください。
  • SBUUでサポートされているオペレーティングシステムは?
    SBUUを使用して複数のシステムに同じ設定を適用するにはどうすればよいですか?
    ファームウェアアップデートモジュールではどのような操作ができますか?
    SBUUの代替として推奨されるツールは?
Dell Systems Build and Update Utility
バージョン 2.4 ユーザーズガイド
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して
います。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
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で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。
2014 - 03
Rev. A00
目次
1 Dell OpenManage Systems Build and Update Utility............................................................5
本ガイドに含まれる情報......................................................................................................................................5
本リリースの新機能..............................................................................................................................................5
作業を開始する前に..............................................................................................................................................6
Lifecycle Controller GUI 移行............................................................................................................................ 7
ファームウェアアップデートモジュール......................................................................................................... 7
システムファームウェアのアップデート...................................................................................................7
ハードウェア設定モジュール..............................................................................................................................8
現在のシステムでのシステムハードウェアの設定...................................................................................8
複数システムで使用するための、現在のシステムでのシステムハードウェアの設定......................9
サーバーオペレーティングシステムインストールモジュール.....................................................................9
オペレーティングシステムのインストール...............................................................................................9
デルサポートサイトからの文書へのアクセス............................................................................................... 13
デルへのお問い合わせ........................................................................................................................................13
2 SBUU の起動.............................................................................................................................15
ローカルシステムでの SBUU の起動................................................................................................................ 15
リモートシステムでの SBUU の起動................................................................................................................ 15
3 異なるシナリオでの SBUU の使用................................................................................... 17
現在使用しているベアメタル Dell システムの導入....................................................................................... 17
同じ構成のシステムを複数導入する............................................................................................................... 18
構成がわずかに異なるシステムを複数導入する........................................................................................... 19
異なるモデルのシステムを複数導入する....................................................................................................... 20
同じ構成で異なるオペレーティングシステムのシステムを複数導入する...............................................20
設定ファイルの再利用........................................................................................................................................22
起動可能 USB デバイスの作成...........................................................................................................................23
ISO イメージの作成............................................................................................................................................. 23
4 よくあるお問い合わせ(FAQ........................................................................................ 25
4
1
Dell OpenManage Systems Build and Update
Utility
Dell OpenManage Systems Build and Update UtilitySBUU)は、お使いの Dell システムの導入およびアップデー
トのための、グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)ベースのユーティリティです。これは dell.com/
support から入手でき、Dell
Systems Management Tools and DocumentationDVD の一部となっています。これ
には、サーバー OS インストール(SOI、ファームウェアアップデート、および ハードウェア設定などのモ
ジュールがあります。これらのモジュールは、プレオペレーティングシステム環境での BIOS およびファーム
ウェアのアップデート、現在のシステムまたは複数のシステムへの BIOS 設定の適用、およびオペレーティン
グシステムのインストールを可能にします。
本ガイドに含まれる情報
操作 参照先
お使いのシステムハードウェアを設定する。
システムハードウェアの設定
システムへのオペレーティングシステムのインスト
ール。
オペレーティングシステムのインストール
希望する複数システム(異なるプラットフォーム)
導入のためのカスタム化された起動可能メディアの
作成。
異なるシナリオでの SBUU の使用
プリオペレーティング環境におけるシステムファー
ムウェア
Baseboard Management ControllerBMC
Dell Remote Access ControllerDRACRedundant Array
of Independent DisksRAIDおよび BIOS のアップデ
ート。
システムファームウェアのアップデート
本リリースの新機能
SBUU に関する本リリースの注目新機能は次の通りです。
次のオペレーティングシステムへの対応が追加されました。
Microsoft Windows Server 2012 R2 DatacenterFoundationEssentialsおよび Standard の各エディション
Novell SUSE Linux Enterprise Server 11 SP364 ビット)
Red Hat Enterprise Linux 6.564 ビット)
VMware ESXi 5.5 フラッシュおよび HDD
VMware ESXi 5.1 U2 フラッシュおよび HDD
VMware ESXi 5.0 U3 フラッシュおよび HDD
次のアダプタカードのサポートを追加。
Mellanox ConnectX-3 デュアルポート 10 GbE DA/SFP+ ネットワークアダプタ
Mellanox ConnectX-3 デュアルポート 10 GbE KR ブレードメザニンカード
5
Mellanox ConnectX-3 デュアルポート 40 GbE QSFP+ ネットワークアダプタ
Emulex OCe14102-UX-D デュアルポート 10 Gb SFP+ CNA
Emulex OCm14102-U3-D デュアルポート 10 Gb KR ブレードメザニン
Emulex OCm14102-U2-D デュアルポート 10 Gb KR ブレード NDC
Emulex OCm14104-UX-D クアッドポート 10 Gb DA/SFP+ ラック NDC
Dell PowerEdge M820VRTXPowerEdge R220、および PowerEdge R920 のサポートを追加。
Dell PERC 9 コントローラ(H730P アダプタ)のサポートを次の機能と共に追加。
不均等スパンでの RAID 10 仮想ディスク。
アドバンスド 4K セクタハードディスクドライブ。
データ整合性のための T10 Protection InformationPI
次のオペレーティングシステムに対するサポートが廃止されました。
SUSE Linux Enterprise Server 10 SP4
SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2
Red Hat Enterprise Linux 6.464 ビット)
VMware ESXi 5.1 U1 HDD および Flash
VMware ESXi 5.0 U2 HDD および Flash
メモ: 対応 Dell PowerEdge システムおよび対応オペレーティングシステムの完全なリストについては、
Dell
Systems Management Tools and DocumentationDVD OMDVD\html\en\platform\osmatrix にある
osmatrix.html」を参照してください。
SBUU が廃止されたため、今後は SBUU の代替として Dell Lifecycle Controller 2 を使用することをお勧めします。
Dell Lifecycle Controller 2 は次のような向上された機能を提供します。
システムファームウェアのアップデート。
オペレーティングシステムのインストール。
プリオペレーティングシステム環境の複数システムでのファームウェアおよび BIOS のアップデート。
システムハードウェアの設定。
Server Update Utility SUU)をカスタマイズし、システムのアップデートに使用。
詳細については、dell.com/support/manuals で入手できる次のマニュアルを参照してください。
Dell Lifecycle Controller 2 バージョン < バージョン番号 >
ユーザーズガイド
Lifecycle Controller 2 ウェブサービスインタフェースガイド
Lifecycle Controller Integration のベストプラクティス
作業を開始する前に
本項では、SBUU を使用するための前提条件、およびその他の役に立つ情報をリストします。
最低 512 MB のメモリを搭載した Dell システム。
DVD ドライブ、Dell Server Updates』メディア、および『Dell Systems Management Tools and
Documentation』メディア(Dell OpenManage System Administrator のインストール用)
ネットワークファイルシステム(NFS)または複数の Samba ネットワーク共有。
メモ: 導入するシステムにネットワーク接続がない場合は、複数の USB ドライブがあることを確認
してください。
6
メモ: PowerEdge SC システムには該当しません。
RAIDBIOSBMC、および DRAC に関する基礎知識。
Lifecycle Controller GUI 移行
1. Dell Systems Management Tools and Documentation』メディアをメディアドライブに挿入します。
起動メニューが表示されます。
2. 画面上で、今すぐ試す – Lifecycle Controller の起動 をクリックしてシステムを Lifecycle Controller で起動し
ます。
メモ: Lifecycle Controller 起動は PowerEdge 12 世代および第 11 世代システムでサポートされてい
ます。Lifecycle Controller GUI を使用するオプション、または SBUU の使用を継続するオプションが
あります。
メモ: iDRAC 6/BMC および UEFI BIOS が事前設定および設定されており、System Services および
Intelligent Platform Management InterfaceIPMI)が有効であることを確認します。
ファームウェアアップデートモジュール
SBUU ファームウェアアップデートモジュールでは、プレオペレーティングシステム環境でお使いの Dell
ステムの BIOS とファームウェアバージョンをアップデートすることが可能です。このモジュールでは、次の
操作を実行できます。
お使いのシステムのインベントリ
独自のリポジトリの選択
比較レポートの生成
メモ: 比較レポートは、既存のシステム上の各コンポーネントの現在インストールされているバージ
ョンと、同じシステムのリポジトリコンポーネントバージョンとの比較です。
システムコンポーネントのアップグレード
システムファームウェアのアップデート
1. Dell Systems Build and Update Utility ホーム 画面で、左ペインにある ファームウェアアップデート をクリ
ックします。
リポジトリ選択 画面が表示されます。
2. アップデートファイルのリポジトリを保存する場所を次の中から指定します。
NFS 共有
SMB 共有
CD/DVD メディア
USB
メモ: システムコンポーネントのステータスを、異なるバージョンのサーバーアップデートユーテ
ィリティと比較するには、リポジトリ選択 画面 でサーバーアップデートユーティリティの場所を
入力します。
NFS 共有 を選択する場合は、IP アドレス / ホスト名 および ネットワーク共有 の詳細を入力します。
SMB 共有 を選択する場合は、IP アドレス / ホスト名ネットワーク共有ユーザー名および パスワー
の詳細を入力します。
7
3. 続行 をクリックします。
比較レポートが 比較レポート 画面に表示されます。
メディアがない場合は、次のエラーメッセージが表示されます。
Unable to recognize the media. It may be blank, damaged, or the format is
not supported.
4. OK をクリックし、メディアを挿入します。
5. 続行 をクリックします。
メモ: 要件によっては、コンポーネントを選択的にアップグレードできますが、選択的にダウング
レードすることはできません。
6. アップグレードするコンポーネントを選択し、Systems Build and Update Utility ホーム をクリックします。
メモ: SBUU では、リポジトリおよび 比較レポート 画面で選択した内容に関する情報が保存されま
す。これらのアップデートは、実際の導入中に適用されます。
7. 現在のシステムをアップデートするには、設定の適用 / エクスポート をクリックします。
適用 / エクスポートオプションの設定 画面が表示されます。
8. 現在のシステムに設定を適用 を選択し、適用 / エクスポート をクリックします。
プログレスバーが表示された後、ファームウェアのアップデートが設定された状態でシステムが再起動
します。
ハードウェア設定モジュール
SBUU ハードウェア設定モジュールを使用すると、システムの BMCDRACRAID、および BIOS を設定で
きます。
構成設定の保存後、このツールを使用して .ini ファイルを生成し、これらの構成設定を複数のシステム全体に
適用することができます。
メモ: 完全修飾ドメイン名FQDN機能は Dell PowerEdge 12 世代以降のシステムで使用可能です。第
12 世代より前のシステムでは、テキストボックスに有効な IP アドレスを入力してください。
現在のシステムでのシステムハードウェアの設定
1. Dell Systems Build and Update Utility ホーム 画面で、左ペインにある ハードウェア設定 をクリックします。
設定状態の概要 画面が表示されます。
2. コンポーネント 画面で、各コンポーネントのボタンをクリックしてコンポーネントを設定します。
RAID
BMC/DRAC/iDRAC
BIOS
メモ: RAID を手動で設定し、SBUU を使用してマスターシステムにオペレーティングシステムをイ
ンストールする場合は、ターゲットシステムでも RAID を手動で設定してください。
3. 設定の保存設定概要に戻る をクリックします。
4. 設定を保存してホームページに戻る をクリックします。
5. 設定の適用 / エクスポート をクリックします。
現在のシステムに設定を適用 オプションがデフォルトで選択された状態で 適用 / エクスポートオプシ
ョンの設定 画面が表示されます。
6. 適用 / エクスポート をクリックします。
手順 3 で保存した設定の変更がシステムに適用されていることを示すプログレスバーが表示されます。
変更が適用されると、システムが自動的に再起動し、更新された設定で使用できるようになります。
8
複数システムで使用するための、現在のシステムでのシステムハードウェアの設
1. Systems Build and Update Utility ホーム 画面で、左ペインにある システムの選択 変更 をクリックしま
す。
システムの選択 画面が表示されます。
2. ハードウェア設定を導入するシステムを選択します。
メモ: 複数のシステムにハードウェア設定を導入するために起動可能 ISO イメージを生成するに
は、システムの選択 画面で必要なシステムをすべて選択します。
3. 設定の保存 をクリックします。
システムの選択 で選択したシステムがリストされた Systems Build and Update Utility ホーム 画面が表示さ
れます。
4. 左ペインの ハードウェア設定 をクリックします。
設定状態の概要 画面が表示されます。
5. コンポーネント 画面で、各コンポーネントのボタンをクリックしてコンポーネントを設定します。
RAID
BMC/DRAC/iDRAC
BIOS
6. 各コンポーネント画面でフィールドを設定したら、設定の保存設定概要に戻る をクリックします。
7. 設定を保存してホームページに戻る をクリックします。
8. 設定の適用 / エクスポート をクリックします。
自動導入起動可能イメージの作成 オプションがデフォルトで選択された状態で、適用 / エクスポートオ
プションの設定 画面が表示されます。
9. 保存先 をクリックし、起動可能 ISO イメージを保存する場所を指定します。
10. 続行をクリックしてから、適用 / エクスポート をクリックします。
メモ: 指定した保存先が起動可能 USB キーではない場合は、メディア焼き付けソフトウェアアプリ
ケーションを使用して ISO イメージを焼き付けます。
11. 作成した起動可能メディアで、選択したシステムを起動します。
自動的に導入が開始されます。入力を求めるプロンプトは表示されません。更新された設定で使用でき
るようになるまで、必要に応じてシステムが再起動します。
サーバーオペレーティングシステムインストールモジュール
SBUU サーバーオペレーティングシステムインストールSOIモジュールは、お使いのデルシステムでの
デル対応オペレーティングシステムのインストールを可能にします。SOI は、システムにインストールする
オペレーティングシステムのマップ、および必須ドライバのインストールも行います。これには、デル対応
ストレージコントローラを設定するためのシンプルなインタフェースが備わっています。
SOI を使用して、次を行うことが可能です。
ベアメタル
Dell システムへのオペレーティングシステムの導入
お使いのシステムの
再利用
オペレーティングシステムのインストール
オペレーティングシステムをインストールするには、次の手順を行います。
9
メモ: 次の手順では、Red Hat Enterprise Linux バージョン 6.564 ビット)オペレーティングシステムを例
として使用しています。
1. Dell Systems Build and Update Utility ホーム 画面で、左ペインにある サーバー OS のインストール をクリッ
クします。
日時の設定 画面が表示されます。
メモ: ESXi フラッシュ、または ESXi HDD をインストールするには、SD カードまたは USB ドライブ
を挿入します。
メモ: Dell PowerEdge 12 世代システムでは、インストール用に ESXi フラッシュバージョンを選択
すると、SBUU DTK syscfg を介して内蔵 SD カードおよび内蔵 USB を有効化します。これらの
トークンを適用するため、システムが Lifecycle Controller を起動します。
2. 必要な変更を行い、続行 をクリックします。
インストールするオペレーティングシステムの選択 画面が表示されます。
3. Red Hat Enterprise Linux 6.5 64 ビットユーティリティパーティションの作成 の順に選択し、続行 をクリ
ックします。
メモ: ユーティリティパーティションには、DOS ベースの RAID ツールは含まれていません。
RAID 構成の選択 画面が表示されます。
4. 次のいずれかのオプションを選択して、続行 をクリックします。
ハードウェア構成で指定された RAID 構成を適用する
システムで既存の設定を保持する
Red Hat Enterprise Linux 6.5 64 ビット用ディスクパーティションの設定 画面が表示されます。
5. ブートパーティション用のファイルシステムを選択し、仮想ディスクのサイズを入力して、続行 をクリ
ックします。
ネットワークアダプタ設定 画面が表示されます。
6. システム上のネットワークアダプタに関する必要な情報を指定して、続行 をクリックします。
Red Hat Enterprise Linux 6.5 64 ビット用の設定情報の入力 画面が表示されます。
7. 必要な詳細を指定して、続行 をクリックします。
オペレーティングシステムのインストールの概要 画面が表示されます。
8. 必要な場合は、戻る をクリックして設定を変更します。
設定を保存して、後ほど使用するためにエクスポートするには、ホームページに戻る をクリックして、
手順 9 へ進みます。
お使いのシステムに今すぐ設定を適用するには、今すぐ適用 をクリックして、手順 11 に進みます。
メモ: 今すぐ適用 オプションは、システムの選択 画面でシステムが選択されなかった場合にのみ有
効化されます。
9. 表示される Systems Build and Update Utility ホーム 画面で、設定の適用 / エクスポート をクリックします。
デフォルトで、現在のシステムに設定を適用 オプションが選択された状態で 適用 / エクスポートオプシ
ョンの設定 画面が表示されます。
設定のエクスポート を選択することにより、オペレーティングシステムのインストール設定を後ほど使
用するためにエクスポートすることができます。
10. 適用 / エクスポート をクリックします。
設定が保存されていることを示す スクリプト生成の進捗状態 画面が表示されます。
11. オペレーティングシステムの ISO ファイルが利用可能な場合は、オペレーティングシステム ISO を使用
を選択して、SBUU が使用できるオペレーティングシステムファイルが格納されている NFS/CIFS 共有ま
たは DVD を提供します。そうでない場合は、手順 12 に進みます。
10
12. プロンプトが表示されたら、オペレーティングシステムメディアを挿入します。
SBUU によってオペレーティングシステムファイルがお使いのシステムにコピーされ、オペレーティング
システムのインストーラが起動されます。お使いのシステムは、複数回再起動することがあります。
オペレーティングシステムがインストールされ、Server Administrator をインストールすることができるよ
うになりました。Server Administrator をインストールするためのファイルはシステムに保存され、Server
Administrator のインストールアイコンがデスクトップに保存されます。
メモ: ファイバチャネルFCカードが対応コントローラに存在していても、SBUU がエラーを表示
する場合があります。エラーを防止するため、これらのデバイスのドライバを『Dell
Systems
Management Tools and DocumentationDVD Dell Systems Service and Diagnostics Tools から、または
dell.com/support からダウンロードしてください。
Dell Systems Management Tools and Documentation DVD を使用した Citrix XenServer 6.2 のインストー
メモ: 次の手順では、Citrix XenServer 6.2 をインストールする例として iDRAC コンソールを使用します。
1. iDRAC コンソールで、仮想コンソール / メディア仮想コンソールの起動 を選択します。
2. イメージの追加 をクリックして、Dell Systems Management Tools and DocumentationDVD の場所まで移
動します。
3. マッピング フィールドの横にあるチェックボックスを選択します。
メモ: SBUU を仮想メディアから初めて起動する場合は、言語を選択し、ライセンス契約に同意して
ください。
Systems Build and Update Utility のホームページ画面が表示されます。
4. ハードウェア設定RAID仮想ディスクの作成 をクリックします。
仮想ディスクの作成 ウィンドウが表示されます。
5. コントローラアレイディスク、および RAID レベルを選択します。
6. 設定の保存 をクリックして、RAID を作成します。
7. 左ペインで サーバー OS インストール をクリックします。
日時の設定 画面が表示されます。
8. 日時を設定して 続行 をクリックします。
インストールするオペレーティングシステムの選択 画面が表示されます。
9. Citrix Xen Server 6.2 オプションを選択して 続行 をクリックします。
RAID 設定の選択 画面が表示されます。
10. 次のいずれかのオプションを選択して、続行 をクリックします。
ハードウェア構成で指定された RAID 構成を適用する
システムで既存の設定を保持する
オペレーティングシステムのインストール概要 画面が表示されます。
11. ホームページに戻る をクリックし、設定の適用 / エクスポート をクリックします。
12. 適用 / エクスポートオプションの設定 画面で、適用 / エクスポート をクリックしてオペレーティングシ
ステムのインストールを続行します。
システムが Citrix Xen Server Media の挿入を求めるプロンプトを表示します。このメディアは、仮想メデ
ィアオプションを使用、または CD を挿入して提供することができます。
13. オペレーティングシステム CD を使用してシステムを再起動します。
14. キーボードのタイプおよび言語を選択します。
11
15. ドライバソースを選択し、<F9> を押します。ドライバソースは、次のオプションから選択します。
ローカルメディア
HTTP または FTP
NFS
XenServer - バージョン <バージョン番号> へようこそ 画面が表示されます。
16. CD を挿入し、ドライバがロードされたら OK をクリックします。
17. エンドユーザーライセンス契約 画面で、EULA に同意する をクリックします。
18. 仮想マシンのストレージ 画面でストレージディスクを選択し、OK をクリックします。
19. インストールソースの選択 画面で、ローカルメディア オプションを選択します。
20. パスワードを設定して、OK をクリックします。
21. ネットワークインタフェースカード(NIC)を選択し、OK をクリックします。
22. DHCP または静的 IP を選択します。
23. 必要に応じて、ホスト名および DMS を設定します。
24. タイムゾーンを選択します。
25. システム時刻を選択し、XenServer のインストール をクリックします。
26. インストール完了後、CD を取り出します。
SBUU ISO を使用した Microsoft Windows 201264 ビット)のインストール
メモ: 次の手順は、Windows Server 201264 ビット) をインストールする例として iDRAC コンソールを
使用します。
1. iDRAC コンソールで、仮想コンソール / メディア仮想コンソールの起動 を選択します。
2. イメージの追加 をクリックし、SBUU ISO イメージの場所まで移動します。
3. SBUU ISO イメージの マッピング済み フィールドの横にあるチェックボックスを選択します。
メモ: Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムでの SBUU の起動には WinPE
必要です。
Systems Build and Update Utility ホームページが表示されます。
4. ハードウェア設定RAID仮想ディスクの作成 をクリックします。
仮想ディスクの作成 画面が表示されます。
5. コントローラアレイディスク、および RAID レベルを選択します。
6. 設定の保存 をクリックして、RAID を作成します。
7. 左ペインで サーバー OS インストール をクリックします。
日時の設定 画面が表示されます。
8. 日時を設定して 続行 をクリックします。
インストールするオペレーティングシステムの選択 画面が表示されます。
9. Windows Server 2012 x64 オペレーティングシステム オプションを選択し、続行 をクリックします。
RAID 構成の選択 画面が表示されます。
10. 次のいずれかのオプションを選択して、続行 をクリックします。
ハードウェア構成で指定された RAID 構成を適用する
システムで既存の設定を保持する
オペレーティングシステムのインストール概要 画面が表示されます。
11. ホームページに戻る をクリックし、設定の適用 / エクスポート をクリックします。
12
12. 適用 / エクスポートオプションの設定 画面で、適用 / エクスポート をクリックしてオペレーティングシ
ステムのインストールを続行します。
SBUU 2.2 以降では、WinPE Dell Windows OS インストールサポートパックを挿入する必要がありませ
ん。これは『Systems
Management Tools and DocumentationDVD にバンドルされています。
メモ: 仮想メディア使用して WinPE をマウントするには、マウントされている既存オペレーティン
グシステムをすべてアンマウントしてください。システムは、どのような場合においても 1 つの仮
想メディアマウントしか許可しません。
WinPE ファイルがコピーされます。システムはハードディスクから起動し、Windows オペレーティング
メディアの提供を求めるプロンプトが表示されます。
13. ファイルがコピーされ、インストールが続行されるように、オペレーティングシステムメディアを挿入
します。
14. インストールが完了すると、管理者パスワードの設定を求めるプロンプトが表示されます。
デルサポートサイトからの文書へのアクセス
必要なドキュメントにアクセスするには、次のいずれかの方法で行います。
次のリンクからアクセスできます。
すべてのシステム管理マニュアル - dell.com/softwaresecuritymanuals
エンタープライズシステム管理マニュアルdell.com/openmanagemanuals
リモートエンタープライズシステム管理マニュアルdell.com/esmmanuals
Serviceability Tools マニュアルdell.com/serviceabilitytools
クライアントシステム管理マニュアルdell.com/OMConnectionsClient
OpenManage Connections エンタープライズシステム管理マニュアルdell.com/
OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement
OpenManage Connections クライアントシステム管理マニュアルdell.com/OMConnectionsClient
デルのサポートサイトから、次を実行します。
dell.com/support/manuals にアクセスします。
サービスタグまたはエクスプレスサービスコードをお持ちですか? セクションの いいえ すべての
デル製品のリストから選択する を選択し、続行 をクリックします。
お使いの製品タイプを選択してください セクションで、ソフトウェアとセキュリティ をクリックしま
す。
お使いのデル製システムを選択してください - Software セクションで、次の中から必要なリンクをク
リックします。
* クライアントシステム管理
* エンタープライズシステム管理
* リモートエンタープライズシステム管理
* Serviceability Tools
マニュアルを表示するには、必要な製品バージョンをクリックします。
次のように検索エンジンを使用します。
検索 ボックスに名前および文書のバージョンを入力します。
デルへのお問い合わせ
メモ: お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場合は、購入時の納品書、出荷伝票、
請求書、またはデルの製品カタログで連絡先をご確認ください。
13
デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複数提供しています。サポート
やサービスの提供状況は国や製品ごとに異なり、国
/ 地域によってはご利用いただけないサービスもござい
ます。デルのセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせい
ただけます。
1. dell.com/support にアクセスします
2. サポートカテゴリを選択します。
3. ページの上部にある / 地域の選択 ドロップダウンメニューで、お住まいの国または地域を確認しま
す。
4. 必要なサービスまたはサポートのリンクを選択します。
14
2
SBUU の起動
Dell Systems Build and Update UtilitySBUU)はローカルシステムまたはリモートシステムで起動できます。
ローカルシステムでの SBUU の起動
ローカルでの SBUU の起動には、Dell Systems Management Tools and Documentation』メディア、SBUU ISO
メージ、または起動可能 USB メディアを使用できます。
1. お使いのシステムの光学ドライブ /USB ドライブに、該当するメディアを挿入します。
2. システムを再起動します。
起動メニュー画面が表示されます。
起動可能 USB メディアの作成については、起動可能 USB の作成」を参照してください。
リモートシステムでの SBUU の起動
リモートシステムで SBUU を起動するには、次の手順を実行します。
1. 該当する Dell Remote Access ControllerDRAC)バージョンで、メディア をクリックします。
仮想メディア 画面が表示されます。
詳細については、dell.com/support/manuals で『
Dell Remote Access Controller ユーザーズガイド
』を参照し
てください。
メモ: 仮想メディア ActiveX コントロールがシステムにすでにインストールされていない場合は、
ンストールのプロンプトが表示されます。
2. 連結 / 分離状態 連結済み に設定します。
3. ISO イメージファイルの場所を指定します。
Dell Systems Management Tools and Documentation Dell システム管理ツールおよびマニュアル)メディ
アの SBUU 起動メディアまたは ISO イメージの場所にアクセスするには、必要に応じてシステムドライ
ブの場所を選択するか、ISO イメージファイルを参照します。
4. 接続 をクリックします。
仮想メディアステータス 画面が表示され、Dell Systems Management Tools and Documentation 』メディア
がホストシステムに接続されたことを示します。
5. 電源管理 をクリックします。
6. SBUU メディアでホストシステムを起動するには、システムのパワーサイクル を選択し、適用 をクリッ
クします。
7. コンソール をクリックします。
コンソールリダイレクション 画面が表示されます。
8. 接続 をクリックします。
これで、クライアントシステムからホストシステムの起動メニュー画面にアクセスして、SBUU をリモー
トから使用できます。
15
16
3
異なるシナリオでの SBUU の使用
本項では、Dell Systems Build and Update UtilitySBUU)を使用できるシナリオをいくつか説明します。
現在使用しているベアメタル Dell システムの導入
このシナリオでは、現在使用しているシステムをアップデートし、導入する方法を説明します。
1. 必要に応じて、システムファームウェアをアップデートします。
ファームウェアアップデートモジュール」を参照してください。
2. システムハードウェアを設定し、コンポーネント画面から移動する前に 設定の保存 をクリックするよう
にします。
ハードウェア設定モジュール」を参照してください。
メモ: サーバーオペレーティングシステムインストールの設定モジュールの RAID の設定 画面の先
へ進むには、Redundant Array of Independent DisksRAID)を設定するようにしてください。
17
3. Systems Build and Update Utility ホーム サーバー OS のインストール 設定 をクリックするか、または
左ペインで サーバー OS のインストール をクリックします。
サーバーオペレーティングシステムのインストールモジュール」を参照してください。
表示編集または リセット をそれぞれクリックすることにより、モジュールの設定を表示、編集、
たはリセットすることができます。
4. Systems Build and Update Utility ホーム で、設定の適用 / エクスポート をクリックします。
適用 / エクスポートオプションの設定 画面が表示されます。
5. 必要な情報を入力し、続行 をクリックします。
メモ: マルチシステム設定ファイルを設定し、このファイルのシステム設定が使用されるように選
択できます。
メモ: エラーが発生したときには、エラーによる終了 オプションを選択して SBUU を終了させます。
このオプションを選択しない場合、システムが不安定になることがあります。
進行状況画面が表示され、その後無人アップデートまたは導入が開始されます。SBUU では、設定に従っ
てハードウェア設定およびオペレーティングシステムのインストールが続行されます。
メモ: ファームウェアアップデートのいずれかでシステムの再起動が必要な場合、システムは自動
的に再起動します。
同じ構成のシステムを複数導入する
このシナリオでは、同じ構成、つまり同じカード、コントローラ、ハードドライブ、メモリなどを搭載する
対応システムを複数(たとえば Dell PowerEdge R720 システム 50 台)導入できます。
18
1. Systems Build and Update Utility ホーム 画面で、左ペインにある システムの選択 変更 をクリックしま
す。
システムの選択 画面が表示されます。
メモ: オプションの選択 画面で、自動導入起動可能イメージの作成 を有効化するために システムの
選択 をクリックするようにしてください。
2. リストから PowerEdge R720 を選択し、右矢印をクリックします。
3. 設定の保存 をクリックし、Systems Build and Update Utility ホーム 画面に戻ります。
4. Systems Build and Update Utility モジュールを設定します。
メモ: 現在使用しているベアメタル Dell システムの導入」の手順 14 に従ってください。
5. ISO イメージを作成します。
詳細については、ISO イメージの作成」を参照してください。
構成がわずかに異なるシステムを複数導入する
このシナリオでは、構成がわずかに異なるシステムを複数導入できます。たとえば、さまざまなカード、コ
ントローラ、ハードドライブ、メモリなどを搭載する 50 台の PowerEdge R720 システムを構成できます。
コントローラは設定したものと同じタイプである必要があります。
設定した RAID レベルおよび RAID ポリシーは、既存のコントローラでサポートされている必要がありま
す。
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メモ: シリアル接続 SCSISAS5 SAS 6 コントローラには、少なくとも 2 台のディスクが必要で
す。
メモ: SAS 5i/RSAS 6i/RH200、およびソフトウェア RAID コントローラは、RAID 0 および RAID 1
作成するために少なくとも 2 台の物理ディスクを必要とします。
ディスクの台数とディスクサイズは同じ、またはそれよりも多くする必要があります。
使用可能なディスクは同じタイプである必要があります。
必要な手順を完了したら、同じ構成のシステムを複数導入する」の手順に従います。
異なるモデルのシステムを複数導入する
このシナリオでは、たとえば PowerEdge R720 システムを 25 台、PowerEdge R620 システムを 50 台、PowerEdge
T620 システムを 25 台というように、異なるモデルのシステムを複数導入できます。
導入するすべてのシステムが システムの選択 画面で選択されていることを確認します。
アップデートが必要なコンポーネントは、ファームウェアアップデート モジュールで選択済みである必
要があります。
すべてのシステムに関連するオプションは、ハードウェア設定 モジュールで選択済みである必要があり
ます。
選択されたシステムには、それらにインストールできる対応オペレーティングシステムがあります。
必要な手順を完了したら、同じ構成のシステムを複数導入する」の手順に従います。
同じ構成で異なるオペレーティングシステムのシステムを複
数導入する
このシナリオでは、同じ構成でも異なるオペレーティングシステムを持つ複数のシステムをアップデートお
よび導入することができます。例えば、Microsoft Windows Server 201264 ビット)オペレーティングシステ
ムを持つ PowerEdge R720 システム 50 台と、Red Hat Enterprise Linux 6.564 ビット)オペレーティングシステ
ムを持つ別の
PowerEdge R720 システム 50 台を導入することができます。
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