NEC MultiSync® MD242C2 取扱説明書

カテゴリー
テレビ
タイプ
取扱説明書

このマニュアルも適しています

MD242C2
MD302C4
















2


 
10bit の多階調表示や高解像度の表示ができます。

 
JESRA X-0093 で求められる TG18-QC の目視検査の一部に準拠した表示が可能です。
ディスプレイ単体で、全体評価と、グレースケール評価の確認が簡単におこなえます。

 
工場出荷時にパネルの特性にあわせたムラ調整をおこなっているので、画面内は均一な表示特性(輝度ガンマ特性)
が得られます。
 
2 つの入力信号を同時表示することができます。それぞれの入力信号には、個別に PICTURE MODE が設定可能です。

 
工場出荷時にパネルの特性にあわせたキャリブレーションをおこなっているので、DICOM 特性を含むガンマ特性を
正確に表示できます。
 
 
コンピュータ
や専
アプリケーション
を用いずに、液晶
パネ
の画面表示特性や
フロントセンサー
の校正をおこないます

 
本機から離れると、自動的にパワーマネージメント機能が作動し、消費電力を低減させることができます。本機に近
づくとパワーマネージメント機能から自動的に復帰します。人体が発する赤外線を検出する方式の採用により、外部
機器に影響を与えません。
 
液晶パネルには、優れた発光効率により消費電力低減と長寿命を実現する、LED(発光ダイオード)バックライトを
採用しています。省エネルギーのメリットに加え、環境負荷を低減する水銀フリーも実現しています。
 
 
USB ップストリームポートを 2 個、ダウンストリームポート 3 個装備、キーボードやマウスなどの USB 機器
2 台のコンピューターで切り替えて使用できます。また、USB ップストリームポート DVI、DisplayPort どの
信号入力コネクターの選択によって、自動的に切り替えることもできます。
 
 
液晶ディスプレイは、精密度の高い技術で作られておりますが、画面の一部に点灯しないドットや常時点灯しているドットが見えるこ
とがあります。これは、液晶ディスプレイの特性によるものであり、故障ではありませんので、あらかじめご了承ください。
MD242C2 のドット抜けの割合は 0.000116%以下、MD302C4 のドット抜けの割合は 0.00007% 以下です。
本製品は、ISO9241-307 基準に従い、ドット抜けの割合基準値は 1 サブピクセル(副画素)単位で計算しております。
【注】一般的な言い方として「画素」を「ドット」という言葉で表現しておりますが、ISO9241-307 に従い、正確に表現すると、「画
素」は「ピクセル(pixel)「ドット」は「副画素」とも呼ばれ「サブピクセル(sub pixels)」となります。
つまり、画素」は実体のある副画素と言われる発光する点から構成され、副画素」は、画素に色または階調を与えるもので、
一つの画素内で個別に処理される分割された画素内部構造を示します。
HDCP(High-Bandwidth Digital Content Protection)
デジタル映像信号を暗号化する著作権保護システムです。
HDCP に対応した映像機器を接続することにより、HDCP で保護された映像コンテンツを視聴することができます。
HDCP の規格は、Digital Content Protection, LLC という団体によって、策定・管理されています。ただし、HDCP の規格変更な
どがおこなわれた場合、ディスプレイが故障していなくても、DisplayPort 入力端子の映像が表示されないことがあります。
本機は輝度安定化回路を装備しております。JESRA X-0093 に基づき、定期的におこなうディスプレイ品質管理の不変性試験を
少なくと 1 ごとにおこなうことをおすすめします。
3

  

MD242C2 MD302C4 は生命維持装置には使用できません。
MD242C2 MD302C4 はデジタルマンモグラフィーの用途には適しません。
この装置は、クラスB情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョ
ン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取り扱いをして下さい。
VCCI-B
MD302C4 のみ
本商品は JIS C 61000-3-2 に適合しています。
本商品は社団法人電子情報技術産業協会が定めた「表示装置の静電気および低周波電磁界」に関するガイドラインに適合しています。
本機は付属の電源コードおよび信号ケーブルを使用した状態で VCCI 基準に適合しています。
JIS C 0950( 通称 J-Moss) 機器定の物質有表法を規格
化学銀、ム、価クPBB、PBDE含有 2 類のす。
・含有マーク:特定の化学物質が含有率基準値を超える製品に付与するマーク
・グリーンマーク:同化学物質が含有率基準値以下(但し除外項目あり)である製品にメーカーが任意で表示すること
ができるマーク
本製品に表示されているマークは、グリーンマークです。
製品の情報は、http://www.nec-display.com/jp/environment/j-moss.html をご覧ください。
本書の内容の一部または全部を無断で転載することは固くお断りします。
本書の内容については、将来予告なしに変更することがあります。
本書の内容については、万全を期して作成しましたが、万一誤り、記載もれなどお気付きの点がありましたらご連絡ください。
乱丁本、落丁本の場合はお取り替えいたします。ご購入元までご連絡ください。
Windows
®
は、米国マイクロソフト社の米国およびその他の国における登録商標です。
DisplayPort
およ
DisplayPort ロゴ
は、
the Video Electronics Standards Association
米国その他の国における商標または登録商標です
HDMI, HDMI High-Denition Multimedia Interface 及び HDMI ロゴは
HDMI Licensing LLC の米国その他の国における商標または登録商標です。
その他の社名および商品名は、各社の商標および登録商標です。
この取扱説明書をよくお読みになり、正しくお使いください。特に「安全のために必ず守ること」は、液晶ディスプレイをご使用の
前に必ず読んで正しくお使いください。
保証書は必ず「お買上げ日・ご購入元名」などの記入を確かめて、ご購入元からお受け取りください。
取扱説明書は「保証書」と共に大切に保管してください。
この取扱説明書は日本国内専用です。
ンマ
4








プラグを抜く










内部には電圧の高い部分が
あり、さわると感電の原因に
なります。
分解禁止
火災感電の原因になります。
使用禁止
そのまま使用する
と、液晶ディスプレ
イが落下してけが
の原因になります。
使用禁止

下敷き
熱器具のそば
コードをひっぱる
やぶれ
傷つけ禁止

特にお子さまにご注意
火災感電の原因になります。
禁止

り、
原因になります。
禁止
重いものをのせたり熱器具に近づけたり、
無理に引っ張ったり、折り曲げたまま力
加えたりしないこと。コードが破損して
災・感電の原因になります。


火災感電の
原因になります。
使用禁止

買いご購ご連ださのま使する故障・感の原なり
水ぬれ禁止




図記号の意味は次のとおりです。






5

指定の電源電圧以外で使用する
と火災感電の原因になります。
機に AC100Vお使いい
ただための電 源コードを添てお
す。AC100V 以外(最大 AC240V)
使用の際には、お使いになる圧に適
電源準備の上お使い。
付し
用です。
安全のため他の機器には使用できません。
修理改造禁止

の原
因に
警告

し、
は、
り、
と、
なります。
に入ってしまったり、
しまった場合は、水でゆすいでいただき、
師のを受くだい。手や
ついまっ合は、コー
どで拭き取り、水洗いしてください。
禁止

特にお子さまにご注意
ぶると窒息の原因になります。
接触禁止


感電の原因になります。

風通悪かたりき場所にては内部熱がり、火災や感電の因とるこありす。設置に関しては据指示書を参照くだい。

また、キャスター付き置き台にディスプレイを設置する場合は、必ずキャスター止めをしてください。ディスプレイが
倒れたり、置き台が動いたりしてけがの原因となることがあります。
禁止



設置禁止 禁止 設置禁止
 
使
できません。故障の原因になる
ことがあります。
禁止

縦型で使用した時、色ムラの
原因となることがあります。
禁止
禁止


 
故障があ
設置禁止
屋外での
使用禁止
禁止
使想定す。
屋外で使用すると故障の原因となるこ
があります。

災・の原ります。
電源プラグや機器間の接続線をはずした
とを確認の上、移動してください。
禁止


ディスプレイを持つときは、フロント
センー部分に触れいでください。
故障の原因になることがあります
禁止

き、
災・
ります。
プラグを持つ


感電の原因となることがあります
ぬれ手禁止

感電の原因となることがあります。
プラグを抜く

角度調節時に手や指をはさむとけがの原因となる
ことがあります。
手の挟みこみ
注意
指示
6

災・
因となることがあります。

い。は、
く、収・い。
 
しっかり差し
込む

電源コードは、下記の表を参考の上、お使いになる電圧に適した電源コードをご準備の上お使いください。
プラグのタイプ 北アメリカ用 欧州大陸用 英国用 中国用 日本用
プラグの形状
使用国
米国/カナダ
欧州(英国以外) 英国 中国 日本
電圧(V) 120 230 230 220 100
この商品に関する技術相談、アフターサービス等はお買い上げの国内でのみ有効です。




火災のがあ
年に度は
プラグ
期的
な清接続を点検ださ
ほこりを取る

内部がた使災や故障の原因
があます
掃除はご
元に
い。


残像とは、長時間同じ画面を表示していると、画面表示を変えたときに前の画面表示が残る現象ですが、故障で
はありません。残像は、画面表示を変えることで徐々に解消されますが、あまり長時間同じ画面を表示すると残
像が消えなくなりますので、同じ画面を長時間表示するような使い方は避けてください。
「スクリーンセーバー」などを使用して画面表示を変えることをおすすめします。
プラグを抜く
内部掃除

使わ
洗剤
研磨
粉石虫剤けた変質塗装
す。化学使そのださ
ール
変色び割れすの原
ネル表面のお手溶剤を使用される場合プロピルコールを推奨いますその際は溶剤が残ない
ださい。奨以外の溶(酸ン等)は使用ないい。剤類や水滴等が液晶内部に入
示面以外の液晶表面付着商品を破壊す恐れがあご注い。
使用禁止

お手れの際は電源プラを抜いださい。かい布でき取ださい。汚れがどいきには水
た中性洗剤に浸布をき取乾いた布で仕上げてださい
ご使用の際は“推の溶剤でお手使用でき剤をご確認ださい。

パネ表面は傷つきやすいの固いもので押ない扱いには十分注意ださい。
パネ触指によのないよださい。パネル表面が汚れた場合には、乾いた布で
ださい。れい布を使用さじ布の繰し使用はお避けださい。
溶剤をご使用の際は“推奨の溶剤でお手使用でき溶剤をご確認さい

画面の位置は、目の高さよりやや低く、目から約40〜70cmはなれたぐらいが見やすくて目の疲れが少なくなります。
明るすぎる部屋は目が疲れやすくなるので、適度な明るさの中でご使用ください。また、連続して長い時間、画面を見ていると目が疲
れたり視力が低下することがあります。疲れを感じた場合は目を休ませてください。
明るすぎる画面も、目が疲れます。画面を適切な明るさに調節して使用してください。
プラグを抜く
7



・信号ケーブル
(DVI-D ケーブル)
・ユーティリティーディスク ×3
(テストパターン、調節ソフト、取扱説明書)(品質管理ソフトウェア)
(電源管理用ソフトウェア:Power Save Management Software)
・信号ケーブル
(DisplayPort ケーブル)(MD242C2 のみ)
・信号ケーブル
(Mini DisplayPort—DisplayPort ケーブル)(MD302C4 のみ)
・USB ケーブル ・保証書
・電源コード ・ネジ 4
・クイックリファレンス


設置の前に、安全のために必ず守ること
 
をお読みになり、正しく安全に設置してください。
作業は 2 人以上でおこなってください。(MD302C4 のみ)
移動、設置の際はスタンド部分のみをもたず、必ず本体を持ってください。
 
  
DVI-D ケーブルをコンピューターのビデオカードに差し込み、ネジを締めます。(図 A.1)
 
DisplayPort ケーブルをコンピューターのビデオカードに差し込みます。(図 A.2)
DVI-D ケーブルおよび DisplayPort ケーブルは付属品をご使用ください。
市販のケーブルを使用する場合は、規格に準拠したケーブルをお使いください。
DisplayPort ケーブル(添付品)にはロックが付いています。ケーブルを取り外す際は、ケーブルコネクター上部にあるボタンを
押しながら、ケーブルを抜いてください。
市販のケーブルを使用する場合は、規格に準拠したケーブルをお使いください。
 
スタンドを一番下まで押し下げた状態で、スタンド下部のロックボタンを後ろから見て左方向に動かします。
き、 す。
スタンドを一番下まで押し下げた状態で、スタンド下部のロックボタン
を後ろから見て左側に動かすことでロックが解除されます。
• 取り付け、取り外しの際は、ケーブルカバーに指をはさまないように気を付けてください。けがの原因となることがあります。
8
   
 





しっかり差し込みます。(図 C.1)USB ケーブルを使用する場
合は、USB ケーブルの角型端子(B Type)を本機の USB アッ
プストリームポートにしっかり差し込み、U SB
型端(A Type)をコンピューーのダウンストリムポ
トにし込みます。 C.1a)
USB ケーブル
コネクター
形状及び向きをよく確かめてから接続してくだ
さい。
USB 能は使用するコンピューター BIOS OS、周辺機器によっ
ては動作しない場合があります。この場合は、まず各使用機器の取扱説
明書を確認するか、各機器のメーカーにお問い合わせください。
※本機の電源スイッチをオフにしたり、USB アップストリームを切り替える場合には、事前に本機に接続した USB 機器を停止させて
ください。一部の USB 機器の場合、この操作をおこなわないと機器の破損やデータの消失の原因になる場合があります。
※本機がコンピューターに認識されるまでに数秒程度必要です。認識される前 USB ケーブルを引き抜いたり、短時間での抜き差し
を繰り返したりしないでください。
・ケーブルが正常に接続されないと、正常な操作ができなかったり、液晶ディスプレイの性能に影響を与える場合があります。
・ひとつの USB ダウンストリームポートからの縦続接続(デイジーチェーン)は、最大 5 台まで可能です。
・HDMI Audio には対応していません。
(MD302C4)(MD242C2)
DVI-D
HDMI
DisplayPort
Mini DisplayPort
A Type
B Type
A Type
B Type
9
 
• ケーブルカバーは取り外しできません。無理に取り外そうとすると、けがの原因になります。
• ケーブル類はスタンド左右のフックに確実に入れてください。また左右のフックに均等になるようにかけてください。
• 画面を前後に動かし、ケーブル類に負荷がかからないよう、ケーブル類に十分な余裕があるかどうかを確認してください。
(MD302C4)
(MD242C2)
 
10
   
表示された電源電圧以外で使用しないでください。火災・感電の原因になります。
本機には AC100V でお使いいただくための電源コードを付属しております。AC100V 以外(最大 AC240V)でご使用の際には、
お使いになる電圧に適した電源コードをご準備の上お使いください。
本機に付属している電源コードは本機専用です。安全のため他の機器には使用しないでください。
本機を日本国外で使用する場合は、使用する国の安全規格と電源電圧に適した電源コードを使用してください。尚、米国やカナダで
使用する場合は、必ず UL/CSA 規格認定ホスピタルグレードの電源コードを使用してください。
• 電源コンセントの周辺は、電源プラグの抜き差しが容易なようにしておいてください。
 
 
源を短時間のうちに頻繁にオン/オフしないでください。故障の原因となること
あります
 
 

電源が入らないなどの問題が発生した場合には「困ったとき」
 
ご覧ください。
11



 
  

自動調節はアナログ接続をした際に、適切な画面を表示するよう、画面のコントラスト、表示位置、水平サイズや位相を自動で調
節します。デジタル接続では自動調節は不要です。
OSD 画面を表示する方法など、操作のしかたの詳細については、「各部の名称」
 
をご覧ください。
 
 
 


 

QA
PICT
PIP
USB
MENU
EXIT
INPUT
 
オンスリーンキーガイドMENUを押
ボタを1回、 ボタンを2回押
「自動調節」「オートコントラスト」を選ぶ
SELECTボタンを押す
された信号を検出ントラストの自動
調節開始します。
自動調節
「実中…表示が消え、の画面が示されたらコントストの自動調節は了です。順5に進みます。
 
コントストの自動調節が了した状態で
ボタンを1回押して「自動調節」「自動調節」
選ぶ
SELECTボタンを1回押す
入力された信号を検出し、左右方向の表示位置、
上下向の表示位置平サズおよび位相
自動調節を開始します。
自動調節
自動調節
「実行中…」の表示が消え、元の画面が表示されたら調節完了です。
これですべての自動調節が完了しました。
    
• 次の場合、自動調節がうまく機能しないことがあります。各調節項目を個別に調節してください。
 
• DOS プロンプトのように文字表示のみの場合や画面いっぱいに画像が表示されていない
• 白い部分が極端に少ない画像を表示している
※:MD242C2 のみ
12


ち、
せ、
い高さに調節します。
高さ調節をする場合は、本体と
スタ
の間指をまないよう、ご注意
ください

本体を一番高い位置まで
スライド
します。
添え、
す。
え、
す。
本機を回転させる場合は必ず電源コード、信号ケーブルを外してからおこなってください。外さ
ずに回転すると、ケーブル類が引っ張られ、ケーブルカバーが破損する恐れがあり、けがの原
になります。
本機を回転する場合は必ず図の向きに回転してください。
本機を回転する場合は、必ず本機を一番高い位置までスライドしてください。低い位置のまま
回転すると、指を挟むなど、けがの原因になります。また、机にぶつけるなど、事故の原因に
なります。

本体を両手で支えて、液晶画面を押さないようにして画面角度を調節します。
ディスプレイを持つときは、フロントセンサー部分に触れないでください。故障の原因に
なることがあります。

本体を両手で支えて、液晶画面を押さないようにして画面の向きを調節します。
タンド取り扱い時には指をはさまないように気を付けてください。けがの原因となる
ことがあります。
°
13

 
ケーブルカバーは取り外せません。無理にはずそうとしないでください。けがの原因になります。
 

 
フロントセンサーに衝撃や圧力を与えないように気をつけて
ください。
液晶パネルを下向きにしておく場合は、フロントセンサーが
机などに接さないようにしてください。
 

スタンドを取り付ける場合は、逆の手順でおこないます。
スタンドの取り付けはお客様の責任においておこなうものと
し、万一事故が発生した場合、当社はその責任を負いかねま
すのでご了承ください。


取付可能アーム:
取付部厚み 2.0mm 3.2mm
VESA
規格準拠
(100mm×100mmり付けピッチ
(MD242C2)
200m100mm 取り付けピッチ
(MD302C4)
ネジゆるみ防止のためすべてのネジをしっかりと締めてください。
(ただし、締め付けすぎるとネジがこわれることがあります。98 137N・cm が適切な締付トルクです。
アームは本機を支えるのに十分なものを選
んでください。(本機のディスプレイ部の
質量は約 6.8kg(MD242C2) 10.7kg
(MD302C4)です。
液晶ディスプレイを倒したまま固定できない
ときは、2 人以上で取り付け作業をおこなっ
てください。
落下してけがの原因となります。
取り付け作業をおこなう前に、アームの取扱
説明書を必ず読んでください。
ームの取り付けはお客様の責任において
おこなってください。
万一事故が発生した場合でも、当社はその責
を負いかねますのでご了承ください。
アームを取り付ける際は、必ず付属のネジま
たは M4 ネジ(長さは取付金具の板厚と座金
の厚さ+ 10 12mm)をお使いください。
それ以外のネジを使用した場合は故障の原因
となる恐れがあります。
取付金具
座金
ネジ
取付金具の
板厚と座金
の厚さ
本体
上記アの取付部形状参考例です。
14

2
5
3 4
A B C
D
E
6 7
1

コントロールボタンが押されると、オンスクリーンキーガイドが表示されます。オンスクリーンキーガイドの表記に
従って操作してください。
オンスクリーンキーガイドは次のように表示されます。
・OSD メニューが表示されている場合
・OSD メニューが表示されていない場合
各キーガイドは次のように動作します。
選択した項目を決定。
OSD メニューが表示されている場合:OSD 画面を消す。サブメニューの時はメインメニューに戻る。
OSD メニューが表示されていない場合:キーガイドを消す。
OSD メニュー内の項目の RESET 画面を表示。
入力信号を切り替える。
OSD 画面を表示。
USB SELECTION を表示。
PIP MODE を表示。
 PICTURE MODE を表示。
Quick screen QA test 画面を表示。

周囲の明るさを検知するセンサーです。センサー部分を覆わないようにしてください。

 電源をオン / オフするときに押します。

電源を入れたときは電源ランプは緑色に点灯します。パワーマネージメント機能の作動中は橙色に点灯します。
電源を短時間にひんぱんにオン / オフしないでください。故障の原因になります。
15

A. INPUT ボタン、SELECT ボタン
B. EXIT ボタン
C. LEFT/RIGHT ボタン、MENU/USB ボタン
D. DOWN/UP ボタン、PIP/PICT ボタン
E. RESET ボタン、QA ボタン
オンスクリーンキーガイドが表示されていない状態で、E(RESET ボタン、QA ボタン)を長押しすると、ディスプレイ表示
性能確認用の Quick screen QA test 画面(グレースケールパターン)が表示されます。B(EXIT ボタン)を押すと画面は
消えます。


本機の正面に在席していることを検知するセンサーです。人感センサー機能
 
 
使用に作動します。人センサー機能使用時に障害物の陰にならいよう注
してください。

輝度の安定、キャリブレーションや DICOM 適合試験測定などに使用します。
16
 
本機には OSD(On Screen Display)機能がついていますので、OSD 画面により画面の調節などができます。
OSD 画面が表示されていないときにボタンを押すと、オンスクリーンキーガイドが表示されます。設定項目の確
および変更は「OSD 機能」各項目をご覧ください。

最初に OSD 画面を表示したときには、LANGUAGE SELECTION の画面が表示されます。
上下左右ボタンを押して、使用する言語を選択してください。EXIT ボタンを押して OSD 画面を消します。
2 回目以降は LANGUAGE SELECTION は表示されません。2 回目以降に言語を変更する場合は、「言語切替(OSD ツール)
 
をご覧ください。


画面の明るさを調節します。明るさが設定値に達していない場合は数値が点滅します。

調節バーが表示されます。ブライトネスの調節だけでは、希望する明るさに調節できないとき、ボタンで
画面をお好みのコントラストに調節してください。
消費電力や画質精度から、画面の明るさの調節には LUMINANCE の使用をおすすめします。


左右、上下方向の表示位置、水平サイズや位相を自動調節します。自動調節の詳しい手順については「自
動調節をする」
 
をご覧ください。

コントラストを自動調節します。自動調節の詳しい手順については「自動調節をする」
 
をご覧
ください。


左右方向の表示位置を調節します。

上下方向の表示位置を調節します。

画面に縦縞が現われるときや左右の画面サイズがあっていないときに調節します。調節バーが表示されま
す。ボタンで水平サイズを調節してください。

画面に横方向のノイズが表示されたり、文字のにじみ、輪郭のぼやけが起こった場合は位相を調節します。
調節バー(0.0% 100.0%)が表示されます。ボタンで位相を調節してください。

33 分ごとに、位相を自動的に調節します。

自動的に表示画面を拡大する機能です。入力解像度が推奨解像度ではない場合に機能します。
FULL: 全画面に表示します。
ASPECT: 縦横寸法比率を変えずに画面を拡大します。
OFF: 入力解像度のままで表示します。( 画面を拡大しません。
CUSTOM: 水平ズーム、垂直ズーム、ズームポジションを調節した状態で表示します。個々の調節は
アドバンストメニュー
 
でおこなってください。
部の解度では画面全域には拡大されません。入力信号によては、示画面が縦または横方向に分に拡大されない
とがあます
MD242C2 のみ

お好みに応じて、文字や画像のキレを調節することができます。
17


アドバンストメニュー
Tag1のPICTURE MODEで選択した2種類の画質設定を切り替えることができます。


2 つの画面を同時に表示する表示形態を選択します。
オフ: 2 画面表示はおこないません。
PIP(Picture In Picture): 通常画面内に子画面を表示する機能です。
PICTURE BY PICTURE ASPECT
親画面と子画面を等分し、縦横比を変えずに表示する機能です。
PICTURE BY PICTURE FULL: 親画面と子画面を等分し、画面いっぱいに表示する機能です。

PIP*
1
OFF
PICTURE BY
PICTURE - ASPECT*
2
PICTURE BY
PICTURE - FULL*
2

PIPOFF
PICTURE BY
PICTURE BY
IMAGE ROTATION
MD242C2 MD242C2
PICTURE - ASPECT*
2
PICTURE - FULL*
2

PIP または PICTURE BY PICTURE 選択時の子画面に表示する入力信号を設定します。同じ入力信号を
2 画面に設定することで、同時表示ができます。
子画面の画質設定は PICTURE MODE メニュー
 
で設定します。

PIP 選択時の子画面の水平方向の表示位置を移動します。

PIP 選択時の子画面の垂直方向の表示位置を移動します。

PIP 選択時の子画面のサイズを選択します。

現在表示中の入力信号コネクターに、USB アップストリームポートを関連付けます。ここで関連付けた
USB アップストリームポートは、本機の電源投入時、入力信号コネクターの選択時などに自動的に有効に
なります。どちらか 1 つの USB アップストリームポートのみにコンピューターが接続されている場合は、
USB SELECTION の設定に関係なく、接続されているポートが有効になります。
現在使用している USB アップストリームポートを、一時的に切り替えることもできます。
 
 
現在表示している以外の信号入力コネクターへの関連付けは、アドバンストメニューでおこなうことがで
きます。
  
USB アップストリームを切り替える場合には、事前に本機に接続した USB 機器を停止させてください。一部の USB 機器の場合、
この操作をおこなわないと機器の破損やデータの消失の原因になる場合があります。

複数の入力がある場合に、入力信号があるコネクターを自動的に選択する機能です。選択されているコネ
クターは OSD 画面のインフォメーションで確認できます。
FIRST 在表示しているコネクターのビデオ信号がなくなってしまったときに他のコネクターからビデ
オ信号を入力している場合は、ビデオ信号を自動的に切り替えます
LAST 現在表示しているコネクターのビデオ信号がなくなってしまったときに他のコネクターからビ
オ信号を入力している場合は、ビデオ信号を自動的に切り替えます。さらに現在表示している
コネクターとは別のコネクターからビデオ信号が新たに入力されたときは、ビデオ信号を自動
的に切り替えます。
NONE: ビデオ信号の自動切替はおこないません。
*1: 子画面の入力信号が DisplayPort または DVI の場合、子画面の表示は必ず画面の左半分となります。子画面の入力信号が Mini-
DispalyPort または HDMI の場合、子画面の表示は必ず画面の右半分となります。(MD302C4 のみ)
*2: 親画面の入力信号が Mini-DisplayPort または HDMI の場合、PICTURE BY PICTURE ASPECT および FULL は選択できません。
また、PICTURE BY PICTURE ASPECT または FULL が選択されている場合は、親画面の入力信号を Mini-DisplayPort または
HDMI にすることはできません。DisplayPort または DVI 信号を PICTURE BY PICTURE ASPECT または FULL で親画面として
表示する場合は、DisplayPort または DVI へ接続してお使いください。(MD302C4 のみ)
18

パワーマネージメント機能を選択します。
OFF パワーマネージメント機能は作動しません。
STANDARD 入力信号がなくなるとパワーマネージメント機能が作動します。パワーマネージメント機
能中は電源ランプが橙色に点灯します。信号が再入力されると画面が復帰します。消費電
力を最小限に抑えることができます。
ADVANCED:入力信号がなくなるとパワーマネージメント機能が作動します。パワーマネージメン
機能中は電源ランプが橙色に点灯します。信号が再入力されてからの復帰は
STANDARD より早くなります。消費電力は STANDARD より高くなります。
STANDRD にて信号が再入力された時に画面が復帰しない場合は、ADVANCED に設定を変更してください。
OPTION 入力信号がなくなるか、本機周りの明るさが設定値
 

より暗くなると数分後にパワーマネージメント機能
が作動します。
周りの明るさが設定値よりも暗くなった場合
:パワーマネージメント機能中は一定の間隔で電源ランプの明るさが変化します。
周りの明るさが設定値よりも明るくなった場合
自動的にパワーマネージメント機能から復帰します。周りの明るさに関係なくパワーマ
ネージメントから復帰するには本体正面の EXIT ボタン、上下左右ボタンのいずれかの
ボタンを押してください。

目視評価のためのテストパターンが表示され、自動的にコントラスト応答試験(DICOM MEASURE)を
開始します。階調差とグレースケールの確認ができます。「Quick screen QA test 機能」
 
ご覧ください。


OSD メニューの表示言語リストが表示されます。ボタンで表示言語を切り替えてください。

OSD メニューの左右位置を調節します。ボタンで任意の位置に画面を移動します。

OSD メニューの上下位置を調節します。ボタンで任意の位置に画面を移動します。

OSD メニューを表示させたあと、設定された時間になると OSD メニューが自動的に消えるようにする機
能です。ボタンで 10 秒から 120 秒まで、5 秒ごとの設定が可能です。

誤って調節してしまうことを防ぐため、OSD メニュー操作を禁止します。
  
ロックを設定する
OSD ロックを選択している状態で、SELECT ボタンを押しながら RIGHT ボタンを押します。
ロックを解除する
OSD が表示されている状態で、 SELECT ボタンを押しながら RIGHT ボタンを押します。
  
アドバンストメニュー
 
を参照
OSD メニューは OSD オートオフ設定時間後、または EXIT ボタンを押すと消えます。
入力切り替え、Quick screen QA test 機能は禁止できません。

OSD メニューの色を RED、BLUE、GREEN、GRAY から選択できます。ボタンで選択してください。

現在表示中の入力信号コネクター側の LUMINANCE、画面調節、PICTURE MODE、SHARPNESS、
OFF MODE、OSD 左 / 右、OSD 下 / 上、OSD オートオフを出荷時の状態に戻します。
19


入力している信号の情報、MODEL(型名)と SERIAL NUMBER(製造番号)を表示します。
DP 各色 10bit 信号、HDMI 10bit 信号受信時は情報を表示します。

以下のような注意画面が表示されます。EXIT ボタンを押すと注意画面は消えます。
NO SIGNAL: 液晶ディスプレイに信号が入力されていません
OUT OF RANGE: 液晶
ディスプレイ
が表示可能な範囲を超えた信号が入力されています。
ランプ寿命: 液晶
ディプレ
に使しているバックラトの寿命が、設定され輝度
残り 1000 時間および 500 時間になった場合、また寿命がきた場合に表示
されます。バックライトの寿命がきても表示はおこなえますが、正確な輝度
を再現できません。このメッセージが表示された場合は、ご購入元にご相談
ください。
LUMINANCE WARNING
設定している LUMINANCE に設定できない場合に表示されます。表示され
る設定可能最大 LUMINANCE 以下の値を設定してください。
  • Page 1 1
  • Page 2 2
  • Page 3 3
  • Page 4 4
  • Page 5 5
  • Page 6 6
  • Page 7 7
  • Page 8 8
  • Page 9 9
  • Page 10 10
  • Page 11 11
  • Page 12 12
  • Page 13 13
  • Page 14 14
  • Page 15 15
  • Page 16 16
  • Page 17 17
  • Page 18 18
  • Page 19 19
  • Page 20 20
  • Page 21 21
  • Page 22 22
  • Page 23 23
  • Page 24 24
  • Page 25 25
  • Page 26 26
  • Page 27 27
  • Page 28 28
  • Page 29 29
  • Page 30 30
  • Page 31 31
  • Page 32 32
  • Page 33 33
  • Page 34 34
  • Page 35 35
  • Page 36 36
  • Page 37 37
  • Page 38 38
  • Page 39 39
  • Page 40 40

NEC MultiSync® MD242C2 取扱説明書

カテゴリー
テレビ
タイプ
取扱説明書
このマニュアルも適しています