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HECO VICTA PRIME 702, 602, 502, 302 のバイ・ワイヤリングとバイ・アンピング
バイ・ワイヤリング(2配線)とは、高域・低域周波数が独立してわかれている配線を通して、伝送されること
です。バイ・アンピング法(2増幅)では、2つ目の配線とは別に、当然のことながら2つ目の末端アンプも追加
して必要となります。主にバイ・アンピング法では、再生性能を高めることが可能です。
各VICTA PRIMEスピーカーは、特殊な接続端子によって、従来の配線・増幅方法に加え、バイ・ワイヤリング
やバイ・アンピングも行えるようにつくられています。4つのねじ込み接続は、すぐ見分けがつくようになっ
ています。上部の2つは高音用スピーカーに、下部の2つは低音用スピーカーに、繋ぎます。プラス端子お
よびマイナス端子は出荷時に金属製ブリッジで橋絡されていますので、バイワイヤリング接続およびバイ
アンプ接続の場合にはこれらを取り除いてください。スピーカーの正しい接続方法については、図4a(従来
の方法)、図4b(バイ・ワイヤリング)、図4c(バイ・アンピング法)をご覧ください。
HECO VICTA PRIME CENTER 102
センタースピーカー、VICTA PRIME CENTER 102 は、その他のVICTA PRIMEモデルと外観も音響もぴったり
合う よう、つくられています。このスピーカーは、テレビのすぐ上か下に置いてください。その他については、
前章の一般注意事項をご覧ください。
HECO VICTA PRIME SUB 252 A
アクティブ・サブウーファー VICTA PRIME SUB 252 A は、VICTA PRIMEシリーズの他の各スピーカーと外観も
音響もぴったり合うよう、つくられています。付属の別冊取扱い説明書をご覧ください。
AVレシーバーへの接続
図5と6は、AVレシーバーへの接続バリエーションです。
図5:サブウーファー・アウトレットなしのAVレシーバー
図6:サブウーファー・アウトレット付きのAVレシーバー
修理を必要としないためのアドバイス
HECOのスピーカーはすべて、トーンコントロールが中央のポジションに設定されている時、つまりアンプの
リニア再生状態の場合には、最良の音質が出るように調整されています。トーンコントロールのつまみを大
きく回すと、低音および/または高温にかかるエネルギーが増加して、ボリュームが高い場合にはスピーカ
ーが損傷することがあります。
ボックスの使用負荷よりもずっと高い出力パワーが出せるアンプをお持ちの場合は、音量を無理に上げる
と、非常にまれではありますが、スピーカーが損傷する場合があります。
しかし、出力パワーがもっと弱いアンプの場合ですと、強力なアンプよりもずっと早くボリュームが上がるの
で、中程度の音量でもボックスを損傷する恐れがあります。このようなボリュームの上げ過ぎは明らかに測
定可能で耳に聞き取れるひずみを起こし、スピーカーにとって致命的です。
したがって、ボリュームを調整の場合にはひずみにはくれぐれもご注意ください。そして、ひずみが出た場
合にはただちにボリュームを下げてください。大きい音量を好まれる方は、アンプが、少なくともボックスが
堪えられるだけの出力パワーに抑えるよう、ご注意ください。
一般には…
アンプ、チューナー、およびCDプレイヤーは、低価格の製品に限らず、耳には聞こえないような、高周波の
振動を再生することがあります。お持ちの高音用スピーカーが低い、または中程度のボリュームで音が出な
くなることがございましたら、専門の技術者に点検してもらってください。